JP2005290696A - トイレ洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 便器において必要とされたときに供給する水を確保でき、かつ、電解によって得られた洗浄水の殺菌効果を低下させずに便器に供給できるトイレ洗浄装置を提供する。
【解決手段】 貯留槽2に導入された塩素イオンを含む被処理水は、電解槽5において、次亜塩素酸等の遊離残留塩素を含む洗浄水とされ、便器17に供給される。制御盤20は、基本的に、フロースイッチ11がONされている間、電極6,7へ電力を供給し、電解槽5において電解を行なう。また、制御盤20は、積算流量計10から入力される、被処理水の流量の積算値が、予め定められた一定時間中に所定量以上となった場合には、たとえば、特定の時間だけ、フロースイッチ11がONされても電極6,7に電力を供給しないように構成されていても良い。制御盤20は、上記の積算値が所定時間変化しなかった場合、特定の時間だけ、便器17に水を供給しても良い。
【選択図】 図1
【解決手段】 貯留槽2に導入された塩素イオンを含む被処理水は、電解槽5において、次亜塩素酸等の遊離残留塩素を含む洗浄水とされ、便器17に供給される。制御盤20は、基本的に、フロースイッチ11がONされている間、電極6,7へ電力を供給し、電解槽5において電解を行なう。また、制御盤20は、積算流量計10から入力される、被処理水の流量の積算値が、予め定められた一定時間中に所定量以上となった場合には、たとえば、特定の時間だけ、フロースイッチ11がONされても電極6,7に電力を供給しないように構成されていても良い。制御盤20は、上記の積算値が所定時間変化しなかった場合、特定の時間だけ、便器17に水を供給しても良い。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トイレ洗浄装置に関し、特に、被処理水を電解反応により遊離残留塩素を含む洗浄水へと変換させてトイレの便器に供給するトイレ洗浄装置に関する。
従来から、トイレの便器に、洗浄や悪臭予防のために、次亜塩素酸等の残留塩素を含む洗浄水を供給する技術が開示されている。
とくに、特許文献1〜特許文献3には、当該洗浄水を、電解槽における電解処理によって生成して、便器に供給するユニットに関する技術が開示されている。特に、特許文献1では、連続式電解槽で生成された遊離残留塩素含有水が、貯留タンクで貯留され、そして、当該貯留タンクから便器に供給される技術が開示されている。
特開平9−144102号公報
特開2000−80700号公報
特開2002−212998号公報
しかしながら、電解によって得られた洗浄水には、しばらく放置されることにより、当該洗浄水に含まれる次亜塩素酸が分解し、これにより、その殺菌効果が低下または消滅してしまうという特性がある。
したがって、特許文献1に記載された技術は、便器に洗浄水を供給するユニットが貯留タンクを備えることにより、便器において必要とされたときに供給する水を確実に確保しておけるという利点を有するものの、上記の特性から、便器の使用される頻度が低い時間帯等には、電解によって得られた洗浄水が貯留タンクで放置されている間に殺菌効果を低下させ、洗浄や悪臭予防のための洗浄水を供給するという本来の目的を達成できない場合が生じると考えられる。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、便器において必要とされたときに供給する水を確実に確保しておくことができ、かつ、電解によって得られた洗浄水の殺菌効果を低下させることなく便器に供給できるトイレ洗浄装置を提供することである。
本発明に従ったトイレ洗浄装置は、便器に洗浄水を供給するトイレ洗浄装置であって、被処理水を貯蔵する貯水槽と、少なくとも一対の電極からなる電極対と、前記貯水槽内の被処理水を導入され、前記電極対を収容する電解槽と、前記電極対への外部電源からの電力の供給態様を制御する制御手段と、前記電解槽と前記便器を接続させる配管とを備えることを特徴とする。
本発明に従うと、トイレ洗浄装置は、便器の給水栓の前段に貯水槽と電解槽を設置することによって、既設の便器に対して、当該便器が取り替えられることなく、取り付けられることが可能となる。なお、トイレ洗浄装置では、貯水槽に供給された被処理水は、電解槽で電解処理を施されることにより洗浄水とされ、配管を介して、便器へと供給される。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記電解槽への被処理水の流入または前記電解槽からの被処理水の流出を検出するフロースイッチをさらに備え、前記制御手段は、前記フロースイッチが被処理水の流入または流出を検出したことを条件として、前記電極対へ電力を供給することが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置では、必要なときにのみ、電極対に電力が供給される。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記電解槽への被処理水の流入または前記電解槽からの被処理水の流出を検出するフロースイッチをさらに備え、前記制御手段は、前記フロースイッチが被処理水の流入または流出を検出している期間に合わせて、前記電極対へ電力を供給することが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置では、必要なときにのみ、電極対に電力が供給される。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記配管から便器に送られる被処理水の量を検出する積算流量計をさらに備え、前記制御手段は、前記積算流量計が一定時間中に検出する被処理水の量が一定量以上となった場合には、前記電極対への電力の供給を停止させることが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置では、便器にある程度頻繁に電解処理後の被処理水が流され、洗浄水として電解処理後の被処理水を流す必要がないと考えられる場合に、電極対への電力の供給が停止されることになる。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記配管内の被処理水を前記便器へ送る送出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記積算流量計の検出する被処理水の量に所定時間内に変化がなければ、前記送出手段に前記便器へ被処理水を送らせることが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置は、夜間などの、便器の使用頻度が比較的低く、便器への洗浄水の供給頻度が比較的低い場合に、自動的に、便器に、洗浄水を供給できる。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記配管内の被処理水を前記便器へ送る送出手段と、前記便器の排水トラップ内の水のpH値を検出するpH検出手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記pH検出手段の検出するpH値が所定の値よりも高くなった場合には、前記送出手段に前記便器へ被処理水を送らせることが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置は、便器の排水トラップ内の水のpH値が、悪臭や尿石が発生すると考えられるアルカリ性を示すとなった場合に、効果的に、便器へ洗浄水を送ることができる。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記配管内の被処理水を前記便器へ送る送出手段と、前記便器の排水トラップ内の水の遊離残留塩素濃度を検出するトラップ内遊離残留塩素濃度検出手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記トラップ内遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度が所定の値よりも低くなった場合には、前記送出手段に前記便器へ被処理水を送らせることが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置は、便器の排水トラップ内の水の遊離残留塩素濃度が、悪臭や尿石の抑制が困難であると考えられる濃度となった場合に、効果的に、便器へ洗浄水を送ることができる。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記貯水槽に収容される被処理水の塩素イオン濃度を検出する塩素イオン濃度検出手段と、前記電解槽に導入される被処理水の遊離残留塩素濃度を検出する流入側遊離残留塩素濃度検出手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記塩素イオン濃度検出手段の検出する塩素イオン濃度および前記流入側遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度とに基づいて、前記電極対への電力の供給態様を制御することが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置は、流入側遊離残留塩素濃度に基づいて電解槽における電解によって増加させるべき遊離残留塩素の量を決定することができ、さらに、貯水槽に導入された被処理水の塩素イオン濃度が、電解槽において電解処理を施しても所望の遊離残留塩素濃度にまで到達させるのが困難であるような場合でも、そのことを検出し、当該被処理水の塩素イオン濃度を増加させる等の対処を取ることができる。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置では、前記電解槽に塩素含有物質を注入する注入手段をさらに備えることが好ましい。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記注入手段による塩素含有物質の前記電解槽への注入量を、前記塩素イオン濃度検出手段および前記遊離残留塩素濃度検出手段の検出出力に基づいて調整する注入量調整手段をさらに備えることが好ましい。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記電解槽に導入される被処理水の流量を検出する流量検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記流量に基づいて、前記電極対への電力の供給態様を制御することが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置では、電極対に対して、電解処理を施す被処理水の量に応じた電力が供給される。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置は、前記電解槽から流出する被処理水の遊離残留塩素濃度を検出する流出側遊離残留塩素濃度検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記流出側遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度に基づいて、前記電極対への電力の供給態様を補正することが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置では、電極対に対して、流出側遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度に基づいて算出される、電解処理によって増加させることを必要とされる遊離残留塩素濃度に応じた電力が供給される。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置では、前記制御手段は、前記電極対への電力の供給態様として、前記電極対に電力を供給する時間、または、前記電極対を構成する電極間を流れる電流値を制御することが好ましい。
また、本発明に従ったトイレ洗浄装置では、前記電解槽と前記貯水槽とは、前記電極対が前記電解槽に収容された際に、当該電極対の最上面が前記貯水槽に貯蔵される被処理水についての最低水面よりも下方に位置するように設置されることが好ましい。
これにより、トイレ洗浄装置では、電解槽内の電極対が常に被処理水に浸されてその表面が乾くことがなく、スケールが付着しにくくなる。
本発明によると、トイレ洗浄装置は、既設の便器に対して当該便器が取り替えられることなく取り付けられることが可能となるため、設置が容易になり、かつ、トイレルームの外に設置することもできるため、トイレルームの美観を損ねず、設置場所の自由度も高くなる。また、トイレ洗浄装置では、貯水槽に供給された被処理水は、電解槽で電解処理を施されることにより洗浄水とされて便器に供給されるため、便器において必要とされたときに供給する水を確実に確保しておくことができ、かつ、電解によって得られた洗浄水の殺菌効果を低下させることなく便器に供給することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。なお、特記する場合を除き、各図において同じ符号を付したものは、同じ作用を奏するものとし、説明を繰り返さない。
[第1の実施の形態]
図1に、本発明のトイレ洗浄装置の第1の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す。
図1に、本発明のトイレ洗浄装置の第1の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す。
図1を参照して、本実施の形態の洗浄水供給システムは、導入された水を電解して殺菌効果を有する洗浄水とし、当該洗浄水を便器17へと供給するためのものである。本実施の形態の洗浄水供給システムでは、まず、配管1を介して、市水や地下水などの水が、貯留槽2に導入される。貯留槽2に導入された水は、ポンプ4によって、配管3を介し、被処理水として、電解槽5に送られる。なお、貯留槽2では、内部の水位が検出され、当該水位が一定の水位以下となった場合には、周知の技術により、適宜、配管1を介して水が導入される。
電解槽5には、電極対を構成する電極6,7が設けられ、電極6は、カソード電極とされ、電極7は、アノード電極とされている。電極6,7は、電源8により、直流の電力を供給される。これにより、電解槽5内に導入された水は電気分解(電解)される。この電解により、電解槽5では、塩素イオンを含む被処理水が次亜塩素酸等の遊離残留塩素を含む電解水とされる。
本実施の形態では、電解槽5には、電極6,7という一対の電極対のみが設けられているように記載されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、電解槽5には複数の電極対が設けられていても良い。
電解槽5において電解水とされた被処理水は、配管9を介して、積算流量計10に送られた後、積算流量計10から、洗浄水として便器17に供給される。
便器17では、当該洗浄水は、尿石の生成や、当該尿石による悪臭を抑えるように作用する。この作用を具体的に説明する。尿石は、尿中および水道中の硬度成分(カルシウム、マグネシウム等)、炭酸成分、リン酸成分が、アルカリ性雰囲気下で晶析して固着することにより発生する。なお、便器17では、尿中の尿素が、ウレアーゼ(尿素分解酵素)を分泌する細菌によってアンモニアに分解されることにより、排水トラップ等に溜められた水のpH値が高くなる。そして、次亜塩素酸等の遊離残留塩素を含む洗浄水が便器17に供給されることにより、排水トラップ等における水のpH値を下げることができる。これにより、上記の洗浄水は、便器に供給されることにより、尿石や悪臭を抑えるように作用すると考えられる。
配管16から便器17への洗浄水の導入は、配管16上に設けられたバルブ15によって制御される。積算流量計10は、バルブ15が開状態とされることにより、電解槽5から、配管16を介して便器17に導入される洗浄水(被処理水)の量を検出する。なお、図1に示された洗浄水供給システムでは、通常、貯留槽2は、便器17よりも高い位置に設置されるため、バルブ15が開状態とされることにより自重で被処理水が供給される。ただし、貯留槽2が便器17よりも低い位置に設置されている場合には、バルブ15が開状態とされるとともに、ポンプ4が駆動されることにより、便器17へ、被処理水が供給される。
なお、配管16上には、さらに、フロースイッチ11が設置されている。配管16内を積算流量計10に向けて被処理水が流れると、フロースイッチ11がONされる。
図1に示された洗浄水供給システムでは、ポンプ4およびバルブ15の動作、ならびに、電源8から電極6,7への電力の供給は、制御盤20によって制御される。バルブ15は、便器17近傍にある所定のスイッチを操作されたか、または、便器17近傍に設置されている人体センサ(たとえば、赤外線センサ)が接近してきた人が離れていくことを検出した場合に、そのことが制御盤20によって検出され、開状態とされる。また、フロースイッチ11および積算流量計10の検出出力は、制御盤20に入力される。
制御盤20は、基本的に、フロースイッチ11がONされている間、電極6,7へ電力を供給し、電解槽5において電解を行なう。また、制御盤20は、フロースイッチ11がONされると電極6,7への電力の供給を開始し、フロースイッチ11がOFFされると、つまり、フロースイッチ11が被処理水の流れを検出しなくなると、電極6,7への電力の供給を終了するように構成されていてもよい。
また、制御盤20は、積算流量計10から、被処理水の流量の積算値を入力される。制御盤20は、当該積算値が、予め定められた一定時間中(たとえば、10分間等)に所定量以上となった場合には、たとえば、特定の時間(たとえば、5分間等)だけ、フロースイッチ11がONされても電極6,7に電力を供給しないように構成されていても良い。このように構成されることにより、便器17に立て続けに電解処理後の被処理水が流され、しばらくは、電解処理後の被処理水、つまり、便器17やその近傍にある溶液のpHを下げるための被処理水を供給しなくとも、悪臭や尿石の生成の心配が無いと考えられる場合に、無駄に電極に電力を供給される事態を回避できる。
また、制御盤20は、上記の積算値が所定時間(たとえば1時間)変化しなかった場合、つまり、所定時間便器17に水が流されない状態が継続された場合、制御盤20は、バルブ15を開状態として、特定の時間だけ、便器17に水を供給しても良い。これにより、便器17の排水トラップ等に残留している細菌等の繁殖を抑えることができる。また、このような場合、制御部20は、電極6,7に電力を供給して、電解処理を施された被処理水を供給する。
また、本実施の形態の洗浄水供給システムでは、貯蔵槽2と電解槽5とがユニット化されており、そして、便器17の上流側に当該ユニット化されたものを取り付ける構造となっているので、既存の便器17に対して、当該便器17を壊すことなく、取り付けることができる。
なお、以上説明した本実施の形態では、フロースイッチ11は、配管9上に、つまり、電解槽5よりも下流側に設けられたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、配管3上に、つまり、電解槽5の上流側に設けられても良い。
[第2の実施の形態]
図2は、本発明のトイレ洗浄装置の第2の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す。
図2は、本発明のトイレ洗浄装置の第2の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す。
図1を参照して、本実施の形態の洗浄水供給システムでは、まず、配管44を介して、市水や地下水などの水が、貯留槽40に導入される。なお、貯留槽40には、水を導入される導入口41と、水を流出させる流出口42と、内部の気圧を調節する通気管43とが備えられており、配管44からの水は、導入口41を介して、導入される。貯留槽2に導入された水は、流出口42から、ポンプ32によって、配管45を介し、被処理水として、電解槽31に送られる。なお、電解槽31に導入される被処理水の量は、流量計33によって検出される。
電解槽31内には、少なくとも1対の電極対が収容され、当該電極対に電力が供給されることにより、電解槽31に導入された被処理水は電解処理を施される。これにより、塩素イオンを含む被処理水は、次亜塩素酸等の遊離残留塩素を含む電解水とされる。
電解槽31には、便器17と接続される配管46が接続されている。また、配管46上には、当該配管46中の溶液の遊離残留塩素濃度を検出する残留塩素濃度センサ34、および、バルブ15が設置されている。電解槽31内の被処理水は、バルブ15が開状態とされることにより、便器17に供給される。なお、図2に示された洗浄水供給システムでは、通常、貯留槽40は、便器17よりも高い位置に設置されるため、バルブ15が開状態とされることにより自重で被処理水が供給される。ただし、貯留槽40が便器17よりも低い位置に設置されている場合には、バルブ15が開状態とされるとともに、ポンプ32が駆動されることにより、便器17へ、被処理水が供給される。
図2に示された洗浄水供給システムでは、ポンプ32およびバルブ15の動作、ならびに、外部電源からの電解槽31内の電極対への電力の供給は、制御盤30によって制御される。バルブ15は、便器17近傍にある所定のスイッチを操作されていわゆるフラッシュバルブが開状態とされたか、または、便器17近傍に設置されている人体センサが人が離れていくことを検出した場合に、そのことが制御盤30によって検出され、制御部30からの指示によって開状態とされる。また、流量計33および残留塩素濃度センサ34の検出出力は、制御盤30に入力される。
制御盤30によってバルブ15が開状態とされると、被処理水が便器17に供給されると共に、流量計33および残留塩素濃度センサ34によって、電解槽31への被処理水の流量および電解槽31から流出した被処理水の遊離残留塩素濃度が検出され、制御盤30に導入される。また、このとき、さらに、流量計33から、前回電解槽31に被処理水が流入してからの経過時間(流入間隔)が、制御盤30に入力される。
制御盤30は、これらの入力された値に基づいて、電解槽31に導入された被処理水の遊離残留塩素濃度を、必要な遊離残留塩素濃度(たとえば、便器17に供給される時点で1〜2mg/L)まで上昇させるために必要な電気量を算出し、当該電気量を電解槽31内の被処理水に対して供給させるために、当該電解槽31内の電極対に電力を供給する。
ここで、制御盤30が便器17に洗浄水を供給する際に実行する処理(洗浄水供給処理)について、当該処理のフローチャートである図3を参照しつつ、説明する。
まず、ステップSA1(以下、「ステップ」を省略する)で、制御盤30は、上記したフラッシュバルブが開状態とされたか否かを判断する。そして、開状態とされたと判断すると、SA2に処理を進める。なお、制御盤30は、便器17近傍に設置されている人体センサが人が離れていくことを検出したことを条件としてバルブ15を開状態とする場合には、SA1において、当該人体センサが人が離れていくことを検出したか否かを判断し、そのようなことを検出したと判断すると、SA2に処理を進める。
SA2では、制御盤30は、ポンプ32を駆動させて、SA3に処理を進める。なお、貯留槽40が便器17よりも上方に設置され、配管46内の被処理水が自重で便器17に流れ込む場合には、SA2の処理は省略される。
SA3では、制御盤30は、上記した流入間隔が2時間より短いかどうかを判断し、短いと判断するとSA4に処理を進め、2時間以上であると判断するとSA5に処理を進める。SA5では、残留塩素濃度センサ34から得た遊離残留塩素濃度の測定値の、予め定められた規定値に対する差(A)が正数であるか、つまり、当該測定値が当該規定値よりも低いか否かを判断する。そして、低いと判断すると、SA6に処理を進め、測定値が規定値以上であると判断すると、SA7に処理を進める。なお、図3では、遊離残留塩素濃度は、「残塩濃度」と記載されている。また、遊離残留塩素濃度の規定値とは、たとえば、1〜2mg/L等の予め定められた値であり、制御盤30内の所定のメモリに記憶されている。
SA4では、制御盤30は、これ以降の処理で利用する遊離残留塩素濃度の設定値を設定する。具体的には、当該設定値を、上記した遊離残留塩素濃度の規定値とする。そして、制御盤30は、SA8に処理を進める。
また、SA6では、制御盤30は、遊離残留塩素濃度の設定値を、現在の遊離残留塩素濃度の測定値に上記の差Aを加算したものとして、SA8に処理を進める。
また、SA7では、制御盤30は、遊離残留塩素濃度の設定値を、上記した遊離残留塩素濃度の規定値として、SA8に処理を進める。
SA8では、制御盤30は、電解槽31内の電極対に電力を供給させて、電解を開始させる。
次に、制御盤30は、SA9で、流量計33の検出する流量が0であるか否かを判断する。そして、0であると判断するとSA13に処理を進め、0ではないと判断すると、SA10に処理を進める。
SA10では、制御盤30は、その時点での残留塩素濃度センサ34における遊離残留塩素濃度の検出値を読込み、当該検出値が、SA4、SA6、またはSA7で設定した設定値を上回っているか否かを判断する。そして、まだ上回っていないと判断すると、SA11で、電解槽31における電極対の電極間の電流値をある一定の値だけ上昇させて、SA9に処理を戻す。一方、上回っていると判断すると、SA12で、電解槽31における電極対の電極間の電流値をある一定の値だけ低下させて、SA9に処理を戻す。
SA13では、上記の電極対への電力の供給を停止させることにより、電解槽31における電解を終了させる。
そして、SA14で、ポンプ32の駆動を停止させ、SA1に処理を戻す。なお、SA14の処理は、SA2の処理が省略された場合には、同様に省略される。
以上説明した洗浄水供給処理によると、電解槽31では、便器17に供給する被処理水が、その遊離残留塩素濃度が規定値となるように、電解処理が施される。
なお、本実施の形態において、制御盤30は、電解槽31において電解処理を施された被処理水が、長時間、便器17に供給されることなく放置された場合には、その間に消費されたと考えられる次亜塩素酸を補うために、再度、放置されていた被処理水に対して電解処理を施すような制御を行なっても良い。具体的には、制御盤30は、定期的に、流量計33に流入間隔を入力させ、当該流入間隔が或る時間以上となった場合に、当該或る時間で消費される次亜塩素酸の量、および、当該次亜塩素酸を電解により生成するのに必要な電気量を算出し、当該電気量を再度被処理水に与えるために、電解槽31内の電極対に電力を供給する。
[第3の実施の形態]
図4は、本発明のトイレ洗浄装置の第3の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。本実施の形態の電解水生成装置は、図2に示された洗浄水供給システムに加えて、洗浄水供給システムに導入される塩化ナトリウム水溶液を貯蔵する塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36、ポンプ37、および、貯留槽40内の被処理水の塩素イオン濃度を検出する塩素イオン濃度センサ35を備え、また、貯留槽40は、図2に示された貯留槽40に加えて、塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36に貯蔵される塩化ナトリウム水溶液を導入されるための流入口44を備えている。
図4は、本発明のトイレ洗浄装置の第3の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。本実施の形態の電解水生成装置は、図2に示された洗浄水供給システムに加えて、洗浄水供給システムに導入される塩化ナトリウム水溶液を貯蔵する塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36、ポンプ37、および、貯留槽40内の被処理水の塩素イオン濃度を検出する塩素イオン濃度センサ35を備え、また、貯留槽40は、図2に示された貯留槽40に加えて、塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36に貯蔵される塩化ナトリウム水溶液を導入されるための流入口44を備えている。
本実施の形態の洗浄水供給システムでは、制御盤30は、第2の実施の形態において説明した制御内容に加えて、塩素イオン濃度センサ35の検出出力に基づいた制御を実行できる。つまり、たとえば、所定時間に一度、または、流量計33において貯留槽40から電解槽31に被処理水が導入されたことが検出されるごとに、制御盤30は、塩素イオンセンサ35の検出する塩素イオン濃度をチェックする。そして、当該塩素イオン濃度が予め定められた所定の値よりも低い場合には、それを補うために、制御盤30は、ポンプ37を駆動させることにより、塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36内に貯蔵されている塩化ナトリウム水溶液を貯留槽40に導入させる。なお、制御盤30は、塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36では、貯蔵される塩化ナトリウムの濃度が予め定められた濃度とされ、また、ポンプ37が単位時間当たりに貯蔵槽40に送ることのできる溶液の量も一定とされる。これにより、制御盤30は、貯蔵槽40に導入することを必要とされる塩素イオンの量を算出すれば、それに応じた時間だけポンプ37を駆動することにより、当該量の塩素イオンに対応した量の塩化ナトリウム水溶液を貯蔵槽40に導入できる。
なお、上記した塩素イオン濃度についての、予め定められた所定の値とは、たとえば、電解槽31において、予め定められた特定の時間だけ電解処理を施されることにより被処理水の遊離残留塩素濃度が1〜2mg/L以上となる値とされる。
また、以上説明した本実施の形態では、貯留槽40に導入された被処理水に対して、塩素イオン濃度を検出し、また、塩素含有物質として、塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽36に貯蔵された塩化ナトリウム水溶液を添加している。
塩素イオン濃度の検出は、貯蔵槽40内に貯蔵された状態の被処理水に対して行なわれる代わりに、電解槽31に導入されるまでであれば、貯蔵槽40の外で、つまり、配管35内の被処理水に対して、行なわれても良い。
また、塩化ナトリウム水溶液の添加も、貯蔵槽40に備えられた流入口44を介して、貯蔵槽40に対して行なわれていたが、このような態様に限定されず、塩素イオン濃度の検出よりも上流側で行なわれるのであれば、配管35内の被処理水に対して行なわれても良い。つまり、配管35内に塩化ナトリウム水溶液が導入されるように、構成されても良い。
また、本実施の形態では、塩素含有物質として、塩化ナトリウム水溶液が採用されているが、本発明の塩素含有物質はこれに限定されず、塩化カリウム等の他の物質が採用されても良い。
[第4の実施の形態]
図5は、本発明のトイレ洗浄装置の第4の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。
図5は、本発明のトイレ洗浄装置の第4の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。
本実施の形態の洗浄水供給システムでは、まず、市水や地下水などの被処理水が貯留槽52に導入され、そして、ポンプ51が駆動されることにより、当該被処理水は、電解ユニット60およびバルブ15を介して、便器17に供給される。便器17は、排水トラップ17Aを備えている。
被処理水は、塩素イオンを含有している。そして、当該被処理水は、電解ユニット60において電解処理を施されることにより、次亜塩素酸等の遊離残留塩素を含む電解水とされる。電解ユニット60は、複数の電極を備えている。電解ユニット60の各電極は、外部の電源100から電量を供給される。電解ユニット60の各電極への電力の供給、ポンプ51の駆動、および、バルブ15の開閉は、制御部50によって制御される。なお、バルブ15は、便器17近傍にある所定のスイッチを操作されたか、または、便器17近傍に設置されている人体センサが人が離れていくことを検出した場合に、そのことが制御部50によって検出され、開状態とされる。
電解ユニット60の構造を、図6に拡大して模式的に示す。電解ユニット60は、筒形状を有し絶縁材料から構成されるケース部材61と、板状の電極62〜68とを備えている。電極62〜68は、板状であり、それぞれ隣接する電極とは異なる極性を有するように、電源100から電力を供給される。これにより、電極62〜68は、ケース部材61の中で、電源100から電力を供給されると、アノード電極とカソード電極が交互に配置される。なお、電極62〜68は、その主面が、ケース部材61の中での水の流れる方向に沿うように配置される。これにより、電極62〜68がケース部材61の中の水の流れを阻害することが、回避される。また、ケース部材61は、内部の断面が円形となるように構成されている。これにより、ケース部材61は、ポンプ51とバルブ15とを接続する配管の中に挿入されることが可能となる。したがって、本実施の形態の洗浄水供給システムは、第1〜第3の実施の形態において示されたように、敢えて電解槽を備えるものよりも、省スペース化が可能であると言える。
ここで、再度図5および図6を参照して、本実施の形態の洗浄水供給システムでは、貯留槽52と電解ユニット60との位置関係は、貯留槽52において被処理水を貯留する部分の中の最も水位の低い部分が、電解ユニット60において電極62〜68の最上部が設置される部分よりも上方に位置するように、設定されている。これにより、貯留槽52に少しでも被処理水が貯留されている場合には、電極62〜68のすべての電極のすべての部分が、被処理水に浸されていることになる。これにより、電極62〜68おいて、その表面が乾くことによりスケールが付着したりする事態を回避できる。
図7は、制御部50が便器17に洗浄水(電解ユニット60で電解処理を施された被処理水)を供給するために実行する洗浄水供給処理のフローチャートである。以下に、図7を参照して、洗浄水供給処理について説明する。
制御部50は、まず、SB1において、上記したように、便器17近傍にある所定のスイッチを操作(ON)されたか、または、便器17近傍に設置されている人体センサが人が離れていくことを検出したかどうかを判断し、そのようなことを検出したと判断すると、SB2に処理を進める。
そして、制御部50は、SB2で、バルブ15を開状態とし、さらに、SB3で、ポンプ51を駆動し、また、電極62〜68に電力を供給することにより電解ユニット60に被処理水に対して電解処理を施させる。
そして、SB4で、制御部50は、SB2でバルブ15を開状態としてから予め定められた一定時間が経過したか否かを判断する。ここで言う一定時間とは、便器17において洗浄水が流される時間である。制御部50は、一定時間が経過したと判断すると、SB5に処理を進める。
SB5では、制御部50は、ポンプ51の駆動を停止し、また、電極62〜68への電力の供給を停止させ、そして、SB6で、バルブ15を閉状態として、SB1に処理を戻す。
[第5の実施の形態]
図8は、本発明のトイレ洗浄装置の第5の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。
図8は、本発明のトイレ洗浄装置の第5の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。
図8を参照して、本実施の形態の洗浄水供給システムは、第4の実施の形態の洗浄水供給システムに、さらに、排水トラップ17A内の水のpH値を検出するpHセンサ53を備えさせたものである。そして、本実施の形態では、制御部50は、pHセンサ53の検出出力を入力され、当該検出出力に基づいて、制御を実行する。
図9は、本実施の形態の制御部50が実行する洗浄水供給処理のフローチャートである。以下、図9をさらに参照して、当該処理について説明する。
制御部50は、まず、SC1において、pHセンサ53の検出するpH値が一定値以上であるか否かを判断する。ここでいう一定値とは、たとえば、第1の実施の形態において言及した、尿石の発生の原因となる尿中および水道中の硬度成分等の晶析が生じるpH値とすることができ、具体的な値の一例としてはたとえば8.5程度が挙げられる。そして、制御部50は、pH値が一定値以上であると判断すると、SC2に処理を進める。
SC2では、制御部50は、バルブ15が開状態とされる条件である、便器17近傍にある所定のスイッチを操作(ON)されたか、または、便器17近傍に設置されている人体センサが人が離れていくことを検出したかどうかを判断する。そして、そのようなことを検出したと判断すると、SC3に処理を進め、検出されていないと判断すると、SC1に処理を戻す。
SC3では、制御部50は、バルブ15を開状態とし、さらに、SC4で、ポンプ51を駆動し、また、電極62〜68に電力を供給することにより電解ユニット60に被処理水に対して電解処理を施させる。これにより、便器17に、電解ユニット60で電解処理を施された被処理水が供給される。
この状態で、制御部50は、SC5において、pHセンサ53の検出するpH値が上記した一定値以下であるか否かを判断し、pH値が一定値以下であると判断するとSC6に処理を進める。
そして、SC6において、制御部50は、ポンプ51の駆動を停止し、また、電極62〜68への電力の供給を停止させ、そして、SC7で、バルブ15を閉状態として、SC1に処理を戻す。
以上説明した洗浄水供給処理によると、便器17の排水トラップ17A内の溶液のpH値は、常に、尿石の発生を抑えることのできる値に保たれることになる。
[第6の実施の形態]
図10は、本発明のトイレ洗浄装置の第6の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。
図10は、本発明のトイレ洗浄装置の第6の実施の形態を含む洗浄水供給システムの構成を模式的に示す図である。
図10を参照して、本実施の形態の洗浄水供給システムは、第4の実施の形態の洗浄水供給システムに、さらに、排水トラップ17A内の水の遊離残留塩素濃度を検出する残留塩素濃度センサ54を備えさせたものである。そして、本実施の形態では、制御部50は、残留塩素濃度センサ54の検出出力を入力され、当該検出出力に基づいて、制御を実行する。
図11は、本実施の形態の制御部50が実行する洗浄水供給処理のフローチャートである。以下、図11をさらに参照して、当該処理について説明する。
制御部50は、まず、SD1において、残留塩素濃度センサ54の検出する遊離残留塩素濃度が一定値未満であるか否かを判断する。ここでいう一定値とは、第1の実施の形態において言及した、尿石の発生の原因となる、尿中および水道中の硬度成分等の晶析を抑制できる最低の遊離残留塩素濃度とすることができ、たとえば、1mg/L程度である。そして、制御部50は、遊離残留塩素濃度が一定値未満であると判断すると、SD2に処理を進める。
SD2では、制御部50は、バルブ15が閉状態とされているか否かを判断し、閉状態にされていると判断すると、SD3に処理を進め、開状態にされていると判断すると、SD1に処理を戻す。
SD3では、制御部50は、バルブ15を開状態とし、さらに、SD4で、ポンプ51を駆動し、また、電極62〜68に電力を供給することにより電解ユニット60に被処理水に対して電解処理を施させる。これにより、便器17に、電解ユニット60で電解処理を施された被処理水が供給される。
この状態で、制御部50は、SD5において、残留塩素濃度センサ54の検出する遊離残留塩素濃度が上記した一定値以上であるか否かを判断し、遊離残留塩素濃度が一定値以上であるとSD6に処理を進める。
そして、SD6において、制御部50は、ポンプ51の駆動を停止し、また、電極62〜68への電力の供給を停止させ、そして、SD7で、バルブ15を閉状態として、SD1に処理を戻す。
以上説明した洗浄水供給処理によると、便器17の排水トラップ17A内の溶液の遊離残留塩素濃度は、常に、尿石の発生を抑えることのできる値に保たれることになる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、可能な限り、単独でも、組合されても、実施可能なものである。
1,3,9,16,44,45,46 配管、2,40,52 貯留槽、4,32,37,51 ポンプ、5,31 電解槽、6,7 電極、8,100 電源、10 積算流量計、11 フロースイッチ、15 バルブ、17 便器、17A 排水トラップ、20,30 制御盤、33 流量計、34,54 残留塩素濃度センサ、35 塩素イオン濃度センサ、36 塩化ナトリウム水溶液貯蔵槽、50 制御部、53 pHセンサ、60 電解ユニット。
Claims (14)
- 便器に洗浄水を供給するトイレ洗浄装置であって、
被処理水を貯蔵する貯水槽と、
少なくとも一対の電極からなる電極対と、
前記貯水槽内の被処理水を導入され、前記電極対を収容する電解槽と、
前記電極対への外部電源からの電力の供給態様を制御する制御手段と、
前記電解槽と前記便器を接続させる配管とを備える、トイレ洗浄装置。 - 前記電解槽への被処理水の流入または前記電解槽からの被処理水の流出を検出するフロースイッチをさらに備え、
前記制御手段は、前記フロースイッチが被処理水の流入または流出を検出したことを条件として、前記電極対へ電力を供給する、請求項1に記載のトイレ洗浄装置。 - 前記電解槽への被処理水の流入または前記電解槽からの被処理水の流出を検出するフロースイッチをさらに備え、
前記制御手段は、前記フロースイッチが被処理水の流入または流出を検出している期間に合わせて、前記電極対へ電力を供給する、請求項1に記載のトイレ洗浄装置。 - 前記配管から便器に送られる被処理水の量を検出する積算流量計をさらに備え、
前記制御手段は、前記積算流量計が一定時間中に検出する被処理水の量が一定量以上となった場合には、前記電極対への電力の供給を停止させる、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。 - 前記配管内の被処理水を前記便器へ送る送出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記積算流量計の検出する被処理水の量に所定時間内に変化がなければ、前記送出手段に前記便器へ被処理水を送らせる、請求項4に記載のトイレ洗浄装置。 - 前記配管内の被処理水を前記便器へ送る送出手段と、
前記便器の排水トラップ内の水のpH値を検出するpH検出手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記pH検出手段の検出するpH値が所定の値よりも高くなった場合には、前記送出手段に前記便器へ被処理水を送らせる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。 - 前記配管内の被処理水を前記便器へ送る送出手段と、
前記便器の排水トラップ内の水の遊離残留塩素濃度を検出するトラップ内遊離残留塩素濃度検出手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記トラップ内遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度が所定の値よりも低くなった場合には、前記送出手段に前記便器へ被処理水を送らせる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。 - 前記貯水槽に収容される被処理水の塩素イオン濃度を検出する塩素イオン濃度検出手段と、
前記電解槽に導入される被処理水の遊離残留塩素濃度を検出する流入側遊離残留塩素濃度検出手段とをさらに備え、
前記制御手段は、前記塩素イオン濃度検出手段の検出する塩素イオン濃度および前記流入側遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度とに基づいて、前記電極対への電力の供給態様を制御する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。 - 前記電解槽に塩素含有物質を注入する注入手段をさらに備える、請求項8に記載のトイレ洗浄装置。
- 前記注入手段による塩素含有物質の前記電解槽への注入量を、前記塩素イオン濃度検出手段および前記遊離残留塩素濃度検出手段の検出出力に基づいて調整する注入量調整手段をさらに備える、請求項9に記載のトイレ洗浄装置。
- 前記電解槽に導入される被処理水の流量を検出する流量検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記流量に基づいて、前記電極対への電力の供給態様を制御する、請求項1〜請求項10のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。 - 前記電解槽から流出する被処理水の遊離残留塩素濃度を検出する流出側遊離残留塩素濃度検出手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記流出側遊離残留塩素濃度検出手段の検出する遊離残留塩素濃度に基づいて、前記電極対への電力の供給態様を補正する、前記請求項1〜請求項11のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。 - 前記制御手段は、前記電極対への電力の供給態様として、前記電極対に電力を供給する時間、または、前記電極対を構成する電極間を流れる電流値を制御する、請求項1〜請求項12のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。
- 前記電解槽と前記貯水槽とは、前記電極対が前記電解槽に収容された際に、当該電極対の最上面が前記貯水槽に貯蔵される被処理水についての最低水面よりも下方に位置するように設置される、請求項1〜請求項13のいずれかに記載のトイレ洗浄装置。
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