JP2005295393A - 通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、簡易な構成で電源効率を格段と向上し得る通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置を実現する。
【解決手段】
外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から通信端子及び第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する際に、第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックに設けられた当該第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させる。
【選択図】 図2
本発明は、簡易な構成で電源効率を格段と向上し得る通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置を実現する。
【解決手段】
外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から通信端子及び第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する際に、第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックに設けられた当該第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置に関し、例えばディジタル放送を受信可能なホームネットワークシステムに適用して好適なものである。
近年、衛星波又は地上波のディジタル放送を受信可能なテレビジョン受像機に、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ等のホームサーバをイーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)を介して接続したホームネットワークシステムが提案され実現されている。
このホームネットワークシステムにおいて、テレビジョン受像機は、衛星波又は地上波のディジタル放送を受信するのみならず、当該ディジタル放送に付随するデータ放送や双方向サービスをインターネットや電話回線などのネットワークを経由して送受信し得るようになされている(以下、この機能をディジタル放送機能と呼ぶ)。
そしてテレビジョン受像機は、ユーザの操作に応じて、ホームサーバに記録されているアナログ放送の放送内容やディジタルカメラの撮影内容等のコンテンツの中から所望のコンテンツをLANを介して取得するようにして、当該コンテンツを表す映像音声を再生するようになされている(以下、この機能をホームネットワーク機能と呼ぶ)(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−300517公報
ところで、この種の従来のテレビジョン受像機では、ユーザがディジタル放送に基づくコンテンツ又はホームサーバから取得したコンテンツの双方を同時に映像音声として視聴することができないことから、ディジタル放送に基づくコンテンツ又はホームサーバから取得したコンテンツのいずれか一方の映像音声のみを再生するようになされたものが一般的である。
またかかる構成のテレビジョン受像機では、ディジタル放送機能におけるデータ放送や双方向サービスを行うための外部端末と、ホームネットワーク機能におけるコンテンツを伝送するための外部端末とを、単一のネットワークインターフェースを共用するようにして、構成の簡易化及びユーザの利便性を図るようになされている。
ところが、かかる構成のテレビジョン受像機では、ディジタル放送機能及びホームネットワーク機能のいずれか一方を動作させている場合でも他方の機能も動作させるようになされているため、動作時の消費電力が実用上余分なほど大きくなるという問題があった。
特に近年のテレビジョン受像機では、搭載される機能が多岐に渡りかつその種類も増加する傾向にあり、これらの機能を実現するためのハードウェアの規模も大型化するようになってきていることから、通常の動作時における消費電力を低減させることが非常に重要と問題となってきている。
しかしながら、従来のテレビジョン受像機では、外部端末としてのネットワークインターフェースが単一であるため、ディジタル放送機能とホームネットワーク機能とを別個に動作させるに際して、ディジタル放送機能を動作させるための回路ブロックとホームネットワーク機能を動作させるための回路ブロックとに対していずれか一方にのみ選択的に電源を供給するのは非常に困難であった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な構成で電源効率を格段と向上し得る通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から通信端子及び第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックと、第1の処理ブロックに設けられ、第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と、外部操作に応じて選択された第1又は第2の処理ブロックのいずれか一方の動作を制御する制御手段とを設け、制御手段は、第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、通信接続手段と第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させるようにした。
この結果この通信装置では、動作中の処理ブロック以外の動作を停止させる際に、第2の処理ブロックの動作時には第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させたことにより、その分だけ装置全体の消費電力を低減させることができ、さらに外部と通信に必要な通信端子を第1及び第2の処理ブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができる。
また本発明においては、外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から通信端子及び第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する通信方法において、第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックに設けられた当該第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させるようにした。
この結果この通信方法では、動作中の処理ブロック以外の動作を停止させる際に、第2の処理ブロックの動作時には第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させたことにより、その分だけ装置全体の消費電力を低減させることができ、さらに外部と通信に必要な通信端子を第1及び第2の処理ブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができる。
さらに本発明においては、衛星波又は地上波として受信したディジタル放送信号に基づく映像を再生するディジタル放送処理ブロックと、外部機器から通信端子を介して供給されるコンテンツ信号に基づく映像を再生するコンテンツ処理ブロックと、外部操作に応じて選択されたディジタル放送ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作のいずれか一方を制御する制御手段とを有するテレビジョン受像機において、ディジタル放送処理ブロックに設けられ、外部のネットワークとの間で通信端子を介してディジタル放送信号に基づく信号内容に関連する付加データを通信する第1の通信手段と、コンテンツ処理ブロックに設けられ、外部機器から通信端子を介して供給されるコンテンツ信号を受信する第2の通信手段と、通信端子が接続された第1又は第2の通信手段を有するディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックに設けられ、第1及び第2の通信手段間の通信路を形成する通信接続手段とを設け、制御手段は、通信接続手段が設けられているディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作が選択されたときには、当該ディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作を開始すると共に、通信接続手段とコンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックとの動作を停止させる一方、通信接続手段が設けられていないコンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックの動作が選択されたときには、当該コンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックの動作を開始すると共に、ディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックについて通信接続手段及び第1又は第2の通信手段以外の動作を停止させるようにした。
この結果このテレビジョン受像機では、動作中の処理ブロック以外の動作を停止させる際に、コンテンツ処理ブロックの動作時にはディジタル放送処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させたことにより、その分だけ装置全体の消費電力を低減させることができ、さらに外部と通信に必要な通信端子をディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができる。
上述のように本発明によれば、外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から通信端子及び第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックと、第1の処理ブロックに設けられ、第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と、外部操作に応じて選択された第1又は第2の処理ブロックのいずれか一方の動作を制御する制御手段とを設け、制御手段は、第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、通信接続手段と第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させるようにしたことにより、第2の処理ブロックの動作時には第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させた分だけ装置全体の消費電力を低減させることに加えて、外部と通信に必要な通信端子を第1及び第2の処理ブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができ、かくして簡易な構成で電源効率を格段と向上し得る通信装置を実現できる。
また本発明によれば、外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から通信端子及び第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する通信方法において、第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックに設けられた当該第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させるようにしたことにより、第2の処理ブロックの動作時には第1の処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させた分だけ装置全体の消費電力を低減させることに加えて、外部と通信に必要な通信端子を第1及び第2の処理ブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができ、かくして簡易な構成で電源効率を格段と向上し得る通信方法を実現できる。
さらに本発明によれば、衛星波又は地上波として受信したディジタル放送信号に基づく映像を再生するディジタル放送処理ブロックと、外部機器から通信端子を介して供給されるコンテンツ信号に基づく映像を再生するコンテンツ処理ブロックと、外部操作に応じて選択されたディジタル放送ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作のいずれか一方を制御する制御手段とを有するテレビジョン受像機において、ディジタル放送処理ブロックに設けられ、外部のネットワークとの間で通信端子を介してディジタル放送信号に基づく信号内容に関連する付加データを通信する第1の通信手段と、コンテンツ処理ブロックに設けられ、外部機器から通信端子を介して供給されるコンテンツ信号を受信する第2の通信手段と、通信端子が接続された第1又は第2の通信手段を有するディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックに設けられ、第1及び第2の通信手段間の通信路を形成する通信接続手段とを設け、制御手段は、通信接続手段が設けられているディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作が選択されたときには、当該ディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作を開始すると共に、通信接続手段とコンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックとの動作を停止させる一方、通信接続手段が設けられていないコンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックの動作が選択されたときには、当該コンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックの動作を開始すると共に、ディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックについて通信接続手段及び第1又は第2の通信手段以外の動作を停止させるようにしたことにより、コンテンツ処理ブロックの動作時にはディジタル放送処理ブロックについて通信接続手段以外の動作を停止させた分だけ装置全体の消費電力を低減させることができることに加えて、外部と通信に必要な通信端子をディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができ、かくして簡易な構成で電源効率を格段と向上し得るテレビジョン受像機を実現できる。
以下図面について、本願発明の一実施の形態について説明する。
(1)本実施の形態によるホームネットワークシステムの構成
図1において、1は全体として本実施の形態によるホームネットワークシステムを示し、衛星又は地上波ディジタル放送を受信可能なテレビジョン受像機2と、当該テレビジョン受像機2にルータ3を介して接続されたパーソナルコンピュータ4及びホームサーバ5とから構成されている。
図1において、1は全体として本実施の形態によるホームネットワークシステムを示し、衛星又は地上波ディジタル放送を受信可能なテレビジョン受像機2と、当該テレビジョン受像機2にルータ3を介して接続されたパーソナルコンピュータ4及びホームサーバ5とから構成されている。
このテレビジョン受像機2は、衛星波又は地上波をアンテナ2Aを介して受信して得られるディジタル放送信号S1に基づいて映像音声を再生するためのディジタル放送受信部10と、当該ディジタル放送受信部10から得られる映像音声を再生するモニタ11及びスピーカ(図示せず)とから構成されている。
このテレビジョン受像機2では、ディジタル放送受信部10は、内蔵されたモデム(Modem)12(図2)に接続された電話回線等のアナログ回線13を介してインターネット等のネットワーク14上に分散する各種のウェブ(Web)サーバ(図示せず)と通信し得るようになされている。
またディジタル放送受信部10は、内蔵されたイーサネット(登録商標)等のLANインターフェース15(図2)に接続されたLANケーブル16を介してルータ3と接続されており、当該ルータ3によるソフトウェア的な切換動作(ネットワーク層のプロトコルに基づくデータパケットの中継や交換)に応じてパーソナルコンピュータ4又はホームサーバ5から供給されるコンテンツ信号S2を取得し得る一方、ネットワーク14上に分散する各種のウェブサーバ(図示せず)と通信し得るようになされている。
このようにディジタル放送受信部10は、アナログ回線13及びLANケーブル16の2系統の通信路を介してそれぞれネットワーク14上に分散する各種のウェブサーバと通信することにより、衛星波又は地上波のディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3を送受信し得るようになされている。
なおパーソナルコンピュータ4及びホームサーバ5は、それぞれ外部から装填された光ディスク等の記録媒体からコンテンツ信号(S2)を記録し得ると共に、アンテナ4A、5Aを介して受信した地上波アナログ放送に基づくコンテンツ信号(S2)を記録し得るようになされている。
このテレビジョン受像機2は、衛星波又は地上波のディジタル放送信号S1を受信すると共に、必要に応じて当該ディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3送受信するディジタル放送機能と、パーソナルコンピュータ4又はホームサーバ5に記録されているコンテンツ信号S2を取得して当該コンテンツ信号S2に基づく映像音声を再生するホームネットワーク機能とを有しており、ユーザによる外部からの操作に応じて、ディジタル放送機能を実行するための動作モード(以下、これをディジタル放送動作モードと呼ぶ)とホームネットワーク機能を実行するための動作モード(以下、これをホームネットワーク動作モードと呼ぶ)とを選択し得るようになされている。
図2に示すように、テレビジョン受像機2のディジタル放送受信部10は、アンテナ2Aを介して受信した衛星波又は地上波のうち指定されたチャンネルのディジタル放送信号S1を抽出するディジタルチューナ20と、当該ディジタルチューナ20から得られたディジタル放送信号S1に基づく映像音声を再生すると共に上述のディジタル放送機能を動作させるディジタル放送ブロック21と、上述のホームネットワーク機能を動作させるホームネットワークブロック22と、当該ディジタル放送ブロック21及びホームネットワークブロック22の各制御を司るメインコントローラ23とから構成されている。
このディジタル放送受信部10では、メインコントローラ23は、ディジタル放送動作モードが選択された場合には、ディジタル放送ブロック21によるディジタル放送機能の動作を実行させる一方、ホームネットワーク動作モードが選択された場合には、ホームネットワークブロック22によるホームネットワーク機能の動作を実行させるように制御する。
このディジタル放送受信部10では、ディジタル放送ブロック21及びホームネットワークブロック22間が内部バス24を介して接続されており、ディジタル放送ブロック21は、上述したディジタル放送機能の動作時に、ホームネットワークブロック22をルータとして機能させることにより、LANケーブル16及びLANインターフェース15を通じて、ネットワーク14(図1)上のウェブサーバとの間でディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3を送受信することができるようになされている。
ディジタル放送ブロック21は、ディジタルチューナ20を介して受信したディジタル放送信号S1に対して所定の復号化処理を施すビデオデコーダ30と、LAN接続ボード31を介して内部バス24に接続されたLANコントローラ32と、インターフェース33を介してモデム12に接続されたモデムコントローラ34と、メインコントローラ23から供給されるコマンドに従って、ビデオデコーダ30、LANコントローラ32及びモデムコントローラ34の各制御を司ると共にディジタル放送機能を実行するサブコントローラ35とから構成されている。
ホームネットワークブロック22は、ルータ3(図1)を介して接続されたパーソナルコンピュータ4及びホームサーバ5から供給されるコンテンツ信号S2に対して所定の復号化処理を施すビデオデコーダ40と、LAN接続ボード41を介してLANインターフェース15に接続されたLANコントローラ(以下、これを外部LANコントローラと呼ぶ)42と、LAN接続ボード43を介して内部バス24に接続されたLANコントローラ(以下、これを内部LANコントローラと呼ぶ)44と、メインコントローラ23から供給されるコマンドに従って、ビデオデコーダ40、外部LANコントローラ42及び内部LANコントローラ44の各制御を司ると共にホームネットワーク機能を実行するサブコントローラ45とから構成されている。
このディジタル放送受信部10では、メインコントローラ23は、ディジタル放送動作モード時には、ホームネットワークブロック22内のビデオデコーダ40のみ電源をオフ状態に設定すると同時に、スイッチ回路46の入力端をa側に切り換える一方、ホームネットワーク動作モード時には、ディジタル放送ブロック21の電源をオフ状態に設定すると同時に、スイッチ回路46の入力端をb側に切り換える。
具体的にディジタル放送動作モード時には、ディジタル放送ブロック21では、サブコントローラ35は、メインコントローラ23の制御の下で、ディジタルチューナ20を介して受信したディジタル放送信号S1をビデオデコーダ30に受け取ると共に、ホームネットワークブロック22内のビデオデコーダ40のみ電源をオフ状態にするようにして当該ホームネットワークブロック22をルータとして機能させるようにして、ネットワーク14(図1)上のウェブサーバとの間で、LANケーブル16及びLANインターフェース15を介してディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3を送受信する。
なおディジタル放送ブロック21では、ユーザの外部操作に応じて、サブコントローラ35は、メインコントローラ23の制御の下で、アナログ回線13を用いたアナログ通信路を選択した場合には、LANケーブル16を用いたディジタル通信路に代えて、当該アナログ回線13及びモデム12を介してネットワーク14(図1)上のウェブサーバとの間で、ディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3を送受信する。
続いてディジタル放送ブロック21では、サブコントローラ35は、ビデオデコーダ30において、ディジタル放送信号S1と、当該ディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データとをそれぞれ復号化した後、得られた各映像音声データのうち映像データ同士を所定の合成処理を施してスイッチ回路46を介してモニタ11に送出することにより、ディジタル放送信号S1に基づく映像に付加データS3に基づく映像を反映させた映像を表示させることができる。
一方、ホームネットワーク動作モード時には、ホームネットワークブロック22では、サブコントローラ45は、メインコントローラ23の制御の下で、パーソナルコンピュータ4又はホームサーバ5(図1)からルータ3を介して供給されるコンテンツ信号S2をLANケーブル16、LANインターフェース15、LAN接続ボード41及び外部LANコントローラ42を順次介してビデオデコーダ40に受け取ると共に、ディジタル放送ブロック21全体の電源をオフ状態に設定する。
続いてホームネットワークブロック22では、サブコントローラ45は、ビデオデコーダ40において、コンテンツ信号S2を復号化した後、得られた映像音声データのうち映像データをスイッチ回路46を介してモニタ11に送出することにより、コンテンツ信号S2に基づく映像を表示させることができる。
このようにしてディジタル放送受信部10では、ディジタル放送動作モード時には、ディジタル放送信号S1にデータ放送や双方向サービスを表す付加データS2を付加させた映像をモニタ11に表示させることができる一方、ホームネットワーク動作モード時には、パーソナルコンピュータ4又はホームサーバ5(図1)から供給されるコンテンツ信号S2に基づく映像をモニタ11に表示させることができる。
(2)電力低減処理手順
本実施の形態の場合、テレビジョン受像機2のディジタル放送受信部10において、ディジタル放送動作モード又はホームネットワーク動作モードのいずれかの動作モードが選択された際、メインコントローラ23は、選択された動作モードに応じたディジタル放送ブロック21又はホームネットワークブロック22を動作させると共に、選択されていない動作モードに応じたホームネットワークブロック22又はディジタル放送ブロック21の全部又は一部の電源をオフ状態に切り換えることにより、テレビジョン受像機2全体として動作時の最大消費電力を低減させ得るようになされている。
本実施の形態の場合、テレビジョン受像機2のディジタル放送受信部10において、ディジタル放送動作モード又はホームネットワーク動作モードのいずれかの動作モードが選択された際、メインコントローラ23は、選択された動作モードに応じたディジタル放送ブロック21又はホームネットワークブロック22を動作させると共に、選択されていない動作モードに応じたホームネットワークブロック22又はディジタル放送ブロック21の全部又は一部の電源をオフ状態に切り換えることにより、テレビジョン受像機2全体として動作時の最大消費電力を低減させ得るようになされている。
実際にテレビジョン受像機2のディジタル放送受信部10では、メインコントローラ23は、電源オン状態になると、図3に示す消費電力低減処理手順RT1をステップSP0から開始し、続くステップSP1において、現在選択されている動作モードがディジタル放送動作モードであるか否かを判断する。
このステップSP1において肯定結果が得られたとき、メインコントローラ23は、ステップSP2に進んで、ホームネットワークブロック22内の内部LANコントローラ44及び外部LANコントローラ42の動作を共に開始させた後、そのままステップSP3に進んで、ディジタル放送ブロック21の動作を開始させる。
続いてメインコントローラ23は、ステップSP4に進んで、ホームネットワークブロック22内のビデオデコーダ40の動作を停止させた後、ステップSP5に進んで、当該消費電力低減処理手順RT1を終了する旨の外部操作がされたか否かを判断し、肯定結果が得られた場合にはステップSP6において消費電力低減処理手順RT1を終了する一方、否定結果が得られた場合には再度ステップSP1に戻って上述と同様の処理を繰り返す。
これに対して上述のステップSP1において否定結果が得られた場合、このことは現在選択されている動作モードがホームネットワーク動作モードであることを意味し、このときメインコントローラ23は、ステップSP6に進んで、ホームネットワークブロック22の動作を開始させる。
続いてメインコントローラ23は、ステップSP7に進んで、ディジタル放送ブロック21の動作を停止させた後、ステップSP8に進んで、ホームネットワークブロック22内の内部LANコントローラ44の動作を停止させる。
この後、メインコントローラ23は、ステップSP5に進んで、当該消費電力低減処理手順RT1を終了する旨の外部操作がされたか否かを判断し、肯定結果が得られた場合にはステップSP6において消費電力低減処理手順RT1を終了する一方、否定結果が得られた場合には再度ステップSP1に戻って上述と同様の処理を繰り返す。
このようにテレビジョン受像機2のディジタル放送受信部10では、ディジタル放送動作モードが選択された場合には、ディジタル放送ブロック21にディジタル放送機能を動作させると共に、ホームネットワークブロック22内の内部LANコントローラ44及び外部LANコントローラ42をルータとして動作させながら、ビデオデコーダ40の動作を停止させることにより、その停止分だけ当該ディジタル放送受信部10の消費電力を低減させることができる。
一方、ディジタル放送受信部10では、ホームネットワーク動作モードが選択された場合には、ホームネットワークブロック22にホームネットワーク機能を動作させると共に、ディジタル放送ブロック21の動作を停止させることにより、その停止分だけ当該ディジタル放送受信部10の消費電力を低減させることができる。
(3)本実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、ホームサーバシステム1のテレビジョン受像機2では、ディジタル放送動作モードが選択された場合には、ディジタル放送受信部10内のディジタル放送ブロック21の動作を開始させると共に、当該ディジタル放送受信部10内のホームネットワークブロック22のうち、LAN接続に必要な内部LANコントローラ44及び外部LANコントローラ42の各動作を動作させる一方、ビデオデコーダ40の動作を停止させる。
以上の構成において、ホームサーバシステム1のテレビジョン受像機2では、ディジタル放送動作モードが選択された場合には、ディジタル放送受信部10内のディジタル放送ブロック21の動作を開始させると共に、当該ディジタル放送受信部10内のホームネットワークブロック22のうち、LAN接続に必要な内部LANコントローラ44及び外部LANコントローラ42の各動作を動作させる一方、ビデオデコーダ40の動作を停止させる。
この結果、テレビジョン受像機2は、衛星波又は地上波のディジタル放送信号S1を受信すると共に、必要に応じて当該ディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3を送受信することができる。その際、テレビジョン受像機2は、ディジタル放送受信部10におけるホームネットワークブロック22内のビデオデコーダ40の動作を停止させた分だけ、当該ディジタル放送受信部10の消費電力を低減させることができる。
さらにディジタル放送受信部10は、全体的に比較的高いクロック周波数で動作しているため、ホームネットワークブロック22内のビデオデコーダ40の動作を停止した分、ビートの発生による不要な輻射の発生を未然に防止することができる。
またテレビジョン受像機2では、ディジタル放送動作モードの際に、ディジタル放送受信部10内のホームネットワークブロック22の全ての動作を停止させることなく、このうち内部LANコントローラ44及び外部LANコントローラ42のみをLAN接続に必要なルータとして動作させるようにしたことにより、既存の単一で設けられているLANインターフェース15をそのまま外部の通信端子として利用することができる。
一方、テレビジョン受像機2では、ホームネットワーク動作モードが選択された場合には、ディジタル放送受信部10内のホームネットワークブロック22の動作を開始させる一方、当該ディジタル放送受信部10内のディジタル放送ブロック21の動作を停止させる。
この結果、テレビジョン受像機2は、パーソナルコンピュータ4又はホームサーバ5(図1)に記録されている所望のコンテンツ信号S2を取得して当該コンテンツ信号S2に基づく映像音声を再生することができる。その際、テレビジョン受像機2は、ディジタル放送受信部10におけるディジタル放送ブロック21の動作を停止させた分だけ、当該ディジタル放送受信部10の消費電力を低減させることができる。
さらにディジタル放送受信部10は、全体的に比較的高いクロック周波数で動作しているため、ディジタル放送ブロック21の動作を停止した分、ビートの発生による不要な輻射の発生を未然に防止することができる。
以上の構成によれば、ホームサーバシステム1において、テレビジョン受像機2では、ディジタル放送動作モード又はホームネットワーク動作モードのいずれか一方の動作モードが選択された際に、当該選択された動作モードに応じたディジタル放送ブロック21又はホームネットワークブロック22を動作させると共に、選択されていない動作モードに応じたホームネットワークブロック22又はディジタル放送ブロック21についてLAN接続に必要な回路である内部LANコントローラ44及び外部LANコントローラ42を除いて全部又は一部の動作を停止させるようにしたことにより、当該停止させた分だけ装置全体の消費電力を低減させる共に不要な輻射の発生を未然に防止することができ、これに加えてLAN接続に必要な通信端子であるLANインターフェース15を双方のブロックで共用できる分だけ構成が煩雑になるのを回避することができ、かくして簡易な構成で電源効率を格段と向上し得るホームサーバシステムを実現できる。
(4)他の実施の形態
なお上述の本実施の形態においては、外部からLANインターフェース(通信端子)15を介して供給されるコンテンツ信号(第1のデータ)S2に所定の復号化処理(信号処理)を施すホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22と、外部からLANインターフェース(通信端子)15及びホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22を順次介して供給されるディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3(第2のデータ)にそれぞれ所定の復号化処理(信号処理)を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する通信装置として、図1に示すようなホームサーバシステム1におけるテレビジョン受像機2に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、外部のネットワーク14との間で通信可能な種々の構成からなる通信装置に広く適用することができる。
なお上述の本実施の形態においては、外部からLANインターフェース(通信端子)15を介して供給されるコンテンツ信号(第1のデータ)S2に所定の復号化処理(信号処理)を施すホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22と、外部からLANインターフェース(通信端子)15及びホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22を順次介して供給されるディジタル放送信号S1に関連するデータ放送や双方向サービスを表す付加データS3(第2のデータ)にそれぞれ所定の復号化処理(信号処理)を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する通信装置として、図1に示すようなホームサーバシステム1におけるテレビジョン受像機2に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、外部のネットワーク14との間で通信可能な種々の構成からなる通信装置に広く適用することができる。
また第1の処理ブロックとして、ディジタル放送ブロックを適用すると共に、第2の処理ブロックとして、ホームネットワークブロックを適用するようにしても良く、実際上、ディジタル放送ブロックの方がホームネットワークブロックよりも動作の使用頻度が高いため、消費電力の低減を効率的に図ることができる。
具体的には、図2との対応部分に同一符号を付して示す図4のように、テレビジョン受像機50のディジタル放送受信部51において、ディジタル放送ブロック52及びホームネットワークブロック53は、図2に示すディジタル放送ブロック21及びホームネットワークブロック22とは、それぞれ通信接続手段の有無及びLANインターフェース(通信端末)15の接続状態が異なることを除いて同様に構成されている。
図4において、このディジタル放送受信部51では、ディジタル放送ブロック52及びホームネットワークブロック53間が内部バス54を介して接続されている。ディジタル放送ブロック52は、ディジタルチューナ20を介して受信したディジタル放送信号S1に対して所定の復号化処理を施すビデオデコーダ30と、LAN接続ボード55を介してLANインターフェース15に接続された外部LANコントローラ56と、LAN接続ボード57を介して内部バス24に接続された内部LANコントローラ58と、インターフェース33を介してモデム12に接続されたモデムコントローラ34と、メインコントローラ23から供給されるコマンドに従って、ビデオデコーダ30、外部及び内部LANコントローラ56、58及びモデムコントローラ34の各制御を司ると共にディジタル放送機能を実行するサブコントローラ35とから構成されている。
ホームネットワークブロック53は、ルータ3(図1)を介して接続されたパーソナルコンピュータ4及びホームサーバ5から供給されるコンテンツ信号S2に対して所定の復号化処理を施すビデオデコーダ40と、LAN接続ボード59を介して内部バス54に接続されたLANコントローラ60と、メインコントローラ23から供給されるコマンドに従って、ビデオデコーダ40、LANコントローラ60の各制御を司ると共にホームネットワーク機能を実行するサブコントローラ45とから構成されている。
このようにテレビジョン受像機50では、ディジタル放送動作モード時には、ディジタル放送信号S1にデータ放送や双方向サービスを表す付加データS2を付加させた映像をモニタ11に表示させることができる一方、ホームネットワーク動作モード時には、パーソナルコンピュータ4又はホームサーバ5(図1)から供給されるコンテンツ信号S2に基づく映像をモニタ11に表示させることができるが、一般的なユーザが使用するテレビジョン受像機では、通常は衛星波や地上波のディジタル放送を受信しているため、パーソナルコンピュータ4やホームサーバ5からコンテンツ映像等を取得するよりも、当該ディジタル放送に関連するデータ放送や双方向サービスを送受信する頻度の方が高い場合が多い。
従って、ディジタル放送ブロック52内に通信接続手段としての内部LANコントローラ58及び外部LANコントローラ56を設けた方が、ディジタル放送動作モード時にホームネットワークブロック53全体の動作を停止させることができるため、本実施の場合よりも消費電力を効率良く低減することができる。
また上述の本実施の形態においては、ホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22に設けられ、外部のネットワーク14に接続されたLANインターフェース(通信端子)15及びディジタル放送ブロック(第2の処理ブロック)21間を接続する通信接続手段を、当該ホームネットワークブロック22内の外部LANコントローラ42及び内部LANコントローラ44から構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、通信端子の規格に応じた種々の構成からなる通信接続手段に広く適用することができる。この場合も上述した図4に示すように、通信接続手段を、外部LANコントローラ56及び内部LANコントローラ58としてディジタル放送ブロック52に設けるようにしても良い。
さらに本実施の形態では、通信技術としてLANを採用し、当該LANのうち、通信伝送路上の空きを検出してデータの衝突を回避しながら送信するCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式をアクセス方式とするイーサネット(登録商標)を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、トークンと呼ばれる特殊なデータが回ってきたときのみデータを送信するトークンパッシング方式をアクセス方式とするトークンバスやトークンリング等のLANを適用するようにしても良い。
さらに本実施の形態においては、メインコントローラ23及び各サブコントローラ35、45(制御手段)は、ホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22の動作が選択されたときには、当該ホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22の動作を開始すると共に、通信接続手段とディジタル放送ブロック(第2の処理ブロック)21との動作を停止させる一方、ディジタル放送ブロック(第2の処理ブロック)21の動作が選択されたときには、当該ディジタル放送ブロック(第2の処理ブロック)21の動作を開始すると共に、ホームネットワークブロック(第1の処理ブロック)22について通信接続手段以外の動作を停止させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この場合も図4に示すテレビジョン受像機50のように、ディジタル放送ブロック52の動作が選択されたときには、当該ディジタル放送ブロック52の動作を開始すると共に、通信接続手段とホームネットワークブロック53との動作を停止させる一方、ホームネットワークブロック53の動作が選択されたときには、当該ホームネットワークブロック53の動作を開始すると共に、ディジタル放送ブロック52について通信接続手段以外の動作を停止させるようにしても良い。要は、ディジタル放送ブロック21、52又はホームネットワークブロック22、53の各動作時において不要な回路の電源をオフ状態にすることができれば、この他種々の制御方法を適用するようにしても良い。
本発明は、通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置において、テレビジョン受像機の他、ネットワークに接続可能なセットトップボックス等の通信機器に広く適用することができる。
1……ホームサーバシステム、2、50……テレビジョン受像機、3……ルータ、4……パーソナルコンピュータ、5……ホームサーバ、10、51……ディジタル放送受信部、11……モニタ、12……モデム、13……アナログ回線、14……ネットワーク、15……LANインターフェース、16……LANケーブル、20……ディジタルチューナ、21……ディジタル放送ブロック、22……ホームネットワークブロック、23……メインコントローラ、24……内部バス、30、40……ビデオデコーダ、31、41、43、55、57、59……LAN接続ボード、35、45……サブコントローラ、42、56……外部LANコントローラ、44、58……内部LANコントローラ、RT1……消費電力低減処理手順、S1……ディジタル放送信号、S2……コンテンツ信号、S3……付加データ。
Claims (5)
- 外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、
外部から上記通信端子及び上記第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックと、
上記第1の処理ブロックに設けられ、上記第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と、
外部操作に応じて選択された上記第1又は第2の処理ブロックのいずれか一方の動作を制御する制御手段と
を具え、
上記制御手段は、
上記第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、上記通信接続手段と上記第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、
上記第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、上記第1の処理ブロックについて上記通信接続手段以外の動作を停止させる
ことを特徴とする通信装置。 - 上記第1の処理ブロックは、上記第2の処理ブロックよりも動作の使用頻度が高い
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 外部から通信端子を介して供給される第1のデータにそれぞれ所定の信号処理を施す第1の処理ブロックと、外部から上記通信端子及び上記第1の処理ブロックを順次介して供給される第2のデータに所定の信号処理を施す第2の処理ブロックとのうち、外部操作に応じて選択されたいずれか一方の動作を制御する通信方法において、
上記第1の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第1の処理ブロックの動作を開始すると共に、上記第1の処理ブロックに設けられた当該第1及び第2の処理ブロック間の通信路を形成する通信接続手段と上記第2の処理ブロックとの動作を停止させる一方、
上記第2の処理ブロックの動作が選択されたときには、当該第2の処理ブロックの動作を開始すると共に、上記第1の処理ブロックについて上記通信接続手段以外の動作を停止させる
ことを特徴とする通信方法。 - 上記第1の処理ブロックは、上記第2の処理ブロックよりも動作の使用頻度が高い
ことを特徴とする請求項3に記載の通信方法。 - 衛星波又は地上波として受信したディジタル放送信号に基づく映像を再生するディジタル放送処理ブロックと、外部機器から通信端子を介して供給されるコンテンツ信号に基づく映像を再生するコンテンツ処理ブロックと、外部操作に応じて選択された上記ディジタル放送ブロック又は上記コンテンツ処理ブロックの動作のいずれか一方を制御する制御手段とを有するテレビジョン受像機において、
上記ディジタル放送処理ブロックに設けられ、外部のネットワークとの間で上記通信端子を介して上記ディジタル放送信号に基づく信号内容に関連する付加データを通信する第1の通信手段と、
上記コンテンツ処理ブロックに設けられ、上記外部機器から上記通信端子を介して供給される上記コンテンツ信号を受信する第2の通信手段と、
上記通信端子が接続された上記第1又は第2の通信手段を有する上記ディジタル放送処理ブロック又は上記コンテンツ処理ブロックに設けられ、上記第1及び第2の通信手段間の通信路を形成する通信接続手段と
を具え、
上記制御手段は、
上記通信接続手段が設けられている上記ディジタル放送処理ブロック又は上記コンテンツ処理ブロックの動作が選択されたときには、当該ディジタル放送処理ブロック又はコンテンツ処理ブロックの動作を開始すると共に、上記通信接続手段と上記コンテンツ処理ブロック又は上記ディジタル放送処理ブロックとの動作を停止させる一方、
上記通信接続手段が設けられていない上記コンテンツ処理ブロック又は上記ディジタル放送処理ブロックの動作が選択されたときには、当該コンテンツ処理ブロック又はディジタル放送処理ブロックの動作を開始すると共に、上記ディジタル放送処理ブロック又は上記コンテンツ処理ブロックについて上記通信接続手段及び上記第1又は第2の通信手段以外の動作を停止させる
ことを特徴とするテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004110229A JP2005295393A (ja) | 2004-04-02 | 2004-04-02 | 通信装置及び通信方法並びにテレビジョン受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013517678A (ja) * | 2010-01-15 | 2013-05-16 | トムソン ライセンシング | デジタルホームネットワーキングデバイスにおいてエネルギーを節約するためのシステムおよび方法 |
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2004
- 2004-04-02 JP JP2004110229A patent/JP2005295393A/ja active Pending
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US8892920B2 (en) | 2010-01-15 | 2014-11-18 | Thomson Licensing | System and method for conserving energy in a digital home networking device |
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