JP2005291331A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両用ディスクブレーキに用いられるパッドスプリングおよびリテーナと異種金属からなる部品とが接触等することによって電食作用が生じることを抑えた車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 パッドスプリング40、およびパッドスプリング40とは異種金属からなるキャリパボディ10とを有する車両用ディスクブレーキであって、前記パッドスプリング40と前記キャリパボディ10との間に電気的な絶縁体として弾性カバー48を介在させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 パッドスプリング40、およびパッドスプリング40とは異種金属からなるキャリパボディ10とを有する車両用ディスクブレーキであって、前記パッドスプリング40と前記キャリパボディ10との間に電気的な絶縁体として弾性カバー48を介在させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は車両用ディスクブレーキに関し、より詳細には車両用ディスクブレーキに取り付けられるパッドスプリングあるいはリテーナと、車両用ディスクブレーキの部品との間における電食作用を防止する車両用ディスクブレーキに関する。
車両用ディスクブレーキでは、キャリパブラケットにキャリパボディと摩擦パッドをディスクロータの軸線方向に可動に支持した製品が知られている。この車両用ディスクブレーキでは、制動作用を停止した際などに摩擦パッドががたつくことがあることから、キャリパボディのブリッジ部にパッドスプリングを取り付け、パッドスプリングにより摩擦パッドを弾性的に押圧して摩擦パッドのがたつきを防止するように構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、摩擦パッドを支持するバックプレートとキャリパブラケットとが当接する部位に、ステンレス板等からなるリテーナを配置して、摩擦パッドのディスクロータの軸線方向への動きが円滑になるように構成されている。
特開平9−112598号公報
また、摩擦パッドを支持するバックプレートとキャリパブラケットとが当接する部位に、ステンレス板等からなるリテーナを配置して、摩擦パッドのディスクロータの軸線方向への動きが円滑になるように構成されている。
ところで、近年は、軽量化を目的として車両用ディスクブレーキを構成する部品が鉄系材料からアルミニウムあるいはその合金によって製作されるようになってきた。たとえば、車両用ディスクブレーキではキャリパボディ10をアルミニウム合金製とした製品が提供されている。
このようにキャリパボディ10をアルミニウムあるいはその合金で製作した場合には、アルミニウムあるいはその合金以外からなる部品がキャリパボディと接触する部位において、異種金属による電食作用が生じる場合がある。
上述したパッドスプリングおよびリテーナは鉄系材料からなるから、パッドスプリングとキャリパボディあるいはリテーナとキャリパボディとが接触する部位で、電食作用が生じる可能性がある。
このようにキャリパボディ10をアルミニウムあるいはその合金で製作した場合には、アルミニウムあるいはその合金以外からなる部品がキャリパボディと接触する部位において、異種金属による電食作用が生じる場合がある。
上述したパッドスプリングおよびリテーナは鉄系材料からなるから、パッドスプリングとキャリパボディあるいはリテーナとキャリパボディとが接触する部位で、電食作用が生じる可能性がある。
本発明は、このように、アルミニウム合金からなるキャリパボディを備えた車両用ディスクブレーキの場合のように、車両用ディスクブレーキに用いられるパッドスプリングあるいはリテーナと異種金属からなる部品とが接触等することによって電食作用が生じることを防止するようにした車両用ディスクブレーキを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、パッドスプリング、およびパッドスプリングとは異種金属からなる部品とを有する車両用ディスクブレーキであって、前記パッドスプリングと前記部品との間に電気的な絶縁体を介在させることを特徴とする。
また、リテーナ、およびリテーナとは異種金属からなる部品とを有する車両用ディスクブレーキであって、前記リテーナと前記部品との間に電気的な絶縁体を介在させることを特徴とする。
すなわち、パッドスプリング、およびパッドスプリングとは異種金属からなる部品とを有する車両用ディスクブレーキであって、前記パッドスプリングと前記部品との間に電気的な絶縁体を介在させることを特徴とする。
また、リテーナ、およびリテーナとは異種金属からなる部品とを有する車両用ディスクブレーキであって、前記リテーナと前記部品との間に電気的な絶縁体を介在させることを特徴とする。
また、前記絶縁体が、前記パッドスプリングと前記部品とが当接する部位および近接する部位を覆うカバー部を備えること、また、前記絶縁体が、前記リテーナと前記部品とが当接する部位および近接する部位を覆うカバー部を備えることにより、パッドスプリングと部品との間、およびリテーナと部品との間で電食作用が生じることをさらに確実に防止することが可能となる。
また、前記部品がキャリパボディであって、前記カバー部が、前記キャリパボディに形成された開口部に係止されるパッドスプリングのフック部の、少なくとも前記キャリパボディとの当接部を覆うことにより、パッドスプリングとキャリパボディとの間の電食作用を防止することができる。
また、前記部品がキャリパボディであって、前記カバー部が、前記リテーナの、前記キャリパボディのブリッジ部の側面に近接する先端部を覆うことにより、リテーナとキャリパボディとの間の電食作用を防止することができる。
また、前記カバー部が、着脱可能な弾性カバーであることにより、従来のパッドスプリングあるいはリテーナに弾性カバーを装着することによって容易に電食作用を防止するパッドスプリングあるいはリテーナとして使用することが可能になる。
また、前記部品がキャリパボディであって、前記カバー部が、前記キャリパボディに形成された開口部に係止されるパッドスプリングのフック部の、少なくとも前記キャリパボディとの当接部を覆うことにより、パッドスプリングとキャリパボディとの間の電食作用を防止することができる。
また、前記部品がキャリパボディであって、前記カバー部が、前記リテーナの、前記キャリパボディのブリッジ部の側面に近接する先端部を覆うことにより、リテーナとキャリパボディとの間の電食作用を防止することができる。
また、前記カバー部が、着脱可能な弾性カバーであることにより、従来のパッドスプリングあるいはリテーナに弾性カバーを装着することによって容易に電食作用を防止するパッドスプリングあるいはリテーナとして使用することが可能になる。
本発明に係る車両用ディスクブレーキによれば、パッドスプリングあるいはリテーナと、これらとは異種金属からなる部品との間で電気的な絶縁体を介在させたことによって、これらの部品間で電食作用が生じることを防止することが可能となる。
図1は、本発明に係る車両用ディスクブレーキの一実施形態の構成を示す断面図である(図2のA−A断面)。図2は、図1に示す車両用ディスクブレーキの平面図である。本実施形態の車両用ディスクブレーキは、アルミニウム合金製のキャリパボディ10と、キャリパボディ10をディスクロータ50の軸線方向に移動可能に支持するキャリパブラケット20とを備える。このキャリパブラケット20には摩擦パッド30が保持されている。
すなわち、キャリパブラケット20の支持腕21の内側面には、摩擦パッド30を支持するバックプレート32の耳部34を係止するガイド部22が設けられ、耳部34がガイド部22に係止されることにより、摩擦パッド30がディスクロータ50の軸線方向に移動可能に支持される。
リテーナ36は、側面形状がL字形に形成されたガイド部22の内面に沿って、ステンレス板をL字形に折曲して装着され、前記バックプレート32の耳部34がリテーナ36上を摺動することにより、摩擦パッド30が移動可能となる。
リテーナ36は、側面形状がL字形に形成されたガイド部22の内面に沿って、ステンレス板をL字形に折曲して装着され、前記バックプレート32の耳部34がリテーナ36上を摺動することにより、摩擦パッド30が移動可能となる。
一方、摩擦パッド30のがたつきを防止するためのパッドスプリング40は、ブリッジ部12の中央に開口するパッドスプリング40の取り付け孔14にフック部42が係止されて設けられている。パッドスプリング40はフック部42から両側にハの字状に弾発部44a、44bが延出し、弾発部44a、44bの先端に設けられた押接部46a、46bがバックプレート32の外周側面に弾接する。摩擦パッド30はパッドスプリング40の付勢力によりディスクロータ50の中心方向に常時付勢され、がたつきが防止される。
本実施形態の車両用ディスクブレーキは、これらのパッドスプリング40およびリテーナ36とキャリパボディ10とが接触する部位、あるいはキャリパボディ10に近接する部位において電食作用が生じないように、これらの部品でキャリパボディ10に接触するかあるいは、キャリパボディ10に近接して配置される部位を、電気的な絶縁体である弾性カバーによって覆うようにしたことを特徴とする。
すなわち、図1、図2においては、パッドスプリング40のフック部42を弾性カバー48によって被覆し、また、リテーナ36の先端部を弾性カバー38によって被覆することによって、パッドスプリング40とキャリパボディ10との間、リテーナ36とキャリパボディ10との間で電食作用が生じることを防止している。
すなわち、図1、図2においては、パッドスプリング40のフック部42を弾性カバー48によって被覆し、また、リテーナ36の先端部を弾性カバー38によって被覆することによって、パッドスプリング40とキャリパボディ10との間、リテーナ36とキャリパボディ10との間で電食作用が生じることを防止している。
以下では、まずパッドスプリング40について電食作用を防止する方法について説明し、次いで、リテーナ36について電食作用を防止する方法について説明する。
図1、図2に示すように、パッドスプリング40のフック部42は、ブリッジ部12に設けられた取り付け孔14と略同形の平面形状に形成され、その両端に設けられた当接部47a、47bが取り付け孔14の端部に係止してキャリパボディ10に装着される。弾性カバー48は、ブリッジ部12に設けられた取り付け孔14の内側面にフック部42が直接接触しないように、フック部42の周縁部を覆うように装着されている。これによって、ブリッジ部12がパッドスプリング40のフック部42に接触することによって生じる電食作用を防止することができる。
図1、図2に示すように、パッドスプリング40のフック部42は、ブリッジ部12に設けられた取り付け孔14と略同形の平面形状に形成され、その両端に設けられた当接部47a、47bが取り付け孔14の端部に係止してキャリパボディ10に装着される。弾性カバー48は、ブリッジ部12に設けられた取り付け孔14の内側面にフック部42が直接接触しないように、フック部42の周縁部を覆うように装着されている。これによって、ブリッジ部12がパッドスプリング40のフック部42に接触することによって生じる電食作用を防止することができる。
図3は、パッドスプリング本体41の形状と、パッドスプリング本体41に弾性カバー48を装着したパッドスプリング40の構成を示す。
図3(a)はパッドスプリング本体41の正面図、図3(b)は平面図、図3(c)はパッドスプリング40の平面図を示す。
図3(a)に示すように、パッドスプリング本体41はフック部42とハの字状に開いた弾発部44a、44bと、押接部46a、46bとを備える。
図3(a)はパッドスプリング本体41の正面図、図3(b)は平面図、図3(c)はパッドスプリング40の平面図を示す。
図3(a)に示すように、パッドスプリング本体41はフック部42とハの字状に開いた弾発部44a、44bと、押接部46a、46bとを備える。
図3(c)に示すように、本実施形態の車両用ディスクブレーキでは、弾性カバー48がフック部42の周縁部を覆うように装着されて使用される。弾性カバー48はフック部42の周縁部のみを覆い、フック部42の中央部は露出する形態に装着される。また、フック部42の両側に突出する当接部47a、47bについては、取り付け孔14の縁部に当接する側(下面側)についても弾性カバー48によって覆い、当接部47a、47bの外面全体が弾性カバー48によって覆われるようにしている。
弾性カバー48は電気的絶縁性を有するゴム等の電気的な絶縁体によって形成され、一定の弾性を有し、フック部42に着脱できるように形成されたものである。弾性カバー48をフック部42に着脱可能としたことにより、弾性カバー48が劣化した場合に弾性カバー48のみを交換して使用することができる。
図4にフック部42に装着する弾性カバー48の例を示す。この弾性カバー48はフック部42の周縁部分についてはブリッジ部12に対向する表側と側面を覆うように断面L字状に形成し、当接部47a、47bを覆う部分については袋状部48a、48bとしたものである。当接部47a、47bを袋状部48a、48bに挿入して装着することにより、当接部47a、47bの表裏面全体が覆われるとともに、弾性カバー48の収縮力によって当接部47a、47bにフック状に弾性カバー48が係止され、フック部42に弾性カバー48を密着させて装着することができる。
図4にフック部42に装着する弾性カバー48の例を示す。この弾性カバー48はフック部42の周縁部分についてはブリッジ部12に対向する表側と側面を覆うように断面L字状に形成し、当接部47a、47bを覆う部分については袋状部48a、48bとしたものである。当接部47a、47bを袋状部48a、48bに挿入して装着することにより、当接部47a、47bの表裏面全体が覆われるとともに、弾性カバー48の収縮力によって当接部47a、47bにフック状に弾性カバー48が係止され、フック部42に弾性カバー48を密着させて装着することができる。
このように、フック部42の周縁部を弾性カバー48によって覆った後、キャリパボディ10にパッドスプリング40を取り付けることにより、取り付け孔14の内側面とフック部42の側縁部分とが直に接触することが防止でき、また当接部47a、47bについても取り付け孔14の縁部に当接部47a、47bが直接接触することが防止されて、異種金属からなるパッドスプリング40とキャリパボディ10との間で電食作用が生じることを防止することができる。
なお、パッドスプリング40をキャリパボディ10に装着する際には、当接部47a、47bが必ず取り付け孔14の縁部に接触するから、少なくとも、取り付け孔14の縁部に直接接する当接部47a、47bの面については弾性カバー48によって覆うようにする必要がある。本実施形態のように、当接部47a、47bの全体を弾性カバー48によって覆うようにすれば、キャリパボディ10との間で生じる電食作用はさらに確実に防ぐことができる。
また、フック部42の周縁部については、取り付け孔14の内側面に近接してブリッジ部12と接触する可能性の高い領域を覆うようにすればよい。
また、フック部42の周縁部については、取り付け孔14の内側面に近接してブリッジ部12と接触する可能性の高い領域を覆うようにすればよい。
なお、パッドスプリング40とキャリパボディ10との間で電食作用が生じることを防止する方法は弾性カバー48を使用する方法に限られるものではなく、パッドスプリング40の所要部位を一定範囲にわたって電気的な絶縁体によってカバーするカバー部として設ければよい。たとえば、電気的絶縁性を有する絶縁フィルムをフック部42の表面に貼着する方法、電気的絶縁性を有する樹脂材をフック部42の表面に塗布する方法、電気的絶縁性を有する液状樹脂中にフック部42を浸漬してフック部42の表面を樹脂によって被覆するといった方法によってカバー部を形成することができる。
このように、パッドスプリング40とキャリパボディ10とが接触する部位、あるいはキャリパボディ10に近接して配置され、雨水が付着した際に電気的に接続して電食作用が生じる可能性のある部位については、これらの間に弾性カバー48等の絶縁体を介在させることによって電食作用が生じることを防止することができる。絶縁体を設ける部位はフック部42に限らず、適宜部位に設けることができる。
フック部42に弾性カバー48を装着したり、フック部42の表面に絶縁樹脂等の絶縁体を被着したりする方法であれば、従来使用しているパッドスプリングの形状や材質を変えることなく使用でき、また、従来と同様の組み立て工程によって車両用ディスクブレーキを組み立てることができるという利点がある。
フック部42に弾性カバー48を装着したり、フック部42の表面に絶縁樹脂等の絶縁体を被着したりする方法であれば、従来使用しているパッドスプリングの形状や材質を変えることなく使用でき、また、従来と同様の組み立て工程によって車両用ディスクブレーキを組み立てることができるという利点がある。
次に、リテーナ36とのキャリパボディ10との間における電食作用を防止する方法について説明する。
図5は、前述した車両用ディスクブレーキで、リテーナ36が配置されている近傍部分を拡大して示す。
リテーナ36はステンレス等の板材をL字形に折曲してガイド部22の内面に沿って装着され、リテーナ36の先端部36aは、キャリパボディ10のブリッジ部12の外側面に平行に、ブリッジ部12の側縁位置に対向する位置まで延出している。図2では、キャリパブラケット20とブリッジ部12の外側面との間にリテーナ36が位置していることを示す。
図5は、前述した車両用ディスクブレーキで、リテーナ36が配置されている近傍部分を拡大して示す。
リテーナ36はステンレス等の板材をL字形に折曲してガイド部22の内面に沿って装着され、リテーナ36の先端部36aは、キャリパボディ10のブリッジ部12の外側面に平行に、ブリッジ部12の側縁位置に対向する位置まで延出している。図2では、キャリパブラケット20とブリッジ部12の外側面との間にリテーナ36が位置していることを示す。
本実施形態では、リテーナ36とキャリパボディ10とが近接する部位として、ブリッジ部12の外側面に対向するリテーナ36の先端部36aを全長にわたって絶縁体である弾性カバー38によって覆い、リテーナ36の先端部36aが外部に露出しないようにした。このように、弾性カバー38によってリテーナ36の先端部36aを覆うようにすれば、仮に弾性カバー38とブリッジ部12との間に水等が溜まったとしても、リテーナ36とキャリパボディ10との間で電食作用が生じることを防止することができる。リテーナ36が、ブリッジ部」12と当接する部位を有する場合には、当該部位を同様にして弾性カバー38によって覆うものとする。
なお、図6に示すように、リテーナ36の先端部36aを弾性カバー38によって覆うかわりに、ブリッジ部12の外側面に対向するリテーナ36の内面に電気的絶縁性を有する絶縁フィルム39を貼着して、リテーナ36とキャリパボディ10との間で電食作用が生じないようにすることもできる。また、リテーナ36の先端部36aを電気的絶縁性を有する液状樹脂に浸漬して、先端部36aの表面を樹脂によって被覆して絶縁体とすることもできる。
リテーナ36の先端部36aに弾性カバー38を被せたり、リテーナ36の先端部36aに絶縁フィルム39を貼着したりする方法であれば、耳部34と弾性カバー38や絶縁フィルム39が干渉することがなく、リテーナ36による摩擦パッド30の摺動性が従来と同様に確保されるという利点がある。
なお、上記実施形態においては、パッドスプリング40とキャリパボディ10との間、リテーナ36とキャリパボディ10との間での電食作用を問題としたが、これらの部品以外であっても、異種金属が接触する部位については、それらの部材間に絶縁体を介在させることによって部材間で電食作用が生じないようにすることができる。
10 キャリパボディ
12 ブリッジ部
14 取り付け孔
20 キャリパブラケット
21 支持腕
22 ガイド部
30 摩擦パッド
32 バックプレート
34 耳部
36 リテーナ
38 弾性カバー
39 絶縁フィルム
40 パッドスプリング
42 フック部
44a、44b 弾発部
46a、46b 押接部
47a、47b 当接部
48 弾性カバー
48a、48b 袋状部
50 ディスクロータ
12 ブリッジ部
14 取り付け孔
20 キャリパブラケット
21 支持腕
22 ガイド部
30 摩擦パッド
32 バックプレート
34 耳部
36 リテーナ
38 弾性カバー
39 絶縁フィルム
40 パッドスプリング
42 フック部
44a、44b 弾発部
46a、46b 押接部
47a、47b 当接部
48 弾性カバー
48a、48b 袋状部
50 ディスクロータ
Claims (7)
- パッドスプリング、およびパッドスプリングとは異種金属からなる部品とを有する車両用ディスクブレーキであって、
前記パッドスプリングと前記部品との間に電気的な絶縁体を介在させることを特徴とする車両用ディスクブレーキ。 - リテーナ、およびリテーナとは異種金属からなる部品とを有する車両用ディスクブレーキであって、
前記リテーナと前記部品との間に電気的な絶縁体を介在させることを特徴とする車両用ディスクブレーキ。 - 前記絶縁体が、
前記パッドスプリングと前記部品とが当接する部位および近接する部位を覆うカバー部を備えることを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。 - 前記絶縁体が、
前記リテーナと前記部品とが当接する部位および近接する部位を覆うカバー部を備えることを特徴とする請求項2記載の車両用ディスクブレーキ。 - 前記部品がキャリパボディであって、
前記カバー部が、前記キャリパボディに形成された開口部に係止されるパッドスプリングのフック部の、少なくとも前記キャリパボディとの当接部を覆うことを特徴とする請求項3記載の車両用ディスクブレーキ。 - 前記部品がキャリパボディであって、
前記カバー部が、前記リテーナの、前記キャリパボディのブリッジ部の側面に近接する先端部を覆うことを特徴とする請求項4記載の車両用ディスクブレーキ。 - 前記カバー部が、着脱可能な弾性カバーであることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項記載の車両用ディスクブレーキ。
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