JP2005294991A5 - - Google Patents

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Claims (19)

  1. 電力線に接続され、前記電力線を通信線として用いて2つ以上の電力線搬送通信装置の間で通信を行う電力線搬送通信装置であって、
    運転機器に取り付けられた監視手段によって計測あるいは検出された機器状態データまたは前記運転機器の運転を制御するための機器制御データを含むデータを送信または受信するに際して、少なくとも1MHz〜30MHzのいずれかの周波数帯域を使用して、前記データを割り付けた搬送波をその搬送波よりも広い帯域幅を有する搬送波にスペクトル拡散するか、あるいは複数の搬送波に同一の前記データを割り付けてスペクトル拡散して形成される信号を用いて通信することを特徴とする電力線搬送通信装置。
  2. 前記電力線搬送通信装置は、前記電力線を介して接続された他の1つまたは1つ以上の電力線搬送通信装置から送信された送信信号を受信し、前記受信した信号を、前記送信信号のスペクトル拡散に使用された拡散符号と同じ拡散符号系列を基に逆拡散して復調、または複数受信される同一のデータを割り付けてスペクトル拡散して形成された信号を基にして送信時のデータを復元するダイバーシティ合成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の電力線搬送通信装置。
  3. 前記電力線搬送通信装置は、1つの搬送波にデータを割り付け、データが割り付けられた搬送波を拡散符号を用いてスペクトル拡散して通信するか、あるいは複数の搬送波に異なるデータを割り付けて、前記異なるデータが割り付けられた複数の搬送波を拡散符号を用いてスペクトル拡散して通信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力線搬送通信装置。
  4. 前記電力線搬送通信装置は、複数の第1搬送波のそれぞれに異なるデータを割り付けるとともに、個々の前記第1搬送波に割り付けたデータと同じデータを前記複数の第1搬送波とは異なる少なくとも2つ以上の第2搬送波にそれぞれ割り付け、同じデータが割り付けられた第1搬送波と第2搬送波とを周波数軸上に隣接するように配置した状態で通信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力線搬送通信装置。
  5. 前記電力線搬送通信装置は、異なるデータが割り付けられた複数の搬送波からなるブロックを複数用意し、前記ブロックのそれぞれの搬送波に対して拡散符号を用いてスペクトル拡散して通信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力線搬送通信装置。
  6. 前記電力線搬送通信装置は、前記電力線を介して接続された他の1つまたは1つ以上の電力線搬送通信装置から送信された送信信号を受信し、受信した信号を、前記ブロックごとに前記送信信号のスペクトル拡散に使用された拡散符号と同じ拡散符号系列を基に逆拡散して復調することを特徴とする請求項に記載の電力線搬送通信装置。
  7. 前記電力線搬送通信装置は、複数の搬送波からなるブロックを複数用意し、前記ブロックのそれぞれに属する2以上の搬送波に対して同じデータを割り付け、データを割り付けられた各搬送波をスペクトル拡散して通信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力線搬送通信装置。
  8. 前記電力線搬送通信装置は、各ブロックをそれぞれ異なる拡散方式によりスペクトル拡散して通信すると共に、受信信号に対して、各ブロックに使用されたスペクトル拡散方式に応じて、同じ拡散符号系列を用いた逆拡散により復調、または前記ブロックでの同じデータが割り付けられている搬送波ごとに、複数受信される同じデータを基に復元するダイバーシティ合成手段により復調することを特徴とする請求項乃至請求項7のいずれか1項に記載の電力線搬送通信装置。
  9. 前記電力線搬送通信装置は、前記複数の搬送波として、複数の搬送波に直交関係を保って異なる情報を割り付けたサブキャリアで構成されるOFDM信号を用いて通信することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の電力線搬送通信装置。
  10. 前記ダイバーシティ合成手段は、選択合成方式、等利得合成方式または最大比合成方式により復調を行うことを特徴とする請求項に記載の電力線搬送通信装置。
  11. 前記電力線搬送通信装置は、送信信号を高速逆フーリエ変換器によりOFDM変調してOFDM信号を生成する手段と、前記OFDM信号をディジタルアナログ変換器によりアナログ信号に変換する手段と、前記アナログ信号を一定間隔ごとにサンプリングして少なくともサンプリング間隔以上にならないようなホールド時間で個々のサンプリングをホールドするホールド制御手段と、さらに前記ホールド制御手段には、前記ホールド時間経過後に次のサンプリングまでサンプリングした振幅を所定値以下にする手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力線搬送通信装置。
  12. 前記電力線搬送通信装置は、アナログディジタル変換器により受信信号のサンプリングを行ってディジタル信号に変換する手段と、前記ディジタル信号に対して高速フーリエ変換器によりOFDM復調を行う手段とを備えることを特徴とする請求項11に記載の電力線搬送通信装置。
  13. 前記電力線搬送通信装置は、送信端電圧の上限を70[dBμV](RBW9kHz、準尖頭値)以下として通信することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の電力線搬送通信装置。
  14. 前記電力線搬送通信装置は、一台の電力線搬送通信装置が前記データを含む送信信号の送信を行い、同一配電系統にある他の複数の電力線搬送通信装置の送信タイミングを制御し、前記制御に従ってデータを送信することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の電力線搬送通信装置。
  15. 前記運転機器が、エレベータ、エスカレータ、空気調和装置、消費電力監視装置または産業機器であることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の電力線搬送通信装置。
  16. 前記電力線搬送通信装置は、前記スペクトル拡散信号をバンドパスフィルタを通過させることによって、通信帯域以外の帯域の信号を抑制した信号によって通信することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の力線搬送通信装置。
  17. 前記電力線搬送通信装置は、前記電力線を介して接続された他の1つ以上の電力線搬送通信装置から送信された送信信号を受信し、前記受信した信号を、通信信号帯域外の信号を抑制するバンドパスフィルタにより抑制し、前記送信信号のスペクトル拡散に使用された拡散符号と同じ拡散符号系列を基に逆拡散して復調することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の電力線搬送通信装置。
  18. 電力線を通信線として、前記電力線に接続された2つ以上の電力線搬送通信装置の間で通信を行う電力線搬送通信方法であって、
    運転機器に取り付けられた監視手段によって計測あるいは検出された機器状態データまたは前記運転機器の運転を制御するための機器制御データを含むデータを送信または受信するに際して、少なくとも1MHz〜30MHzのいずれかの周波数帯域を使用して、前記データを割り付けた搬送波をその搬送波よりも広い帯域幅を有する搬送波にスペクトル拡散するか、あるいは複数の搬送波に同一の前記データを割り付けてスペクトル拡散して形成される信号を用いて通信することを特徴とする電力線搬送通信方法。
  19. 前記電力線搬送通信方法は、前記電力線を介して接続された他の1つまたは1つ以上の電力線搬送通信装置から送信された送信信号を受信時に、前記受信した信号を、前記送信信号のスペクトル拡散に使用された拡散符号と同じ拡散符号系列を基に逆拡散して復調、または複数受信される同一のデータを割り付けてスペクトル拡散して形成された信号を基にして送信時のデータを復元するダイバーシティ合成手段によって復調することを特徴とする請求項18に記載の電力線搬送通信方法
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