JP2005294077A - 直流プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンセントへ差し込むときも抜き去るときもアークを発生しない直流プラグを提供する。
【解決手段】直流電力を給電する電線L2の中途に半導体スイッチQ1を介設すると共に、半導体スイッチQ1のソースSは給電側に、ドレインDは電気機器側にそれぞれ接続し、半導体スイッチQ1のゲートG及びソースSには抵抗R1と抵抗R2の接続点をそれぞれ接続すると共に、各抵抗の接続点と半導体スイッチQ1のソースSとの間には開閉スイッチSWを介設し、開閉スイッチSWは、直流プラグ1のコンセント5への差込みにより抵抗R1及び抵抗R2の分圧された電圧が半導体スイッチQ1のゲートGに印加できる状態から印加された状態となるように閉から開となり、直流プラグ1のコンセント5からの抜去により抵抗R1及び抵抗R2の分圧された電圧が半導体スイッチQ1のゲートGに印加された状態から印加できる状態となるように開から閉となるように構成した直流プラグ。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気機器に給電する直流電力を受電するために使用される直流プラグに関する。
従来、電源から一般家庭の電気機器に電力を供給する電力系統においては、商用電力を中心とする交流配電システムが使用されている。この交流配電システムでは、一般家庭において各種電気機器への交流電力の供給はコンセント、プラグ、操作スイッチ等の接続器具を介して行われている。かかる交流配電システムに用いられる接続器具ではアークの発生を防止する装置等を特別に設けなくても、安全性が損なわれない利点がある。しかし、殆どの電気機器は直流駆動化、例えば、内蔵された高周波インバータにより交流電力が直流電力に変換されている。
一方、今後、一般家庭において、太陽電池、燃料電池等を利用した直流分散電源が増加することが予想されている。かかる直流電力は交流電力に比べ、貯蔵が容易にできるため非常時の対応にも優れている。
このため、一般家庭で電力供給を直流化するようにすれば、交流電力を直流電力に変換して電力の有効利用、例えば、夜間の交流電力を蓄電池に充電したり、直流分散電源から電気機器に直流電力を直接供給して、夏期のピーク時における交流電力の抑制ができるという利点がある。
しかし、現在、電力系統は交流配電システムとして構成されているため、直流電源から電気機器に直流電力を供給する場合、交流配電システムに合わせて、直流電力を商用交流電力にいったん変換し、さらに交流電力を直流電力に変換しなければならない。したがって、電力損失や、別途に変換機器の装備を必要とする。
このため、直流分散電源から電気機器に直流電力を直接配電できる直流配電システムが検討されているが、かかる直流配電システムに用いられる直流用コンセント、プラグとして、交流用のコンセント、プラグを使用した場合、アークが発生するため、人的被害や火災等を誘発する虞がある。例えば、一般家庭において可燃性壁体にコンセントが埋め込まれている場合、加熱等により火災や人災などを引き起こす問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、特開2003−203721号公報では、高電圧であっても、直流プラグを安全に挿抜できる直流コンセントが提案されている。この技術では、図11に示すように、コンセント1’の直流電源の負極側にMOSFET11’を介設し、このMOSFET11’のソース電極112を電源端子6’に接続すると共に、ドレイン電極111を接点15’に接続し、さらに、電源端子5’に接続された正極側接点14’よりも奥で、直流プラグの端子21’の接触位置に設けられた接点16’と電源端子6’とに直列接続された抵抗13’と抵抗12’の接点をゲート電極113に接続している。このコンセント1’では抵抗13’と抵抗12’により分圧した電圧によりMOSFET11’を制御し、コンセント1’の挿入口31’及び挿入口32’からプラグ2’の端子21’及び端子22’が引き抜かれる前にMOSFET11’をオフ状態にするようになっている。
特開2003−203721号公報
しかしながら、上記技術では、半導体スイッチであるMOSFETに寄生容量があるため、電気機器に給電するためにコンセントにプラグを差し込むときに、ノイズによってMOSFETがオンになってアークが発生してしまう問題があった。また、上記技術では、電気機器に給電を開始するときの突入電流を抑制できない問題があった。
しかも、これらの上記技術は直流コンセントに一定の装置を組み込んでコンセント・プラグの使用に際してのアーク発生を防止するものであり、従来のコンセントに代えてこのような特殊なアーク発生防止付のコンセントを用いる必要があるという不便があった。
特に電気機器に必ず付設されるプラグにはかかる直流電圧給電停止にともなうアーク発生防止の配慮技術が施されていなかった。
本発明は、上記課題を解決することのできる直流プラグを提供することを目的としている。
請求項1の発明の直流プラグは、電気機器に給電する直流電力を受電するための直流プラグであって、直流電力を給電する電線の中途に半導体スイッチを介設すると共に、前記半導体スイッチのソースは給電側に、ドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、前記半導体スイッチのゲート及び前記半導体スイッチのソースには第1の抵抗と第2の抵抗の接続点をそれぞれ接続すると共に、各抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、前記開閉スイッチは、直流プラグのコンセントへの差込みにより前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態となるように閉から開となり、直流プラグのコンセントからの抜去により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態となるように開から閉となることを特徴とする。
請求項2の発明の直流プラグは、前記半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに介設したことを特徴とする。
請求項3の発明の直流プラグは、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間に前記開閉スイッチに直列に第3の抵抗をさらに設けたことを特徴とする。
請求項4の発明の直流プラグは、電気機器に給電する直流電力を受電するための直流プラグであって、直流電力を給電する電線の中途に半導体スイッチを介設すると共に、前記第1の半導体スイッチのソースは給電側に、前記第1の半導体スイッチのドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、前記第1の半導体スイッチのゲート及び前記第1の半導体スイッチのソースには第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を接続すると共に、各抵抗の接続点と前記第1の半導体スイッチのソースとの間に第2の半導体スイッチを介設し、前記第2の半導体スイッチのドレインは前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点側に、前記第2の半導体スイッチのソースは前記第1の半導体スイッチのソース側にそれぞれ接続し、更には、第3の抵抗と第4の抵抗の接続点を前記第2の半導体スイッチのゲートに接続すると共に、第3の抵抗と第4の抵抗の接続点と前記第2の半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、前記開閉スイッチは、直流プラグのコンセントへの差込みにより前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加できる状態で、かつ、前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加された状態で、開から閉になり、直流プラグのコンセントからの抜去により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記大の半導体スイッチのゲートに印加された状態で、かつ、前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加できる状態で、閉から開になることを特徴とする。
請求項5の発明の直流プラグは、前記第1の半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに介設したことを特徴とする。
請求項6の発明の直流プラグは、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と第1の半導体スイッチのソースとの間に前記第2の半導体スイッチに直列に第5の抵抗をさらに設けたことを特徴とする。
請求項1の発明の直流プラグでは、開閉スイッチは、直流プラグのコンセントへの差込みにより前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態となるので、ノイズが生じても、半導体スイッチがオンにならない効果がある。また、直流プラグのコンセントからの抜去により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態となるので、開閉スイッチを閉にしても、アークが発生しない効果がある。
請求項2の発明の直流プラグでは、半導体スイッチが徐々にオンなるので、電気機器に給電を開始するときの突入電流を抑制できる効果がある。
請求項3の発明の直流プラグでは、第3の抵抗により開閉スイッチへの過大な電流を防止できるので、開閉スイッチを保護できる効果がある。
請求項4の発明の直流プラグでは、前記開閉スイッチは、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加できる状態で、かつ、前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加された状態で、開から閉にされる。したがって、ノイズが生じても、半導体スイッチがオンにならない効果がある。また、前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態で、かつ、前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加できる状態で、閉から開にされる。したがって、開閉スイッチを閉にしても、アークが発生しない効果がある。
請求項5の発明の直流プラグでは、半導体スイッチが徐々にオンなるので、電気機器に給電を開始するときの突入電流を抑制できる効果がある。
請求項6の発明の直流プラグでは、第5の抵抗により第2の半導体スイッチへの過大な電流を防止できるので、第2の半導体スイッチを保護できる効果がある。
(実施の形態1)
本発明の直流プラグの実施の形態1について図1乃至図3を参照して説明する。
図1は実施の形態1に係る直流プラグ及び直流コンセントの斜視図である。図2は実施の形態1に係る直流プラグ及び直流コンセントの回路図である。
図1及び図2において、直流プラグ1はプラグ支持部2を有しており、このプラグ支持部2の一端には正極端子口2a及び負極端子口2bとスイッチ操作口2cとが設けられ、他端には電線引出口2dが設けられている。プラグ支持部2の正極端子口2a及び負極端子口2bには、正極端子3a及び負極端子3bがそれぞれ突設されている。
これらの正極端子3a及び負極端子3bには正極電線L1及び負極電線L2がそれぞれ接続されており、これらの正極電線L1及び負極電線L2は電気機器EIに接続されている。
負極電線L2の中途には半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、このパワーMOSFETQ1のドレインDは電気機器EI側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L1と負極電線L2との間には、抵抗R1と抵抗R2とが直列に接続されており、抵抗R1と抵抗R2の接続点はパワーMOSFETQ1のゲートGに接続されていると共に、パワーMOSFETQ1のソースSに接点CP1,CP2を介して接続されている。また、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。
プラグ支持部2のスイッチ操作口2cの近くには、プッシュロッド4aがロッド支持部4bにスライド可能に支持されている。プッシュロッド4aの押圧端部4a1とロッド支持部4bとの間には圧縮コイルばね4cが設けられている。プッシュロッド4aの押圧端部4a1が押圧されていない状態では、プッシュロッド4aの接触子4a2が接点CP1,CP2に接触するように圧縮コイルばね4cで付勢されている。
これらのプッシュロッド4a、圧縮コイルばね4c及び接点CP1,CP2等から開閉スイッチとしてのプッシュスイッチSWが構成されている。
一方、直流コンセント5はコンセントケース6を有しており、このコンセントケース6には一対の端子差込口6a及び端子差込口6bがそれぞれ設けられている。コンセントケース6の端子差込口6a及び端子差込口6bの近くには、正極接点8a及び負極接点8bがそれぞれ設けられており、これらの正極接点8a及び負極接点8bには正極電線L3及び負極電線L4がそれぞれ接続されている。正極電線L3及び負極電線L4は直流電源DPの両端にそれぞれ接続されている。
なお、直流コンセント5に直流プラグ1が差し込まれて、プッシュロッド4aの押圧端部4a1が押圧されると、プッシュスイッチSWの接触子4a2が接点CP1,CP2から離間して、プッシュスイッチSWが閉から開になるようになっている。
図3は、実施の形態1に係る直流プラグを直流コンセントに差し込んでから引き抜くまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)はプッシュスイッチのオンオフ、(c)はパワーMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(d)は同ドレインとソース間電圧のオンオフ、(e)は電気機器の両端間電圧のオンオフをそれぞれ表している。
直流コンセント5に直流プラグ1を差し込んでいくと、時間t1で、直流コンセント5の正極接点8a及び負極接点8bに直流プラグ1の正極端子3a及び負極端子3bが接触して、正極端子3aの電圧がオンになると共に、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsもオンになる。
次いで、時間t2で、コンセントケース6にプッシュロッド4aの押圧端部4a1が押圧されると、プッシュスイッチSWが開となって、抵抗R1とR2によって分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。
時間t2からコンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになっていくと、ドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになっていくと共に、電気機器EIの両端間電圧Veも徐々にオンになっていき、パワーMOSFETQ1がオンになると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになると共に、電気機器EIの両端間電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態で、電気機器EIに直流電力が給電される。
次に、直流コンセント5から直流プラグ1を抜き出していくと、時間t3で、プッシュロッド4aの押圧端部4a1の押圧が解除されてプッシュスイッチSWが閉となると、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡して、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになる。これにより、ドレインDとソースS間電圧Vdsが急激にオンになると共に、電気機器EIの両端間電圧Veも急激にオフになる。
そして、時間t4で、直流コンセント5から直流プラグ1が引き抜かれて、正極接点8a及び負極接点8bから正極端子3a及び負極端子3bが離れると、正極端子3aの電圧がオフになると共に、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsもオフになる。
上述したように、実施の形態1では、直流コンセント5に直流プラグ1を差し込むときに、直流コンセント5の正極接点8a及び負極接点8bに直流プラグ1の正極端子3a及び負極端子3bが接触してから、プッシュスイッチSWが閉から開になってパワーMOSFETQ1がオンになる。したがって、直流コンセント5に直流プラグ1を差し込むときに、ノイズが生じても、アークが発生することがない。
また、実施の形態1ではパワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを介設したので、直流コンセント5に直流プラグ1を差し込むとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、電気機器EIへの突入電流を抑制できる。
また、実施の形態1では、直流コンセント5から直流プラグ1を引き抜くときも、プッシュスイッチSWを閉にしてパワーMOSFETQ1をオフにして、直流コンセント5の正極接点8a及び負極接点8bから直流プラグ1の正極端子3a及び負極端子3bが離れるので、アークが発生することがない。
(実施の形態2)
次に、本発明の直流プラグの実施の形態2について図4乃至図6を参照して説明する。
図4は実施の形態2に係る直流プラグ及び直流コンセントの斜視図である。図5は実施の形態2に係る直流プラグ及び直流コンセントの回路図である。
図4及び図5において、直流プラグ11のプラグ支持部12の一端には一対の正極端子口12a及び負極端子口12bと接続端子口12c及び接続端子口12dとがそれぞれ設けられていると共に、他端には電線口12eが設けられている。プラグ支持部12の正極端子口12a及び負極端子口12bと接続端子口12c及び接続端子口12dとには正極端子13a及び負極端子13bと接続端子13c及び接続端子13dとがそれぞれ設けられている。
正極端子13a及び負極端子13bには正極電線L11及び負極電線L12がそれぞれ接続されており、正極電線L11及び負極電線L12は電気機器EIに接続されている。
負極電線L12の中途には、半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、前記パワーMOSFETQ1のドレインDは電気機器EI側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L11と負極電線L12との間には抵抗R1及び抵抗R2が直列に接続されており、抵抗R1及び抵抗R2の接続点はパワーMOSFETQ1のゲートGに接続されている。抵抗R1及び抵抗R2の接続点とパワーMOSFETQ1のソースSとの間にはMOSFETQ2が介設されており、MOSFETQ2のドレインDは抵抗R1及び抵抗R2の接続点側、MOSFETQ2のソースSはパワーMOSFETQ1のソースS側にそれぞれ接続されている。さらに、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。
また、正極電線L11と負極電線L12との間には抵抗R3及び抵抗R4が直列に接続されており、抵抗R3と抵抗R4との接続点が接続端子13cに接続されるとともに、接続端子13dがMOSFETQ2のソースSに接続されている。
一方、直流コンセント15はコンセントケース16を有しており、このコンセントケース16には一対の端子差込口16a及び端子差込口16bがそれぞれ設けられている。コンセントケース16の端子差込口16a及び端子差込口16bの近くには、正極接点18a及び負極接点18bがそれぞれ設けられており、これらの正極接点18a及び負極接点18bには正極電線L13及び負極電線L14がそれぞれ接続されている。これらの正極電線L13及び負極電線L14は直流電源DPの両端にそれぞれ接続されている。コンセントケース16の端子差込口16a及び端子差込口16b間には端子接続部19が設けられており、端子接続部19は接続端子13c,13dに接触して電気的に接続するようになっている。
上記直流プラグ11の接続端子13c,13d及び直流コンセント15の端子接続部19等から開閉スイッチとしての接触スイッチSW1が構成されている。なお、直流コンセント15に直流プラグ11を差し込んで、正極接点18a及び負極接点18bに正極端子13a及び負極端子13bが接触して接触スイッチSW1が閉になると、MOSFETQ2がオフになり、端子接続部19から接続端子13c,13dが離間して接触スイッチSW1が開になると、MOSFETQ2がオンになるようになっている。
図6は、実施の形態2に係る直流プラグを直流コンセントに差し込んでから引き抜くまでのMOSFETとパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)は接触スイッチSW1の開閉、(c)はMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(d)はパワーMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(d)は同ドレインとソース間電圧のオンオフ、(e)は電気機器の両端間電圧のオンオフをそれぞれ表している。
直流コンセント15に直流プラグ11を差し込んでいくと、時間t1で、直流コンセント15の正極接点18a及び負極接点18bに直流プラグ11の正極端子13a及び負極端子13bが接触して、直流プラグ11の正極端子13aの電圧がオンになるとともに、MOSFETQ2のゲートGとソースS間電圧Vgsもオンになる。
これにより、MOSFETQ2がオンになって、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧がオフで、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsがオンになる。
時間t2で、直流プラグ11の接続端子13c,13dが直流コンセント15の端子接続部19に接触すると、MOSFETQ2のゲートGとソースSとが短絡して、MOSFETQ2がオフになって、抵抗R1とR2により分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。
時間t2からコンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになっていくと、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになっていくと共に、電気機器EIの両端間電圧Veも徐々にオンになっていき、パワーMOSFETQ1がオンになると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになると共に、電気機器EIの両端間電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態で電気機器EIに直流電力が給電される。
次に、時間t3で、直流コンセント15から直流プラグ11を引き抜いていくとき、直流コンセント15の端子接続部19から直流プラグ11の接続端子13c,13dが離れると、抵抗R3とR4によって分圧された電圧がMOSFETQ2のゲートGに印加される。これによって、MOSFETQ2がオンとなって、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡し、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになって、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間の電圧Vdsが急激にオンとなると共に、電気機器EIの両端間電圧Veが急激にオフになる。
さらに、時間t4で、直流コンセント15から直流プラグ11が引き抜かれて、直流コンセント15の正極接点18a及び負極接点18bから直流プラグ11の正極端子13a及び負極端子13bが離れると、直流プラグ11の正極端子13aの電圧がオフとなると共に、MOSFETQ2のゲートGとソースS間電圧Vgsがオフになる。これにより、MOSFETQ2がオフとなって、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsもオフとなる。
上述したように、実施の形態2では、直流コンセント15に直流プラグ11を差し込むとき、直流コンセント15の正極接点18a及び負極接点18bに直流プラグ11の正極端子13a及び負極端子13bが接触して、MOSFETQ2がオンになってパワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間を短絡させてから、直流コンセント15の端子接続部19に直流プラグ11の接続端子13cと接続端子13dが接触して、MOSFETQ2をオフにしてパワーMOSFETQ1をオンにする。したがって、直流コンセント15に直流プラグ11を差し込むとき、ノイズが生じても、パワーMOSFETQ1がオンになってアークが発生することがない。
また、実施の形態2では、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを介設したので、直流コンセント15に直流プラグ11を差し込むとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、電気機器EIへの突入電流を抑制できる。
また、実施の形態2では、直流コンセント15から直流プラグ11を引き抜くときも、直流コンセント15の端子接続部19から直流プラグ11の接続端子13c,13dを離間させて、MOSFETQ2をオンにしてパワーMOSFETQ1をオフにする。したがって、直流コンセント15から直流プラグ11を引き抜くときに、アークが発生することがない。
また、実施の形態2では、半導体スイッチであるMOSFETQ2を使用するようにしたので、実施の形態1のプッシュスイッチSWに比べて、スイッチの小型化と一層の安全化を図ることができる。
(実施の形態3)
本発明の直流プラグの実施の形態3について図7乃至図9を参照して説明する。
図7は実施の形態3に係る直流プラグ及び直流コンセントの斜視図である。図8(a)は実施の形態3に係る直流プラグ及び直流コンセントの回路図であり、8(b)はプッシュスイッチの概略構造を説明する図である。
図7及び図8において、直流プラグ21はプラグ支持部22を有しており、このプラグ支持部22には正極端子口22a及び負極端子口22bとスイッチ操作口22c及び操作レバー口22dとが設けられ、他側には電線引出口22eが設けられている。プラグ支持部22の正極端子口22a及び負極端子口22bには、正極端子23a及び負極端子23bがそれぞれ突設されている。
これらの正極端子23a及び負極端子23bには正極電線L21及び負極電線L22がそれぞれ接続されており、これらの正極電線L21及び負極電線L22は電気機器EIに接続されている。
負極電線L22の中途には半導体スイッチであるパワーMOSFETQ1が介設されており、このパワーMOSFETQ1のドレインDは電気機器EI側、そのソースSは給電側にそれぞれ接続されている。正極電線L21と負極電線L22との間には、抵抗R1と抵抗R2とが直列に接続されており、抵抗R1と抵抗R2の接続点はパワーMOSFETQ1のゲートGに接続されていると共に、パワーMOSFETQ1のソースSに接点CP1,CP2を介して接続されている。また、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にはコンデンサCが接続されている。
プラグ支持部22のスイッチ操作口22cの近くには、プッシュロッド24aがロッド支持部24bにスライド可能に支持されており、プッシュロッド24aには押圧端部24a1と接触子24a2及び接触子24a3とがそれぞれ固定されている。プッシュロッド24aの押圧端部24a1とロッド支持部24bとの間には圧縮コイルばね24cが設けられている。プッシュロッド24aの押圧端部24a1が押圧されていない状態では、プッシュロッド24aの接触子24a3が接点CP1,CP2に接触するように圧縮コイルばね24cで付勢されている。
プラグ支持部22の操作レバー口22d内のレバー支持部24eには、操作レバー24dの一端が支持されており、この操作レバー24dの自由端には係合部24d1が形成されている。
一方、直流コンセント25はコンセントケース26を有しており、このコンセントケース26には一対の端子差込口26a及び端子差込口26bと操作レバー差込口26cがそれぞれ設けられている。コンセントケース26の端子差込口26a及び端子差込口26bの近くには、正極接点28a及び負極接点28bがそれぞれ設けられており、これらの正極接点28a及び負極接点28bには正極電線L23及び負極電線L24がそれぞれ接続されている。正極電線L23及び負極電線L24は直流電源DPの両端にそれぞれ接続されている。
また、直流コンセント25の操作レバー差込口26c内には、操作レバー24dの自由端の係合部24d1を係合するための係止部26dが設けられている。
上記直流プラグ21側のプッシュロッド24a、圧縮コイルばね24c、操作レバー24d及び接点CP1,CP2、直流コンセント25の係止部26d等から開閉スイッチとしてのプッシュスイッチSW2が構成されている。
なお、直流コンセント25に直流プラグ21を差し込み、操作レバー24dが押圧操作されて、接点CP1,CP2から接触子24a3が離間してプッシュスイッチSW2は開になると共に、直流コンセント25の操作レバー差込口26cの係止部26dに操作レバー24dの係合部24d1が係合されるようになっている。また、押圧端部24a1を押圧すると、接点CP1,CP2に接触子24a2が接触して、プッシュスイッチSW2は閉になると共に、直流コンセント25の係止部26dから操作レバー24dの係合部24d1が外れるようになっている。
図9は、実施の形態3に係る直流プラグを直流コンセントに差し込んでから引き抜くまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。
(a)は直流プラグの正極端子の電圧のオンオフ、(b)はプッシュスイッチのオンオフ、(c)はパワーMOSFETのゲートとソース間電圧のオンオフ、(d)は同ドレインとソース間電圧のオンオフ、(e)は電気機器の両端間電圧のオンオフをそれぞれ表している。
直流コンセント25に直流プラグ21を差し込んでいくと、時間t1で、直流コンセント25の正極接点28a及び負極接点28bに直流プラグ21の正極端子23a及び負極端子23bが接触して、正極端子23aの電圧がオンになると共に、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsもオンになる。
次いで、時間t2で、コンセントケース26の操作レバー差込口26cに操作レバー24dの自由端が差し込まれ、押圧操作されて、操作レバー差込口26cの係止部26dに操作レバー24dの係合部24d1が係合されると共に、プッシュスイッチSW2が開となると、抵抗R1とR2によって分圧された電圧がパワーMOSFETQ1のゲートG及びコンデンサCに印加される。
時間t2からコンデンサCの両端の電圧、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになっていくと、ドレインDとソースS間電圧Vdsが徐々にオフになっていくと共に、電気機器EIの両端間電圧Veも徐々にオンになっていき、パワーMOSFETQ1がオンになると、ドレインDとソースS間電圧Vdsがオフになると共に、電気機器EIの両端間電圧Veがオンになる。
そして、パワーMOSFETQ1がオンの状態で、電気機器EIに直流電力が給電される。
次に、時間t3で、押圧端部24a1を押圧すると、プッシュスイッチSW2が閉になると共に、操作レバー差込口26cの係止部26dから操作レバー24dの係合部24d1が外れる。この際、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間が短絡して、パワーMOSFETQ1が瞬時にオフになる。これにより、ドレインDとソースS間電圧Vdsが急激にオンになると共に、電気機器EIの両端間電圧Veが急激にオフになる。
そして、直流コンセント25から直流プラグ21を抜き出すと、時間t4で、直流コンセント25から直流プラグ21が引き抜かれて、正極接点28a及び負極接点28bから正極端子23a及び負極端子23bが離れると、正極端子23aの電圧がオフになると共に、パワーMOSFETQ1のドレインDとソースS間電圧Vdsもオフになる。
上述したように、実施の形態3では、直流コンセント25に直流プラグ21を差し込むときに、直流コンセント25の正極接点28a及び負極接点28bに直流プラグ21の正極端子23a及び負極端子23bが接触してから、プッシュスイッチSW2が閉から開になってパワーMOSFETQ1がオンになる。したがって、直流コンセント25に直流プラグ21を差し込むときに、ノイズが生じても、アークが発生することがない。
また、実施の形態3ではパワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間にコンデンサCを介設したので、直流コンセント25に直流プラグ21を差し込むとき、パワーMOSFETQ1のゲートGとソースS間電圧Vgsが徐々にオンになる。したがって、電気機器EIへの突入電流を抑制できる。
また、実施の形態3では、直流コンセント25から直流プラグ21を引き抜くときも、プッシュスイッチSW2を閉にしてパワーMOSFETQ1をオフにしてから、直流コンセント25の正極接点28a及び負極接点28bから直流プラグ21の正極端子23a及び負極端子23bが離れるので、アークが発生することがない。
以上、本発明の実施の形態に係る直流コンセントについて説明したが、本発明はこれに限られることなく、種々の変形が可能である。
上記実施の形態では、半導体スイッチとして、n型のMOSFETを使用するようにしたが、これに代えて、p型のMOSFETを使用することもできる。
また、上記実施の形態では直流プラグを直流コンセントを設けた壁面から突出した形状としているが、これに代えて、直流プラグの正極及び負極端子と本体を略L字状として本体を壁面に沿わせて突出を少なくすることもできる。
また、上記実施の形態1は、抵抗R1及び抵抗R2の接続点とパワーMOSFETQ1のソースS間にプッシュスイッチSWを保護する微小抵抗Rを設けることもできる。
また、上記実施の形態2は、抵抗R1及び抵抗R2の接続点とMOSFETQ1のソースS間にMOSFETQ2を保護する微小抵抗Rを設けることもできる。
また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、直流プラグの正極端子と負極端子は正極と負極が誤って差し込まれないよう異なった板厚としているが、これに代えて、直流プラグの正極端子と負極端子とを異なった形状にすることもできる。実施の形態1では、図10(a)に示すように、正極端子3a′と負極端子3b′の一方を棒状としてもよいし、図10(b)に示すように、正極端子3a″と負極端子3b″を互いに平行であるのに代えて、垂直であるようにしてもよい。また、実施の形態2では、図10(c)に示すように、正極端子13a′と負極端子13b′を互いに平行であるのに代えて、垂直であるようにしてもよい。
本発明の直流プラグの実施の形態1に係る直流プラグ及び直流コンセントの斜視図である。 実施の形態1に係る直流プラグ及び直流コンセントの回路図である。 実施の形態1に係る直流プラグを直流コンセントに差し込んでから引き抜くまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 本発明の直流プラグの実施の形態2に係る直流プラグ及び直流コンセントの斜視図である。 実施の形態2に係る直流プラグ及び直流コンセントの回路図である。 実施の形態2に係る直流プラグを直流コンセントに差し込んでから引き抜くまでのMOSFETとパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 実施の形態3に係る直流プラグ及び直流コンセントの斜視図である。 実施の形態3に係る直流プラグ及び直流コンセントの回路図である。 図8に示すプッシュスイッチの概略構造を説明する図である。 実施の形態3に係る直流プラグを直流コンセントに差し込んでから引き抜くまでのパワーMOSFETの動作状態を示すタイムチャートである。 直流プラグの正極端子と負極端子の形状について説明する図である。 従来の直流コンセントの構成を説明する図である。
符号の説明
Q1 パワーMOSFET
Q2 MOSFET
D ドレイン
G ゲート
S ソース
DP 直流電源
EI 電気機器
L1,L2,L3,L4 電線
L11,L12,L13,L14 電線
L21,L22,L23,L24 電線
R1,R2,R3,R4 抵抗
SW,SW2 プッシュスイッチ
SW1 接触スイッチ
1,11,21 直流プラグ
5,15,25 直流コンセント

Claims (6)

  1. 電気機器に給電する直流電力を受電するための直流プラグであって、
    直流電力を給電する電線の中途に半導体スイッチを介設すると共に、前記半導体スイッチのソースは給電側に、ドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、
    前記半導体スイッチのゲート及び前記半導体スイッチのソースには第1の抵抗と第2の抵抗の接続点をそれぞれ接続すると共に、各抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、
    前記開閉スイッチは、直流プラグのコンセントへの差込みにより前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加できる状態から印加された状態となるように閉から開となり、直流プラグのコンセントからの抜去により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記半導体スイッチのゲートに印加された状態から印加できる状態となるように開から閉となることを特徴とする直流プラグ。
  2. 前記半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに介設したことを特徴とする請求項1記載の直流プラグ。
  3. 前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と前記半導体スイッチのソースとの間に前記開閉スイッチに直列に第3の抵抗をさらに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の直流プラグ。
  4. 電気機器に給電する直流電力を受電するための直流プラグであって、
    直流電力を給電する電線の中途に第1の半導体スイッチを介設すると共に、前記第1の半導体スイッチのソースは給電側に、前記第1の半導体スイッチのドレインは電気機器側にそれぞれ接続し、
    前記第1の半導体スイッチのゲート及び前記第1の半導体スイッチのソースには第1の抵抗と第2の抵抗の接続点を接続すると共に、各抵抗の接続点と前記第1の半導体スイッチのソースとの間に第2の半導体スイッチを介設し、
    前記第2の半導体スイッチのドレインは前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点側に、前記第2の半導体スイッチのソースは前記第1の半導体スイッチのソース側にそれぞれ接続し、
    更には、第3の抵抗と第4の抵抗の接続点を前記第2の半導体スイッチのゲートに接続すると共に、第3の抵抗と第4の抵抗の接続点と前記第2の半導体スイッチのソースとの間には開閉スイッチを介設し、
    前記開閉スイッチは、直流プラグのコンセントへの差込みにより前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記第1の半導体スイッチのゲートに印加できる状態で、かつ、前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加された状態で、開から閉になり、直流プラグのコンセントからの抜去により前記第1の抵抗及び第2の抵抗の分圧された電圧が前記大の半導体スイッチのゲートに印加された状態で、かつ、前記第3の抵抗及び第4の抵抗の分圧された電圧が前記第2の半導体スイッチのゲートに印加できる状態で、閉から開になることを特徴とする直流プラグ
  5. 前記第1の半導体スイッチのゲートとソースとの間にコンデンサをさらに介設したことを特徴とする請求項4記載の直流プラグ。
  6. 前記第1の抵抗及び第2の抵抗の接続点と第1の半導体スイッチのソースとの間に前記第2の半導体スイッチに直列に第5の抵抗をさらに設けたことを特徴とする請求項4又は5に記載の直流プラグ。
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