JP2005293561A - 情報処理システム、情報処理装置及び管理用サーバ、情報処理システム制御プログラム、情報処理装置制御プログラム及び管理用サーバ制御プログラム、並びに情報処理方法、情報処理システム制御方法、情報処理装置制御方法及び管理用サーバ制御方法 - Google Patents
情報処理システム、情報処理装置及び管理用サーバ、情報処理システム制御プログラム、情報処理装置制御プログラム及び管理用サーバ制御プログラム、並びに情報処理方法、情報処理システム制御方法、情報処理装置制御方法及び管理用サーバ制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】情報処理システム1を、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eと、管理用サーバ3と、を含んだ構成とし、プリンタ装置における印刷処理部200を、情報管理部200aと、プログラマブル論理回路200bと、再構成処理部200cと、モジュールアクセス部200dと、モジュールアクセス受付部200eとを含んだ構成とし、管理用サーバ3におけるシステム最適化部300を、管理情報記憶部300aと、再構成内容決定部300bと、再構成情報記憶部300cとを含んだ構成とした。
【選択図】 図1
Description
また、特許文献2の情報処理システムにおいては、処理に対し、ハードウェアにより処理するのかソフトウェアで処理するのかを、その処理をハードウェア化するのに必要な時間を考慮して、ハードウェア及びソフトウェアの両者の処理時間を比較して決定する。このような方法であると、必要な処理のうち一部処理のハードウェア化を素早く行うことができる場合に、その処理ばかりがハードウェア化され、それ以外のものについては、いつまでもハードウェア化が行われないといった状況が発生する恐れがあり、システム全体として見た場合に、特定の処理ばかりがハードウェア化により高速化されたアンバランスな状態となる恐れがある。つまり、肝心な処理がいつまでもハードウェア化されないといった問題が生じる可能性がある。
前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段と、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容に基づき対応する前記情報処理装置の前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴としている。
ここで、プログラマブル論理回路は、公知のPLD(Programable Logic Device)のように、プログラム可能な論理素子によって構成される回路である。PLDは、規模もさまざまで、代表的なものに、比較的小規模なPAL(Programmable Logic Array)、GAL(Generic Array Logic)があり、比較的大規模なものとしては数百万ゲートレベルに達するものもある、FPGA(Field Prgramble Gate Array)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)がある。また、PLDは、例えば、内部回路として複数のANDゲートを格子状にしたANDアレイを有しており、各ANDゲート相互間の接続構成を公知のハードウェア記述言語等を用いてプログラムすることが可能となっている。そして、このプログラムされた接続構成に内部回路の構成を再構成することによって、PLDに所望の機能を持たせることができる。また、プログラマブル論理回路としては、公知のDAP/DNA(Digital Application Processor/Distributed Network Architecture)のようなアーキテクチャもある。このDAP/DNAは、大きく分けて、プロセッサ全体のコントロール処理を行うRISCプロセッサ部(DAP)と、多数の演算回路が整列している「DNAマトリックス」部とで構成される。このDNAマトリックスは「Reconfigurable(再構成可能)」になっており、実行する処理命令ごとに、わずか1クロックでそのネットワークトポロジーを変え、ハードウェアを再構築することが可能である。以下、発明2の情報処理システム、発明10の管理用サーバ、発明18の情報処理装置、発明19の情報処理システム制御プログラム、発明20の管理用サーバ制御プログラム、発明28の情報処理装置制御プログラム、発明29の情報処理方法、発明30の管理用サーバ制御方法、並びに発明38の情報処理装置制御方法において同じである。
前記複数の情報処理装置を管理する管理用サーバを前記ネットワーク上に備え、
前記管理用サーバは、
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得手段と、
前記回路情報取得手段によって取得された前記回路情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段と、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信手段と、
前記再構成内容情報送信手段によって送信された前記再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得手段と、
前記再構成内容情報取得手段によって取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴としている。
前記回路情報取得手段は、前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況情報を取得するようになっており、
前記再構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記利用状況情報に基づき前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
従って、プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況に応じて複数の情報処理装置におけるプログラマブル論理回路の構成内容の組み合わせを、システム全体としての処理性能を向上できる構成となるように再構成できるという効果が得られる。
前記再構成内容決定手段は、前記利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
前記再構成内容決定手段は、前記利用状況予測手段によって予測された利用状況に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記情報処理装置への処理の依頼元に関する情報及び前記処理を行った情報処理装置に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
従って、複数の情報処理装置におけるプログラマブル論理回路の構成内容の組み合わせを、依頼元と実際に処理を行う情報処理装置との関係を考慮して再構成するようにしたので、システム全体としての処理性能を向上できるという効果が得られる。
前記構成内容決定手段は、前記依頼元別利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記性能に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
従って、複数の情報処理装置におけるプログラマブル論理回路の構成内容の組み合わせを、各情報処理装置のプログラマブル論理回路の性能に応じて再構成することができるので、各情報処理装置毎に適切な処理を行わせることが可能となり、システム全体としての処理性能を向上できるという効果が得られる。
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得手段と、
前記回路情報取得手段によって取得された前記回路情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段と、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信手段と、を備えることを特徴としている。
ここで、本発明は、発明2記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明2の管理用サーバと同等の作用効果となる。
ここで、本発明は、発明3記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明3の管理用サーバと同等の作用効果となる。
前記回路情報取得手段は、前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況情報を取得するようになっており、
前記再構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記利用状況情報に基づき前記各情報処理装置における前記プログラムマブル論理回路の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
ここで、本発明は、発明4記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明4の管理用サーバと同等の作用となる。
前記再構成内容決定手段は、前記利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明5記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明5の管理用サーバと同等の作用となる。
前記再構成内容決定手段は、前記利用状況予測手段によって予測された利用状況に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明6記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明6の管理用サーバと同等の作用となる。
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記情報処理装置への処理の依頼元に関する情報及び前記処理を行った情報処理装置に関する情報に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明7記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明7の管理用サーバと同等の作用となる。
前記構成内容決定手段は、前記依頼元別利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明8記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明8の管理用サーバと同等の作用となる。
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記性能に関する情報に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明9記載の情報処理システムに適用可能な管理用サーバであり、発明3の管理用サーバと同等の作用となる。
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信手段と、
前記再構成内容情報送信手段によって送信された前記再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得手段と、
前記再構成内容情報取得手段によって取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴としている。
ここで、本発明は、発明2記載の情報処理システムに適用可能な情報処理装置であり、発明2の情報処理装置と同等の作用効果となる。
前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段及び、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容に基づき対応する前記情報処理装置の前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
本発明は、発明1の情報処理システムに適用可能なプログラムであり、発明1の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得手段、
前記回路情報取得手段によって取得された前記回路情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段及び、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
本発明は、発明2の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明2の情報処理システムと同等の効果が得られる。
本発明は、発明3の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明3の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記回路情報取得手段は、前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況情報を取得するようになっており、
前記再構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記利用状況情報に基づき前記情報処理装置における前記プログラムマブル論理回路の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明4の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明4の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記再構成内容決定手段は、前記利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明5の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明5の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記再構成内容決定手段は、前記利用状況予測手段によって予測された利用状況に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明6の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明6の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記情報処理装置への処理の依頼元に関する情報及び前記処理を行った情報処理装置に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明7の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明7の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記構成内容決定手段は、前記依頼元別利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明8の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明8の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記性能に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
本発明は、発明9の情報処理システムにおける管理用サーバに適用可能なプログラムであり、これにより発明9の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信手段、
前記再構成内容情報送信手段によって送信された前記再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得手段及び、
前記再構成内容情報取得手段によって取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
本発明は、発明2の情報処理システムにおける情報処理装置に適用可能なプログラムであり、これにより発明2の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定ステップと、
前記再構成内容決定ステップにおいて決定された再構成内容に基づき対応する前記情報処理装置の前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、発明1の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得ステップと、
前記回路情報取得手段によって取得された前記回路情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定ステップと、
前記再構成内容決定ステップにおいて決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、発明2の情報処理システムと同等の効果が得られる。
これにより、発明3の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記回路情報取得ステップにおいては、前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況情報を取得し、
前記再構成内容決定ステップにおいては、前記回路情報取得ステップにおいて取得された前記利用状況情報に基づき前記情報処理装置における前記プログラムマブル論理回路の再構成内容を決定することを特徴としている。
これにより、発明4の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記再構成内容決定ステップにおいては、前記利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
これにより、発明5の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記再構成内容決定ステップにおいては、前記利用状況予測ステップにおいて予測された利用状況に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
これにより、発明6の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記構成内容決定ステップにおいては、前記回路情報取得ステップにおいて取得された前記情報処理装置への処理の依頼元に関する情報及び前記処理を行った情報処理装置に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定することを特徴としている。
これにより、発明7の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記構成内容決定ステップにおいては、前記依頼元別利用頻度算出ステップにおいて算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の再構成内容を決定するようになっていることを特徴としている。
これにより、発明8の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記構成内容決定ステップにおいては、前記回路情報取得ステップにおいて取得された前記性能に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定することを特徴としている。
これにより、発明9の情報処理システムと同等の効果が得られる。
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信ステップと、
前記管理用サーバから送信された前記プログラマブル論理回路の再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得ステップと、
前記再構成内容情報取得ステップにおいて取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成ステップと、を含むことを特徴としている。
これにより、発明2の情報処理システムと同等の効果が得られる。
まず、本発明に係る情報処理システムの構成を図1に基づき説明する。図1は、本発明に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eと、管理用サーバ3と、ネットワーク4と、を含んだ構成となっている。
管理用サーバ3は、システム全体(主に第1〜第5のプリンタ装置2A〜2E)の処理性能を向上させるためのシステム最適化部を有しており、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eのプログラマブル論理回路に関する情報を収集し、これら収集した情報に基づき、システム全体の処理性能が向上するように各プリンタ装置のプログラマブル論理回路の再構成内容を決定する。そして決定した再構成内容の情報を各プリンタ装置に送信し、各プリンタ装置にプログラマブル論理回路の再構成を行わせる。更に、システム最適化部は、プログラマブル論理回路の再構成に必要な再構成情報を有しており、必要に応じて再構成情報を各プリンタ装置に提供する。なお、システム最適化部の詳細な構成は後述する。
更に、図2に基づき、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおける印刷処理部の詳細な構成と、管理用サーバ3におけるシステム最適化部の詳細な構成とを説明する。ここで、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおける印刷処理部は、プログラマブル論理回路の性能に差はあっても基本的な構成はどれも同じであるので、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eの印刷処理部を共通して印刷処理部200とし、以下では印刷処理部200の詳細な構成を説明する。図2(a)は、印刷処理部200の詳細構成を示すブロック図であり、(b)は、管理用サーバにおけるシステム最適化部の詳細構成を示すブロック図である。
図2(a)に示すように、印刷処理部200は、情報管理部200aと、プログラマブル論理回路200bと、再構成処理部200cと、モジュールアクセス部200dと、モジュールアクセス受付部200eと、データ通信部200fとを含んだ構成となっている。
ここで、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eは、図示しないが、上記各部の処理を制御するためのプログラムの記憶された記憶媒体と、プログラムを実行するためのプロセッサと、プログラムの実行に必要なデータを一時記憶するRAMと、上記各部間のデータの授受を行うためのデータ伝送路であるバスと、を備えている。そして、記憶媒体に記憶された制御プログラムをプロセッサにより実行することにより上記各部の処理を行うようになっている。
図2(b)に示すように、システム最適化部300は、管理情報記憶部300aと、再構成内容決定部300bと、再構成情報記憶部300cと、データ通信部300dとを含んだ構成となっている。
再構成内容決定部300bは、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報に基づき各プリンタ装置のプログラマブル論理回路の再構成内容を決定する機能を有したものである。更に、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eから送信される管理情報を管理情報記憶部300aに記憶する処理も行う。本実施の形態においては、管理情報を用いて、構成内容毎の利用頻度を算出したり、今後の利用状況を予測したりして、これらの情報に基づき再構成内容を決定する。
データ通信部300dは、ネットワーク4を介して、他のプリンタ装置との間でデータ通信を行う機能を有したもので、本実施の形態においては、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eとの間でデータ通信を行う。
以下、上記したように図1及び図2に示す構成を有した情報処理システム1の第1の実施の形態を、図3〜図5に基づき説明する。ここで、図3は、再構成処理前の情報処理システム1の動作状態を示す図であり、図4(a)〜(c)は、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eから取得した管理情報の蓄積状態を示す図であり、(d)は、各種HWモジュールとその構成に必要なHWリソースとの関係を示す図であり、(e)は、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおけるプログラマブル論理回路のHWリソースの残量を示す図である。また、図5は、第1の実施の形態における再構成処理後の情報処理システム1の動作状態を示す図である。
以下、本実施の形態における情報処理システム1の具体的な動作を説明する。
そして、システムの動作開始後しばらくすると管理用サーバ3では、管理情報記憶部300aに、図4(a)〜(c)に示すような管理情報が蓄積される。本実施の形態において、管理用サーバ3は、一定周期毎に、再構成内容決定部300bにおいて、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報のうち最新の5つの情報に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eの各プログラマブル論理回路に対する再構成内容を決定する。図4(a)に示すように、管理情報記憶部300aには情報番号に対応付けて利用状況情報が記憶されている。ここでは、情報番号の大きい方が新しいデータであり、最新の5つは図4(a)に示す情報番号8〜12の5つとなる。つまり、情報処理システム1においては、HWモジュールとしてM_Bが2回、M_Dが3回利用されていることが解る。ここで、本実施の形態において、レンダリング処理等の印刷処理に対応した処理モジュールの種類としては、M_A〜M_Dの4種類があることとする。また、これら処理モジュールはプログラマブル論理回路200b(ハードウェア)及びソフトウェアのいずれでも構成でき、それぞれHWモジュールM_A〜M_D、SWモジュールM_A〜M_Dと称して区別する。
図6に示すように、まずステップS100に移行し、プリンタ装置の電源投入に応じて過去に取得した管理情報のクリア等の初期化処理を行いステップS102に移行する。
ステップS104では、プリンタ装置内において起動すべき初期HWモジュールがあるか否かを判定し、あると判定された場合(Yes)はステップS106に移行し、そうでない場合(No)はステップS110に移行する。
ステップS108では、起動した初期モジュールの情報を追加するように、データ通信部200fを介して管理用サーバ3の管理情報記憶部300aに更新要求を送信してステップS110に移行する。
ステップS112では、リクエストの内容がプリンタ装置の終了要求であるか否かを判定し、終了要求であると判定された場合(Yes)はステップS114に移行し、そうでない場合(No)はステップS126に移行する。
ステップS116では、プリンタ装置内のプログラマブル論理回路200bにおいて起動しているHWモジュールの移動要請を示す情報をデータ通信部200fを介して管理用サーバ3の再構成内容決定部に送信してステップS118に移行する。
ステップS120では、リクエストの内容を再構成処理部200cに伝送してステップS122に移行する。
ステップS122では、プリンタ装置内のプログラマブル論理回路200bにおいて起動しているHWモジュールが全て終了したか否かを判定し、終了したと判定された場合(Yes)はステップS124に移行し、そうでない場合(No)はステップS118に移行する。
一方、ステップS112において、リクエストの内容がプリンタ装置の終了要求ではなくてステップS126に移行した場合は、プログラマブル論理回路200bにおいて起動中のHWモジュールの変更要求であるか否かを判定し、変更要求であると判定された場合(Yes)はステップS128に移行し、そうでない場合(No)はステップS130に移行する。
一方、ステップS130に移行した場合は、定期になったか否かを判定し、定期になったと判定された場合(Yes)はステップS132に移行し、そうでない場合(No)はステップS110に移行する。
更に、図7に基づき、プリンタ装置の印刷処理部200における再構成処理部200cの動作処理の流れを説明する。図7は、印刷処理部200における再構成処理部200cの動作処理を示すフローチャートである。
ステップS202では、モジュールの起動リクエストがきたか否かを判定し、起動リクエストがきたと判定された場合(Yes)はステップS204に移行し、そうでない場合(No)はステップS210に移行する。
ステップS206に移行した場合は、リクエスト中に指定されたSWモジュールの起動指示を図示しないSWモジュール起動部に伝送してステップS200に移行する。
また、ステップS202において、モジュールの起動リクエストではなく、モジュールの停止リクエストがきてステップS210に移行した場合は、停止リクエストのあったモジュールがSWモジュールであるか否かを判定し、SWモジュールであると判定された場合(Yes)はステップS212に移行し、そうでない場合(No)はステップS214に移行する。
一方、ステップS214に移行した場合は、プログラマブル論理回路200bにおいて起動中のHWモジュールを停止してステップS200に移行する。
更に、図8に基づき、管理用サーバ3のシステム最適化部300における管理情報記憶部300aの動作処理の流れを説明する。図8は、システム最適化部300における管理情報記憶部300aの動作処理を示すフローチャートである。
ステップS302では、リクエストの内容が再構成内容決定部300bからの利用状況情報の取得要求であるか否かを判定し、利用状況情報の取得要求である場合(Yes)はステップS304に移行し、そうでない場合(No)はステップS306に移行する。
一方、ステップS306に移行した場合は、リクエストの内容が再構成内容決定部300bからの装置情報の取得要求であるか否かを判定し、装置情報の取得要求である場合(Yes)はステップS308に移行し、そうでない場合(No)はステップS310に移行する。
一方、ステップS310に移行した場合は、リクエストの内容がプリンタ装置からの装置情報の更新要求であるか否かを判定し、装置情報の更新要求であると判定された場合(Yes)はステップS312に移行し、そうでない場合(No)はステップS314に移行する。
一方、ステップS314に移行した場合は、該当するプリンタ装置の利用状況情報を更新してステップS300に移行する。
更に、図9に基づき、管理用サーバ3のシステム最適化部300における再構成内容決定部300bの動作処理の流れを説明する。図9は、システム最適化部300における再構成内容決定部300bの動作処理を示すフローチャートである。
ステップS402では、取得したリクエストの内容がモジュールの移動要請であるか否かを判定し、モジュールの移動要請であると判定された場合(Yes)はステップS404に移行し、そうでない場合(No)はステップS408に移行する。ここで、本実施の形態においては、再構成された情報処理システム1にあるプリンタ装置が故障等により終了するような場合に再構成後の状態を維持するために、終了するプリンタ装置において起動中のHWモジュールをシステム内の他のプリンタ装置に移動させる処理を行うようになっている。
ステップS406では、見つかったプリンタ装置に対して、データ通信部300dを介して該当するHWモジュールへの変更要請あるいは該当するHWモジュールの追加要請を通知してステップS400に移行する。
ステップS410に移行した場合は、該当するHWモジュールが起動しているプリンタ装置を検索し、該当するプリンタ装置が見つかった場合にステップS412に移行する。
一方、ステップS408においてリクエストの内容がモジュールの終了要請ではないと判定されステップS414に移行した場合は、リクエストの内容がプリンタ装置からの管理情報の報告であるか否かを判定し、管理情報の報告であると判定された場合(Yes)はステップS416に移行し、そうでない場合(No)はステップS400に移行する。
ステップS418では、最適化処理を行う定期になったか否かを判定し、定期になったと判定された場合(Yes)はステップS420に移行し、そうでない場合(No)はステップS400に移行する。
ステップS422では、編集された管理情報に基づきシステム内にあるプリンタ装置におけるプログラマブル論理回路200bの再構成内容を決定してステップS424に移行する。
更に、図10に基づき、再構成内容決定部300bにおける管理情報の編集処理の流れを説明する。図10は、再構成内容決定部300bにおける管理情報の編集処理を示すフローチャートである。
ステップS504では、取得した利用状況情報から各HWモジュールの利用回数を求め、当該利用回数から各HWモジュールの利用頻度を算出してステップS506に移行する。
更に、図11に基づき、再構成内容決定部300bにおける再構成内容の決定処理の流れを説明する。図11は、再構成内容決定部300bにおける再構成内容の決定処理を示すフローチャートである。
ステップS602では、取得した利用頻度情報に含まれるHWモジュールの中で、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数よりも該当HWモジュールの起動数の少ないものがあるか否かを判定し、少ないものがあると判定された場合(Yes)はステップS604に移行し、そうでない場合(No)はステップS612に移行する。
ステップS606に移行した場合は、各HWモジュールに関し、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数から既に該当HWモジュールが起動済みの台数を減じた数分のHWリソースを有したプリンタ装置を探索して該当するプリンタ装置が見つかった場合にステップS608に移行する。
一方、ステップS610に移行した場合は、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数よりも該当HWモジュールの起動数の方が多いものがある場合に、余剰分として選択されたプリンタ装置に対して該当HWモジュールを停止又はSWモジュールに変換するように最適化作業リストに記録してステップS606に移行する。
更に、図12に基づき、プリンタ装置の印刷処理部200におけるモジュールアクセス受付部200eの動作処理の流れを説明する。図12は、プリンタ装置の印刷処理部200におけるモジュールアクセス受付部200eの動作処理を示すフローチャートである。
ステップS702では、モジュールの利用記録を開始してステップS704に移行する。
ステップS704では、アクセス要求のあったモジュールがHWモジュールか否かを判定し、HWモジュールであると判定された場合(Yes)はステップS706に移行し、そうでない場合(No)はステップS710に移行する。
ステップS708では、モジュールの利用記録を終了してステップS700に移行する。
一方、ステップS710に移行した場合は、該当するSWモジュールを呼び出してステップS708に移行する。
図13に示すように、まずステップS800に移行し、モジュールアクセス受付部200eからの他のプリンタ装置へのモジュールアクセス要求を待ち、要求があった場合にステップS802に移行する。
ステップS804では、該当するモジュールを有するプリンタ装置を発見したか否かを判定し、発見したと判定された場合(Yes)はステップS806に移行し、そうでない場合(No)はステップS812に移行する。
ステップS808では、該当するプリンタ装置のモジュールにアクセスして処理を代行させステップS810に移行する。
ステップS810では、該当するプリンタ装置から処理結果を受け取り、アクセス要求元(自プリンタ装置も含む)に返却してステップS800に移行する。
以上、情報処理システム1における各HWモジュールの利用回数から算出された利用頻度に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eの各プログラマブル論理回路200bの構成内容を再構成することにより、情報処理システム1は、図5に示すような構成となる。従って、利用頻度の高いHWモジュールM_B及びM_Dを有したプリンタ装置が、再構成前よりもネットワーク上に多く存在するようになるので、以降のHWモジュールM_B及びM_Dの処理を効率よく協調分散して行うことが可能となる。
第2の実施の形態においては、各HWモジュールの処理ステップ数及び処理時間を利用状況情報として管理情報記憶部300aに記憶し、これら処理ステップ数及び処理時間に基づき再構成内容を決定し情報処理システム1における各プリンタ装置のプログラマブル論理回路の構成を、システム全体の処理性能が向上する構成となるように再構成する例を説明する。
本実施の形態においては、図14(a)に示すように、管理情報記憶部300aには、各HWモジュールM_A〜M_Dに関する情報として、必要なHWリソースの量及び印刷処理時の基本ステップ数の情報が記憶されていることとする。また、情報処理システム1の動作開始までの処理は、上記第1の実施の形態と同様となるので記載を省略する。
図15に示すように、まずステップS900に移行し、編集処理用の設定情報を読み出しステップS902に移行する。ここで、設定情報には、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報のうちどのような情報を用いて再構成内容を決定するのか等を設定したものである。本実施の形態においては、上記したように、最新の利用状況情報を5つ用いて利用頻度を算出するといった内容が設定されている。
ステップS904では、取得した利用状況情報から各HWモジュールの利用ステップ数の総和を算出してステップS906に移行する。
ステップS908では、算出した各HWモジュール毎の利用頻度情報を記憶して処理を終了する。
以上、情報処理システム1における各HWモジュールの総利用ステップ数から算出された利用頻度に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおいて、プログラマブル論理回路の再構成が行われると、図16に示すように、情報処理システム1は、第1〜第3のプリンタ装置2A〜2CにおいてHWモジュールM_Bが起動され、第4及び第5のプリンタ装置2D及び2EにおいてHWモジュールM_Dが起動される。従って、利用頻度の高いHWモジュールM_B及びM_Dを有したプリンタ装置が、再構成前よりもネットワーク上に多く存在するようになるので、以降のHWモジュールM_B及びM_Dの処理を効率よく協調分散して行うことが可能となる。
ここで、図17(a)は、管理情報記憶部300aに記憶されたHWモジュールに関する情報を示す図であり、(b)は、管理情報記憶部300aに記憶された利用状況情報を示す図であり、(c)は、再構成内容決定部300bにおいて算出されたHWモジュールの利用合計時間に基づく利用頻度情報を示す図である。
情報処理システム1の動作開始後しばらくすると管理用サーバ3では、管理情報記憶部300aに、図17(b)に示すような管理情報(利用状況情報)が蓄積される。本実施の形態においては、最適化内容決定部300bにおいて各プリンタ装置から管理情報を取得する毎に、そこに含まれる各HWモジュールの利用情報から、システム全体として利用された各HWモジュールの総利用時間を算出して管理情報記憶部300aに記憶する。従って、図17(b)に示すように、情報番号に対応付けて利用されたHWモジュールの種類及び総利用時間が記憶される。ここで、情報番号の大きいものほど新しい情報であることを示す。
図18に示すように、まずステップS1000に移行し、編集処理用の設定情報を読み出しステップS1002に移行する。ここで、設定情報には、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報のうちどのような情報を用いて再構成内容を決定するのか等を設定したものである。本実施の形態においては、上記したように、最新の利用状況情報を5つ用いて利用頻度を算出するといった内容が設定されている。
ステップS1004では、取得した利用状況情報から各HWモジュールの利用時間の総和を算出してステップS1006に移行する。
ステップS1008では、算出した各HWモジュール毎の利用頻度情報を記憶して処理を終了する。
以上、情報処理システム1における各HWモジュールの総利用時間から算出された利用頻度に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおいて、プログラマブル論理回路の再構成が行われると、図16に示すように、情報処理システム1は、第1〜第3のプリンタ装置2A〜2CにおいてHWモジュールM_Bが起動され、第4及び第5のプリンタ装置2D及び2EにおいてHWモジュールM_Dが起動される。従って、利用頻度の高いHWモジュールM_B及びM_Dを有したプリンタ装置が、再構成前よりもネットワーク上に多く存在するようになるので、以降のHWモジュールM_B及びM_Dの処理を効率よく協調分散して行うことが可能となる。
第3の実施の形態においては、各HWモジュールの利用状況を予測し、当該予測された利用状況に基づき再構成内容を決定し情報処理システム1における各プリンタ装置のプログラマブル論理回路の構成を、システム全体の処理性能が向上する構成となるように再構成する例を説明する。
ここで、情報処理システム1の動作開始までの処理は、上記第1の実施の形態と同様となるので記載を省略する。
更に、管理用サーバ3は、一定周期毎に、再構成内容決定部300bにおいて、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報のうち前回の管理情報編集時の5つの情報及び最新の5つの情報に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eの各プログラマブル論理回路に対する今後の利用状況を予測して再構成内容を決定する。前回の5つとして図19(a)に示す情報番号5〜9が選択され、最新の5つとして図19(a)に示す情報番号8〜12の5つが選択される。つまり、情報処理システム1において、前回の編集時の5つについて見るとHWモジュールとしてM_Bが4回、M_Dが1回利用されており、最新の5つについて見るとHWモジュールとしてM_Bが2回、M_Dが3回利用されていることが解る。
図20に示すように、まずステップS1100に移行し、編集処理用の設定情報を読み出しステップS1102に移行する。ここで、設定情報には、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報のうちどのような情報を用いて再構成内容を決定するのか等を設定したものである。本実施の形態においては、上記したように、前回編集時の利用状況情報5つと最新の利用状況情報5つとを用いて利用頻度を算出するといった内容が設定されている。
ステップS1104では、取得した利用状況情報の前回の5つと最新の5つとを比較し、次回の利用状況を予測してステップS1106に移行する。
ステップS1108では、算出した各HWモジュール毎の次回の利用頻度情報を記憶して処理を終了する。
以上、情報処理システム1における各HWモジュールの予測された利用頻度に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおいて、プログラマブル論理回路の再構成が行われると、図21に示すように、情報処理システム1は、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eの全てのプログラマブル論理回路においてHWモジュールM_Dが起動される。従って、今後の利用頻度が高くなるであろうと予測されたHWモジュールM_Dを有したプリンタ装置が、再構成前よりもネットワーク上に多く存在するようになるので、以降発生するHWモジュールM_Dの処理を効率よく協調分散して行うことが可能となる。
第4の実施の形態においては、各HWモジュールの利用元の情報を考慮して再構成内容を決定し情報処理システム1の構成における各プリンタ装置のプログラマブル論理回路の構成を、システム全体の処理性能が向上する構成となるように再構成する例を説明する。
以下、図3及び図22〜図25に基づき、本発明に係る情報処理装置1の第4の実施の形態を説明する。図22(a)は、管理情報記憶部300aに記憶された各HWモジュールの利用状況情報を示す図であり、(b)は、再構成内容決定部300bにおいて算出された利用元毎の利用頻度情報を示す図である。
情報処理システム1の動作開始後しばらくすると管理用サーバ3では、管理情報記憶部300aに、図22(a)に示すような管理情報(利用状況情報)が蓄積される。本実施の形態においては、各HWモジュールの利用状況情報として利用元のプリンタ装置の情報も記憶する。従って、図22(a)に示すように、情報番号に対応付けて利用されたHWモジュールの種類及び利用元のプリンタ装置の情報が記憶される。ここで、情報番号の大きいものほど新しい情報であることを示す。
図23に示すように、まずステップS1200に移行し、編集処理用の設定情報を読み出しステップS1202に移行する。ここで、設定情報には、管理情報記憶部300aに記憶された管理情報のうちどのような情報を用いて再構成内容を決定するのか等を設定したものである。本実施の形態においては、上記したように、最新の利用状況情報5つを用いて各HWモジュールの利用元毎の利用頻度を算出するといった内容が設定されている。
ステップS1204では、取得した利用状況情報の最新5つから、各HWモジュールの利用もと毎の利用回数を算出してステップS1206に移行する。
ステップS1208では、算出した各HWモジュールの利用元毎の利用頻度情報を記憶して処理を終了する。
更に、図24に基づき、第4の実施の形態における再構成内容決定部300bの再構成内容の決定処理の流れを説明する。図24は、第4の実施の形態における再構成内容決定部300bの再構成内容の決定処理を示すフローチャートである。
ステップS1302では、取得した利用頻度情報に含まれるHWモジュールの中で、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数よりも該当HWモジュールの起動数の少ないものがあるか否かを判定し、少ないものがあると判定された場合(Yes)はステップS1304に移行し、そうでない場合(No)はステップS1312に移行する。
ステップS1306に移行した場合は、各HWモジュールに関し、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数から既に該当HWモジュールが起動済みの台数を減じた数分のHWリソースを有した利用元のプリンタ装置を探索して該当するプリンタ装置が見つかった場合にステップS1308に移行する。
一方、ステップS1310に移行した場合は、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数よりも該当HWモジュールの起動数の方が多いものがある場合に、余剰分として選択されたプリンタ装置に対して該当HWモジュールを停止又はSWモジュールに変換するように最適化作業リストに記録してステップS1306に移行する。
以上、情報処理システム1における各HWモジュールの利用元毎の利用頻度に基づき第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおいて、プログラマブル論理回路の再構成が行われると、図25に示すように、情報処理システム1は、第1のプリンタ装置2AにおいてHWモジュールM_B及びM_Dが起動され、第2及び第3のプリンタ装置2B及び2CにおいてHWモジュールM_Dが起動され、第4のプリンタ装置2DにおいてHWモジュールM_Bが起動された状態となる。従って、利用頻度が高いHWモジュールM_B及びM_Dを有したプリンタ装置が、再構成前よりもネットワーク上に多く存在するようになり、且つ、各HWモジュールの利用元において該当するHWモジュールを起動するようにしたので、以降のHWモジュールM_B及びM_Dの処理を効率よく協調分散して行うことが可能となる。
第5の実施の形態においては、各HWモジュールの利用状況を予測し、当該予測された利用状況に基づき、各HWモジュールの利用元の情報及び各プリンタ装置のプログラマブル論理回路のHWリソース性能を考慮して再構成内容を決定し情報処理システム1における各プリンタ装置のプログラマブル論理回路の構成を、システム全体の処理性能が向上する構成となるように再構成する例を説明する。
図27に示すように、まずステップS1400に移行し、前回の5つ及び最新5つの利用状況情報によって予測された次回の利用情報情報に対して算出された利用頻度情報を取得してステップS1402に移行する。
ステップS1404に移行した場合は、プリンタ装置のHWリソースにゆとりがあるか否かを判定し、ゆとりがあると判定された場合(Yes)はステップS1406に移行し、そうでない場合(No)はステップS1416に移行する。
ステップS1408では、システム内のプリンタ装置を、HWモジュールを起動することが可能なHWリソース残量を有し且つHWリソース性能の高いものから順に並べ替えてステップS1410に移行する。
ステップS1412では、不足数分のHWモジュールが全て割り当てられたか否かを判定し、割り当てられたと判定された場合(Yes)はステップS1414に移行し、そうでない場合(No)はステップS1410に移行する。
また、ステップS1402において、利用頻度にプリンタ装置の総数5を乗じた数よりも該当HWモジュールの起動数の少ないものがなくステップS1418に移行した場合は、最適化処理なしとして最適化作業リストの作成を完了して処理を終了する。
上記第1〜第5の実施の形態の情報処理システム1においては、プリンタ装置として、図2に示す、印刷処理部200を備えた上記第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eを備え、これらのプログラマブル論理回路200bの構成内容を、システム全体の処理性能を向上すべく再構成すると共に、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2E間において印刷処理を協調して行う例を説明したが、本変形例では、上記した標準の機能を有する公知のプリンタ装置に、図2に示す印刷処理部200における、モジュールアクセス部200d及びデータ通信部200fを搭載した第6のプリンタ装置2Fを構成し、図29に示すように、当該第6のプリンタ装置2Fを、上記第1〜第5の実施の形態における情報処理システム1のネットワーク4に接続し、当該第6のプリンタ装置2Fが、前記搭載されたモジュールアクセス部200d及びデータ通信部200fによって、上記再構成された第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eの各ハードウェアモジュールを利用する構成を説明する。
図29に示すように、再構成処理によって、現在第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおいて起動されているHWモジュールは、第1のプリンタ装置2Aにおいては、HWモジュールM_B及びM_Cが起動しており、第2のプリンタ装置2Bにおいては、HWモジュールM_Bが起動しており、第3のプリンタ装置2Cにおいては、HWモジュールM_Bが起動しており、第4のプリンタ装置2Dにおいては、HWモジュールM_A及びHWモジュールM_Dが起動しており、第5のプリンタ装置2Eにおいては、HWモジュールM_Dが起動している。例えば、第6のプリンタ装置2Fが、システム利用者等の端末から自装置に依頼がきた印刷処理のうちHWモジュールM_Aで実行可能な処理を、他のプリンタ装置に代行させる場合を説明する。
一方、管理用サーバ3は、管理情報記憶部300aに記憶された情報から、第1〜第5のプリンタ装置2A〜2Eにおいて起動されているHWモジュールの中から、HWモジュールM_Aを起動しているプリンタ装置を検索する。これにより、図29に示すように、HWモジュールM_Aは、第4のプリンタ装置2Eにおいて起動されているので、当該第4のプリンタ装置2Eで起動されている旨を示す応答情報を、第6のプリンタ装置2Fに送信する。
なお、第6のプリンタ装置2Fから依頼され、第4のプリンタ装置2Dにおいて実行された上記HWモジュールM_Aの処理については、第4のプリンタ装置2Dの情報管理部200aにおいて管理されると共に、図30に示すように、管理用サーバ3において利用状況情報として、最新を示す情報番号14に対応付けられて、管理情報記憶部300aに記憶されることとなる。従って、第6のプリンタ装置2Fに対して行われる印刷処理に対する利用状況情報も、情報処理システム1において反映されることとなる。
また、図2に示す、データ通信部300dを介してプリンタ装置からの管理情報を取得し、当該取得した管理情報を再構成内容決定部300b及び管理情報記憶部300aによって記憶する処理は、発明2、4、5、6、7、9、10、12、13、14、15、17、20、22、23、24、25及び27のいずれかの回路情報取得手段に対応する。
また、上記実施の形態においては、プリンタ装置によって情報システム1を構成する例を説明したが、これに限らず、画像処理を行う画像情報処理装置等の他の装置によって情報処理システム1を構成しても良い。
また、上記第3の実施の形態においては、利用状況の予測処理と、再構成内容の決定処理とを、管理用サーバ3のシステム最適化部300における再構成内容決定部300bにおいて行う例を説明したが、これに限らず、利用頻度の予測処理を管理用サーバ3とは異なる別の装置において行う構成としても良い。
Claims (17)
- 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムであって、
前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段と、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容に基づき対応する前記情報処理装置の前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備えると共に、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムであって、
前記複数の情報処理装置を管理する管理用サーバを前記ネットワーク上に備え、
前記管理用サーバは、
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得手段と、
前記回路情報取得手段によって取得された前記回路情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段と、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信手段と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信手段と、
前記再構成内容情報送信手段によって送信された前記再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得手段と、
前記再構成内容情報取得手段によって取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記プログラマブル論理回路に関する情報は、前記プログラマブル論理回路の構成情報を含むことを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
- 前記プログラマブル論理回路に関する情報は、前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況情報を含み、
前記回路情報取得手段は、前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用状況情報を取得するようになっており、
前記再構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記利用状況情報に基づき前記情報処理装置における前記プログラムマブル論理回路の再構成内容を決定するようになっていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の情報処理システム。 - 前記回路情報取得手段によって取得された前記利用状況情報に基づき前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の利用頻度を算出する利用頻度算出手段を備え、
前記再構成内容決定手段は、前記利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。 - 前記回路情報取得手段によって取得された前記利用状況情報に基づき前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成内容毎の今後の利用状況を予測する利用状況予測手段を備え、
前記再構成内容決定手段は、前記利用状況予測手段によって予測された利用状況に基づき前記各情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の情報処理システム。 - 前記プログラマブル論理回路に関する情報は、前記情報処理装置への処理の依頼元に関する情報及び前記処理を行った情報処理装置に関する情報を含み、
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記情報処理装置への処理の依頼元に関する情報及び前記処理を行った情報処理装置に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 前記依頼元に対する前記プログラマブル論理回路の各構成内容毎の利用状況から前記依頼元毎に前記各構成内容毎の利用頻度を算出する依頼元別利用頻度算出手段を備え、
前記構成内容決定手段は、前記依頼元別利用頻度算出手段によって算出した利用頻度に基づき前記各情報処理装置の再構成内容を決定するようになっていることを特徴とする請求項7記載の情報処理システム。 - 前記プログラマブル論理回路に関する情報は、前記各プログラマブル論理回路の性能に関する情報を含み、
前記構成内容決定手段は、前記回路情報取得手段によって取得された前記性能に関する情報に基づき前記情報処理装置の前記再構成内容を決定するようになっていることを特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 請求項2乃至請求項9のいずれか1項に記載の情報処理システムに適用可能な前記管理用サーバであって、
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得手段と、
前記構成情報取得手段によって取得された前記構成情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段と、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信手段と、を備えることを特徴とする管理用サーバ。 - 請求項2乃至請求項9のいずれか1項に記載の情報処理システムに適用可能な前記情報処理装置であって、
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信手段と、
前記再構成内容情報送信手段によって送信された前記再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得手段と、
前記再構成内容情報取得手段によって取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムを制御するためのプログラムであって、
前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段及び、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容に基づき対応する前記情報処理装置の前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする情報処理システム制御プログラム。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備えると共に、前記複数の情報処理装置を管理する管理用サーバを前記ネットワーク上に備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムにおける前記管理用サーバを制御するためのプログラムであって、
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得手段、
前記回路情報取得手段によって取得された前記回路情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定手段及び、
前記再構成内容決定手段によって決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする管理用サーバ制御プログラム。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備えると共に、前記複数の情報処理装置を管理する管理用サーバを前記ネットワーク上に備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムにおける前記情報処理装置を制御するためのプログラムであって、
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信手段、
前記再構成内容情報送信手段によって送信された前記再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得手段及び、
前記再構成内容情報取得手段によって取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする情報処理装置制御プログラム。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理方法であって、
前記複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の構成情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定ステップと、
前記再構成内容決定ステップにおいて決定された再構成内容に基づき対応する前記情報処理装置の前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成ステップと、を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備えると共に、前記複数の情報処理装置を管理する管理用サーバを前記ネットワーク上に備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムにおける前記管理用サーバを制御するための方法であって、
前記複数の情報処理装置から当該複数の情報処理装置における前記プログラマブル論理回路に関する情報を取得する回路情報取得ステップと、
前記構成情報取得手段によって取得された前記構成情報に基づき、前記情報処理装置における前記プログラマブル論理回路の再構成内容を決定する再構成内容決定ステップと、
前記再構成内容決定ステップにおいて決定された再構成内容情報を対応する前記情報処理装置に送信する再構成内容情報送信ステップと、を含むことを特徴とする管理用サーバ制御方法。 - 処理の少なくとも一部をプログラマブル論理回路により行うことが可能な情報処理装置をネットワーク上に複数備えると共に、前記複数の情報処理装置を管理する管理用サーバを前記ネットワーク上に備え、前記情報処理装置の行う処理を、前記複数の情報処理装置によって協調して行うことが可能な情報処理システムにおける前記情報処理装置を制御するための方法であって、
前記管理用サーバに前記プログラマブル論理回路に関する情報を送信する回路情報送信ステップと、
前記管理用サーバから送信された前記プログラマブル論理回路の再構成内容情報を取得する再構成内容情報取得ステップと、
前記再構成内容情報取得ステップにおいて取得した前記再構成内容情報に基づき前記プログラマブル論理回路の構成を再構成する再構成ステップと、を含むことを特徴とする情報処理装置制御方法。
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