JP3199497U - 車載電装機器電力供給制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、イグニッションスイッチがOFFのときに、任意で車載電装機器に給電して稼動させることができ、また、任意で車載電装機器への給電を停止させてバッテリの消耗を防止する車載電装機器電力供給制御装置を提供する。【解決手段】車載電装機器電力供給制御装置7は、アクセサリ配線2および常時給電配線3と、車載電装機器9との間に介装されるもので、イグニッションスイッチ5がOFFの状態で常時給電配線3と車載電装機器9とを接続し、イグニッションスイッチ5がONの状態でアクセサリ配線2と車載電装機器9とを接続するリレー71と、常時給電配線3と車載電装機器9との間の経路を開閉するスイッチ72とを備えている。スイッチ72は、リレー71により常時給電配線3と車載電装機器9との接続を開始してから所定時間経過後に非接続にするタイマを含むことができる。【選択図】図1
Description
本考案は、車載電装機器電力供給制御装置に関し、特に、給電されることにより稼動する車載電装機器に対して、電力の供給を制御するための装置に関するものである。
一般に自動車のイグニッションスイッチは、エンジンが停止するOFFから、エンジンを稼働させることなくたとえばオーディオ機器などの車載電装機器を稼働させることができるアクセサリ、エンジンを稼働させるON、エンジンを始動させるスタートの位置がある。そして、一般に自動車のバッテリに接続される配線は、イグニッションスイッチがOFF位置で通電することなく電力の供給が停止され、アクセサリ位置またはアクセサリ位置からさらにON位置となったときに通電し電力を供給するアクセサリ配線と、たとえばパーキングランプなど、イグニッションスイッチの位置に関係なく常時通電し電力を供給する常時給電配線(+B配線ともいう)とを含んでいる。アクセサリ配線には、イグニッションスイッチがON位置のときには勿論のことアクセサリ位置でも、つまりイグニッションスイッチがONの状態で稼動させ、また、イグニッションスイッチがOFF位置で停止させる車載電装機器が接続される。一方、常時給電配線には、イグニッションスイッチがOFFの状態でも稼動させることが必要な車載電装機器が接続される。ここで、イグニッションスイッチがONの状態とは、アクセサリ配線が通電される状態、すなわち、イグニッションスイッチがアクセサリ位置またはON位置の状態をいう。なお、イグニッションスイッチがON位置からスタート位置となったとき、つまりエンジンを始動させるときには、セルモータに大きな電力を供給する必要があるため、アクセサリ配線への通電は一時的に停止される。そのため、イグニッションスイッチがOFFの状態とは、アクセサリ配線が通電されていない状態、すなわち、イグニッションスイッチがOFF位置およびスタート位置の状態をいう。
ここで、本考案により電力供給が制御される車載電装機器の一例として、ドライブレコーダを挙げることができる。ドライブレコーダは一般に、アクセサリ配線に接続されている。そのため、ドライブレコーダは、イグニッションスイッチがOFF位置からONの状態となることにより停止状態から起動して撮像・記録する稼動状態となり、また、イグニッションスイッチがONの状態からOFF位置となることにより稼動状態から停止することとなる(特許文献1、2の背景技術をそれぞれ参照)。
上記従来の技術では、エンジンが停止した状態でドライブレコーダにより撮像し記録することができない。
そこで、イグニッションスイッチがOFFのときでもドライブレコーダなどの車載電装機器に給電して稼動させることができるようにするために、常時給電配線に車載電装機器を接続することが考えられる。しかしながら、常時給電配線に車載電装機器を接続すると、エンジンが停止した状態でも車載電装機器が電力を消費することとなり、その結果バッテリが消耗することとなる。
本考案は、上述した問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、イグニッションスイッチがONの状態では車載電装機器への給電を確保しつつ、イグニッションスイッチがOFFのときに任意で車載電装機器に給電して稼動させることができ、また、任意で車載電装機器への給電を停止させてバッテリの消耗を防止することができる車載電装機器電力供給制御装置を提供することを目的とする。
請求項1の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、バッテリからイグニッションスイッチのON・OFFにより断続的に給電されるアクセサリ配線、及び、前記バッテリから常時給電される常時給電配線と、給電されることにより稼動する車載電装機器との間に介装される車載電装機器電力供給制御装置であって、前記イグニッションスイッチがOFFの状態で前記常時給電配線と前記車載電装機器とを接続し、前記イグニッションスイッチがONの状態で前記アクセサリ配線と前記車載電装機器とを接続するリレーと、前記常時給電配線と前記車載電装機器との間の経路を開閉するスイッチとを備えたことを特徴とする。
請求項2の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案において、前記リレーは、前記アクセサリ配線に接続されたAcc接点と、前記常時給電配線に接続された+B接点と、前記車載電装機器に接続された出力接点とを有しており、前記イグニッションスイッチがOFFの状態で前記+B接点に前記出力接点を接続し、前記イグニッションスイッチがONの状態にされることにより前記Acc接点に前記出力接点を接続させるものであることを特徴とする。
請求項3の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1または2のいずれかに記載の考案において、前記スイッチは、前記リレーにより前記常時給電配線と前記車載電装機器との接続を開始してから所定時間経過後に前記常時給電配線と前記車載電装機器とを非接続にするタイマを含むことを特徴とする。
請求項4の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1〜3のいずれか1項に記載の考案において、前記車載電装機器がドライブレコーダであることを特徴とする。
請求項5の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1〜4のいずれか1項に記載の考案において、前記常時給電配線に、前記バッテリからの電流を所定電圧の交流に変換するインバータがさらに接続されていることを特徴とする。
請求項6の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項5に記載の考案において、前記インバータが前記バッテリからの電流を所定電圧の交流に変換するのを開始してから所定時間経過後に前記常時給電配線と前記インバータとを非接続にするタイマを備えていることを特徴とする。
請求項2の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案において、前記リレーは、前記アクセサリ配線に接続されたAcc接点と、前記常時給電配線に接続された+B接点と、前記車載電装機器に接続された出力接点とを有しており、前記イグニッションスイッチがOFFの状態で前記+B接点に前記出力接点を接続し、前記イグニッションスイッチがONの状態にされることにより前記Acc接点に前記出力接点を接続させるものであることを特徴とする。
請求項3の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1または2のいずれかに記載の考案において、前記スイッチは、前記リレーにより前記常時給電配線と前記車載電装機器との接続を開始してから所定時間経過後に前記常時給電配線と前記車載電装機器とを非接続にするタイマを含むことを特徴とする。
請求項4の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1〜3のいずれか1項に記載の考案において、前記車載電装機器がドライブレコーダであることを特徴とする。
請求項5の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項1〜4のいずれか1項に記載の考案において、前記常時給電配線に、前記バッテリからの電流を所定電圧の交流に変換するインバータがさらに接続されていることを特徴とする。
請求項6の車載電装機器電力供給制御装置に係る考案は、上記目的を達成するため、請求項5に記載の考案において、前記インバータが前記バッテリからの電流を所定電圧の交流に変換するのを開始してから所定時間経過後に前記常時給電配線と前記インバータとを非接続にするタイマを備えていることを特徴とする。
請求項1の考案では、イグニッションスイッチがONの状態では、リレーがアクセサリ配線と車載電装機器とを接続する。そのため、スイッチによる常時給電配線と車載電装機器との間の経路の開閉状態にかかわらず、バッテリからアクセサリ配線を介して車載電装機器に給電され、その結果、車載電装機器が稼動を開始する。一方、イグニッションスイッチがOFFの状態では、アクセサリ配線に給電されないが、リレーが常時給電配線と車載電装機器とを電気的に接続する。そして、スイッチが閉状態の場合には、バッテリから常時給電配線を介して車載電装機器に給電される。そのため、イグニッションスイッチがOFF、つまり自動車のエンジンを停止させた状態でも、車載電装機器を稼動させることができる。また、スイッチが開状態の場合には、車載電装機器に給電されず、車載電装機器が停止する。そのため、バッテリが消耗するのを防止することができる。
請求項2の考案では、請求項1に記載の考案において、イグニッションスイッチがONの状態では、リレーのAcc接点に出力接点が電気的に接続してバッテリから車載電装機器に給電され、車載電装機器が稼動を開始する。一方、イグニッションスイッチがOFFの状態では、+B接点に出力接点が電気的に接続する。そして、スイッチが閉状態の場合には、バッテリから常時給電配線を介して車載電装機器に給電され、車載電装機器が稼動する。また、スイッチが開状態の場合には、車載電装機器に給電されず、車載電装機器が停止する。
請求項3の考案では、請求項1または2のいずれかに記載の考案において、イグニッションスイッチがOFFの状態でリレーが常時給電配線と車載電装機器とを接続しバッテリから常時給電配線を介して車載電装機器に給電することにより車載電装機器が稼動を開始してから、設定された所定時間経過後にタイマがスイッチを開状態にして常時給電配線と車載電装機器とを非接続にして、車載電装機器の稼動を停止させる。なお、タイマは、常時給電配線と車載電装機器とを非接続にするまでの時間を一定に設定されたものを採用することができ、また、任意の時間に変更して設定することができるものを採用することもできる。
請求項4の考案では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の考案において、イグニッションスイッチがONの状態では、リレーがアクセサリ配線とドライブコーダとを接続する。そのため、スイッチによる常時給電配線の開閉状態にかかわらず、バッテリからアクセサリ配線を介してドライブレコーダに給電され、その結果、ドライブレコーダが撮像・記録を開始する。一方、イグニッションスイッチがOFFの状態では、アクセサリ配線に給電されないが、リレーが常時給電配線とドライブレコーダとを接続する。そして、スイッチが閉状態の場合には、バッテリから常時給電配線を介してドライブレコーダに給電される。そのため、イグニッションスイッチがOFF、つまり自動車のエンジンを停止させた状態でも、ドライブレコーダにより撮像・記録するため、監視カメラとして機能させることができる。また、スイッチが開状態の場合には、ドライブレコーダに給電されず、ドライブレコーダが停止する。そのため、バッテリが消耗するのを防止することができる。
請求項5の考案では、請求項1〜4のいずれか1項に記載の考案において、イグニッションスイッチがOFF、つまり自動車のエンジンを停止させた状態で、インバータにより所定電圧の交流を出力することができ、そのため、車載電装機器以外の交流電源を利用する電装機器に電流を供給することができる。なお、インバータが一般的な家庭用の100Vの交流を出力するものとした場合には、車載電装機器ではない家庭用の各種の機器に応じたACアダプターを用いて、かかる家庭用の各種の機器を使用することができる。
請求項6の考案では、請求項5に記載の考案において、タイマは、インバータによりバッテリからの電流を所定電圧の交流に変換を開始してから所定時間経過後に、常時給電配線とインバータとを非接続にする。そのため、車載電装機器以外の交流電源を利用する電装機器によりバッテリが消耗するのを防止することができる。
請求項2の考案では、請求項1に記載の考案において、イグニッションスイッチがONの状態では、リレーのAcc接点に出力接点が電気的に接続してバッテリから車載電装機器に給電され、車載電装機器が稼動を開始する。一方、イグニッションスイッチがOFFの状態では、+B接点に出力接点が電気的に接続する。そして、スイッチが閉状態の場合には、バッテリから常時給電配線を介して車載電装機器に給電され、車載電装機器が稼動する。また、スイッチが開状態の場合には、車載電装機器に給電されず、車載電装機器が停止する。
請求項3の考案では、請求項1または2のいずれかに記載の考案において、イグニッションスイッチがOFFの状態でリレーが常時給電配線と車載電装機器とを接続しバッテリから常時給電配線を介して車載電装機器に給電することにより車載電装機器が稼動を開始してから、設定された所定時間経過後にタイマがスイッチを開状態にして常時給電配線と車載電装機器とを非接続にして、車載電装機器の稼動を停止させる。なお、タイマは、常時給電配線と車載電装機器とを非接続にするまでの時間を一定に設定されたものを採用することができ、また、任意の時間に変更して設定することができるものを採用することもできる。
請求項4の考案では、請求項1〜3のいずれか1項に記載の考案において、イグニッションスイッチがONの状態では、リレーがアクセサリ配線とドライブコーダとを接続する。そのため、スイッチによる常時給電配線の開閉状態にかかわらず、バッテリからアクセサリ配線を介してドライブレコーダに給電され、その結果、ドライブレコーダが撮像・記録を開始する。一方、イグニッションスイッチがOFFの状態では、アクセサリ配線に給電されないが、リレーが常時給電配線とドライブレコーダとを接続する。そして、スイッチが閉状態の場合には、バッテリから常時給電配線を介してドライブレコーダに給電される。そのため、イグニッションスイッチがOFF、つまり自動車のエンジンを停止させた状態でも、ドライブレコーダにより撮像・記録するため、監視カメラとして機能させることができる。また、スイッチが開状態の場合には、ドライブレコーダに給電されず、ドライブレコーダが停止する。そのため、バッテリが消耗するのを防止することができる。
請求項5の考案では、請求項1〜4のいずれか1項に記載の考案において、イグニッションスイッチがOFF、つまり自動車のエンジンを停止させた状態で、インバータにより所定電圧の交流を出力することができ、そのため、車載電装機器以外の交流電源を利用する電装機器に電流を供給することができる。なお、インバータが一般的な家庭用の100Vの交流を出力するものとした場合には、車載電装機器ではない家庭用の各種の機器に応じたACアダプターを用いて、かかる家庭用の各種の機器を使用することができる。
請求項6の考案では、請求項5に記載の考案において、タイマは、インバータによりバッテリからの電流を所定電圧の交流に変換を開始してから所定時間経過後に、常時給電配線とインバータとを非接続にする。そのため、車載電装機器以外の交流電源を利用する電装機器によりバッテリが消耗するのを防止することができる。
本考案によれば、リレーとスイッチの簡単な構成で、イグニッションスイッチがONの状態では車載電装機器への給電を確保しつつ、イグニッションスイッチがOFFのときに、任意で車載電装機器に給電して稼動させることができ、また、任意で車載電装機器への給電を停止させてバッテリの消耗を防止することができる。
本考案の車載電装機器電力供給制御装置7と、車載電装機器電力供給制御装置7が設けられる周辺の構成の実施の一形態を、図1に基づいて詳細に説明する。
自動車のバッテリ1には、アクセサリ配線2と常時給電配線3とが接続されている。図1に示した実施の形態におけるアクセサリ配線2と常時給電配線3は、ヒューズボックス4内に設けられたヒューズ20、30がそれぞれ介装されている。アクセサリ配線2のバッテリ1とヒューズボックス4との間には、イグニッションスイッチ5が設けられている。イグニッションスイッチ5には、OFF、アクセサリ、ON、スタートの位置があり、OFF位置でアクセサリ配線2に通電されないOFFの状態であり、アクセサリ位置およびON位置でアクセサリ配線2に通電されるONの状態となる。スタート位置では、エンジンを始動させるべくセルモータに大きな電力を供給する必要があるため、アクセサリ配線2への通電は一時的に停止される。そのため、スタート位置もイグニッションスイッチがOFFの状態に含まれる。
自動車のバッテリ1には、アクセサリ配線2と常時給電配線3とが接続されている。図1に示した実施の形態におけるアクセサリ配線2と常時給電配線3は、ヒューズボックス4内に設けられたヒューズ20、30がそれぞれ介装されている。アクセサリ配線2のバッテリ1とヒューズボックス4との間には、イグニッションスイッチ5が設けられている。イグニッションスイッチ5には、OFF、アクセサリ、ON、スタートの位置があり、OFF位置でアクセサリ配線2に通電されないOFFの状態であり、アクセサリ位置およびON位置でアクセサリ配線2に通電されるONの状態となる。スタート位置では、エンジンを始動させるべくセルモータに大きな電力を供給する必要があるため、アクセサリ配線2への通電は一時的に停止される。そのため、スタート位置もイグニッションスイッチがOFFの状態に含まれる。
図1に示した実施の形態では、アクセサリ配線2と常時給電配線3は、それぞれ、分岐ケーブル6の入力配線6aがギボシ等の接続手段26,36によりそれぞれ接続されている。分岐ケーブル6は、2本の出力配線6b、6bを有しており、入力配線6aと出力配線6b、6bとの間には保護ヒューズ60が介装されている。なお、アクセサリ配線2と常時給電配線3の分岐ケーブル6は、それぞれ、出力配線6bの一方に他の分岐ケーブル6の入力配線6aを接続することにより、本考案の車載電装機器電力供給制御装置7以外の車載電装機器にも給電することができる。
図1に示した実施の形態における車載電装機器電力供給制御装置7は、リレー71と、スイッチ72を備えている。リレー71は、イグニッションスイッチ5がOFFの状態で常時給電配線3と車載電装機器9とを接続し、イグニッションスイッチ5がONの状態でアクセサリ配線2と車載電装機器9とを接続するものである。さらに、図1に示した実施の形態におけるリレー71は、アクセサリ配線2に接続されたAcc接点73と、常時給電配線3に接続された+B接点74と、車載電装機器9に接続された出力接点75とを有しており、イグニッションスイッチ5がOFFの状態で+B接点74に出力接点75を接続し、イグニッションスイッチ5がONの状態にされることによりAcc接点73に出力接点75を接続させるものである。リレー71を構成するコイル76、Acc接点73、+B接点74、および出力接点75は、ケース70内に設けられている。
コイル76は、一端がアクセサリ配線2と接続され、他端がアースEと接続されており、コイル76が励磁されることにより出力接点75が+B接点74から離れてAcc接点73に接続され、コイル76が励磁された状態から非励磁となることにより出力接点75がAcc接点73から離れて+B接点74に接続するように構成されている。
コイル76の一端と接続する配線77は、分岐ケーブル6の出力配線6bの一方とギボシ等の接続手段67により接続されて、アクセサリ配線2から給電される。また、Acc接点73を有する配線78も同様に、分岐ケーブル6の出力配線6bの他方とギボシ等の接続手段67により接続されており、アクセサリ配線2から給電される。+B接点74を有する配線79は、中間部にスイッチ72が介装されており、常時給電配線3と接続された分岐ケーブル6の出力配線6bの一方とギボシ等の接続手段67により接続されて、スイッチ72が閉の状態で常時給電配線3から給電される。コイル76の他端と接続する配線80は、アースEとギボシ等の接続手段17により接続されている。リレー71のケース70は、バッテリ1若しくはヒューズボックス4の近く、または、自動車の室内のいずれに配設してもよい。一方、スイッチは、開閉操作を行うため、自動車の室内の、特に運転席から手の届く範囲で任意の場所に配設することができる。
この実施の形態における車載電装機器9は、ドライブレコーダである。ドライブレコーダ9の電流が供給される配線91は、出力端子75とギボシ等の接続手段89により接続されており、また、中間部にはヒューズ90が介装されている。ドライブレコーダ9は、バッテリ1からの電流を供給されることにより起動して撮像して映像の記録を開始し(稼動)、また、稼動している状態から電流の供給が停止されることにより撮像と記録を停止する。
リレー71の配線77、78、79、80、および81が、アクセサリ配線2および常時給電配線3に接続された分岐ケーブル6の出力配線6b、6b、6b、アースE、およびドライブレコーダ9の配線91とそれぞれギボシ等の接続手段67、67,67、17、89により接続されているため、車載電装機器電力供給制御装置7を容易に取り付けることができる。また、たとえばリレー71が破損した場合など、車載電装機器電力供給制御装置7を交換する場合には、それまでに設けられていた車載電装機器電力供給制御装置7のギボシ等の接続手段67、67,67、17、89の接続を解除して取り外し、新たな車載電装機器電力供給制御装置7のギボシ等の接続手段67、67,67、17、89を接続して取り付ける。そのため、車載電装機器電力供給制御装置7だけを容易に交換することができる。そのため、車載電装機器電力供給制御装置7の交換に要するコストや、交換に要する手間が掛からなくて済む。なお、+B接点74の配線79には、スイッチ72と+B接点74との間にギボシ等の接続手段を介装することもできる。この場合には、スイッチ72が破損しておらず、リレー71だけが破損した場合には、それまで使用していたスイッチ72をそのまま維持し、リレー71が設けられたケース70だけを交換するだけでよい。そのため、車載電装機器電力供給制御装置7の交換に要するコストや、交換に要する手間がさらに掛からなくて済む。
次に、本考案による車載電装機器電力供給制御装置7の作動について説明する。
図1の(a)は、アクセサリスイッチ5がONの状態を示したものであり、(b)は、アクセサリスイッチ5がOFFの状態で、且つ、スイッチ72が閉の状態を示したものであり、(c)は、アクセサリスイッチ5がOFFの状態で、且つ、スイッチ72が開の状態を示したものである。
図1の(a)は、アクセサリスイッチ5がONの状態を示したものであり、(b)は、アクセサリスイッチ5がOFFの状態で、且つ、スイッチ72が閉の状態を示したものであり、(c)は、アクセサリスイッチ5がOFFの状態で、且つ、スイッチ72が開の状態を示したものである。
イグニッションスイッチ5がOFFの状態では、図1の(b)および(c)に示したようにアクセサリ配線2によりリレー71に給電されておらず、出力接点79が+B接点74に接続された状態となっている。このイグニッションスイッチ5がOFFの状態から、図1の(a)に示したようにONの状態となった場合では、アクセサリ回線2からリレー71に給電されて出力接点79が+B接点74から離れてAcc接点73に接続される。そのため、車載電装機器電力供給制御装置7のスイッチ72が開または閉のいずれの状態でも、アクセサリ配線2から車載電装機器9に給電され、車載電装機器9が起動し稼働する。
一方、イグニッションスイッチ5がONの状態から、図1の(b)に示したようにOFFとなった状態では、アクセサリ配線2への給電が停止することとなる。そのため、リレー71の出力接点75がAcc接点73から離れて+B接点74に接続される。このとき、スイッチ72が閉状態の場合には、バッテリ1から常時給電配線3を介して車載電装機器9に給電され、その結果、車載電装機器9が稼働する。そのため、イグニッションスイッチ5がOFF、つまり自動車のエンジンを停止させた状態でも、車載電装機器9を稼動させることができる。車載電装機器9がドライブレコーダである場合、ドライブレコーダ9により撮像・記録するため、かかるドライブレコーダ9を自動車のエンジンが止まった状態で定点監視カメラとして使用することができる。
また、イグニッションスイッチ5がON位置からさらにスタート位置となった場合、アクセサリ配線2への通電は、イグニッションスイッチ5がスタート位置からON位置に復帰するまで一時的に停止される。そのため、従来の技術では一般に、車載電装機器9への給電が停止し、その結果、車載電装機器9の稼働が停止することとなる。より具体的には、車載電装機器9がドライブレコーダである場合、従来の技術ではドライブレコーダ9による撮像・記録が停止した状態となる。しかしながら、本考案では、イグニッションスイッチ5をスタート位置にするまでに車載電装機器電力供給制御装置7のスイッチ72を予め閉状態としておくことにより、イグニッションスイッチ5がスタート位置となることでアクセサリ配線2の通電が停止されると、リレー71の出力接点75がAcc接点73から離れて+B接点74に接続されるので、常時給電配線3を介して車載電装機器9への給電を維持することとなり、その結果、車載電装機器9の稼働を維持することができる。そして、イグニッションスイッチ5がスタート位置からON位置に復帰すると、リレー71の出力接点75が+B接点74から離れてAcc接点73に接続されるので、アクセサリ配線2を介して車載電装機器9への給電を維持することとなり、その結果、車載電装機器9が引き続き稼働する状態となる。より具体的には、車載電装機器9がドライブレコーダである場合、本考案ではドライブレコーダ9による撮像・記録は、イグニッションスイッチ5がON位置からスタート位置となり、再びON位置に復帰するときも、ドライブレコーダ9による撮像・記録を継続させることができる。
また、図1の(c)に示したように、イグニッションスイッチ5がOFFの状態で、且つ、スイッチ72が開状態の場合には、車載電装機器9に給電されず、車載電装機器9が停止する。そのため、バッテリ1が消耗するのを防止することができる。
ここで、スイッチ72がタイマ(図示は省略する)を含む場合を説明する。スイッチ72が閉の状態で、イグニッションスイッチ5がONの状態からOFFの状態となったときに、タイマは、起動してスイッチ72が閉の状態を維持し、ドライブレコーダ9が撮像・記録を継続する。そして、起動から設定された時間を経過すると、タイマは、スイッチ72を閉の状態から開の状態にして常時給電配線3とドライブレコーダ9とを非接続にする。したがって、ドライブレコーダ9は、イグニッションスイッチ5をOFFの状態にしてから(つまりエンジンを停止させてから)所定時間経過後に撮像・記録を停止する。そのため、自動車のエンジンが止まった状態でドライブレコーダ9を所定時間の間撮像記録する定点監視カメラとして機能させることができ、しかも、バッテリ1の消耗を防止することができる。なお、タイマのスイッチを閉状態から開状態にして非接続状態にする設定時間は、任意に変更することができる。
なお、この第1の実施の形態では、車載電装機器9の一例としてドライブレコーダを挙げたが、本考案により電流を供給制御する対象となる車載電装機器9は、ドライブレコーダに限定されることはなく、携帯電話の車載用ハンズフリーシステム、カーナビゲーションシステム、車載用の音響および/または映像システム、車載用無線機器、車両用の掃除機、車載用湯沸かし器、車載用温冷蔵庫、車載用空気清浄器、車載用イオン発生器、または車載用脱臭器等にも適用することができる。
次に、本考案の第2の実施の形態を図2に基づいて詳細に説明する。この第2の実施の形態の説明では、上述した実施の形態の説明と同様または相当する部分については同じ符号を付してその説明を省略し、第1の実施の形態と異なる部分についてのみ記載することとする。
第2の実施の形態における車載電装機器電力供給制御装置7は、上述した第1の実施の形態に加え、バッテリ1からの電流を所定電圧の交流に変換するインバータ95が常時給電配線3に接続されており、さらに、インバータ95によりバッテリ1からの電流を所定電圧の交流に変換を開始してから所定時間経過後に常時給電配線3とインバータ95とを非接続にするタイマ96を備えている。
常時給電配線3に接続された分岐ケーブル6の出力配線6bの他方には、タイマ96と、バッテリ1から供給される直流を所定の電圧の交流に変換するインバータ95とを有する配線97が、ギボシ等の接続手段67により接続されている。
インバータ95は、たとえばバッテリ1から供給される電圧が12Vまたは24Vの直流電流を、たとえば一般家庭用の電圧が100Vの交流電流に変換して出力するもので、たとえば一般家庭に設置されているコンセントなど、車載電装機器以外の交流電源を利用する電装機器と接続するためのコネクタ98を備えている。
ここで、インバータ95により交流電流を供給する車載電装機器9以外の電装機器を例示する。インバータ95が100Vの交流電流に変換するものであり、一般家庭に設置されているコンセント98を備えている場合、無線機器、携帯電話、ハンディタイプの掃除機、湯沸かし器、LED照明機器、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ、ドリルなどの電動工具、空気清浄器、イオン発生器、または脱臭器などの電装機器であって、これらの電装機器に対応したACアダプター(図示は省略する)をインバータ95のコンセント98に接続して、これらの例示した電装機器に直接電流を供給して稼動させ、また、これらの例示した電装機器が有する充電池に電流を供給して充電させるものを含むことができる。
これらの例示した電装機器は、従来の技術では一般に自動車のシガーライターソケットに適したプラグを挿入して電流を供給していた。そして、シガーライターソケットは、一般にアクセサリ配線に接続されている。そのため、これらの例示した電装機器は、一般的な家庭用の交流電源を使用する電装機器を使用できないことから自動車のバッテリーと対応する電圧の直流電源を使用する電装機器しか使用できず、しかも、シガーライターソケットに適したプラグがないと使用することができず、さらに、シガーライターソケットに適したプラグがあったとしても、自動車のエンジンが停止の状態では使用することができなかった。
しかしながら、本考案では、図2に示したように、常時給電配線3に接続された分岐ケーブル6の出力配線6bに、タイマ96が介装されるとともにインバータ95が接続された配線97をギボシ等の接続手段67により接続しているので、自動車のエンジンが停止の状態でも、タイマ96が配線97を閉状態としていれば、バッテリ1からの電流を所定電圧の交流に変換して、上記の例示した電装機器に給電することができ、したがって、上記の例示した電装機器を使用することができる。そして、上記の例示した電装機器に所定電圧の交流を供給して使用を開始してから所定時間経過後に、タイマ96が上記の例示した電装機器に所定電圧の交流を給電するのを停止させる。そのため、バッテリ1が消耗するのを確実に防止することができる。なお、インバータ95により上記の例示した電装機器に所定電圧の交流を給電するときには、バッテリ1の消耗を確実に防止するために、車載電装機器電力供給制御装置7のスイッチ72を予め開状態として、車載電装機器7に電流を供給するのを停止させておくことが望ましい。タイマを閉状態から開状態にしてインバータ95により所定電圧の交流を供給するのを停止させるまでの設定時間は、任意に変更することができる。
1:バッテリ、 2:アクセサリ配線、 3:常時給電配線、5:イグニッションスイッチ、 7:車載電装機器電力供給制御装置、 71:リレー、 72:スイッチ、 73:Acc接点、 74:+B接点、75:出力接点、 9:ドライブレコーダ(車載電装機器) 95:インバータ、 96:タイマ
Claims (6)
- バッテリからイグニッションスイッチのON・OFFにより断続的に給電されるアクセサリ配線、及び、前記バッテリから常時給電される常時給電配線と、給電されることにより稼動する車載電装機器との間に介装される車載電装機器電力供給制御装置であって、
前記イグニッションスイッチがOFFの状態で前記常時給電配線と前記車載電装機器とを接続し、前記イグニッションスイッチがONの状態で前記アクセサリ配線と前記車載電装機器とを接続するリレーと、
前記常時給電配線と前記車載電装機器との間の経路を開閉するスイッチと
を備えたことを特徴とする車載電装機器電力供給制御装置。 - 前記リレーは、前記アクセサリ配線に接続されたAcc接点と、前記常時給電配線に接続された+B接点と、前記車載電装機器に接続された出力接点とを有しており、前記イグニッションスイッチがOFFの状態で前記+B接点に前記出力接点を接続し、前記イグニッションスイッチがONの状態にされることにより前記Acc接点に前記出力接点を接続させるものであることを特徴とする請求項1に記載の車載電装機器電力供給制御装置。
- 前記スイッチは、前記リレーにより前記常時給電配線と前記車載電装機器との接続を開始してから所定時間経過後に前記常時給電配線と前記車載電装機器とを非接続にするタイマを含むことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の車載電装機器電力供給制御装置。
- 前記車載電装機器がドライブレコーダであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載電装機器電力供給制御装置。
- 前記常時給電配線に、前記バッテリからの電流を所定電圧の交流に変換するインバータがさらに接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載電装機器電力供給制御装置。
- 前記インバータが前記バッテリからの電流を所定電圧の交流に変換するのを開始してから所定時間経過後に前記常時給電配線と前記インバータとを非接続にするタイマを備えていることを特徴とする請求項5に記載の車載電装機器電力供給制御装置。
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