JP5285196B1 - お薦めコンテンツ提供装置、お薦めコンテンツ提供プログラムおよびお薦めコンテンツ提供方法 - Google Patents

お薦めコンテンツ提供装置、お薦めコンテンツ提供プログラムおよびお薦めコンテンツ提供方法 Download PDF

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Abstract

本発明のお薦めコンテンツ提供装置(100)は、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する取得部と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する短期印象判定部(20)と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更するお薦めコンテンツ決定部(42)とを備える。

Description

本発明は、コンテンツ視聴サービスにおけるお薦めコンテンツ提供装置等に関するものである。
近年、テレビ放送等の視聴コンテンツ等をユーザに提供するコンテンツ視聴サービスが普及してきている。このようなコンテンツ視聴サービスでは、ユーザの嗜好、すなわち、物事に対するユーザの好き嫌いに応じて、ユーザに適したジャンルのコンテンツを推薦するコンテンツの推薦サービスが提供される場合がある。
コンテンツの推薦サービスにおいて、ユーザに提供するお薦めコンテンツを決定するアルゴリズムとしては、例えば、ユーザの視聴履歴からユーザの嗜好を示す嗜好情報を推定することにより、お薦めコンテンツを決定するものがある。
ユーザの視聴履歴を用いたコンテンツの推薦サービスについて、よりユーザに適したお薦めコンテンツを提供するための様々な方法が提案されている。
よりユーザに適したお薦めコンテンツを提供する技術としては、例えば、ユーザの長期的な視聴履歴から推定した長期嗜好情報だけでなく短期的な視聴履歴から推定した短期嗜好情報を用いてコンテンツをお薦めする装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の装置では、視聴履歴が多いほど嗜好情報の精度が高くなることから、長期的な視聴履歴から推定した長期嗜好情報を用いている。さらに、長期嗜好情報には反映されない、普段とは異なるコンテンツを視聴したい気分である等といった短期的な状況を反映するために、短期的な視聴履歴から推定した短期嗜好情報を用いている。
また、よりユーザに適したお薦めコンテンツを提供する他の技術としては、例えば、表示(再生)時間の短いコンテンツ(ザッピング操作されたコンテンツ)を、ユーザの興味がない嗜好に関するコンテンツであるとして、お薦めコンテンツから除外する装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
すなわち、これらの特許文献1、特許文献2のいずれの発明においても、ユーザの短期的な視聴履歴から短期的な嗜好情報を推定する方法が採用されている。
特開2006−215643号公報 特開2011−211586号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載の嗜好情報の推定方法は、視聴履歴のみに基づくものであり、コンテンツの特徴等は考慮されていなかった。
お薦めコンテンツの決定に関するコンテンツの特徴としては、例えば、一度見てから次に見たいと思うまでの期間である印象持続時間がある。例えば、映画コンテンツのように、1週間に1回程度視聴することができればよいコンテンツは、印象持続時間が比較的長いと言える。また、例えば、シリーズ構成のドラマコンテンツのように、毎日視聴してもよいコンテンツは、印象持続時間が比較的短いと言える。つまり、コンテンツは、そのジャンルやシリーズであるか否か等の特徴によって、印象持続期間が異なるものである。
上記特許文献1および特許文献2に記載の装置では、このようなコンテンツの特徴は考慮されておらず、コンテンツの印象持続期間の差に対応していないため、お薦めコンテンツの精度が十分ではなかった。
本発明は、コンテンツの印象持続時間に対応して、よりユーザに適したお薦めコンテンツを提供することが可能なお薦めコンテンツ提供装置等を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るコンテンツ提供装置は、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する取得部と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する短期印象判定部と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更するお薦めコンテンツ決定部とを備える。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るコンテンツ提供プログラムは、ユーザに提供するコンテンツの決定をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する工程と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する工程と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更する工程とを含む。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るコンテンツ提供方法は、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する工程と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する工程と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更する工程とを含む。
本発明のコンテンツ提供装置等によれば、コンテンツの印象持続時間に対応して、よりユーザに適したお薦めコンテンツを提供することが可能になる。
図1は、「今見た感」の初期強度と持続時間との関係の一例を示すグラフである。 図2は、テレビに搭載されるコンテンツ提供装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、視聴コンテンツのメタデータの一例を示す表である。 図4は、短期印象決定テーブルの一例を示す表である。 図5は、短期印象履歴テーブルの一例を示す表である。 図6は、第1のお薦めコンテンツのメタデータの一例を示す表である。 図7は、テレビの画面遷移の一例を示す図である。 図8Aは、短期印象履歴テーブルの作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8Bは、お薦めコンテンツの提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、第2のお薦めコンテンツのデータの一例を示す表である。
(本発明の基礎となった知見)
上述した印象持続時間について、図1を基に詳細に説明する。図1は、「今見た感」の初期強度と印象持続時間との関係をコンテンツのコンテンツ種別毎に示したグラフである。
なお、「今見た感」とは、視聴コンテンツの短期印象の強さであり、視聴終了直後が最も強く、時間が経過すると共に減少するものである。視聴終了時刻から「今見た感」がゼロになるまでの時間が、印象持続時間である。
また、ここでは、コンテンツが、テレビ放送の番組である場合を例に説明する。
さらに、コンテンツの種別は、映画やドラマ等の「ジャンル」、ジャンルをさらに細かく分類した「サブジャンル」、コンテンツに登場する人物の名前を示す「出演者」、コンテンツの「タイトル」、コンテンツを検索する場合等に用いる固有名詞を示す「キーワード」等の属性、あるいは、これらの組み合わせによって決まる。
図1において、縦軸は、「今見た感」の強さを示し、横軸は、コンテンツの視聴終了からの経過時間を示している。
図1のグラフ中の枠内にはコンテンツの種別が例示されている。ここで、出演者(**)、タイトル(**)、キーワード(**)の**には、固有名詞が入る。これは、固有の人名やタイトル、キーワード等により、「今見た感」の初期強度と印象持続時間とが異なるためである。
また、グラフ中の右下がりの矢印で示されるグラフは、矢印の始点の位置にある枠が示すコンテンツ種別についての「今見た感」の強さと経過時間との関係を示している。矢印の始点に対応する縦軸の値が、「今見た感」の初期強度を示しており、矢印の終点に対応する横軸の値が「今見た感」の印象持続時間を示している。
図1の例では、種別が「ジャンル(映画)&サブジャンル(ホラー)」であるコンテンツの今見た感の初期強度が最も強く、その持続時間も最も長くなっている。「ジャンル(映画)&サブジャンル(ホラー)」のコンテンツは、例えば、ユーザが1週間に一度程度、視聴したいと感じるコンテンツである。また、種別が「ジャンル(映画)」である一般的な映画のコンテンツの今見た感の初期強度が最も弱く、その持続時間も最も短くなっている。すなわち、「ジャンル(映画)」のコンテンツは、ユーザが数日または数時間後にはまた視聴したいと感じるコンテンツである。
このように、「今見た感」の初期強度および持続時間は、コンテンツのジャンルや、コンテンツのタイトル(テレビコンテンツの場合、番組タイトル)、キーワード(例えば、人名や地名等の固有名詞)等、あるいは、これらの組み合わせ(種別)によって異なっている。
なお、「今見た感」は、視聴履歴という、ユーザが「見た」という確実な実績に対して、コンテンツのジャンルや出演者などの特徴(種別)毎に設定することが可能な指標であるため、提供コンテンツを決定するための指標として適している。「今見た感」の初期強度と印象持続時間とを予めコンテンツの種別毎に登録しておくことにより、よりユーザに適した提供コンテンツの決定に有用な指標(パラメータ)として利用可能になる。
従って、以下に説明する実施の形態においては、特許文献1および特許文献2に記載の視聴履歴のみを用いた嗜好の推定方法とは異なり、視聴履歴と共に短期印象である「今見た感」を利用したお薦めコンテンツの決定を行う。
このような問題を解決するために、本開示の一態様に係るコンテンツ提供装置は、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する取得部と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する短期印象判定部と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更するお薦めコンテンツ決定部とを備える。
上記構成のコンテンツ提供装置によれば、印象持続時間に応じて、提供するお薦めコンテンツを決定できる。
特許文献1および特許文献2に記載の装置のように、印象持続時間を考慮しない場合、印象持続時間が比較的短い種別のコンテンツは、視聴履歴が多くなる傾向にあるため、優先的に提供コンテンツとして決定され易い。これに対し、印象持続時間の比較的長い種別のコンテンツは、印象持続時間の短いコンテンツと比較して視聴履歴が少なくなる傾向にあるため、ユーザの嗜好に合うコンテンツであっても、優先順位が低くなるあるいは提供コンテンツとして決定されなくなる可能性が高くなる。
これに対し、上記構成のコンテンツ提供装置によれば、印象持続時間に応じて、提供するお薦めコンテンツを決定できるので、印象持続時間が長く比較的視聴履歴が少ないが、ユーザの嗜好に適したコンテンツを、ユーザに高精度で、且つ、ユーザに適したタイミングで提供可能になる。
さらに、上記構成のコンテンツ提供装置は、印象持続時間を用いることにより、よりユーザに適したコンテンツを提供できるので、ユーザが、提供されたコンテンツから視聴するコンテンツを決定するまでの操作量を少なくすることが可能になる。すなわち、当該操作に係るコンテンツ提供装置における電力消費量を低減する効果も期待できる。
また、例えば、前記取得部は、前記表示に関する情報として、前記複数のお薦めコンテンツのお薦め度を取得し、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記お薦めコンテンツの前記お薦め度を変更するように構成してもよい。
また、例えば、前記お薦めコンテンツ決定部は、さらに、変更後の前記お薦め度に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツの表示の優先順位を決定するように構成してもよい。
また、例えば、前記お薦めコンテンツ決定部は、さらに、変更後の前記お薦め度に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツの表示の可否を決定するように構成してもよい。
また、例えば、前記短期印象判定部は、前記印象持続時間に加え、前記視聴コンテンツの視聴終了時刻を取得し、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記視聴コンテンツのうち、前記視聴終了時刻から前記印象持続時間が経過していない前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記表示に関する情報を変更するように構成してもよい。
また、例えば、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記印象持続時間が長い前記視聴コンテンツに対応するお薦めコンテンツほど、前記お薦め度の減少量が大きくなるように、前記お薦め度を変更するように構成してもよい。
また、例えば、前記短期印象判定部は、前記印象持続時間に加え、前記視聴コンテンツの視聴終了時刻と、前記視聴コンテンツの印象の初期強度とを取得し、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記視聴コンテンツのそれぞれについて、前記視聴終了時刻からの経過時間と前記印象持続時間と前記初期強度とに基づいて、現在の印象の強度を示す現在強度を算出し、前記現在強度に基づいて、前記表示に関する情報を変更するように構成してもよい。
また、例えば、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記初期強度に、前記印象持続時間に対する前記印象持続時間と前記経過時間との差の割合を乗算することにより、前記現在強度を求めるように構成してもよい。
また、例えば、前記取得部は、前記表示に関する情報として、前記複数のお薦めコンテンツのお薦め度を取得し、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記初期強度の最大値と前記現在強度との差を前記初期強度の最大値で除算した値を求めて重み係数とし、前記お薦め度に前記重み係数を乗算することにより、前記お薦め度を変更するように構成してもよい。
また、例えば、前記取得部は、前記表示に関する情報として、前記複数のお薦めコンテンツのお薦め度を取得し、前記お薦めコンテンツ決定部は、前記現在強度が大きい前記視聴コンテンツに対応するお薦めコンテンツほど、前記お薦め度の減少量が大きくなるように、前記お薦め度を変更するように構成してもよい。
また、例えば、前記コンテンツ種別は、コンテンツジャンル、前記視聴コンテンツのメタデータに含まれるキーワード、前記視聴コンテンツに出演する人物名、前記視聴コンテンツのタイトル、および、これらの組み合わせの少なくとも何れか1つによって規定してもよい。
本開示の一態様に係るコンテンツ提供プログラムは、ユーザに提供するコンテンツの決定をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する工程と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する工程と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更する工程とを含む。
本開示の一態様に係るコンテンツ提供方法は、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する工程と、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する工程と、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更する工程とを含む。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の望ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、処理、処理の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より望ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
本発明に係るコンテンツ提供装置の実施の形態について、図2〜図9を基に説明する。
本実施の形態では、お薦めコンテンツ提供装置100は、地上デジタル放送を視聴可能なテレビに搭載されている場合を例に説明する。また、本実施の形態では、コンテンツが、地上デジタル放送における番組である場合を例に説明する。また、各コンテンツの特徴を示すコンテンツ種別は、本実施の形態では、コンテンツのジャンル、タイトル、人名、地名、キーワード、あるいは、その組み合わせで規定している。
(1.構成)
コンテンツ提供装置の構成について、図2を基に説明する。図2は、本実施の形態におけるお薦めコンテンツ提供装置100の構成例を示すブロック図である。
お薦めコンテンツ提供装置100は、本実施の形態では、長期的な嗜好に基づく第1のお薦めコンテンツを用い、「今見た感」の強いコンテンツの順位が相対的に下がるように、第1のお薦めコンテンツの順位を入れ替えることにより、第2のお薦めコンテンツを求めるように構成されている。お薦めコンテンツ提供装置100は、図2に示すように、コンテンツ情報取得部10と、短期印象判定部20と、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30と、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40(お薦めコンテンツ決定部に相当)とを備えて構成されている。
コンテンツ情報取得部10は、テレビにおける視聴コンテンツの変化を検出した場合に、視聴コンテンツの変化前の視聴コンテンツ、すなわち、視聴終了コンテンツのメタデータを取得し、短期印象判定部20および第1のお薦めコンテンツ情報提供部30に送信する。本実施の形態では、メタデータは、EPG(Electronic Program Guide)情報から取得する場合を例に説明するが、これに限るものではない。メタデータは、例えば、放送波に重畳されるデータから取得してもよいし、ネットワーク上でコンテンツに関するメタデータを提供するサーバから取得してもよい。
図3は、コンテンツ情報取得部10が短期印象判定部20および第1のお薦めコンテンツ情報提供部30に送信した視聴終了コンテンツのメタデータの一例を示す表である。コンテンツ情報取得部10は、図3に示す例では、1つの視聴コンテンツに対し1行(1レコード)分のデータを取得し送信する。図3に示すメタデータには、視聴したコンテンツの「放送時間」「タイトル」「出演者」「ジャンル」「サブジャンル」「番組概要」が格納されている。なお、EPG情報等から取得したメタデータに、図3に示す情報以外の情報が含まれ、データ量が多い場合等には、必要な情報のみを抽出して送信するように構成してもよい。
図3より、ユーザが、1月23日の14:00〜15:00の時間に、タイトルが「青春」、ジャンルが「ドラマ」であるコンテンツ(テレビ放送)を視聴したことが分かる。また、図3より、ユーザが、同日の15:00〜16:00の時間に、タイトルが「世界探索:イタリア特集」、ジャンルが「ドキュメンタリー」であるコンテンツを視聴したことが分かる。さらに、図3より、ユーザが、同日の16:00〜18:00の時間に、タイトルが「地獄の悪霊」、ジャンルが「映画」であるコンテンツを視聴したことが分かる。
短期印象判定部20は、メタデータが送信された視聴コンテンツについて、コンテンツ種別毎に視聴終了時刻と「今見た感」の初期強度と印象持続時間とを含む短期印象情報を生成するように構成され、短期印象決定テーブル保持部21と、短期印象決定部22とを備えている。
短期印象決定テーブル保持部21は、本実施の形態では、コンテンツの種別毎に「今見た感」(短期印象)の初期強度と印象持続時間とを含む短期印象決定レコードを格納した短期印象決定テーブルを保持している。
図4は、短期印象決定テーブル保持部21に格納された短期印象決定テーブルの一例を示す表である。図4に示す例では、1つの短期印象決定レコードに、識別情報としての印象決定IDとコンテンツ種別と「今見た感」(短期印象)の初期強度とその持続時間とが格納されている。また、図4に示す例において、コンテンツ種別には、コンテンツ種別を決定する条件が設定されており、ジャンル、サブジャンル、出演者およびタイトル等、あるいは、その組み合わせで規定されている。人名、タイトルなどの固有値を持つメタデータにおいては、固有値の情報が「今見た感」に影響する。そのため、これらの固有値を、コンテンツ種別を決定する条件としている。
例えば、印象決定ID1の短期印象決定レコードには、コンテンツ種別としてジャンル(映画)&サブジャンル(ホラー)が設定され、その「今見た感」(短期印象)の初期強度は10であり、その持続時間は48時間である。また、印象決定ID8の短期印象決定レコードには、コンテンツ種別としてジャンル(映画)が設定され、その「今見た感」(短期印象)の初期強度は3であり、その持続時間は3時間である。
なお、本実施の形態では、短期印象決定テーブルは、ユーザに対するお薦めコンテンツの決定の前に、予め登録されたデータであり、「今見た感」の初期強度および持続時間は、コンテンツの特徴毎に予め設定している場合を例に説明する。なお、「今見た感」の初期強度および持続時間をユーザがカスタマイズできるように構成してもよいし、ユーザが任意に初期印象決定レコードを追加あるいは削除できるように構成してもよい。
短期印象決定部22は、コンテンツ情報取得部10が取得したメタデータと短期印象決定テーブル保持部21に格納された短期印象決定テーブルとに基づいて、短期印象情報(短期印象履歴レコード)を生成する。
具体的には、短期印象決定部22は、短期印象決定テーブルから、メタデータに格納されたコンテンツ種別と一致するコンテンツ種別の短期印象決定レコードを抽出し、抽出した短期印象決定レコードに格納された「今見た感」(短期印象)の初期強度と持続時間とを取得する。さらに、短期印象決定部22は、メタデータに格納された「視聴終了時刻」および「コンテンツ種別」と、短期印象情報から抽出した「今見た感の初期強度」および「今見た感の印象持続時間」を、短期印象履歴レコードとして後述する短期印象保持部41に蓄積する。
図5は、短期印象保持部41に格納する複数の短期印象履歴レコードからなる短期印象履歴テーブルの一例を示す表である。図5に示す例では、1つの短期印象履歴レコードに、識別情報としての印象履歴IDと視聴終了時刻とコンテンツ種別と「今見た感」(短期印象)の初期強度とその持続時間とが格納されている。
なお、コンテンツ種別は、一つのコンテンツに対して複数存在する場合がある。この場合には、1つのコンテンツに対し、コンテンツ種別毎に、複数の短期印象履歴レコードを格納する。例えば、図3に示す1月23日の15:00に視聴を終了したコンテンツの場合、図4に示す短期印象決定テーブルのうち、2つの短期印象決定レコードが対応している。具体的には、印象決定ID4のコンテンツ種別が「タイトル(青春)」の短期印象決定レコードと、印象決定ID3のコンテンツ種別が「出演者(人名1)&ジャンル(ドラマ)」の短期印象決定レコードの2つが、1月23日の15:00に視聴を終了したコンテンツに対応している。
第1のお薦めコンテンツ情報提供部30は、長期的な視聴履歴から推定した長期嗜好情報に基づいて、第1のお薦めコンテンツを決定するように構成されており、ユーザ情報保持部31とお薦めコンテンツ決定部32とを備えている。
ユーザ情報保持部31は、ユーザの長期的な嗜好に関する情報(長期嗜好情報)を保持している。ユーザの長期的な嗜好に関する情報としては、例えば、ユーザが視聴したコンテンツについて長期間(例えば、1年)にわたって蓄積されたメタデータや、ユーザが操作端末等を用いて登録した嗜好に関する情報(チェックイン情報)、長期間にわたるウェブサイトの閲覧履歴やソーシャルネットワーク上での活動履歴等が考えられる。
お薦めコンテンツ決定部32は、複数のお薦め可能なコンテンツに関する情報、すなわち、メタデータを取得し、ユーザ情報保持部31に格納されたユーザの長期的な嗜好に関する情報に基づいて、取得した複数のお薦め可能なコンテンツからユーザの長期的な嗜好に合致した第1のお薦めコンテンツを決定する。お薦め可能なコンテンツとは、例えば、現在放送中のあるいは放送開始予定のコンテンツであり、ネットワーク上でコンテンツに関する情報を提供するサーバから取得する。ここでのお薦めコンテンツの決定方法は、公知のお薦めコンテンツの決定方法を用いることができる。
図6は、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30によって求められた複数の第1のお薦めコンテンツのメタデータの一例を示す表である。図6に示すメタデータは、識別情報としての長期お薦めIDとお薦めの程度を表す第1のお薦め度とタイトルと出演者とジャンルとサブジャンルと番組概要とを含んでいる。
第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30により決定された第1のお薦めコンテンツと、「今見た感」を用いて最終的なお薦めコンテンツを決定するように構成されており、短期印象保持部41と、お薦めコンテンツ決定部42とを備えている。
短期印象保持部41は、「今見た感」に関する情報、すなわち、上述した短期印象決定部22により生成された短期印象履歴テーブルを保持している。
お薦めコンテンツ決定部42は、お薦めコンテンツ決定部32が決定したユーザの長期的な嗜好に合致したお薦めコンテンツと、短期印象保持部41で保持している短期印象履歴テーブルを用いて、最終的なお薦めコンテンツを再決定する。
より具体的には、お薦めコンテンツ決定部42は、図6に示す第1のお薦めコンテンツ情報提供部30から取得した第1のお薦めコンテンツに対して、「今見た感」の強い第1のお薦めコンテンツのお薦め度を低く変更する。すなわち、図6に示す第1のお薦めコンテンツのそれぞれに対して、コンテンツ種別が合致する短期印象履歴レコードを抽出し、抽出した短期印象履歴レコードの初期強度とその持続時間、コンテンツの視聴終了時刻からの経過時間を考慮して、第1のお薦め度を補正して最終的な第2のお薦め度を算出する。これにより、コンテンツの特徴に応じた「今見た感」のない、新鮮感のあるコンテンツを、ユーザに適したタイミングで提供することが可能になる。
(2.動作)
本発明に係るお薦めコンテンツ提供装置100による「今見た感」を反映したお薦めコンテンツの提供方法について、図7〜図9を基に説明する。
なお、本実施の形態において、お薦めコンテンツ提供装置100を搭載したテレビは、テレビ画面上に視聴コンテンツのみを表示する通常視聴モードと、テレビ画面上に視聴コンテンツとお薦めコンテンツを示す画像とを同時に表示するお薦めコンテンツ表示モードとを切り替え可能に構成されている。
お薦めコンテンツ提供装置100は、本実施の形態では、視聴コンテンツが変更された場合に短期印象履歴テーブルを作成し、通常視聴モードからお薦めコンテンツ表示モードに切り替えられた場合に、お薦めコンテンツの決定を行うように構成されている。
(2.1 テレビの画面遷移について)
先ず、テレビにおける視聴コンテンツの変更と、通常視聴モードからお薦めコンテンツ表示モードへの切り替えについて、図7を基に説明する。
図7は、テレビ画面の画面遷移を示す模式図である。図7の(a)〜(c)は、通常視聴モードを示し、図7の(d)は、お薦めコンテンツ表示モードを示す。本実施の形態において、通常視聴モードからお薦めコンテンツ表示モードへの切り替えは、リモコンのお薦めコンテンツ表示ボタンを押下したタイミングとする。
図7では、ユーザは、通常視聴モードにおいて、ドラマ「青春」、ドキュメンタリー「世界探索:イタリア特集」、ホラー「地獄の悪霊」の順に視聴し、ホラー「地獄の悪霊」を視聴中にリモコンのお薦めコンテンツ表示ボタンを押下した場合を示しており、図7の(c)と(d)の間で通常視聴モードからお薦めコンテンツ表示モードに切り替わっている。お薦めコンテンツ表示モードにおいては、視聴中コンテンツ、ここでは、ホラー「地獄の悪霊」がやや縮小されて表示されるとともに、画面右側にお薦めコンテンツが複数表示される。
なお、通常視聴モードにおける視聴コンテンツの変更には、図7に示すように、ユーザがチャンネルを切り替えた場合や視聴コンテンツの放送時間が終了した場合などが考えられる。
(2.2 短期印象履歴テーブルの作成方法)
次に、視聴コンテンツが変更されたときに実行する短期印象履歴テーブルの作成処理について、図8Aを基に説明する。
図8Aは、短期印象履歴テーブルの作成処理の処理手順(短期印象履歴テーブルの作成方法)を示すフローチャートであり、視聴コンテンツの変更を検知した時に実行される。
お薦めコンテンツ提供装置100は、視聴コンテンツの変化が検出されると、図8Aに示すように、コンテンツ情報取得部10により、視聴コンテンツの変化前の視聴コンテンツ、すなわち直前の視聴終了コンテンツのメタデータを、EPG情報から取得し、短期印象判定部20の短期印象決定部22に送信する(ステップS10)。本実施の形態では、コンテンツ情報取得部10が取得するメタデータは、図3に示すメタデータであり、1行(1レコード)分のデータを取得する場合を例に説明する。
次に、お薦めコンテンツ提供装置100は、短期印象決定部22により、コンテンツ情報取得部10から受信したメタデータについて、「今見た感」の初期強度と印象持続時間とを含む短期印象情報(短期印象履歴レコード)を生成し、短期印象保持部41に蓄積する(ステップS11)。
より具体的には、短期印象決定部22は、図3に示す視聴コンテンツのメタデータに、「タイトル」「出演者」「ジャンル」「サブジャンル」が格納されていることから、これらのデータを条件として、図4に示す短期印象決定テーブルのコンテンツ種別を検索し、条件に合うコンテンツ種別の短期印象決定レコードを抽出する。さらに、短期印象決定部22は、抽出した短期印象決定レコードのそれぞれについて、視聴終了時刻を付加した短期印象履歴レコードを生成し、短期印象保持部41に蓄積する。
例えば、図3に示すメタデータのうち、1行目に示すメタデータには、タイトル(青春)、出演者(人名1)、ジャンル(ドラマ)、サブジャンル(時代劇)が格納されている。短期印象決定部22は、図4に示す短期印象決定テーブルを構成する短期印象決定レコードのコンテンツ種別を順に取得し、条件に一致するか否かを判定する。本実施の形態では、図4に示す例では、印象決定ID3の「出演者(人名1)&ジャンル(ドラマ)」および印象決定ID4の「タイトル(青春)」の2つの短期印象決定レコードが、メタデータの条件を満たしている。短期印象決定部22は、条件に合致する2つの短期印象決定レコードから、「今見た感」の初期強度と印象持続時間とを抽出する。さらに、短期印象決定部22は、2つの短期印象決定レコードのそれぞれについて、視聴終了時刻(15:00)を付加した短期印象履歴レコードを生成し、短期印象保持部41に蓄積する。ここで生成される短期印象履歴レコードは、図5に示す短期印象履歴テーブルのうち、印象履歴ID1の「出演者(人名1)&ジャンル(ドラマ)」の短期印象履歴レコードと、印象履歴ID2の「タイトル(青春)」の短期印象履歴レコードである。
また、例えば、図3に示すメタデータのうち、2行目に示すメタデータには、タイトル(世界探索:イタリア特集)、出演者(人名3)、ジャンル(ドキュメンタリー)、サブジャンル(歴史・紀行)が格納され、番組概要に、キーワードとして(イタリア)が格納されている。短期印象決定部22は、図4に示す短期印象決定テーブルから、コンテンツ種別の条件に合致する短期印象決定レコードとして、印象決定ID6の「タイトル(世界探索:イタリア特集)」の短期印象決定レコードと、印象決定ID7の「キーワード(イタリア)」の短期印象決定レコードの2つを抽出し、視聴終了時刻(16:00)を付加した短期印象履歴レコードを生成し、短期印象保持部41に蓄積する。ここで生成される短期印象履歴レコードは、図5に示す短期印象履歴テーブルのうち、印象履歴ID3および印象履歴ID4の2つの短期印象履歴レコードである。
また、例えば、図3に示すメタデータのうち、3行目に示すメタデータには、タイトル(地獄の悪霊)、出演者(人名3)、ジャンル(映画)、サブジャンル(ホラー)が格納されている。短期印象決定部22は、図4に示す短期印象決定テーブルから、コンテンツ種別の条件に合致する短期印象決定レコードとして、印象決定ID1の「ジャンル(映画)&サブジャンル(ホラー)」、印象決定ID2の「出演者(人名3)&ジャンル(映画)」、印象決定ID8の「ジャンル(映画)」、印象決定ID5の「タイトル(地獄の悪霊)」の4つの短期印象決定レコードを抽出し、視聴終了時刻(18:00)を付加した短期印象履歴レコードを生成し、短期印象保持部41に蓄積する。ここで生成される短期印象履歴レコードは、図5に示す短期印象履歴テーブルの印象決定ID5〜印象決定ID8の4つの短期印象履歴レコードである。
(2.3 お薦めコンテンツの提供方法)
次に、お薦めコンテンツの提供方法について、図8Bを基に説明する。
図8Bは、お薦めコンテンツの提供処理の処理手順(お薦めコンテンツの提供方法)を示すフローチャートであり、ユーザがテレビのリモコンのお薦めコンテンツ表示ボタンを押下したときに実行される。
お薦めコンテンツ表示ボタンが押下されると、先ず、コンテンツ情報取得部10は、視聴中の視聴コンテンツのメタデータを取得し、短期印象決定部22を介して第2のお薦めコンテンツ情報提供部40に送信する(ステップS20)。
次に、短期印象決定部22は、コンテンツ情報取得部10から受信した視聴中の視聴コンテンツのメタデータについて、「今見た感」の初期強度と印象持続時間とを含む短期印象情報を生成し、短期印象保持部41に蓄積する(ステップS21)。なお、当該ステップS21の処理手順は、視聴終了時刻の付加を除き、ステップS11の処理手順と同じである。ステップS11では、蓄積される短期印象情報に視聴終了時刻が付加されるが、当該ステップにおいては、コンテンツの視聴中であり視聴終了時刻が定まっていない。従って、現在時刻を仮の視聴終了時刻として格納する。このとき、視聴終了時刻を仮設定した短期印象情報の印象履歴IDを保持しておき、視聴コンテンツの変更が生じたときに、当該印象履歴IDの視聴終了時刻を再設定する。つまり、視聴コンテンツの視聴中に既に図8Aに示す短期印象履歴テーブルの作成処理を実行しているため、再度短期印象履歴テーブルの作成処理を実行することなく、視聴終了時刻の再設定のみ行う。
第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30から第1のお薦めコンテンツを取得する(ステップS22)。第1のお薦めコンテンツ情報提供部30は、本実施の形態では、お薦めコンテンツ表示ボタンが押下されたときに、お薦めコンテンツ決定部32により、ユーザ情報保持部31に格納されたユーザの長期的な嗜好情報に基づいて、お薦め可能なコンテンツの中からユーザの長期的な嗜好に合致した第1のお薦めコンテンツを決定する。
次に、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30から出力されたユーザの長期的な嗜好に合致した第1のお薦めコンテンツのそれぞれについて、短期印象保持部41に保持された短期印象履歴テーブルから、コンテンツ種別の合致する短期印象履歴レコードを抽出する(ステップS23)。ここで、同じコンテンツ種別の短期印象履歴レコードがある場合は、最新の短期印象履歴レコードを抽出する。すなわち、1つのコンテンツ種別については1つの短期印象履歴レコードを抽出する。
例えば、図6に示す第1のお薦めコンテンツのメタデータにおいて、長期お薦めID1のコンテンツの場合、第1のお薦め度(200)、タイトル(晩春)、出演者(人名1)、ジャンル(ドラマ)、サブジャンル(時代劇)が格納されている。これらのデータを条件として図5に示す短期印象履歴テーブルを検索した場合、印象履歴ID1の「出演者(人名1)&ジャンル(ドラマ)」の短期印象履歴レコードが抽出される。同様にして、長期お薦めID3のコンテンツの場合、第1のお薦め度(180)、タイトル「ゾンビ」、出演者(人名5)、ジャンル(映画)、サブジャンル(ホラー)が格納されている。これらのデータを条件として図5に示す短期印象履歴テーブルを検索した場合、図5に示す印象履歴ID6の「ジャンル(映画)&サブジャンル(ホラー)」の短期印象履歴レコードと、印象履歴ID7の「ジャンル(映画)」の短期印象履歴レコードとが抽出される。さらに、長期お薦めID4のコンテンツの場合、第1のお薦め度(150)、タイトル(青春)出演者(人名6)、ジャンル(ドラマ)、サブジャンル(時代劇)が格納されている。これらのデータを条件として図5に示す短期印象履歴テーブルを検索した場合、図5に示す印象履歴ID2の「タイトル(青春)」の短期印象履歴レコードが抽出される。また、長期お薦めID5のコンテンツの場合、第1のお薦め度(113)、タイトル「世界のクイズ」、出演者(人名7)、ジャンル(バラエティ)、サブジャンル(クイズ)、番組概要にキーワード(イタリア)が格納されている。これらのデータを条件として図5に示す短期印象履歴テーブルを検索した場合、図5に示す印象履歴ID3の「キーワード(イタリア)」の短期印象履歴レコードが抽出される。
次に、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、図8Bに示すように、ステップS23で抽出した短期印象履歴レコードのそれぞれについて、「今見た感」の現在における短期印象の強度(現在強度)の計算を行う(ステップS24)。本実施の形態における「今見た感」の現在強度は、以下の式1で求められる。
現在強度=初期強度×(印象持続時間−(現在時刻−視聴終了時刻))/印象持続時間 ・・・(1)
ただし、視聴終了時刻からの経過時間が印象持続時間より長い場合、すなわち、(「今見た感」の印象持続時間−(現在時刻−視聴終了時刻))<0の場合は、現在強度=0とする。
例えば、現在時刻が18:00である場合に、図5に示す印象履歴ID1の短期印象履歴レコードの「今見た感」の現在強度は、「今見た感」の初期強度が7、「今見た感」の印象持続時間は24時間、視聴終了時刻は15:00であるため、7×(24−(18−15))/24=6.125となる。同様にして、印象履歴ID2の短期印象履歴レコードの「今見た感」の現在強度は、5×(12−(18−15))/12=3.75となる。印象履歴ID3の短期印象履歴レコードの「今見た感」の現在強度は、3×(8−(18−16))/8=2.25となる。印象履歴ID6の短期印象履歴レコードの「今見た感」の現在強度は、10×(48−(18−18))/48=10となる。印象履歴ID7の短期印象履歴レコードの「今見た感」の現在強度は、3×(4−(18−18))/4=3となる。
次に、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、図8Bに示すように、「今見た感」の現在強度と第1のお薦め度から「今見た感」を反映した第2のお薦め度の計算を行う(ステップS25)。本実施の形態における第2のお薦め度(「今見た感」反映後)は、以下の式2で求められる。
第2のお薦め度=第1のお薦め度×Π重み係数 ・・・(2)
なお、第1のお薦めコンテンツに対し、複数の短期印象履歴レコードが抽出された場合は、複数の短期印象履歴レコードのそれぞれについて重み係数を算出し、算出した全ての重み係数と第1のお薦め度とを積算して、第2のお薦め度を求める。なお、重み係数は、現在時刻に依存する係数であり、以下の式3で求められる。
重み係数=(「今見た感」の最大強度−「今見た感」の現在強度)/「今見た感」の最大強度 ・・・(3)
ここで、「今見た感」の最大強度は、図4に示す短期印象決定テーブルに格納された「今見た感」の初期強度の最大値、図4の例では10とする。
例えば、図5に示す印象履歴ID1のコンテンツ種別が「出演者(人名1)&ジャンル(ドラマ)」の短期印象履歴レコードの場合、重み係数は、(10−6.125)/10=0.3875となる。同様にして、図5に示す印象履歴ID2の重み係数は、(10−3.75)/10=0.625、印象履歴ID3の重み係数は、(10−2.25)/10=0.775、印象履歴ID6の重み係数は、(10−10)/10=0、印象履歴ID7の重み係数は、(10−3)/10=0.7となる。
従って、図6に示す長期お薦めID1のタイトル「晩春」というコンテンツの第2のお薦め度は、第1のお薦め度200×重み係数0.3875=77.5となる。同様にして、長期お薦めID4のコンテンツの第2のお薦め度は、150×0.625=93.75となり、長期お薦めID5のコンテンツの第2のお薦め度は、113×0.775=87.575となる。なお、長期お薦めID3のコンテンツの場合、抽出された短期印象履歴レコードが2つであるため、重み係数も2つとなる。よって、長期お薦めID3のコンテンツの第2のお薦め度は、180×(0×0.7)=0となる。
ただし、ステップS23で短期印象履歴レコードが抽出されなかった第1のお薦めコンテンツについては、第2お薦め度=第1お薦め度とする。
次に、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、図8Bに示すように、「今見た感」を反映した第2のお薦め度の値で、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30から取得した第1のお薦めコンテンツのソートを行い、ソート結果を出力する(ステップS26)。
図9は、第1のお薦めコンテンツのソート結果の一例を示す表であり、1つのレコードに、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40で再決定された第2のお薦め度と、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30で設定された長期お薦めID、タイトル、出演者、ジャンル、サブジャンルおよび番組概要が格納されている。
図9に示す第2のお薦めコンテンツの第2のお薦め度の一部は、図6に示す第1のお薦めコンテンツの第1のお薦め度と異なっている。すなわち、長期お薦めID1のコンテンツは、図6に示すように、第1のお薦め度は200であるが、図9に示すように、「今見た感」の反映後の第2のお薦め度は77.5となっている。また、長期お薦めID3のコンテンツは、図6に示すように、第1のお薦め度は180であるが、図9に示すように、第2のお薦め度は0となっている。さらに、長期お薦めID4のコンテンツは、図6に示すように、第1のお薦め度は150であるが、図9に示すように、第2のお薦め度は93.8となっている。さらに、長期お薦めID5のコンテンツは、図6に示すように、第1お薦め度は113であるが、図9に示すように、第2のお薦め度は87.6となっている。
本実施の形態では、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、第2のお薦め度が0となった第1のお薦めコンテンツ以外のコンテンツを第2のお薦めコンテンツとし、第2のお薦め度の高い順に第2のお薦めコンテンツのメタデータを出力する。なお、第2のお薦めコンテンツを示すメタデータと第2のお薦め度とを出力するように構成してもよいし、全ての第1のお薦めコンテンツを第2のお薦めコンテンツとし、全ての第1のお薦めコンテンツのメタデータを第2のお薦め度と関連付けて出力するように構成してもよい。
次に、お薦めコンテンツ提供装置100は、テレビ画面上に、「今見た感」を反映した第2のお薦めコンテンツを表示する(ステップS27)。本実施の形態では、図7(d)に示すように、視聴中のコンテンツがやや縮小されて画面左上側に表示されるとともに、画面右側にお薦めコンテンツが複数表示される。図7(d)では、お薦めコンテンツの表示領域は3つであり、第2のお薦め度が高い順に3つの第2のお薦めコンテンツを示す画像が表示される。図9に示すソート結果の場合、長期お薦めID2、4、6のコンテンツを示す画像が表示される。
以上のように、本発明に係るコンテンツ提供装置によれば、コンテンツの特徴に応じた「今見た感」の初期強度やその持続時間を用いることで、ユーザの短期的な嗜好情報を推定する必要なく、ユーザの視聴履歴から、ユーザにとって「今見た感」のない新鮮感のあるコンテンツの推薦を行うことが可能になる。
(別実施の形態)
(1)上記実施の形態では、お薦めコンテンツを表示するお薦めコンテンツ表示モードに切り替わるタイミングを、リモコンのお薦めコンテンツ表示ボタンを押下した時として説明したが、これに限るものではない。例えば、ユーザによるザッピングの検出時や、テレビに接続されたレコーダーやセットトップボックスのメニュー表示時、コンテンツ検索のための文字入力時などの他のタイミングでお薦めコンテンツを表示するようにしてもよいし、上述したタイミングのうちの複数のタイミングでお薦めコンテンツを表示するように構成してもよい。
(2)上記実施の形態では、第2のお薦めコンテンツは、第1のお薦めコンテンツを第2のお薦め度の大小によってソートして順位付けを行うことにより決定したが、これに限るものではない。例えば、第2のお薦めコンテンツは、第1のお薦めコンテンツを第1のお薦め度に基づいてソートした後、対応する短期印象履歴情報がある第1のお薦めコンテンツについて、「今見た感」の現在強度の値に基づいて、お薦め順位を下げて順位付けすることにより決定してもよい。また、例えば、第2のお薦めコンテンツは、第1のお薦めコンテンツのうち、対応する短期印象履歴情報がある第1のお薦めコンテンツは削除したりする等、他の方法を用いてもよい。
(3)なお、上記実施の形態では、お薦めコンテンツ提供装置100をテレビ内に搭載する場合を例に説明したが、コンテンツ情報取得部10、短期印象判定部20、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30および第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、これらの一部または全部を、セットトップボックスやサーバなどに設けてもよい。この場合には、お薦めコンテンツ提供装置100が、ユーザの視聴コンテンツを識別可能に構成すればよい。
(4)上記実施の形態では、図1に示すように、「今見た感」の強度は、視聴終了後、一定の割合で低下する場合を例に説明したが、これに限るものではない。例えば、視聴終了後から一定期間は初期強度を維持する、あるいは、時間の経過とともに低下率が大きくなるように設定されていてもよい。また、「今見た感」の強度と経過時間の関係は、コンテンツ種別毎に、異なっていてもよい。なお、本実施の形態では、「今見た感」の強度と経過時間の関係が図1に示す関係を有する場合を想定していることから、短期印象決定テーブル保持部21が、図4に示す短期印象決定テーブルを備える場合を例に説明したが、「今見た感」の強度と経過時間の関係が異なる場合は、任意の現在時刻において、「今見た感」の現在強度が特定できる情報を格納するように構成する。
(5)上記実施の形態では、お薦めコンテンツ提供装置100が、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30を備えて構成されていたが、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30は、本発明の必須構成ではない。第1のお薦めコンテンツ情報提供部30は、お薦めコンテンツ提供装置100の外部、例えば、ネットワーク上に設けられたサーバ等に構築されていてもよい。この場合には、お薦めコンテンツ提供装置100が、第1のお薦めコンテンツ情報提供部30からネットワーク等を介して、第1のお薦めコンテンツのメタデータとお薦め度を取得可能に構成する。
(6)上記実施の形態では、短期印象決定部22を、ステップS11において、視聴コンテンツのメタデータに基づいて抽出した短期印象決定レコードの全てについて、短期印象履歴レコードを作成するように構成し、第2のお薦めコンテンツ情報提供部40は、ステップS23において、同じコンテンツ種別の短期印象履歴レコードがある場合は、最新の短期印象履歴レコードを抽出するように構成したが、これに限るものではない。
例えば、短期印象決定部22は、視聴コンテンツのメタデータに基づいて抽出した短期印象決定レコードのうち、コンテンツ種別が一致する短期印象履歴レコードがない場合は、新たに短期印象履歴レコードを作成し、コンテンツ種別が一致する短期印象履歴レコードがある場合は、視聴終了時刻を上書きするように構成してもよい。
同じコンテンツの情報が、重複して第2のお薦め度に反映されないように構成すればよい。
(7)なお、上記実施の形態において、ブロック図(図2)の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。上述した実施の形態に対して、本発明と同一の範囲において、あるいは均等の範囲内において、様々な変形や追加、変更が可能である。
本発明によれば、市場に大量に存在する視聴コンテンツからユーザにとって「今見た感」のない新鮮なコンテンツの推薦を行うことができるため、効率的なコンテンツの発見を行うことができ有用である。また、お薦めコンテンツを提供する側にとっても大量に保有しているコンテンツのユーザによる視聴機会を増加させる方法として有用である。
10 コンテンツ情報取得部
20 短期印象判定部
21 短期印象決定テーブル保持部
22 短期印象決定部
30 第1のお薦めコンテンツ情報提供部
31 ユーザ情報保持部
32 お薦めコンテンツ決定部
40 第2のお薦めコンテンツ情報提供部
41 短期印象保持部
42 お薦めコンテンツ決定部
100 お薦めコンテンツ提供装置

Claims (14)

  1. 複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する取得部と、
    ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する短期印象判定部と、
    前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更するお薦めコンテンツ決定部とを備える
    お薦めコンテンツ提供装置。
  2. 前記取得部は、前記表示に関する情報として、前記複数のお薦めコンテンツのお薦め度を取得し、
    前記お薦めコンテンツ決定部は、前記お薦めコンテンツの前記お薦め度を変更する
    請求項1に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  3. 前記お薦めコンテンツ決定部は、さらに、変更後の前記お薦め度に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツの表示の優先順位を決定する
    請求項2に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  4. 前記お薦めコンテンツ決定部は、さらに、変更後の前記お薦め度に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツの表示の可否を決定する
    請求項2に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  5. 前記短期印象判定部は、前記印象持続時間に加え、前記視聴コンテンツの視聴終了時刻を取得し、
    前記お薦めコンテンツ決定部は、前記視聴コンテンツのうち、前記視聴終了時刻から前記印象持続時間が経過していない前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記表示に関する情報を変更する
    請求項2〜4の何れか1項に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  6. 前記お薦めコンテンツ決定部は、前記印象持続時間が長い前記視聴コンテンツに対応するお薦めコンテンツほど、前記お薦め度の減少量が大きくなるように、前記お薦め度を変更する
    請求項2〜5の何れか1項に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  7. 前記短期印象判定部は、前記印象持続時間に加え、前記視聴コンテンツの視聴終了時刻と、前記視聴コンテンツの印象の初期強度とを取得し、
    前記お薦めコンテンツ決定部は、前記視聴コンテンツのそれぞれについて、前記視聴終了時刻からの経過時間と前記印象持続時間と前記初期強度とに基づいて、現在の印象の強度を示す現在強度を算出し、前記現在強度に基づいて、前記表示に関する情報を変更する
    請求項1に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  8. 前記お薦めコンテンツ決定部は、前記初期強度に、前記印象持続時間に対する前記印象持続時間と前記経過時間との差の割合を乗算することにより、前記現在強度を求める
    請求項7に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  9. 前記取得部は、前記表示に関する情報として、前記複数のお薦めコンテンツのお薦め度を取得し、
    前記お薦めコンテンツ決定部は、前記初期強度の最大値と前記現在強度との差を前記初期強度の最大値で除算した値を求めて重み係数とし、前記お薦め度に前記重み係数を乗算することにより、前記お薦め度を変更する
    請求項7または8に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  10. 前記取得部は、前記表示に関する情報として、前記複数のお薦めコンテンツのお薦め度を取得し、
    前記お薦めコンテンツ決定部は、前記現在強度が大きい前記視聴コンテンツに対応するお薦めコンテンツほど、前記お薦め度の減少量が大きくなるように、前記お薦め度を変更する
    請求項7または8に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  11. 前記コンテンツ種別は、コンテンツジャンル、前記視聴コンテンツのメタデータに含まれるキーワード、前記視聴コンテンツに出演する人物名、前記視聴コンテンツのタイトル、および、これらの組み合わせの少なくとも何れか1つによって規定される
    請求項1〜10の何れか1項に記載のお薦めコンテンツ提供装置。
  12. ユーザに提供するコンテンツの決定をコンピュータに実行させるためのお薦めコンテンツ提供プログラムであって、
    コンピュータに、
    複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する工程と、
    ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する工程と、
    前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更する工程とを実行させる
    お薦めコンテンツ提供プログラム。
  13. ユーザに提供するコンテンツの決定を行うお薦めコンテンツ提供装置によるお薦めコンテンツ提供方法であって、
    前記お薦めコンテンツ提供装置が備える取得部が、複数のお薦めコンテンツの表示に関する情報を取得する工程と、
    前記お薦めコンテンツ提供装置が備える短期印象判定部が、ユーザが視聴した視聴コンテンツの印象持続時間を取得する工程と、
    前記お薦めコンテンツ提供装置が備えるお薦めコンテンツ決定部が、前記視聴コンテンツの前記印象持続時間に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツのうち、前記視聴コンテンツとコンテンツ種別が同じお薦めコンテンツの前記表示に関する情報を変更する工程とを含む
    お薦めコンテンツ提供方法。
  14. 複数のお薦めコンテンツに関する情報を取得する第一取得部と、
    ユーザが視聴した視聴コンテンツの属性情報を取得する第二取得部と、
    前記属性情報ごとに設定された時間情報を前記視聴コンテンツの印象持続時間として決定する時間情報決定部と、
    前記視聴コンテンツの視聴時からの経過時間及び前記印象持続時間及び前記複数のお薦めコンテンツに関する情報に基づいて、前記複数のお薦めコンテンツの優先度を決定する優先度決定部と、
    を備えるコンテンツ提供装置。
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