JP2006122750A - 水素水製造装置及び水素水製造方法 - Google Patents

水素水製造装置及び水素水製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 空気又は酸素と混合させることなく安全に水素ガスを気液混合タンクに供給することができるようにする。
【解決手段】 気液混合タンク12内に浴槽13内の浴水を供給し、気液混合タンク12内の空気を追い出して気液混合タンク12内を浴水で充満させる。ついで、電解槽26で水を電気分解して酸素ガスと水素ガスを発生させる。気液混合タンク12内に空気等が侵入しないようにしたうえで、電解槽26で発生した水素ガスを気液混合タンク12内に導き、水を排水管24から排出することによって気液混合タンク12内の水を水素ガスに置換していき、気液混合タンク12内に水素ガスを充填する。この後、浴槽13と気液混合タンク12との間で浴水を循環させ、水素ガスを溶解させた浴水を浴槽13内に環流させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水素水製造装置及び水素水製造方法に係り、特に、浴槽内の浴水等を循環させて水素ガスを溶解させ、水素水を浴槽内に環流させるための水素水の製造技術に関する。
浴槽内の湯に水素ガスを溶解させて浴槽内に環流させるようにした水素還元水処理装置としては、本願の出願人が先に特許出願したものがある(特許文献1)。この装置にあっては、浴槽に接続された浴水循環路に循環ポンプと気液混合タンクを設けている。そして、循環ポンプを運転して浴槽内の浴水を循環させると共に、水素ボンベから供給された水素ガスを気液混合タンク内で浴水に溶解させ、水素ガスの溶け込んだ浴水を浴槽内に環流させている。
特許文献1にも記載しているように、水素還元水は、雑菌繁殖防止効果があり、浴槽等のぬめり防止に効果的であり、また、SOD(活性酸素除去酵素)活性は、人の健康増進に寄与する。特に、活性水素を含む水は、還元性を示すと共に、SOD様活性を呈するので、過酸化脂質等(人が紫外線を浴びることで生成される。)の皮膚の老化促進物質を無害化し、また飲用しても万病に効果がある。
従って、上記装置を用いて水素還元水や活性水素を含む水を浴槽内に供給することにより、浴槽のぬめりを抑えると共に、入浴者の美容や健康増進に寄与することができる。
しかしながら、気液混合タンク内に水素を供給して浴水に溶解させる際、気液混合タンク内で水素と空気とが混合するので、水素と酸素の濃度が可燃範囲になると、小爆発する恐れがある。
特許文献1の水素還元水処理装置では、水素還元水を生成するための基本原理を開示することを目的としていたので、この水素ガスの小爆発を防止するための方法については、開示していなかった。
特開2004−66071号公報
本発明の目的とするところは、空気又は酸素と混合させることなく安全に水素ガスを気液混合タンクに供給することができる水素水製造装置及び水素水製造方法を提供することにある。
本発明の請求項1にかかる水素水製造方法は、当初水が充満した気液混合タンク内に、空気を遮断した状態で水素ガスを供給すると共に気液混合タンク内の水を排出することにより、気液混合タンク内の水を水素ガスに置換させる第1の工程と、前記第1の工程により前記気液混合タンク内に水素ガスが充填された後、気液混合タンク内に水を通過させることによって水素ガスが溶解した水を供給する第2の工程とを有している。
かかる水素水製造方法によれば、水素ガスは気液混合タンク内の水と置換されることによって気液混合タンク内に充填されるので、空気を遮断した状態で気液混合タンク内に水素ガスを充填することができる。よって、水素ガスを気液混合タンク内に充填する工程などにおいて、水素と酸素が混じって燃焼したり小爆発を起こしたりするのを防止することができる。また、本発明によれば、気液混合タンク内の水と水素ガスとを置換させることによって気液混合タンク内に水素ガスを充填しているので、気液混合タンク内の水位によって気液混合タンク内の水素ガスの容積を知ることができる。
本発明の請求項2に記載の水素水製造方法の実施態様は、前記第2の工程において気液混合タンク内を通過する水が、浴槽と気液混合タンクとの間を循環する浴槽内の水であることを特徴としている。
かかる実施態様においては、浴槽と気液混合タンクとの間で浴槽内の水が循環するので、気液混合タンク内で水素ガスを溶解された水が浴槽内に供給される。よって、浴槽内における雑菌繁殖防止、浴槽のぬめり防止に効果があり、また、SOD様活性により入浴者の健康増進に寄与することができる。特に、この実施態様では、水素ガスは空気や酸素と遮断された状態で気液混合タンク内に充填されているので、水素ガスを溶解した水には美容等に有害とされる酸素(活性酸素)が含まれにくくなる。
本発明の請求項3にかかる水素水製造装置は、気液混合タンクと、気液混合タンクに水を注入する第1の水流路と、気液混合タンク内の水を送り出す第2の水流路と、前記両水流路及び気液混合タンクに水を通過させるためのポンプと、気液混合タンクに水素ガスを供給する水素ガス供給管とを備え、さらに、水が充満した前記気液混合タンクの内部を空気から遮断した状態で、気液混合タンク内に前記水素ガス供給管から水素ガスを送り込むと共に気液混合タンク内の水を排出して気液混合タンク内の水を水素ガスに置換し、また、前記ポンプを運転させて水素ガスが充満した気液混合タンク内に第1の水流路から水を注入して水素ガスが溶解した水を第2の水流路から送り出す、制御手段を備えたことを特徴としている。
かかる水素水製造装置によれば、水素ガスは気液混合タンク内の水と置換されることによって気液混合タンク内に充填されるので、空気を遮断した状態で気液混合タンク内に水素ガスを充填することができる。よって、水素ガスを気液混合タンク内に充填する工程などにおいて、水素と酸素が混じって燃焼したり小爆発を起こしたりするのを防止することができる。また、本発明によれば、気液混合タンク内の水と水素ガスとを置換させることによって気液混合タンク内に水素ガスを充填しているので、気液混合タンク内の水位によって気液混合タンク内の水素ガスの容積を知ることができる。
本発明の請求項4の水素水製造装置にかかる実施態様は、前記気液混合タンクが、第1の水流路及び第2の水流路によって浴槽と接続されていることを特徴としている。
かかる実施態様においては、浴槽と気液混合タンクとの間で浴槽内の水が循環するので、気液混合タンク内で水素ガスを溶解された水が浴槽内に供給される。よって、浴槽内における雑菌繁殖防止、浴槽のぬめり防止に効果があり、また、SOD様活性により入浴者の健康増進に寄与することができる。特に、この実施態様では、水素ガスは空気や酸素と遮断された状態で気液混合タンク内に充填されているので、水素ガスを溶解した水には美容等に有害とされる酸素(活性酸素)が含まれにくくなる。
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものでなく、用途等に応じて適宜設計変更することができる。
図1は本発明の一実施例による水素水製造装置11を示す概略断面図である。この水素水製造装置11は、水素や活性水素を溶解させた水などの水素水を浴槽内に供給するように構成されている。図1を参照して、当該水素水製造装置11の構造を説明する。
気液混合タンク12は、水(浴水)と水素ガスを溜めておき、水に水素ガスを溶解させて水素水を生成するための装置である。気液混合タンク12と浴槽13に設けたバスアダプター14とは、吸込管15と供給管16とからなる浴水循環路によって繋がっている。吸込管15はバスアダプター14の吸込み口14aと気液混合タンク12の上面に設けられた給水ノズル17との間を結んでおり、吸込管15には逆止弁18、循環ポンプ19及び第1の電動二方弁20が設けられている。供給管16はバスアダプター14の圧力解放ノズル14bと気液混合タンク12の底面との間を結んでおり、供給管16には第2の電動二方弁21が設けられている。
気液混合タンク12は、タンク内の液面(水位)を検出するための液面検出器(水位電極)22を備えている。また、気液混合タンク12内の底面近傍には、タンク底面を覆うようにして邪魔板が23が設けられており、給水ノズル17から供給された浴水が直ちに供給管16から排出されるのを防いでいる。さらに、気液混合タンク12の底面には、排水管24が接続されており、排水管24には排水電磁弁25が設けられている。
電解槽26は、水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを発生させるものである。水素ガス供給源として電解槽26を用いれば、水を電気分解して水素ガスを得ることができるので、従来例のように水素ボンベを用いる必要がなくなる。よって、安全性が向上すると共に、定期的に水素ボンベを取り換える煩わしさがなくなる。電解槽26は、隔壁31によって左右に仕切られており、電解槽26内の左右両室は隔壁31の下の隙間を通じて互いに連通している。電解槽26の一方の室(以下、右室という。)には陰電極32aが設けられており、他方の室(以下、左室という。)には陽電極32bが設けられている。
電解槽26の右室上面と気液混合タンク12内の上面とは、水素ガス供給管27によってつながっており、電解槽26の右室と気液混合タンク12内とは互いに連通している。水素ガス供給管27の途中には電動三方弁28が設けられており、電動三方弁28からは排気管29が分岐し、排気管29の先端にはエアベント30が設けられている。この電動三方弁28は、気液混合タンク12側で常開となっており、電解槽26側が開成されエアベント30側が閉止された状態と、電解槽26側が閉止されエアベント30側が開成された状態と、電解槽26側及びエアベント30側の双方で閉止された状態とに切り替わる。また、電解槽26は、内部の水位を検出するための液面検出器(水位電極)34を備えている。
一方、電解槽26の左室上面には酸素排気口33が設けられており、酸素排気口33は大気中に開放されている。入水側が市水等につながった給水管35の先端(吐出口)は、ロート状に開いた酸素排気口33の垂直上方に位置しており、給水管35には上流側から順次、フィルタ36、イオン交換樹脂37及び補水電磁弁38が設けられており、給水管35から電解槽26には純水を供給できるようにしている。
水素水製造装置11は屋外に設置されており、内蔵のコントローラ39(制御手段)によって運転制御される。リモコン40は、遠隔から水素水製造装置11を操作するものであり、水素溶解運転スイッチ42を備えている。リモコン40とコントローラ39は、信号線41を通じて接続されている。
図2は水素水製造装置11における、コントローラ39を中心とする電気的な構成を示す機能ブロック図である。コントローラ39は、ROM、EEPROM等のメモリに格納されている運転処理のプログラムに従って水素水製造装置11をマイコン制御するものである。すなわち、図2に示すように、コントローラ39は、水素溶解運転スイッチ42、液面検出器22及び液面検出器34からの信号を受け取り、それに応じて所定の手順で循環ポンプ19、電動三方弁28、第1及び第2の電動二方弁20、21、排水電磁弁25、補水電磁弁38、電解槽26の両電極32a、32bの印加電圧を制御することにより水素ガスを発生させ、水素ガスが溶解した浴水を浴槽13に環流させる。
図3はコントローラ39による水素水製造装置11の制御動作を表わしたフロー図である。以下、図3に従って水素水製造装置11の動作開始から動作終了までを説明する。水素水製造装置11の運転停止中においては、循環ポンプ19は停止しており、電動三方弁28はエアベント30側と電解槽26側とで閉じており、第1及び第2の電動二方弁20、21、排水電磁弁25及び補水電磁弁38はいずれも閉じている。また、気液混合タンク12内は空になっている(つまり、空気が充満している)ものとする。
リモコン40の水素溶解運転スイッチ42が押されてオンになると、水素水製造装置11は、図3のフロー図に従って運転を開始する。水素水製造装置11の運転が開始すると、まず循環ポンプ19が運転を開始する(ステップS11)。これと同時に電動三方弁28がエアベント30側に切り替えられて気液混合タンク12と電解槽26が遮断され(ステップS12)、第1及び第2の電動二方弁20、21が開成される(ステップS13)。
こうして循環ポンプ19が運転を開始すると、浴槽13内の浴水が吸込み口14aから吸込管15内に吸い込まれ、給水ノズル17から気液混合タンク12内に落とし込まれる。このとき、電動三方弁28はエアベント30側で開いているので、気液混合タンク12内に浴水が落とし込まれた分だけ、気液混合タンク12内の空気はエアベント30から大気中に排出され、次第に気液混合タンク12内の水位が上昇する。
こうして気液混合タンク12内に浴水が落とし込まれる一方で、コントローラ39は液面検出器22によって気液混合タンク12内の水位を検知し、気液混合タンク12内が満水になったか否かを監視している(ステップS14)。
気液混合タンク12内が満水になり、気液混合タンク12内の空気がすべて外部へ排出されると、循環ポンプ19が停止され(ステップS15)、第1及び第2の電動二方弁20、21が閉止される(ステップS16)。また、電動三方弁28は電解槽26側に切替えられ、エアベント30側は閉じられる(ステップS17)。
ついで、コントローラ39は、電解槽26の陰電極32aと陽電極32bとの間に直流電圧を印加して通電させる(ステップS18)。ただし、液面検出器34により電解槽26内の水位が一定水位以下であることを検知した場合には、補水電磁弁38を開いて給水管35から電解槽26内に補水させ、電解槽26内に所定水位以上の水が供給されたら補水電磁弁38を閉じる。
電解槽26の両電極32a、32b間に通電すると、電解槽26内の水が電気分解されて水素ガスと酸素ガスが発生し、発生した水素ガスと酸素ガスは、隔壁31によって右室と左室に分離される。左室で発生した酸素ガスは酸素排気口33から外部へ逃げ大気中に放出される。
電解槽26の右室では水素ガスが発生するが、このときまだ第1及び第2の電動二方弁20、21と排水管24は閉じているので、満水の気液混合タンク12内に水素ガスを供給することはできない。従って、電解槽26の両電極32a、32bに通電した後、排水電磁弁25を開く(ステップS19)。
気液混合タンク12は水素ガス供給管27と排水電磁弁25以外は閉じているので、排水電磁弁25が開いても直ちに気液混合タンク12内の水が排水されてしまうことはなく、水素ガス供給管27を通じて電解槽26から水素ガスが供給された分だけ気液混合タンク12内の水が排水管24から下水道に排水される。
こうして気液混合タンク12内の水は、次第に電解槽26で発生した水素ガスに置換されていき、気液混合タンク12内の水は排水管24から排水されて水位が下がっていく。そして、液面検出器22により気液混合タンク12内が一定水位(あるいは、一定水量)以下になったことを検知すると(ステップS20でYESの場合)、気液混合タンク12内に水素ガスが充填されたと判断して電解槽26における両電極32a、32b間の通電を停止して水の電気分解を止める(ステップS21)。こうして、気液混合タンク12内の大部分は水素ガスで占められる。但し、排水電磁弁25側から気液混合タンク12内に空気が流入しないように気液混合タンク12内の水は完全には排水しない。
この後、電動三方弁28を切替えて電解槽26側でもエアベント30側でも閉止状態とし(ステップS22)、排水電磁弁25も閉じる(ステップS23)。ついで、第1及び第2の電動二方弁20、21を開き(ステップS24)、循環ポンプ19をオンにする(ステップS25)。
このとき電動三方弁28及び排水電磁弁25が閉じているので、循環ポンプ19が稼働すると、気液混合タンク12と浴槽13との間で浴水が循環し、水素ガスが溶解した水素水が浴槽13に環流される。すなわち、循環ポンプ19が稼働されると、浴槽13内の浴水はバスアダプター14の吸込み口14aから吸込管15に吸い込まれ、給水ノズル17から気液混合タンク12内に落とし込まれる。このとき気液混合タンク12内の水素ガスが浴水内に溶解され、水素ガスを溶解した浴水が気液混合タンク12内に溜まる。一方、気液混合タンク12内に溜まっている水素ガスを溶解した浴水は、供給管16から浴槽13へ送り出され、バスアダプター14の圧力解放ノズル14bから浴槽13内に吐出される。
こうして気液混合タンク12内の水素ガスが浴水に溶解すると、気液混合タンク12内の水素ガスが消費されて気液混合タンク12内の水位が上昇する。そして、液面検出器22によって気液混合タンク12内が満水であると判断されると、循環ポンプを停止させ、第1及び第2の電動二方弁20、21を閉じて水素水製造装置11の運転を終了する。あるいは、気液混合タンク12内が満水になったら、再びステップS15以下の動作を繰り返すようにしてもよい。
上記のように、本発明の水素水製造装置11によれば、電解槽26で発生した水素ガスが空気や酸素と触れることなく気液混合タンク12内に充填され、気液混合タンク12内で浴水に溶解されるので、水素ガスが酸素と反応して燃焼したり小爆発したりする恐れが無く、水素水製造装置11の安全性を高めることができる。また、浴水に酸素(特に、活性酸素)が混じることも防止することができる。
また、本発明の水素水製造装置11によれば、気液混合タンク12内に充満させた浴水と水素ガスを置換させることによって気液混合タンク12内に水素ガスを溜めているので、気液混合タンク12内の水位を検出するという簡単な方法で気液混合タンク12内の水素ガス量を検出することができる。
なお、上記実施例の変形例としては、水素ガス充填前に気液混合タンク12内に充満させる水は、浴槽から得るのでなく、給水管等から供給するようにしてもよい。また、上記実施例では、初めに気液混合タンク12内は空になっていると仮定したが、気液混合タンク12内に水が残っている場合には、その水は排水することなく、そこに補水するようにすればよい。特に、気液混合タンク12内の水素ガスを使い切った場合には、気液混合タンク12内は水が充満しているので、その場合には、図3のステップS14から始めるようにすればよい。また、気液混合タンク12や電解槽26の水位検出手段としては、水位電極を用いた液面検出器に限ることはなく、水位を知ることができれば他の手段を用いてもよい。また、気液混合タンク12内に水素ガスを充填する際、上記実施例では、気液混合タンク12内の水は排水管24から排水したが、この水は供給管16から浴槽13内へ排出してもよい。
また、上記実施例では、水素水製造装置を浴槽と組み合わせた場合について説明したが、本発明の用途は風呂システムに限られるものではなく、水素ガスを溶解させた液体や、水素水を製造する装置一般に用いることができる。
本発明の一実施例であって、浴槽用の水素水製造装置を示す概略断面図である。 同上の水素水製造装置のコントローラの働きを説明するための機能ブロック図である。 本発明の水素水製造装置を用いて水素水を製造し、供給する工程を説明するフロー図である。
符号の説明
11 水素水製造装置
12 気液混合タンク
13 浴槽
15 吸込管
16 供給管
19 循環ポンプ
20 第1の電動二方弁
21 第2の電動二方弁
22 液面検出器
24 排水管
25 排水電磁弁
26 電解槽
27 水素ガス供給管
28 電動三方弁
29 排気管
30 エアベント
34 液面検出器
39 コントローラ
40 リモコン

Claims (4)

  1. 当初水が充満した気液混合タンク内に、空気を遮断した状態で水素ガスを供給すると共に気液混合タンク内の水を排出することにより、気液混合タンク内の水を水素ガスに置換させる第1の工程と、
    前記第1の工程により前記気液混合タンク内に水素ガスが充填された後、気液混合タンク内に水を通過させることによって水素ガスが溶解した水を供給する第2の工程とを有することを特徴とする水素水製造方法。
  2. 前記第2の工程において気液混合タンク内を通過する水は、浴槽と気液混合タンクとの間を循環する浴槽内の水であることを特徴とする、請求項1に記載の水素水製造方法。
  3. 気液混合タンクと、気液混合タンクに水を注入する第1の水流路と、気液混合タンク内の水を送り出す第2の水流路と、前記両水流路及び気液混合タンクに水を通過させるためのポンプと、気液混合タンクに水素ガスを供給する水素ガス供給管とを備え、
    さらに、水が充満した前記気液混合タンクの内部を空気から遮断した状態で、気液混合タンク内に前記水素ガス供給管から水素ガスを送り込むと共に気液混合タンク内の水を排出して気液混合タンク内の水を水素ガスに置換し、また、前記ポンプを運転させて水素ガスが充満した気液混合タンク内に第1の水流路から水を注入して水素ガスが溶解した水を第2の水流路から送り出す、制御手段を備えた水素水製造装置。
  4. 前記気液混合タンクは、第1の水流路及び第2の水流路によって浴槽と接続されていることを特徴とする、請求項3に記載の水素水製造装置。
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