JP2005290005A - 毛髪繊維の処理方法及び該方法の使用 - Google Patents
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Abstract
【課題】新規な毛髪固定化方法の提供。
【解決手段】毛髪の固定を行わない毛髪繊維の処理方法において、以下の工程:− セラミドを含有せず、チオール類から選択される少なくとも一の還元剤、及び重合性活性剤から選択される少なくとも一の化粧品用活性剤を含有する還元組成物を毛髪繊維に適用する適用工程;− 少なくとも60℃の温度で、任意の毛髪繊維のすすぎ工程の前又は後に実施される、加熱用アイロンを用いた毛髪繊維の温度上昇工程;からなることを特徴とする方法に関する。
【選択図】なし
Description
これらの方法の第1工程を実施するのに使用可能な還元組成物は、一般的に、例えばチオグリコール酸、システイン、システアミン、チオ乳酸、及びモノチオグリコール酸グリセロール等のチオール基含有化合物を含む。
それにもかかわらず、このような方法は完全に満足のいくものではない。毛髪を再成形させるには全く十分であるが、それは毛髪繊維にかなりのダメージを与えるものでもあった。
さらに、還元工程と固定工程との間は、加熱用アイロンによって、毛髪の温度が上昇することが示唆されている。
それにもかかわらず、このような加熱用アイロンを使用する方法は、アイロンの後の固定工程において、処理時間が長くなることが暗示されている。
さらに、得られた形状は元に戻せない。また、処理された部分と毛髪の根元との間の対比が、毛髪が再生してくると非常に強くなってしまう。
最後に、着色された毛髪において処理がなされると、該処理の結果として、かなりの頻度で毛髪の色調が消失するおそれがある。
特に本発明の目的は、毛髪へのダメージを制限しつつ、毛髪繊維の性質を変化させ、毛髪のボリュームをコントロールし、特に柔軟性、光沢、コーミングの容易性に関し、毛髪に付与される美容的利点を高めることができ、同時に着色された毛髪の色調をより良好に保持できる毛髪繊維の処理方法を提供することにある。
また、前記方法により、「根元効果(root effect)」とも称される、すなわち処理された部分と根本との対比が制限されるため、毛髪の自然な外観を保持することができる。
最後に、本発明の他の目的は、毛髪繊維の処理時間を短縮し、長時間持続する結果を得られるようにすることにある。
よって、本発明の目的は、毛髪の固定を行わない、毛髪繊維の処理方法において、以下の工程:
− セラミドを含有せず、チオール類から選択される少なくとも一の還元剤、及び重合性活性剤から選択される少なくとも一の化粧品用活性剤を含有する還元組成物を毛髪繊維に適用する適用工程;
− 少なくとも60℃の温度で、任意の毛髪繊維のすすぎ工程の前又は後に実施される、加熱用アイロンを用いた毛髪繊維の温度上昇工程;
からなる方法を提供することにある。
ここで使用される場合、本発明の目的において「毛髪の固定を行わない」とは、例えば過酸化水素又は任意の臭素酸塩等、化学的な酸化剤をベースにした組成物の、任意の付加的適用をすることがないことを意味する。
重合性の化粧品用活性剤(類)は、典型的には、揮発性又は非揮発性で、直鎖状又は環状のシリコーン類、カチオン性、非イオン性、アニオン性又は両性の非シリコーン化ポリマーからなる群から選択される。
ここで使用される場合、「カチオン性ポリマー」とは、カチオン部分及び/又はカチオン部分にイオン化され得る部分を有する任意のポリマーを称する。
カチオン性ポリマーには、特に公知の生成物である、ポリアミン、ポリアミノアミド及び第4級ポリアンモニウム型のポリマーが含まれる。
本発明の組成物における使用に適したポリアミン、ポリアミノアミド及び第4級ポリアンモニウム型のポリマーは、特に仏国特許第2505348号及び仏国特許第2542997号に記載されている。これらのポリマーには次のものが含まれる:
(2) 仏国特許第1492597号に記載された第4級アンモニウム部分を有するセルロースエーテル誘導体;
(3) 水溶性の第4級アンモニウムモノマーがグラフトしたセルロース誘導体又はセルロースコポリマーのようなカチオン性セルロース誘導体で、特に米国特許第4131576号に記載されているもの、例えば、特にメタクリロイルエチル-トリメチルアンモニウム塩、メタクリルアミドプロピル-トリメチルアンモニウム塩又はジメチルジアリルアンモニウム塩がグラフトしたヒドロキシメチル-、ヒドロキシエチル-又はヒドロキシプロピル-セルロースのようなヒドロキシアルキルセルロース;例えばポリクアテルニウム10(INCI名);
(4) 特に米国特許第3589578号及び同4031307号に記載された他のカチオン性多糖類、例えばカチオン性トリアルキルアンモニウム部分を有するグアーガム;
(6) 水溶性のポリアミノアミド類、特に仏国特許第2252840号及び仏国特許第2368508号に記載されているもの;
(7) ポリアミノアミド誘導体、例えばアルキル基が1〜4の炭素原子を有し、好ましくはメチル、エチル又はプロピルを示し、アルキレン基が1〜4の炭素原子を有し、好ましくはエチレン基を表す、アジピン酸/ジアルキルアミノヒドロキシアルキルジアルキレン-トリアミンポリマー。このようなポリマーは、特に仏国特許第1583363号に記載されている。
(9) アルキルジアリルアミン又はジアルキルジアリルアンモニウムのシクロポリマー、例えばジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、及びジアリルジメチルアンモニウムクロリドとアクリルアミドのコポリマー;
(10) 典型的には1000〜100000の範囲の数平均分子量を有する第4級ジアンモニウムポリマー、例えば仏国特許第2320330号、同2270846号、同2316271号、同2336434号及び同2413907号、及び米国特許第2273780号、同2375853号、同2388614号、同2454547号、同3206462号、同2261002号、同2271378号、同3874870号、同4001432号、同3929990号、同3966904号、同4005193号、同4025617号、同4025627号、同4025653号、同4026945号、及び同4027020号に記載されているもの;塩化ヘキサジメチリン(INCI名)は、例えばメキソメレ(MEXOMERE)POの商品名でシメックス社(CHIMEX)から市販されている。
(12) ビニルピロリドンとビニルイミダゾールの第4級ポリマー、例えば、B.A.S.F.社からルビクアット(Luviquat)(登録商標)FC905、FC550及びFC370の商品名で市販されている製品。
(13) CTFA辞典で「ポリエチレングリコール(15)獣脂ポリアミン」なる名称で呼ばれている、ヘンケル社(HENKEL)から市販されているポリクアート(Polyquart)(登録商標)H等のポリアミン類。
(14) メタクリロイルオキシアルキル(C1-C4)トリアルキル(C1-C4)アンモニウム塩の架橋したポリマー、例えばアライド・コロイヅ社(ALLIED COLLOIDS)からサルケア(登録商標)SC92、サルケア(登録商標)SC95及びサルケア(登録商標)SC96の商品名で市販されているもの;及びそれらの混合物。
カチオン性ポリマーは、好ましくはヘキサジメチリンクロリドとジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモ又はコポリマーから選択される。
本発明での使用に適した両性ポリマーは、Bが少なくとも一の塩基性窒素原子を含むモノマーから誘導される単位を表し、Cが一又は複数のカルボキシル又はスルホン部分を有する酸性モノマーから誘導される単位を表すか、あるいはBとCがカルボキシベタイン又はスルホベタインの双性イオン性モノマーから誘導される部分を表してよい、B及びC単位を有するポリマーからなる群から選択されてよく:BとCはまた、アミン部分の少なくとも一が炭化水素基を介して結合したカルボキシル又はスルホン部分を有する第1級、第2級、第3級又は第4級アミン部分を含むカチオン性ポリマー鎖を表すか、あるいはBとCが、カルボキシル部分の1つが一又は複数の第1級又は第2級アミン部分を有するポリアミンと反応させられたエチレンジカルボキシル単位を有するポリマー鎖に属するものであってよい。
(1) 特にアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、アルファ-クロロアクリル酸等の、カルボキシル部分を有するビニル化合物から誘導されるモノマー、及び特にジアルキルアミノアルキルメタクリラート類及びアクリラート類、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド類及びアクリルアミド類等の、少なくとも1つの塩基性原子を有する置換されたビニル化合物から誘導される塩基性モノマーの共重合により得られるポリマー。このような化合物は米国特許第3836537号に記載されている。またポリクアート(POLYQUART)(登録商標)KE3033の商品名でヘンケル社から市販されているアクリル酸ナトリウム/アクリルアミドプロピルトリメチル-アンモニウムクロリドのコポリマーが適切な例である。
また、ビニル化合物は、ジアルキルジアリルアンモニウム塩、例えばジエチルジアリル-アンモニウムクロリドであってもよい。
アクリル酸とこのモノマーとのコポリマーは、カルゴン社(CALGON)からメルクアット(MERQUAT)(登録商標)280、メルクアット(登録商標)295及びメルクアット(登録商標)・プラス3300の商品名で市販されている。
a)窒素原子上をアルキル基で置換されたメタクリルアミド類又はアクリルアミド類から選択される少なくとも一のモノマー、
b)一又は複数の反応性カルボキシル部分を有する少なくとも一の酸性コモノマー、及び
c)少なくとも一の塩基性コモノマー、例えばアクリル酸及びメタクリル酸の第1級、第2級、第3級又は第4級アミン基を有するエステル、及びジメチルアミノエチルメタクリラートを硫酸ジメチル又は硫酸ジエチルで第4級化した生成物、
から誘導された単位を含むポリマー。
本発明において、さらにとりわけ好ましいN置換アクリルアミド類又はメタクリルアミド類は、アルキル基が2〜12の炭素原子を有する部分、特にN-エチルアクリルアミド、N-tert-ブチルアクリルアミド、N-tert-オクチルアクリルアミド、N-オクチルアクリルアミド、N-デシルアクリルアミド、N-ドデシルアクリルアミド及びそれらに対応するメタクリルアミド類である。
酸性コモノマーは、特にアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、及びフマル酸、及びマレイン酸又はフマル酸又は無水物の1〜4の炭素原子を有するアルキルモノエステル類から選択される。
好ましい塩基性コモノマーには、アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N'-ジメチルアミノエチル及びN-tert-ブチルアミノエチルメタクリラートが含まれる。
次のCTFA(第4版、1991)名、オクチルアクリルアミド/アクリラート/ブチルアミノエチル-メタクリラートコポリマーを有するコポリマー、例えばアンホマー(AMPHOMER)(登録商標)又はロボクリル(LOVOCRYL)(登録商標)の商品名でナショナル・スターチ社(NATIONAL STARCH)から市販されている製品が特に有用である。
好ましくは、
a)60〜100%のモル量で、次の式:
b)0〜40%のモル量で、上述した基(II)において、x=2及びp=1であり、エチレンジアミンから誘導される基、又は次の式:
c)0〜20%のモル量で、ヘキサメチレンジアミン誘導-NH-(CH2)6-NH-基、
を表す}
のポリアミノアミドから誘導される、架橋し、部分的又は全体的にアルキル化したポリアミノアミド類で、これらのポリアミノアミドは、ポリアミノアミドのアミン部分当たり0.025〜0.35モルの架橋剤により、エピハロヒドリン、ジエポキシド、二無水物、ビス-不飽和誘導体からなる群から選択される二官能性架橋剤を添加することにより架橋され、アクリル酸、クロロ酢酸、又はアルカン-スルトン、又はそれらの塩類により、アルキル化される。
アルキル化プロセスの実施に使用されるアルカン-スルトンは、好ましくはプロパン-又はブタン-スルトンである。アルキル化剤の塩は好ましくはナトリウム塩又はカリウム塩である。
の双性イオン性単位を有するポリマー。
このような単位を含むポリマーは、ジメチル-もしくはジエチルアミノエチルアクリラート又はメタクリラート、又はアクリル酸アルキルもしくはメタアクリル酸アルキル、アルキルアミド又はメタクリルアミド又は酢酸ビニルのような非双性イオン性モノマーから誘導される単位を有していてもよい。
例として、メタクリル酸メチルとジメチル-カルボキシメチルアンモニオエチルメタクリル酸メチルのコポリマー、例えばダイアフォーマー(DIAFORMER)(登録商標)Z301の商品名でサンド社(SANDOZ)から市販されている製品が適している。
q=0である場合は、R8、R9及びR10は同一又は異なっており、それぞれ、水素原子、一又は複数の窒素原子が挿入されていてもよく、及び/又は一又は複数のアミン、ヒドロキシル、カルボキシル、アルキルチオ、スルホン基で置換されていてもよい、ジアルキルアミン残基又はモノアルキルアミン残基、メチル、ヒドロキシル、アセトキシ又はアミノ残基、アルキル基がアミノ残基を支持しているアルキルチオ残基を表し、この場合、R8、R9及びR10基の少なくとも1つは水素原子であり;もしくは
q=1である場合は、R8、R9及びR10はそれぞれ水素原子、及びこれらの化合物と酸又は塩基とにより形成される塩を表す]
の基を示す}
のモノマー単位を有するキトサン誘導ポリマー。
(7) 例えば仏国特許第1400366号に記載され、次の一般式(VIII):
さらに6までの炭素原子を有するこれらの基の上位同族体も表す]
のポリマー。
a) クロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムを、次の式:
-D-X-D-X-D- (IX)
[上式中、Dは、
Xは、E又はE'を表し;記号E又はE'は同一又は異なっており、主鎖に1〜7の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状鎖のアルキレン基である二価の基を表し、それは、未置換であるか又はヒドロキシル部分で置換され、さらに酸素、窒素又は硫黄原子、1〜3の芳香環及び/又は複素環を含んでいてよく、酸素、窒素及び硫黄原子は、エーテル、チオエーテル、スルホキシド、スルホン、スルホニウム、アルキルアミン、アルケニルアミン、ヒドロキシル、ベンジルアミン、アミンオキシド、第4級アンモニウム、アミド、イミド、アルコール、エステル及び/又はウレタン部分として存在する]
の少なくとも一の単位を有する化合物に作用させて得られるポリマー。
b) 次の式:
-D-X-D-X- (X)
[上式中、Dは、
Xは、記号E又はE''を表し、少なくとも1回はE'';Eは上述と同じ意味を持ち、E''は、主鎖に1〜7の炭素原子を含む直鎖状又は分枝状鎖のアルキレン基である二価の基を表し、そしてそれは、未置換であるか又は一又は複数のヒドロキシル基で置換され、そして一又は複数の窒素原子を含み、窒素原子は、場合によっては酸素原子が挿入され、一又は複数のカルボキシル官能基又は一又は複数のヒドロキシル官能基の含有が不可欠であり、クロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムとの反応でベタイン化されるアルキル鎖で置換される]
のポリマー。
本発明で典型的に使用されるアニオン性ポリマーの例は、カルボン酸、スルホン酸又はリン酸から誘導される基を有し、約500〜5000000の範囲の数平均分子量を有するポリマーである。
を有するものから提供される。
上述した式(XI)において、低級アルキル部分又は部分群は好ましくは1〜4の炭素原子を有し、特にメチル及びエチル部分を表す。
A) アクリル酸又はメタクリル酸のホモ-又はコポリマー又はそれらの塩、特にアライド・コロイヅ社からベルシコル(VERSICOL)(登録商標)E又はK、BASF社からウルトラホールド(ULTRAHOLD)(登録商標)なる商品名で市販されている製品、及びハーキュレス社(HERCULES)からレテン(RETEN)(登録商標)421、423又は425の商品名でそのナトリウム塩の形で販売されているアクリル酸とアクリルアミドのコポリマー、ポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩。
この部類に属するポリマーは、マレイン酸、シトラコン酸又はイタコン酸無水物と、アクリルアミド、メタクリルアミド部分、α-オレフィン、アクリル酸又はメタクリル酸エステル、アクリル酸又はメタクリル酸又はビニルピロリドンをその鎖中に含んでいてもよいアリル又はメタリルエステルとのコポリマーで、無水官能基はモノエステル化又はモノアミド化されている。
これらのポリマーは、例えば仏国特許第2350384号及び仏国特許第2357241号に本出願人により記載されている。
上述にて説明したように、アニオン性ポリマーは、スルホン酸誘導基からのポリマーであってよい。
スルホン部分を有するポリマーは、ビニルスルホン、スチレン-スルホン、ナフタレン-スルホン又はアクリルアミド-アルキルスルホン単位を有するポリマーである。
これらのポリマーは、次のものから特に選択することができる。
− 約1000〜100000の範囲の分子量を有するポリビニルスルホン酸塩、及びアクリルアミド又はその誘導体、ビニルエーテル及びビニルピロリドン並びにアクリル又はメタクリル酸とそのエステルのような不飽和コモノマーとのコポリマー;
− ポリスチレンスルホン酸塩で、ナショナル・スターチ社からフレキサン(Flexan)(登録商標)500及びフレキサン(登録商標)130の商品名でそれぞれ販売されている約500000及び約100000の分子量を持つナトリウム塩。前記化合物は仏国特許第2198719号に記載されている;
− ポリアクリルアミド-スルホン酸塩で、例えば米国特許第4128631号に記載されているもの、特にヘンケル社からコスメディアポリマー(COSMEDIA POLYMER)(登録商標)HSP1180なる商品名で市販されているポリアクリルアミドエチルプロパンスルホン酸。
本発明での使用に適した非イオン性ポリマーは、好ましくはアミノ酸から誘導されたものではない。
本発明での使用に適した非イオン性ポリマーには、例えば以下のものが含まれる:
− ビニルピロリドンホモポリマー;
− ビニルピロリドンと酢酸ビニルのコポリマー;
− ポリアルキルオキサゾリン類、例えばダウケミカル社(DOW CHEMICAL)からPEOX(登録商標)50000、PEOX(登録商標)200000及びPEOX(登録商標)500000なる商品名で市販されているポリエチルオキサゾリン類;
− 酢酸ビニルホモポリマー、例えばヘキスト社からアプレタン(APPRETAN)(登録商標)EMなる商品名で販売されている製品又はローヌプーラン社(RHONE POULENC)からロードパス(RHODOPAS)(登録商標)A012なる商品名で販売されている製品;
− アクリル酸エステルと酢酸ビニルのコポリマー、例えばローヌプーラン社からロードパス(登録商標)AD310なる商品名で販売されている製品;
− 酢酸ビニルとエチレンのコポリマー、例えばヘキスト社からアプレタン(登録商標)TVなる商品名で販売されている製品;
− 酢酸ビニルとマレイン酸エステル、例えばマレイン酸ジブチルのコポリマー、例えばヘキスト社からアプレタン(登録商標)MBエキストラなる商品名で販売されている製品;
− マレイン酸無水物とポリエチレンのコポリマー;
− アクリル酸アルキルのホモポリマーとメタクリル酸アルキルのホモポリマー、例えばマツモト社からマイクロパール(登録商標)RQ750なる商品名で販売されている製品又はBASF社からルハイドラン(LUHYDRAN)(登録商標)A848Sなる商品名で販売されている製品;
− 例えばアクリル酸アルキルとメタクリル酸アルキルのコポリマーのようなアクリル酸エステルのコポリマー、例えばローム・アンド・ハース社(ROHM & HAAS)からプライマル(PRIMAL)(登録商標)AC-261K及びユードラギット(登録商標)(EUDRAGIT)NE30Dなる商品名で、BASF社からアクロナール(登録商標)(ACRONAL)601、ルハイドラン(登録商標)LR8833又は8845なる商品名で、ヘキスト社からアプレタン(登録商標)N9213又はN9212なる商品名で販売されている製品;
− アクリロニトリルと、例えば(メタ)アクリル酸アルキルとブタジエンから選択される非イオン性モノマーとのコポリマー;日本ゼオン社からニポール(NIPOL)(登録商標)LX5318なる商品名で入手可能な製品又はローム・アンド・ハース社からCJ06018なる商品名で販売されているもの;
− 酢酸アルキルとウレタンのコポリマー、例えばナショナル・スターチ社から販売されている製品8538-33;
− ポリアミド類、例えばローヌプーラン社から提案されているエスタポア(登録商標)(ESTAPOR)LO11なる製品;
− 化学的に変性されたか未変性の非イオン性グアーガム。
本発明での使用に適した変性された非イオン性のグアーガムは、好ましくはC1-C6ヒドロキシアルキル部分により変性されている。適切な前記部分の例としては、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル及びヒドロキシブチルである。
これらのグアーガムは当該分野においてよく知られており、ヒドロキシプロピル部分で変性したグアーガムを得るために、例えばプロピレンオキシドのような対応するアルケンオキシド類と反応させて調製することもできる。
ヒドロキシアルキル部分で変性されていてもよいこのような非イオン性グアーガムは、例えばメイホール社からジャガー(登録商標)HP8、ジャガー(登録商標)HP60、ジャガー(登録商標)HP120、ジャガー(登録商標)DC293及びジャガー(登録商標)HP105なる商品名で、又はアクアロン社(AQUALON)からガラクタソール(GALACTASOL)(登録商標)4H4FD2なる商品名で販売されている。
本発明での使用に適したポリマーは、それらの構造に、少なくとも一のC10-C30脂肪鎖を有するポリマー(しばしば会合性ポリマーとも称される)であってもよい。
重合性化粧品用活性剤(類)は、典型的には還元組成物の全重量に対して0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜10重量%であってよい。
好ましくは、還元組成物における還元剤として使用されるチオール類は、システイン及びその誘導体、すなわちN-アセチルシステイン、システアミン及びその誘導体、好ましくはそのC1-C4アシル化誘導体、例えばN-アセチルシステアミン又はN-プロピオニルシステアミン、チオ乳酸及びそのエステル、例えばモノチオ乳酸グリセリル、チオグリコール酸及びそのエステル、例えばグリセロールモノチオグリコラート、又はチオグリセロール及びその塩からなる群から選択される。
特に好ましい実施態様において、還元組成物に使用されるチオール(類)は、還元組成物の全重量に対して5重量%未満である。
組成物のpHは、アルカリ性剤、例えばアンモニア、有機アミン類、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、1,3-プロパンジアミン、及び2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、アルカリ又はアンモニウムの炭酸塩又は重炭酸塩、有機炭酸塩、例えば炭酸グアニジン、アルカリ性の水酸化物、又は酸性化剤、例えば塩酸、酢酸、乳酸、シュウ酸、又はホウ酸により調節することができる。
還元組成物は、好ましくは湿った清潔な毛髪繊維に適用される。
還元組成物を適用して直ぐに、場合によっては乾燥用ヘルメット下において、一般的には5〜60分、好ましくは5〜30分の時間、放置しておくことができる。
上述にて説明したように、本発明の方法には、還元組成物の適用工程に続き、任意のすすぎ工程、ついで少なくとも60℃の温度での加熱用アイロンを用いた毛髪繊維の温度上昇工程が含まれる。
ここで使用される場合、本発明の目的において「アイロン」とは、毛髪繊維に接触させることで機能する、加熱装置を称する。
アイロンは、約数秒間、断続的に接触させて進行させ、徐々に動かすか、又は毛髪の束に沿ってスライドさせることにより適用してよい。
全ての種類のフラット又は丸形アイロンは、本発明の方法における使用に適したアイロンの非限定的例として付与されており、特に米国特許第4103145号、同4308878号、同5983903号、同5957140号、同5494058号及び同5046516号に記載されている。
好ましい実施態様において、毛髪繊維は、温度上昇工程の前にすすがれない。
また本発明の目的は、毛髪の色調を過度に変化させることなく、及び/又は毛髪繊維を過度に損傷させることなく、毛髪の形状を永続的に変化させるために、上述したような方法を使用することにある。
本発明は、次の実施例により例証される。
本発明の毛髪繊維の処理方法は、還元組成物を使用して実施される。
テストされた還元組成物は以下のものである:
還元組成物1
L-システイン 1.4g
メキソメレPO 2.5g
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール pH9.5にする量
脱塩水 100gにする量
チオグリコール酸 1.1g
メキソメレPO 2.5g
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール pH9.5にする量
脱塩水 100gにする量
L-システイン 1.4g
チオグリコール酸 0.3g
メキソメレPO 2.5g
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール pH9.5にする量
脱塩水 100gにする量
還元組成物を毛髪に適用し、5分間放置する。
ついで、フラットアイロンを用いて、180℃まで加熱する処理を行う前に、ヘアドライヤを使用して、毛髪を部分的に予め乾燥しておく。
結果として、毛髪繊維は、良好なテクスチャー、良好にコントロールされたボリューム、良好な色調、及び効果の長時間にわたる持続性が示されている。
Claims (15)
- 毛髪の固定を行わない毛髪繊維の処理方法において、以下の工程:
− セラミドを含有せず、チオール類から選択される少なくとも一の還元剤、及び重合性活性剤から選択される少なくとも一の化粧品用活性剤を含有する還元組成物を毛髪繊維に適用する適用工程;
− 少なくとも60℃の温度で、任意の毛髪繊維のすすぎ工程の前又は後に実施される、加熱用アイロンを用いた毛髪繊維の温度上昇工程;
からなることを特徴とする方法。 - 還元組成物が、ジチオジグリコール酸又は任意のその塩を含有しないことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 重合性化粧品用活性剤が、揮発性又は非揮発性で、直鎖状又は環状のシリコーン類、カチオン性、非イオン性、アニオン性又は両性の非シリコーン化ポリマーから選択されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- 重合性化粧品用活性剤が、還元組成物の全重量に対して0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜10重量%であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
- チオール類が、還元組成物の全重量に対して0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%、より好ましくは1〜10重量%であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
- チオール類が、還元組成物の全重量に対して5重量%未満であることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
- チオール類が、システイン及びその誘導体、システアミン及びその誘導体、チオ乳酸及びそのエステル、チオグリコール酸及びそのエステル、チオグリセロール、及びその塩からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
- 還元組成物が、水、C1-C6アルコール類、好ましくはアルカノール類、特にエタノール、プロパノール、イソプロパノール、多価アルコール類、特にグリセロール、プロピレングリコール、及びペンタンジオール、ベンジルアルコール、ポリオールエーテル、C2-C6エステル、N-メチルピロリドン(NMP)及びC3-C6ケトン類からなる群から選択される、一又は複数の溶媒を含有していることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
- 還元組成物が、増粘した又はしていないローション、クリーム、ゲル又はフォームであってよいことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
- 温度が60℃〜250℃、好ましくは120℃〜220℃の範囲の温度で上昇することを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
- 還元組成物が湿った清潔な毛髪繊維に適用されることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
- 還元組成物を適用して直ぐに、アイロンを適用する前に放置しておくことを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
- 毛髪繊維が、温度上昇工程の前にすすがれないことを特徴とする、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。
- 温度上昇工程の前に、毛髪繊維を部分的に予め乾燥させることからなる工程を含むことを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
- 毛髪の色調を過度に変化させることなく、及び/又は毛髪繊維を過度に損傷させることなく、毛髪の形状を永続的に変化させるための、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方法の使用。
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