JP2005290728A - 目地材及び該目地材の取付方法 - Google Patents

目地材及び該目地材の取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、建物の内側から簡単に配設することができる目地材及び該目地材の取付方法を提供する。
【解決手段】 建物外壁の壁パネル間の目地に防水処理を施すための目地材10であって、ガスケット材11と、このガスケット材11の芯材12とを備え、芯材12は目地の幅よりも大きく形成された底面部12aと、この底面部12aから一方に突出した突出部12bとを備え、ガスケット材11には長手方向に溝11cが形成され、突出部12bは溝11cに隙間を有して配設され、突出部12bと溝11cの内壁との間には内壁から突出するヒレ片11dが位置している。
【選択図】 図1

Description

本発明は壁パネルの目地に配設される目地材及び該目地材の取付方法に係り、特に狭小地であっても好適に配設することが可能な目地材及び該目地材の取付方法に関する。
住宅等の建物を建設するにあたっては、工場にてできるだけ部品完成度を高め、建築現場での作業項目を減少させるためにパネル工法の導入が進められている。例えば、パネル工法による建物の外壁は、複数の壁パネルを所定位置に配列することにより形成されるものである。そして、このように形成された外壁は、隣接する各壁パネル間の目地に防水処理を施す必要がある。
目地の防水処理として、現場で目地内にコーキング材を充填する方法がある。この方法は、先ず目地内に発泡ウレタンゴム等で形成されたバックアップ材を目地表側から所定位置にまで圧入し、次いでコーキング材を目地表側から充填し、最後にコーキング材の表側をへら等で整形するものである。バックアップ材は、目地の幅寸法よりも幅広の断面を有し、目地内に圧入されることで圧縮変形し、自己保持を行う。バックアップ材は隣接する壁パネルを弾性をもって保持し、小口面における衝撃を吸収してコーキング材の二面接着を確保するとともに、コーキング材の目地裏側への流出を防止するものである。
上記のように目地にコーキング材を充填して目地処理を行う技術では、バックアップ材の圧入作業や、コーキング材の充填作業及びコーキング材の整形作業等の多くの作業が必要とされ、高い施工効率性を得ることができなかった。特に、バックアップ材の圧入作業については、バックアップ材を壁パネルの厚み方向に押し込み過ぎると目地裏から脱落してしまうことがあり、熟練が必要とされていた。
上記目地へコーキング材を充填する方法の他、目地処理をより簡単に行うために、予め合成樹脂等で形成された乾式目地ガスケットを目地内に挿入する技術がある。乾式目地ガスケットは、目地幅よりも幅寸法の大きな係合部を有しており、この係合部を目地へ圧入することにより目地を充填するものである。このように乾式目地ガスケットは目地に挿入するだけで目地における防水処理を行うことができるため、熟練を必要とすることなく、作業性を向上させることができる。
従来の目地処理においては、コーキング材を使用する場合でも、或いは乾式目地ガスケットを使用する場合でも、作業を壁パネルの表側から行っているため、外壁表側に少なくとも作業者が作業可能な作業空間を確保する必要があった。しかし近年の、特に都市部における建築物の密集化に伴い、建築物同士の立地間隔が狭く、表側に作業空間を確保するのが難しいという問題があった。さらに、目地処理作業を建物の上層階において行うには、外壁表側に作業足場を架設したり、あるいは移動式の作業足場を配置するためにより広いスペースが必要とされる。
上記問題を解決するために、建物の内側から施工することが可能な目地材及びその施工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−140997号公報(図1)
上記特許文献1に開示された目地材は、断面略U字形に成形された目地基材6にシーリング材8が充填されており、さらにシーリング材8の流出を抑止するための蓋体12が嵌挿されている。また、目地基材6にはシーリング材8を圧出させるための複数の孔22が設けられており、不使用時にはこの複数の孔22を塞ぐシート24が貼着されている。このように、特許文献1に開示された目地材は構成が複雑であり、製造コストがかかるという問題があった。
また、目地に取り付ける際は、目地基材6を目地に配設した後、さらに芯材10を圧入する工程が必要であり、さらに、目地基材6を目地に配設する際には、シーリング材の流出を防止していたシート24を剥離する工程等も必要であり、取付に手間がかかるという不都合があった。
本発明の目的は、建物の内側から簡単に配設することができる目地材及び該目地材の取付方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、簡単な構成で確実に防水を行うことが可能な目地材及び該目地材の取付方法を提供することにある。
前記課題は、請求項1に係る目地材によれば、建物外壁の壁パネル間の目地に防水処理を施すための目地材であって、ガスケット材と、該ガスケット材の芯材とを備え、該芯材は前記目地の幅よりも大きく形成された底面部と、該底面部から一方に突出した突出部とを備え、前記ガスケット材には、長手方向に溝が穿設され、該突出部は前記溝に隙間を有して配設され、前記突出部と前記溝の内壁との間には前記内壁から突出するヒレ片が位置することにより解決される。
本発明の目地材によれば、ガスケット材を目地に押し込むことにより、ガスケット材が目地に圧接して雨水等の浸水を阻止することが可能となる。
また、ガスケット材が芯材に保持されているので、目地材を目地に差し込むときや、位置あわせを行うときに、ガスケット材の形状を保ちながら芯材を把持して簡単に行うことができ、効率良く取り付けを行うことが可能となる。
また、前記ガスケット材の先端部側は、前記壁パネルに水平な面を有するとともに、前記目地に隙間なく配設されるように構成されている。本発明の目地材は、建物の室内側から配設されるものであるが、ガスケット材がこのような形状に形成されていることにより、室内側から目地材を配設するときに、ガスケット材が湾曲することなく好適である。
また、芯材の突出部は、ガスケット材に設けられた溝に隙間を有して配設されているので、この隙間の範囲でガスケット材を圧縮することができ、目地幅が小さめであっても柔軟に対応することが可能である。
さらに、突出部と溝の内壁との間には内壁から突出するヒレ片が位置しているので、溝から突出部が抜けにくくなり好適である。このとき、前記突出部に、前記ヒレ片との係合部が設けられているとより好ましい。
本発明の目地材は、建物の室内側から配設されるものであり、目地材を配設したときに、前記底面部の前記突出部が設けられた側の面は、前記建物の内部側に当接される。
また、前記芯材の前記底面部の前記突出部が設けられた側の面には、前記突出部を挟んで両側に前記目地に沿ってシール材が設けられた構成とすると、目地材を配設したときに、目地の両側にシール材が圧着されることになり、目地での防水がより確実に行われ好適である。
前記したように、本発明の目地材は、建物内側から配設されるものであり、シール材が設けられている場合は、前記シール材は、前記建物の内部側に当接される。
また、ガスケット材が芯材に保持された構成とされているので、芯材の突出部の長さを、前記壁パネルの厚さに応じて変更することにより、壁パネルがどのような厚さであっても、ガスケット材の形状を変えることなく対応することができる。
芯材は底面部と突出部からなる簡略な形状をしているため、容易に長さを変更することが可能である。このように、本発明の目地材によれば、低コストで、様々な壁パネルの目地処理を行うことが可能である。
本発明の請求項8に係る目地材の取付方法は、ガスケット材と、該ガスケット材の芯材とを備え、該芯材は前記目地の幅よりも大きく形成された底面部と、該底面部から一方に突出した突出部とを備え、前記ガスケット材には、長手方向に溝が穿設され、該突出部は前記溝に隙間を有して配設され、前記突出部と前記溝の内壁との間には前記内壁から突出するヒレ片が位置する目地材を用いて、パネルフレームと面材を備えた建物外壁の壁パネル間の目地に防水処理を施す方法であって、前記壁パネルを複数枚立設する第一の工程と、該複数枚立設された壁パネルを仮止めする第二の工程と、前記目地材のガスケット材及び突出部を、前記建物の内部側から前記目地に挿入する第三の工程と、前記隣接する壁パネルのパネルフレーム間に前記壁パネルを支持する柱部材を圧入し、前記目地材と前記面材とを圧接させる第四の工程とを備えたことを特徴とする。
なお、前記目地材の芯材において、前記底面部の前記突出部が設けられた側の面には、前記突出部を挟んで両側に前記目地に沿ってシール材が設けられていると、前記第四の工程で、前記シール材が前記目地の両側に圧着されることになり、より高い防水効果を得ることができ好適である。
以上のように、本発明の目地材及び目地材の取付方法によれば、外壁の目地に目地材を室内側から取り付けることができるので、建物の外側に作業スペースを確保する必要がなく、また作業のための足場が不要となり、施工中の建物に隣の建物が近接している狭小地であっても、簡単に目地処理を行うことが可能となる。
また、本発明の目地材は芯材を備えているため、ガスケット材の形状を保って効率良く取り付けを行うことができ、さらに、芯材の突出部の長さを変えることにより、壁パネルがどのような厚さであっても、ガスケット材の形状を変えることなく、目地処理を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
図1及び図3は本実施形態に係る目地材を示す端面図、図2は本実施形態に係る目地材を示す斜視図、図4は目地材の取付工程を示す流れ図、図5乃至図11は目地材の取り付けにおける各工程を示す説明図である。
本発明は、目地材10を壁パネル20の目地Mに取り付ける構成に関するものである。
目地材10は、ガスケット材11と芯材12とから構成されている。ガスケット材11は、基体11aと、基体11aの外側に形成された外側ヒレ片11bと、基体11aの内側に設けられた溝11cと、溝11cの内壁から突出して設けられた内側ヒレ片11dとを備えている。外側ヒレ片11bと内側ヒレ片11dは複数段に設けられている。
また、ガスケット材11の先端部側は、壁パネル20に水平な面11eを有している。この面11eは、目地Mに隙間なく配設される幅に形成されている。
本例の目地材10は、建物の室内側から配設されるものであるが、ガスケット材11が上記形状に形成されていることにより、ガスケット材11の形状を保ちながら配設することが可能となる。
すなわち、目地材10を室内側から目地Mに押し込んでいくとき、ガスケット材11の側部には、後方に引っ張られる力が作用する。本例のガスケット材11は、先端側に目地幅いっぱいの幅を有する面11eが設けられているので、この面11eによりガスケット材11の形状が保持され、ガスケット材11が湾曲することなく目地M内に配設される。したがって、目地M内でガスケット材11の形状が歪むことなく、ガスケット材11の歪みによる水の浸入を防止することができる。
ガスケット材の材料としては、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)が使用される。なお、ガスケット材の材料としてはこれに限らず、ニトリルゴム、ブチルゴム、シリコンゴム等のゴム系の素材や、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)等の合成樹脂系の素材を使用しても良い。
芯材12は、図1に示すように、断面略T字形であり、所定長さをもって形成されている。芯材12はアルミニウムからなり、押出成型により形成されている。
芯材12は、目地Mの幅よりも大きめの幅に形成された底面部12aと、この底面部12aから一方に略垂直に突出した突出部12bとを備えている。
突出部12bの側面には、長手方向に溝12cが形成されている。溝12cは、突出部12bの両側に形成されている。
目地材10は、ガスケット材11の溝11cに、芯材12の突出部12bを挿入して組み付けることにより形成される。
ガスケット材11の溝11cの幅は、芯材12の突出部12bの厚さよりも大きく形成されているので、突出部12bは溝11cに隙間を有して配設される。
なお、本例では、芯材12の突出部12bの側面に溝12cが形成されており、ガスケット材11の溝11cに突出部12bを挿入したとき、溝11cの内壁から突出して設けられた内側ヒレ片11dが溝12cに係合する。これにより、芯材12が溝11c内で動いたり、或いは突出部12bが溝11cから抜けるのを抑止するように、内側ヒレ片11dにより突出部12bが係止されるので、芯材12に対してガスケット材11が動いたり抜けたりすることなく、確実に組み付けられる。
また、突出部12bを挿入する過程で、溝12cに内側ヒレ片11dが係合するので、内側ヒレ片11dは、突出部12bの進行方向に折れ曲がった状態で溝12cに係合する。したがって、万一、目地Mの内部まで水が回り込んでくることがあったとしても、この内側ヒレ片11dによってガスケット材11の内部まで水が浸入するのを防止することができる。
さらに、芯材12の突出部12bが、ガスケット材11に設けられた溝11cに隙間を有して配設されているので、この隙間の範囲でガスケット材を圧縮することができる。
したがって、目地幅が小さめであっても、弾性を有するガスケット材11が隙間を押し潰しながら縮小し、目地Mの内部に入り込むことが可能である。
底面部12aの突出部12bが設けられた側の面には、シール材13が設けられている。シール材13は、突出部12bの両側に長手方向に設けられている。
シール材13は例えばエチレン・プロピレン・ターポリマー(EPT)の発泡体から形成されている。
なお、シール材13の材料としてはこれに限らず、ニトリルゴム、ブチルゴム、シリコンゴム等のゴム系の素材や、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)等の合成樹脂系の素材を使用しても良い。
このように、本例の目地材10は、芯材12の底面部12aにシール材13が設けられているので、目地材10を目地Mに配設したときに、目地Mの両側にシール材13が位置することになる。このため、万一、目地Mの内部まで水が回り込んでくることがあったとしても、このシール材13によって水の浸入がくい止められ、確実に防水がなされる。
図3は、厚さのある壁パネル20に対応した目地材10を示すものである。図3に示す目地材10は、図1に示す目地材10よりも芯材12の突出部12bが長めに形成されている。
図3の目地材10を用いることにより、ガスケット材11の形状を変えることなく、厚さのある壁パネル20の目地Mでの防水処理に対応することが可能となる。
このように、異なる厚さの壁パネル20に目地材10を使用する場合に、より簡易な形状の芯材12の形状を変更させているので、低コストでの対応が可能となる。
図4に、目地材10を壁パネル20の目地Mに取り付ける施工フローを示す。
目地材10は、次の工程を経て取り付けられる。
1.壁パネル20を複数枚立設する第一の工程S1。
2.複数枚立設された壁パネル20を仮止めする第二の工程S2。
3.目地材10を壁パネル20で囲まれた空間の内側、すなわち建物の内部側から目地Mに挿入する第三の工程S3。
4.隣接する壁パネル20のパネルフレーム22間に、壁パネル20を支持する柱部材30を圧入し、目地材10の底面部12aと壁パネル20の面材21の端部22aとを圧接させる第四の工程S4。
上記目地材10の取付工程について、図5乃至図11を参照してより詳細に説明する。
図5は、第一の工程S1及び第二の工程S2を示すものである。図示されているように、先ず壁パネル20が複数枚立設される。壁パネル20は、面材21とパネルフレーム22を備えて構成されている。
壁パネル20の面材21は、下地材21aと外壁材21bとから構成されている。下地材21aは例えば合板からなり、この下地材21aにパネルフレーム22が取着されている。外壁材21bはセラミックス系の外壁材や耐水合板等から形成されている。
パネルフレーム22は、例えば断面コ字形の金属製の長尺部材を溶接等で矩形に枠組みすることにより形成されている。パネルフレーム22の内部には断熱材23として、グラスウール等が配設されている。
次いで、複数枚立設された壁パネル20が仮止めされる。壁パネル20は、梁40を建て込むことにより仮固定される。梁40は、図5において矢印で示す箇所にボルトを取着することにより、壁パネル20と接続される。
図6乃至図8は第三の工程S3を示すものである。
図6は壁パネル20の間の目地Mに目地材10を挿入する状態を示す斜視図である。
また、図7(a)は目地Mに目地材10が途中まで取り付けられた状態を示す斜視図、図7(b)は図7(a)を上方側から見た端面図である。
図8(a)は目地Mに目地材10が取り付けられた状態を示す斜視図、図8(b)は図8(a)を上方側から見た端面図である。
なお、図7及び図8では、図示を明確に行うために、梁40を省略している。
図示されているように、目地材10を壁パネル20で囲まれた空間の内側、すなわち建物の内部側から、隣接する壁パネル20間に形成された目地Mに差し込む。目地材10は芯材12の突出部12bの先端側から、目地Mに向けて差し込まれる。
このとき、目地材10は、その上端が面材21の天端よりも上方側に位置するように取り付けられる。このように、とりあえず目地材10の上端を、壁パネル20の天端よりも上方に配設しておき、後工程で目地材10を引き下ろして、目地材10の上端と壁パネル20の天端の位置合わせを行うものである。
なお、前記したように、壁パネル20の面材21は、下地材21aと外壁材21bとから構成されている。
したがって、目地Mに配設された目地材10は、面材21の下地材21aに接触して配設される。
次いで、図7(a)における矢印で示すように、下方向に目地材10を押し下げ、目地材10の上端と、外壁材21bの天端21cを一致させる。
本例の目地材10は、ガスケット材11が芯材12に保持されているので、目地材10を目地Mに差し込むときや、目地材10を目地Mに沿って引き下ろすとき、芯材12を把持して簡単に行うことができ、効率良く取り付けを行うことができる。
このようにして、図8(a)に示すように、目地Mにおいて、目地材10の上端が、外壁材21bの天端21cに一致した状態で、目地材10が配設される。
目地Mにはガスケット材11が充填され、さらに目地Mの両側にはシール材13が圧縮されて位置する。
図9及び図10は第四の工程S4を示すものである。図示されているように、隣接する壁パネル20のパネルフレーム22の間に、壁パネル20を支持する柱部材30が圧入される。
そして、柱部材30が面材21に向けて圧着され、目地材10の底面部12aと面材21の端部とが圧接される。
目地材10のガスケット材11は目地M内に保持され、目地材10のシール材13は目地Mの両側に圧着される。
このようにして、目地Mに目地材10が取着される。
図11は、柱材30が固定されたときの壁パネル20及び目地材10の状態を、表側から見たものである。
図示されているように、隣り合う壁パネル20の間の目地Mに、目地材10が取着されている。図11では目地材10のガスケット材11が目地Mに充填されている状態が示されている。
この状態において、目地材10の天端と、梁40の下端との間に空隙がある場合、この空隙にシーリング材を充填すると、より完全な防水が図られ好適である。
本発明に係る目地材を示す端面図である。 本発明に係る目地材を示す斜視図である。 本発明に係る目地材を示す端面図である。 目地材の取付工程を示す流れ図である。 目地材の取付工程のうち第一の工程S1及び第二の工程S2を示す説明図である。 目地材の取付工程のうち第三の工程S3を示す説明図である。 目地材の取付工程のうち第三の工程S3を示す説明図である。 目地材の取付工程のうち第三の工程S3を示す説明図である。 目地材の取付工程のうち第四の工程S4を示す説明図である。 目地材の取付工程のうち第四の工程S4を示す説明図である。 柱材が固定されたときの壁パネル及び目地材を表側から見た状態を示す説明図である。
符号の説明
10 目地材、 11 ガスケット材、 11a 基体、 11b 外側ヒレ片、 11c 孔、 11d 内側ヒレ片、 11e 面、 12 芯材、 12a 底面部、 12b 突出部、 12c 溝、 13 シール材、 20 壁パネル、 21 面材、 21a 下地材、 22a 外壁材、 22 フレーム、 30 柱材、 40 梁、 M 目地

Claims (9)

  1. 建物外壁の壁パネル間の目地に防水処理を施すための目地材であって、
    ガスケット材と、該ガスケット材の芯材とを備え、
    該芯材は前記目地の幅よりも大きく形成された底面部と、該底面部から一方に突出した突出部とを備え、
    前記ガスケット材には、長手方向に溝が穿設され、
    該突出部は前記溝に隙間を有して配設され、前記突出部と前記溝の内壁との間には前記内壁から突出するヒレ片が位置することを特徴とする目地材。
  2. 前記ガスケット材の先端部側は、前記壁パネルに水平な面を有するとともに、前記目地に隙間なく配設されることを特徴とする請求項1記載の目地材。
  3. 前記底面部の前記突出部が設けられた側の面は、前記建物の内部側に当接されることを特徴とする請求項1記載の目地材。
  4. 前記底面部の前記突出部が設けられた側の面には、前記突出部を挟んで両側に前記目地に沿ってシール材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の目地材。
  5. 前記シール材は、前記建物の内部側に当接されることを特徴とする請求項4記載の目地材。
  6. 前記突出部の長さは、前記壁パネルの厚さに応じて変更されることを特徴とする請求項1記載の目地材。
  7. 前記突出部には前記ヒレ片との係合部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の目地材。
  8. ガスケット材と、該ガスケット材の芯材とを備え、該芯材は前記目地の幅よりも大きく形成された底面部と、該底面部から一方に突出した突出部とを備え、前記ガスケット材には、長手方向に溝が穿設され、該突出部は前記溝に隙間を有して配設され、前記突出部と前記溝の内壁との間には前記内壁から突出するヒレ片が位置する目地材を用いて、パネルフレームと面材を備えた建物外壁の壁パネル間の目地に防水処理を施す方法であって、
    前記壁パネルを複数枚立設する第一の工程と、
    該複数枚立設された壁パネルを仮止めする第二の工程と、
    前記目地材のガスケット材及び突出部を、前記建物の内部側から前記目地に挿入する第三の工程と、
    前記隣接する壁パネルのパネルフレーム間に前記壁パネルを支持する柱部材を圧入し、前記目地材と前記面材とを圧接させる第四の工程と、を備えたことを特徴とする目地材の取付方法。
  9. 前記目地材の芯材において、前記底面部の前記突出部が設けられた側の面には、前記突出部を挟んで両側に前記目地に沿ってシール材が設けられ、
    前記第四の工程では、前記シール材が前記目地の両側に圧着されることを特徴とする請求項8記載の目地材の取付方法。
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