JP2005294992A - 番組表表示装置、ユーザ個別番組表生成装置、番組表表示方法、ユーザ個別番組表生成方法およびコンピュータ読取可能なプログラム - Google Patents

番組表表示装置、ユーザ個別番組表生成装置、番組表表示方法、ユーザ個別番組表生成方法およびコンピュータ読取可能なプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減すること。
【解決手段】 ユーザ嗜好入力手段41は、ユーザ嗜好データ22を取得しデータ格納手段11に格納する。選択手段46は、番組データリスト24およびユーザ嗜好データ22に基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを、複数の放送局を縦断して選択する。表示手段47は、選択手段46により選択された複数の番組の番組データ33に基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の放送局の放送する番組についての番組表を表示させる番組表表示装置および番組表表示方法、それらに使用可能なユーザ個別番組表生成装置およびユーザ個別番組表生成方法、並びに、それらを実現するために使用されるコンピュータ読取可能なプログラムに関するものである。
従来の番組表表示装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載の装置では、縦方向を放送時間帯とし横方向を放送局(チャンネル)としたマトリクス状に、番組が表示される。
また、ユーザが選択した放送局(チャンネル)について、チャンネル単位で番組表を表示するサービスも提供されている(例えば非特許文献1,2参照)。
さらに、複数の放送局の番組中からユーザ所望の番組を検索する技術についても種々提案されている。
例えば特許文献2には、ある内容の番組が指定されると、番組データ内で、同一内容の番組を別の時間帯(例えば来週)においてサーチする技術が開示されている。
また、あるキーワードを設定しておくと、そのキーワードに関連した番組を一覧表示したり自動的に録画したりする録画装置も開発・販売されている。
さらに、例えば特許文献3では、視聴履歴からユーザ嗜好を学習し、ユーザ嗜好に合う番組を検索し、特許文献1と同様の番組表において色分けして表示する技術が開示されている。
特許第2838892号公報(第4図) 特許第3130501号公報(図5) 特開平11−345446号公報(図6、明細書段落0059,0060) "インターネットTVガイド"、[online]、[ 平成16年2月23日検索]、インターネット<URL:http://www.tvguide.or.jp/> "テレビ王国"、[online]、[ 平成16年2月23日検索]、インターネット<URL:http://www.so-net.ne.jp/tv/>
近年、放送形態の多様化によりユーザが番組を視聴可能な放送局(チャンネル)は、増大している。しかしながら、従来の番組表表示装置では、縦方向を放送時間帯とし横方向を放送局(チャンネル)としたマトリクス状に番組が表示されるため、全チャンネルの番組を放送時間帯に沿ってまとめて同一画面で表示することは困難になっている。
例えば、表示される文字のサイズを小さくすれば、より多くのチャンネルを含む番組表を表示することができるが、その場合、ユーザの視認性が低下してしまう。また、表示される文字のサイズを大きくした場合には、番組表が1画面で収まらず、ユーザは、番組表全体を見るために、スクロール操作などを行うことになる。
さらに、従来の番組検索方法を使用してヒットした番組のみを表示することも考えられるが、上述のようにチャンネルが多数存在するため、従来の番組検索方法では、多くの番組がヒットしてしまい、抽出された多くの番組から、さらに所望の番組をユーザが選択しなければならない。したがって、上記問題は多少軽減されるが、このように各時間帯について多くの番組から所望の番組を選択するにはユーザに煩雑な操作(検索操作、検索結果の閲覧操作、選択操作など)が要求される。
以上のような状況では、たとえ、ユーザが所望する可能性が高い未知の番組が番組表の中にあったとしてもユーザが気付かず、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる番組表表示装置および番組表表示方法、それらに使用可能なユーザ個別番組表生成装置およびユーザ個別番組表生成方法、並びに、それらを実現するために使用されるコンピュータ読取可能なプログラムを得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明の番組表表示装置の1つは、ユーザ嗜好データを取得し所定の記憶手段に格納する嗜好情報取得手段と、少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データ並びに嗜好情報取得手段により取得されたユーザ嗜好データに基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを、複数の放送局を縦断して選択する選択手段と、選択手段により選択された複数の番組の番組データに基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させる表示手段とを備える。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。したがって、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置に加え、嗜好情報取得手段および選択手段を次のようにしたものである。嗜好情報取得手段は、ユーザ嗜好データを、所定の最小値と最大値との間の複数の中間値のうちのユーザ入力に応じた値で取得する。また、選択手段は、嗜好情報取得手段により取得されたユーザ嗜好データと番組データとの適合度を数値で計算し、適合度の数値の大きい番組を選択する。
これにより、曖昧さのあるユーザ嗜好の度合いを番組選択に忠実に反映させることができ、よりユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、嗜好情報取得手段および選択手段を次のようにしたものである。嗜好情報取得手段は、視聴番組に対するユーザの期待の種別を示す複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を取得し、所定の変換式に基づいて、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、番組データに用意されている属性項目に対するユーザ嗜好データへ変換する。また、選択手段は、嗜好情報取得手段による変換後のユーザ嗜好データと番組データとの適合度の高い番組を選択する。
これにより、抽象的なユーザの嗜好の度合いを定量評価可能な形態に変換して番組選択に忠実に反映させることができ、よりユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、複数の放送局の複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された複数の番組データの一部または全部を配列した1または複数の番組表候補データを生成する番組表候補生成手段と、番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度に少なくとも基づいてその番組表候補データを評価する番組表候補評価手段と、番組表候補評価手段による各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データとする番組表決定手段とを、選択手段に有する。
これにより、多くの番組データのうち、生成する番組表データに選ばれる可能性のない番組データが、番組表候補データの評価の前に除外されるため、番組表候補生成手段による番組表候補データの生成および/または番組表候補評価手段による番組表候補データの評価の際に計算の対象となる番組データを少なくすることができ、短い時間で番組表データを生成することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、番組表候補生成手段を次のようにしたものである。番組表候補生成手段は、抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ第1番目の番組表候補データに当てはめていき、第1番目の番組表候補データを生成する。
これにより、第1番目の番組表候補データとして、ユーザ嗜好データとの適合度の高い番組データが多く含まれ番組表候補評価手段による高評価を期待できる番組表候補データが生成される。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置に加え、さらに番組表候補生成手段を次のようにしたものである。番組表候補生成手段は、第1番目の番組表候補データを生成した後に、第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのうちの最も適合度の高いものを、最初に第2の番組表候補データへ当てはめ、その後、抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ第2番目の番組表候補データに当てはめていき、第2番目の番組表候補データを生成する。
これにより、ユーザ嗜好データとの適合度の高い番組データが多く含まれ番組表候補評価手段による高評価を期待できる番組表候補データを2つ生成することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置に加え、さらに番組表候補生成手段を次のようにしたものである。番組表候補生成手段は、第2番目の番組表候補データを生成した後に、第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのうちの第2番目に適合度の高いものを、最初に第3の番組表候補データへ当てはめ、その後、抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ第3番目の番組表候補データに当てはめていき、第3番目の番組表候補データを生成する。
これにより、ユーザ嗜好データとの適合度の高い番組データが多く含まれ番組表候補評価手段による高評価を期待できる番組表候補データを3つ生成することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、番組表候補生成手段を次のようにしたものである。番組表候補生成手段は、所定の数の番組表候補データを生成するか、あるいは第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのいずれもを番組表候補データで使用するまで、繰り返し、第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのうちの次に適合度の高いものを、最初に次の番組表候補データへ当てはめ、その後、抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ当該次の番組表候補データに当てはめていき、当該次の番組表候補データを生成する。
これにより、ユーザ嗜好データとの適合度の高い番組データが多く含まれ番組表候補評価手段による高評価を期待できる番組表候補データを多く生成することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、番組表候補評価手段を次のようにしたものである。番組表候補評価手段は、番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度に加え、番組表候補データに含まれる番組データの番組ジャンルの割合に基づいて、その番組表候補データを評価する。
これにより、ユーザに対してより適切な番組表を提示することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、番組表候補評価手段を次のようにしたものである。番組表候補評価手段は、番組表候補データに含まれる番組データとユーザの嗜好情報との適合度に加え、番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合に基づいて、その番組表候補データを評価する。
これにより、ユーザに対してより適切な番組表を提示することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、選択手段および表示手段を次のようにしたものである。選択手段は、少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データに基づいて、第1の番組表のために、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを複数の放送局を縦断して選択し、第2の番組表のために、第1の番組表のために選択した番組データを除外して、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを選択する。また、表示手段は、選択手段により第1の番組表のために選択された複数の番組の番組データに基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を1列または1行で放送時間帯に沿って表示させ、第2の番組表のために選択された複数の番組の番組データに基づいて、第2の番組表の番組を、第1の番組表の放送時間帯に沿って、1列または1行で表示させる。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の第1の番組表が1列または1行で自動的に表示されるとともに、その番組表に含まれないが適合度の高い番組が第2の番組表として第1の番組表と並んで表示される。したがって、ユーザは、ある視聴時刻について、2つの番組表の番組を比較することができる。ひいては、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
さらに、本発明の番組表表示装置の1つは、上記発明の番組表表示装置のいずれかに加え、少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データに基づいて、選択手段により選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組を選択する予想選択手段を備える。そして、表示手段は、選択手段により複数の番組の番組データに基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を1列または1行で放送時間帯に沿って表示させ、予想選択手段により選択された番組を、第1の番組表の放送時間帯に沿って表示させる。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の第1の番組表が1列または1行で自動的に表示されるとともに、その番組表に含まれないが適合度の高い番組が第1の番組表と並んで表示される。したがって、ユーザは、適合度が高いと予想される番組を比較対象としつつ番組を選択することができる。ひいては、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
本発明のユーザ個別番組表生成装置は、複数の放送局による複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された複数の番組データの一部または全部を番組データとユーザ嗜好データとの適合度に従って配列した1または複数の番組表候補データを生成する番組表候補生成手段と、番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度、番組表候補データに含まれる各番組データの番組ジャンル、および番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合のうちの少なくとも1つに基づいて、その番組表候補データを評価する番組表候補評価手段と、番組表候補評価手段による各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データとする番組表決定手段とを備える。
これにより、ユーザの嗜好に合ったユーザ個別の1列または1行の番組表のデータが自動的に生成される。したがって、この番組表データを使用することで、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
本発明の番組表表示方法は、ユーザ嗜好データを取得し所定の記憶手段に格納するステップと、少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データ並びにユーザ嗜好データに基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを、複数の放送局を縦断して選択するステップと、選択した複数の番組の番組データに基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させるステップとを備える。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。したがって、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
本発明のユーザ個別番組表生成方法は、複数の放送局の複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出するステップと、抽出した複数の番組データの一部または全部を番組データとユーザ嗜好データとの適合度に従って配列した1または複数の番組表候補データを生成するステップと、番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度、番組表候補データに含まれる各番組データの番組ジャンル、および番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合のうちの少なくとも1つに基づいてその番組表候補データを評価するステップと、各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データとするステップとを備える。
これにより、ユーザの嗜好に合ったユーザ個別の1列または1行の番組表のデータが自動的に生成される。したがって、この番組表データを使用することで、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
本発明のコンピュータ読取可能なプログラムの1つは、ユーザ嗜好データを取得し所定の記憶手段に格納する嗜好情報取得手段、少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データ並びに嗜好情報取得手段により取得されたユーザ嗜好データに基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを複数の放送局を縦断して選択する選択手段、並びに、選択手段により選択された複数の番組の番組データに基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させる表示手段、としてコンピュータを機能させる。
このプログラムを実行することにより、ユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。したがって、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
本発明のコンピュータ読取可能なプログラムの1つは、複数の放送局の複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段、抽出手段により抽出された複数の番組データの一部または全部を番組データとユーザ嗜好データとの適合度に従って配列した1または複数の番組表候補データを生成する番組表候補生成手段、番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度、番組表候補データに含まれる各番組データの番組ジャンル、および番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合のうちの少なくとも1つに基づいてその番組表候補データを評価する番組表候補評価手段、並びに、番組表候補評価手段による各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データとする番組表決定手段、としてコンピュータを機能させる。
このプログラムを実行することにより、ユーザの嗜好に合ったユーザ個別の1列または1行の番組表のデータが自動的に生成される。したがって、この番組表データを使用することで、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
本発明によれば、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる番組表表示装置および番組表表示方法、それらに使用可能なユーザ個別番組表生成装置およびユーザ個別番組表生成方法、並びに、それらを実現するために使用されるコンピュータ読取可能なプログラムを得ることができる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る番組表表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、CPU1は、プログラムを実行し、プログラムに記述された処理を実行する演算処理装置である。また、ROM2は、プログラムおよびデータを予め記憶した不揮発性のメモリである。また、RAM3は、プログラムを実行する際にそのプログラムおよびデータを一時的に記憶するメモリである。
また、インタフェース4は、データ格納装置11を接続可能なインタフェース回路である。インタフェース5は、ネットワークインタフェースカード、モデムなどといった通信装置12を接続可能なインタフェース回路である。インタフェース6は、キーボード、マウスなどといった入力装置13を接続可能なインタフェース回路である。なお、インタフェース4,5,6としては、SCSI(Small Computer System Interface )、IDE(Integrated Device Electronics )互換のもの、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、RS−232Cなどといったインタフェースが適宜使用される。ただし、通信装置12としてネットワークインタフェースカードなどのコンピュータに内蔵可能なものを使用する場合には、バス8に直接接続可能である。
また、画像処理回路7は、画像データを書き込まれると、そのデータに対応する画像信号を出力する回路である。この画像処理回路8には、その画像信号に基づいて画像を表示する表示装置14が接続可能である。
バス8は、CPU1、ROM2、RAM3、インタフェース4,5,6、および画像処理回路7を相互に接続する信号路である。バス8としては、PCI(Peripheral Component Interconnect )などといった規格のバスが使用される。なお、バス8の本数、およびCPU1などのバス8への接続形態は、図1のものに限定されるものではない。例えば、バス8を2本とし、そのうちの一本にCPU1とRAM3とを接続し、残りの一本に、他のインタフェース4,5,6などを接続するようにしてもよい。その場合には、2本のバス8を接続するブリッジコントローラが設けられる。
また、データ格納装置11は、大容量のデータを格納可能な装置であって、番組表データを生成する際に実行される番組表生成プログラム21、ユーザの嗜好情報を有するユーザ嗜好データ22、ユーザが直接的に番組について指定した選択条件の情報を有するユーザ個別指定データ23、および複数の放送局により所定の期間内に放送される番組の情報をそれぞれ含む複数の番組データからなる番組データリスト24を格納する装置である。データ格納装置11は、ユーザ嗜好データ22を記憶する記憶手段として機能する。このように装置としては、ハードディスク駆動装置、ディスクアレイ装置などが使用される。
図2は、実施の形態1に係る番組表表示装置において番組表生成プログラム21が実行されることにより実現される機能の構成を示すブロック図である。図2において、ユーザ嗜好入力手段41は、インタフェース6およびバス8を介して入力装置13からのユーザ操作に対応する入力信号に基づいて、ユーザ嗜好データ22を取得し、RAM3またはデータ格納装置11に格納する嗜好情報取得手段として機能する。また、ユーザ個別指定入力手段42は、インタフェース6およびバス8を介して入力装置13からのユーザ操作に対応する入力信号に基づいて、ユーザ個別指定データ23を取得し、RAM3またはデータ格納装置11に格納する機能を有する。
これらの入力手段41,42は、バス8および画像処理回路7を介して表示装置14の表示を制御しGUI(Graphical User Interface)として機能するようにしてもよい。
また、番組抽出手段43は、番組データリスト24から、生成する番組表データの時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段として機能する。抽出された番組データは、RAM3またはデータ格納装置11における番組候補リスト31に登録される。
また、番組表候補生成手段44は、番組候補リスト31内の番組データを配列した1または複数の番組表候補データを生成する機能を有する。この番組表候補データは、RAM3またはデータ格納装置11に格納されるとともに、番組表候補リスト32に登録される。
また、番組表候補評価手段45は、番組表候補リスト32内の番組データとユーザ嗜好データ22との適合度に基づいて番組表候補データを評価する機能を有し、さらに、この各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データ33とする番組表決定手段として機能する。この番組表データ33は、RAM3またはデータ格納装置11に格納される。
なお、これらの番組抽出手段43、番組表候補生成手段44および番組表候補評価手段45は、番組データリスト24並びにユーザ嗜好データ22に基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを、複数の放送局を縦断して選択する選択手段46として機能する。
また、表示手段47は、番組表データ33に基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って表示装置14に表示させる機能を有する。なお、表示される番組は、放送される番組の映像ではなく、いわゆる番組情報のことである(以下同様である)。
図3は、実施の形態1におけるユーザ嗜好データ22の一例を示す図である。このユーザ嗜好データ22は、番組のジャンルごとの嗜好度テーブル22a、タレント、スポーツ選手などの出演者ごとの嗜好度テーブル22b、およびフリーキーワードテーブル22cを有する。各テーブル22a,22b,22cでは、各項目について項目名データと嗜好度データが格納される。なお、これらの嗜好度データは、イエス・ノーといったいわゆるデジタル的な2値データではなく、例えば0から1までといった所定の範囲の中間値を取りうるデータである。つまり、例えば値の範囲が0から1までの場合、全く好きではない項目については、0あるいは0に近い数値が与えられ、かなり好きな項目については、1あるいは1に近い数値が与えられ、まあまあ好きな項目については、0.6あるいは0.7といった数値が与えられる。
図4は、実施の形態1における番組データリスト24の一例を示す図である。番組データリスト24には、複数の番組データ24aが含まれる。番組データ24aは、1つの番組についてのデータであり、放送局情報、放送日付情報、放送の開始時刻情報、放送の終了時刻情報、番組のタイトルを示すタイトル情報、番組の属するジャンルを示すジャンル情報、1または複数の出演者を示す出演者リスト、詳細説明などを含む内容説明テキストなどを有する。なお、番組データリスト24が放送局ごと、放送日付ごとなどでまとめて格納される場合には、番組データ24a内の対応する情報(放送局情報、放送日付情報など)は特になくてもよい。この番組データリスト24としては、本放送とともに配信されたり、コンピュータネットワークを介して提供される電子番組プログラムをそのまま使用したり適宜編集して使用すればよい。
次に、上記装置の動作について説明する。図5は、実施の形態1に係る番組表表示装置の動作について説明するフローチャートである。
まず、CPU1により番組表生成プログラム21が実行されると、図2に示すユーザ嗜好入力手段41、ユーザ個別指定入力手段42、番組抽出手段43、番組表候補生成手段44、番組表候補評価手段45および表示手段47が実現される。
所定の操作が行われると装置の動作モードが登録モードに移行し、ユーザ嗜好入力手段41およびユーザ個別指定入力手段42は、入力装置13に対するユーザの操作に基づいて、ユーザ入力情報をユーザ嗜好データ22およびユーザ個別指定データ23として登録する。
一方、所定の別の操作が行われると装置の動作モードがユーザの個別番組表を表示させる番組表表示モードに移行し、番組抽出手段43、番組表候補生成手段44、番組表候補評価手段45および表示手段47は、番組表を表示させる以下の処理を実行する。
まず、番組抽出手段43が、番組データリスト24から目的となる番組表の時間帯の開始時間より後の番組終了時刻を有し、かつ目的となる番組表の時間帯の終了時間より前の番組開始時刻を有する1または複数の番組データ24aを抽出し、番組候補リスト31に格納する(ステップS1)。なお、番組表の先頭時刻と最終時刻は、例えばユーザ操作に基づいて、事前に設定される。
図6は、図5のステップS1の番組抽出処理の詳細について説明するフローチャートである。まず、番組抽出手段43は、上述のように目的となる番組表の時間帯に属する番組データを抽出する(ステップS11)。
次に、番組抽出手段43は、ユーザ嗜好データ22およびユーザ個別指定データ23を参照して、各番組データ24aと、ユーザ嗜好データ22およびユーザ個別指定データ23との適合度を計算する(ステップS12)。例えば、適合度の計算においては、ユーザ嗜好データ22において嗜好度が設定されている項目が番組データ24aに存在する場合、その嗜好度が適合度に加算されていくようにしてもよいし、番組データ24aに存在する項目であってユーザ嗜好データ22において嗜好度が設定されている項目についてのファジィ積分(ショケ積分など)の値をその番組データ24aの適合度としてもよい。ファジィ積分値を適合度とした場合には、優加法性に基づき、嗜好度の高い1つの項目が番組データ24aに存在する場合より、それより嗜好度の低い2つの項目が番組データ24aに存在する場合のほうが、高い適合度となり易くなる。すなわち、例えば、嗜好度が高い1人の出演者がいるより、その出演者より嗜好度が低い2人の出演者がいるほうが適合度が高くなり易い。
なお、ここで計算された番組データ24aとユーザ嗜好データ22との適合度は、その番組データに関連付けてRAM3またはデータ格納装置11に格納される。
そして、番組抽出手段43は、抽出した番組データ24aを、ユーザ嗜好データ22およびユーザ個別指定データ23との適合度の高い順にソートし、番組候補リスト31に格納する(ステップS13)。
なお、番組候補リスト31には、番組データ24aそのものを格納せずに、番組データリスト24内の番組データを指し示す指標、識別情報、アドレスなどといった指定情報のみを格納するようにしてもよい。
図5に戻り、次に、番組表候補生成手段44は、番組候補リスト31内の番組データ24aを先頭から順番に読み出し、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データ24aを、複数の放送局を縦断して選択し、番組表候補データを生成する(ステップS2)。その際、番組表候補生成手段44は、第1番目の番組表候補データに使用されなかった番組データを少なくとも1つ使用して、第2番目以降の番組表候補データを生成する。これらの番組表候補データは、番組表候補リスト32に格納される。図7は、実施の形態1における番組表候補リスト32を示す図である。図7に示すように、番組表候補リスト32には、複数の番組データ51a(24a)からなる番組表候補データ51が含まれる。
なお、番組表候補リスト32における各番組表候補データには、番組データ(番組データ)そのものを含めずに、番組データリスト24内の番組データ24aを指し示す指定情報のみを番組データ51aとして格納するようにしてもよい。
そして、番組表候補評価手段45は、番組表候補リスト32に格納された各番組表候補データ51について、番組表候補データ51におけるすべての番組データ51aとユーザ嗜好データ22との適合度などに基づいて評価値を計算し、評価値が最大である番組表候補データ51を選択し、番組表データ33として格納する(ステップS3)。その際、番組表候補評価手段45は、ステップS12において計算され格納された各番組データ51a(24a)とユーザ嗜好データ22との適合度を読み出し使用する。
実施の形態1では、番組表候補評価手段45は、第1の指標としての、番組表候補データ51におけるすべての番組データ51aとユーザ嗜好データ22との平均適合度、第2の指標としての、番組表候補データ51に含まれる番組データ51aのジャンルのバランス、および、第3の指標としての、番組表候補データ51に含まれる番組データ51aによる、番組表候補データ51の時間帯(番組表の先頭時刻から最終時刻までの時間帯)に対する占有割合の3つの指標に基づいて、番組表候補データ51の評価値を計算する。
例えば、第1の指標としての平均適合度は、番組表候補データ51におけるすべての番組データ51aについての、各番組データ51aの放送時間で重み付けした平均値である。つまり、ある番組データ51aの放送時間が0.5時間でその適合度が0.9であり、別の番組データ51aの放送時間が1.5時間でその適合度が0.6である場合には、2つの番組データ51aの平均適合度は、0.675(=(0.5×0.9+1.5×0.6)/(0.5+1.5))と計算される。
例えば、第2の指標としてのジャンルのバランスは、番組表候補データ51に含まれる番組データ51aのジャンルの総数、あるいはその総数と所定の平均ジャンル数(例えば3)との差、各ジャンルに属する番組データ51aの合計放送時間のばらつき(分散値や標準偏差値の合計など)などから一意に計算される値とされる。
第3の指標として占有割合は、番組表候補データ51による番組表の先頭時刻から最終時刻までの時間を、すべての番組データ51aの放送時間の合計で除算して得られる値とされる。
なお、3つの指標に基づいて番組表候補データ51の評価値を計算する際には、例えば、3つの指標を適宜規格化し、3つの指標の重み付け総和を評価値としてもよいし、その他の計算式に基づいてもよい。また、上述の3つの指標すべてを使用せずに、ユーザのニーズなどに応じて、これらのうちの1つまたは2つに基づいて評価値を計算するようにしてもよい。
その後、表示手段47は、番組表データ33に基づいて、ユーザの嗜好に適合した複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って表示装置14に表示させる(ステップS4)。その際、表示手段47は、バス8を介して画像処理回路7に、番組表を表示するための画像データを供給する。画像処理回路7は、供給された画像データに基づいて番組表を表示装置14に表示させる。
図8は、実施の形態1に係る番組表表示装置により表示される番組表の一例を示す図である。この番組表61では、番組表データ33に含まれる番組データ51a(24a)に基づいて、放送時間帯を示す細長長方形の画像61aに沿って、番組情報を示す3つの画像61b,61c,61dが表示されている。
画像61bにより、放送開始時刻が18:00であり、放送終了時刻が18:30であり、タイトルが「番組Aタイトル」であり、放送局が「テレビ局A」であり、内容説明テキストが「コーナー1」および「コーナー2」であり、出演者が「司会者1」、「ゲスト1」および「ゲスト2」である番組が表されている。これらの情報は、番組データ24aの各フィールドの値(内容)から得られるものである。
画像61cにより、放送開始時刻が18:30であり、放送終了時刻が20:30であり、タイトルが「番組Bタイトル」であり、放送局が「テレビ局D」であり、内容説明テキストが「あらすじ」である番組が表されている。
このようにして、特定のユーザについて、そのユーザの嗜好に合致した複数の放送局の番組を含む番組表61が、1列または1行で表示される。
ここで、図5のステップS2における番組表候補データ生成処理の詳細について説明する。図9は、図5のステップS2における番組表候補データ生成処理の詳細について説明するフローチャートである。
番組表候補データ51を生成する場合、まず、番組表候補生成手段44は、番組候補リスト31の先頭の番組データ51a(24a)、つまり適合度の最も高い番組データ51a(24a)を選択する(ステップS21)。
次に、番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)を、番組表候補データ51に当てはめることができるか否か、つまり番組表候補データ51における他の番組データ51a(24a)と放送時間帯が重ならないかあるいは重なるかを判定する(ステップS22)。その際、番組表候補生成手段44は、番組表候補データ51に既に当てはめられた各番組データ51a(24a)の放送開始時刻および放送終了時刻を参照して判定する。
番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)を番組表候補データ51に当てはめることができると判定した場合には、番組表候補データ51にその番組データ51a(24a)を追加する(ステップS23)。これにより、番組表候補データ51による番組表候補に、その番組データ51a(24a)による番組が割り当てられたことになる。
一方、番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)を番組表候補データ51に当てはめることができないと判定した場合には、RAM3またはデータ格納装置11に設けられた選択漏れキュー(図示せず)にその番組データ51a(24a)を追加する(ステップS24)。その際、選択漏れキューでは、番組データ51a(24a)は、先に追加されたものが先頭寄りとなるように配列される。なお、選択漏れキューには、番組データ(番組データ)そのものを格納せずに、番組データリスト24内の番組データ24aを指し示す指定情報のみを格納するようにしてもよい。
そして、番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)が番組候補リスト31の最後の番組データ51a(24a)であるか否かを判定する(ステップS25)。番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)が番組候補リスト31の最後の番組データ51a(24a)ではない場合には、番組候補リスト31内の次の番組データ51a(24a)、つまり次に適合度の高い番組データ51a(24a)を選択し(ステップS26)、その番組データ51a(24a)に対して同様にしてステップS22〜S25の処理を行う。
このようにして番組候補リスト31におけるすべての番組データ51a(24a)が、番組表候補データ51あるいは選択漏れキューに割り当てられる。
番組表候補生成手段44は、この時点の番組表候補データ51を第1番目の番組表候補データ51として番組表候補リスト32に追加する。
ここで、番組表候補生成手段44は、番組表候補リスト32における番組表候補データ51の数が所定の数となったか否かを判定する(ステップS28)。番組表候補生成手段44は、番組表候補リスト32における番組表候補データ51の数が所定の数となっていない場合には、選択漏れキューが空であるか否かを判定する(ステップS29)。
そして、番組表候補生成手段44は、番組表候補リスト32における番組表候補データ51の数が所定の数となっておらず、かつ選択漏れキューが空になっていない場合には、ステップS30に進み、第2番目の番組表候補データ51の生成を開始する。
一方、番組表候補生成手段44は、番組表候補リスト32における番組表候補データ51の数が所定の数となるか、あるいは選択漏れキューが空になった場合には、番組表候補データ51の生成を終了する。
第2番目以降の番組表候補データ51を生成する場合、番組表候補生成手段44は、次の番組表候補データ51に、まず、選択漏れキューの先頭の番組データ51a(24a)(つまり、選択漏れキューにおいて最も適合度が高いもの)を追加する(ステップS30)。追加後、番組表候補生成手段44は、選択漏れキューからその番組データ51a(24a)を削除する。
そして、番組表候補生成手段44は、番組候補リスト31の先頭の番組データ51a(24a)、つまり適合度の最も高い番組データ51a(24a)を選択する(ステップS31)。なお、この時点の番組候補リスト31は、ステップS21と同様の状態のものである。
次に、番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)を、番組表候補データ51に当てはめることができるか否かを判定する(ステップS32)。
番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)を番組表候補データ51に当てはめることができると判定した場合には、番組表候補データ51にその番組データ51a(24a)を追加する(ステップS33)。
一方、番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)を番組表候補データ51に当てはめることができないと判定した場合には、ステップS33の処理をスキップする。つまり、第2番目以降の番組表候補データ51の生成の際には、選択漏れキューに番組データ51a(24a)は追加されない。
そして、番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)が番組候補リスト31の最後の番組データ51a(24a)であるか否かを判定する(ステップS34)。番組表候補生成手段44は、選択した番組データ51a(24a)が番組候補リスト31の最後の番組データ51a(24a)ではない場合には、番組候補リスト31の次の番組データ51a(24a)、つまり次に適合度の高い番組データ51a(24a)を選択し(ステップS35)、その番組データ51a(24a)に対して同様にしてステップS32〜S34の処理を行う。
番組表候補生成手段44は、この時点の番組表候補データ51を第2番目の番組表候補データ51として番組表候補リスト32に追加する(ステップS36)。第2番目の番組表候補データ51は、選択漏れキューにおける番組データ51a(24a)を有するため、第1番目の番組表候補データ51とは異なるものとなっている。
これ以降、ステップS28,S29において、番組表候補リスト32内の番組表候補データ51の数が所定の数になったと判定されるか、選択漏れキュー内の番組データがなくなったと判定されるまで、ステップS28〜S36において、第3番目以降の番組表候補データ51が繰り返し生成される。
このようにして、番組表候補データ51を含む番組表候補リスト32が生成される。これにより、適合度が高くかつ互いに異なる複数の番組表候補データ51が生成される。
以上のように、上記実施の形態1によれば、ユーザ嗜好データ入力手段41は、ユーザ嗜好データ22を取得しデータ格納装置11に格納する。選択手段46は、番組データ24aおよびユーザ嗜好データ22に基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データ24aを、複数の放送局を縦断して選択する。表示手段47は、選択手段46により選択された複数の番組の番組データ51a(24a)に基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って表示装置14に表示させる。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。したがって、ユーザの嗜好データに合致する番組のみを、煩雑な操作を要求することなく、ユーザにとって見やすい番組表で呈示することができ、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
さらに、上記実施の形態1によれば、番組抽出手段43は、複数の放送局の複数の番組の番組データ24aから、番組表の時間帯に属する番組データ24aを抽出する。そして、番組表候補生成手段44は、番組抽出手段43により抽出された番組データ51a(24a)を配列した番組表候補データ51を生成する。番組表候補評価手段45は、番組表候補生成手段44により生成された番組表候補データ51に含まれる番組データ51aとユーザ嗜好データ22との適合度に基づいて番組表候補データ51を評価し、各番組表候補データの評価に基づいて番組表データ33を決定する。
これにより、多くの番組データのうち、生成する番組表データに選ばれない番組データが、番組表候補データの評価の前に除外されるため、番組表候補生成手段44による番組表候補データの生成および/または番組表候補評価手段45による番組表候補データの評価の際に計算の対象となる番組データを少なくすることができ、短い時間で番組表データを生成することができる。
さらに、上記実施の形態1によれば、番組表候補生成手段44は、番組抽出手段43により抽出された番組データ51a(24a)を、ユーザ嗜好データ22との適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データ24aを除外しつつ第1番目の番組表候補データ51に当てはめていき、第1番目の番組表候補データ51を生成する。
これにより、第1番目の番組表候補データ51として、ユーザ嗜好データ22との適合度の高い番組データ51a(24a)が多く含まれ番組表候補評価手段45による高評価を期待できる番組表候補データ51が生成される。
さらに、上記実施の形態1によれば、番組表候補生成手段44は、所定の数の番組表候補データを生成するか、あるいは第1番目の番組表候補データ51の生成時に除外した番組データ24aのいずれもを番組表候補データ51で使用するまで、繰り返し、第1番目の番組表候補データ51の生成時に除外した番組データ24aのうちの次に適合度の高いものを、最初に次の番組表候補データ51へ当てはめ、その後、番組抽出手段43により抽出された番組データ24aをユーザ嗜好データ22との適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データ24aを除外しつつ当該次の番組表候補データ51に当てはめていき当該次の番組表候補データ51を生成する。
これにより、ユーザ嗜好データ22との適合度の高い番組データ24aが多く含まれ番組表候補評価手段45による高評価を期待できる番組表候補データ51を多く生成することができる。
さらに、上記実施の形態1によれば、番組表候補評価手段45は、番組表候補データ51に含まれる番組データ51aとユーザ嗜好データ22との適合度に加え、番組表候補データ51に含まれる番組データ51aの番組ジャンルの割合に基づいて、番組表候補データ51を評価する。
これにより、ユーザに対してより適切な番組表を提示することができる。番組表の番組ジャンルに偏りがあると、例えば同一番組ジャンルの番組を長時間にわたって連続してしまうため、そのような番組表は必ずしもユーザにとって最適であるとはいえない。この番組表表示装置によれば、そのような番組表が表示される可能性を低減することができる。
さらに、上記実施の形態1によれば、番組表候補評価手段45は、番組表候補データに含まれる番組データ51aとユーザの嗜好情報22との適合度に加え、番組表候補データ51の時間帯に対する番組の時間の占有割合に基づいて、番組表候補データ51を評価する。
これにより、ユーザに対してより適切な番組表を提示することができる。番組が表示されていない時間帯が多い番組表はユーザにとって最適であるとはいえない。この番組表表示装置によれば、そのような番組表が表示される可能性を低減することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る番組表表示装置は、実施の形態1と同様に複数の放送局に属する複数の番組を第1の番組表として1列または1行で放送時間帯に沿って表示させ、さらに、第1の番組表の番組を除く番組からなる第2の番組表を、第1の番組表に並行して表示させるようにしたものである。
実施の形態2に係る番組表表示装置は、実施の形態1に係る番組表表示装置と比較して、番組表生成プログラム21を変更したものである。したがって、ここでは、実施の形態2における番組表生成プログラム21により実現される各種機能について説明し、その他の構成については実施の形態1の場合と同様であるので、その説明を省略する。
図10は、実施の形態2に係る番組表表示装置において番組表生成プログラムが実行されることにより実現される機能の構成を示すブロック図である。図10において、ユーザ嗜好入力手段41、ユーザ個別指定入力手段42、番組抽出手段43および番組表候補生成手段44は、実施の形態1の場合と同様の機能を有する手段である。
図10において、既選択番組除去手段71は、番組表データ33の生成後、番組表データ33に含まれる番組データ51a(24a)を番組候補リスト31から削除する機能を有する。
また、番組表候補評価手段45Aは、実施の形態1の番組表候補評価手段45と同様に各番組表候補データの評価に基づいて番組表データ33を決定するとともに、既選択番組除去手段71により番組表データ33に含まれる番組データが番組候補リスト31から削除された後に、番組表候補生成手段44により生成された各番組表候補データ51を評価しその評価値に基づいてサブ番組表データ62を決定する機能を有する。サブ番組表データ62は、RAM3またはデータ格納装置11に格納される。
また、表示手段47Aは、番組表データ33およびサブ番組表データ62に基づいて、複数の放送局に属する複数の番組を、1列または1行の第1の番組表および第1の番組表に並行した第2の番組表として1つの放送時間帯に沿って表示装置14に表示させる機能を有する。
次に、上記装置の動作について説明する。図11は、実施の形態2に係る番組表表示装置の動作について説明するフローチャートである。
まず、CPU1により番組表生成プログラム21が実行されると、図10に示すユーザ嗜好入力手段41、ユーザ個別指定入力手段42、番組抽出手段43、番組表候補生成手段44、番組表候補評価手段45A、表示手段47Aおよび既選択番組除去手段71が実現される。
なお、登録モードでのユーザ嗜好入力手段41およびユーザ個別指定入力手段42の動作については実施の形態1の場合と同様である。
一方、番組表表示モードでは、番組抽出手段43、番組表候補生成手段44、番組表候補評価手段45A、表示手段47Aおよび既選択番組除去手段71は、番組表を表示させる以下の処理を実行する。
まず、番組抽出手段43、番組表候補生成手段44および番組表候補評価手段45Aにより、実施の形態1の場合と同様にして、番組表データ33が生成される(ステップS1〜S3)。
番組表データ33が生成されると、既選択番組除去手段71は、番組表データ33に含まれる番組データ51a(24a)を特定し、その番組データ51a(24a)を番組候補リスト31から削除する(ステップS101)。
次に、番組表データ33に含まれる番組データ51a(24a)が除外された番組候補リスト31に基づいて、番組表候補生成手段44により、実施の形態1の場合と同様にして、番組表候補リスト32が生成される(ステップS102)。
そして、番組表候補評価手段45Aは、番組表データ33に含まれる番組データ51a(24a)が除外された番組候補リスト31に基づいて番組表候補リスト32が生成されると、この時点の番組表候補リスト32に含まれる各番組表候補データ51を評価し、評価の最も高い番組表候補データ51をサブ番組表データ62とする(ステップS103)。
このようにして、番組表データ33およびサブ番組表データ62が生成された後、表示手段47Aは、番組表データ33およびサブ番組表データ62に基づいて、番組表データ33に基づく第1優先の番組表を1列または1行で放送時間帯に沿って表示装置14に表示させ、それとともに、サブ番組表データ62に基づく第2優先の番組表を1列または1行で第1優先の番組表に沿って表示装置14に表示させる(ステップS104)。
図12は、実施の形態2に係る番組表表示装置により表示される番組表の一例を示す図である。この番組表81では、番組表データ33に基づく1列の第1優先番組表81b、およびサブ番組表データ62に基づく1列の第2優先番組表81cが、放送時間帯を示す細長長方形の画像81aに沿って表示されている。
第1優先番組表81bでは、ユーザにとって最も適切である旨を示すテキスト「BEST CHOICE」が列のタイトルとして表示され、番組表データ33の各番組データ51a(24a)に基づく各番組の画像が、実施の形態1の場合と同様に表示される。
また、第2優先番組表81cでは、ユーザにとって2番目に最も適切である旨を示すテキスト「NEXT CHOICE」が列のタイトルとして表示され、サブ番組表データ62の各番組データ51a(24a)に基づく各番組の画像81d,81e,81fが、第1優先番組表81bと同一の時間軸で表示される。
このようにして、特定のユーザについて、そのユーザの嗜好に最も適合した番組表と2番目に最も適合した番組表が、2列(または2行)で表示される。
なお、上述の各処理の詳細については実施の形態1の場合と同様にすればよい。
以上のように、上記実施の形態2によれば、選択手段46は、第1の番組表のために選択した番組データを除外して、第2の番組表のために、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを選択する。そして、表示手段47Aは、番組データ33に基づいて、第1の番組表を1列または1行で放送時間帯に沿って表示させ、サブ番組データ62に基づいて、第2の番組表を、第1の番組表の放送時間帯に沿って1列または1行で表示させる。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の第1の番組表が1列または1行で自動的に表示されるとともに、その番組表に含まれないが適合度の高い番組が第2の番組表として第1の番組表と並んで表示される。したがって、ユーザは、ある視聴時刻について、2つの番組表の番組を比較することができる。ひいては、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。なお、2列程度であれば、良好な視認性を確保しつつ同一画面で番組表全体を表示させることが可能である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る番組表表示装置は、実施の形態1と同様に複数の放送局に属する複数の番組を1列または1行の番組表で放送時間帯に沿って表示させ、さらに、番組表に選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組を選択し、その番組を、上記番組表に沿って表示させるようにしたものである。
なお、番組表に選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組を選択する予想選択手段(図示せず)は、番組表生成プログラム21が実行されることで実現され、後述する処理を実行する機能を有する。
また、「番組表に選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組」とは、例えば、当該ユーザと類似した属性情報を有する他のユーザが視聴している番組、非契約チャンネルで現時点で視聴できないがユーザの嗜好情報との適合度が高い番組、ユーザの知人からお勧めのあった番組などである。
なお、当該ユーザと類似した属性情報を有する他のユーザが視聴している番組については、各ユーザについて、属性情報、視聴履歴およびユーザ個別指定データ23を予め格納しておき、属性情報内の特定の属性項目の値が近い他のユーザを選択し、そのユーザの視聴履歴およびユーザ個別指定データ23に登録されている番組で、今回表示する番組表の時間帯に属するものを抽出し、その番組の番組データ24aに基づいて番組の画像を表示させればよい。
また、非契約チャンネルで現時点で視聴できないがユーザの嗜好情報との適合度が高い番組については、非契約チャンネルの番組データ24aのうち、今回表示する番組表の時間帯に属するものを抽出し、抽出した番組データ24aのうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高い番組データ24aを選択し、その番組データ24aに基づいて番組の画像を表示させればよい。
また、ユーザの知人からお勧めのあった番組については、電子メールシステム、電子チャットシステム、電子掲示板などを利用して、特定の他のユーザにより入力された、当該ユーザ宛ての番組お勧め情報を、当該ユーザについての所定の記憶領域(例えばデータ格納装置11)に蓄積しておき、番組表表示の際に、この記憶領域から番組お勧め情報を読み出し、その番組お勧め情報に合致する番組データ24aを抽出し、抽出した番組データ24aのうち、今回表示する番組表の時間帯に属するものを選択し、その番組データ24aに基づいて番組の画像を表示させればよい。
図13は、実施の形態3に係る番組表表示装置により表示される番組表の一例を示す図である。この番組表では、番組表データ33に基づく1列の番組表が、放送時間帯を示す細長長方形の画像に沿って表示されている。そして、その1列の番組表の隣りの列101に、「OTHER CHOICE」なるタイトルで、「番組表に選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組」として、タイトルが「番組Zタイトル」で、放送局が「テレビ局G」である番組の画像が表示されている。
なお、その他、サービス提供者が表示させたい特定の番組を同様にして表示させるようにしてもよい。また、これらの表示処理は、表示手段47により所定の表示装置14に対して行われる。
なお、実施の形態3では、実施の形態1に装置に加えて追加の番組を表示させるようにしているが、実施の形態2に装置に加えて追加の番組を表示させるようにしてもよい。その場合には、表示される番組表は、「BEST CHOICE」、「NEXT CHOICH」、「OTHER CHOICE」といった3列(または3行)となる。
以上のように、上記実施の形態3に係る番組表表示装置は、図示せぬ予想選択手段により、番組データリスト24に基づいて、選択手段46により選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組を選択する。そして、表示手段47は、番組データ33に基づいて番組表を1列または1行で放送時間帯に沿って表示させるとともに、予想選択手段により選択された番組を、その番組表の放送時間帯に沿って表示させる。
これにより、ユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示されるとともに、番組表に含まれないが適合度の高い番組がその番組表と並んで表示される。したがって、ユーザは、適合度が高いと予想される番組を比較対象としつつ番組を選択することができる。ひいては、ユーザの嗜好に合致した番組を見逃してしまう可能性を低減することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る番組表表示装置は、上記実施の形態1〜3のいずれかに係る番組表表示装置と同様の構成に加え、ユーザ嗜好データ22における各項目の値として、所定の範囲内の中間値(つまりデジタル的な2値ではない値)を設定するGUIを有するものである。このGUIは、番組表生成プログラム21が実行されることにより実現されるユーザ嗜好入力手段41、入力装置13および表示装置14で構成される。
なお、番組表データ33の生成および番組表の表示については、上記実施の形態1〜3のいずれかに係る番組表表示装置と同様の構成および動作により可能であるため、それについての詳細な説明は省略する。
次に、実施の形態4に係る番組表表示装置によるユーザ嗜好データ22の取得について説明する。
まず、所定の操作が行われ装置の動作モードが登録モードに移行すると、ユーザ嗜好入力手段41は、入力フォームを表示手段14に表示させる。
図14は、実施の形態4に係る番組表表示装置により表示される入力フォームの一例を示す図である。図14に示す入力フォームでは、番組の各ジャンルを項目として各ジャンルの嗜好度を入力するための第1の入力領域121、フリーキーワードを項目として各フリーキーワードの嗜好度を入力するための第2の入力領域122、視聴番組に対するユーザの期待(番組を視聴する際に何を求めるか)の種別を示す複数のユーザ欲求項目に対する嗜好度を入力するための第3の入力領域123、嗜好度の高い出演者を入力するための第4の入力領域124、嗜好度の低い出演者を入力するための第5の入力領域125などが設けられている。
第1の入力領域121では、「ドラマ/演劇」という大ジャンル内の小ジャンル「閣内ドラマ」、「民謡・邦楽」、「国内ロック・ポップス」および「ミュージカル」のそれぞれについての嗜好度が設定可能である。現時点での各小ジャンルの嗜好度は、小ジャンルの項目名に対応して表示されるレベルインジケータ画像で表されており、画像が長いほど、嗜好度が高いことを表している。そして、入力装置13、表示装置14およびユーザ嗜好入力手段41によるGUIを利用したユーザの操作により、このレベルインジケータ画像の長さが変更される。レベルインジケータ画像の長さは、所定の最小長さから所定の最大長さまでのいずれかとすることができる。そして、このレベルインジケータ画像の長さに基づいて、各小ジャンルの嗜好度の値が細かく得られる。例えば、ある小ジャンルについてのレベルインジケータ画像の長さが所定の最大長さの70%である場合には、その小ジャンルの嗜好度は、0.7とされる。したがって、嗜好度の値の範囲が0から1までの場合、全く好きではない項目については、0あるいは0に近い数値が与えられ、かなり好きな項目については、1あるいは1に近い数値が与えられ、まあまあ好きな項目については、0.6あるいは0.7といった数値が与えられる。
第2の入力領域122では、フリーキーワードのそれぞれについての嗜好度が設定可能である。なお、フリーキーワードは、ユーザにより入力されたものが設定される。図14の例の場合、フリーキーワードとして、「セリエA」、「イギリス」および「食べ歩き」が設定され、第1の入力領域121と同様にレベルインジケータ画像により各フリーキーワードの嗜好度の値が細かく得られる。
第3の入力領域123では、ユーザ欲求項目「笑いたい」、「感動したい」、「興奮したい」、「学習したい」および「情報しりたい」のそれぞれに対する嗜好度が設定可能である。そして、第1の入力領域121と同様にレベルインジケータ画像により、各ユーザ欲求項目の嗜好度の値が細かく得られる。
第4の入力領域124では、ユーザにより入力された複数の出演者の名前が表示される。
上述のようなフォームに対する嗜好度の入力が完了すると、ユーザ嗜好入力手段41は、入力フォームにおいて各項目に対して設定された値を、ユーザ嗜好データ22としてデータ格納装置11へ格納する。例えば、第1の入力領域121によるデータは、嗜好テーブル22aとして格納され、第2の入力領域122によるデータは、嗜好テーブル22cとして格納される。また、第4の入力領域124によるデータは、第4の入力領域124での配列順序に基づいて、各出演者に対して所定の嗜好度の値が、自動的に降順に割り当てられた後、嗜好テーブル22bとして格納される。
例えば、図14に示す入力値の場合、ユーザ嗜好データ22において、小ジャンル「国内ドラマ」の嗜好度は、0.2と設定され、フリーキーワード「セリエA」の嗜好度は、0.4と設定され、ユーザ欲求項目「学習したい」の嗜好度は、0.7と設定される。
このようにして設定されたユーザ嗜好データ22が、各番組データ24aとの適合度の計算に使用される。
以上のように、上記実施の形態4によれば、ユーザ嗜好データ入力手段41は、ユーザ嗜好データ22を、所定の値域におけるユーザ入力に応じた値で取得する。また、選択手段46は、ユーザ嗜好データ22と番組データ24aとの適合度を数値で計算し、その数値の大きい番組を選択する。
これにより、曖昧さのあるユーザ嗜好の度合いを番組選択に忠実に反映させることができ、よりユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る番組表表示装置は、実施の形態4に係る番組表表示装置の構成に加え、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、所定の変換テーブルに基づいて、番組データ24aに予め用意されている属性項目に対するユーザ嗜好データ22へ変換する機能を有するものである。
実施の形態5に係る番組表表示装置では、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、番組データ24aに予め用意されている属性項目に対するユーザ嗜好データ22へ変換するための変換テーブルが、データ格納装置11に格納される。そして、ユーザ嗜好入力手段41は、その変換テーブルを使用して、ユーザ嗜好についての項目の変換を行う。
図15は、実施の形態5において、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、番組データ24aに用意されている属性項目に対するユーザ嗜好データ22へ変換する処理について説明する図である。図15(A)は、変換テーブルの一例を示す図である。
図15(A)においては、例えば、5つのユーザ欲求項目からジャンル「ドラマ」へ、項目の変換をする場合の変換係数として、ユーザ欲求項目「笑いたい」、「感動したい」、「興奮したい」、「学習したい」および「情報知りたい」について、0.3、0.8、0.3、0および0が、それぞれ設定されている。
なお、実施の形態5に係る番組表表示装置におけるその他の構成については、実施の形態4のものと同様とすればよいので、その説明を省略する。
次に、ユーザ嗜好データ22の登録時の動作について説明する。
ユーザ嗜好入力手段41は、実施の形態4のようにして入力フォームへの複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を取得する。
次に、ユーザ嗜好入力手段41は、図15(B)に示すように、ユーザ欲求項目についての嗜好度を、ジャンルについての嗜好度へ変換する。その際、ユーザ嗜好入力手段41は、データ格納装置11から変換テーブルを読み込み、各ユーザ欲求項目に対するユーザ入力値に、各ユーザ欲求項目および変換後の項目の両方に対応する係数を乗算して得られた値の、複数のユーザ欲求項目についての総和を計算する。そして、変換後のジャンルごとの嗜好度が、ユーザ嗜好データ22としてデータ格納装置11へ格納される。
例えば、項目「笑いたい」の嗜好度が0.6、項目「感動したい」の嗜好度が0.8、項目「興奮したい」の嗜好度が0.5、項目「学習したい」の嗜好度が0.7、項目「情報しりたい」の嗜好度が0.7であり、変換テーブルが図15(A)に示すものである場合には、「ドラマ」の嗜好度は、0.97(=0.3×0.6+0.8×0.8+0.3×0.5+0×0.7+0×0.7)とされ、この項目「ドラマ」の嗜好度が、ユーザ嗜好データ22の一部として保存される。
なお、変換後のジャンル別の嗜好度データは、直接入力されたジャンル別の嗜好度データ(嗜好度テーブル22a)と別々に格納してもよいし、変換後のジャンル別の嗜好度データと、直接入力されたジャンル別の嗜好度データとの和を計算しジャンル別の嗜好度データ(嗜好度テーブル22a)として格納してもよい。さらに、変換後のジャンル別の嗜好度データと、直接入力されたジャンル別の嗜好度データとを重み付けした上で和を計算しジャンル別の嗜好度データ(嗜好度テーブル22a)として格納してもよい。あるいは、変換後のジャンル別の嗜好度データと直接入力されたジャンル別の嗜好度データとの値の差が大きい場合には、直接入力されたジャンル別の嗜好度データのみを使用したり、変換後のジャンル別の嗜好度データの重み付けを所定の割合だけ小さくしたりしてもよい。
また、ユーザ欲求項目は、上述した種類および数に限定されない。例えば、ユーザ欲求項目として、「リラックスしたい」、「泣きたい」などを使用してもよい。また、変換後の項目は、番組のジャンルに限定されず、番組データから取得可能な他の項目としてもよい。さらに、変換前の項目は、ユーザ欲求項目に限定されず、番組データに属性情報(メタデータ)として含まれないような、ユーザにとって直感的である定性的な項目(例えば、家族で視聴したい、車内で視聴したいなど)としてもよい。
以上のように、上記実施の形態5によれば、ユーザ嗜好データ入力手段41は、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を取得し、所定の変換式に基づいて、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、番組データに用意されている属性に対するユーザ嗜好データ22へ変換する。選択手段46は、変換後のユーザ嗜好データ22と番組データ24aとの適合度の高い番組を選択する。
これにより、抽象的なユーザの嗜好の度合いを定量評価可能な形態に変換して番組選択に忠実に反映させることができ、よりユーザの嗜好に合った個別の番組表が1列または1行で自動的に表示される。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6に係る番組表表示装置は、上記実施の形態1〜5のいずれかに係る番組表表示装置と同様の構成に加え、ユーザ個別指定データ23を設定するGUIを有するものである。このGUIは、番組表生成プログラム21が実行されることにより実現されるユーザ嗜好入力手段41、入力装置13および表示装置14で構成される。
次に、実施の形態6に係る番組表表示装置によるユーザ個別指定データ23の取得について説明する。
まず、ユーザ嗜好入力手段41は、上述のようにして表示した番組表や従来の番組表からユーザにより選択された番組の詳細情報を表示装置14に表示させる。
図16は、実施の形態6に係る番組表表示装置により表示される番組の詳細情報の一例を示す図である。図16では、選択された番組の番組データに基づいて、放送時間141、放送局142、番組タイトル143、番組ジャンル144、番組詳細情報テキスト145、出演者リスト146が表示される。さらに、この番組の番組データと当該ユーザのユーザ嗜好データ22との適合度151が計算され表示される。
これとは別に、同一画面上に、GUI上の操作部として機能するボタン画像161,162が表示される。ボタン画像161は、この番組を、よく見る番組として登録するための「よく見る番組へ追加」ボタンの画像であり、ボタン画像162は、この番組を、あまり見ない番組として登録するための「あまり見ない番組へ追加」ボタンの画像である。
ユーザ嗜好入力手段41は、ある番組についての番組詳細情報を表示させている際に、GUIに基づき「よく見る番組へ追加」ボタンが押下されると、この番組の番組データを、ユーザ個別指定データ23におけるよく見る番組リストに登録する。
一方、その際に、GUIに基づき「あまり見ない番組へ追加」ボタンが押下されると、ユーザ嗜好入力手段41は、この番組の番組データを、ユーザ個別指定データ23におけるあまり見ない番組リストに登録する。
また、ユーザ嗜好入力手段41は、所定の操作があると、ユーザ個別指定データ23におけるよく見る番組リストおよびあまり見ない番組リストを読み出し、これらのリストを表示装置14に表示させる。これにより、ユーザは、よく見る番組あるいはあまり見ない番組と自己の選択した番組を確認することができる。その際、ユーザ嗜好入力手段41は、ユーザの選択操作および削除指示操作に基づいて、リスト内から、選択された番組の削除を行うようにしてもよい。図17は、実施の形態6におけるよく見る番組リストおよびあまり見ない番組リストの表示例を示す図である。
なお、ユーザ個別指定データ23におけるよく見る番組リストまたはあまり見ない番組リストに番組データを登録する場合に、その番組を含む連続ドラマ番組などのシリーズ番組のすべての番組データを登録してもよい。その場合、例えば、シリーズ番組であることを示す情報を番組データリスト24の番組データに予め含めておき、その情報に基づいてシリーズ番組であるか否かを判定するようにすればよい。
このようにして設定されたユーザ個別指定データ23は、番組データ51a(24a)とユーザ嗜好データ22との適合度の計算の際に考慮される。
例えば、よく見る番組リストに登録されている番組データ51a(24a)とユーザ嗜好データ22との適合度は、所定の最大値に固定されたり、所定の割合だけ値を増加されたりする。また、あまり見ない番組リストに登録されている番組データ51a(24a)とユーザ嗜好データ22との適合度は、所定の最小値に固定されたり、所定の割合だけ値を減少されたりする。
さらに、ユーザ個別指定データ23におけるよく見る番組リストまたはあまり見ない番組リストに登録されている番組データが、シリーズ番組の1つである場合には、同一シリーズの他のシリーズ番組もその番組データと同様に取り扱うようにしてもよい。
なお、番組表データ33の生成などに関するその他の動作については、上述のいずれかの実施の形態と同様にすればよいので、その説明を省略する。
以上のように、上記実施の形態6によれば、ユーザが個別的に嗜好する番組や個別的に嗜好しない番組を考慮した番組表を表示させることができる。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記各実施の形態では、ユーザインタフェースとして、番組表表示装置内の入力装置13および表示装置14が使用されているが、ユーザインタフェースは、番組表表示装置に存在しなくてもよく、通信装置12で通信可能な別の装置の入力装置および表示装置をユーザインタフェースとして使用するようにしてもよい。その場合、番組表表示装置は、その外部装置との間の通信により、入力装置に対するユーザ入力に対応するデータや表示装置に対する表示画像のデータの授受を行う。
また、上記各実施の形態において、番組候補リスト31に含まれるある番組データの番組についての再放送番組の番組データは、番組候補リスト31に含めないようにしてもよい。その場合、番組データリスト24の番組データから、再放送であるか否かの再放送情報を読み出し、その再放送情報、番組タイトルなどに基づいて、番組候補リスト31に含めない番組データを選択すればよい。これにより、本放送の番組データと、それと同一内容の再放送の番組データの両方が、同一の番組候補リスト31に含まれないようになる。
また、上記各実施の形態における選択手段46を、番組表データ33を生成する1つの独立したユーザ個別番組表生成装置としてもよい。
本発明は、例えば、テレビジョン放送の番組表の表示に適用可能である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る番組表表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係る番組表表示装置において番組表生成プログラムが実行されることにより実現される機能の構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1におけるユーザ嗜好データの一例を示す図である。 図4は、実施の形態1における番組データリストの一例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る番組表表示装置の動作について説明するフローチャートである。 図6は、図5のステップS1の番組抽出処理の詳細について説明するフローチャートである。 図7は、実施の形態1における番組表候補リストを示す図である。 図8は、実施の形態1に係る番組表表示装置により表示される番組表の一例を示す図である。 図9は、図5のステップS2における番組表候補データ生成処理の詳細について説明するフローチャートである。 図10は、実施の形態2に係る番組表表示装置において番組表生成プログラムが実行されることにより実現される機能の構成を示すブロック図である。 図11は、実施の形態2に係る番組表表示装置の動作について説明するフローチャートである。 図12は、実施の形態2に係る番組表表示装置により表示される番組表の一例を示す図である。 図13は、実施の形態3に係る番組表表示装置により表示される番組表の一例を示す図である。 図14は、実施の形態4に係る番組表表示装置により表示される入力フォームの一例を示す図である。 図15は、実施の形態5において、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、番組データに用意されている属性に対するユーザ嗜好データへ変換する処理について説明する図である。 図16は、実施の形態6に係る番組表表示装置により表示される番組の詳細情報の一例を示す図である。 図17は、実施の形態6におけるよく見る番組リストおよびあまり見ない番組リストの表示例を示す図である。
符号の説明
11 データ格納装置(記憶手段)
21 番組表生成プログラム(コンピュータ読取可能なプログラム)
22 ユーザ嗜好データ
24a,51a 番組データ
33 番組表データ
41 ユーザ嗜好入力手段(嗜好情報取得手段)
43 番組抽出手段(抽出手段)
44 番組表候補生成手段
45,45A 番組表候補評価手段(番組表候補評価手段、番組表決定手段)
46 選択手段
47,47A 表示手段
51 番組表候補データ
62 サブ番組表データ

Claims (17)

  1. 複数の放送局による番組についての番組表を表示させる番組表表示装置において、
    ユーザ嗜好データを取得し所定の記憶手段に格納する嗜好情報取得手段と、
    少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データ並びに上記嗜好情報取得手段により取得されたユーザ嗜好データに基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを、複数の放送局を縦断して選択する選択手段と、
    上記選択手段により選択された上記複数の番組の番組データに基づいて、上記複数の放送局に属する上記複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させる表示手段と、
    を備えることを特徴とする番組表表示装置。
  2. 前記嗜好情報取得手段は、ユーザ嗜好データを、所定の最小値と最大値との間の複数の中間値のうちのユーザ入力に応じた値で取得し、
    前記選択手段は、上記嗜好情報取得手段により取得されたユーザ嗜好データと前記番組データとの適合度を数値で計算し、適合度の数値の大きい番組を選択すること、
    を特徴とする請求項1記載の番組表表示装置。
  3. 前記嗜好情報取得手段は、視聴番組に対するユーザの期待の種別を示す複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を取得し、所定の変換式に基づいて、複数のユーザ欲求項目に対するユーザ入力値を、番組データに用意されている属性項目に対するユーザ嗜好データへ変換し、
    前記選択手段は、前記嗜好情報取得手段による変換後のユーザ嗜好データと前記番組データとの適合度の高い番組を選択すること、
    を特徴とする請求項1記載の番組表表示装置。
  4. 前記選択手段は、
    複数の放送局の複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段と、
    上記抽出手段により抽出された複数の番組データの一部または全部を配列した1または複数の番組表候補データを生成する番組表候補生成手段と、
    少なくとも上記番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度に基づいてその番組表候補データを評価する番組表候補評価手段と、
    上記番組表候補評価手段による各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データとする番組表決定手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の番組表表示装置。
  5. 前記番組表候補生成手段は、前記抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ第1番目の番組表候補データに当てはめていき、第1番目の番組表候補データを生成することを特徴とする請求項4記載の番組表表示装置。
  6. 前記番組表候補生成手段は、第1番目の番組表候補データを生成した後に、第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのうちの最も適合度の高いものを、最初に第2の番組表候補データへ当てはめ、その後、前記抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ第2番目の番組表候補データに当てはめていき、第2番目の番組表候補データを生成することを特徴とする請求項5記載の番組表表示装置。
  7. 前記番組表候補生成手段は、第2番目の番組表候補データを生成した後に、第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのうちの第2番目に適合度の高いものを、最初に第3の番組表候補データへ当てはめ、その後、前記抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ第3番目の番組表候補データに当てはめていき、第3番目の番組表候補データを生成することを特徴とする請求項6記載の番組表表示装置。
  8. 前記番組表候補生成手段は、所定の数の番組表候補データを生成するか、あるいは上記第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのいずれもを番組表候補データで使用するまで、繰り返し、第1番目の番組表候補データの生成時に除外した番組データのうちの次に適合度の高いものを、最初に次の番組表候補データへ当てはめ、その後、前記抽出手段により抽出された番組データをユーザ嗜好データとの適合度の高い順に選択し、放送時間帯が重なった番組データを除外しつつ当該次の番組表候補データに当てはめていき、当該次の番組表候補データを生成することを特徴とする請求項7記載の番組表表示装置。
  9. 前記番組表候補評価手段は、番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度に加え、番組表候補データに含まれる番組データの番組ジャンルの割合に基づいて、その番組表候補データを評価することを特徴とする請求項4から請求項8のうちのいずれか1項記載の番組表表示装置。
  10. 前記番組表候補評価手段は、番組表候補データに含まれる番組データとユーザの嗜好情報との適合度に加え、番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合に基づいて、その番組表候補データを評価することを特徴とする請求項4から請求項9のうちのいずれか1項記載の番組表表示装置。
  11. 前記選択手段は、少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データに基づいて、第1の番組表のために、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを複数の放送局を縦断して選択し、第2の番組表のために、第1の番組表のために選択した番組データを除外して、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを選択し、
    前記表示手段は、前記選択手段により上記第1の番組表のために選択された上記複数の番組の番組データに基づいて、上記複数の放送局に属する上記複数の番組を1列または1行で放送時間帯に沿って表示させ、上記第2の番組表のために選択された上記複数の番組の番組データに基づいて、上記第2の番組表の番組を、上記第1の番組表の放送時間帯に沿って、1列または1行で表示させること、
    を特徴とする請求項1記載の番組表表示装置。
  12. 少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データに基づいて、前記選択手段により選択されない番組のうち、ユーザの嗜好情報との適合度が高いと予想される番組を選択する予想選択手段を備え、
    前記表示手段は、前記選択手段により上記複数の番組の番組データに基づいて、上記複数の放送局に属する上記複数の番組を1列または1行で放送時間帯に沿って表示させ、上記予想選択手段により選択された番組を、上記第1の番組表の放送時間帯に沿って表示させること、
    を特徴とする請求項1または請求項11記載の番組表表示装置。
  13. 複数の放送局による複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段と、
    上記抽出手段により抽出された複数の番組データの一部または全部を番組データとユーザ嗜好データとの適合度に従って配列した1または複数の番組表候補データを生成する番組表候補生成手段と、
    上記番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度、番組表候補データに含まれる各番組データの番組ジャンル、および番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合のうちの少なくとも1つに基づいて、その番組表候補データを評価する番組表候補評価手段と、
    上記番組表候補評価手段による各番組表候補データの評価に基づいて、番組表候補データの1つを番組表データとする番組表決定手段と、
    を備えることを特徴とするユーザ個別番組表生成装置。
  14. 複数の放送局による番組についての番組表を表示させる番組表表示方法において、
    ユーザ嗜好データを取得し所定の記憶手段に格納するステップと、
    少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データ並びに上記ユーザ嗜好データに基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを、複数の放送局を縦断して選択するステップと、
    選択した上記複数の番組の番組データに基づいて、上記複数の放送局に属する上記複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させるステップと、
    を備えることを特徴とする番組表表示方法。
  15. 複数の放送局の複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出するステップと、
    抽出した複数の番組データの一部または全部を番組データとユーザ嗜好データとの適合度に従って配列した1または複数の番組表候補データを生成するステップと、
    生成した上記番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度、上記番組表候補データに含まれる各番組データの番組ジャンル、および上記番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合の少なくとも1つに基づいて、その番組表候補データを評価するステップと、
    各番組表候補データの評価に基づいて、上記番組表候補データの1つを番組表データとするステップと、
    を備えることを特徴とするユーザ個別番組表生成方法。
  16. コンピュータを、複数の放送局による番組についての番組表を表示させる番組表表示装置として機能させるコンピュータ読取可能なプログラムにおいて、
    コンピュータを、
    ユーザ嗜好データを取得し所定の記憶手段に格納する嗜好情報取得手段、
    少なくとも放送局および放送時間帯の情報を含む番組データ並びに上記嗜好情報取得手段により取得されたユーザ嗜好データに基づいて、放送時間帯が互いに重ならない複数の番組データを複数の放送局を縦断して選択する選択手段、並びに、
    上記選択手段により選択された上記複数の番組の番組データに基づいて、上記複数の放送局に属する上記複数の番組を、1列または1行の番組表として、放送時間帯に沿って所定の表示装置に表示させる表示手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータ読取可能なプログラム。
  17. コンピュータを、
    複数の放送局の複数の番組の番組データから、番組表の時間帯に属する番組データを抽出する抽出手段、
    上記抽出手段により抽出された複数の番組の一部または全部を番組データとユーザ嗜好データとの適合度に従って配列した1または複数の番組表候補データを生成する番組表候補生成手段、
    上記番組表候補データに含まれる番組データとユーザ嗜好データとの適合度、並びに、上記番組表候補データに含まれる各番組データの番組ジャンル、および上記番組表候補データの時間帯に対する番組の時間の占有割合のうちの少なくとも1つに基づいて、その番組表候補データを評価する番組表候補評価手段、並びに、
    上記番組表候補評価手段による各番組表候補データの評価に基づいて、上記番組表候補データの1つを番組表データとする番組表決定手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータ読取可能なプログラム。
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