JP2005288618A - 粉体定量供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微粉体の噴射装置の定量供給が可能で装置とした場合の構造も簡単となる新規な構成の粉体定量供給装置を提供すること。
【解決手段】噴射材をエアブラスト装置等の噴射材配管32に定量供給するのに好適な粉体定量供給装置。粉体を供給する供給ホッパ12、粉体を定量供給する粉体供給筒14、及び該粉体供給筒14を加振する発振機(エアバイブレータ)16を備えている。供給ホッパ12と粉体供給筒14とは、供給ホッパ12の出口から自重落下する噴射材(粉体)を受け可能に接続されている。粉体供給筒14は、上側に受け口14bを備え、下端にはオリフィス(流出孔)20aを有するオリフィス板20が取付けられて粉体供給筒14の下端開口との間に隅角部15を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、粉体定量供給方法及び粉体定量供給装置に関し、特に、粉体を噴射材とするエアブラスト装置に対して粉体を定量供給するのに好適なものである。ここでは、エアブラスト装置に適用する場合を主として例に採り説明するが、高精度の粉体定量供給が要求される、例えば、金属粉や粉体塗料の溶射装置等にも本発明は適用できるものである。
エアブラストは、噴射材として、粒径280メッシュ(約50μm)以下で粒径分布((JIS R 6001に準ずる。)の無機粉体を使用して、ガラスや金属の表面処理(粗面化ないしは平滑化、ピーニング等)を行なう。なお、無機粉粒体の材質としては、アルミナ、炭化けい素、ガラスビーズを使用する。
上記表面処理の品質安定化の見地から、噴射材の安定した定量供給が要請される。
この要請に応えるために例えば特許文献1に記載されているような粉体定量供給装置(微量流出量調節機能付きオリフィス式粉体供給機)を使用することが考えられる。
特許文献1における実施例では、#100(約147μm)で、平均流出量は、約0.05g/sである((段落0013 表1)、(段落0014 表2)参照)。
また、エアブラスト装置に噴射材(粉体)を定量供給するための装置が特許文献2に記載されている。しかし、当該定量供給する装置は、本発明と構造が異質であるとともに複雑である(特許請求の範囲及び図1等参照)。
特開平5−330666号公報 特開昭57−174171号公報
本発明は、上記にかんがみて、微粉体の噴射装置の定量供給が可能で装置とした場合の構造も簡単となる新規な構成の粉体定量供給方法及び定量供給装置を提供することを目的とする。
本発明の更なる目的は、上記粉体定量供給方法及び定量供給装置を使用したエアブラスト装置への粉体供給方法及びエアブラスト装置を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意、開発に努力をした結果、下記構成の定量供給方法及び定量供給装置に想到した。
本発明に係る粉体の定量供給方法は、
オリフィス板を備え、該オリフィス板は中心部にオリフィス(流出孔)を備えている粉体供給筒を加振手段により加振して粉体を前記流出孔から落下させて粉体の定量供給をする方法であって、
該粉体供給筒の加振を、オリフィス板の上に、粉体をその安息角により裾をオリフィス板の外周部とするとともに頂点を流出孔の軸線上方とした安息角斜面による仮想山状部と、該仮想山状部の上方に該仮想山状部の底径と略同一径の粉体充填部とを形成して粉体を貯留させた状態で行なうことを特徴とする。
当該構成により、後述の実施例で示す如く、粉体質量流出速度(切り出し量)(以下、単に「粉体流出速度」という。)が、粉体の粒径に応じて、流出孔径及び/又は振動力を変化させることにより定量供給が可能となる。その理由は、下記の如くであると考えられる。
粉体の種類(表面特性・実比重等)により異なるが、同一特性を有する粉体では、安息角が略一定となる。このため、上記安息角斜面を備えた仮想山状部が、ダイナミックアーチと同様な架橋構造を作り、加振(振動力が付与)された場合、仮想山状部の大きさにオリフィス(流出孔)からの切り出し量、すなわち、粉体流出速度が依存する。
そして、上記構成において、仮想山状部の安息角斜面の起点は、オリフィス板の外周部に形成された隅角部で形成する。即ち、該隅角部はオリフィス板の外周部に立設される周壁内壁面との交差部で形成する。
上記構成において、粉体の粒径(平均粒径)に応じて、流出孔の径(流出孔径)と粉体流出速度が直線関係にある範囲で流出孔径を変化させれば、オリフィス(流出孔)からの粉体質量流出速度(以下「粉体流出速度」という。)を段階的に変化させることが可能となる。
すなわち、後述の試験例2(図6参照)で示す如く、流出孔径が所定範囲内においては、流出孔径に対する粉体流出速度が直線関係となる範囲があることを、本発明者らは知見した。
また、上記構成において、加振(発振)手段の出力を、出力(振動力)と粉体流出速度とが、直線的比例関係にある範囲で変化させれば、粉体流出速度を無段階的に変化させることが可能となる。
即ち、後述の試験例2〜6で示す如く、流出孔径を所定範囲とし、振動力(エアバイブレータの圧縮気体の圧力)と粉体流出速度との関係が、振動力が所定範囲(0.1〜0.25MPa)において、振動力と粉体流出速度との間に直線的比例関係にあることを、本発明者らは知見した。
そして、上記構成の粉体定量供給方法をエアブラスト装置における噴射材の定量供給に適用する場合は、下記のような方法となる。
噴射ノズルを備えたエアブラスト装置に対して、オリフィス板を備え、該オリフィス板は中心部にオリフィス(流出孔)を備えている粉体供給筒を用いて噴射材(粉体)を定量供給するに際して、
オリフィス板の上で、粉体をその安息角により裾を前記オリフィス板の外周部とするとともに頂点を前記流出孔の軸線上方とした安息角斜面による仮想山状部を形成するとともに、該仮想山状部の上方に該仮想山状部の底径と略同一径の粉体充填部を形成して前記粉体を貯留させた状態として、粉体供給筒を加振手段により加振して粉体を流出孔から、噴射ノズルに連通する噴射材流路に、大気流入ゾーンを経て落下供給させることを特徴とする。
ここで、噴射材流路に大気流入ゾーンを経て噴射材を導入しないと、噴射材が噴射ノズルに安定した定量性を有して供給されない。噴射材が部分凝集するおそれがあるためである。
そして、上記エアブラスト装置に対する噴射材定量供給方法は、噴射ノズルが複数本であり、該各噴射ノズルに連通する各噴射材料流路に、流出孔径を段階的に変化させて、及び/又は振動力を無段階的に変化させて噴射材の供給を行なうことが望ましい。
あらゆるブラスト加工条件(各噴射ノズルの加工量を一定にする又は加工量を変化させる。)際の調節が容易となる。
上記各粉体の定量供給方法に使用する定量供給装置は、下記のような構成となる。
粉体を供給する供給ホッパ、粉体を定量供給する粉体供給筒、及び該粉体供給筒を加振する加振手段とを備え、
供給ホッパと粉体供給筒とは、供給ホッパの出口から自重落下する粉体を受け可能に接続され、
粉体供給筒は、上側に粉体受け部を備えるとともに、下側の中心部にオリフィス(流出孔)を有するオリフィス板を備え、オリフィス板の外周部に隅角部が形成されていることを特徴とする。
上記構成において、流出孔の径(流出孔径)は、通常、隅角部の径の約1/2以下とする。1/2以上では、安定した仮想山状部を形成し難い。(試験例3・4参照)
また、上記各構成において、オリフィス板を脱着可能とすることが望ましい。流出孔径の変更が容易となる。
また、上記定量供給装置を適用したエアブラスト装置は、下記のような構成となる。
定量供給装置が付設され、噴射ノズルに連通する噴射材流路を備えたエアブラスト装置であって、
定量供給装置が、上記各構成のいずれかであり、また、
噴射材(粉体)の定量供給装置のオリフィス板と、噴射材流路の入口に接続される継手部材とが大気流入ゾーンを介して接続されていることを特徴とする。
また、複数本の噴射ノズルを備えたエアブラスト装置は、下記のような構成となる。
定量供給装置が付設され、噴射ノズルに連通する噴射材流路を備えたエアブラスト装置であって、
定量供給装置が上記いずれかのものであり、また、
噴射ノズルを複数本備えるとともに、該各噴射ノズルに連通する複数の噴射材流路を独立して備えており、
該各噴射材流路に定量供給装置が1対1対応として複数台付設されており、
各定量供給装置のオリフィス板と、各噴射材流路の入口に接続される継手部材とがそれぞれ大気流入ゾーンを介して接続されていることを特徴とするエアブラスト装置。
以下、本発明を実施するため最良の形態の一つを、図例に基づいて、詳細に説明をする。
ここでは、複数本(図例では10本)の噴射ノズルを備えたエアブラスト装置に、本発明に係る粉体定量供給装置(噴射材定量供給装置)を適用した場合を示す。
図1・2は、全体概略正面図・側面図であり、図3は、粉体定量供給装置の要部断面図である。
本実施形態の粉体定量供給装置は、基本的には、図3に示す如く、粉体を供給する供給ホッパ12、粉体を定量供給する粉体供給筒14、及び該粉体供給筒14を加振する加振手段(発振機)16とを備えている。
ここで供給ホッパ12は、必然的ではないが、粉体の分散機(分散手段)18、19を備えている。ここで、分散手段は、図例では二軸攪拌機であるが、一軸又は三軸以上の攪拌機でもよく、さらには、他のスクリュー等の混練機であってもよい。ホッパ12は、その下端には、粉体供給筒14への連通開口(矩形孔、長孔又は丸孔)を形成するフランジ部12aを備えている。
粉体供給筒14は、上端にフランジ部14aを備え、下端の流出用開口にオリフィス板(流速調節板)20が止め金具22により脱着(取替え)可能に装着されている。
ここで、オリフィス板20の粉体供給筒14本体の下端内壁面との間に隅角部15を形成するようになっている。そして、オリフィス板20のオリフィス(流出孔)20aの径(流出孔径)は、隅角部15の径(隅角部径)の1/2以下(望ましくは1/2.5以下)とする。後述の試験例で示す如く、流出孔径が隅角部径に比して大きすぎると、安定した粉体定量供給が困難となる。なお、流出孔径の下限は、粉体粒径により異なるが、通常、隅角部径の1/5以上(望ましくは1/4.5以上)とする。
オリフィス板20を取り替え可能としたのは、粉体流出速度を流出孔20a径で段階的に調節することを可能とするためである。設定最大径のオリフィス(流出孔)を備えたオリフィス板の上面に1枚又は2枚のスライド板(孔径調節板)でオリフィス開口量を調節可能としてもよい。なお、粉体供給筒14の下方部側壁には、清掃・点検用孔14cが設けられプラグ30で閉じられている。また、必然的ではないが、粉体供給筒14の下面外周部には、緩衝部材34が部分的に貼着されている。該緩衝部材34は、粉体供給筒14の振動に際して共振異常等が発生した場合に、粉体供給筒14の下面が後述の入口アダプタ36の上面と直接干渉するのを防止する。
ここで、粉体供給筒14は、上端側がロート状(テーパ)受け部とされ、下端開口の形状(通常円形)、即ち、隅角部15の形状と同一断面とされた筒状体とされている。
しかし、隅角部15と形状が同一でなくても、上方部が膨出ないし縮径していても、隅角部15が形成される形状なら特に限定されない。また、隅角部(下端開口)15の形状も、真円状に限らず、楕円、さらには、正多角形であってもよい。
ここで粉体供給筒14の大きさは、エアブラスト用噴射材の場合、通常、内径(隅角部径)10〜50mm、高さ50〜150mmの範囲で適宜設定する。
また、発振機(加振手段)16は、振動力(振動力)を調節可能なものなら特に限定されない。例えば、圧縮気体を駆動源とするエアバイブレータがあり、振動力の圧縮気体の圧力調節により容易に振動力を連続的(無段階)に変化させることが可能となる。なお、図4に振動力・振動数/圧縮気体の圧力の関係グラフ図を示す。振動力(振動力)は、圧縮気体の圧力に直線的な比例関係にあるが、振動数は、圧縮気体の圧力に影響を受けず一定であることを示すものである。
そして、供給ホッパ12の下端と粉体供給筒14の上端とは複数個の防振ゴム24及びシール部材26を介して接続されている。即ち、リング部断面L字形のシール部材保持リング28にシール部材26を嵌合させた後反転させて、供給ホッパ12下端のフランジ部12aの下面に複数個(4〜6個)の防振ゴム24を配して防振ゴム24の各一端をねじ固定する。そして、防振ゴム24の各他端を粉体供給筒14上端のフランジ部14aとの外側にねじ固定する。ここで、シール部材26は、図例ではゴムガスケットであるが、OリングやVパッキン等であってもよい。
防振ゴム24は、供給ホッパ12への粉体供給筒14からの振動伝達を阻止する。
仮に、供給ホッパ12に多数個の粉体供給筒14を防振手段(防振ゴム)を介さずに装着した場合、粉体供給筒14の流出口20aから落下する粉体の定量供給が不安定となる。それぞれ粉体供給筒14の振動が供給ホッパ12に伝達され、該供給ホッパ12を介してその振動が干渉し、その干渉振動が粉体供給筒14に再び伝達されるためである。
また、シール部材26は、ホッパ12下端と粉体供給筒14上端との間をシールして流動化された粉体が外部へ漏れるのを防ぐ。このシール部材26のシール性が無いと、粉体は噴出して定量供給が不安定となる。
上記構成の定量供給装置は、エアブラスト装置の噴射材配管32に下記の如く接続されている。
定量供給装置における粉体供給筒14の下面、即ちオリフィス板20と、噴射材配管(噴射材流路)32の入口に接続される入口アダプタ(継手部材)36とが大気流入ゾーン38を介して接続されている。大気流入ゾーン38は、定量供給(切り出し)された噴射材(粉体)を噴射材配管32内での凝集を防止する。噴射材配管32内で凝集するとオリフィス(流出孔)20aを介して、折角、噴射材が定量供給されても噴射ノズルが噴射不安定となる。
図例では入口アダプタ36は、ロート状(テーパ状)受け口36aを備えたブロック体である。ここでは、受け口36aのテーパ角度は30〜60°とする。また、この大気流入ゾーン38の長さ(隙間)Lは、通常、2〜20mm、望ましくは、5〜10mmとする。大気流入ゾーンが短すぎると噴射材凝集防止効果が、逆に長すぎると、該ゾーンから噴射材流れの系外へ漏出量が多くなり、定量供給の意味がなくなる。
また、供給ホッパ12には、図1〜2に示す如く、2段の上・下ダンパ装置40、41を介して、貯留ホッパ(投入ホッパ)42が接続されている。そして、2段の上・下ダンパ装置40、41は、供給ホッパ12に配設された上限・下限レベルセンサ44、45からの信号により作動するようになっている。
次に、上記複数の噴射ノズルを備えたエアブラスト装置に付設した定量供給装置Aの使用態様について述べる。
先ず、所定粒径の噴射材が貯留ホッパ42に噴射材を充満させておく。上限・下限レベルセンサ44、45及び上・下ダンパ装置40、41、及び攪拌装置18、19を稼動(運転)状態とする。このとき、上・下ダンパ装置40、41は共に閉じている。
すると、供給ホッパ12内は空であるため、下限レベルセンサ44からの信号により上ダンパ装置40が所定時間開となり、所定量の噴射材が下ダンパ装置41の室内に落下する。この所定量の噴射材は、上ダンパ装置40が閉となった後、下ダンパ装置41が開となり供給ホッパ12内に落下して所定量ずつ投入される。そして、噴射材の投入量が上限レベルセンサ45の位置に到達するまでこの操作が繰り返される。
上記操作中は、攪拌機18、19は、投入噴射材の投入状態が略均一(表面が略平ら)となるように低速(具体的には10〜20min-1)で回転させておく。当然、供給ホッパ12内の噴射材が消費されて投入量が下限レベルセンサ位置45にきたら、上記操作が繰り返されて、同様にして上限レベルセンサ44位置まで噴射材が投入される。ここで、下限レベルセンサ45の位置は、噴射材が投入されたとき、オリフィス(流出孔)20aからの粉体流出速度が影響を受けない高さ(充満層厚)とする。当該層厚は、粉体の種類により異なるが、汎用の噴射材の場合、30〜100mmの範囲で適宜設定する。
このとき、供給ホッパ12内の噴射材は、当然、粉体供給筒に順次流入(落下)していく。攪拌機18、19の作用でほぐされながら、落下重による圧縮力を受けずに堆積していく。このため、隅角部15を起点(裾)とした安定した仮想山状部Mがオリフィス板20上に形成される。すなわち、該仮想山状部Mは、粉体をその安息角により裾をオリフィス板20の外周部とするとともに頂点を流出孔20aの軸線上方とした安息角斜面によるものである。そして、粉体供給筒12は、仮想山状部Mの上方に該仮想山状部Mの底径と略同一径の粉体充填部Fを形成して粉体を貯留させた状態となる。
次に、エアバイブレータ(発振機)16を運転(稼動)して、粉体供給筒14を振動させる。すると、上記粉体が貯留された状態の粉体供給筒12の流出孔20aから粉体が落下して、粉体がエアブラスト装置の噴射材配管32に定量供給される。
このときの、振動力は、エアブラス用噴射材の場合、500〜1250N(圧縮気体圧:0.1〜0.25N)の範囲で変動させることが望ましい(図2参照)。振動力が後述の試験例で示す如く、圧縮気体圧力に粉体流出速度が正比例するためである。
そして、本実施形態では、噴射ノズルと粉体供給装置A、・・・Aを「1対1」対応としているため、それぞれの噴射ノズルに必要な噴射量をここと粉体供給装置A、・・・Aで独立して調節できる。このため個々のノズルにおける噴射量調節が容易となる。
なお、一台の粉体供給装置を用いて、複数の噴射ノズルを備えたエアブラスト装置に噴射材を供給する場合、分配機構を用いて行なう必要がある。しかし、分配機構により噴射材を各ノズルへ供給量を調節することは、困難である。
各噴射ノズルに対する供給量の調節は、各噴射ノズルによる加工量を均一にしようとする場合において、噴射ノズルの製造精度や噴射材流路系のバラツキがあるとき、また、ワークの各部位に対する加工量を変化させるために、各噴射ノズルに対する噴射材供給量を変化させるとき、必要となる。
上記、実施形態の粉体定量供給装置を用いて、条件を変動させて粉体定量供給を行なった各実施例(試験例)について説明をする。
実施例に用いた粉体定量供給装置の主要仕様は、下記の通りである。
粉体供給筒・・・筒状部内径20mmφ、全高67mm、
下限レベルセンサのオリフィス板からの高さ・・・500mm、
エアバイブレータ(フィンディデバ社製「オイルフリータービンバイブレータGT−8」)・・・振動力990〜2910N(圧縮気体圧:0.2〜0.6MPa)
また、使用噴射材・・・炭化けい素粉体(JIS R 6001に規定する各粒度分布のもの。)
<試験例1>
各種粒径(#280〜#2000)の粉体(噴射材)について粉体流出速度を、開始直後及び1・2・3時間経過後において測定して、定量供給の時間安定性を測定した。
それらの試験結果を示す各種流出孔(オリフィス)径(3〜10mmφ)と粉体流出速度との関係を求めた。
なお、オリフィス孔径は7.0mmφとし、エアバイブレータの運転条件は、圧縮気体圧0.2Mpa(振動力1250N)の一定とした。
試験結果を示す表1および図5から、全ての粒径においてバラツキ10%前後以下で良好な定量供給性を示すことが分かる。特に、粒径#400〜#1000の範囲では、バラツキ7.5%未満で定量供給性に優れていることが分かる。
Figure 2005288618
<試験例2>
各種粒径(#280〜#2000)の粉体(噴射材)について各種流出孔(オリフィス)径(3〜10mmφ)変化させて粉体流出速度との関係を求めた。
なお、エアバイブレータの運転条件は、圧縮気体圧0.2Mpa(振動力1250N)の一定とした。
試験結果を示す図6から、#400・600・800の各噴射材は、それぞれ、下記流出孔径の範囲では、略直線的な正比例関係を示すことが分かる。したがって、流出孔径に応じて噴射材供給量の調節も可能となる。
#400・・・6〜10mmφ
#600・・・6〜9mmφ
#800・・・6〜8mmφ
<試験例3>
粒径#400の噴射材を用いてエアバイブレータの振動力(圧縮気体圧力を0.1〜0.4MPa)で変化させたときの振動力(圧縮気体圧力)と粉体流出速度との関係を各種流出孔径(6〜11mmφ)について求めた。
試験結果を示す図7から、流出孔径7〜10mmφのとき、0.1〜0.25MPaの範囲で直線的な比例関係を示すことが分かる。
<試験例4>
試験例3において、粒径#600の噴射材を用いて、同様に試験を行って、振動力(圧縮気体圧力)と粉体流出速度との関係を各種流出孔径(3〜10mmφ)について求めた。
試験結果を示す図8から、上記同様、流出孔径6〜9mmのとき、0.1〜0.25MPaの範囲で直線的な比例関係を示すことが分かる。
<試験例5>
試験例3において、粒径#800の噴射材を用いて、同様に試験を行って、振動力(圧縮気体圧力)と粉体流出速度との関係を各種流出孔径(4〜9mmφ)について求めた。
試験結果を示す図9から、上記同様、流出孔径6〜9mmφのとき、0.1〜0.25MPaの範囲で直線的な比例関係を示すことが分かる。
<試験例6>
試験例3において、噴射材粒径#1000、流出孔径範囲3〜9mmとした以外は、同様に試験を行って、振動力(圧縮気体圧力)と粉体流出速度との関係を各種流出孔径(4〜9mmφ)について求めた。
試験結果を示す図10から、流出孔径5〜7mmφのとき、0.1〜0.25MPaの範囲で直線的な比例関係を示すことが分かる。
<総合考察>
試験例3〜6においては、流出孔径は1mm間隔としたが、それより小さい(例えば0.5mm)又は大きい(例えば1.5mm)間隔としても同様な試験結果が出ると考えられる。
また、粉体供給筒14の内径(隅角部15の径)は、試験例における20mmより大きくしたり、小さくしたりしても、同様の試験結果が出ると考えられる。なお、粉体供給筒の高さは、ほとんど影響を受けないものと考えられる。
本発明に係る粉体定量供給装置を複数本の噴射ノズルを備えたエアブラスト装置に適用した場合における一実施形態を示す一部切り欠きの全体概略正面図である。 同じく全体概略側面図である。 同じく粉体定量供給装置における要部概略断面図である。 エアバイブレータにおける振動力・振動数/圧縮気体の圧力の関係を示すグラフ図である。 本発明の一実施形態における粉体定量供給装置を用いて、各種粒径の粉体(噴射材)について粉体流出速度の安定性を測定した試験結果を示すグラフ図である。 同じく各種粒径の粉体(噴射材)について各種流出孔(オリフィス)径と粉体流出速度との関係を求めた試験結果を示すグラフ図である。 同じく粒径#400の噴射材を用いて圧縮気体圧力と粉体流出速度との関係を各種流出孔径について求めた試験結果を示すグラフ図である。 同じく粒径#600の噴射材を用いて同様の関係について同様にして求めた試験結果を示すグラフ図である。 同じく粒径#800の噴射材を用いて同様の関係について同様にして求めた試験結果を示すグラフ図である。 同じく粒径#1000の噴射材を用いて同様の関係について同様にして求めた試験結果を示すグラフ図である。
符号の説明
12 供給ホッパ
14 粉体供給筒
15 粉体供給筒の隅角部
16 エアバイブレータ(加振手段)
18 攪拌機(分散手段)
20 オリフィス板
20a オリフィス(流出孔)
38 大気流入ゾーン
M 仮想山状部
F 粉体充填部

Claims (11)

  1. オリフィス板を備え、該オリフィス板は中心部にオリフィス(流出孔)を備えている粉体供給筒を加振手段により加振して粉体を前記流出孔から落下させて粉体の定量供給をする方法であって、
    該粉体供給筒の加振を、前記オリフィス板の上に、粉体をその安息角により裾を前記オリフィス板の外周部とするとともに頂点を前記流出孔の軸線上方とした安息角斜面による仮想山状部と、該仮想山状部の上方に該仮想山状部の底径と略同一径の粉体充填部とを形成して前記粉体を貯留させて行なうことを特徴とする粉体定量供給方法。
  2. 前記仮想山状部の安息角斜面の起点を前記オリフィス板の外周部に形成された隅角部とすることを特徴とする請求項1記載の粉体定量供給方法。
  3. 前記粉体の粒径に対応させて、前記流出孔の径(流出孔径)と粉体流出速度とが直線的比例関係にある範囲で前記流出孔径を変化させて、前記流出孔からの前記粉体質量流出速度(以下「粉体流出速度」という。)を段階的に変化させることを特徴とする請求項2記載の粉体定量供給方法。
  4. 前記加振(発振)手段の出力を、出力(振動力)と粉体流出速度とが直線的比例関係がある範囲で変化させて前記粉体流出速度を無段階的に変化させることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の粉体定量供給方法。
  5. 噴射ノズルを備えたエアブラスト装置に対して、オリフィス板を備え、該オリフィス板は中心部にオリフィス(流出孔)を備えている粉体供給筒を用いて噴射材(粉体)を定量供給するに際して、
    前記オリフィス板の上で、粉体をその安息角により裾を前記オリフィス板の外周部とするとともに頂点を前記流出孔の軸線上方とした安息角斜面による仮想山状部を形成するとともに、該仮想山状部の上方に該仮想山状部の底径と略同一径の粉体充填部を形成して前記粉体を貯留させた状態として、前記粉体供給筒を加振手段により加振して前記粉体を前記オリフィスから、前記噴射ノズルに連通する噴射材流路に、大気流入ゾーンを経て落下供給させることを特徴とするエアブラスト装置に対する噴射材定量供給方法。
  6. 前記噴射ノズルが複数本であり、該各噴射ノズルに連通する各噴射材料流路に、前記流出孔径を段階的に変化させて、及び/又は振動力を無段階的に変化させて噴射材の供給を行なうことを特徴とする請求項5記載のエアブラスト装置に対する噴射材定量供給方法。
  7. 粉体を供給する供給ホッパ、前記粉体を定量供給する粉体供給筒、及び該粉体供給筒を加振する加振手段とを備え、
    前記供給ホッパと前記粉体供給筒とは、前記ホッパの出口から自重落下する粉体を受け可能に接続し、
    前記粉体供給筒は、上側に粉体受け部を備えるとともに、下側の中心部にオリフィス(流出孔)を有するオリフィス板を備え、前記オリフィス板の外周部に隅角部が形成されていることを特徴とする粉体定量供給装置。
  8. 前記流出孔の径(流出孔径)が前記隅角部の径の1/2以下であることを特徴とする請求項7記載の粉体定量供給装置。
  9. 前記オリフィス板が脱着可能とされていることを特徴とする請求項7又は8記載の粉体定量供給装置。
  10. 定量供給装置が付設され、噴射ノズルに連通する噴射材流路を備えたエアブラスト装置であって、
    前記定量供給装置が、請求項7〜9いずれかに記載のものであり、また、
    噴射材(粉体)の前記定量供給装置のオリフィス板と、前記噴射材流路の入口に接続される継手部材とが大気流入ゾーンを介して接続されていることを特徴とするエアブラスト装置。
  11. 定量供給装置が付設され、噴射ノズルに連通する噴射材流路を備えたエアブラスト装置であって、
    前記定量供給装置が請求項7〜9のいずれかに記載のものであり、また、
    前記噴射ノズルを複数本備えるとともに、該各噴射ノズルに連通する複数の噴射材流路を独立して備えており、
    該各噴射材流路に前記定量供給装置が1対1対応として複数台付設されており、
    前記定量供給装置のオリフィス板と、前記各噴射材流路の入口に接続される継手部材とがそれぞれ大気流入ゾーンを介して接続されていることを特徴とするエアブラスト装置。
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