JP4731288B2 - 番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラム、および番組推薦プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラム、および番組推薦プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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この発明は番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラム、および番組推薦プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、テレビジョン番組の電子番組表情報を用いて番組を推薦することのできる番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラム、および番組推薦プログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、テレビジョン受像機などを用いて放送波を受信して利用する際に、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)と呼ばれる番組情報を用いて、視聴や録画をする番組を選択できる受信機が広く普及している。
電子番組表には、各放送局の時間ごとの番組編成や、番組内容などの情報が含まれており、電子番組表を用いて視覚的にわかりやすく情報を得ることができる。さらに、ユーザは、電子番組表を見ながら視聴する番組を選択できるようにもなっていて、新聞や雑誌に頼っていた視聴番組の選択が非常に簡単なものとなっている。このような番組情報は放送局などから発信されており、その発信手段としては、放送波と共に発信する手段や、インターネットを経由して発信する手段などがある。
図15は、電子番組表の具体例を示す図であって、より具体的には、テレビジョン受像機の表示画面等に表示された電子番組表の具体例を示す図である。
図15を参照して、電子番組表には、具体的に、各放送局が発信する番組ごとに、番組編成や番組内容などの番組情報が含まれる。
さらに図16は、1つ番組についての番組情報の具体例を示す図である。図16を参照して、1つ番組についての番組情報には、具体的に、放送局を特定する情報、放送の開始・終了時刻、番組を分類する情報(ジャンル等)、番組を特定する情報(番組名、番組内容、出演者等)などのその番組に関する情報が含まれる。
図15に示される電子番組表は、ある時間帯について各放送局が発信する番組に関する番組情報が総合されたものであり、図15に示される画面においては、番組に関する情報が放送局や時間帯に合わせて表示されている。
また、図15においては、表示された電子番組表に含まれる番組のうち、報道番組「報道スペシャル」が選択されている状態が示されている。選択された番組のタイトルや内容など、番組に関する情報は、画面下部に表示される。
このように、電子番組表を用いると、番組名や出演者、内容などを確認しながら、簡便に番組を選択することができる。
しかしながら、昨今、例えばテレビジョン放送では、地上波放送やBS(Broadcasting Satellite)放送だけでなく、CS(Communication Satellite)放送も普及してきており、それに伴ってユーザが視聴可能な番組数は非常に多くなってきている。このように、ユーザが視聴可能な番組が多くなってくると、たとえ電子番組表を用いてもすべての番組を把握することは難しくなり、放送される番組に含まれる、自分の好む番組をすべて把握した上で視聴や録画をする番組を選択することは難しくなってくる。
そこで、近年、ユーザの番組視聴などの履歴から番組に対する嗜好を判断し、番組情報を利用して番組を推薦するシステムが提案されている。
たとえば、以下の特許文献1にて開示されている「映像機器における録画および選局方法」は、ユーザが過去に視聴や録画した番組の電子番組表情報に含まれるテキストを分解し、キーワードの出現頻度をカウントしてユーザの番組に対する嗜好を判断して、番組を推薦する方法である。
また、以下の特許文献2にて開示されている「番組推薦システムおよび番組推薦方法」は、番組の内容を示す情報から、番組ごとに、複数のテーマのそれぞれに対して、キーワードが与えられたテーマ辞書を用い、複数のテーマのそれぞれに数値を与えるテーマ別分類を行なって番組を推薦するシステムおよび方法である。このシステムおよび方法では、テーマ別分類によって得られた値と、ユーザプロファイルとから推薦する番組が決定されている。
特開平7−135621号公報 特開2002−320159号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている録画および選局方法では、キーワードによる判断が行なわれるため、精度よく番組を推薦することができない場合があるという問題がある。例えば、「事件」といった単語は報道番組やサスペンスドラマなど幅広く使われており、このような単語がキーワードとして用いられると、ユーザの好む番組を適切に絞込むことができないという問題がある。
また、特許文献2に開示されている推薦システムでは、ユーザがよく観るテーマの番組については推薦することができるが、テーマによる推薦では、ユーザが観たいと思う番組を推薦できない場合もあるという問題がある。例えば、ユーザの好むドラマに出演している人物がトーク番組や報道番組にゲストとして出演するような場合、ユーザが普段まったく観ないテーマの番組であっても、出演者によっては観たいと思う場合がある。この場合であっても、テーマによる推薦ではユーザの好むテーマ以外のテーマの番組は推薦されず、このようなユーザの嗜好に対応するのが難しいという問題がある。さらに、ユーザの好む、ある番組に登場する人物と同じような活動をしている人物が出演している番組は好まれやすいが、テーマによる推薦ではそのような番組を推薦することも難しい。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、よりユーザの嗜好に応じた番組を推薦することのできる番組推薦装置、番組推薦方法、番組推薦プログラム、および番組推薦プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、番組推薦装置は、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を記録する番組情報記録手段と、ユーザ操作を受付ける入力手段と、入力手段によってユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得手段と、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報と、番組情報取得手段で取得される番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定手段とを備え、推薦番組決定手段は、番組情報取得手段で取得された番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を推薦番組と決定する。
本発明の他の局面に従うと、番組推薦装置は、人名情報を取得する人名情報取得手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を記録する番組情報記録手段と、ユーザ操作を受付ける入力手段と、入力手段によってユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得手段と、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報と、番組情報取得手段で取得される番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定手段とを備え、推薦番組決定手段は、番組情報取得手段で取得された番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を推薦番組と決定する。
さらに、上記人名情報取得手段は、他の装置と通信を行なって人名情報を取得することが好ましい。
なお、人名情報は、人名と、その人名に対応する人物のそのカテゴリにおける重要度の指標とを含むことが好ましい。
さらに、人名情報記録手段は、上記指標を番組情報記録手段に記録される番組情報に基づいて変更することが好ましい。
なお、より詳しくは、推薦番組決定手段は、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報とを比較して、推薦番組の出演者に関する人名情報が属するカテゴリの候補を取得し、番組情報取得手段で取得される番組情報に含まれる出演者に関する人名情報がカテゴリの候補とされたカテゴリに属している場合に、その人名情報に対応する人物のそのカテゴリにおける重要度の指標を加算し、重要度の指標が所定の値よりも高い番組を推薦番組と決定することが好ましい。
また、上記カテゴリは階層的な構造であることが好ましい。
さらに、人名情報は、人名と、その人名に対応する人物のそのカテゴリにおける重要度の指標とを含み、推薦番組決定手段は、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報とを比較して、推薦番組の出演者に関する人名情報が属するカテゴリの候補を取得し、番組情報取得手段で取得される番組情報に含まれる出演者に関する人名情報がカテゴリの候補とされたカテゴリに属している場合に、その人名情報に対応する人物のそのカテゴリにおける重要度の指標を、階層の深さごとに変化させて加算し、重要度の指標の合計が所定の値よりも高い番組を推薦番組と決定することが好ましい。
または、推薦番組決定手段は、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報とを比較して、推薦番組の出演者に関する人名情報が属するカテゴリの候補を取得し、番組情報取得手段で取得される番組情報に含まれる出演者に関する人名情報がカテゴリの候補とされたカテゴリに属している場合に、階層の深さに対応した値を加算し、その階層の深さに対応した値の合計が所定の値よりも高い番組を前記推薦番組と決定することが好ましい。
また、人名情報記録手段は、人名情報を前記番組情報記録手段に記録される番組情報に基づいて更新することが好ましい。
また、推薦番組決定手段は、比較した結果と共に、番組情報取得手段で取得される番組情報における人名情報の記載位置にも基づいて、推薦番組を決定することが好ましい。
本発明の他の局面に従うと、番組推薦方法は、推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦方法であって、過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、入力ステップにおいてユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報と、番組情報取得ステップにおいて取得される番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、推薦番組を出力手段に出力する出力ステップとを備え、推薦番組決定ステップでは、番組情報取得ステップで取得された番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を推薦番組と決定する。
本発明の他の局面に従うと、番組推薦方法は、推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦方法であって、過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、人名情報を取得して人名情報記録手段に記録する人名情報取得ステップと、入力ステップにおいてユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報と、番組情報取得ステップにおいて取得される番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、推薦番組を出力手段に出力する出力ステップとを備え、推薦番組決定ステップでは、番組情報取得ステップで取得された番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を推薦番組と決定する。
本発明のさらに他の局面に従うと、番組推薦プログラムは、推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、入力ステップにおいてユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報と、番組情報取得ステップにおいて取得される番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、推薦番組を出力手段に出力する出力ステップとを実行させ、推薦番組決定ステップでは、番組情報取得ステップで取得された番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を推薦番組と決定する。
本発明のさらに他の局面に従うと、番組推薦プログラムは、推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦処理コンピュータに実行させるプログラムであって、過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、人名情報を取得して人名情報記録手段に記録する人名情報取得ステップと、入力ステップにおいてユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、人名情報記録手段に記録された人名情報と、番組情報記録手段に記録される番組情報と、番組情報取得ステップにおいて取得される番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、推薦番組を出力手段に出力する出力ステップとを実行させ、推薦番組決定ステップでは、番組情報取得ステップで取得された番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を推薦番組と決定する。
本発明のさらに他の局面に従うと、記録媒体はコンピュータ読取可能な記録媒体であって、上記番組推薦プログラムを記録する。
本発明にかかる番組推薦装置が上記構成であることによって、ユーザがある番組を視聴したときに、その出演者が含まれるカテゴリ内の人物はユーザが好む場合が多いため、よりユーザの好む番組を推薦することができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
本実施の形態において、本発明にかかる番組推薦装置は、テレビジョン受像機(以下、TVと略する)やHDD(Hard Disk Drive)レコーダなどの放送番組出力装置自身、それらの放送番組出力装置に有線や無線で接続される装置、またはそれらの放送番組出力装置に含まれる装置などで実現されるものとする。より具体的に本実施の形態にかかる番組推薦装置はそれらの放送番組出力装置によって実現されるものとし、以降の説明においては、本発明にかかる番組推薦装置を実現する構成、および本発明にかかる番組推薦方法を実現する処理が示されるが、当然に、それらの装置が通常備える構成を備え、通常実行する処理が実行されるものとする。
[第1の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
図1は、第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図1に示される各機能は、具体的にはTVなどの放送番組出力装置である番組推薦装置100のハードウエアで実現されてもよいし、番組推薦装置100の装置構成に含まれる(図示されない)CPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)に記憶されるプログラムを読出して実行することで、CPUに形成されて実現されてもよいし、その両方で実現されてもよい。
図1を参照して、第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100は、番組情報取得部101、人名情報記録部102、番組情報記録部103、推薦番組決定部104、入力部105、および出力部106を備えて構成される。
また、本実施の形態にかかる番組推薦装置100には、上記放送番組出力装置の1つであって、番組を録画したり、受信した放送波などに含まれる番組情報のうち録画した番組に対応した番組情報を出力したりする番組録画装置107が接続される。番組録画装置107は番組情報記録部103に接続されて、録画された番組に対応する、図16に示されるような番組情報を番組情報記録部103に対して出力する。なお、番組推薦装置100に接続される放送番組出力装置は番組録画装置107に替えて、TVのような通常の(録画機能の有無に関わらない)放送番組出力装置が接続されていてもよい。すなわち、接続された放送番組出力装置は、録画された放送番組や出力した放送番組など、過去にユーザによって利用された放送番組に対応する番組情報を番組情報記録部103に対して出力する。
番組情報記録部103は、記録装置の所定の領域で形成されて、番組録画装置107から入力された過去にユーザによって利用された放送番組に対応する番組情報を記録する。番組情報記録部103に記録される番組情報の構成の具体例は図16に示されたものと同様であり、放送局を特定する情報、放送の開始・終了時刻、番組を分類する情報(ジャンル等)、番組を特定する情報(番組名、番組内容、出演者等)などのその番組に関する情報が含まれる。番組情報記録部103は、それぞれの情報が文字列として記録される。
人名情報記録部102は、記録装置の所定の領域で形成されて、予めカテゴリに分けられた人名情報を記録する。
図2は、人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。図2を参照して、本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102は、たとえば、アメリカ出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ1(501)とし、カテゴリ1に属する人名情報として「J・スミス」、「B・ウイリアムス」を記録している。また、韓国出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ2(502)とし、カテゴリ2に属する人名情報として「S・チャンホ」、「H・チョンヒ」を記録している。また、ドイツ出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ3(503)とし、カテゴリ3に属する人名情報として「R・マイヌンガー」を記録している。これらの人名はそれぞれ文字列として記録されている。なお、図2に示される具体例では出身国別にカテゴリ分けがなされているが、カテゴリの分け方はこの分け方に限定されない。これらの情報は番組推薦装置100内に予め記録されているものとする。
入力部105は、入力ボタンやリモートコントローラ等の図示されない入力装置、および推薦番組決定部104に接続されて、入力装置おいてユーザが入力した番組推薦指令を受付け、指令信号を推薦番組決定部104に対して出力する。
推薦番組決定部104は、番組情報取得部101、人名情報記録部102、番組情報記録部103、および出力部106に接続され、入力部105から入力された指令信号にしたがって、番組情報取得指示を番組情報取得部101に対して出力する。
また、入力部105から入力された指令信号にしたがって、番組情報取得部101から番組情報を受付けて、番組情報記録部103および人名情報記録部102のそれぞれに記録された情報を参照してユーザに推薦する番組(推薦番組)を決定し、出力部105に対して推薦番組の番組情報を出力する。
番組情報取得部101は、推薦番組決定部104、および図示されない通信装置に接続され、推薦番組決定部104から入力された上記番組情報取得指示にしたがって通信装置で受信された放送波から番組情報を取得し、推薦番組決定部104に対して出力する。なお、番組情報取得部101において番組情報を取得する方法はこの方法に限定されず、例えば番組情報を受信する機能を備える他の装置に接続されて、その装置から番組情報または同様の情報を取得する方法であってもよい。
出力部106は、推薦番組決定部105に接続されて、推薦番組決定部105から入力された推薦番組の番組情報を出力する。本実施の形態においては、TVを含む、映像を表示することのできる装置に、推薦番組として図16に示されるような番組情報を出力することで、ユーザに推薦番組を提示する。
(番組推薦装置の動作)
図3は、第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示される処理は、番組推薦装置100の(図示されない)CPUが、ROMに記憶されるプログラムを読出して実行し、図1に示される各部を制御することで実現される。
図3を参照して、まず、ステップS401において、番組録画装置107から出力される、ユーザが過去に録画した番組に対応する番組情報が、図16に示されるように番組情報記録部103に記録される。ステップS401の処理は、番組録画装置107において録画が実行されたタイミングや、予め設定された時刻や所定間隔などのタイミングで実行される。
次に、ステップS402では、入力部105からユーザの番組推薦指令が入力されたかどうかが判定され、入力されていれば(ステップS402でYES)ステップS403へ進み、されていなければ(ステップS402でNO)ステップS402で待機する。
ステップS403では、番組情報取得部101が、放送波から番組情報を取得する。ステップS403で取得される番組情報は、ステップS402でユーザの番組推薦指令が入力された時点ではまだ放送されていない番組の番組情報であり、その中からユーザに推薦する番組を決定するために取得される。または、ステップS403で取得される番組情報は現在以降所定期間に放送される番組の番組情報であって、現在放送中の番組の番組情報が含まれていてもよい。
次に、S404において、推薦番組決定部104によって推薦番組が決定される。ステップS404での推薦番組決定処理については後述する。そして、ステップS405で、決定した推薦番組が出力部107より出力されて、処理が終了する。
図4は、第1の実施の形態にかかる、上記ステップS404での推薦番組決定を示すフローチャートである。
図4を参照して、まず、ステップS601において、推薦番組決定部104は番組情報記録部103に記録されている、過去に録画された番組に関する番組情報の中から番組を1つ選択する。次に、ステップS602において、ステップS601で選択された番組情報から、出演者の人名情報を1人分選択する。
ステップS603において、ステップS602で選択された人名と、人名情報記録部102に記録されている1人分の人名情報とを比較し、これらの人名情報が一致していれば、すなわちステップS602で選択された人名が人名情報記録部102に記録されている場合(ステップS604でYES)、ステップS605で一致した人名情報が属するカテゴリの文字列を、推薦する番組の出演者の人名情報が属するカテゴリの候補として、一時的な記憶領域に処理用に用意された配列に記録する。人名情報が一致していない場合には(ステップS604でNO)、上記ステップS605をスキップする。
上記ステップS603〜S605の処理は、ステップS602で選択された人名情報と、人名情報記録部102に記録されるすべての人名情報とが比較されるまで繰返されて、比較が終了すると(ステップS606でYES)ステップS607へ進む。
また、上記ステップS602〜S606の処理は、ステップS601で選択された番組情報に含まれるすべての出演者の人名情報について繰返され、ステップS601で選択された番組情報に含まれるすべての出演者の人名情報について人名情報記録部102に記録されているか否かを判定する上記処理が終了すると(ステップS607でYES)、ステップS608へ進む。
さらに、上記ステップS602〜S607の処理は、番組情報記録部103に記録されているすべての番組情報について繰返され、番組情報記録部103に記録されているすべての番組情報について、含まれる出演者の人名情報が人名情報記録部102に記録されているか否かを判定する上記処理が終了すると(ステップS608でYES)、ステップS609へ進む。
次に、ステップS609では、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報、すなわちユーザの番組推薦指令が入力された時点ではまだ放送されていない番組に関する番組情報の中から1つの番組情報が選択される。次に、ステップS610で、ステップS609において選択された番組情報から出演者の人名情報を1人分選択する。また、ステップS611において、ステップS605で記録された配列からカテゴリを1つ選択する。
ステップS612で、ステップS610で選択された人名情報と、人名情報記録部102に記録されている人名情報のうちのステップS611で選択されたカテゴリに属する1人分の人名情報とを比較し、これらの人名情報が一致していれば、すなわちステップS610で選択された人名が、推薦する番組の出演者の人名情報が属するカテゴリと同じカテゴリで人名情報記録部102に記録されている場合(ステップS613でYES)、ステップS614で、ステップS609において選択した番組を推薦番組に決定し、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された他の番組情報について推薦番組に決定するか否かを判定するために、ステップS609に戻る。
ステップS612での比較の結果、ステップS610で選択された人名情報と、人名情報記録部102に記録されている人名情報のうちのステップS611で選択されたカテゴリに属する1人分の人名情報とが一致していない場合には(ステップS613でNO)、上記ステップS612〜S613の処理は、ステップS610で選択された人名情報と、人名情報記録部102に記録されている人名情報のうちのステップS611で選択されたカテゴリに属する人名情報について一致するまで繰返される。
1つの人名情報も一致することなくステップS611で選択されたカテゴリに属するすべての人名情報についてステップS610で選択された人名情報と比較する処理が終了すると(ステップS615でYES)、人名情報が一致するまで、ステップS605で記録された配列に含まれる他のカテゴリについて、そのカテゴリで人名情報記録部102に記録されている人名情報とステップS610で選択された人名情報とを比較する処理が繰返される。
1つの人名情報も一致することなくステップS605で記録された配列に含まれるすべてのカテゴリについて、そのカテゴリで人名情報記録部102に記録されている人名情報とステップS610で選択された人名情報とを比較する処理が終了すると(ステップS616でYES)、人名情報が一致するまで、ステップS609で選択された番組情報に含まれる他の出演者の人名情報について上記ステップS611〜S616の処理が繰返され、番組情報に含まれる人名情報が、人名情報記録部102のうちのステップS605で記録された配列に含まれるカテゴリに記録されているか否かが判定される。
1つの人名情報も一致することなくステップS609で選択された番組情報に含まれるすべての出演者の人名情報について上記ステップS611〜S616の処理が終了すると(ステップS617でYES)、人名情報が一致するまで、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報に含まれる他の番組に関する番組情報について上記ステップS610〜S617の処理が繰返され、番組情報に含まれる人名情報が、人名情報記録部102のうちのステップS605で記録された配列に含まれるカテゴリに記録されているか否かが判定される。
そして、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報に含まれるすべての番組に関する番組情報について上記ステップS610〜S617の処理が終了すると(ステップS618でYES)、処理を終了する。
本実施の形態においては、人名情報記録部102において人名情報が、図2に示されたように、出演者の出身国ごとにカテゴリが分けられて記録されているとしているので、上記ステップS614では、ユーザが過去に録画した番組の出演者と同じ出身国の人物が出演する番組が推薦番組に決定されることになる。
なお、本実施の形態にかかる処理では、番組情報のうちの出演者のみが比較されて推薦番組が決定されるものとしているが、番組情報に含まれる他の情報(製作者、ジャンル等)が比較されて推薦番組が決定されてもよい。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100において上記処理が実行されることで、過去に録画した番組の出演者が含まれるカテゴリと同一のカテゴリに含まれる人物が出演する番組が、推薦番組として出力される。ユーザがある番組を視聴したときに、その出演者が含まれるカテゴリと同一のカテゴリ内の出演者は、ユーザの嗜好に合っている場合が多い。そのため、本実施の形態にかかる番組推薦装置100では、よりユーザの好む番組を推薦することができる。
また、テレビ番組の視聴は、出演者や製作者によって決定されることが多い。そういう傾向に鑑みても、本実施の形態にかかる番組推薦装置100では、上記処理により過去に録画した番組の出演者や制作者と同一人物だけでなく、それらの人物が含まれるカテゴリと同一カテゴリ内、すなわち同じような活動をしている人物が出演または制作している番組をも推薦することができるため、よりユーザの好む番組を推薦することができる。
[第2の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
第2の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成は、図1のブロック図に示された第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成と同様であり、その機能の違いを以下に説明する。
図5は、本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102は、人名情報として、人名を表わす文字列と共に、その人物のそのカテゴリにおける重要度の指標であるスコアを表わす数値が含まれる人名情報を記録する。このスコアは、その人物の、属するカテゴリにおける知名度などを考慮して予め設定されているものとする。
具体的には、図5を参照して、本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102は、アメリカ出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ1(801)とし、カテゴリ1に属する人名情報として「J・スミス」、「B・ウイリアムス」である人名と、各人名に対応した「5」、「4」であるスコアとを記録している。また、俳優であるテレビ出演者の名前をカテゴリ2(802)とし、カテゴリ2に属する人名情報として「J・スミス」、「R・マイヌンガー」、「S・チャンホ」、「H・チョンヒ」である人名と、各人名に対応した「2」、「5」、「5」、「3」であるスコアとを記録している。また、ミュージシャンであるテレビ出演者の名前をカテゴリ3(803)とし、カテゴリ3に属する人名情報として「B・ウイリアムス」、「R・マイヌンガー」である人名と、各人名に対応した「3」、「3」であるスコアとを記録している。
なお、番組に出演する出演者の、各カテゴリにおける活動性に応じて、同一人物に関する人名情報であっても、属するカテゴリによってスコアが異なってもよい。俳優としてある番組に出演し、ミュージシャンとして別の番組に出演する出演者は一般によく存在するが、両方の人気や実力に差がある場合に対応するためである。
これらの人名情報もまた、第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100と同様に予め人名情報記録部102に記録されているものとする。
(番組推薦装置の動作)
第2の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理は図3に示される第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理とほぼ同様であり、異なる点として、ステップS404での推薦番組決定処理について説明する。
図6は、第2の実施の形態にかかる、上記ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。
図6を参照して、上記ステップS601〜S603の処理が実行されて、上記ステップS603での比較の結果、ステップS602で選択された人名と、人名情報記録部102に記録されている1人分の人名情報とが一致していれば、すなわちステップS602で選択された人名が人名情報記録部102に記録されている場合(ステップS604でYES)、上記ステップS605の処理に替えて、ステップS905において、その人名情報に含まれたスコアを表わす数値と属するカテゴリの文字列とを一時的な記憶領域に処理用に用意された配列に記録する。以降、ステップS606〜S608の処理が実行される。
上記ステップS609の処理に替えて、ステップS909では、番組情報取得部101によって取得された番組、すなわちユーザの番組推薦指令が入力された時点ではまだ放送されていない番組に関する番組情報の中から1つの番組情報が選択されると共に、番組情報取得部101によって取得された番組ごとのスコアが記録される、上記配列とは異なる配列に用意された、その番組の推薦されやすさに対応する番組に対するスコアの値に0を代入して初期化する。
さらに、本実施の形態にかかる処理においては、上記ステップS612での比較の結果、ステップS610で選択された人名情報と、人名情報記録部102に記録されている人名情報のうちのステップS611で選択されたカテゴリに属する1人分の人名情報とが一致していれば、すなわちステップS610で選択された人名が、推薦する番組の出演者の人名情報が属するカテゴリと同じカテゴリで人名情報記録部102に記録されている場合(ステップS613でYES)、ステップS914において、上記ステップS909で上記配列に記録されるその番組に対するスコアを表わす数値に人名情報記録部102に、記録されている、上記ステップS612で一致した人名情報に対応するスコアを加算し、ステップS615に進む。人名情報が一致しなかった場合には(ステップS613でNO)、上記ステップS914をスキップしてステップS615に進む。
以降、第1の実施の形態にかかる処理と同様にして、ステップS611で選択されたカテゴリに属するすべての人名情報についてステップS610で選択された人名情報と比較し(ステップS615でYES)、ステップS905で記録された配列に含まれるすべてのカテゴリについて、そのカテゴリで人名情報記録部102に記録されている人名情報とステップS610で選択された人名情報とを比較し(ステップS616でYES)、ステップS909で選択された番組情報に含まれるすべての出演者の人名情報について上記処理を実行し(ステップS617でYES)、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報に含まれるすべての番組に関する番組情報について上記処理を実行する(ステップS618でYES)。
そして、ステップS919で、以上の処理の結果、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報の中で、上記ステップS914にてその番組に対して加算されたスコアが予め設定されている所定のしきい値(たとえば本実施の形態では5)以上の番組を推薦番組に決定し、処理を終了する。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102が上述のように、その人物のそのカテゴリにおける重要度の指標であって、その人物が出演する番組の推薦されやすさに影響する数値を含む人名情報を記録することで、本実施の形態にかかる番組推薦装置100は、より精度の高い番組の推薦を行なうことができる。
[第3の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
図7は、第3の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。
図7を参照して、第3の実施の形態にかかる番組推薦装置100は、図1に示された第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100に含まれる各部101〜106に加えて、人名情報取得部1001をさらに含んで構成される。
本実施の形態においては、推薦番組決定部104は人名情報取得部1001にも接続されて、入力部105から入力された指令信号にしたがって、人名情報取得指示を人名情報取得部1001に対して出力する。
人名情報取得部1001は、推薦番組決定部104、およびIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.3によって規定されるネットワークを通じて人名情報サーバ1012と接続され、推薦番組決定部104から入力された上記番組情報取得指示にしたがって、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)と呼ばれるプロトコルで、人名情報サーバ1012から人名情報を取得し、新たに取得した人名情報を人名情報記録部102に登録する。
(番組推薦装置の動作)
図8は、第3の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理を示すフローチャートである。図8のフローチャートに示される処理もまた、番組推薦装置100の(図示されない)CPUが、ROMに記憶されるプログラムを読出して実行し、図7に示される各部を制御することで実現される。
図8を参照して、本実施の形態にかかる番組推薦装置100においては、図3に示された第1の実施の形態にかかる処理におけるステップS401,S402と同様の処理がなされて、入力部105からユーザの番組推薦指令が入力されたことが判定されると(ステップS402でYES)、ステップS1103において、人名情報取得部1001が、ネットワークを通じて人名情報を取得して、ステップS403に進む。以降、新たに取得された人名情報も用いて、第1の実施の形態にかかる処理と同様の処理が実行される。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100が上記構成であることによって、通信手段を用いて新たな人名情報を簡便に取得することが可能になる。これによって、より精度の高い番組の推薦を行なうことができる。
[第4の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
第4の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成は、図1のブロック図に示された第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成と同様であり、その機能の違いを以下に説明する。
図9は、本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102は、階層的なカテゴリに分けて人名情報を記録する。すなわち、最上層のカテゴリに、その下の層であるサブカテゴリが含まれる。
具体的には、図9を参照して、本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102は、アメリカ出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ1(1301)とし、さらに俳優であるテレビ出演者の名前をサブカテゴリ1、ミュージシャンであるテレビ出演者の名前をサブカテゴリ2とし、サブカテゴリ1に属する人名情報として「J・スミス」、「B・ウイリアムス」を、サブカテゴリ2に属する人名情報として「S・ジョーンズ」、「M・ブロック」を記録している。また、韓国出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ2(1302)とし、さらに俳優であるテレビ出演者の名前をサブカテゴリ1、ミュージシャンであるテレビ出演者の名前をサブカテゴリ2とし、サブカテゴリ1に属する人名情報として「S・チャンホ」、「H・チョンヒ」、「P・ヨンホ」が、サブカテゴリ2に属する人名情報として「Y・ナムスン」をそれぞれ記録している。また、ドイツ出身のテレビ出演者の名前をカテゴリ3(1303)とし、さらに俳優であるテレビ出演者の名前をサブカテゴリ1、ミュージシャンであるテレビ出演者の名前をサブカテゴリ2とし、サブカテゴリ2に属する人名情報として「R・マイヌンガー」、「B・ジーゼル」をそれぞれ記録している。
さらに、各人名情報には、第2の実施の形態と同様に、スコアを表わす数値が含まれている。なお、これらの情報は第1,第2の実施の形態と同様に番組推薦装置100の人名情報記録部102に予め記録されていてもよいし、第3の実施の形態と同様に、他の装置から取得して登録されてもよい。
(番組推薦装置の動作)
第4の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理は図3に示される第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理とほぼ同様であり、異なる点として、ステップS404での推薦番組決定について説明する。
図10は、第4の実施の形態にかかる、上記ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。
図10を参照して、上記ステップS601〜S603の処理が実行されて、上記ステップS603での比較の結果、ステップS602で選択された人名と、人名情報記録部102に記録されている1人分の人名情報とが一致していれば、すなわちステップS602で選択された人名が人名情報記録部102に記録されている場合(ステップS604でYES)、上記ステップS605の処理に替えて、ステップS1405において、ステップS605で一致した人名情報が属するカテゴリの文字列および属するサブカテゴリの文字列を、その人名情報に含まれたスコアを表わす数値と共に一時的な記憶領域に処理用に用意された配列に記録する。以降、ステップS606〜S608の処理が実行される。
また、上記ステップS609の処理に替えて、上記ステップS909の処理が実行されて、番組情報取得部101によって取得された番組、すなわちユーザの番組推薦指令が入力された時点ではまだ放送されていない番組に関する番組情報の中から1つの番組情報が選択されると共に、番組情報取得部101によって取得された番組ごとのスコアが記録される、上記配列とは異なる配列に用意された、その番組の推薦されやすさに対応する番組に対するスコアの値に0を代入して初期化する。
次にステップS1410で、ステップS909において選択された番組情報から出演者を1人分選択する。また、ステップS1411では、人名情報記録部102に記録されている人名情報の中から1人分の人名情報を選択する。
ステップS1412で、ステップS1410で選択した人名情報とステップS1411で選択した人名情報とを比較し、これらが一致していれば(ステップS1413でYES)ステップS1414に進み、一致していなければ(ステップS1413でNO)ステップS1418に進む。
ステップS1412での比較の結果一致した人名情報が属する最上位のカテゴリが、ステップS1405で記録された配列内に含まれている場合には(ステップS1414でYES)ステップS1415に進み、含まれていなければ(ステップS1414でNO)、ステップS1415をスキップしてステップS1416に進む。ステップS1415では、上記ステップS909で上記配列に記録されるその番組に対するスコアを表わす数値に、人名情報記録部102に記録されている、上記ステップS1412で一致した人名情報に対応するスコアの半分を加算し、ステップS1416に進む。
さらに、ステップS1412での比較の結果一致した人名が属する上記最上位のカテゴリの下の層であるサブカテゴリまで、ステップS1405で記録された配列内に含まれている場合には(ステップS1416でYES)ステップS1417に進み、含まれていなければ(ステップS1416でNO)、ステップS1417をスキップしてステップS1418に進む。ステップS1417では、上記ステップS909で上記配列に記録されるその番組に対するスコアを表わす数値に、人名情報記録部102に記録されている、上記ステップS1412で一致した人名情報に対応するスコアの1/4を加算し、ステップS1418に進む。
上記ステップS1412〜S1417の処理は、人名情報記録部102に記録されるすべての人名情報について実行され(ステップS1418でYES)、上記ステップS1411〜S1418の処理はステップS909で選択された番組情報に含まれるすべての人名情報について実行され(ステップS1419でYES)、さらに上記ステップS1410〜S1419の処理は上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報に含まれるすべての番組に関する番組情報について実行される(ステップS1420でYES)。
そして、ステップS1421で、以上の処理の結果、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報の中で、上記ステップS1415,S1417にてその番組に対して加算されたスコアが予め設定されている所定のしきい値(たとえば本実施の形態では5)以上の番組を推薦番組に決定し、処理を終了する。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102が上述のように、階層的なカテゴリに分けて人名情報を記録し、推薦番組決定部104が階層的なカテゴリの一致を用いて推薦番組を決定することで、本実施の形態にかかる番組推薦装置100は、より精度の高い番組の推薦を行なうことができる。
[第5の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
図11は、第5の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。
図11を参照して、第5の実施の形態にかかる番組推薦装置100においては、人名情報記録部102は番組録画装置107にも接続されて、番組録画装置107から出力される番組情報を用いて記録される人名情報を更新する。人名情報記録部102には、本実施の形態においては、第2の実施の形態と同様に、図5に示されるような、予め複数のカテゴリに分けられた複数の人名と、人名ごとのスコアをあらわす数値とが合わせて記録されている。
(番組推薦装置の動作)
図12は、第5の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理を示すフローチャートである。図11のフローチャートに示される処理もまた、番組推薦装置100の(図示されない)CPUが、ROMに記憶されるプログラムを読出して実行し、図1に示される各部を制御することで実現される。
図12を参照して、本実施の形態にかかる番組推薦装置100においては、図3に示された第1の実施の形態にかかる処理におけるステップS401の処理に換えて、ステップS1601において、番組録画装置107から出力される、ユーザが過去に録画した番組の番組情報が用いられて、人名情報記録部102に記録されている人名情報が更新される。以降、第1の実施の形態にかかる処理と同様の処理が実行される。
図13は、上記ステップS1601における人名情報更新の処理を示すフローチャートである。
図13を参照して、人名情報記録部102は、まず、ステップS1700において、番組録画装置107から出力されている番組情報から番組を1つ選択する。次に、ステップS1701で、ステップS1700において選択した番組情報より、その番組の出演者の1人である1人分の人名情報を選択し、ステップS1702で人名情報記録部102に記録されている人名情報のうちの1人分の人名情報と比較する。これらの人名情報がマッチしていれば(ステップS1703でYES)、ステップS1704へ進む。していなければ(ステップS1703でNO)、ステップS1705に進む。
ステップS1704では、マッチした人名情報について、人名と共に記録されているスコアをあらわす数値を更新する。具体的には、記録されているスコアに1を加算する。ステップS1703の比較の結果マッチしたということは、その出演者は過去に録画された番組に出演しているということなので、ユーザの関心が比較的高い人物であると予想することができるためである。なお、ステップS1704でのスコア更新の方法は1加算に限らず他の方法であってもよい。
ステップS1702〜S1704の処理は人名情報記録部102に記録されている他の人名情報について繰返されて、人名情報記録部102に記録されているすべての人名情報について処理が終了すると(ステップS1705でYES)、さらに、その番組情報に含まれるすべての人名情報についてステップS1701〜S1705が繰返される(ステップS1706でYES)。そして、取得された番組情報に含まれるすべての番組情報についてステップS1701〜S1706が終了すると(ステップS1707でYES)、処理を終了する。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100が上記構成であることによって、記録される人名情報を番組情報に含まれる最新の人名情報に基づいて更新することができる。そのため、本実施の形態にかかる番組推薦装置100では、よりユーザの嗜好が反映された番組を推薦することができる。
[第6の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
第6の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成は、図1のブロック図に示された第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成と同様である。本実施の形態においても、第2の実施の形態にかかる番組推薦装置100と同様に、図5に示されるような、予め複数のカテゴリに分けられた複数の人名と、人名ごとのスコアをあらわす数値とが合わせて記録されている。
(番組推薦装置の動作)
第6の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理は図3に示される第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理とほぼ同様であり、異なる点として、ステップS404での推薦番組決定について説明する。
図14は、第6の実施の形態にかかる、上記ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。本実施の形態にかかる推薦番組決定処理は、図6に示される第2の実施の形態にかかる推薦番組決定処理とほぼ同様であり、異なる点について以下に説明する。
図14を参照して、上記ステップS601〜S604,S905,S608の処理が実行されて、一時的な記憶領域に処理用に用意された配列に、過去に録画されたすべての番組について、出演者のうち人名情報記録部102に記録されている人名情報の属するカテゴリの文字列と、その人名情報に含まれたスコアを表わす数値とが記録される。
上記ステップS909の処理が実行されて番組情報取得部101によって取得された番組に関する番組情報の中から1つの番組情報が選択されると共に、番組情報取得部101によって取得された番組ごとのスコアが記録される、上記配列とは異なる配列に用意された、その番組に対するスコアの値に0を代入して初期化された後、ステップS1910で、上記配列とは異なる領域に用意された、番組出演者の順番によってスコアを変えるために使用する順番スコアを表わす変数に0を代入して初期化する。
以降、ステップS610〜S613,S904の処理が実行されて、ステップS909で選択された番組情報に含まれる人名情報について、人名情報記録部102において上記配列に含まれるカテゴリに属する人名情報と一致した場合には、上記配列に記録されるその番組に対するスコアを加算する。なお、ここでは、ステップS909において選択した番組に対するスコアに、人名情報記録部102に記録されている人名情報に対応するスコアと順番スコアとを表わす変数の値を各々加算する。ただし、加算するスコアは負にはならないものとする。
ステップS611で選択されたカテゴリに属するすべての人名情報についてステップS610で選択された人名情報と比較する処理が終了し(ステップS615でYES)、ステップS905で記録された配列に含まれるすべてのカテゴリについて、そのカテゴリで人名情報記録部102に記録されている人名情報とステップS610で選択された人名情報とを比較する処理が終了すると(ステップS616でYES)、さらに、本実施の形態では、ステップS1916において、その番組に対応する順番スコアを更新(具体的には1減算)した後に、上記ステップS610に処理を戻して、当該番組情報から次の人名を選択して上記ステップS611〜S616の処理を繰返す。これによって、ステップS909で選択された番組情報においてその人名情報が後に記述されているほど順番スコアが低く(小さく)なる。
以降、上記ステップS615〜S618の処理が実行されて、ステップS919で、以上の処理の結果、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報の中で、上記ステップS914にてその番組に対して加算されたスコアの最も高い番組を推薦番組に決定し、処理を終了する。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100は、上記順番スコアを用いて推薦番組を決定することで、番組情報内の記述位置によって、出演者の番組に対する重要度が変わることに対応して、番組情報内の人名情報の記述位置によってその番組の推薦のされやすさを変更する。そのため、本実施の形態にかかる番組推薦装置100は、精度の高い番組の推薦を行なうことができる。
[第7の実施の形態]
(番組推薦装置の構成)
本形態にかかる番組推薦装置100の機能構成は、図1のブロック図に示された第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成と同様であり、その機能の違いを以下に説明する。
本実施の形態においては、番組推薦装置100の人名情報記録部102に記録される人名情報は、第4の実施の形態と同様に、図17で示されるように階層的なカテゴリに分けて人名情報を記録する。図17示される人名情報は、図9に示される人名情報と同様のものであるが、本実施の形態において人名情報にはスコアを表わす数値が含まれていなくてもよい。
(番組推薦装置の動作)
本形態にかかる番組推薦装置100での処理は図3に示される第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理とほぼ同様であり、異なる点として、ステップS404での推薦番組決定について説明する。
図18は、本実施の形態にかかる、上記ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。
図18を参照して、上記ステップS601〜S603の処理が実行されて、上記ステップS603での比較の結果、ステップS602で選択された人名と、人名情報記録部102に記録されている1人分の人名情報とが一致していれば、すなわちステップS602で選択された人名が人名情報記録部102に記録されている場合(ステップS604でYES)、上記ステップS605の処理に替えて、ステップS2105において、ステップS605で一致した人名情報が属するカテゴリの文字列および属するサブカテゴリの文字列を、一時的な記憶領域に処理用に用意された配列に記録する。以降、ステップS606〜S608の処理が実行される。
また、上記ステップS609の処理に替えて、上記ステップS909の処理が実行されて、番組情報取得部101によって取得された番組、すなわちユーザの番組推薦指令が入力された時点ではまだ放送されていない番組に関する番組情報の中から1つの番組情報が選択されると共に、各番組の推薦されやすさに対応するスコアの値が記憶される一時的な配列の、選択した番組に対応する位置に0を代入して初期化する。
次にステップS1410で、ステップS909において選択された番組情報から出演者を1人分選択する。また、ステップS1411では、人名情報記録部102に記録されている人名情報の中から1人分の人名情報を選択する。
ステップS1412で、ステップS1410で選択した人名情報とステップS1411で選択した人名情報とを比較し、これらが一致していれば(ステップS1413でYES)ステップS1414に進み、一致していなければ(ステップS1413でNO)ステップS1418に進む。
ステップS1412での比較の結果一致した人名情報が属する最上位のカテゴリが、ステップS1405で記録された配列内に含まれている場合には(ステップS1414でYES)ステップS2115に進み、含まれていなければ(ステップS1414でNO)、ステップS2115をスキップしてステップS1416に進む。ステップS2115では、上記ステップS909で上記配列に記録されるその番組に対するスコアを表わす数値に、2を加算し、ステップS1416に進む。
さらに、ステップS1412での比較の結果一致した人名が属する上記最上位のカテゴリの下の層であるサブカテゴリまで、ステップS1405で記録された配列内に含まれている場合には(ステップS1416でYES)ステップS1417に進み、含まれていなければ(ステップS1416でNO)、ステップS1417をスキップしてステップS1418に進む。ステップS2117では、上記ステップS909で上記配列に記録されるその番組に対するスコアを表わす数値に、1を加算し、ステップS1418に進む。
上記ステップS1412〜S1417の処理は、人名情報記録部102に記録されるすべての人名情報について実行され(ステップS1418でYES)、上記ステップS1411〜S1418の処理はステップS909で選択された番組情報に含まれるすべての人名情報について実行され(ステップS1419でYES)、さらに上記ステップS1410〜S1419の処理は上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報に含まれるすべての番組に関する番組情報について実行される(ステップS1420でYES)。
そして、ステップS1421で、以上の処理の結果、上記ステップS403で番組情報取得部101によって取得された番組情報の中で、上記ステップS2115,S2117にてその番組に対して加算されたスコアが予め設定されている所定のしきい値(たとえば本実施の形態では5)以上の番組を推薦番組に決定し、処理を終了する。
本実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102が上述のように、階層的なカテゴリに分けて人名情報を記録し、推薦番組決定部104が階層的なカテゴリの一致を用いて推薦番組を決定することで、本実施の形態にかかる番組推薦装置100は、より精度の高い番組の推薦を行なうことができる。
さらに、上記第1〜第7の実施の形態のうち、2以上の実施の形態が組合わされて実施されてもよい。
また、上述の番組推薦装置100で実行される番組推薦方法および番組推薦処理を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる、ステップS404での推薦番組決定を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。 第2の実施の形態にかかる、ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。 第4の実施の形態にかかる、ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。 第5の実施の形態にかかる番組推薦装置100の機能構成の具体例を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかる番組推薦装置100での処理を示すフローチャートである。 ステップS1601における人名情報更新の処理を示すフローチャートである。 第6の実施の形態にかかる、上記ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。 電子番組表の具体例を示す図である。 1つ番組についての番組情報の具体例を示す図である。 第7の実施の形態にかかる番組推薦装置100の人名情報記録部102に記録される人名情報の具体例を示す図である。 第7の実施の形態にかかる、ステップS404での推薦番組決定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 番組推薦装置、101 番組情報取得部、102 人名情報記録部、103 番組情報記録部、104 推薦番組決定部、105 入力部、106 出力部、107 番組録画装置、1001 人名情報取得部、1012 人名情報サーバ。

Claims (16)

  1. カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、
    過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を記録する番組情報記録手段と、
    ユーザ操作を受付ける入力手段と、
    前記入力手段によって前記ユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報と、前記番組情報取得手段で取得される前記番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定手段とを備え
    前記推薦番組決定手段は、前記番組情報取得手段で取得された前記番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を前記推薦番組と決定する、番組推薦装置。
  2. 人名情報を取得する人名情報取得手段と、
    カテゴリごとに前記人名情報を記録する人名情報記録手段と、
    過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を記録する番組情報記録手段と、
    ユーザ操作を受付ける入力手段と、
    前記入力手段によって前記ユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報と、前記番組情報取得手段で取得される前記番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定手段とを備え
    前記推薦番組決定手段は、前記番組情報取得手段で取得された前記番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を前記推薦番組と決定する、番組推薦装置。
  3. 前記人名情報取得手段は、他の装置と通信を行なって前記人名情報を取得する、請求項2に記載の番組推薦装置。
  4. 前記人名情報は、人名と、前記人名に対応する人物の前記カテゴリにおける重要度の指標とを含む、請求項1〜3のいずれかに記載の番組推薦装置。
  5. 前記人名情報記録手段は、前記指標を前記番組情報記録手段に記録される前記番組情報に基づいて変更する、請求項4に記載の番組推薦装置。
  6. 前記推薦番組決定手段は、前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報とを比較して、前記推薦番組の出演者に関する人名情報が属するカテゴリの候補を取得し、前記番組情報取得手段で取得される前記番組情報に含まれる出演者に関する人名情報が前記カテゴリの候補とされたカテゴリに属している場合に、前記人名情報に対応する人物の前記カテゴリにおける重要度の指標を加算し、前記重要度の指標が所定の値よりも高い番組を前記推薦番組と決定する、請求項4に記載の番組推薦装置。
  7. 前記カテゴリは階層的な構造である、請求項1〜6のいずれかに記載の番組推薦装置。
  8. 前記人名情報は、人名と、前記人名に対応する人物の前記カテゴリにおける重要度の指標とを含み、
    前記推薦番組決定手段は、前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報とを比較して、前記推薦番組の出演者に関する人名情報が属するカテゴリの候補を取得し、前記番組情報取得手段で取得される前記番組情報に含まれる出演者に関する人名情報が前記カテゴリの候補とされたカテゴリに属している場合に、前記人名情報に対応する人物の前記カテゴリにおける重要度の指標を、前記階層の深さごとに変化させて加算し、前記重要度の指標の合計が所定の値よりも高い番組を前記推薦番組と決定する、請求項7に記載の番組推薦装置。
  9. 前記推薦番組決定手段は、前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報とを比較して、前記推薦番組の出演者に関する人名情報が属するカテゴリの候補を取得し、前記番組情報取得手段で取得される前記番組情報に含まれる出演者に関する人名情報が前記カテゴリの候補とされたカテゴリに属している場合に、前記階層の深さに対応した値を加算し、前記階層の深さに対応した値の合計が所定の値よりも高い番組を前記推薦番組と決定する、請求項7に記載の番組推薦装置。
  10. 前記人名情報記録手段は、前記人名情報を前記番組情報記録手段に記録される前記番組情報に基づいて更新する、請求項1〜9のいずれかに記載の番組推薦装置。
  11. 前記推薦番組決定手段は、前記比較した結果と共に、前記番組情報取得手段で取得される前記番組情報における人名情報の記載位置にも基づいて、推薦番組を決定する、請求項1〜10のいずれかに記載の番組推薦装置。
  12. 推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦方法であって、
    過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して前記番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、
    前記番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記ユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報と、前記番組情報取得ステップにおいて取得される前記番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、
    前記推薦番組を前記出力手段に出力する出力ステップとを備え
    前記推薦番組決定ステップでは、前記番組情報取得ステップで取得された前記番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を前記推薦番組と決定する、番組推薦方法。
  13. 推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦方法であって、
    過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して前記番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、
    前記番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、
    人名情報を取得して前記人名情報記録手段に記録する人名情報取得ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記ユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報と、前記番組情報取得ステップにおいて取得される前記番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、
    前記推薦番組を前記出力手段に出力する出力ステップとを備え
    前記推薦番組決定ステップでは、前記番組情報取得ステップで取得された前記番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を前記推薦番組と決定する、番組推薦方法。
  14. 推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段
    と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して前記番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、
    前記番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記ユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報と、前記番組情報取得ステップにおいて取得される前記番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、
    前記推薦番組を前記出力手段に出力する出力ステップとを実行させ
    前記推薦番組決定ステップでは、前記番組情報取得ステップで取得された前記番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を前記推薦番組と決定する、番組推薦プログラム。
  15. 推薦番組を出力する出力手段と、カテゴリごとに人名情報を記録する人名情報記録手段と、番組情報を記録する番組情報記録手段とを備える番組推薦装置における番組推薦処理コンピュータに実行させるプログラムであって、
    過去にユーザが利用した番組に関する番組情報を取得して前記番組情報記録手段に記録する番組情報記録ステップと、
    前記番組推薦装置に対するユーザ操作を受付ける入力ステップと、
    人名情報を取得して前記人名情報記録手段に記録する人名情報取得ステップと、
    前記入力ステップにおいて前記ユーザ操作を受付けた時点から所定期間に放送される番組に関する番組情報を取得する番組情報取得ステップと、
    前記人名情報記録手段に記録された人名情報と、前記番組情報記録手段に記録される番組情報と、前記番組情報取得ステップにおいて取得される前記番組情報とを比較した結果に基づいて推薦番組を決定する推薦番組決定ステップと、
    前記推薦番組を前記出力手段に出力する出力ステップとを実行させ
    前記推薦番組決定ステップでは、前記番組情報取得ステップで取得された前記番組情報のうち、当該番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリが前記番組情報記録手段に記録される番組情報に含まれる人名情報の属するカテゴリと一致する番組情報を前記推薦番組と決定する、番組推薦プログラム。
  16. 請求項14または15に記載の番組推薦プログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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