JP2020068618A - 電力変換ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素なユニット構成で、DCインレットのみを備える車両がAC方式の給電設備から電力の供給を受けることを可能にする電力変換ユニットを提供する。【解決手段】電力変換ユニット100が、ACインレット102とDCコネクタ103との間に位置する電力変換回路PCと、電力変換回路PCを制御する制御装置111とを備える。電力変換回路PCは、ACインレット102側から入力される交流電力を直流電力に変換してDCコネクタ103側へ出力するように構成される。また、制御装置111は、直流電力用インレットとACコネクタとの少なくとも一方がDCコネクタ103及びACインレット102の少なくとも一方に接続された場合に、接続された直流電力用インレット及びACコネクタの少なくとも一方から供給される電力によって動作するように構成される。【選択図】図3

Description

本開示は、電力変換ユニットに関する。
近年、環境保全などの観点から、主に電力を動力源とする電動車両(電気自動車、プラグインハイブリッド車等)が増える傾向がある。こうした車両は、給電設備から供給される電力を受電するインレットを備え、インレットが受電した電力によって車載バッテリを充電するように構成される。給電設備の充電ケーブルのコネクタが車両のインレットに接続されることによって、給電設備から充電ケーブルを通じて車両のインレットへ電力を供給することが可能になる。
主な給電方式としては、交流電力供給方式(以下、「AC方式」とも称する)と、直流電力供給方式(以下、「DC方式」とも称する)とが知られており、主な給電設備としては普通充電器及び急速充電器が知られている。普通充電器ではAC方式が採用され、急速充電器ではDC方式が採用されている。たとえば、特開2010−239827号公報(特許文献1)には、急速充電器と、直流電力用インレット(以下、「DCインレット」とも称する)を備える車両とが開示されている。急速充電器に接続された直流電力用ケーブル(以下、「DCケーブル」とも称する)を車両のDCインレットに接続することによって、急速充電器によって車載バッテリの急速充電を行なうことが可能になる。
特開2010−239827号公報
一般に、普通充電器は、交流電力用インレット(以下、「ACインレット」とも称する)を備える車両に対する給電設備であると考えられている。このため、ACインレットを備えない車両が、普通充電器によって車載バッテリを充電することは困難である。しかしながら、将来、DCインレットのみを備える車両(以下、「DC専用車」とも称する)が普及することが考えられる。そうした場合に、DC専用車で普通充電器を使用できなければ、DC専用車のユーザの利便性が損なわれるだけでなく、既存の普通充電器(充電インフラ)が有効に利用されなくなるおそれがある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡素なユニット構成で、DCインレットのみを備える車両がAC方式の給電設備から電力の供給を受けることを可能にする電力変換ユニットを提供することである。
本開示に係る電力変換ユニットは、車両の直流電力用インレットに接続可能なDCコネクタと、交流電力用ケーブルのACコネクタに接続可能なACインレットと、ACインレットとDCコネクタとの間に位置する電力変換回路と、電力変換回路を制御する制御装置とを備える。電力変換回路は、ACインレット側から入力される交流電力を直流電力に変換してDCコネクタ側へ出力するように構成される。また、上記の制御装置は、直流電力用インレットとACコネクタとの少なくとも一方がDCコネクタ及びACインレットの少なくとも一方に接続された場合に、接続された直流電力用インレット及びACコネクタの少なくとも一方から供給される電力によって動作するように構成される。
上記電力変換回路によって、AC方式の給電設備から供給される交流電力を直流電力に変換して車両に供給することが可能になる。このため、上記電力変換ユニットによれば、DCインレットのみを備える車両がAC方式の給電設備から電力の供給を受けることが可能になる。
また、電力変換ユニットの上記構成によれば、直流電力用インレット及びACコネクタの少なくとも一方(すなわち、電力変換ユニットの外部)から供給される電力によって、電力変換ユニットが備える制御装置を動作させることができる。このため、制御装置の電源(たとえば、電池)を電力変換ユニットに搭載しなくてもよくなり、当該電力変換ユニットを簡素な構成にすることができる。また、制御装置の電源を電力変換ユニットに搭載しないことで、電力変換ユニットの低コスト化を図ることができる。
上記電力変換ユニットにおいて、ACインレットに接続される交流電力用ケーブルは、車載バッテリの充電を行なうための電力を車両に供給する給電設備の充電ケーブルであってもよい。ACインレットは、50V以上の電圧が印加される高圧線が接続される第1高圧端子と、50V未満の電圧が印加される第1低圧線が接続される第1低圧端子とを備えていてもよい。そして、電力変換ユニットにおいて、電力変換回路は、ACインレット側から上記高圧線を通じて入力される交流電力を直流電力に変換して上記高圧線を通じてDCコネクタ側へ出力するように構成されてもよい。また、制御装置は、交流電力用ケーブルのACコネクタがACインレットに接続された場合に、ACコネクタから第1低圧線を通じて供給される電力によって起動するように構成されてもよい。また、制御装置は、その起動後に所定の第1条件が成立すると、ACコネクタから上記高圧線を通じて供給される電力によって動作するように構成されてもよい。第1低圧線は、充電ケーブルのCPLT信号線であってもよい。第1低圧線に印加される電圧の大きさは1V以上15V以下であってもよい。
上記電力変換ユニットにおいて、DCコネクタは、上記高圧線が接続される第2高圧端子と、50V未満の電圧が印加される第2低圧線が接続される第2低圧端子とを備えていてもよい。そして、電力変換ユニットにおいて、制御装置は、DCコネクタが直流電力用インレットに接続された場合に、直流電力用インレットから第2低圧線を通じて供給される電力によって起動するように構成されてもよい。また、制御装置は、その起動後に所定の第2条件が成立すると、ACコネクタから上記高圧線を通じて供給される電力によって動作するように構成されてもよい。第2低圧線は、車両の補機バッテリの電圧が印加される電力線であってもよい。第2低圧線に印加される電圧の大きさは1V以上15V以下であってもよい。
本開示によれば、簡素なユニット構成で、DCインレットのみを備える車両がAC方式の給電設備から電力の供給を受けることを可能にする電力変換ユニットを提供することが可能になる。
本開示の実施の形態1に係る給電システムの全体構成図である。 図1に示した給電システムで使用される充電ケーブルの外観を示す図である。 本開示の実施の形態1に係る電力変換ユニットの構成を示す図である。 図3に示した電力変換ユニットのACインレットの接続面を示す図である。 図3に示した電力変換ユニットのDCコネクタの接続面を示す図である。 図3に示した電力変換回路の詳細を示す図である。 図3に示した検出回路の詳細を示す図である。 図3に示した電源回路の詳細を示す図である。 本開示の実施の形態1に係る給電システムにおいて行なわれる電力変換ユニットの制御装置への給電制御の処理手順を示すフローチャートである。 本開示の実施の形態2に係る給電システムにおいて行なわれる電力変換ユニットの制御装置への給電制御の処理手順を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。以下では、電子制御ユニット(Electronic Control Unit)を、「ECU」と称する。
[実施の形態1]
図1は、本開示の実施の形態1に係る給電システムの全体構成図である。図1を参照して、この実施の形態に係る給電システムは、電力変換ユニット100と車両200と給電設備300とを備える。電力変換ユニット100は、車両200と給電設備300との間で電力変換を行なうように構成される。
車両200は、DC専用車である。すなわち、車両200はACインレットを備えていない。車両200は、直流電力用インレット(DCインレット)220を有する充電ユニット210と、駆動バッテリ230と、補機バッテリ240と、車両ECU250とを備える。DCインレット220は、端子T51〜T54及び端子群T55を有する。端子T51,T52は高圧電力端子(より特定的には、50V以上の電圧が印加される電力端子)であり、端子T53はグランド端子であり、端子T54は低圧電力端子(より特定的には、50V未満の電圧が印加される電力端子)である。また、端子群T55は、複数の信号端子を含む。端子群T55に含まれる各信号端子は、信号線を介して車両ECU250に接続されている。
外部電源(たとえば、系統電源311)の電力は、電力変換ユニット100を経てDCインレット220の端子T51,T52に入力される。DCインレット220に入力される電力は充電ユニット210を通じて駆動バッテリ230に供給される。充電ユニット210は、DCインレット220から入力される電力に所定の処理を行なう回路(図示しないフィルタ回路等)をさらに含む。こうした回路の処理により、駆動バッテリ230の充電に適した電力が、充電ユニット210から駆動バッテリ230へ出力される。
駆動バッテリ230は、電動走行用の電力を蓄電する車載バッテリである。車両200は、駆動バッテリ230に蓄えられた電力のみを用いて走行可能な電気自動車であってもよいし、駆動バッテリ230に蓄えられた電力とエンジン(図示せず)の出力との両方を用いて走行可能なハイブリッド車であってもよい。
補機バッテリ240は、低電圧系(たとえば、12V系)の車載バッテリであり、車両200に搭載される補機類に対して電力を供給する。補機バッテリ240は、電線を介して端子T53及びT54の各々と接続されている。ただし、補機バッテリ240と端子T54とをつなぐ電線にはスイッチS2が設けられている。スイッチS2の状態(導通状態/遮断状態)は、車両ECU250によって制御される。スイッチS2が導通状態になると、端子T53と端子T54との間に補機バッテリ240の電圧(たとえば、約12V)が印加される。補機バッテリ240としては、たとえば鉛バッテリを採用できる。ただし、鉛バッテリ以外の二次電池(たとえば、ニッケル水素電池)を補機バッテリ240として採用してもよい。車両200に搭載される補機類は、補機バッテリ240の電力を用いて生成される駆動電力(たとえば、電圧5V〜12V程度の電力)で駆動される。補機類の例としては、カーステレオのような車載音響機器、カーナビゲーションシステムのような運転支援装置、空調装置、ヘッドライトのような照明装置、ワイパー装置、メータパネル、及び車両ECU250のような制御用コンピュータが挙げられる。
図示は省略しているが、DCインレット220には、DCコネクタ(たとえば、一般的なDC方式の充電ケーブルのコネクタ、又は電力変換ユニット100のDCコネクタ)がロックされたこと(ひいては、DCコネクタが接続されたこと)を検知する検知器(以下、「接続検知器」とも称する)が設けられている。接続検知器の例としては、リミットスイッチ、近接センサ、光電センサが挙げられる。DCコネクタがロックされると、DCコネクタがロックされたことを示す信号(以下、「DCコネクタ接続信号」とも称する)が接続検知器から停止状態の車両ECU250へ出力される。そして、DCコネクタ接続信号が車両ECU250に入力されると、車両ECU250が起動する。
給電設備300は、AC方式の給電設備である。給電設備300は、電源装置310と充電ケーブル320とを備える。電源装置310は、系統電源311及びコンセント312を含んで構成される。系統電源311は、電力系統(電力会社等によって提供される電力網)から電力の供給を受ける交流電源(たとえば、電圧100V又は200Vの単相交流電源)である。系統電源311は、図示しない配線用遮断器(いわゆるブレーカー)を介してコンセント312に接続されている。配線用遮断器は、過負荷や短絡などの要因で異常な電流が流れたときに電力経路を遮断し、系統電源311からコンセント312(ひいては、充電ケーブル320)への電力の供給を強制的に停止させるように構成される。電源装置310は、コンセントタイプの普通充電器であってもよい。また、コンセント312は、住宅の外壁に設けられたコンセント(たとえば、屋外コンセントボックス)であってもよい。
充電ケーブル320は、交流電力用ケーブル(ACケーブル)であり、たとえばAC方式の給電で使用される一般的な充電ケーブルである。図2は、充電ケーブル320の外観を示す図である。図2を参照して、充電ケーブル320は、CCID(Charging Circuit Interrupt Device)ボックス321と、コンセントプラグ322と、ACコネクタ323とを備える。
再び図1を参照して、コンセントプラグ322は端子T11〜T13を有する。コンセントプラグ322がコンセント312(プラグ受け)に接続される(たとえば、差し込まれる)と、コンセントプラグ322の端子T11、T12、T13がそれぞれ系統電源311のホットエンド、コールドエンド、グランドに電気的に接続される。
CCIDボックス321は、ACリレー31a,31bと、ACリレー31a,31bを制御する制御装置32と、PISW回路33とを内蔵する。制御装置32の電源は、CCIDボックス321内に設けられた図示しない蓄電装置(たとえば、電池)であってもよい。また、制御装置32の駆動電力(すなわち、制御装置32を作動させるための電力)は、電源装置310から供給される交流電力を利用して生成されてもよい。
ACコネクタ323は、端子T21〜T25を有する。端子T21、T22、T23はそれぞれ電線を介して端子T11、T12、T13に接続されている。ただし、端子T11と端子T21とをつなぐ電線にはACリレー31aが設けられ、端子T12と端子T22とをつなぐ電線にはACリレー31bが設けられている。端子T13と端子T23とをつなぐ電線はグランド線に相当し、端子T23はグランド端子に相当する。PISW回路33は、信号線を介して端子T24と接続されている。PISW回路33と端子T24とをつなぐ信号線はPISW信号線に相当し、端子T24はPISW信号端子に相当する。また、制御装置32は、信号線を介して端子T25と接続されている。制御装置32と端子T25とをつなぐ信号線はCPLT信号線に相当し、端子T25はCPLT信号端子に相当する。なお、CPLT信号(コントロールパイロット信号)及びPISW信号(ケーブル接続信号)は、「エスエーイー・エレクトリック・ビークル・コンダクティブ・チャージ・カプラ」の規格に準拠する信号である。
制御装置32は、ACコネクタ323がACインレット(たとえば、電力変換ユニット100のACインレット)に接続された状態において、他の制御装置(たとえば、電力変換ユニット100の制御装置)との間で、CPLT信号による通信を行なうように構成される。たとえば、制御装置32は、CPLT信号を用いて、充電ケーブル320の接続状態、及び充電ケーブル320の電流容量などを通知することができる。また、制御装置32は、CPLT信号により、他の制御装置から電力供給の可否などの通知を受けることができる。制御装置32は、初期においてはACリレー31a,31bをOFF状態(遮断状態)にしており、電力供給が許可されると、ACリレー31a,31bをON状態(導通状態)にする。
PISW回路33は、ACコネクタ323がACインレット(たとえば、電力変換ユニット100のACインレット)に接続された状態と接続されていない状態とで信号経路のインピーダンスが変化するように構成される。PISW回路33は、こうしたインピーダンスの変化を利用して生成されるPISW信号(すなわち、充電ケーブル320が接続/未接続のいずれの状態であるかを示す信号)を制御装置32に出力する。制御装置32は、PISW回路33から入力されるPISW信号に基づいて充電ケーブル320の接続状態(接続/未接続)を判断することができる。
電力変換ユニット100は、以下に説明する構成により、DCインレットのみを備える車両(DC専用車)がAC方式の給電設備から電力の供給を受けることを可能にする。図3は、本開示の実施の形態1に係る電力変換ユニット100の構成を示す図である。
図3を参照して、電力変換ユニット100は、本体部101と、ACインレット102と、DCコネクタ103とを備える。本体部101は、制御装置111と、AC側センサ112と、電力変換回路PCと、DC側センサ116と、検出回路117と、電源回路120とを含む。電力変換回路PCは、制御装置111によって制御される。電力変換回路PCの構成の具体例については後述する(図6参照)。ACインレット102は、端子T31〜T35を有し、充電ケーブル320のACコネクタ323(図1)に接続可能に構成される。DCコネクタ103は、端子T41〜T44及び端子群T45を有し、車両200のDCインレット220(図1)に接続可能に構成される。
図4は、ACインレット102の接続面を示す図である。図3とともに図4を参照して、ACインレット102において、端子T31,T32は、交流電力が入力される高圧電力端子(HOT端子/COLD端子)であり、本体部101内の高圧線PL1,PL2に電気的に接続されている。高圧線PL1,PL2は、50V以上の電圧(たとえば、100V又は200V)が印加される電力線である。端子T33は、グランド端子であり、本体部101内のグランド線GLに電気的に接続されている。端子T34は、PISW信号端子であり、本体部101内のPISW信号線SL1を介して制御装置111に接続されている。端子T35は、CPLT信号端子であり、本体部101内のCPLT信号線SL2を介して制御装置111に接続されている。ただし、CPLT信号線SL2の途中には検出回路117が設けられている。PISW信号線SL1及びCPLT信号線SL2の各々には、50V未満の電圧(この実施の形態では、12V以下の電圧)が印加される。
図1及び図3を参照して、電源回路120は、分岐部D1で高圧線PL1,PL2から分岐した高圧線PL,PLに接続されている。電源回路120は、高圧線PL,PLを通じて供給される交流電力から制御装置111の駆動電力を生成することができる。また、分岐部D2でCPLT信号線SL2から分岐した低圧線SLも電源回路120に接続されている。電源回路120は、低圧線SLを通じて供給される直流電力から制御装置111の駆動電力を生成することもできる。CPLT信号線SL2に設けられている検出回路117は、制御装置111によって制御される。検出回路117によって、制御装置111から制御装置32にACリレー31a,31bのオンを指示するための信号(以下、「ACリレーON信号」とも称する)が生成される。なお、検出回路117及び電源回路120の各々の構成の具体例については後述する(図7及び図8参照)。
ACインレット102の端子T31〜T35は、それぞれ充電ケーブル320のACコネクタ323の端子T21〜T25に対応する。ACインレット102とACコネクタ323とが接続された状態(嵌合状態)においては、ACインレット102の端子T31〜T35がそれぞれACコネクタ323の端子T21〜T25に接続される。端子T21,T22と端子T31,T32とが電気的に接続されることによって、系統電源311から充電ケーブル320を通じてACインレット102へ交流電力を供給することが可能になる。端子T23と端子T33とが電気的に接続されることによって、充電ケーブル320のグランド線が本体部101内のグランド線GLと電気的に接続される。端子T24と端子T34とが電気的に接続されることによって、充電ケーブル320のPISW回路33から出力されるPISW信号が電力変換ユニット100の制御装置111に入力されるようになる。端子T25と端子T35とが電気的に接続されることによって、充電ケーブル320の制御装置32と電力変換ユニット100の制御装置111との間で、CPLT信号による通信を行なうことが可能になる。
図5は、DCコネクタ103の接続面を示す図である。図5には、一例として、チャデモ方式のDCコネクタを示しているが、本開示の技術は、他の方式(CCS(Combined Charging System)方式、又はGB/T方式等)のコネクタにも適用可能である。
図3とともに図5を参照して、DCコネクタ103において、端子T41,T42は、直流電力が出力される高圧電力端子(P(ポジティブ)端子/N(ネガティブ)端子)であり、本体部101内の高圧線PL1,PL2に電気的に接続されている。端子T43は、グランド端子であり、本体部101内のグランド線GLに電気的に接続されている。端子T44は、低圧電力端子であり、本体部101内の低圧線LVを介して電源回路120に接続されている。スイッチS2(図1)が導通状態であるときには、端子T44(ひいては、低圧線LV)に補機バッテリ240の電圧(たとえば、約12V)が印加される。端子群T45は、複数の信号端子を含む。端子群T45は、CAN(Controller Area Network)信号端子、及びCNCT信号端子(コネクタ接続確認用端子)を含む。端子群T45に含まれる各信号端子には、50V未満の電圧(この実施の形態では、12V以下の電圧)が印加される。端子群T45に含まれる各信号端子は、信号線を介して制御装置111に接続されている。
図1及び図3を参照して、DCコネクタ103の端子T41〜T44及び端子群T45は、それぞれ車両200のDCインレット220の端子T51〜T54及び端子群T55に対応する。DCコネクタ103とDCインレット220とが接続された状態(嵌合状態)においては、DCコネクタ103の端子T41〜T44がそれぞれDCインレット220の端子T51〜T54に接続される。また、端子群T45に含まれる各端子も、端子群T55の対応する端子に接続される。DCコネクタ103とDCインレット220とが接続されることで、電力変換ユニット100の制御装置111と車両200の車両ECU250とが相互通信可能に接続される。
図6は、電力変換回路PCの詳細を示す図である。図6を参照して、電力変換回路PCは、力率改善(PFC:Power Factor Correction)回路113と、絶縁回路114と、整流回路115と、遮断スイッチ131,132とを含んで構成される。PFC回路113は、整流回路113a及びインバータ113bを含んで構成される。絶縁回路114は、第1コイル114a及び第2コイル114bを含む絶縁トランスである。
整流回路113aは、入力される交流電力を整流するとともに昇圧するように構成される。より具体的には、整流回路113aは、2つの上下アームと、2つのリアクトルと、1つの平滑コンデンサを含んで構成される。各上下アームにおいて、上アームはダイオードを含み、下アームはスイッチング素子を含む。下アームのスイッチング素子は、制御装置111によって制御される。整流回路113aに含まれる各スイッチング素子が制御装置111によって制御されることで、整流回路113aが昇圧チョッパ回路として機能する。
インバータ113bは、4つのスイッチング素子を含むフルブリッジ回路である。各スイッチング素子は、制御装置111によって制御される。インバータ113bに含まれる各スイッチング素子が制御装置111によって制御されることで、整流回路113aからインバータ113bに入力される直流電力が高周波の交流電力に変換される。
絶縁回路114において、第2コイル114bは、第1コイル114aよりもACインレット102側(PFC回路113側)に位置する。整流回路115は遮断スイッチ131,132を介して絶縁回路114の第1コイル114aに接続されており、PFC回路113は電線を介して絶縁回路114の第2コイル114bに接続されている。
第1コイル114aと第2コイル114bとは互いに電気的に絶縁されている。第2コイル114bよりもACインレット102側(PFC回路113側)の電力経路と、第1コイル114aよりもDCコネクタ103側(整流回路115側)の電力経路とは、絶縁回路114によって電気的に絶縁されている。絶縁回路114は、第2コイル114bに印加される交流電圧を昇圧して第1コイル114aに出力する。
遮断スイッチ131,132は、絶縁回路114と整流回路115との間に配置されている。遮断スイッチ131,132は、絶縁回路114と整流回路115との間で電流の導通/遮断を切り替えるように構成される。遮断スイッチ131,132としては、たとえば電磁式のメカニカルリレーを採用できる。ただし、SSR(Solid State Relay)とも称される半導体リレーを遮断スイッチ131,132として採用してもよい。半導体リレーの例としては、サイリスタ、トライアック、又はトランジスタ(IGBT、MOSFET、バイポーラトランジスタ等)から構成されるリレーが挙げられる。
遮断スイッチ131,132の状態(導通状態/遮断状態)は、制御装置111によって制御される。遮断スイッチ131,132が導通状態であるときには、絶縁回路114から整流回路115へ電流が流れることが許容され、遮断スイッチ131,132が遮断状態であるときには、絶縁回路114から整流回路115へ電流が流れることが禁止される。
整流回路115は、4つのダイオードを含むダイオードブリッジ回路である。整流回路115は、絶縁回路114よりもDCコネクタ103側に位置し、絶縁回路114の第1コイル114aから供給される交流電力を直流電力に変換するように構成される。
電力変換回路PCは、上記のような構成(図6参照)によって、ACインレット102側から入力される交流電力にAC/DC変換(交流から直流への変換)を行なってDCコネクタ103側に直流電力を出力するように構成される。なお、電力変換回路PCの構成は、図6に示した構成に限定されない。たとえば、電力変換回路PCは、絶縁回路を含まない整流回路であってもよい。
再び図3を参照して、電力変換ユニット100において、AC側センサ112は、ACインレット102の端子T31,T32と電力変換回路PCとの間に配置されている。AC側センサ112は、ACインレット102に入力される電力の電圧を検出する電圧センサと、ACインレット102と電力変換回路PCとの間を流れる電流を検出する電流センサとを含む。DC側センサ116は、電力変換回路PCとDCコネクタ103の端子T41,T42との間に配置されている。DC側センサ116は、DCコネクタ103に出力される電力の電圧を検出する電圧センサと、電力変換回路PCとDCコネクタ103との間で電流を検出する電流センサとを含む。
ACインレット102の端子T31,T32に交流電力が入力されると、電力変換回路PCによって直流電力が生成され、生成された直流電力がDCコネクタ103の端子T41,T42に出力される。この際、ACインレット102と電力変換回路PCとの間を流れる電流がAC側センサ112によって検出されるとともに、電力変換回路PCとDCコネクタ103との間を流れる電流がDC側センサ116によって検出される。AC側センサ112及びDC側センサ116の各々の検出結果は、制御装置111に入力される。
制御装置111は、演算装置、記憶装置、及び入出力ポート(いずれも図示せず)を含んで構成される。演算装置としては、たとえばCPU(Central Processing Unit)を採用できる。記憶装置は、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、各種情報を保存するストレージ(たとえば、ROM(Read Only Memory)及び書き換え可能な不揮発性メモリ)とを含む。ストレージには、各種制御で用いられるプログラムのほか、プログラムで使用される各種パラメータも予め格納されている。記憶装置に記憶されているプログラムを演算装置が実行することで、各種制御が実行される。なお、各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
制御装置111は、ACインレット102とDCコネクタ103との間を電流が流れているときに、AC側センサ112の電流センサとDC側センサ116の電流センサとの少なくとも一方によって電流の異常(たとえば、漏電又は過電流など)が検知された場合には、電力変換回路PCの遮断スイッチ131,132(図6)を遮断状態にするように構成される。制御装置111は、高圧線PL1,PL2を流れる電流の平衡状態が崩れたときに、電流の異常(より特定的には、漏電)が生じたと判断してもよい。また、制御装置111は、高圧線PL1,PL2を過大な電流が流れたときに、電流の異常(より特定的には、過電流)が生じたと判断してもよい。
図7は、検出回路117の詳細を示す図である。図7を参照して、制御装置111と端子T35とをつなぐCPLT信号線SL2には検出回路117が設けられている。また、分岐部D2でCPLT信号線SL2から分岐した低圧線SLは電源回路120に接続されている。
検出回路117は、ダイオード117aと、可変インピーダンス部117bとを含んで構成される。可変インピーダンス部117bは、複数の抵抗素子と、スイッチS1とを含む。スイッチS1は、制御装置111によってオン/オフ制御される。スイッチS1がON状態であるときとスイッチS1がOFF状態であるときとでは、可変インピーダンス部117bのインピーダンスが異なる。制御装置111は、スイッチS1をオン/オフ制御することによって、可変インピーダンス部117bのインピーダンスを変えることができる。この実施の形態では、可変インピーダンス部117bのスイッチS1がOFF状態からON状態になったことを示す電気信号が、ACリレーON信号に相当し、端子T35に出力される。
図1及び図7を参照して、ACインレット102とACコネクタ323とが接続された状態(嵌合状態)においては、端子T25と端子T35とが電気的に接続されるため、端子T35に出力されるACリレーON信号は、端子T25から充電ケーブル320の制御装置32に入力される。制御装置32は、ACリレーON信号を受信すると、電力供給が許可されたと判断して、ACリレー31a,31bをオンする。
図8は、電源回路120の詳細を示す図である。図8を参照して、電源回路120は、AC/DCコンバータ121と、DC/DCコンバータ122とを含んで構成される。電源回路120は、外部から供給される電力を用いて制御装置111の駆動電力(すなわち、制御装置111を作動させるための電力)を生成し、生成された駆動電力を制御装置111に供給するように構成される。
図1及び図8を参照して、端子T31,T32に接続される高圧線PL1,PL2(図3)から分岐した高圧線PL,PLは、AC/DCコンバータ121に接続されている。AC/DCコンバータ121は、電線を介して制御装置111に接続されている。ACコネクタ323から端子T31,T32に供給される交流電力は、AC/DCコンバータ121を通じて制御装置111に供給される。AC/DCコンバータ121は、端子T31,T32から高圧線PL,PLを通じて供給される交流電力を制御装置111の駆動に適した直流電力に変換するように構成される。
また、端子T35に接続されるCPLT信号線SL2から分岐した低圧線SL(図3)は、DC/DCコンバータ122に接続されている。また、端子T44に接続される低圧線LVも、DC/DCコンバータ122に接続されている。DC/DCコンバータ122は、電線を介して制御装置111に接続されている。ACコネクタ323から端子T35に供給される直流電力は、DC/DCコンバータ122を通じて制御装置111に供給される。また、DCコネクタ103から端子T44に供給される直流電力も、DC/DCコンバータ122を通じて制御装置111に供給される。DC/DCコンバータ122は、端子T35,T44から低圧線SL,LVを通じて供給される直流電力を制御装置111の駆動に適した直流電力に変換(たとえば、変圧)するように構成される。
この実施の形態に係る電力変換ユニット100では、制御装置111が、上記のように電源回路120に接続される。そして、電源回路120は、高圧線PL,PLと低圧線SLと低圧線LVとの少なくとも1つから供給される電力によって制御装置111を動作させるように構成される。この実施の形態では、ACコネクタ323がACインレット102に接続されると、制御装置32によってACコネクタ323の端子T25に所定の直流電圧(たとえば、CPLT信号の最高電圧)が印加され、端子T25の電圧が端子T35から低圧線SLを通じてDC/DCコンバータ122に入力される。また、DCコネクタ103がDCインレット220に接続されると、車両ECU250によってDCインレット220の端子T54に補機バッテリ240の電圧が印加され、端子T54の電圧が端子T44から低圧線LVを通じてDC/DCコンバータ122に入力される。制御装置111は、低圧線SL又はLVから供給される直流電力がDC/DCコンバータ122を経て生成される駆動電力によって起動する。
また、上記制御装置111の起動後、所定の条件が成立すると、制御装置32によってACリレー31a,31bがオンされて、系統電源311の電力がACコネクタ323の端子T21,T22に供給される。そして、端子T21,T22に供給された電力が端子T31,T32から高圧線PL,PLを通じてAC/DCコンバータ121に入力される。これにより、高圧線PL,PLから供給される交流電力がAC/DCコンバータ121を経て生成される駆動電力によって、制御装置111が動作するようになる。
図9は、実施の形態1に係る給電システムにおいて、充電ケーブル320、電力変換ユニット100、及び車両200の各々で行なわれる制御装置111への給電制御の処理手順を示すフローチャートである。図9に示される充電ケーブル320の処理は、たとえば制御装置32が起動したときに開始される。制御装置32は、たとえば充電ケーブル320のコンセントプラグ322が電源装置310のコンセント312に接続されたときに起動する。図9に示される電力変換ユニット100の処理は、たとえば制御装置111が停止状態になったときに開始される。このとき、検出回路117のスイッチS1(図7)はOFF状態になっている。制御装置111は、たとえばACインレット102及びDCコネクタ103の両方が非接続状態になったときに停止状態になる。図9に示される車両200の処理は、たとえば車両システム(ひいては、車両ECU250)が停止状態になったときに開始される。車両システムは、たとえば車両200の起動スイッチ(図示せず)がオフされたときに停止状態になる。起動スイッチは、一般に「パワースイッチ」又は「イグニッションスイッチ」などと称されるスイッチである。
図1及び図3とともに図9を参照して、電力変換ユニット100は、ステップ(以下、単に「S」とも表記する)11で制御装置111が起動したか否かを判断し、制御装置111が起動したと判断されるまでS11の処理を繰り返す。初期においては、制御装置111に電力が供給されていないため、S11においてNOと判断される。その後、制御装置111が起動し得る電力が制御装置111に供給されると、S11においてYESと判断されるようになる。
充電ケーブル320の制御装置32は、S31において、PISW信号又はCPLT信号に基づいて、充電ケーブル320のACコネクタ323が電力変換ユニット100のACインレット102に接続されたか否かを判断する。ACコネクタ323が接続されるまでの間(すなわち、S31にてNOと判断されている期間)はS31の処理が繰り返される。他方、ACコネクタ323が接続された場合(S31にてYES)には、制御装置32は、S32において、CPLT信号線を用いて制御装置111への給電を行なう。
より具体的には、制御装置32は、S32において、CPLT信号線を通じてACコネクタ323の端子T25に約12Vの直流電圧を出力する。ACコネクタ323とACインレット102とは接続されているため、端子T25の電圧は端子T35から低圧線SLを通じて電源回路120のDC/DCコンバータ122(図8)に入力される。DC/DCコンバータ122は、入力された電力を用いて制御装置111の駆動電力を生成し、生成された駆動電力を制御装置111に供給する。これにより、制御装置111が起動する。
電力変換ユニット100の制御装置111が起動すると、S11においてYESと判断され、処理がS12に進む。S12では、制御装置111が、CPLT信号線の電圧によって起動したか否かを判断する。上記S32の給電によって制御装置111が起動した場合には、S12においてYESと判断される。他方、後述するS22の給電によって制御装置111が起動した場合には、S12においてNOと判断される。
S12においてYESと判断された場合には、処理がS13に進む。S13では、制御装置111が、検出回路117のスイッチS1(図7)をオンする。これにより、前述したACリレーON信号が端子T35に出力される。
充電ケーブル320の制御装置32は、上記S32の処理後、S33において、電力変換ユニット100からACリレーON信号を受信したか否か(ひいては、スイッチS1がOFF状態からON状態になったか否か)を判断する。ACリレーON信号の受信が確認されるまでの間(S33においてNOと判断されている期間)はS33の処理が繰り返される。そして、制御装置32は、ACリレーON信号を受信すると(S33にてYES)、S34において、ACリレー31a,31bをオンする。これにより、系統電源311の交流電力がACコネクタ323の端子T21,T22に供給される。ACコネクタ323とACインレット102とは接続されているため、端子T21,T22に供給された交流電力は、端子T31,T32から高圧線PL,PLを通じて電源回路120のAC/DCコンバータ121(図8)に入力される。AC/DCコンバータ121は、入力された電力を用いて制御装置111の駆動電力を生成し、生成された駆動電力を制御装置111に供給する。これにより、AC/DCコンバータ121が生成する駆動電力によって、制御装置111が動作するようになる。このように、S32の給電によって制御装置111が起動した場合には、制御装置111の起動後、充電ケーブル320の制御装置32が制御装置111からACリレーON信号を受信したときに、ACコネクタ323から高圧線PL,PLを通じて制御装置111に駆動電力が供給される。
一方、電力変換ユニット100の制御装置111は、上記S13の処理後、S14において、上述した高圧線PL,PL(ACライン)からの給電があったか否か(ひいては、ACリレー31a,31bがOFF状態からON状態になったか否か)を判断する。ACラインからの給電が確認されるまでの間(S14においてNOと判断されている期間)はS14の処理が繰り返される。そして、制御装置111は、ACラインからの給電があると(S14にてYES)、S15において、スイッチS1をオフする。
車両200においては、S21で、電力変換ユニット100のDCコネクタ103がDCインレット220に接続されたか否か(ひいては、前述したDCコネクタ接続信号の有無)が判断される。DCコネクタ103が接続されるまでの間(すなわち、S21にてNOと判断されている期間)はS21の処理が繰り返される。他方、DCコネクタ103が接続された場合(S21にてYES)には、DCコネクタ接続信号が車両ECU250に入力され、車両ECU250が起動する。そして、起動した車両ECU250は、S22において、低圧線LVを用いて制御装置111への給電を行なう。
より具体的には、車両ECU250は、S22において、スイッチS2をオンして、DCインレット220の端子T54に補機バッテリ240の電圧(たとえば、約12Vの直流電圧)を出力する。DCコネクタ103とDCインレット220とは接続されているため、端子T54の電圧は端子T44から低圧線LVを通じて電源回路120のDC/DCコンバータ122(図8)に入力される。DC/DCコンバータ122は、入力された電力を用いて制御装置111の駆動電力を生成し、生成された駆動電力を制御装置111に供給する。
S32よりもS22のほうが先に実行された場合には、上記低圧線LVの電圧(ひいては、補機バッテリ240の電圧)によって電力変換ユニット100の制御装置111が起動する。このため、S12においてNOと判断される。S12においてNOと判断された場合には、S13〜S15が行なわれることなく、図9に示される電力変換ユニット100の一連の処理が終了する。よって、ACリレー31a,31bはオンされない。S22の給電によって制御装置111が起動した場合には、制御装置111の起動後、所定の充電開始条件が成立したときに、ACコネクタ323から高圧線PL,PLを通じて制御装置111に駆動電力が供給される。より具体的には、電力変換ユニット100の制御装置111は、車両ECU250からの情報に基づいて充電開始条件が成立したか否かを判断する。そして、充電開始条件が成立すると、制御装置111から充電ケーブル320の制御装置32へACリレーON信号が送信される。ACリレーON信号を受信した制御装置32はACリレー31a,31bをオンする。これにより、駆動バッテリ230の充電が開始される。なお、充電開始条件は任意に設定できる。たとえば、車両200が駐車中であり、かつ、電力変換ユニット100のACインレット102及びDCコネクタ103の両方が接続状態であり、かつ、ユーザから車両200に充電要求があったときに充電開始条件が成立するようにしてもよい。また、車両200が駐車中であり、かつ、電力変換ユニット100のACインレット102及びDCコネクタ103の両方が接続状態であり、かつ、予め設定された充電開始時刻が到来したときに充電開始条件が成立するようにしてもよい。
以上説明したように、この実施の形態に係る電力変換ユニット100は、車両200のDCインレット220(直流電力用インレット)に接続可能なDCコネクタ103と、充電ケーブル320(交流電力用ケーブル)のACコネクタ323に接続可能なACインレット102と、ACインレット102とDCコネクタ103との間に位置する電力変換回路PCと、電力変換回路PCを制御する制御装置111とを備える。電力変換回路PCは、ACインレット102側から入力される交流電力を直流電力に変換してDCコネクタ103側へ出力するように構成される。上記構成を有する電力変換ユニット100を用いることで、AC方式の給電設備300から供給される交流電力を直流電力に変換して車両200に供給することが可能になる。このため、上記電力変換ユニット100によれば、DCインレットのみを備える車両200が給電設備300から電力の供給を受けることが可能になる。
電力変換ユニット100の制御装置111は、ACコネクタ323がACインレット102に接続された場合には、接続されたACコネクタ323から供給される電力(S32によって供給される電力)によって動作するように構成される。また、制御装置111は、DCインレット220がDCコネクタ103に接続された場合には、接続されたDCインレット220から供給される電力(S22によって供給される電力)によって動作するように構成される。また、制御装置111は、DCインレット220とACコネクタ323との両方がDCコネクタ103及びACインレット102の両方に接続された場合に、接続されたDCインレット220及びACコネクタ323の両方から供給される電力によって動作するように構成される。このように、電力変換ユニット100の外部から供給される電力によって、電力変換ユニット100が備える制御装置111を動作させることができる。このため、電力変換ユニット100には、制御装置111の電源が搭載されていない。こうすることで、電力変換ユニット100を簡素な構成にすることができる。また、制御装置111の電源を電力変換ユニット100に搭載しないことで、電力変換ユニット100の低コスト化を図ることができる。
[実施の形態2]
本開示の実施の形態2に係る給電システムについて説明する。実施の形態2は実施の形態1と共通する部分が多いため、主に相違点について説明し、共通する部分についての説明は割愛する。
実施の形態2に係る給電システムは、基本的には、実施の形態1に係る給電システム(図1〜図8参照)に準ずる構成を有する。ただし、実施の形態2に係る給電システムでは、図9の処理の代わりに、図10の処理が行なわれる。
図10は、実施の形態2に係る給電システムにおいて、充電ケーブル320、電力変換ユニット100、及び車両200の各々で行なわれる制御装置111への給電制御の処理手順を示すフローチャートである。図10の処理は、S12(図9)の代わりにS120、S22(図9)の代わりにS23が実行されること以外は、図9の処理と同じである。
図1及び図3とともに図10を参照して、電力変換ユニット100は、S11で、制御装置111が起動したか否かを判断し、制御装置111が起動したと判断されるまでS11の処理を繰り返す。この実施の形態では、S22の給電(図9)が行なわれないため、制御装置111はS32の給電によって起動される。
一方、車両200において、電力変換ユニット100のDCコネクタ103がDCインレット220に接続されると(S21にてYES)、DCコネクタ接続信号が車両ECU250に入力され、車両ECU250が起動する。そして、起動した車両ECU250は、S23において、DCインレット220にDCコネクタ103が接続されたことを示すCNCT信号を電力変換ユニット100の制御装置111へ送信する。このCNCT信号は、端子群T45に含まれるCNCT信号端子に入力され、CNCT信号端子に接続されるCNCT信号線を通じて制御装置111に入力される。DCコネクタ103がDCインレット220に接続されている間は、車両ECU250から制御装置111へのCNCT信号の送信が継続される。
S32の給電(すなわち、CPLT信号線の電圧)によって制御装置111が起動すると、S11においてYESと判断され、処理がS120に進む。S120では、制御装置111が、車両200からCNCT信号を受信したか否か(ひいては、DCコネクタ103が接続されたか否か)を判断する。CNCT信号の受信が確認されるまでの間(S120においてNOと判断されている期間)はS120の処理が繰り返される。そして、制御装置111がCNCT信号を受信すると(S120にてYES)、処理がS13に進み、S13〜S15の処理によって、系統電源311の交流電力が高圧線PL,PLを通じて電源回路120に入力され、電源回路120によって生成される駆動電力が制御装置111に供給される。
上記のように、この実施の形態に係る電力変換ユニット100の制御装置111は、ACコネクタ323がACインレット102に接続された場合に、ACコネクタ323から供給される電力(S32によって供給される電力)によって動作するように構成される。また、DCインレット220とACコネクタ323との両方がDCコネクタ103及びACインレット102の両方に接続された場合にも、制御装置111は、ACコネクタ323から供給される電力によって動作する。すなわち、電力変換ユニット100の外部から供給される電力によって、電力変換ユニット100が備える制御装置111を動作させることができる。なお、この実施の形態に係る電力変換ユニット100では、DCインレット220のみがDCコネクタ103に接続された場合には、DCインレット220から制御装置111に駆動電力は供給されない。
この実施の形態に係る給電システムでは、S32の給電によって制御装置111が起動した後、制御装置111がDCコネクタ103の接続の有無を判断し、DCコネクタ103が接続されていると判断されたとき(S120にてYES)に、ACコネクタ323から高圧線PL,PLを通じて制御装置111に駆動電力が供給される。このため、ACインレット102が接続状態になっても、DCコネクタ103が接続状態になるまでは、系統電源311の交流電力が電力変換ユニット100に供給されない。こうすることで、系統電源311の消費電力を削減することができる。
[他の実施の形態]
電力変換ユニット100は、ACコネクタ323のみがACインレット102に接続されても、ACコネクタ323から制御装置111に駆動電力が供給されないように構成されてもよい。たとえば、図9の処理において、S32の給電を行なわないようにして、制御装置111がS22の給電のみによって起動されるようにしてもよい。
検出回路117の構成は、図7に示した構成に限られず、適宜変更可能である。また、電源回路120の構成も、図8に示した構成に限られず、適宜変更可能である。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
31a,31b ACリレー、32 制御装置、33 PISW回路、100 電力変換ユニット、101 本体部、102 ACインレット、103 DCコネクタ、111 制御装置、112 AC側センサ、113 PFC回路、113a 整流回路、113b インバータ、114 絶縁回路、114a 第1コイル、114b 第2コイル、115 整流回路、116 DC側センサ、117 検出回路、117a ダイオード、117b 可変インピーダンス部、120 電源回路、121 AC/DCコンバータ、122 DC/DCコンバータ、131,132 遮断スイッチ、200 車両、210 充電ユニット、220 DCインレット、230 駆動バッテリ、240 補機バッテリ、250 車両ECU、300 給電設備、310 電源装置、311 系統電源、312 コンセント、320 充電ケーブル、321 CCIDボックス、322 コンセントプラグ、323 ACコネクタ、PC 電力変換回路、T11〜T13,T21〜T25,T31〜T35,T41〜T44,T51〜T54 端子、T45,T55 端子群。

Claims (1)

  1. 車両の直流電力用インレットに接続可能なDCコネクタと、
    交流電力用ケーブルのACコネクタに接続可能なACインレットと、
    前記ACインレットと前記DCコネクタとの間に位置し、前記ACインレット側から入力される交流電力を直流電力に変換して前記DCコネクタ側へ出力するように構成される電力変換回路と、
    前記電力変換回路を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記直流電力用インレットと前記ACコネクタとの少なくとも一方が前記DCコネクタ及び前記ACインレットの少なくとも一方に接続された場合に、前記接続された前記直流電力用インレット及び前記ACコネクタの少なくとも一方から供給される電力によって動作するように構成される、電力変換ユニット。
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