JP2005290904A - 便座ボックス - Google Patents

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JP2005290904A JP2004110173A JP2004110173A JP2005290904A JP 2005290904 A JP2005290904 A JP 2005290904A JP 2004110173 A JP2004110173 A JP 2004110173A JP 2004110173 A JP2004110173 A JP 2004110173A JP 2005290904 A JP2005290904 A JP 2005290904A
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Toshio Hino
利夫 日野
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Abstract

【課題】張出部を便鉢側方から退避させ得るよう構成された便座ボックスを提供する。
【解決手段】洋風便器1の後部上面に設置された便座ボックス3に、便器側方に張り出す張出部4が設けられている。この張出部4は上下方向に回動可能となっており、要介護者が介護人の助けを借りて便器を使用するときには、張出部4を上方に起立させる。これにより、便鉢1aの側方がオープンスペースとなるので、介護人が便器1に近づいて介護を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洋風便器の後部上面に設置される便座ボックスに係り、特に便器の側方に配置される張出部を備えた便座ボックスに関するものである。
洋風便器の後部上面に便座ボックスを設置し、この便座ボックスに便座あるいはさらに便蓋を取り付けると共に、この便座ボックス内に温水洗浄ノズル等を設置した洋風便器設備は周知である。この温水洗浄ノズルに供給する温水タンクを収容したり、あるいはスイッチ板を配置するために、便器側方に張り出す張出部を設けた便座ボックスも周知である。
なお、特開平9−316976号公報には、この張出部付きの便座ボックスを便器側方へ傾き出し得るように構成した便器設備が記載されている。
特開平9−316976号公報
張出部を有した便座ボックスの該張出部は、洋風便器の便鉢の側方に沿うように配置される。このため、要介護者が便器を使用する際に介護人にとって張出部が邪魔になることがある。
なお、上記特開平9−316976号公報は、便器上面の清掃時に便座ボックスを傾動させるように構成したものであり、介護人にとっての便宜については考慮されていない。
本発明は、上記問題点に鑑みて創案されたものであり、張出部を便鉢側方から退避させ得るよう構成された便座ボックスを提供することを目的とする。
本発明の便座ボックスは、便器の側方に配置される張出部を備えた便座ボックスにおいて、該張出部は、便鉢の側辺に沿った通常位置と、該通常位置から退避した退避位置とをとりうるように設けられていることを特徴とするものである。好ましくは、この張出部は上下方向回動可能とされる。この張出部を上下方向回動可能とする場合、好ましくは、この張出部の上向き方向の回動範囲を規制する手段を備える。
かかる本発明の便座ボックスにあっては、張出部を洋風便器の側方位置から退避させることができるので、要介護者の便器使用時に介護人が便器に近接することができ、介護作業を楽に行うことが可能となる。
張出部を上下方向に回動可能とした場合には張出部の側方のスペースが小さい場合であっても、張出部を上方に回動させて便器側方から退避させることができる。
張出部の上向き方向の回動範囲を規制する手段を備える場合、この張出部を回転させ過ぎてこの張出部が近傍の給水管等と接触し、張出部や給水管等を破損することが防止させる。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係るリモコン操作式機器としての温水洗浄装置を備えたトイレルーム内の斜視図であり、(a)図は張出部が通常位置に位置し、(b)図は張出部が退避位置に位置した状態を示している。図2は張出部と便座ボックスとの連結部の縦断面図である。
洋風便器1の後部上面にロータンク2が設置され、このロータンク2の前面側に便座ボックス3が設置されている。この便座ボックス3は、洋風便器1の側方に張り出す張出部4を有し、この張出部4の上面にスイッチパネル5が設けられている。張出部4内には温水タンク等が設置されている。
便座ボックス3には、洗浄ノズル6,7の他、図示は省略するが、該温水タンクから洗浄ノズル6,7に温水を供給するためのポンプ、該ポンプからの温水を洗浄ノズル6,7のいずれかに供給するための洗浄ノズル切替弁のほか、温風乾燥ファンや便器脱臭装置等が設けられている。この便座ボックス3には、暖房便座8、便蓋9が上下方向に回動可能に取り付けられている。
トイレルームの壁面に設けられた止水栓10から給水ホース11を介して張出部4内の温水タンクへ給水可能とされている。止水栓10は、配管12を介してロータンク2のボールタップ(図示略)に接続されている。
トイレルームの壁面に設けられたコンセント13からプラグ14及び電源コード15を介して温水洗浄装置等へ給電される。この実施の形態では、コード15は張出部4に接続されているが、便座ボックス3に接続されてもよい。
この実施の形態にあっては、張出部4は上下方向に回動可能となっている。即ち、図2の通り、張出部4の側面から筒状の支軸20が突設され、この支軸20が便座ボックス3の筒状の軸受21内に摺動自在に差し込まれている。支軸20の先端にリング状のストッパ22が超音波溶着等により固着されている。ストッパ22が支軸20から外向き鍔状に張り出すことにより、支軸20が軸受21から抜け出さないようになっている。
なお、便座ボックス3はカバーケース3aとボトムプレート3bとから構成されており、ボトムプレート3bを取り外した状態で、上記ストッパ22の支軸20への固着作業を行うことができる。
筒状支軸20及びリング状ストッパ22内に温水タンクからの温水ホースや、各種ハーネス(いずれも図示略)が引き通される。符号23,24は、軸受21を補強するためのリブを示す。
このように構成された張出部4付きの便座ボックス3にあっては、通常の便器使用時には、図1(a)のように張出部4を水平姿勢とし、張出部4を便鉢1aに沿った通常位置に位置させる。この状態にあっては、便座8に座った便器使用者がスイッチパネル5上のスイッチを操作して温水洗浄装置等を使用する。
要介護者が介護人の助けを借りて便器を使用するときには、張出部4を図1(b)のように上方に起立させる。これにより、便鉢1aの側方がオープンスペースとなるので、介護人が便器1に近づいて介護を行うことができる。
なお、上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されない。例えば、この便座ボックス3は、上記張出部4の回動範囲を規制するストッパ等の規制手段を備えていてもよい。この場合、張出部4の回動範囲は0°〜100°とするのが好ましく、特に0°〜90°とするのが好ましい。ここで、水平方向を0°とし、垂直上向き方向を90°とする。これにより、張出部4を回転させ過ぎてこの張出部4が近傍の配管12や止水栓10等と接触し、これらが破損することが防止される。また、張出部4を水平位置とし、張出部4上面のスイッチパネル5を操作するときに張出部4に力が加わったとしても、この張出部4が下方向に回動することがないため操作が容易となる。さらに、張出部4を回動させ過ぎて、この張出部4に接続されている給水ホース11や電源コード15が引張られたり損傷したりすることもない。
張出部4を起立した場合でもスイッチパネル5のスイッチ操作は可能であるが、張出部4の水平姿勢時における横向き又は前向きの側面や底面にもスイッチパネルを設けてもよい。ただし、リモコンが設置されているときには、このように側面や底面のスイッチパネルは設けるには及ばない。
張出部4の回動位置を検出するセンサ等の検出手段を備え、該張出部4が倒状方向の終点位置及び/又は起立方向の終点位置にあることを該検出手段が検出したときに、温水洗浄装置が作動可能となるようにしてもよい。これにより、張出部4を起倒回動させている途中に誤ってスイッチパネル5を操作してしまったとしても、温水洗浄装置が作動することが防止される。
上記実施の形態では張出部4にスイッチパネル5を設けたが、張出部4にスイッチ操作部を着脱可能に設けてもよく、さらにこのスイッチ操作部をトイレルームの壁面にも着脱可能としてもよい。この場合、このスイッチ操作部を手に持って使用したり、トイレ室の壁面に取り付けて使用したりすることができ、使い勝手がよい。
上記スイッチ操作部は、張出部4の上面と下面の両面に対して着脱可能としてもよい。この場合、張出部4が起立しているときは張出部4の下面にこのスイッチ操作部を取り付け、張出部4が倒状しているときは張出部4の上面にこのスイッチ操作部を取り付けて操作することができるため、張出部4の上面と下面の両面にスイッチ操作部を設ける必要がなく、コストの低減を図ることができる。
上記実施の形態では張出部4を上方に回動させて退避させる構成としているが、側方に水平旋回させて退避させる構成としてもよい。
実施の形態に係る便座ボックスを備えたトイレルーム内の斜視図である。 張出部と便座ボックスとの連結部の縦断面図である。
符号の説明
1 洋風便器
3 便座ボックス
4 張出部

Claims (3)

  1. 便器の側方に配置される張出部を備えた便座ボックスにおいて、該張出部は、便鉢の側辺に沿った通常位置と、該通常位置から退避した退避位置とをとりうるように設けられていることを特徴とする便座ボックス。
  2. 請求項1において、該張出部は上下方向に回動可能に設けられていることを特徴とする便座ボックス。
  3. 請求項2において、該張出部の上向き方向の回動範囲を規制する手段を備えたことを特徴とする便座ボックス。
JP2004110173A 2004-04-02 2004-04-02 便座ボックス Pending JP2005290904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067455A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Aisin Seiki Co Ltd 人体局部洗浄装置

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