JP2005289221A - 操作レバーの支持構造 - Google Patents

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Akemasa Kimura
明正 木村
Hirotaka Yato
博隆 矢藤
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Abstract

【課題】 操作レバーの操作時に操作間の伝動ロスやガタ付きを防止し、変速操作の応答性を向上させる操作レバーの支持構造を提供する。
【解決手段】 本発明の操作レバーの支持構造は、操作対象物を操作する操作レバー1は、二次元的に交差する固定支点軸14及び可動支点軸22周りに回動自在に支持される軸ホルダー13及びホルダー駆動部12を介して二次元方向に揺動可能に支持した構造となっている。そして操作レバー1の揺動に際して当接する軸ホルダー13とホルダー駆動部12との前後少なくとも一方の当接面間のクリアランスαを最適に調節する調節機構32を設けている。
また上記調節機構32としてホルダー駆動部12又は軸ホルダー13側に、当接し合う一方の当接面側から他方の当接面側に向って突出量の調節が可能な調節ボルト27が設けられている。さらに前記調節ボルト27を操作レバー1の揺動操作側に近く当該揺動支点軸より離れた操作レバー1上端側位置で且つ操作力負荷の少ない揺動方向側に設けている。
【選択図】図3

Description

この発明はトラクタ等の作業車両用の操作レバー(変速レバー)の支持構造に関する。
従来操作対象物であるトランスミッションを操作する操作レバー(変速レバー)を、二次元的に前後左右に交差する回転軸と連結ピン周りに回動自在に支持されるホルダ部及びフォーク部を介して二次元方向に揺動可能に支持したものが公知となっている(例えば特許文献1参照)。
実開昭63−103111号公報
しかし上記従来例では、ホルダ部とフォーク部との間のクリアランスによって変速レバーの操作時にガタが生じ、操作性,操作感,操作の応答性の低下をひきおこす場合があるという欠点があった。
上記課題を解決するための本発明の操作レバーの支持構造は、第1に、操作対象物を操作する操作レバー1を、二次元的に交差する固定支点軸14及び可動支点軸17周りに回動自在に支持される軸ホルダー13及びホルダー駆動部12を介して二次元方向に揺動可能に支持した構造において、操作レバー1の揺動に際して当接する軸ホルダー13とホルダー駆動部12との前後少なくとも一方の当接面間のクリアランスαを最適に調節する調節機構32を設けてなることを特徴としている。
第2に、調節機構32としてホルダー駆動部12又は軸ホルダー13側に、当接し合う一方の当接面側から他方の当接面側に向って突出量の調節が可能な調節ボルト27を設け、該調節ボルト27を操作レバー1の揺動操作側に近く当該揺動支点軸より離れた操作レバー1上端側位置で且つ操作力負荷の少ない揺動方向側に設けたことを特徴としている。
第3に、調節ボルト27の先端をR状に面取り加工し、当接面同士の回動スライド時の引掛り又はスライド面の損傷を防止することを特徴としている。
以上の如く構成される本発明によれば、操作レバー側のホルダー駆動部と軸ホルダー間の当接面同士のクリアランス(隙間)が最適に調節されるので、変速装置等の操作レバーの揺動操作時に、操作間の伝動ロスやガタ付きがなく、操作性及び操作感が向上し、操作の応答性が良くなる。
またホルダー駆動部とホルダーの当接面の片磨耗が防止され、部品の耐久性が向上するという利点がある。
請求項2の構成により、調節ボルト先端にはより小さい押圧力が、他方の当接面にはより大きい押圧力が作用するので、調節ボルト側での押圧変形が緩和され、全体として操作性も維持できる。さらに調節ボルト先端をアール状に面取りすることにより当接面のスライドも円滑で当接面との引掛りも防止される。
以下本発明の実施形態を図面に基づき説明する。図1は作業車両であるトラクタにおける主変速レバー1の全体を示す左側面図,図2は主変速レバーのレバーガイド3の平面図,図3,図4は主変速レバー1の支持構造を示す左側面拡大図と正面拡大図である。なお図3,図4は図1に対して拡大した図面である。
主変速レバー1は、側面視において略クランク形状をなし、上方延出部1aの上端にグリップが設けられ、中央下方位置に側面視において略水平をなす水平延出部1cが形成されている。主変速レバー1は、該水平延出部1cにおいて、後述するように2次元的に前後及び左右揺動自在に支持されている。そして主変速レバー1は運転席内の図示しない座席の左側方のサイドパネル2から運転席内に突出している。
ただし主変速レバー1の上方延出部1aは、サイドパネル2の下方内部に設けられたレバーガイド3のガイド孔を通過している。図2に示されるように、上記レバーガイド3のガイド孔3aは、H型形状をなし、主変速レバー1はレバーガイド3に沿った前後及び左右揺動のみが許容される。
主変速レバー1の下方側前方にはトランスミッション8が設けられている。該トランスミッション8には回動及び軸方方向へのスライドを行う変速駆動用のピン7が軸受部材9に支持されて設けられている。ピン7はシフタフォークに連結されており、トランスミッション8はピン7の回動及びスライドによって変速操作される。ピン7にはブラケット6が取り付けられている。
上記ブラケット6には係合プレート4が備えられている。係合プレート4に設けられるガイド孔に主変速レバー1の下方延出部1bが挿入されている。ブラケット6は係合プレート4のガイド孔によって変速レバー1の前後揺動に伴う上下方向のスライドを許容する。ただし主変速レバー1の左右揺動時には主変速レバー1と一体的に左右揺動する。
また上記ブラケット6は、主変速レバー1の前後揺動時に主変速レバー1と一体的に前後揺動するL字型の中継レバー23と、牽引ロッド24を介して連結されている。このためブラケット6は変速レバー1の前後揺動時には牽引ロッド24によって前後に移動する。
以上により主変速レバー1を前後方向(a1方向)に揺動させると、牽引ロッド24がa2方向に移動し、これに伴いブラケット6がa3方向に移動してピン7が前後にスライド操作され、主変速レバー1を左右方向(b1方向)に揺動させると、下方延出部1bがb2方向に揺動し、ブラケットがb3方向に回動してピン7が回動操作され、トランスミッション8の変速操作が行われる。なお牽引ロッド24はターンバックルによって長さ調節が可能である。
そしてレバーガイド3のガイド孔3aのI,II,III,IVがそれぞれ1速,2速,3速,4速に対応しており、主変速レバー1を各ポジションI又はII又はIII又はIVに入れることによって、1速,2速,3速,4速に変速操作が行われる。なおNは中立位置を示し、主変速レバー1がNに位置するとトランスミッション8はニュートラルとなる。
主変速レバー1は、水平延出部1cの後方部分から上方延出部1aの下方部分に亘って補強プレート11が溶接され、補強されている。補強プレート11の下端には側面視で逆U字形をなす板材からなるホルダー駆動部12が一体的に溶着されている。該ホルダー駆動部12内にはブロック状の軸ホルダー13が挿入されている。ホルダー駆動部12と軸ホルダ13との間には、軸ホルダ13をホルダー駆動部12内に挿入することができる程度の所定の寸法誤差がある。該軸ホルダー13内には、機体フレーム側に固定された左右方向の固定支点軸14が挿通されている。
上記軸ホルダ13には、固定支点軸14より下方に前後方向の孔13aが設けられている。該孔13aにはブッシュ16が挿入されている。ホルダー駆動部12の上記孔13aに対応する部分にはボルト孔が設けられている。ボルト孔12及びブッシュ16には一本のボルト17が前後方向に挿入されている
ボルト17はボルト孔12に機体後方側から、ボルトヘッドとホルダー駆動部12との間にカラー18を設けて挿入され、ホルダー駆動部12の前方側からナット19,ロックナット21によって固定される。
以上によりホルダー駆動部12は、ボルト17を軸心として軸ホルダ13に対して左右揺動する。またホルダー駆動部12はボルト17によって軸ホルダ13と一体的に固定支点軸14を軸心に前後揺動する。前述の中継レバー23は軸ホルダ13の下端部分に一体的に取り付けられている。
そしてホルダー駆動部12が主変速レバー1に一体的に溶着されているため、主変速レバー1は、ボルト17を左右方向の揺動支点軸として左右揺動可能に支持された状態で、上記固定支点軸14を前後方向の揺動支点として機体フレーム側に前後揺動自在に軸支されている。なおカラー18には捻りバネからなる復帰スプリング34が外嵌され、該復帰スプリング34によって主変速レバー1はN位置に付勢復帰させられる。
図3に示されるように、逆U字形に形成されたホルダー駆動部12の前方側のプレート12Fには、軸ホルダ13の上端部分に対応する位置に挿通孔28が形成されている。プレート12Fの外側面には、挿通孔28に対応する位置にナット29が溶着されている。該ナット29には調節ボルト27が螺合されている。該調節ボルト27の端部は挿通孔28を介してホルダ駆動部12の内部に突出する。
調節ボルト27は、軸ホルダ13の後面33の全面が、ホルダー駆動部12の後方側のプレート12Rと接した状態で、先端が軸ホルダ13に接するように位置が調節される。調節ボルト27にはロックナット31が螺合されており、調節ボルト27は上記位置調節後ロックナット31により位置固定される。
ホルダー駆動部12と軸ホルダ13との間には前述の寸法誤差があるため、調節ボルト27の上記位置調節によって、ホルダー駆動部12の前方側のプレート12Fと軸ホルダ13との間のクリアランス(隙間)αが設定され、プレート12Fと軸ホルダ13との間のクリアランスαが最適に設定調節される。
なお調節ボルト27の先端には小径な当接部27aが設けられ、該当接部27aが軸ホルダ13に対するホルダー駆動部12の揺動を許容する程度の力で軸ホルダ13の前面35に、上端近傍で接する。調節ボルト27,ナット29,ロックナット31からなる調節機構32によって調節ボルト27の当接部27aの軸ホルダー13に対する突出長さを調節することによって、上記クリアランスαが最適に調節される。
これにより静的にはホルダー駆動部12と軸ホルダ13との間のガタがほとんどなくなり、主変速レバー1の前後方向の揺動操作時に伝動ロスやガタ付きが発生しない。特に調節ボルト27(当接部27a)が軸ホルダ13において前後方向の回転中心から最も離れた上端位置近傍で、軸ホルダ13に接するため、ボルト27による軸ホルダ13の位置決めをより小さな力で安定して行うことができる。このため主変速レバーの前後操作にガタが伴わず、主変速レバーの操作性及び操作感が向上し、且つ応答性も向上する。
また主変速レバー1の変速操作は、一般的に後方への変速操作時より前方への変速操作に体重をかけることになる。したがって軸ホルダ13の後面33が全面でホルダー駆動部12の後方側のプレート12Rと接することによって、より広い面積で前方側への操作時の操作力負荷を受けることができる。
そして主変速レバー1の後方への揺動操作時には、調節ボルト27の当接部27aで操作力負荷を受ける。ただし後方への操作時の操作力負荷は上記のように比較的小さいため、調節ボルト27(当接部27a)と軸ホルダ13の前面35との間での押圧変形が防止され、主変速レバー1の安定した前後左右の揺動操作が可能となり、ホルダ駆動部12と軸ホルダ13の当接面の片磨耗が防止され、部品の耐久性も向上する。
一方調節ボルト27の当接部27aの先端は、図5に示されるように、R状に面取り加工されて熱処理されている。これにより主変速レバー1を左右揺動させると、図5に示されるように、調節ボルト27は、当接部27aのR形状によって、軸ホルダー13に対する引掛りや、互いの当接面間の損傷が防止され、軸ホルダ13の前面35に対して、矢印方向に円滑に左右スライドする。
これにより主変速レバー1の左右揺動もガタなく円滑に行うことができ、主変速レバーの操作性及び操作感を損なうことはない。なお図6に示されるように、当接部27aの先端を円弧状に形成してもよく、この場合も上記同様の効果がある。なお上記説明ではホルダー駆動部12を逆U字形と説明したが、コ字形等の形態とすることもできる。
この発明の操作レバーの支持構造は、トラクタ等の農作業用の変速レバーに用いるだけでなく、他の前後左右に揺動させる必要がある操作レバー等に広く利用できるものである。
変速レバーの全体を示す左側面図である。 レバーガイドの平面図である。 変速レバーの支持構造を示す拡大左側面図である。 変速レバーの支持構造を示す拡大正面図である。 調節ボルトの先端形状を示す図3のA−A断面図である。 他の形態の調節ボルトの先端形状を示す図3のA−A断面図である。
符号の説明
1 変速レバー(操作レバー)
12 ホルダー駆動部
13 軸ホルダー
14 固定支点軸
17 ボルト(可動支点軸)
27 調節ボルト
32 調節機構

Claims (3)

  1. 操作対象物を操作する操作レバー(1)を、二次元的に交差する固定支点軸(14)及び可動支点軸(17)周りに回動自在に支持される軸ホルダー(13)及びホルダー駆動部(12)を介して二次元方向に揺動可能に支持した構造において、操作レバー(1)の揺動に際して当接する軸ホルダー(13)とホルダー駆動部(12)との前後少なくとも一方の当接面間のクリアランス(α)を最適に調節する調節機構(32)を設けてなる操作レバーの支持構造。
  2. 調節機構(32)としてホルダー駆動部(12)又は軸ホルダー(13)側に、当接し合う一方の当接面側から他方の当接面側に向って突出量の調節が可能な調節ボルト(27)を設け、該調節ボルト(27)を操作レバー(1)の揺動操作側に近く当該揺動支点軸より離れた操作レバー(1)上端側位置で且つ操作力負荷の少ない揺動方向側に設けた請求項1の操作レバーの支持構造。
  3. 調節ボルト(27)の先端をR状に面取り加工し、当接面同士の回動スライド時の引掛り又はスライド面の損傷を防止する請求項2の操作レバーの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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