JP4333300B2 - 電子機器、制御方法、および制御システム - Google Patents

電子機器、制御方法、および制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP4333300B2
JP4333300B2 JP2003325392A JP2003325392A JP4333300B2 JP 4333300 B2 JP4333300 B2 JP 4333300B2 JP 2003325392 A JP2003325392 A JP 2003325392A JP 2003325392 A JP2003325392 A JP 2003325392A JP 4333300 B2 JP4333300 B2 JP 4333300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
data
electronic device
transmission
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003325392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005094389A (ja
Inventor
淳二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003325392A priority Critical patent/JP4333300B2/ja
Publication of JP2005094389A publication Critical patent/JP2005094389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333300B2 publication Critical patent/JP4333300B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

この発明は、接続されている機器の電源を所定のタイミングでオンまたはオフする電子機器、制御方法、および制御システムに関する。
近年、豊富なディジタルテレビジョン放送のコンテンツが提供されるようになり、これを受信するディジタルテレビジョン放送受信機(DTV:Digital Television)等の放送受信装置が多く開発されている。また、これに伴って、こうした放送受信装置から高品質の放送データを取り込んで、ハードディスクや大容量可搬記録媒体等の記録媒体に録画し、その記録媒体から記録された放送データを読み出して再生できるような録画再生装置も多く販売されるようになってきた。このような放送受信装置と録画再生装置は、広帯域のネットワークにより互いに接続され、そのネットワーク上で高速な放送データのやりとりが可能なAVシステムとして販売されることも多い。
この種のAVシステムでは、放送受信装置に付属するリモコン(リモートコントロールコマンダ)等を利用して、当該ネットワークにより接続された録画再生装置をリモート操作し、放送番組の録画や再生を指示することができる。従って、放送受信装置と録画再生装置を接続するネットワーク上では、放送データと、録画再生装置を操作するための制御データの送受信が行われる。
このように、制御データをネットワークを介して送受信することによって、接続された機器の動作を制御することが可能であり、特許文献1には、IEEE1394ネットワークを介して接続された機器の電源管理を効率よく行う電源制御方法が開示されている。この電源制御方法は、不要なバスリセットが発生しないように、接続された機器の電源が投入された場合でも、当該ネットワークの通信処理部分には、その機器を非作動状態のままであるよう認識させるものである。
特開2003−69585号公報
上述したように、放送受信装置は、接続された録画再生装置(接続機器)の動作を、リモコン等の操作によって制御することができるので、ユーザは放送受信装置についての操作を行うだけでよい。しかしながら、放送受信装置と録画再生装置の電源は、それぞれ個別に投入する必要がある。従って、例えばユーザは、放送受信装置の電源を投入した後で、あるいは、放送受信装置によってこの録画再生装置を選択した後で、その録画再生装置の電源を投入する。また、録画再生装置のなかには、その性能等によって、使用できる状態になるまで非常に時間がかかるものもある。
このことは、ユーザが放送受信装置の電源を投入した後で、録画再生装置に録画開始等の指示を与えた場合に、録画再生装置側の準備が整っておらず、当該指示に応答できないといった状況を引き起こす可能性がある。
また、録画再生装置の電源を投入後、ユーザがその電源を落とさないで放置した場合、当該装置は電源が投入されたままとなり、不要な電力を消費することになる。
従って、この発明の目的は、起動時に、接続機器の電源を自動的に投入し、早い段階で当該機器の使用を可能とする電子機器、制御方法、および制御システムを提供することにある。
さらに、この発明の目的は、接続機器が、起動後一定時間使用されない場合に、その機器の電源を落とすように制御する電子機器、制御方法、および制御システムを提供することにある。
この発明はネットワークを介して接続機器と接続された電子機器であって、接続機器の電源を投入するための第1のコマンドおよび接続機器の電源を落とすための第2のコマンドを生成し、第1のコマンドおよび第2のコマンドをネットワークを介して接続機器に送信するコマンド送信手段と、接続機器への所定データの送信、および接続機器からの所定データの受信のうち少なくともいずれかを実行するデータ送受信手段と、第1のコマンドを接続機器に送信してからの時間を計測する計測手段とを有し、コマンド送信手段は、電子機器の電源が投入された場合に、第1のコマンドを接続機器に送信し、電子機器の電源が投入されることによって計測された、第1のコマンドが接続機器に送信されてからの時間が所定時間を経過する間にデータ送受信手段による所定データの送信または受信が実行されなかった場合に、第2のコマンドを接続機器に送信するよう構成される。
この発明は、電子機器で、電子機器にネットワークを介して接続された接続機器の電源を投入するための第1のコマンドおよび接続機器の電源を落とすための第2のコマンドを生成し、第1のコマンドおよび第2のコマンドをネットワークを介して接続機器に送信するコマンド送信ステップと、接続機器への所定データの送信、および接続機器からの所定データの受信のうち少なくともいずれかを実行するデータ送受信ステップと、第1のコマンドを接続機器に送信してからの時間を計測する計測ステップとを有し、コマンド送信ステップは、電子機器の電源が投入された場合に、第1のコマンドを接続機器に送信し、電子機器の電源が投入されることによって計測された、第1のコマンドが接続機器に送信されてからの時間が所定時間を経過する間にデータ送受信ステップによる所定データの送信または受信が実行されなかった場合に、第2のコマンドを接続機器に送信するよう構成される制御方法である。
この発明は、ネットワークを介して接続された接続機器の電源を投入するための第1のコマンドおよび接続機器の電源を落とすための第2のコマンドを生成し、第1のコマンドおよび第2のコマンドをネットワークを介して接続機器に送信するコマンド送信手段と、接続機器への所定データの送信、および接続機器からの所定データの受信のうち少なくともいずれかを実行する第1のデータ送受信手段と、第1のコマンドを接続機器に送信してからの時間を計測する計測手段とを有する電子機器と、電子機器から第1のコマンドおよび第2のコマンドをネットワークを介して受信するコマンド受信手段と、電子機器からの所定データの受信、および電子機器への所定データの送信のうち少なくともいずれかを実行する第2のデータ送受信手段と、第1のコマンドを受信した場合に電源を投入し、第2のコマンドを受信した場合に電源を落とすよう制御する電源制御手段とを有する接続機器とからなり、電子機器は、電子機器の電源が投入された場合に、コマンド送信手段により第1のコマンドを接続機器に送信し、電子機器の電源が投入されることによって計測された、第1のコマンドが接続機器に送信されてからの時間が所定時間を経過する間に第1のデータ送受信手段による所定データの送信または受信が実行されなかった場合に、コマンド送信手段により第2のコマンドを接続機器に送信するよう構成される。
この発明によれば、電子機器の電源が投入されると、この電子機器に接続された接続機器に電源投入を指示するコマンドが送信され、接続機器は、そのコマンドによって電源の投入がされる。このような構成により、接続機器は、電源が早い段階で自動的に投入され、より早期の使用が可能となる。また、電子機器は、接続機器が一定時間使用されていないと判断した場合に、その機器の電源を落とすよう指示するコマンドを接続機器に送信して接続機器の電源オフを促す。このため、接続機器に関して無駄な電力を消費しないようにすることができる。
この発明は、起動時に、接続された電子機器(周辺機器)の電源を自動的に投入(オンする)し、また起動後、一定時間使用されない場合に、その接続された電子機器の電源を落とす(オフする)ように制御する電子機器である。ここでは、制御対象の電子機器、すなわち、接続された電子機器をターゲットと称し、これを制御する電子機器をコントローラと称することにする。
最初に、図1を参照して、この発明の一実施形態について説明する。この実施形態では、コントローラとしてDTV(ディジタルテレビジョン放送受信機)2が、ターゲットとしてハードディスク録画等を行うHDD(ハードディスクドライブ)4が例示されているが、こうした例示に限定されるものではない。同様のDTVであっても、他の電子機器に接続されて制御を受ける側になれば、ターゲットとなりうる。
図1には、DTV2、ネットワーク3、HDD4、およびリモコン(リモートコントロールコマンダ)5が示されている。DTV2とHDD4はそれぞれネットワーク・インタフェースを有し、互いにネットワーク3によって接続される。ここで、ネットワーク3は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394などのディジタルネットワークであり、DTV2とHDD4は、IEEE1394ディジタルネットワークインタフェースを備える。
また、ネットワーク3は上記IEEE1394ネットワークに限定されるものではない。他の有線ネットワークや無線ネットワークを利用することも可能である。また、この実施形態では、DTV2とHDD4は、ネットワーク3によって直接接続されているが、このような接続形態に限定される必要はない。従って、様々なトポロジのネットワークを利用して両者を接続することができ、例えば、インターネットや公衆電話回線等を介して接続することも可能である。
DTV2は、ユーザが、DTV2の表示装置に表示されるGUI(Graphical User Interface)とリモコン5を用いて操作する。
次に、図2のブロック図を参照して、DTV2の構成について説明する。ここで、後述するように、HDD4の電源を投入するためのコマンド、およびHDD4の電源を落とすためのコマンドを送信する機能は、主にCPU16によって制御され、これはコマンド送信手段に対応する。また、DTV2からHDD4に対してデータを送信し、またはHDD4からDTV2にデータを受信する機能も、主にCPU16によって制御され、これはデータ送受信手段に対応する。さらに、ディジタルテレビジョン放送を受信し、放送データを取得する機能は、主としてチューナ11によって実現され、これは放送受信手段に対応する。
チューナ11は、CPU16からの要求により、衛星から送出される複数のトランスポンダから、あるトランスポンダを周波数選択する。選択されたトランスポンダから受信されるデータは、所定の復調、復号等を経てDEMUX(デマルチプレクサ)12に送信される。このデータは、MPEG(Moving Picture Exprts Group)エンコードされた複数のサービスが含まれるMPEG TS(Transport Stream)データである。
DEMUX12は、CPU16からの要求により、指定されたサービスを当該MPEG TSデータから抽出し、それをMPEGデコーダ13に送信する。MPEGデコーダ13は、受信したMPEG TSデータをMPEGデコードし、ベースバンドのAV(Audio Visual)信号に変換する。AV信号は、モニタ/スピーカ14に送信され、そこでモニタから動画像あるいは静止画像が、スピーカから音声がそれぞれ出力される。
グラフィクス17は、CPU16からの要求により、DTV2のモニタ等に出力するメニューの画像データ、電子番組ガイド(EPG:Electronic Program Guide)の表示データ、およびターゲットのHDD4を制御するためのHDDコントロールパネルの画像データ等を生成し、当該データを上記AV信号に重畳してモニタに表示する。
CPU16は、ROM/RAM15に格納されたプログラムを実行し、チューナ11等を含む各構成要素を制御し、DTV2の各種機能を実現する。図2では、各構成要素がCPU16と実線によって接続されているが、これは、各構成要素がCPU16により制御されていることを表している。
1394I/F(インタフェース)18は、CPU16からの要求に従って、当該インタフェースに接続された機器の認識および制御、ならびにAVストリームの入出力を管理する。例えば、この実施形態では、チューナ11から、1394I/F18を経由してMPEG TSパーシャルストリームが出力され、同様のストリームが、外部から、1394I/F18を経由してDEMUX12に送信される。リモコンI/F(インタフェース)19は、CPU16の指令の下、ユーザが操作するリモコン5からの赤外線信号を受信する。CPU16は、その受信内容に従って、DTV2の動作を制御する。例えば、ユーザが放送チャンネルの変更を指示した場合、その指示内容はCPU16からチューナ11に伝えられ、そこで、ユーザによって指示された放送番組の選択が行われる。
ROM/RAM15は、CPU16が実行するためのプログラム、その実行に必要なデータ等が格納される。なお、図2の矢印は、オーディオデータ・ビデオデータを含む、所定の形式のデータの流れを示すものである。
CPU16はまた、後述するように、HDD4の主電源をオンまたはオフするためのコマンドを生成し、そのコマンドを、1394I/F18を介してHDD4に送信する。このように、図2に示すDTV2の構成は、コントローラの一例として示したに過ぎず、DTV以外の装置もこの発明におけるコントローラとして機能しうる。
次に、図3のブロック図を参照して、HDD4の構成について説明する。ここで、HDD4は、DTV2からのコマンドを受信して、このコマンドの内容に応じてHDD4の電源をオン・オフするが、この機能は、主にCPU24によって制御され、これは、電源制御手段に対応する。また、制御対象は電源部25である。
1394I/F26は、図2に示すDTV2の1394I/F18とIEEE1394ネットワーク(ネットワーク3)を介して接続され、その間でMPEG TSパーシャルストリームの送受信が行われる。図3の矢印は、このMPEG TSパーシャルストリームの流れを示すものである。1394I/F26で受信したMPEG TSパーシャルストリームは、HDコントローラ22のバッファ等に送られる。HDコントローラ22は、受信したデータをハードディスク21に書き込むため、ハードディスク21のディスクヘッドやディスクの駆動をコントロールする。
これとは逆に、MPEG TSパーシャルストリームがHDD4から出力される場合は、まず、ハードディスク21から、HDコントローラ22によってMPEG TSパーシャルストリームが読み出され、1394I/F26を介してDTV2の1394I/F18に送信される。
CPU24は、ROM/RAM23に格納されたプログラムの指令に基づいて、このようなMPEG TSパーシャルストリームの送受信に関する1394I/F26、およびHDコントローラ22の動作を制御する。DTV2およびHDD4のこうした動作によって、例えば、DTV2が受信した番組の動画データ(放送データ)を、IEEE1394ネットワークで接続されたHDD4に記録しておき、その記録した動画データを所望の時間に、HDD4からDTV2に送信して、その番組を再生するといったことが可能になる。
CPU24はまた、DTV2からIEEE1394ネットワークおよび1394I/F26を経由して受け取ったコマンドの内容に応じて電源部25を制御し、HDD4の主電源のオンまたはオフを行う。ここで、主電源とは、HDD4の各装置部分の電源であり、CPU24、ROM/RAM23等は常時動作しうるように設定されうる。
図2の場合と同様、図3に示すHDD4の構成も単なる例示に過ぎず、他の様々な構成をとることができる。また、この実施形態では、ターゲットとしてHDDを想定し、放送データがハードディスクに記録される構成となっているが、大容量の可搬記録媒体にデータを書き込み、読み出す装置をターゲットとしてもよい。また、コントローラから制御を受けて電源のオン・オフ等を行う限り、データの書き込みや読み出しを行う装置に限定される必要もない。
また、上述のように、この実施形態においては、ターゲットの電源のオン・オフをコントロールするコマンドが、コントローラ(DTV2)からIEEE1394ネットワークを介してターゲット(HDD4)に伝えられている。従って、この場合、コントローラおよびターゲットによるコマンドの送受信の手順は、IEEE1394通信プロトコルに従ったものである必要がある。しかしながら、他の方法を使用して、コントローラから電源に関する指令をターゲットに送信することも可能である。
上記ターゲットの電源をオン・オフするためのコマンドとしては、AV/Cコマンド(AV/C(Audio/Video Control) Digital Interface Command Set、以下、AVCコマンドと称する)が使用される。
ここで、IEEE1394通信プロトコルのレイヤ構成を図4を参照して説明する。IEEE1394シリアルバスでは、64bitの固定的に割り振られたアドレス空間(うち機器内部で48bit)を利用する。図4を参照すると、DTV2(コントローラ)については、アプリケーション層31、AVC層32、FCP(Function Control Protocol)層33、および物理層(IEEE1394)34からなり、HDD4(ターゲット)についても同様に、アプリケーション層41、AVC層42、FCP層43、および物理層(IEEE1394)44からなる。
FCP層33、43は、IEEE1394規格のライト・トランザクションサービスを用いてDTV(FCPコントローラ)とHDD(FCPターゲット)間のFCPコマンドおよびFCPレスポンスのやり取りを上位層に提供する。
AVC層32、42は、FCPコマンド、レスポンスのサービスを用いて、DTV(AVCコントローラ)とHDD(AVCターゲット)間のAVCコマンドおよびAVCレスポンスのやり取りを行う。さらに、AVCコマンド、レスポンスの内容の定義が行われる。
アプリケーション層31、41は、AVCの機能を用いて、他の機器を制御するコントローラと、制御を受け付ける機器の状態を変化させるターゲットが実装される。この実施形態の場合、DTV2には、HDD4を制御するHDDコントローラモジュールが、HDD4には、制御を受け付け、HDD4の状態を変えるHDDターゲットモジュールが配置される。
次に、DTV2(コントローラ)とHDD4(ターゲット)間で行われる、AVCコマンドおよびAVCレスポンスのやり取りを、図5を参照して説明する。
DTV2(コントローラ)のAVC層において、例えば、HDDコントロールモジュールといったアプリケーションからの要求51はAVCコマンドフレームに変換され、FCP層に送られる。FCP層において、AVCコマンドフレームはFCPコマンドフレームに変換され、物理層(IEEE1394)に対しライトリクエストが出される。物理層では、ターゲットのコマンドレジスタ(目的オフセット:FFFF F0000B00)に対して上記FCPコマンドフレームの書き込みが行われる。HDD4(ターゲット)は、コマンドレジスタへの書き込みを受信すると、FCP層、AVC層に通知が行われ、AVC層でコマンドが解釈され、最終的に、HDDターゲットモジュールといったアプリケーションに通知52が渡される。
HDD4のアプリケーションは、受信したコマンドの処理を行い、結果53をレスポンスとしてAVC層に渡す。AVC層において、AVCレスポンスフレームがFCP層に送信されると、FCP層では、受信したAVCレスポンスフレームがFCPレスポンスフォームに変換され、そこで、物理層(IEEE1394)に対しライトリクエストが出される。物理層では、コントローラのレスポンスレジスタ(目的オフセット:FFFF F0000D00)に対して上記FCPレスポンスフレームの書き込みが行われる。コントローラは、レスポンスレジスタへの書き込みを検出すると、FCP層、AVC層に通知が行われ、AVC層でコマンドが解釈され、最終的にアプリケーションに通知54が渡される。
図6は、FCPコマンドフレームのフォーマットの一例を示している。ここで、主なフィールドについて説明する。各フィールドには、対応するフィールド名が記されており、括弧内の数字はそのフィールドのビット数を表している。最初のフィールドの「desitination_ID」は、受信機器(ここではターゲット)のアドレスを示し、「source_ID」は送信機器(ここではコントローラ)のアドレスを示す。「destination_offset」は受信機器の内部アドレスを示し、「data_length」はデータ長を示す。また、「cts」は、FCPコマンドフレームで使われるコマンド・トランザクション・フォーマットを定義する。AVCコマンドでは、「cts」フィールドは0に設定される。「FCP_data」フィールドにはデータ自体が格納される。当該フィールドの余白は、必要に応じてゼロがセットされる。
次に、図7Aを参照してAVCコマンドフレームの主なフィールドについて説明する。各フィールドには、対応するフィールド名が記されており、括弧内の数字はそのフィールドのビット数を表している。「ctype」はコマンドの種類を定義するフィールドであり、「CONTROL」、「STATUS」、「SPECIFIC INQUIRY」、「NOTIFY」、「GENERAL INQUIRY」の5種類が定義されているが、本実施形態では「CONTROL」を使用する。「subunit_type」、「subunit_ID」は、AVCコマンドフレームの宛先と、AVCレスポンスフレームの発信元を特定するフィールドである。「opcode」は実行するオペレーションを定義するものであり、「operand[0]」ないし「operand[n]」は、「ctype」、「subunit_type」、「opcode」フィールドの内容により決定される。フレームの余白には、必要に応じてゼロがセットされる。
図7Bは、AVCレスポンスフレームのフォーマットの一例である。ここで、主なフィールドについて説明する。各フィールドには、対応するフィールド名が表されており、括弧内の数字はそのフィールドのビット数を表している。「response」は、レスポンスの種類を定義する。「NOT IMPLEMENTED」、「ACCEPT」、「REJECT IN TRANSITION」、「IMPLEMENTED」、「GENERAL INQUIRY」等、コマンドの実行結果によって、適切な値が設定される。コマンド受け付けた場合は「ACCEPT」が設定される。「subunit_type」、「subunit_ID」は、応答するAVCユニットまたはサブユニットの発信元を特定するAVCアドレスを形成する。「opcode」は、応答する状態を定義する。「operand[0]」ないし「operand[n]」は、「ctype」、「subunit_type」、「opcode」の各フィールドの内容によって決定される。フレームの余白には、必要に応じてゼロがセットされる。
ターゲットの電源状態(すなわち、電源のオン・オフ)は、例えば、「Power」コマンドを用いて制御することができる。図8は、「Power」コマンドのフォーマットを示したものである。フィールド「opcode」と「operand[0]」からなり、フィールド「opcode」には、「Power」コマンドであることを示すために、16進数で、例えば、「B2」が設定される。
ターゲットの電源を投入する、すなわち、PowerOnの状態にするためには、「operand[0]」フィールドの「power_state」に、「Power On (実際にセットされるデータは、16進数で「60」)」を指定する。一方、ターゲットの電源をオフにするためには、「power_state」に「Power Off」」を指定する。ここでは、「power_state」に「Power On」とセットしたものをPowerOnコマンドと称し、「Power Off」とセットしたものをPowerOffコマンドと称することにする。
次に、図9を参照して、DTV2のソフトウエア構成を説明する。図9に示されたソフトウエアは、図2に関して説明したCPU16により動作する。アプリケーション61には、例えば、HDD4についての設定を行うアプリケーションが含まれる。当該アプリケーションは、コントロールパネルをDTV2のモニタに表示し、そこで、HDD4の電源のオン・オフ、動作モードのコントロール(再生、停止、録画等)等の設定を可能とするインタフェースを提供する。ユーザーからの要求は、リモコンI/F19から受信し、どのような操作がされたかを解釈して上記要求を判断し、その内容をHDDコントローラ62に送信する。
HDDコントローラ62は、アプリケーション61から受信したユーザからの要求を実現するために、どのAVCコマンドをどういう順序でHDD4に送信すべきかを決定し、AVCコントローラ63にAVCコマンド送信要求を行う。AVCコマンドの実行結果は、AVCレスポンスを受信したAVCコントローラ63を介してHDDコントローラ62に通知される。
AVCコントローラ63は、HDDコントローラ62から渡されたAVCコマンドをAVCコマンドの定義に従ってバイト列に変換し、FCPコマンドフレームを作成した後、1394ドライバ64にFCPコマンドの送信要求を送信する。当該FCPコマンドの結果は、1394ドライバ64がFCPレスポンスの通知を受けることによって把握する。1394ドライバ64は、この結果を解釈し、AVCコントローラ63を介してHDDコントローラ62に通知する。
1394ドライバ64は、AVCコントローラ63から受信したFCPコマンドフレームを、ライトリクエストによりIEEE1394ネットワークを介してHDD4に書き込む。さらに、HDD4からのFCPレスポンスフレームの書き込みを受信すると、AVCコントローラ63にその結果を通知する。これらのソフトウエアモジュールはDTV2の電源オンと同時に起動され、処理を開始する。これらの一連の動作は、図5に示した手順に対応するものである。
次に、DTV2において、HDD4の電源状態を制御するための手順について、図10のフローチャートを参照して説明する。図10に示す処理は、例えば、DTV2の電源オンの時点で開始される。DTV2の電源がオフにされると、その時点で当該処理は終了する。当該処理は、例えば、ROM/RAM15に格納されたプログラムの指令によりCPU16によって実行される。
DTV2の電源投入により処理が開始され、ステップS1でDTV2のシステムの初期化が行われ、図9に示した各ソフトウエアモジュールが例えば、ROM/RAM15にロードされ、上述した各処理を実行できる状態となる。ステップS2で、HDDコントローラ62は、HDD4に対してPowerOnコマンドを送信する。これによって、HDD4は、DTV2の電源投入に伴って自動的に電源がオンにされ、ユーザが直ぐに録画等を指示することが可能になる。なお、HDD4への当該コマンドの送信、およびレスポンスの受信、解釈等は、図9に関連して説明した通りである。
この後、ステップS3において、タイマー計測が開始される。アプリケーション61は、ユーザのリモコン操作を解釈してDTV2の動作を制御するが、ユーザがHDD4を使用した録画を指示した場合等、HDD4にアクセスする操作を行った場合に、HDDコントローラ62に通知を行うように動作する。ステップS4において、HDDコントローラ62が、この通知を受け取ったか否かが判断され、通知があった場合は、ステップS5でタイマーをリセットしてステップS6に進み、通知がない場合は、タイマーのリセットをせずにステップS6に進む。
タイマーによる計測をしないよう制御することも可能であり、その場合は、ステップS3ないしステップS8の処理は不要である。
ステップS6においては、タイマーのタイムアウトが発生したかどうかが判定される。この実施形態では、例えば、10分でタイムアウトが発生するものとする。タイムアウトが発生していない場合は、タイマーによる計測が継続され、ステップS4に戻る。タイムアウトが発生している場合、ステップS7に進み、HDD4にPowerOffコマンドを送信し、HDD4の電源をオフにする。これは、HDD4が10分間使用されなかった場合に、自動的に電源をオフするものである。これによって、HDD4が使用されていないにも係わらず長時間電源が投入された状態となることを防止することができ、無駄な電力の消費を押さえることができる。
また、HDD4への当該コマンドの送信、およびレスポンスの受信、解釈等は、図9に関連して説明した通りである。
一旦、HDD4の電源がオフにされた場合は、ステップS8で、再度、HDD4の使用が行われるかを判定し、HDD4が使用される場合、すなわち、DTV2から何らかのアクセスがあった場合、あるいは(予約録画等で)アクセスする予定がある場合、再びステップS2に戻って、HDD4にPowerOnコマンドが送信される。
この実施形態では、DTV2をコントローラ、HDD4をターゲットとし、さらに、IEEE1394規格に基づいて機器の電源オン・オフを制御するものとして説明してきたが、コントローラの電源投入に応じて、コントローラからターゲットの電源を、少なくとも両者を接続するネットワークを利用して投入するよう制御できる限り、様々な他の実施形態を考えることができる。
また、一定時間、ターゲットが使用されない場合に、当該ネットワークを利用してターゲットの電源をオフにする具体的な手段についても様々なバリエーションを考えることが可能である。
この発明の一実施形態に係るDTVと制御対象のHDDを表すブロック図である。 この発明の一実施形態に係るDTVの構成を表すブロック図である。 図1に示す制御対象のHDDの構成を表すブロック図である。 図1に示す両機器の通信プロトコルのレイヤを示す略線図である。 DTVとHDD間のコマンドの遷移を示す略線図である。 FCPフレームの例を表す略線図である。 AVCコマンドフレームとAVCレスポンスフレームの例を表す略線図である。 Powerコマンドのフォーマットを示す略線図である。 DTVのソフトウエア構成を示す略線図である。 HDDの電源状態を制御するための手順を示したフローチャートである。
符号の説明
2・・・DTV、3・・・ネットワーク、4・・・HDD、5・・・リモコン、16,24・・・CPU、18,26・・・1394I/F、25・・・電源部

Claims (9)

  1. ネットワークを介して接続機器と接続された電子機器であって、
    前記接続機器の電源を投入するための第1のコマンドおよび前記接続機器の電源を落とすための第2のコマンドを生成し、前記第1のコマンドおよび前記第2のコマンドを前記ネットワークを介して前記接続機器に送信するコマンド送信手段と、
    前記接続機器への所定データの送信、および前記接続機器からの所定データの受信のうち少なくともいずれかを実行するデータ送受信手段と、
    前記第1のコマンドを前記接続機器に送信してからの時間を計測する計測手段と
    を有し、
    前記コマンド送信手段は、
    前記電子機器の電源が投入された場合に、前記第1のコマンドを前記接続機器に送信し、
    前記電子機器の電源が投入されることによって計測された、前記第1のコマンドが前記接続機器に送信されてからの時間が所定時間を経過する間に前記データ送受信手段による所定データの送信または受信が実行されなかった場合に、前記第2のコマンドを前記接続機器に送信する電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記ネットワークがIEEE1394ネットワークであり、前記コマンド送信手段が、IEEE1394通信プロトコルに従って、前記第1のコマンドを前記接続機器に送信することを特徴とする電子機器。
  3. ディジタルテレビジョン放送を受信し、放送データを取得する放送受信手段をさらに有し、
    前記送信または受信される所定データが、前記取得された放送データである請求項1に記載の電子機器。
  4. 電子機器で、該電子機器にネットワークを介して接続された接続機器の電源を投入するための第1のコマンドおよび前記接続機器の電源を落とすための第2のコマンドを生成し、前記第1のコマンドおよび前記第2のコマンドを前記ネットワークを介して前記接続機器に送信するコマンド送信ステップと、
    前記接続機器への所定データの送信、および前記接続機器からの所定データの受信のうち少なくともいずれかを実行するデータ送受信ステップと、
    前記第1のコマンドを前記接続機器に送信してからの時間を計測する計測ステップと
    を有し、
    前記コマンド送信ステップは、
    前記電子機器の電源が投入された場合に、前記第1のコマンドを前記接続機器に送信し、
    前記電子機器の電源が投入されることによって計測された、前記第1のコマンドが前記接続機器に送信されてからの時間が所定時間を経過する間に前記データ送受信ステップによる所定データの送信または受信が実行されなかった場合に、前記第2のコマンドを前記接続機器に送信する制御方法。
  5. 前記ネットワークがIEEE1394ネットワークであり、前記コマンド送信ステップが、IEEE1394通信プロトコルに従って、前記第1のコマンドを前記接続機器に送信する請求項4に記載の制御方法。
  6. ディジタルテレビジョン放送を受信し、放送データを取得する放送受信ステップをさらに有し、
    前記送信または受信される所定データが、前記取得された放送データである請求項4に記載の制御方法。
  7. ネットワークを介して接続された接続機器の電源を投入するための第1のコマンドおよび前記接続機器の電源を落とすための第2のコマンドを生成し、前記第1のコマンドおよび前記第2のコマンドを前記ネットワークを介して前記接続機器に送信するコマンド送信手段と、
    前記接続機器への所定データの送信、および前記接続機器からの所定データの受信のうち少なくともいずれかを実行する第1のデータ送受信手段と、
    前記第1のコマンドを前記接続機器に送信してからの時間を計測する計測手段と
    を有する電子機器と、
    前記電子機器から前記第1のコマンドおよび前記第2のコマンドを前記ネットワークを介して受信するコマンド受信手段と、
    前記電子機器からの所定データの受信、および前記電子機器への所定データの送信のうち少なくともいずれかを実行する第2のデータ送受信手段と、
    前記第1のコマンドを受信した場合に電源を投入し、前記第2のコマンドを受信した場合に該電源を落とすよう制御する電源制御手段と
    を有する接続機器と
    からなり、
    前記電子機器は、
    前記電子機器の電源が投入された場合に、前記コマンド送信手段により前記第1のコマンドを前記接続機器に送信し、
    前記電子機器の電源が投入されることによって計測された、前記第1のコマンドが前記接続機器に送信されてからの時間が所定時間を経過する間に前記第1のデータ送受信手段による所定データの送信または受信が実行されなかった場合に、前記コマンド送信手段により前記第2のコマンドを前記接続機器に送信する制御システム。
  8. 前記ネットワークがIEEE1394ネットワークであり、前記コマンド送信手段が、IEEE1394通信プロトコルに従って、前記第1のコマンドを前記接続機器に送信する請求項7に記載の制御システム。
  9. 前記電子機器が、ディジタルテレビジョン放送を受信し、放送データを取得する放送受信手段をさらに有し、
    前記送信または受信される所定データが、前記取得された放送データである請求項7に記載の制御システム。
JP2003325392A 2003-09-18 2003-09-18 電子機器、制御方法、および制御システム Expired - Fee Related JP4333300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325392A JP4333300B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 電子機器、制御方法、および制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325392A JP4333300B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 電子機器、制御方法、および制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005094389A JP2005094389A (ja) 2005-04-07
JP4333300B2 true JP4333300B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=34455847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003325392A Expired - Fee Related JP4333300B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 電子機器、制御方法、および制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4333300B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295697A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Funai Electric Co Ltd 放送受信装置
JP5034787B2 (ja) * 2007-08-30 2012-09-26 ソニー株式会社 電子機器、電子機器の起動方法およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005094389A (ja) 2005-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4106226B2 (ja) 電源制御装置
JP3741425B2 (ja) 無線伝送装置
JP2007043685A (ja) 双方向遠隔制御
JP2007049685A (ja) 双方向遠隔制御
US6684110B1 (en) Control system, apparatus, and method in which display characteristics of an operation panel are changeable
US20050120383A1 (en) System for saving settings of an audiovisual system
US8745229B2 (en) Communication system, communication apparatus, and display method for the same
JP2007184746A (ja) リモコン・システム、リモコン制御対象機器、並びにコンピュータ・システム
US20120133833A1 (en) Video Display Apparatus, Source Apparatus, Video Display Method, and Video Display System
JP2009111738A (ja) ネットワーク変換伝送制御装置
JP2007184745A (ja) リモコン・システム、リモコン制御対象機器、並びにコンピュータ・システム
JP2004228647A (ja) 電子機器およびリモートコントローラ
US7593979B2 (en) Electronic apparatus, network system, relay apparatus, and status control method
US7310808B2 (en) Method of and apparatus for supporting and enabling the selection and mixing of multiple streams of audio/video data from multiple sources within a receiving device allowing external control
US9247007B2 (en) System and method for providing a peripheral control interface for extending media device functions
US20050076374A1 (en) Data transmission apparatus and power supply control method for use in the same
JP4333300B2 (ja) 電子機器、制御方法、および制御システム
JP2004064209A (ja) 録画再生装置及び電源制御方法
JP2006345240A (ja) 遠隔操作システムおよび遠隔操作方法
JP2005026777A (ja) 情報記録装置、その方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP4419539B2 (ja) 電子機器及び通信制御方法
JP2007053692A (ja) Ieee1394シリアルバスに接続されるディジタルテレビジョン受像機、及びieee1394シリアルバスに接続されるターゲット機器
JP4596699B2 (ja) Av機器の遠隔操作方法と遠隔操作装置
JP2004194243A (ja) データ通信装置、データ通信方法、記録媒体およびプログラム
JP4018226B2 (ja) データ通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090413

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees