JP2005293432A - 情報管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザ専用の記憶容量に制限が設けられていても、該記憶容量を超えた情報の記憶を弾力的に行うことができる使い勝手の良い情報管理方法を提供する。
【解決手段】 無期限情報メモリと有期限情報メモリとを有する情報保存装置に対して適用される情報管理方法であって、通信回線を介してユーザIDを受信しユーザ認証を行う認証ステップ(S4)と、認証されたユーザから送信される情報および情報ID(S8)を、ユーザIDに対応する無期限情報メモリに空き容量がある場合には保存し、空き容量がない場合には有期限情報メモリに保存する情報記憶ステップ(S10,S11,S12)と、有期限情報メモリに記憶されている情報および情報IDを所定期間経過後に削除する有期限情報削除ステップと、を含む情報管理方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報管理方法、より詳しくは、通信回線を介してユーザから送信される情報を保管する技術に関連して用いられる情報管理方法に関する。
近年の、インターネット等を代表とするネットワーク技術の発達に伴って、ネットワークを介してユーザに各種のサービスが行われるようになってきている。このようなサービスの一例として、ユーザが携帯電話やデジタルカメラ等で撮影した画像を、ネットワークを介してサーバコンピュータ(以下、適宜「サーバ」と略称する。)に保管する画像のアーカイブサービスが行われている。このアーカイブサービスを利用すれば、ユーザは手元の撮影機器の記憶容量を気にすることなく、所望の枚数の写真を撮影することが可能となる。
このようなサービスを提供するための技術としては、例えば特開2002−342465号公報に、カメラおよびサーバからなる画像配信システムであって、上記カメラが、画像を撮影する手段と、撮影した画像データを撮影後に無線で上記サーバに自動送信する手段と、を有し、上記サーバは、上記カメラから送信された画像データを、上記カメラのユーザに対して一意に付与されたアドレスと関連付けて記憶する手段と、上記ユーザから上記アドレスを用いて要求された場合に、上記画像データを上記ユーザに送信する手段と、を有する画像配信システムが記載されている。
こうした従来の技術を用いたサービスでは、ユーザがアーカイブサービスを行う業者と契約を結んで代金を支払うことにより、所定容量の保管領域がサーバ上に用意される。そして、ユーザから情報が送信されると、該情報を上記所定の容量範囲内でサーバに保管するものとなっている。
特開2002−342465号公報
上述したような技術では、上記所定容量を超えて情報を保管したい場合には、情報を記憶させる前に、ユーザが、記憶容量を追加購入する処理を行わなければならない。例えば、撮影した画像をサーバに保管することを前提とした携帯電話等の撮影装置では、画像を記憶する容量を例えば1枚または数枚程度にすることでコストを抑制する構成を採用することが考えられ、こうした構成では該撮影装置自体に画像を多数枚記憶させることはできない。従って、該撮影装置で撮影しようとするときに、サーバ上に確保されているユーザに対応した記憶容量が満杯となっていると、上記追加購処理等を行っている内に、シャッタチャンスを逃してしまう可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザ専用の記憶容量に制限が設けられている情報保存装置に対して、該記憶容量を超えた情報の記憶を弾力的に行うことを可能とする使い勝手の良い情報管理方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明による情報管理方法は、所定の条件を満たす間は保存期限が限られていないが情報を記憶可能な記憶容量が所定の記憶容量に限られている無期限情報記憶手段をユーザを特定するためのユーザIDに各対応して有し、さらに、保存期限が所定期間に限られている有期限情報記憶手段を上記ユーザIDに各対応して適応的に有し得る情報保存装置、に対して適用される情報管理方法であって、通信回線を介して上記ユーザIDを受信し受信したユーザIDに基づいてユーザ認証を行う認証ステップと、上記認証ステップにより認証されたユーザから送信される情報を上記ユーザIDに対応する上記無期限情報記憶手段に該情報を記憶するための空き記憶容量がある場合には保存し空き記憶容量がない場合には該ユーザIDに対応する上記有期限情報記憶手段に保存する情報記憶ステップと、上記有期限情報記憶手段に記憶されている情報を該情報が記憶されたときから上記所定期間が経過した後に削除する有期限情報削除ステップと、を含む方法である。
また、第2の発明による情報管理方法は、上記第1の発明による情報管理方法において、上記有期限情報記憶手段が、情報を記憶可能な記憶容量に制限が設けられていないことを特徴とする。
さらに、第3の発明による情報管理方法は、上記第1の発明による情報管理方法において、上記情報記憶ステップにより情報を保存したときには該情報を特定する情報IDを通信回線を介してユーザに送信するID送信ステップをさらに含むことを特徴とする。
第4の発明による情報管理方法は、上記第3の発明による情報管理方法において、ユーザから上記情報IDを伴う情報送信要求があったときには該情報IDに対応する情報を通信回線を介してユーザに送信する情報送信ステップをさらに含むことを特徴とする。
第5の発明による情報管理方法は、上記第3の発明による情報管理方法において、ユーザから上記情報IDを伴う削除要求があったときには該情報IDに対応する情報が上記無期限情報記憶手段に記憶されている場合に該情報を上記無期限情報記憶手段から削除する無期限情報削除ステップをさらに含むことを特徴とする。
第6の発明による情報管理方法は、上記第5の発明による情報管理方法において、上記無期限情報削除ステップを行った後に、上記有期限情報記憶手段に情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合には、該情報を、上記無期限情報記憶手段にある空き記憶容量に記憶し得るか否かをさらに判断し、記憶し得る場合には、該有期限情報記憶手段に記憶されている情報を該無期限情報記憶手段へ移動させる情報移動ステップをさらに含むことを特徴とする。
第7の発明による情報管理方法は、上記第6の発明による情報管理方法において、上記情報移動ステップにより上記無期限情報記憶手段へ移動される情報は、上記有期限情報記憶手段に記憶されている移動可能な情報の内の、上記保存期限が現在時刻に最も近い情報であることを特徴とする。
第8の発明による情報管理方法は、上記第6の発明による情報管理方法において、上記情報移動ステップにより、上記有期限情報記憶手段から無期限情報記憶手段へ情報の移動を行ったときには、移動先の保存アドレスを、通信回線を介してユーザに送信する移動先アドレス送信ステップをさらに含むことを特徴とする。
第9の発明による情報管理方法は、上記第1の発明による情報管理方法において、上記無期限情報記憶手段に設定されている所定の記憶容量を購入により増加させるための領域購入ステップをさらに含むことを特徴とする。
第10の発明による情報管理方法は、上記第9の発明による情報管理方法において、上記領域購入ステップを行った後に、上記有期限情報記憶手段に情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合には、該情報の少なくとも1つを、上記無期限情報記憶手段にある空き記憶容量に記憶し得るか否かをさらに判断し、記憶し得る場合には、該有期限情報記憶手段に記憶されている情報を該無期限情報記憶手段へ移動させる情報移動ステップをさらに含むことを特徴とする。
第11の発明による情報管理方法は、所定の条件を満たす間は保存期限が限られていないが情報を記憶可能な記憶容量が所定の記憶容量に限られている無期限情報記憶手段をユーザを特定するためのユーザIDに各対応して有しさらに保存期限が所定期間に限られている有期限情報記憶手段を上記ユーザIDに各対応して適応的に有し得る情報保存装置、と通信回線を介して接続可能であり、情報を記憶するための記憶手段を有する情報処理装置、に適用される情報管理方法であって、情報IDを取得するID取得ステップと、上記ID取得ステップにより取得した情報IDと該情報IDにより指定される情報のダウンロード要求とを上記情報保存装置へ送信するダウンロード要求送信ステップと、上記ダウンロード要求に応じて上記情報保存装置から送信される情報を受信する情報受信ステップと、上記情報受信ステップにより受信した情報を上記記憶手段に記憶するダウンロード情報記憶ステップと、を含む方法である。
第12の発明による情報管理方法は、上記第11の発明による情報管理方法において、上記情報IDを伴う削除要求を上記情報保存装置へ送信する削除要求送信ステップと、削除が行われたことを示す削除完了確認情報を該情報保存装置から受信する削除完了確認受信ステップと、上記削除要求の対象となった情報の情報IDを削除するID削除ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
第13の発明による情報管理方法は、上記第11の発明による情報管理方法において、上記無期限情報記憶手段から上記有期限情報記憶手段へまたは上記有期限情報記憶手段から上記無期限情報記憶手段への情報の移動要求を上記情報保存装置へ送信する移動要求送信ステップと、該情報の移動先が上記無期限情報記憶手段かまたは上記有期限情報記憶手段かを特定する移動先特定ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
第14の発明による情報管理方法は、上記第11の発明による情報管理方法において、上記無期限情報記憶手段に設定されている所定の記憶容量を購入により増加させるための購入要求を、上記情報保存装置へ送信する購入要求送信ステップと、購入が行われたことを示す購入確認情報を該情報保存装置から受信する購入確認受信ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
第15の発明による情報管理方法は、上記第14の発明による情報管理方法において、上記購入確認情報とともに上記有期限情報記憶手段に記憶されていた情報を上記無期限情報記憶手段へ移動させた移動先の保存アドレスを上記情報保存装置から受信したときには該移動の対象となった情報の保存アドレスを変更する第2のアドレス変更ステップをさらに含むことを特徴とする。
本発明の情報管理方法によれば、ユーザ専用の記憶容量に制限が設けられている情報保存装置に対して、該記憶容量を超えた情報の記憶を弾力的に行うことが可能となり、使い勝手が良くなる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1から図14は本発明の実施例1を示したものであり、図1は情報管理システムの構成を示すブロック図である。
この情報管理システムは、画像を撮像する機能を備えた端末1と、該端末1と通信を行うことにより画像を受信して記憶する情報保存装置たるサーバ3と、上記端末1またはサーバ3と通信を行うことにより画像保管記録情報を取得して該サーバ3から必要に応じて画像をダウンロードする情報処理装置2と、を有して構成されていて、情報管理方法が適用されるシステムとなっている。
上記端末1は、撮像部11と、表示部12と、操作部13と、撮影情報メモリ14と、IDメモリ15と、通信部16と、処理部17と、を有して構成されている。
上記撮像部11は、撮影光学系や、この撮影光学系により結像された被写体像を光電変換するための撮像素子、あるいはこの撮像素子からの撮像信号をデジタル画像データに変換するための回路などを備えたものである。
上記処理部17は、上記撮像部11から出力されるデジタル画像データを処理して、上記表示部12により表示させたり、あるいは上記通信部16を介して送信させたりする処理手段であり、この端末1内の各回路を制御する制御手段も兼ねたものとなっている。この処理部17には、上記操作部13からの操作信号が入力されるとともに、上記IDメモリ15から後述するようなID情報を読み出すようになっており、さらに上記撮影情報メモリ14と双方向に接続されている。
上記表示部12は、上記撮像部11により撮像された画像を観察可能に表示し得るものであって、それ以外にも、この端末1に係る各種の情報を表示することができるようになっている。
上記操作部13は、この端末1に係る操作入力を行うためのものであり、電源スイッチや各種の操作ボタン等を有して構成されている。この操作部13からの操作に応じて、該端末1のモード設定を行ったり、あるいは上記表示部12に表示されている選択肢を選択する操作をしたり、上記通信部16による情報の通信を操作したりすることができるようになっている。
上記撮影情報メモリ14は、上記撮像部11により撮像された画像データに係る撮影情報を記憶するためのものであり、上記処理部17を介して入力された撮影情報を記憶するとともに、該処理部17から撮影情報を所望に読み出すことが可能となっている。
上記IDメモリ15は、画像データを保管するサービスを上記サーバ3から受ける際に該サーバ3に対してユーザ認証を行うためのユーザIDや、該端末1を識別するための端末IDを記憶するものである。
上記通信部16は、例えば携帯電話通信網や電話回線、無線LAN等の通信回線を介して、上記サーバ3や情報処理装置2と通信を行うためのものである。
上記サーバ3は、通信部31と、有期限情報記憶手段たる有期限画像メモリ32と、無期限情報記憶手段たる無期限画像メモリ33と、会員管理メモリ34と、処理部35と、を有し、例えば大容量のデータストレージ装置を備えたコンピュータ等で構成されている。
上記通信部31は、通信回線を介して、上記端末1の通信部16と通信を行ったり、あるいは上記情報処理装置2の後述する通信部21と通信を行ったりするためのものである。
上記無期限画像メモリ33は、所定の条件を満たす間、例えば、ユーザがこのサーバ3によるサービスを受ける会員である間(有料サービスである場合には、サービスを提供する会社等と会員契約を結んで所定の料金を継続的に払い続ける間)は、情報を保存する保存期限が限られていないメモリ領域であるが、ただし記憶容量については料金等に応じた所定の記憶容量が確保されるものとなっている。
上記有期限画像メモリ32は、ユーザが上述したように例えば会員である間は使用可能となっているものであり、会員の個々に対して専用に所定の記憶容量が無期限に確保されている上記無期限画像メモリ33と異なり、該無期限画像メモリ33内に確保した所定の記憶容量が満杯(より正確には、新たな情報を記憶させるに足るだけの残り記憶容量がない状態)になった会員に対して、ある短期的な期間だけ、画像データを記憶させることができるようなメモリ領域となっている。従って、この有期限画像メモリ32は、上記無期限画像メモリ33の記憶容量が満杯になったが、さらに情報を保管したい会員に対して、動的に記憶容量を融通するものであり、無期限画像メモリ33の記憶容量に余裕がある会員に対しては、設けておく必要はない。この有期限画像メモリ32は、記憶容量についても、硬直的に規定するのではなく、柔軟な便宜を図るようになっている。すなわち、有期限画像メモリ32の記憶容量にある程度の上限を設けるようにしても構わないが、記憶容量に制限を設けない、という運用を行うようにしても良い。
上記会員管理メモリ34は、このサーバ3による情報保管サービスを受ける会員に関する情報が会員IDと関連付けられて記憶されているものであり、上記通信部31を介して接続要求があった場合に、会員IDを照合することにより、接続を許可してサービスを与えるか否かを判断することが可能となっている。
上記処理部35は、上記通信部31を介して接続要求があった場合には、上記会員管理メモリ34を参照して、参照結果に応じて接続の許可あるいは不許可を行うものである。また、この処理部35は、該通信部31を介して画像データを受信した場合には、該画像データを送信した会員に対応する無期限画像メモリ33内の領域に空き容量がある場合には該無期限画像メモリ33へ、また空き容量がない場合には有期限画像メモリ32へ、画像データを記憶させる処理を行うものである。さらに、該処理部35は、画像データのダウンロード要求があった場合には、該画像が記憶されたメモリから画像データを読み出して、通信部31を介して送信する処理も行うものである。そして、処理部35は、上記有期限画像メモリ32に関する管理も行っており、該有期限画像メモリ32に記憶されている画像データが情報保持期限を過ぎているか否かをチェックして、過ぎている場合に消去する処理も行うものである。このように、処理部35は、該サーバ3が提供する各種のサービスや管理を統合的に処理するための処理手段となっている。
上記情報処理装置2は、通信部21と、表示部22と、操作部23と、画像管理メモリ24と、画像メモリ25と、処理部26と、を有し、例えばパーソナルコンピュータ等で構成されている。
上記通信部21は、通信回線を介して、上記端末1の通信部16や上記サーバ3の通信部31と通信を行うためのものである。
上記表示部22は、上記端末1またはサーバ3から受信した画像保管記録情報等に基づいて、上記サーバ3に対して画像のダウンロードや消去や移動等の処理を行うことができるように、サーバ3の有期限画像メモリ32や無期限画像メモリ33に記憶されている画像のインデックス情報などを表示するためのものである。この表示部22には、該情報処理装置2に係る各種の情報も表示することができるようになっている。
上記操作部23は、該情報処理装置2に係る各種の操作を行うためのものであり、例えばマウスやキーボード等を有して構成されている。この操作部23を操作することにより、上記通信部21を介して、端末1に対する操作やサーバ3に対する操作も所定の範囲内で行うことができるようになっている。
上記画像管理メモリ24は、上述したように上記端末1またはサーバ3から受信した画像保管記録情報を記憶するためのものである。
上記画像メモリ25は、上記サーバ3からダウンロードした画像データを記憶するための記憶手段である。
上記処理部26は、上述した各構成を含むこの情報処理装置2を統合的に制御する制御手段であり、所定の処理プログラムに基づく処理を行う処理手段を兼ねたものとなっている。
次に、図2は、情報処理装置2の表示部22に表示される情報管理ソフトウェアの画面の例を示す図である。
この図2に示す画面は、例えばグラフィックユーザインターフェースを備えたマルチウィンドウタイプのオペレーティングシステム上で、1つのウィンドウとして表示される画面を示したものである。
ウィンドウ41には、各種の操作ボタンが配列された操作ボタンエリア41aと、サーバ3の有期限画像メモリ32に記憶されている画像を表示するための有期限インデックスエリア41bと、該サーバ3の無期限画像メモリ33に記憶されている画像を表示するための無期限インデックスエリア41cと、が表示されている。
上記操作ボタンエリア41aには、サーバ3における時計を表示するためのサーバ時計表示42と、サーバ3からの画像のダウンロードを行うためのダウンロードボタン43と、サーバ3に記憶されている画像の削除を行うための削除ボタン44と、サーバ3の無期限画像メモリ33に記憶領域を追加して購入するための購入ボタン45と、有期限画像メモリ32に記憶されている画像データを無期限画像メモリ33へ移動するための無期限領域に移動ボタン46と、この情報管理ソフトウェアを終了するための終了ボタン47と、が表示されていて、上記サーバ時計表示42以外の各ボタンは、上記操作部23等によるマウスやキーボード操作により、操作することが可能となっている。
上記有期限インデックスエリア41bには、サーバ3の有期限画像メモリ32に記憶されている画像がインデックス画像51として配列して表示されるようになっており、各画像に関する情報保持期限52も該インデックス画像51の例えば下側に表示されるようになっている。この有期限インデックスエリア41bの例えば下側には、スクロールバー53が必要に応じて表示されるようになっており、有期限画像メモリ32に記憶されている画像を該有期限インデックスエリア41bに表示しきれない場合に、該スクロールバー53を操作することにより、スクロールして表示させることができるようになっている。また、これらのインデックス画像51は、情報保持の残り時間が少ない方から順に配列されるように、ソートされて表示されている。なお、この有期限インデックスエリア41bに表示されている情報保持期限52は、該期限までの残り時間を表示するものであっても構わない。
上記無期限インデックスエリア41cは、上述したように、サーバ3の無期限画像メモリ33に記憶されている画像を、インデックス画像56として、複数の表示領域55に配列して表示するためのエリアである。この有期限インデックスエリア41bの例えば下側にも、スクロールバー57が必要に応じて表示されるようになっており、無期限画像メモリ33に記憶されている画像を該無期限インデックスエリア41cに表示しきれない場合に、該スクロールバー57を操作することにより、スクロールして表示させることができるようになっている。
次に、図3は、端末1からサーバ3へ撮影した画像を送信するときの処理を示すフローチャートである。
この撮影画像送信の処理を開始すると、まず、端末1において画像の撮影を行う(ステップS1)。
そして、サーバ3と通信回線を介して既に接続されているか否かを判断して(ステップS2)、接続されていない場合には、上記IDメモリ15からユーザIDを読み出して接続要求とともにサーバ3へ送信する(ステップS3)。
サーバ3は、端末1から接続要求およびユーザIDを受信すると、受信したユーザIDと会員管理メモリ34に記憶されている情報とを照合することによりユーザ認証を行い、ユーザを特定する(ステップS4)。
こうしてユーザ認証が行われたら、サーバ3は、端末1に対して画像送信許可を送信する(ステップS5)。
端末1は、サーバ3から画像送信許可を受信する(ステップS6)。このステップS6の処理が行われるか、または上記ステップS2においてサーバ3と既に接続されていると判断された場合には、上記IDメモリ15から端末IDを読み出して、画像データおよびこの画像データを識別するための情報IDである画像IDとともにサーバ3へ送信する(ステップS7)。
サーバ3は、端末1からこれら端末ID、画像データ、および画像IDを受信すると(ステップS8)、まず、上記ステップS4で特定されたユーザに対して確保されている無期限画像メモリ33の空き容量を算出する(ステップS9)。
そして、サーバ3は、算出された無期限画像メモリ33の空き容量が、端末1から受信した画像のサイズ(より正確には、画像、画像ID、端末IDの合計サイズ)よりも大きいか否かを判断し(ステップS10)、大きい場合には、画像、画像ID、端末IDを無期限画像メモリ33へ記憶する(ステップS11)。
また、無期限画像メモリ33の空き容量が端末1から受信した画像のサイズよりも大きくない場合には、サーバ3は、画像、画像ID、端末IDを有期限画像メモリ32へ記憶する(ステップS12)。
その後、サーバ3は、画像IDと、画像の記憶先アドレス(保存アドレス)と、画像が有期限画像メモリ32へ記憶された場合にはその保管期限(情報保持期限)と、を端末1へ送信する(ステップS13)。
一方、端末1において、上記ステップS7の処理を行った後に、撮影した画像のインデックス画像を作成しておく(ステップS14)。
そして、サーバ3から、画像IDと、画像の記憶先アドレスと、必要に応じて保管期限と、が送信された場合には、端末1は、これらを受信して、上記ステップS14で作成したインデックス画像とともに、画像保管記録情報として撮影情報メモリ14に記憶してから(ステップS15)、この処理を終了する。
次に、図4は、情報処理装置2が端末1から撮影情報を取得するときの動作を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置2において実行されているオペレーティングシステム上で、アプリケーションプログラムである情報管理ソフトウェアを起動する(ステップS21)。
次に、画像管理メモリ24に記憶されている管理対象端末の端末IDと端末アドレスとを読み出し(ステップS22)、端末起動要求を端末宛に送信する(ステップS23)。
端末1は情報処理装置2から端末起動要求を受信すると、所定のウェイクアップ機能等により起動し(ステップS24)、起動が完了したことを情報処理装置2へ送信する(ステップS25)。
情報処理装置2は、起動完了通知を端末から受信すると(ステップS26)、撮影情報送信要求を端末1へ向けて送信する(ステップS27)。
端末1は、撮影情報送信要求を受信すると(ステップS28)、撮影情報メモリ14から画像保管記録情報を読み出して、情報処理装置2へ送信する(ステップS29)。
情報処理装置2は、端末1から画像保管記録情報を受信すると(ステップS30)、端末IDと画像IDとで特定される画像の管理情報が画像管理メモリに記憶されているか否かを判断し(ステップS31)、記憶されていない場合には、端末IDと画像IDと記憶先アドレスとインデックス画像と保管期限とを画像管理メモリ24に記憶する(ステップS32)。
情報処理装置2は、このステップS32の処理が終了するか、または上記ステップS31において画像の管理情報が画像管理メモリに記憶されていると判断された場合には、サーバ画像管理の処理を行って(ステップS33)、この処理を終了する。
図5は、サーバ3に記憶されている画像ファイルを情報処理装置2から管理する処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、情報処理装置2が、接続要求とともにユーザIDをサーバ3へ送信する(ステップS41)。
サーバ3は、情報処理装置2から接続要求およびユーザIDを受信すると、受信したユーザIDと会員管理メモリ34に記憶されている情報とを照合することによりユーザ認証を行い、ユーザを特定する(ステップS42)。
こうしてユーザ認証が行われたら、サーバ3は、情報処理装置2に対して接続許可を送信する(ステップS43)。
情報処理装置2は、サーバ3から接続許可を受信すると(ステップS44)、ファイル記憶情報要求をサーバ3へ送信する(ステップS45)。
サーバ3は、情報処理装置2からファイル記憶情報要求を受信すると(ステップS46)、無期限画像メモリ33内の上記ユーザIDに対応する領域に記憶されている画像ファイル情報を収集するとともに、有期限画像メモリ32内の上記ユーザIDに対応する領域に記憶されている画像ファイル情報を収集して、ファイル記憶情報を生成する(ステップS47)。
そして、サーバ3は、生成したファイル記憶情報を、情報処理装置2へ送信する(ステップS48)。
情報処理装置2は、サーバ3からファイル記憶情報を受信すると(ステップS49)、画像管理メモリ24に記憶されている画像保管記録情報を、受信したファイル記憶情報により更新する(ステップS50)。
そして、図2に示したようなサーバ保管画像管理画面を表示し(ステップS51)、更新された画像保管記録情報に基づいてインデックス画像表示の処理を行う(ステップS52)。
その後、この図2に示した画面上におけるサーバ画像操作に応じた処理を行って(ステップS53)、この処理を終了する。
図6は情報処理装置2によるインデックス画像表示の処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、サーバ3での保管期限が有期限となっている画像を、画像管理メモリ24から検索する(ステップS61)。
次に、保管期限が有期限となっている画像のインデックス画像と、該画像の保管期限とを、上記図2に示したような有期限インデックスエリア41bに表示する(ステップS62)。
その後、無期限保管画像のインデックス画像を無期限インデックスエリア41cに表示して(ステップS63)、この処理を終了する。
図7は情報処理装置2におけるサーバ画像操作の処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、情報処理装置2の表示部22に表示される上記図2に示したような画面において、ボタン操作やその他の操作がなされるのを待機する。
そして、ダウンロードボタン43が押されたことを検出した場合には(ステップS71)、選択されているインデックス画像に対応する画像IDを特定し(ステップS72)、ダウンロード処理を行う(ステップS73)。その後、インデックス画像表示の処理を行って(ステップS74)、再び各種の操作がなされるのを待機する。
また、削除ボタン44が押されたことを検出した場合には(ステップS75)、選択されているインデックス画像に対応する画像IDを特定し(ステップS76)、削除処理を行う(ステップS77)。その後、インデックス画像表示の処理を行って(ステップS78)、再び各種の操作がなされるのを待機する。
さらに、購入ボタン45が押されたことを検出した場合には(ステップS79)、購入処理を行う(ステップS80)。その後、インデックス画像表示の処理を行って(ステップS81)、再び各種の操作がなされるのを待機する。
そして、無期限領域に移動ボタン46が押されたことを検出した場合には(ステップS82)、ファイル移動処理を行う(ステップS83)。その後、インデックス画像表示の処理を行って(ステップS84)、再び各種の操作がなされるのを待機する。
続いて、インデックス画像が例えばマウス等を用いてドラッグアンドドロップされたことを検出した場合には(ステップS85)、ドラッグアンドドロップされたインデックス画像とドロップ先の表示エリアとを特定し(ステップS86)、ドラッグアンドドロップ処理を行う(ステップS87)。その後、インデックス画像表示の処理を行って(ステップS88)、再び各種の操作がなされるのを待機する。
一方、終了ボタン47が押されたことを検出した場合には(ステップS89)、この処理を終了する。
図8は、図7のステップS73に対応するサーバ3に記憶されている画像データを情報処理装置2からダウンロードする処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、情報処理装置2は、ステップS72で特定した画像IDとともにダウンロード要求をサーバ3へ送信する(ステップS91)。
サーバ3は、このダウンロード要求を画像IDとともに情報処理装置2から受信すると(ステップS92)、画像IDに対応する画像が無期限画像メモリ33または有期限画像メモリ32の何れかに記憶されているか否かを判断する(ステップS93)。
ここで、記憶されている場合には、画像IDに対応する画像を読み出す(ステップS94)。
また、記憶されていない場合には、画像IDに対応する画像が保管されていないことを伝えるメッセージを生成する(ステップS95)。
そして、上記ステップS94で読み出された画像データ、または上記ステップS95で生成されたメッセージを情報処理装置2へ送信する(ステップS96)。
情報処理装置2は、サーバ3から画像データまたはメッセージを受信すると(ステップS97)、受信した情報に画像が含まれているか否かを判断する(ステップS98)。
ここで、含まれている場合には、受信した画像を画像メモリ25に記憶し(ステップS99)、画像管理メモリ24に記憶されている画像IDと画像メモリ25に記憶した画像とを関連付ける(ステップS100)。
また、上記ステップS98において、含まれていない場合には、画像がサーバ3に存在しないことを表示部22により表示して(ステップS101)、画像IDと関連付けられている情報を画像管理メモリ24から削除する(ステップS102)。
上記ステップS100またはステップS102の処理が行われたら、このダウンロード処理を終了する。
図9は、サーバ3に記憶されている画像データを情報処理装置2から削除する処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、情報処理装置2は、ステップS76で特定された画像IDとともに画像削除要求をサーバ3へ送信する(ステップS111)。
サーバ3は、この画像削除要求を画像IDとともに情報処理装置2から受信すると(ステップS112)、画像IDに対応する画像を無期限画像メモリ33または有期限画像メモリ32の何れか記憶されている方から削除する(ステップS113)。
削除が行われたら、サーバ3は、削除完了メッセージを情報処理装置2へ送信する(ステップS114)。
情報処理装置2は、サーバ3から削除完了メッセージを受信すると(ステップS115)、削除した画像の画像IDと、該画像に関連付けられている情報と、を画像管理メモリ24から削除して(ステップS116)、この削除処理を終了する。
図10は、サーバ3の無期限画像メモリ33における記憶領域を情報処理装置2から購入する処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、情報処理装置2は、購入する記憶容量などの、記憶領域を購入するのに必要な情報を入力するための購入情報入力画面を、表示部22に表示する(ステップS120)。そして、この購入情報入力画面で入力された購入情報を含む購入要求を、サーバ3へ送信する(ステップS121)。
サーバ3は、この購入要求を情報処理装置2から受信すると(ステップS122)、無期限画像メモリ33における空きメモリ領域を購入要求で指定された容量だけ確保して、ユーザの領域として追加する(ステップS123)。
そして、サーバ3は、有期限画像メモリ32に記憶されている画像データを、無期限画像メモリ33へ移動する処理を行う(ステップS124)。
その後、サーバ3は、有期限画像メモリ32から無期限画像メモリ33へ移動した画像の新しい保存アドレスを、購入完了メッセージとともに情報処理装置2へ送信して(ステップS125)、追加購入された無期限画像メモリの領域を、ユーザIDに関連付けて会員管理メモリ34に記憶させる処理を行う(ステップS126)。
情報処理装置2は、サーバ3から購入完了メッセージを受信すると(ステップS127)、受信した情報に購入完了メッセージとともに保存アドレス情報が含まれているか否かを判断する(ステップS128)。
ここで、含まれている場合には、画像管理メモリ24に記憶されている画像IDに対応する保存アドレスを、受信した保存アドレスに変更する(ステップS129)。
このステップS129の処理が終了するか、または上記ステップS128において保存アドレス情報が含まれていない場合には、この購入処理を終了する。
図11は、サーバ3の有期限画像メモリ32に記憶されている画像データを無期限画像メモリ33へ移動する処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、無期限画像メモリ33の空き領域が、有期限画像メモリ32に記憶されている最小の画像ファイルよりも大きいか否かを判断する(ステップS131)。
ここで、大きい場合には、有期限画像メモリ32に記憶されている画像中で、保存期限が現在時刻に最も近いファイルをまず選択する(ステップS132)。
そして、選択した画像ファイルが無期限画像メモリ33の空き領域よりも小さいか否かを判断し(ステップS133)、小さい場合には、選択した画像ファイルを無期限画像メモリ33へ移動する(ステップS134)。
このステップS134の処理が終了するか、または上記ステップS133において空き領域よりも小さくないと判断された場合には、有期限画像メモリ32に記憶されていた全ての画像ファイルについて処理を行ったか否かを判断する(ステップS135)。
ここで、まだ全ての画像ファイルについての処理が済んでいない場合には、次に保存期限が近い画像ファイルを選択して(ステップS136)、上記ステップS133へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
こうして、ステップS135において全ての画像ファイルについて処理を行ったと判断された場合、または上記ステップS131において、空き領域が最小の画像ファイルよりも大きくないと判断された場合には、この処理を終了する。
図12は、情報処理装置2からの操作により、サーバ3に記憶されている画像データを移動する処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、情報処理装置2は、ファイル移動要求をサーバ3へ送信する(ステップS141)。
サーバ3は、このファイル移動要求を情報処理装置2から受信すると(ステップS142)、上記図11に示したような、ファイルを有期限画像メモリ32から無期限画像メモリ33へ移動する処理を行う(ステップS143)。
その後、サーバ3は、有期限画像メモリ32から無期限画像メモリ33へ移動した画像の新しい保存アドレスを、移動完了メッセージとともに情報処理装置2へ送信する(ステップS144)。
情報処理装置2は、サーバ3から移動完了メッセージを受信すると(ステップS145)、受信した情報に移動完了メッセージとともに保存アドレス情報が含まれているか否かを判断する(ステップS146)。
ここで、含まれている場合には、画像管理メモリ24に記憶されている画像IDに対応する保存アドレスを、受信した保存アドレスに変更する(ステップS147)。
このステップS147の処理が終了するか、または上記ステップS146において保存アドレス情報が含まれていない場合には、このファイル移動処理を終了する。
図13は、情報処理装置2におけるドラッグアンドドロップ操作により、サーバ3に記憶されている画像データを移動する処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、選択されたインデックス画像のドロップ先が、ピックアップされたインデックスエリアとは異なるインデックスエリアであるか否かを判断する(ステップS151)。すなわち、図2に示した例では、有期限インデックスエリア41bから無期限インデックスエリア41cへ、または無期限インデックスエリア41cから有期限インデックスエリア41bへ、のインデックス画像のドラッグアンドドロップが行われたか否かを判断する。
ここで、異なるインデックスエリアである場合には、情報処理装置2は、選択されたインデックス画像に対応する画像IDとともに、画像移動要求をサーバ3へ送信する(ステップS152)。
サーバ3は、この画像移動要求を情報処理装置2から受信すると(ステップS153)、画像IDで特定される画像を、現在とは異なる期限のメモリの記憶領域へ移動する(ステップS154)。すなわち、有期限インデックスエリア41bから無期限インデックスエリア41cへインデックス画像のドラッグアンドドロップが行われた場合には、該インデックス画像に対応する画像を有期限メモリ32から無期限メモリ33へ移動する。一方、無期限インデックスエリア41cから有期限インデックスエリア41bへインデックス画像のドラッグアンドドロップが行われた場合には、該インデックス画像に対応する画像を無期限メモリ33から有期限メモリ32へ移動し、所定の情報保持期限を与える。
その後、サーバ3は、移動した画像の新しい保存アドレスと、移動が無期限画像メモリ33から有期限画像メモリ32への移動である場合には上記与えられた情報保持期限の情報と、を情報処理装置2へ送信する(ステップS155)。
情報処理装置2は、サーバ3から、新しい保存アドレスを受信するとともに、必要に応じて上記情報保持期限の情報を受信すると(ステップS156)、画像管理メモリ24に記憶されている画像IDに対応する保存アドレスを、受信した保存アドレスに変更するとともに、必要に応じて、与えられた情報保持期限の情報を記憶する(ステップS157)。
このステップS157の処理が終了するか、または上記ステップS151において、異なるインデックスエリアへのドラッグアンドドロップが行われていないと判断された場合には、このドラッグアンドドロップ処理を終了する。
図14は、サーバ3において行われる、保存期限切れによる画像ファイルの削除処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、現在時刻を検出して(ステップS161)、有期限画像メモリ32に記憶されている画像中で、保存期限が最も古いファイルを選択する(ステップS162)。
そして、選択した画像ファイルの保存期限が、現在時間より古いか否かを判断し(ステップS163)、古い場合には、さらに、無期限画像メモリ33の空き領域が、選択した画像ファイルのサイズよりも大きいか否かを判断する(ステップS164)。
ここで、大きい場合には、選択した画像ファイルを無期限画像メモリ33へ移動する(ステップS165)。一方、大きくない場合には、選択した画像ファイルを有期限画像メモリ32から削除する(ステップS166)。
こうして、上記ステップS165またはステップS166の処理が終了したら、有期限画像メモリ32に記憶されている全ての画像ファイルについて処理を行ったか否かを判断する(ステップS167)。
ここで、まだ全ての画像ファイルについての処理が済んでいない場合には、次に保存期限の古い画像ファイルを選択して(ステップS168)、上記ステップS163へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
こうして、ステップS167において全ての画像ファイルについて処理を行ったと判断された場合、または上記ステップS163において、選択した画像ファイルの保存期限が現在時間よりも古くないと判断された場合には、この処理を終了する。
なお、上述では、情報として画像(静止画像)データを一例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、動画像データや音声データ、あるいはテキストデータ等の、一般的な情報に対して広く適用可能であることはいうまでもない。
また、上述では、情報処理装置2は、端末1から撮影情報を取得するようにしているが、これに限らず、サーバ3から取得することも可能である。また、インデックス画像を端末1で作成しているが、これに限るものでもない。
そして、上述では、サーバ3に記憶されている画像を操作する際に、画像IDと保存アドレスとの両方をサーバ3へ送信するようにしているが、画像IDがユニークなものであれば、画像IDのみを送信することによっても画像の操作は可能である。同様に、保存アドレスがユニークなものであれば、該保存アドレスのみを送信するようにしても良い。
このような実施例1によれば、ユーザが会員である間は無期限に情報を記憶可能な無期限画像メモリと、会員に対して所定の期間だけ情報を記憶するサービスを提供する有期限画像メモリと、をサーバに設けて、ユーザに割り当てられた無期限画像メモリが満杯になったときには、有期限画像メモリに弾力的に記憶することができるようにしたために、無期限画像メモリの記憶容量を新たに購入する処理を行わなくても、撮影した画像やその他の情報を直ちにサーバへ送信することが可能となる。これにより、メモリ容量不足が原因でシャッタチャンス等を逃してしまう、ということがなくなる。
また、デジタルカメラや携帯電話等の端末で画像や音声などの情報を取得してサーバに送信し、その後に、自宅のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置によりサーバに保管してある情報を整理することができるために、身軽に各種の情報を収集し、落ち着いてゆっくり整理することが可能となって、使い勝手が良い。
そして、無期限画像メモリや有期限画像メモリに記憶された画像データを情報処理装置にダウンロードしたり、あるいは不要な画像データを消去したりすることにより、無期限画像メモリに空き記憶容量を作ることができる。情報の記憶容量は、一時的に大きな容量が必要になっても、その容量を無期限に確保する必要があるとは限らないために、このような運用を可能とすることにより、大容量の領域を無期限画像メモリに購入する必要がなくなり、ユーザが支払う金額を低減することが可能となる。
さらに、多数のユーザからの有期限画像メモリを使用したいというリクエストは、同時に発生することはほとんどなく、多くはランダム的に発生するために、ユーザ数に比して比較的小容量の有期限画像メモリを設ければ足りるため、効率的なメモリ運用が可能となり、投資コストを削減することができる。
一方、ユーザは、情報処理装置の表示部に表示されるインデックス画像を見ながら、サーバに保管されている画像データ等の整理を行うことができるために、操作性が良い。特に、情報処理装置の表示部は、可搬性のある端末の表示部よりも大型であることが多いために、広い画面で快適な操作を行うことが可能となる。
このとき、表示部にサーバの時計が表示されるとともに、有期限画像メモリに記憶されている画像については情報保持期限も合わせて表示されるために、画像データが削除される時間を正確に把握することができる。
そして、情報処理装置は、サーバと接続された際には、該サーバからファイル記憶情報を受信して、画像管理メモリに記憶されている情報を更新するために、サーバに現在記憶されている情報を正確に把握しながら、操作等を行うことが可能となる。
こうして、ユーザ専用の記憶容量に制限が設けられている情報保存装置に対して、該記憶容量を超えた情報の記憶を弾力的に行うことが可能となり、使い勝手が良くなる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、通信回線を介してユーザから送信される情報を保管する技術に関連する分野において好適に利用することができる。
本発明の実施例1における情報管理システムの構成を示すブロック図。 上記実施例1における情報処理装置の表示部に表示される情報管理ソフトウェアの画面の例を示す図。 上記実施例1において、端末からサーバへ撮影した画像を送信するときの処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、情報処理装置が端末から撮影情報を取得するときの動作を示すフローチャート。 上記実施例1において、サーバに記憶されている画像ファイルを情報処理装置から管理する処理を示すフローチャート。 上記実施例1における情報処理装置によるインデックス画像表示の処理を示すフローチャート。 上記実施例1の情報処理装置におけるサーバ画像操作の処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、サーバに記憶されている画像データを情報処理装置からダウンロードする処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、サーバに記憶されている画像データを情報処理装置から削除する処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、サーバの無期限画像メモリにおける記憶領域を情報処理装置から購入する処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、サーバの有期限画像メモリに記憶されている画像データを無期限画像メモリへ移動する処理を示すフローチャート。 上記実施例1において、情報処理装置からの操作により、サーバに記憶されている画像データを移動する処理を示すフローチャート。 上記実施例1の情報処理装置におけるドラッグアンドドロップ操作により、サーバに記憶されている画像データを移動する処理を示すフローチャート。 上記実施例1のサーバにおいて行われる、保存期限切れによる画像ファイルの削除処理を示すフローチャート。
符号の説明
1…端末
2…情報処理装置
3…サーバ(情報保存装置)
11…撮像部
12…表示部
13…操作部
14…撮影情報メモリ
15…IDメモリ
16…通信部
17…処理部
21…通信部
22…表示部
23…操作部
24…画像管理メモリ
25…画像メモリ(記憶手段)
26…処理部
31…通信部
32…有期限画像メモリ(有期限情報記憶手段)
33…無期限画像メモリ(無期限情報記憶手段)
34…会員管理メモリ
35…処理部
41…ウィンドウ
41a…操作ボタンエリア
41b…有期限インデックスエリア
41c…無期限インデックスエリア
42…サーバ時計表示
43…ダウンロードボタン
44…削除ボタン
45…購入ボタン
46…無期限領域に移動ボタン
47…終了ボタン
51…インデックス画像
52…情報保持期限
55…表示領域
56…インデックス画像
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (15)

  1. 所定の条件を満たす間は保存期限が限られていないが情報を記憶可能な記憶容量が所定の記憶容量に限られている無期限情報記憶手段をユーザを特定するためのユーザIDに各対応して有し、さらに、保存期限が所定期間に限られている有期限情報記憶手段を上記ユーザIDに各対応して適応的に有し得る情報保存装置、に対して適用される情報管理方法であって、
    通信回線を介して上記ユーザIDを受信し、受信したユーザIDに基づいてユーザ認証を行う認証ステップと、
    上記認証ステップにより認証されたユーザから送信される情報を、上記ユーザIDに対応する上記無期限情報記憶手段に、該情報を記憶するための空き記憶容量がある場合には保存し、空き記憶容量がない場合には、該ユーザIDに対応する上記有期限情報記憶手段に保存する情報記憶ステップと、
    上記有期限情報記憶手段に記憶されている情報を、該情報が記憶されたときから上記所定期間が経過した後に削除する有期限情報削除ステップと、
    を含むことを特徴とする情報管理方法。
  2. 上記有期限情報記憶手段は、情報を記憶可能な記憶容量に制限が設けられていないことを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  3. 上記情報記憶ステップにより情報を保存したときには、該情報を特定する情報IDを、通信回線を介してユーザに送信するID送信ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  4. ユーザから、上記情報IDを伴う情報送信要求があったときには、該情報IDに対応する情報を、通信回線を介してユーザに送信する情報送信ステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の情報管理方法。
  5. ユーザから、上記情報IDを伴う削除要求があったときには、該情報IDに対応する情報が上記無期限情報記憶手段に記憶されている場合に、該情報を上記無期限情報記憶手段から削除する無期限情報削除ステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の情報管理方法。
  6. 上記無期限情報削除ステップを行った後に、上記有期限情報記憶手段に情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合には、該情報を、上記無期限情報記憶手段にある空き記憶容量に記憶し得るか否かをさらに判断し、記憶し得る場合には、該有期限情報記憶手段に記憶されている情報を該無期限情報記憶手段へ移動させる情報移動ステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の情報管理方法。
  7. 上記情報移動ステップにより上記無期限情報記憶手段へ移動される情報は、上記有期限情報記憶手段に記憶されている移動可能な情報の内の、上記保存期限が現在時刻に最も近い情報であることを特徴とする請求項6に記載の情報管理方法。
  8. 上記情報移動ステップにより、上記有期限情報記憶手段から無期限情報記憶手段へ情報の移動を行ったときには、移動先の保存アドレスを、通信回線を介してユーザに送信する移動先アドレス送信ステップをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の情報管理方法。
  9. 上記無期限情報記憶手段に設定されている所定の記憶容量を購入により増加させるための領域購入ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  10. 上記領域購入ステップを行った後に、上記有期限情報記憶手段に情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合には、該情報の少なくとも1つを、上記無期限情報記憶手段にある空き記憶容量に記憶し得るか否かをさらに判断し、記憶し得る場合には、該有期限情報記憶手段に記憶されている情報を該無期限情報記憶手段へ移動させる情報移動ステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の情報管理方法。
  11. 所定の条件を満たす間は保存期限が限られていないが情報を記憶可能な記憶容量が所定の記憶容量に限られている無期限情報記憶手段をユーザを特定するためのユーザIDに各対応して有し、さらに、保存期限が所定期間に限られている有期限情報記憶手段を上記ユーザIDに各対応して適応的に有し得る情報保存装置、と通信回線を介して接続可能であり、情報を記憶するための記憶手段を有する情報処理装置、に適用される情報管理方法であって、
    情報IDを取得するID取得ステップと、
    上記ID取得ステップにより取得した情報IDと、該情報IDにより指定される情報のダウンロード要求と、を上記情報保存装置へ送信するダウンロード要求送信ステップと、
    上記ダウンロード要求に応じて上記情報保存装置から送信される情報を受信する情報受信ステップと、
    上記情報受信ステップにより受信した情報を上記記憶手段に記憶するダウンロード情報記憶ステップと、
    を含むことを特徴とする情報管理方法。
  12. 上記情報IDを伴う削除要求を、上記情報保存装置へ送信する削除要求送信ステップと、
    削除が行われたことを示す削除完了確認情報を該情報保存装置から受信する削除完了確認受信ステップと、
    上記削除要求の対象となった情報の情報IDを削除するID削除ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の情報管理方法。
  13. 上記無期限情報記憶手段から上記有期限情報記憶手段へ、または、上記有期限情報記憶手段から上記無期限情報記憶手段へ、の情報の移動要求を、上記情報保存装置へ送信する移動要求送信ステップと、
    該情報の移動先が上記無期限情報記憶手段かまたは上記有期限情報記憶手段かを特定する移動先特定ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の情報管理方法。
  14. 上記無期限情報記憶手段に設定されている所定の記憶容量を購入により増加させるための購入要求を、上記情報保存装置へ送信する購入要求送信ステップと、
    購入が行われたことを示す購入確認情報を該情報保存装置から受信する購入確認受信ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の情報管理方法。
  15. 上記購入確認情報とともに、上記有期限情報記憶手段に記憶されていた情報を上記無期限情報記憶手段へ移動させた移動先の保存アドレスを、上記情報保存装置から受信したときには、該移動の対象となった情報の保存アドレスを変更する第2のアドレス変更ステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の情報管理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011035474A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Canon Inc 画像処理装置、画像管理装置、画像管理方法及び画像管理システム
JP2012040042A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Konami Digital Entertainment Co Ltd ゲームシステム及びそのプレイ内容の閲覧制御方法
JP2015501559A (ja) * 2011-09-22 2015-01-15 アルカテル−ルーセント テキスト・メッセージのアーカイブ制御

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