JP2005292527A - トナー収納容器、それを用いた画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】口金部材2に固定された概ね直方体の袋部3からなり、該袋部3は、胴部4と底面5とを有し、該胴部4は角錐状に形成されたテーパー部6と、その先端に続く円筒状の口細部7とからなり、前記底面5には両側面材c、dを内側方向に折り畳むための底面折目8が設けられ、前記胴部4には、該下部域9を残して該上部域10を袋部3の内部方向に折り畳むための側面折目11と、前記下部域9を2分するための可撓性折目12と、該2分された下部域13、14をそれぞれ袋部3の内部方向に斜めに折り畳むための斜め折目15、16とが設けられている。
【選択図】図4
Description
このような構成は、画像形成装置内にトナー収納容器と現像装置とを組み合わせたスペースが必要となるため、潜像担持体、現像装置、及びその他の画像形成装置内に通常具備させる各種部品と合わせて、画像形成装置内のレイアウト設計が制約されるという問題がある。
さらに、従来から用いられているトナー収納容器は可撓性の低い剛性のもの(ハードタイプの容器と言う)が一般的であり、画像形成装置内でトナー排出口が横になるように装着され、例えば、トナー排出口に向けて内部壁に螺旋溝が設けられたボトル様容器の場合には、該容器自体を回転させて螺旋溝を介して、また、内部にアジテータが設けられた容器の場合には、該アジテータを回転させて、容器内の収納トナーを排出して現像装置に供給するような構成とされているが、いずれの場合にも、トナーを安定に連続的に排出し供給することが難しく、また、容器内のトナーが全量排出されず一部残ってしまうことが多く問題となっている。
この空気流トナー供給方式について図1に基づいて説明する。
トナーが収納されたトナー袋(102)と、これを保持する外箱(130)からなるトナー収納容器(101)は、トナー移送管(149)によって吸引ポンプ(141)を介して、現像装置(140)に連結されている。
エヤーポンプ(151)よってエヤー移送パイプ(152)を通して容器内にエヤ−が吹き込まれ、トナーが流動化される。
エヤーポンプ(151)よるエヤー圧と吸引ポンプ(141)による吸引圧によって、流動化したトナーは、エヤーと共に移送管(149)内を送流して、現像装置(140)内に供給される。
該空気流トナー供給方式は、図1に示されるようなエヤ−ポンプ(151)と吸引ポンプ(141)とを併用する場合のみならず、これらのポンプの一方のみを単独に用いることも可能であるが、少なくともエヤーポンプ(151)を用いてエヤ−を容器内に吹き込んでトナーを流動化するやり方が効果的である。
さらに、該空気流トナー供給方式によれば、容器内のトナーが安定に連続的に排出され、容器内にトナーがほとんど残らないという利点を有し、特に、図1に示されているように、容器のトナー排出部を下に向けて設置してトナーを排出する場合には、この効果が顕著に得られるものである。
このソフトタイプの容器は、ハードタイプの容器と違って、トナー収納部内の空気を抜いて減容状態にすることができるものであるので、予め容器を減容状態にしておいてからトナーを充填するようにすると、トナー粉体間に空気がほとんど入らず、その結果、容器内におけるトナーの沈降速度が速くて充填時間が全体として短縮できる上に高密度充填が可能となり、また、トナー飛散をほとんど発生させないで充填作業を行なうことができる利点を有するものである。
また、ソフトタイプの容器は、折り畳んだり丸めた状態にしてコンパクトにできるためユーザーにとってはトナーを使い終えた後処理しやすく、また、ハードタイプの容器に比して軽量で破損しにくくかつフレキシブルであるために、トナーが充填された状態のものを運搬する際にも運搬業者にとっても取扱いが容易であり、さらに、製造業者にとっては破損しにくい上に汚染物を除去しやすいために、リサイクル使用に適しているなど、多くの利点を有するものである。
特に、該座屈は、トナー排出口に向けて先細形状のソフトタイプの容器の場合に発生しやすいものであり、その解決策として、外箱(ハードケースとも言う)を用い、容器を外箱内に挿入し保持した状態にして画像形成装置にセットして、空気流トナー供給方式によるトナー充填を行なうやり方が提案されている(例えば、特許文献1、3参照。)。
図1(特許文献1の図15)の場合には、トナーが収納されたトナー袋(102)を座屈軽減手段としての外箱(130)で保持し、画像形成装置本体のセット部(150)にセットされている状態が示されている。
また、特許文献3の図4の場合には、外箱(130)を姿勢保持手段にして用いトナー収納容器(120)を保持して、座屈を防止している。
この提案は、人の手によらず自動的に減容するための減容手段として、予めカール修正が施されたカール部材を、容器の内面側に貼り付けあるいは内蔵させ、トナーの補給が終了し容器内のトナーのほぼ全てが排出されたら、自動的に丸まってトナー収納容器が減容される方式であるが、座屈の発生防止については考慮されていないものである。
特許文献5に記載される容器は、トナー収納部がフレキシブル材料からなる直方体形状であり、該直方体の対面する一組の側面部のそれぞれに、縦方向に折り畳み部位が設けられたことを特徴とするものであり、トナーが排出されるに従って該折り畳み部位が内側方向に折り畳まれて自動的に減容するものである。
図2(特許文献5における図3のB)は、該折り畳み部位が設けられた容器の断面図である。
図2において、該折り畳み部位が設けられる2つの側面部のそれぞれは、一対のフイルム材((204a)、(204b))で形成され、その端縁がヒートシール等によって溶着接合されて、V字のジャバラ状に折り曲げた形状の該折り畳み部(211)を形成している。
また、対面する他の2つの面部(前面部2、及び後面部3。折り畳み部位が設けられない大きい幅の面部)のそれぞれは1枚のフイルム材で構成され、各フイルム材の端縁は、溶着部(206)で、該折り畳み部(211)を形成するフイルム材((204a)、(204b))の端縁と溶着されている。
このように、トナーが充填された非減容の状態が直方体形状になる収納部を有する特許文献5記載のソフトタイプの容器は、折り畳み部位が設けられる側面部と折り畳み部位が設けられない側面部とが端縁で溶着され、しかも対面する2つの側面部に折り畳み部が設けられたものであるため、端縁が溶着されているため容易に座屈が発生せず、しかも折り畳み部によって自動減容可能なもので、かつ取扱い性が向上したものである。
しかしながら、角底形状のソフトタイプの容器であっても、図3に示されるように、トナーが充填された減容前の状態からトナー排出後の減容された状態のときに、容器の高さ(長手方向の長さ)が伸びるようにマチ部が折り畳まれる容器が普通であるが、このような容器は、そのマチ部の折畳みにより伸びる分のスペースを画像形成装置内に予め用意しておくこと等が内容物トナーの完全排出(残存トナーなし)等のためには必要となり、無駄な空間を取ることになり、すなわち、画像形成装置の近年の小型化の要求に対して、不向きなものである。
特許文献5に記載されている提案は、取り扱い性を向上すべく、側面部の折り畳み部位にヒートシール等による接合部圧着した折り目をつけることにしたものであるが、折り畳んだときの長手方向の長さを決める底分付近のマチ部(折畳部)は、通常のマチ付角封筒の場合と同様であって、制御することができないでいた。
また、トナーが充填された状態で異常膨らみがなく、画像形成装置にスムースに装着することができ、装着されたときに、画像形成装置内部に無駄な空間を発生させないような形状のソフトタイプのトナー収納容器を提供することにある。
また、材質が過剰に厚くなく、所要箇所の強度に優れ、軽量であって、トナーの排出性に優れ、排出残トナーがないソフトタイプのトナー収納容器を提供することにある。
さらに、製作が比較的簡単で工数、製作時間及び製作コストを削減することでき、形状に再現性があって画像形成装置に装着しやすく、特殊な材料を使用することなく製作することができ、精度に優れ、減容に必要な強い折り目を設けて所定形状のマチ部分を形成することができ、ピンホールがなく、角部の摺擦耐久性に優れたソフトタイプのトナー収納容器を提供することにある。
前記底面(5)にはこれを袋部(3)の内側方向に折り畳むための底面折目(8)が設けられており、
前記胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)のうち前記底面折目(8)に直交する両側面材(c)(d)にはそれぞれ、該両側面材(c)(d)を下部域(9)及び上部域(10)に分ける横折目(20)と、該横折目(20)を境にし、該下部域(9)を残して該上部域(10)を袋部(3)の内部方向に折り畳むための側面折目(11)と、前記底面折目(8)の下端(Q)から前記側面折目(11)の端部(P)に至り、前記下部域(9)を2分するための可撓性折目(12)と、前記底面折目(8)の角(X)(Y)から前記底面折目の端部(P)に至り、該2分された下部域(13)(14)をそれぞれ袋部(3)の内部方向に斜めに折り畳むための斜め折目(15)(16)とが設けられていることを特徴とするトナー収納容器」により達成される。
請求項2に係るトナー収納容器においては、袋部(3)の胴部(4)と底面(5)とテーパー部(6)が、フレキシブルに変形する1枚のシート材料から形成されているので、使用材料を節約することができ、また、製袋工数、製袋時間を提言することができる。
請求項3に係るトナー収納容器においては、フレキシブルに変形する1枚のシート材料が、紙又は加工紙のような紙質材料であるので、容器内トナーの排出に伴う減容が所定の形状にまで間違いなく遂行されるための折目を確実に付けることができ、また、成袋時に精度よく製袋することができる。
請求項4に係るトナー収納容器においては、フレキシブルに変形する1枚のシート材料の一部、例えば折目形成領域に、PETシート材がラミネートされているので、充分に折られた強力な折目を付けることができ、減容性を上げることができ、また、例えば摺擦され易いコーナー部分にPETシート材をラミネートすることにより、穴あきを防ぐことができ、ピンホールを封止することができる。
請求項5に係るトナー収納容器においては、フレキシブルに変形する1枚のシート材料の一部、例えば折目形成領域に、ON(ナイロン)シート材がラミネートされているので、充分に折られた強力な折目を付けることができ、減容性を上げることができ、また、例え
ことができ、ピンホールを封止することができる。
請求項6に係るトナー収納容器においては、フレキシブルに変形する1枚のシート材料の一部にアルミニウム薄板層が貼着されているので、容器内トナーの排出に伴う減容が所定の形状にまで間違いなく遂行されるための折目を確実に付けることができ、また、成袋時に精度よく製袋することができる。
請求項7に係るトナー収納容器においては、成袋時に用いられフレキシブルに変形する1枚のシート材料が、単層、又は複数のシート材料の積層体からなりそのうち一層にPETシート材が用いられているので、充分に折られた強力な折目を付けることができ、減容性を上げることができ、また、例えば摺擦され易いコーナー部分では穴あきを防ぐことができ、また、ピンホールを封止することができる。
請求項8に係るトナー収納容器においては、成袋時に用いられフレキシブルに変形する1枚のシート材料が、単層、又は複数のシート材料の積層体からなりそのうち一層にON(ナイロン)シート材が用いられているので、充分に折られた強力な折目を付けることができ、減容性を上げることができ、また、例えば摺擦され易いコーナー部分では穴あきを防ぐことができ、また、ピンホールを封止することができる。
請求項9に係るトナー収納容器においては、袋部(3)の胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)と底面(5)とテーパー部(6)を形成する容器外周の折り曲げ部が、1mm〜20mm幅でシールされているので、フレキシブルシート材料から成袋されたトナー収納容器の剛性が上がり、また、外周折り曲げ部分の剛性が特に上がって、容器の保形性が良くなる。
請求項10に係るトナー収納容器においては、袋部(3)の胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)と底面(5)とテーパー部(6)の部分の容器外周面の少なくとも1部が、剛性を有する1つ以上のシート材料が接着固定されていることにより、充分に強力にすることができ、したがって容器の減容性を上げることができ、また容器の保形性を良くすることができる。
請求項11に係るトナー収納容器においては、袋部(3)の胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)と底面(5)とテーパー部(6)の部分の容器外周面の少なくとも1部が、剛性を有する1つ以上の厚さ0.05mm〜5mmのシート材料が接着固定されていることにより、軽量で充分に強力にすることができ、したがって容器の減容性を上げることができ、また容器の保形性を良くすることができる。
請求項12に係るトナー収納容器においては、成袋のためのシート材料が、紙又は加工紙であることにより、容器の折り畳み、減容性を上げることができ、容器の操作性を良くすることができる。
請求項13に係るトナー収納容器においては、前記剛性を有する1つ以上のシート材料が、PET材料を用いたものであるので、容器の折り畳み、減容性を上げることができ、容器の操作性を良くすることができる。
請求項14に係るトナー収納容器においては、容器にフィルタ(18)が設けられているので、容器内圧が上昇することがなく、容器の膨張破損を防止することができるのみならず、画像形成装置への装着性、セット性が確実に保持される。
請求項15に係るトナー収納容器においては、トナー収納容器の円筒状の口細部(7)がトナー排出口であり、前記テーパー部(6)のテーパー角が30°〜70°であること
により、像形成装置に装着された状態でトナーの排出性を良好に保持することができる。
請求項16に係るトナー収納容器においては、底面(5)は、前記底面折目(8)の部分で容器外側にストライブ状に突出していることにより、このストライブ状突出部分を掴むことで、底部(5)部分の取り扱いが簡単確実になる。
請求項17に係る画像形成装置においては、装置内部に無駄な空間を設ける必要がなくなり、現像部等へのトナー供給が円滑化され、トナー収納容器における排出残トナーをなくすることができ、画像を円滑に出力することができ、また、請求項18に係る画像形成方法においては、現像段階でのトナー供給が円滑化され、トナー収納容器における排出残トナーをなくすることができ、画像を円滑に出力することができる。
本発明では、上記のようにトナー容器を袋形態としている。その構成材料はフレキシブルに変形可能な材料、例えば、Al/LLDPE、PET/Al/LLDPEなどの複合材料のシート材や、紙/PET/LLDPE、紙/ON/LLDPEなどの紙との複合材料など、1枚のシートから角底袋を形成することができる。
そして、シートの内側にLLDEPやPPのラミネート処理をすることで、接着部のヒートシールによってトナー洩れを防ぎ、角底形状は、ピロー状態となった物を折り込み成袋することができ、かつ好ましい。部分的には、糊又は、ホットメルト法などにより接着することができる。このようなシート材料の厚さは、0.05mm〜5mmであることが好ましい。
図5には、このようなトナー収納容器の成袋プロセスの1例が示される。
図5において、1枚のシート材料は長手方向の両端が折り曲げられ(図5A)、次に、折り曲げられた両端および側部がヒートシールされ(図5B)、次に底面折目(8)、横折目(20)、側面折目(11)、可撓性折目(12)、斜め折目(15)(16)を形成し(図5C)、次に胴部(4)と、底面(5)と、テーパー部(6)と、テーパー部(6)、円筒状の口細部(7)とを形成するための折れ曲げ線を入れて、これら折れ曲げ線に沿って袋材料を折り曲げて成袋し(図5D)、次に底面(5)からはみ出した耳部分(21)(22)を底面(5)上に折り曲げてヒートシール加工し(図5D)、次に側面材(a)((b)に、底面(5)の折り曲げ線を設ける(図5E)ことにより成袋(図5F)される。 また、耳部分(21)(22)を底面(5)上に折り曲げてヒートシール加工して貼着する代わりに耳部分(21)(22)をカット(成袋(図5F)して成袋してもよい。
(図9、10では、容器内に入れた500gのトナーを一回の補給量毎にサンプリングしトナー残量と補給量をプロットした表である。)
図11は、画像形成装置本体内に装着された現像部(31)と、この現像部(31)に補給されるトナーを収容した本発明のトナー収納容器(1)を搭載するための容器収納空間(30)とこの両者を接続するトナー送流手段(33)を示す部分断面図である。
図11に一例として示した現像部(31)は、トナーとキャリアを混合して成る粉体状の二成分系の現像剤を収容した現像容器(34)と、その現像剤(D)を撹拌混合する第1及び第2の撹拌スクリュー(35),(36)と、現像ローラ(37)とを有していて、当該現像ローラ(37)が、潜像担持体の感光体(38)に対向して配置されている。感光体(38)は図11に矢印で示す方向に回転駆動され、その表面に静電潜像が形成される。
2 口金部材
3 袋部
4 胴部
4a 側面材
4b 側面材
4c 側面材
4d 側面材
5 底面
6 テーパー部
7 口細部
8 底面折目
9 下部域
10 上部域
11 折り畳み部
12 可撓性折目
13 下部域
14 下部域
15 斜め折目
16 斜め折目
17 突出部
18 フィルタ
20 横折目
21 耳部分
22 耳部分
30 容器収納空間
31 現像部
33 トナー送流手段
34 現像容器
35 第1の撹拌スクリュー
36 第2の撹拌スクリュー
37 現像ローラ
38 感光体
39 ドクターブレード
D 現像剤
P 端部
Q 下端
X 角
Y 角
101 トナー容器
102 トナー袋
103 口金部材
130 外箱
140 現像装置
141 吸引ポンプ
142 ロータ
143 ステータ
144 ホルダ
145 駆動軸
146 歯車
147 電磁クラッチ
148 トナー吸い込み部
149 トナー移送管
150 画像形成装置本体のセット部
151 エヤーポンプ
152 エヤー移送パイプ
160 ノズル
161 尖端部材
162 エアー供給路
163 トナー供給路
164 エアー接続口
165 トナー用接続口
202 前面部
203 後面部
204 側面部
204a フイルム材
204b フイルム材
205 トナー
206 溶着部
210 トナー容器
211 折り畳み部
Claims (18)
- 口金部材(2)に固定された袋部(3)からなり、該袋部(3)は、概ね直方体に形成された胴部(4)と該胴部(4)の下部端に長方形の底面(5)とを有し、該胴部(4)は4枚の側面材と、該4枚の側面材(a)(b)(c)(d)の上部にあり角錐状に形成されて先細りになるテーパー部(6)と、その先端に続く円筒状の口細部(7)とからなり、
前記底面(5)にはこれを袋部(3)の内側方向に折り畳むための底面折目(8)が設けられており、
前記胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)のうち前記底面折目(8)に直交する両側面材(c)(d)にはそれぞれ、該両側面材(c)(d)を下部域(9)及び上部域(10)に分ける横折目(20)と、該横折目(20)を境にし、該下部域(9)を残して該上部域(10)を袋部(3)の内部方向に折り畳むための側面折目(11)と、前記底面折目(8)の下端(Q)から前記側面折目(11)の端部(P)に至り、前記下部域(9)を2分するための可撓性折目(12)と、前記底面折目(8)の角(X)(Y)から前記底面折目の端部(P)に至り、該2分された下部域(13)(14)をそれぞれ袋部(3)の内部方向に斜めに折り畳むための斜め折目(15)(16)とが設けられていることを特徴とするトナー収納容器。 - 前記袋部(3)の胴部(4)と底面(5)とテーパー部(6)が、フレキシブルに変形する1枚のシート材料から形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー収納容器。
- 前記フレキシブルに変形する1枚のシート材料が、紙質材料であることを特徴とする請求項2に記載のトナー収納容器。
- 前記フレキシブルに変形する1枚のシート材料の一部にPETシート材がラミネートされていることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナー収納容器。
- 前記フレキシブルに変形する1枚のシート材料の一部にON(ナイロン)シート材がラミネートされていることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナー収納容器。
- 前記フレキシブルに変形する1枚のシート材料の一部にアルミニウム薄板層が貼着されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナー収納容器。
- 前記フレキシブルに変形する1枚のシート材料が、単層、又は複数のシート材料の積層体からなりそのうち一層にPETシート材が用いられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナー収納容器。
- 前記フレキシブルに変形する1枚のシート材料、複数のシート材料の単層、又は積層体からなりそのうち一層にON(ナイロン)シート材が用いられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のトナー収納容器。
- 前記袋部(3)の胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)と底面(5)とテーパー部(6)を形成する容器外周の折り曲げ部が、1mm〜20mm幅でシールされていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のトナー収納容器。
- 前記袋部(3)の胴部(4)の4枚の側面材(a)(b)(c)(d)と底面(5)とテーパー部(6)の部分の容器外周面の少なくとも1部が、剛性を有する1つ以上のシート材料が接着固定されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のトナー収納容器。
- 前記剛性を有する1つ以上のシート材料の厚さが、0.05mm〜5mmであることを特徴とする請求項10に記載のトナー収納容器。
- 前記剛性を有する1つ以上のシート材料が、紙又は加工紙であることを特徴とする請求項10又は11に記載のトナー収納容器。
- 前記剛性を有する1つ以上のシート材料が、PET材料を用いたものであることを特徴とする請求項10又は11に記載のトナー収納容器。
- 容器にフィルタ(18)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のトナー収納容器。
- 前記円筒状の口細部(7)がトナー排出口であり、前記テーパー部(6)のテーパー角が30°〜70°であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のトナー収納容器。
- 前記底面(5)は、前記底面折目(8)の部分で容器外側にストライブ状に突出している突出部分(17)を有することを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のトナー収納容器。
- 請求項1乃至16のいずれかに記載のトナー収納容器が装着された画像形成装置。
- 請求項1乃至16のいずれかに記載のトナー収納容器中のトナーが用いられることを特徴とする画像形成方法。
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A02 | Decision of refusal |
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