JP2005294066A - 発光表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、くし型若しくは網目状の電極を用いて全面を高効率に利用した発光表示を可能とする発光表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、画素毎に設けられるくし型の複数の第2電極を、第1基板に対向する面に有する第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が第1電極付近で生成するように、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備することを特徴とする発光表示装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光表示装置及びその駆動方法に関する。
電極間に電圧を印加することで電気化学的に発光するエレクトロケミルミネッセンス(ECL)材料は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイとは異なる発光モードのディスプレイを作成できる。発光モードを利用するディスプレイに要求される主な性能に、輝度の高さと、発光効率がある。現在、普及の一途をたどる携帯電話は、屋外での使用が多いため、太陽光下でも視認可能な輝度が要求されている。また、乾電池を始めとする携帯型の電源を用いることが主となるため、発光効率は極めて重要となっている。
ECL材料の発光メカニズムは、ECL分子が、対向する電極上でカチオンラジカル分子、あるいはアニオンラジカル分子となることから始まる。ラジカル分子は互いに反対の電極に引き寄せられ、電極に到達する前に、カチオンラジカル分子とアニオンラジカル分子が衝突して励起状態の分子と基底状態の分子が生成される。この時、励起状態の分子が基底状態の分子に戻る際に発光が伴うことを利用して、発光ディスプレイとして用いることができる。
ECL材料を発光ディスプレイとして用いる場合の電極配置として、同一平面上に一対のくし型電極を配置する提案がなされている(例えば、非特許文献1参照)。しかしながら、電極の端部では発光が確認できるものの、電極の中ほどでの発光輝度は極めて弱いという問題があった。また、対向する一対の平面電極を配置する構造もあるが、この場合も高い発光輝度を得ることが出来なかった。
H. Schaper, H. Kostlin, E. Schnedler, J. Electrochem. Soc. Solid-STATE SCIENCE and TECHNOLOGY, Vol.129, 1289-1294 (1982)
この問題に鑑み、本発明は、くし型若しくは網目状の電極を用いて全面を高効率に利用した発光表示を可能とする発光表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
そこで本発明は、複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、画素毎に設けられるくし型の複数の第2電極を、第1基板に対向する面に有する第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が第1電極付近で生成するように、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備することを特徴とする発光表示装置を提供する。
本発明においては、第2電極は、複数の櫛歯を組合せた形状であっても良い。
また本発明は、複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、画素毎に設けられる網目状の複数の第2電極を、第1基板に対向する面に有する第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が第1電極付近で生成するように、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備することを特徴とする発光表示装置を提供する。
また本発明は、複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、画素毎に設けられるくし型の複数の第2電極を、第1基板に対向する面に有する第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備し、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が第1電極付近で生成するように電圧を印加することを特徴とする発光表示装置の駆動方法を提供する。
本発明においては、第2電極は、複数の櫛歯を組合せた形状であっても良い。
また本発明は、複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、画素毎に設けられる網目状の複数の第2電極を、第1基板に対向する面に有する第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、第1電極と第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備し、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が第1電極付近で生成するように電圧を印加することを特徴とする発光表示装置の駆動方法を提供する。
本発明によれば、くし型若しくは網目状の電極を用いて全面を高効率に利用した発光表示を可能とする発光表示装置及びその駆動方法を提供することが出来る。
本発明者らが、高効率な発光表示の可能な電極構造、配置について検討したところ、以下のような知見が得られた。
まず、対向する平面電極間にECL分子が存在するような画素を作成した場合、電圧を印加しても電極全面で一様に発光せず、電極の端部での発光が主になることがわかった。この場合、端部と同程度の輝度の発光が電極全面で起こることを想定した場合と比較して、発光輝度は低く、発光効率も低いことになる。
電極の端部での発光が主になる原因としては、以下の理由が考えられる。電極近傍でラジカルが生成しもう一方の電極に移動する際、新たにラジカルが生成するためには、ECL分子が電極近傍に供給される必要がある。しかし、ベタ電極の場合、電極近傍で発生したラジカルの移動等に伴うECL分子や電解質の流れが電極間に発生しており、新たにラジカルになるためのECL分子の供給は強い流れが起きていない電極の端部領域でしか行われなくなる。すなわち、電圧が電極全面に一様に印加される系では、ラジカルの生成、移動、及びラジカルになる前のECL分子の供給効率が低くなる現象が起こる可能性が高い。
他方、上述したように、同一平面上に一対のくし型電極を配置した場合、電極の端部では発光が確認できるものの、電極の中ほどでの発光輝度は極めて弱いという問題があった。これは上述したのと同様な理由が考えられるが、さらに一対のくし型電極を配置した場合、アノード電極、あるいはカソード電極のいずれかでしか発光が認められないことが分かった。アノード電極、あるいはカソード電極のいずれかでしか発光しない理由としては、一方の電極付近で生成したラジカルが、他方の電極まで移動出来ずに失活することから、他方の電極付近からラジカルが移動してきて一方の電極付近でラジカル同士が衝突し、発光する可能性が高いと考えられる。
そこで本発明者らが検討を重ねた結果、一対の電極を対向して配置させた間に発光材料を配置し、電極の一方をベタ電極、他方をくし型電極若しくは網目状電極として、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命側のラジカル分子がベタ電極で生成するように、電圧を印加することによりこれらの問題を解決できることを見出し、本発明に至った。
つまり、くし型電極若しくは網目状電極とベタ電極とを対向させた場合、双方の電極近傍で発生したラジカル分子が反対側の電極に移動する。このとき、ベタ電極近傍では、短寿命のラジカル分子が生成することからラジカルが実質的に移動出来ない。したがって、ベタ電極近傍では全面にラジカル分子が存在することになる。また、このラジカル分子は短寿命であるので、これが失活してラジカルになる分子の供給源となる。一方、くし型電極若しくは網目状電極近傍ではラジカル分子が移動する強い流れがあるものの、基板上の電極のない部分では弱い流れしかなく、ここから新たにラジカルになる分子を供給することが充分可能となる。そこで、寿命の特に短いラジカルがベタ電極で生成するように直流電圧を印加することにより、電極のない部分が存在するくし型もしくは網型電極ではなく、ベタ電極全面で発光させることが可能となり、輝度、及び発光効率が共に向上することになる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る表示装置について図1及び図2を用いて詳細に説明する。
本実施形態の表示装置は、図1に示すように、第1基板2と、第1基板2上に設けられた第1電極4(ベタ電極)と、第1基板2に離間対向して設けられた第2基板1と、第2基板1上に設けられた第2電極3(くし型電極)とを有する。第1電極4は全面に共通して設けられ、画素毎に設けられる第2電極3は画素を長方形とした場合の、長方形の一辺(櫛歯の付け根)11を残し平行な隙間の間に設けられた櫛歯12を複数持つくし型に形成されている。
第1基板2と第2基板1との間には、電解質材料中に、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光(エレクトロケミルミネッセンス、ECL)する発光材料(ECL材料)を含む発光層5が設けられる。第1電極4は少なくとも1画素中では隙間無く設けられた平面電極とし、第2電極3は画素毎に1つのくし型を持つくし型電極とし、第1電極4と第2電極3とが重なり合った領域が一つの画素となる。第1電極4は、複数画素で共通としても良く、行または列で共通若しくは全画素で共通としても良い。
そして、図示しない駆動手段により、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が第1電極4で生成するように、第1電極4と第2電極3との間に直流電圧を印加する。発光層の材料として用いる、ECL材料や電解質等の組合せにより、短寿命なラジカル分子が生成する電極は異なる。これらの材料については後述するが、例えば、発光層が、1,2-ジメトキシエタン溶媒にECL材料としてルブレン(5,6,11,12-tetraphenyltetracene)を溶解した溶液で形成されている場合には、ルブレンのカチオンラジカル分子の寿命が特に短いので、カチオンラジカル分子が第2電極3近傍に生成するように第2電極3をアノード電極とし、第1電極4をカソード電極となるようにする。
発光層5には、後述するようなECL材料が含まれ、このECL材料が電極近傍で酸化されてカチオンラジカル、還元されてアニオンラジカルとなり、この両者が会合消失する際に、励起状態の発光材料が生成し、その失活過程において発光する。しかし、ラジカル状態の分子は、通常はエネルギー的に不安定な状態である。そのため、長期間存在することはできず、溶媒等に電荷を移して、エネルギー的に安定な状態になってしまう。このエネルギーが不安定な状態から安定な状態になることを失活とよび、励起状態になった分子が失活するまでの時間、すなわちエネルギー的に不安定な状態で存在できる時間をラジカルの寿命と本明細書では定義する。
分子の性質、及び環境により、カチオンラジカル、あるいはアニオンラジカルのいずれか一方は、他方と比較してこの寿命が短い。そのため、ECL材料を用いた表示装置の場合、一方の電極近傍で生成した寿命の特に短いラジカルは、他方の電極に到達することなく失活してしまうと考えられており、ECL発光は寿命の特に短いラジカルが生成する電極近傍で見られるのが一般的である。
これを考慮すると、ECL分子が溶解した溶液中に電極を浸して、直流電圧を印加した時に、カソード電極近傍で発光が観測された場合、そのECL分子はアニオンラジカルの寿命が特に短いと評価でき、アノード電極近傍で発光が観測された場合、そのECL分子はカチオンラジカルの寿命が特に短いと評価できることになる。
次に、本実施形態の表示装置の駆動方法について説明する。
本実施形態の表示装置においては、第1電極4と第2電極3との間に、カチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子の内、短寿命側のラジカル分子が第1電極4で生成するように、直流電圧を印加すればよい。このとき、直流電圧は例えば1V以上10V程度とすれば良い。
本実施形態の表示装置をこのように駆動することにより、上述したように、新たにラジカルになる分子を供給しつつ、第1電極4全面で発光させることが可能となり、輝度、及び発光効率が共に向上することになる。
次に、本実施形態の表示装置に用いられる各構成について詳しく説明する。
画素の大きさを数十μm角以上数十mm角以下程度とした時、第2電極3のくし型パターンのうち、1本の櫛歯12の幅は、発光層5の厚さ(第1電極4と第2電極3との間の距離)の半分程度から、発光層5の厚さの2倍程度が良い。さらには発光層5の厚さの半分程度から、発光層5の厚さと同程度が望ましい。例えば、発光層5の厚さが8μmであった場合、電極の幅は4μm〜16μmが良く、さらには、4μm〜8μm程度が望ましい。また、櫛歯12同士の間隔は、櫛歯12の幅の5分の1から櫛歯12と同じ幅程度が良く、さらには、5分の1から電極の半分の幅程度が望ましい。例えば、櫛歯12の幅が、10μmであった場合、櫛歯12同士の間隔は2μmから10μm程度が良く、さらには、2μmから5μm程度が望ましい。このような間隔で櫛歯12を配置することにより、ベタ電極と比較して端の形状が多く、ラジカルになる分子を供給しやすい構造になる。また、同様な理由により、第2電極3のうち櫛歯の付け根11となる部分については、発光層5の厚さが8μmであった場合、櫛歯の付け根11の幅は4μm〜16μmが良く、さらには、4μm〜8μm程度とすることが好ましい。
第1基板2及び第2基板1はガラス、プラスチック(PET、PEN、PES、PC)等を用いることができる。観測面を第1基板2側とする場合には、第1基板2は可視光領域で吸収が少ない材料を用いることが好ましい。同様に、観測面を第2基板1側とする場合には、第2基板1は可視光領域で吸収が少ない材料を用いることが好ましい。
第1基板2上に設けられる第1電極4、及び第2基板1上に設けられる第2電極3は、透明電極を用いる場合は、金属酸化物半導体では、遷移金属の酸化物、例えば、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、ストロンチウム、亜鉛、錫、インジウム、イットリウム、ランタン、バナジウム、ニオブ、タンタル、クロム、モリブデン、タングステンの酸化物、SrTiO3,CaTiO3,BaTiO3,MgTiO3、SrNb26のようなペロブスカイト、あるいはこれらの複合酸化物または酸化物混合物、GaN、等を用いることが出来る。また、反射電極を用いる場合は、Al、Ag等を用いることが出来る。第1基板2側を観測面とする場合は、第1電極4は透明電極を用いることが好ましい。同様に、第2基板1側を観測面とする場合は、第2電極3は透明電極を用いることが好ましい。
第1電極4の大きさは、開口率を上げるために大きい方が好ましく、櫛歯の付け根11となる部分と櫛歯12、櫛歯12同士の隙間が画素いっぱいに広がっていることが好ましい。同様に、第2電極3の大きさは、開口率を上げるために大きい方が好ましく、全面に形成されていても良い。また、各画素で共通とはしていても、各画素で区切ってもよく、また各列若しくは各行でつながっている形状としても良い。
第1電極4を形成した第1基板2と、第2電極3を形成した第2基板1との間には、ECL材料及び電解質を含む発光層5が設けられる。ECL材料としては、多環芳香族化合物である、ナフタセン誘導体(ルブレン、5,12-ジフェニルナフタセン)、アントラセン誘導体(9,10-ジフェニルアントラセン)、ペンタセン誘導体(6,10-ジフェニルペンタセン)、ペリフランテン誘導体(ジベンゾテトラ(メチルフェニル)ペリフランテン)、等や、π電子共役高分子である、ポリパラフェニレンビニレン誘導体、ポリチオフェン誘導体、ポリパラフェニレン誘導体、ポリフルオレン誘導体、等や、ヘテロ芳香族化合物である、クマリン等や、キレート金属錯体である、Ru(bpy)3 2+等や、有機金属化合物である、トリス(2-フェニルピリジン)イリジウム等や、キレートランタノイド錯体などがあげられる。電解質は、溶媒(液体電解質用)、もしくはこの溶媒で膨潤したゲル状の高分子(固体電解質用)と、これに溶解した支持塩とを有する。支持塩は、Tetrabutylammonium perchlorate、ヘキサフルオロりん酸カリウム、Lithium trifluoromethanesulfonate、過塩素酸リチウム、テトラフルオロほう酸テトラ-n-ブチルアンモニウム、tripropyl amine、tetra-n-butylammonium fluoroborate、等があげられる。また、溶媒としては、アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、プロピレンカーボネート、o-ジクロロベンゼン、グリセリン、水、エチルアルコール、プロピルアルコール、ジメチルカーボネート、エチレンカーボネート、γ-ブチロラクトン、NMP、2-メチルテトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフラン、ベンゾニトリル、シクロヘキサン、ノルマルヘキサン、アセトン、ニトロベンゼン、1,3-ジオキソラン、フラン、ベンゾトリフルオリド、1,2-ジメトキシエタン等があげられる。また、ゲル状の高分子としては、ポリアクリルニトリル(PAN)、フッ化ビニリデン(VDF)と6フッ化プロピレン(HFP)の共重合体、ポリエチレンオキシド(PEO)、等があげられる。この発光層5を液体層とする場合は、上述の溶媒に支持塩及びECL材料を溶解させて用いれば良く、第1電極4を形成した第1基板2と、第2電極3を形成した第2基板1との間に注入すれば良い。また、発光層5を固体層とする場合は、支持塩と溶媒を含むゲル状高分子の溶液(溶媒多め)を塗布・乾燥で形成すれば良い。
本実施形態の表示装置の作製方法としては、図1に示すように、第1基板2上に第1電極4、及び第2基板1上に第2電極3を形成する。そして、第1基板2と第2基板1を、スペーサー等でギャップを制御して貼り合わせること等を用いることができる。発光層5を液体層とする場合には、発光層5を形成する液体を注入すること等を用いることができる。また、発光層5がゲルなどの固体の場合は、第1基板2上に設けた第1電極4上に発光層5を形成し、第2電極3を設けた第2基板1をスペーサー等でギャップを制御して貼り合わせること等を用いることができる。
次に、第2の実施形態について、図3を用いて説明する。図3に示すように、本実施形態においては、第1の実施形態で示したくし型電極3に加え、もう一つくし型電極3aがあり、この2つのくし型電極がかみ合った構造である。このくし型電極3aも同様に櫛歯の付け根11aとなる部分に櫛歯12aが平行な隙間を介して複数配置されている。本実施形態では、この2つのくし型電極で第2電極を構成しており、これらの間で電位を同じに設定することで、どちらの電極上でもラジカルが生成できるようになる。櫛歯12、12aの幅、及び櫛歯12と櫛歯12aとの間隔は第1の実施形態と同程度が望ましい。櫛歯12と櫛歯12aとの間のかみ合いは深ければ深いほど良いが、櫛歯12と櫛歯12aとの間隔と同程度であることが望ましい。本実施形態でも第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能である。
次に、第3の実施形態について、図4を用いて説明する。図4に示すように、本実施形態においては、くし型電極3の櫛歯12bから交互に枝13がさらに延びて、隣の枝13とかみ合った構造をしている。このくし型電極3も同様に櫛歯の付け根11bとなる部分に櫛歯12bが平行な隙間を介して複数配置されている。第1の実施形態と比較して、さらに端部を多くしていることが特徴であり、発光効率が高くなる。一本の櫛歯12bからはり出した枝13の幅、及び枝13の間隔は、第1の実施形態と同程度であることが望ましい。本実施形態でも第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能である。
次に、第4の実施形態について、図5を用いて説明する。図5に示すように、本実施形態においては、第2の実施形態で示したような2つのくし型電極3、3dがかみ合った構造に加えて、1本の櫛歯12c、12dが太い部分21、21dと細い部分22、22dで構成され、隣合う櫛歯12cと櫛歯12dとの間では細い部分21と太い部分22d、細い部分21dと太い部分22とが隣り合うように並べられた構造をしている。これらのくし型電極3、3dも同様に櫛歯の付け根11c、11dとなる部分に櫛歯12c、12dが平行な隙間を介して複数配置されている。第1の実施形態と比較すると、さらに端部を多くしていることが特徴であり、発光効率が高くなる。細い部分22c、22dは第1の実施形態の櫛歯12と同程度の幅であることが望ましく、太い部分21c、21dは第1の実施形態の櫛歯12の3倍程度の幅であることが好ましい。細い部分22c、22d、太い部分21c、21dは、夫々幅と幅の比がほぼ1:1であることが好ましい。本実施形態でも第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能である。
次に、第5の実施形態について、図6を用いて説明する。図6に示すように、本実施形態においては、第2の実施形態で示したような2つのくし型電極3、3fがかみ合った構造に加えて、櫛歯12eと櫛歯12fの間隔が平行な直線ではなく、左右に何度も折れ曲がった、平行なジグザグ直線であり、櫛歯12eと櫛歯12fとが相互に補完するような形状となっている構成である。左右に折れ曲がる角度は櫛歯の付け根11e、11fの方向に対して10°から80°程度であれば良いが、45°から60°程度が特に好ましい。これらのくし型電極3、3fも同様に櫛歯の付け根11e、11fとなる部分に櫛歯12e、12fが平行な隙間を介して複数配置されている。第1の実施形態と比較すると、さらに端部を多くしていることが特徴であり、発光効率が高くなる。櫛歯12e、12fの左右の辺がジグザグ直線となっていることから、櫛歯12e、12fは太い部分21e、21fと細い部分22e、22fとがあり、細い部分22e、22fの幅は第1の実施形態の櫛歯12程度の幅であることが好ましい。太い部分21e、21fの幅は第1の実施形態の櫛歯12の2倍程度の幅であることが好ましい。本実施形態でも第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能である。
次に、第6の実施形態について、図7を用いて説明する。図7に示すように、本実施形態においては、第1の実施形態で示したような1つのくし型電極3の櫛歯12が、第5の実施形態のように左右に何度も折れ曲がった、平行なジグザグ直線であるものである。隣り合う櫛歯12は相互に補完するような形状となっており、隣り合う櫛歯12で右に折れ曲がる部分31と左に折れ曲がる部分32とが同じように形成されることから常に一定の幅である。左右に折れ曲がる角度は、第5の実施形態と同様とすれば良い。このくし型電極3も同様に櫛歯の付け根11となる部分に櫛歯12が平行な隙間を介して複数配置されている。櫛歯12の幅、間隔は第1の実施形態と同様にすることが好ましい。本実施形態でも第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
次に、第7の実施形態について、図8を用いて説明する。図8に示すように、本実施形態においては、第1の実施形態で示したような1つのくし型電極3の櫛歯12が、第6の実施形態と同様な形状を保ちつつ、櫛歯の付け根11とそれに垂直な第2の付け根41から斜めに配置されているものである。本実施形態でも第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
次に、第8の実施形態について、図9を用いて説明する。図9に示すように、本実施形態においては、第2電極3の形状を網目状、つまりベタ電極に、四角形の電極のない部分52が存在する構造とした点が第1の実施形態とは異なる。この網目、つまり電極のある部分51(網目の網の部分)の周囲の大きさは、ほぼ画素の大きさとすればよい。そして、隣り合う電極のない部分52(網目の目の部分)の間隔は、発光層5の厚さの半分程度から、発光層5の厚さの2倍程度が良く、さらには発光層5の厚さの半分から、発光層5の厚さと同程度が望ましい。例えば、発光層5の厚さが8μmであった場合、隣り合う電極のない部分52の間隔は4μm〜16μmが良く、さらには、4μm〜8μm程度が望ましい。また、電極のない部分52の大きさは、隣り合う電極のない部分52の間隔と同程度から5分の1が望ましい。例えば、隣り合う電極のない部分52の間隔が、10μmであった場合、電極のない部分52の大きさは2μmから10μm程度が良く、さらには、2μmから5μm程度が望ましい。この場合にも、ベタ電極と比較して、端部が極めて多い構造になっており、第1の実施形態と同様な効果を得ることが出来る。なお、電極の無い部分52の形状は、四角形の代わりに丸型や三角形でも良い。
次に、第9の実施形態について、図10を用いて説明する。図10に示すように、本実施形態では、網目状電極3の、目に当たる電極の無い部分が行方向には揃っているものの、列方向にはずれた、52aや52bのような配置となっているものである。本実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。なお、本実施形態においても、電極の無い部分52a、52bの形状は、四角形の代わりに丸型や三角形でも良い。
以上に示した各実施形態は限定されるものではなく、種々組み合わせて用いることも出来る。
本発明の第1の実施形態に係る発光表示装置を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第5の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第7の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第8の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。 本発明の第9の実施形態に係る発光表示装置の第2基板を示す平面図である。
符号の説明
1…第2基板
2…第1基板
3、3a、3d…第2電極(くし型電極、網目状電極)
4…第1電極(ベタ電極)
5…発光層
11、11a、11b、11c、11d、11e、11f…櫛歯の付け根
12、12a、12b、12c、12d、12e、12f…櫛歯
13…枝
21、21d、21e、21f…太い部分
22、22d、22e、22f…細い部分
31…右に折れ曲がる部分
32…左に折れ曲がる部分
41…第2の付け根
51、51a…電極のある部分
52、52a、52b…電極の無い部分

Claims (6)

  1. 複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、
    画素毎に設けられるくし型の複数の第2電極を、前記第1基板に対向する面に有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、
    前記カチオンラジカル分子及び前記アニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が前記第1電極付近で生成するように、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加する駆動手段と
    を具備することを特徴とする発光表示装置。
  2. 前記第2電極は、複数の櫛歯を組合せた形状であることを特徴とする請求項1記載の発光表示装置。
  3. 複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、
    画素毎に設けられる網目状の複数の第2電極を、前記第1基板に対向する面に有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、
    前記カチオンラジカル分子及び前記アニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が前記第1電極付近で生成するように、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加する駆動手段と
    を具備することを特徴とする発光表示装置。
  4. 複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、
    画素毎に設けられるくし型の複数の第2電極を、前記第1基板に対向する面に有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備し、
    前記カチオンラジカル分子及び前記アニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が前記第1電極付近で生成するように電圧を印加することを特徴とする発光表示装置の駆動方法。
  5. 前記第2電極は、複数の櫛歯を組合せた形状であることを特徴とする請求項4記載の発光表示装置の駆動方法。
  6. 複数画素に対し共通して設けられる第1電極を有する第1基板と、
    画素毎に設けられる網目状の複数の第2電極を、前記第1基板に対向する面に有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、電気化学的な酸化若しくは還元によりカチオンラジカル分子及びアニオンラジカル分子が生成し電気化学発光する発光材料を含む発光層と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加する駆動手段とを具備し、
    前記カチオンラジカル分子及び前記アニオンラジカル分子の内、短寿命なラジカル分子が前記第1電極付近で生成するように電圧を印加することを特徴とする発光表示装置の駆動方法。
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