JP2005287649A - 傘用伸縮ケース - Google Patents
傘用伸縮ケース Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005287649A JP2005287649A JP2004104615A JP2004104615A JP2005287649A JP 2005287649 A JP2005287649 A JP 2005287649A JP 2004104615 A JP2004104615 A JP 2004104615A JP 2004104615 A JP2004104615 A JP 2004104615A JP 2005287649 A JP2005287649 A JP 2005287649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- short cylinder
- fitting
- short
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
【課題】使用後の折り畳んだ濡れた傘を完全に被って雨水が外に漏れ出さないようにでき、また、傘の使用時に邪魔になることもなくさらに雨水が傘の石突の上に溜まることもなく、しかも、傘を使用しないときには見栄えよく傘を被うことができる傘用伸縮ケースを提供することにある。
【解決手段】段階的に僅かに直径の異なる複数の短円筒8を順次嵌め合わせ伸縮自在に構成して折り畳んだ傘2に外嵌する伸縮ケース部と、折畳んだ傘の把持部を被って、伸長させた伸縮ケース部最把持部4側の短円筒8に嵌めるキャップとからなり、キャップを最把持部4側の短円筒8に外嵌して回わすことによって、キャップの係止用凸部と最把持部4側の短円筒8の嵌合係止部とを嵌合係止して、折畳んだ傘から雨水が伸縮ケース部やキャップの外に出ないような構成にした。
【選択図】 図1
【解決手段】段階的に僅かに直径の異なる複数の短円筒8を順次嵌め合わせ伸縮自在に構成して折り畳んだ傘2に外嵌する伸縮ケース部と、折畳んだ傘の把持部を被って、伸長させた伸縮ケース部最把持部4側の短円筒8に嵌めるキャップとからなり、キャップを最把持部4側の短円筒8に外嵌して回わすことによって、キャップの係止用凸部と最把持部4側の短円筒8の嵌合係止部とを嵌合係止して、折畳んだ傘から雨水が伸縮ケース部やキャップの外に出ないような構成にした。
【選択図】 図1
Description
本発明は傘用伸縮ケースに関し、主に折畳傘に設けて雨後に折り畳んだ傘の雫によって衣服や、手提げ袋やバッグ等の内部を濡らすことのない傘用伸縮ケースに関する。
一般的な折畳み傘にあっては、降雨が予想されるような時には、折り畳んだ傘を付属の袋カバーに収納してバック等に入れて持ち歩いている。そして外出中に雨が降ってきたらバッグ等から取り出し袋カバーを外して傘を使用し、使用後は濡れた傘を畳んで再び袋カバー内に収納してバッグ等に入れている。しかし、濡れた傘の雫が袋カバーを浸透してバック内を濡らしてしまうことがある。
そこで、従来、合成樹脂で形成した直径の異なる複数の薄い短円筒を繋いで伸縮自在に構成した伸縮カバーも開発されている。しかし、従来の伸縮カバーは、折り畳んだ折畳み傘を被覆するカバーとして開発されたものであり、折り畳んだ傘の傘地を複数の短円筒からなる伸長させた伸縮カバーで内包できても、各短円筒は全体をテーパー状に形成されたものであったため、各短円筒の内面と折り畳んだ傘の傘地との間に多少の隙間が生じる。そのため、傘地にしみ込んだ雨水が前記隙間等から流れ出てバッグ内を濡らしてしまう。
また、前記の伸縮カバーを傘の上部の石突側に収縮させて傘を差して使用した場合は、石突の上方に収縮させた伸縮カバーの各短円筒で囲繞された空間に雨水が溜まり、差している傘が重く感じるといったことがある。また、傘を傾けた時に前記の溜まった雨水が急に流れ落ちて傍を通っている人にかかってしまうといった懸念もある。
さらに、前記の空間に溜まった雨水や、石突側に収縮させた伸縮カバーの各短円筒間の隙間に入った雨水が、展開した傘地の頂部と傘骨の頂部との縫着箇所から伝って傘の内側の傘骨を濡らし、長い間に傘骨の頂部等を錆びさせてしまうといった懸念があった。
なお、本発明に関連する特許文献としては次の文献等がある。
実開平3−4713号公報
実開昭63−22114号公報
実開昭62−24714号公報
特開2002−291509号公報
本発明は前記のような点に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、使用後の折り畳んだ濡れた傘を完全に被って雨水が外に漏れ出さないようにでき、また、傘の使用時に邪魔になることもなくさらに雨水が傘の石突の上に溜まることもなく、しかも、傘を使用しないときには見栄えよく傘を被うことができる傘用伸縮ケースを提供することにある。
前記のような目的を有効に達成するために請求項1に記載の本発明の傘用伸縮ケースは、段階的に僅かに直径の異なる複数の短円筒8を順次嵌め合わせ伸縮自在に構成して折り畳んだ傘2に外嵌するように設け、この傘2の展開時に前記各短円筒8を傘2の石突3側に収縮させて傘2を展開し、傘2を折り畳んだ時に石突3側に収縮させていた前記各短円筒8を傘2の把持部4側に引き伸ばして伸長させ、折り畳んだ傘2の傘地9を前記各短円筒8で被覆することができる伸縮ケース部と、前記傘2を折り畳んだ時に伸長させた伸縮筒部の最把持部4側の短円筒8に傘2の把持部4を被った状態で係止でき且つ前記傘2の展開時に前記石突3側に収縮させた伸縮ケース部15を石突とともに被うために前記最把持部4側の短円筒8から外して石突3側に被せることができるキャップ16とからなり、前記キャップ16の開口端近傍の内周面には、円周上に所定間隔を以って係止用凸部が形成されており、前記伸縮ケース部の最把持部4側の短円筒8の外周面には、前記キャップを最把持部4側の短円筒8に外嵌して回わすことによって前記係止用凸部を着脱自在に係止できる嵌合係止部が形成させている構成にしてある。
また、請求項2に記載の本発明の傘用伸縮ケースは、請求項1に記載の本発明の傘用伸縮ケースにおいて、短円筒8どうしの嵌合係止箇所には、一方の短円筒8の端部の外周面に複数の凹凸からなる外嵌係止部29,31を形成し、他方の短円筒8の端部の内周面に前記の外嵌係止部29,31に嵌合係止する複数の凹凸からなる内嵌係止部28、34を形成し、伸縮ケース部15の伸長時に、各短円筒8の外嵌係止部29,31と内嵌係止部34が係止して互いの短円筒8を連結するようにした構成にしてある。
また、請求項3に記載の本発明の傘用伸縮ケースは、請求項1に記載の本発明の傘用伸縮ケースにおいて、短円筒8どうしの嵌合係止箇所30には、それぞれの短円筒8の端部に嵌合フック部32,33を形成し、伸縮ケース部15の伸長時に、各短円筒8の嵌合フック部32,33が係止して互いの短円筒8を連結するようにした構成にしてある。
本発明の傘用伸縮ケースでは、傘を使用するときに、折畳んだ傘の外側を被っている伸長させた伸縮ケース部の最把持部側の短円筒からキャップを外し、傘の石突側に伸縮ケース部を収縮させて、収縮させた伸縮ケース部に前記キャップを被せることができる。そのため、最石突側に収縮させた伸縮ケース部の各筒部で囲繞された石突の上の空間に雨水が溜まるのを防止でき、傘を傾けた時に溜まった雨水が急に流れ落ちて傍を通っている人にかかるといった事がなく、また使用中に雨水が前記空間に溜まって傘が重く感じるといったこともない。
さらに、本発明の傘用伸縮ケースでは、収縮させた伸縮ケース部の各短円筒間の隙間や、最石突側の短円筒と石突との間の隙間から雨水が下に流れ落ちて、展開した傘地の頂部と傘骨の頂部との縫着箇所から下に伝い、長い間に傘骨の頂部を錆びさせてしまうといった懸念もない。
また、本発明の傘用伸縮ケースでは、傘の使用後に濡れた傘を畳み、石突側のキャップを外すとともに、伸縮ケース部を伸長させて各短円筒で濡れた傘地を包むように被い、傘の把持部に前記キャップを被せるとともに、キャップの係止用凸部を、伸縮ケース部の最把持部側の短円筒の嵌合係止部に、係合させかつキャップを少し回して嵌合係止することができるため、傘地に付いた雨水が衣服を濡らしたり、折畳み傘にあってはバック等に仕舞い込んだ場合にも雨水が外に流れ出てバック内等を濡らしてしまうといったことがない。
また、本発明の傘用伸縮ケースでは、伸長時に、連結する一方の短筒部の複数の凹凸からなる内嵌係止部と、他方の短筒部の複数の凹凸からなる外嵌係止部とを嵌合係止して連結できるので、この連結箇所から雨水が漏れ出すのを確実に防止することができる。
また、本発明の傘用伸縮ケースでは、伸長時に、連結する一方の短筒部の嵌合フック部と、他方の短筒部の嵌合フック部とを嵌合係止して連結できるので、この連結箇所から雨水が漏れ出すのを確実に防止することができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1〜図20は本発明を実施するための最良の形態の傘用伸縮ケースに関する図である。本発明の傘用伸縮ケース1を設ける傘、特に折畳傘2は特別な構造の傘ではなく、中軸7を2段又は3段等に伸縮して使用したり折り畳んで仕舞い込むことができる一般的に周知な構造の折畳傘である。また、本発明の傘用伸縮ケース1を設ける傘は、折畳傘に限らず、中軸を伸縮できない所謂折畳傘でない傘であってもよい。
図1〜図20は本発明を実施するための最良の形態の傘用伸縮ケースに関する図である。本発明の傘用伸縮ケース1を設ける傘、特に折畳傘2は特別な構造の傘ではなく、中軸7を2段又は3段等に伸縮して使用したり折り畳んで仕舞い込むことができる一般的に周知な構造の折畳傘である。また、本発明の傘用伸縮ケース1を設ける傘は、折畳傘に限らず、中軸を伸縮できない所謂折畳傘でない傘であってもよい。
図示の例の傘用伸縮ケース1は、折畳傘2(以後、単に傘2という)を差すときに、各短円筒8を傘2の先端の石突3側に収縮させるタイプである(図3参照)。すなわち、この傘用伸縮ケース1は、段階的に僅かに直径(外径、内径)の異なる複数(図示の例では5個)の短円筒8を順次伸縮自在に繋ぎ合わせた伸縮ケース部15と、キャップ16からなるものである。
勿論、短円筒8の数は、図示の例に限らず5個以外の複数個であってもよい。前記各短円筒8は合成樹脂または金属等によって厚さ1mm以下の薄肉で、長さ数cmに形成されたものである。各短円筒8は、折り畳んだ傘2の傘地9(図2参照)に対して摺動可能な極僅かの隙間を以って傘地9の外周面を被覆する内径である。また、伸縮ケース部15は、伸長させた時に折り畳んだ傘2の傘地9全体を完全に被覆できる長さである。
この傘用伸縮ケース1は、前記各短円筒8を順次嵌め合わせ伸縮自在に構成して例えば図1に示すように折り畳んだ傘2に設ける。傘2を展開する時には、キャップ16(図2、図3参照)を外し、石突3側に伸縮ケース部15を収縮させ、この外したキャップ16を石突3側に収縮させた伸縮ケース部15に被せて傘2を展開し、図4のような状態で雨の日などに使用する。なお、図2、図3において、伸縮ケース部15の最把持部4側の短円筒8aに形成した後述する嵌合係止部18は図示省略する。
傘2を折り畳む時は、キャップ16を石突3側から外して展開していた傘2を折畳み、伸縮ケース部15を傘2の把持部4側に伸長させた後に、前記のキャップ16を把持部4に被せて伸縮ケース部15の最把持部4側の短円筒8aに嵌合係止し、折り畳んだ傘2を伸縮ケース部15とキャップ16で完全に被覆する。
このようにして傘用伸縮ケース1で使用後の傘2を折畳んで完全に被うことにより、使用後の濡れた傘2の雫がケース1から漏れることもなく、また、濡れた傘地9が衣服や身体に触れて不快な思いをすることもない。勿論、かばんやバック等に仕舞い込んでも内部を濡らしてしまうことがない。また、折畳んで傘用伸縮ケース1で被った傘2は見栄えも良く、そのまま手で持ち歩いても今までにないファッション感覚で街を歩くことができる。
この傘用伸縮ケース1を構成する伸縮ケース部15並びにキャップ16について、さらに説明すると、伸縮ケース部15の最把持部4側の短円筒8a(図5〜図7参照)には、把持部4側の外周端近傍の外周面17に、前記キャップ16を着脱自在に外嵌係止できる嵌合係止部18が形成してある。
この嵌合係止部18(図5参照)は、短円筒8aの把持部側19の外周端20近傍の外周面17に環状に隆起形成した環状凸部18aと、図示の例では同一円周上の4箇所(図6参照)に所定間隔を以って環状凸部18aより少し外周端20寄りに形成した円弧状凸部18bと、円弧状凸部18bの中間で環状凸部18aと繋ぐ繋ぎ凸部18c、並びに環状凸部18aと円弧状凸部18bと繋ぎ凸部18cとによって形成されるコ状係合部18dとによって構成されている。さらに図示の例では環状凸部18aに隣接して環状凹部21と、この環状凹部21に隣接して環状隆起部22とが形成してある。
一方、この短円筒8aの嵌合係止部18に着脱自在に嵌合係止するためにキャップ16(図8参照)は、一端を開口した有底短筒状の樹脂成形品であって、開口端23の傍と開口端23寄りの内周面24に、円周上に所定間隔を以って、かつ所定間隔を以って平行に円弧状の係止用凸部25(25a,25b)が形成してある。
このキャップ16の開口端23側を前記した短円筒8aの嵌合係止部18に外嵌して、短円筒8aの嵌合係止部18にキャップ16の係止用凸部25を嵌合係止する場合(図7参照)は、短円筒8aの同周円上の円弧状突部18bと円弧状突部18bとの各隙間26から、キャップ16の各係止用凸部25(25a,25b)を嵌合させて挿入する。そして、キャップ16の各係止用凸部25aが短円筒8aの環状凸部18a、環状凹部21を超えて、環状隆起部22に乗り上げ、かつ、キャップ16の係止用凸部25bが短円筒8aの環状凸部18aに当たるまで挿入する。その後に、キャップ16を円周方向に少し回して、係止用凸部25bを短円筒8aのコ状係合部18dに嵌合させ、短円筒8aの同周円上の各円弧状突部18bに、キャップ16の各係止用凸部25bを係止させる。
このようにして短円筒8aにキャップ16を嵌合係止することにより、伸縮ケース部15やキャップ16で覆われた折畳んだ濡れた傘2から零れる雨水は、短円筒8aとキャップ16を嵌合係止箇所27から外に漏れようとするが、キャップ16の各係止用凸部25(25a,25b)や、短円筒8aの嵌合係止部18(18a,18b,18c,18d)や、環状凹部21や、環状隆起部22によって外に漏れ出すのを何重にも阻止される。そのため、前記の嵌合係止箇所27からの雨水漏れは確実に防止することができる。
次に短円筒8(図9、図17、図20参照)どうしを嵌合係止する構成(ムリバメ嵌合の構成)について説明すると、短円筒8の一端側の内周面には、環状隆起係止部28を形成し、前記した短円筒8a以外の短円筒8の他端側の外周面には、外嵌係止部として一定間隔を以って環状の隆起係止部29(29a,29b)が形成してある。伸縮ケース部15を伸長させた時に、一方の短円筒8の環状隆起係止部28が他方の短円筒8の隆起係止部29aに嵌合係止するとともに、隆起係止部29bも一方の短円筒8の内周面に密着する。
そして、短円筒8が粘弾性を有する樹脂(例えば耐磨耗性を有し粘弾性を有するナイロンのような樹脂)によって形成されたものであり、短円筒8の隆起係止部29(29a,29b)側は嵌め合いで圧縮されて外に広がる力が作用し、一方、外嵌側の短円筒8の環状隆起係止部28側は嵌め合いで伸びて内側に縮まる力が作用する。それ故に、折畳んだ濡れた傘2から零れる雨水は、短円筒8どうしの嵌合係止箇所30から外に漏れようとするが、各短円筒8の環状隆起係止部28、隆起係止部29(29a,29b)と、前記した作用による密着力によって外に漏れ出すのを確実に阻止される。そのため、前記の嵌合係止箇所30からの雨水漏れは、確実に防止することができる。
また、図14〜図16に示すように短円筒8の隆起係止部29aと29bとの間に、縦断面三角形状の環状凸部31を一定間隔毎に複数個形成してもよい。この場合、内嵌係止部としての環状隆起係止部28を形成した一方の短円筒8を、外嵌係止部としての隆起係止部29(29a,29b)および環状凸部31を形成した短円筒8に外嵌することにより、各環状凸部31の頂部31aは、図16の2点鎖線で示すように外嵌した短円筒8によって圧縮され、図16の2点鎖線で示すように相手形状に合わせて圧縮弾性変形し、外嵌した短円筒8の内周面に密着する。そのため、嵌合係止箇所30からの雨水漏れは、より確実に防止することができる。
なお、図16の2点鎖線で示す前記した圧縮弾性変形した各環状凸部31の頂部31aは、粘弾性を有する樹脂で形成されているので、外嵌した短円筒8の内周面との密着関係が解除された時に、図16の実線で示すような元の状態に戻る。
また、別の例として図18に示すように、短円筒8の外周面の隆起係止部29aと29b(外嵌係止部)との間に、頂部31aの丸く形成した縦断面山形状の環状凸部31(外嵌係止部)を一定間隔毎に複数個形成し、他方の短円筒8の内周面には前記短円筒8の隆起係止部29a、29bおよび複数の環状凸部31に嵌合係止する複数の凹凸からなる内嵌係止部34(環状隆起係止部28を含む)を形成した構成であってもよい。
この例の場合も、連続する凹凸からなる短円筒8の外嵌係止部(隆起係止部29a、29b、複数の環状凸部31)と、連続する凹凸からなる短円筒8の内嵌係止部34が連続して嵌合係止する。そのため、短円筒8どうしの連結箇所(嵌合係止箇所30)から雨水が漏れ出すのを確実に防止することができる。なお、短円筒8の隆起係止部29a、29b、環状凸部31の形状は、図示の形状に限定されるものではなく、水漏れしない嵌合係止形状であれば如何なる形状に設計変更するも自由である。また、環状凸部31の数も、3個に限らず、1個または4個以上であってもよい。また、本発明にかかる短円筒8は、前記した一方の隆起係止部29bを有さない構成であってもよい。
また、他の例として図19に示すように短円筒8どうしの嵌合係止箇所30には、それぞれの短円筒8の端部に、互いに嵌合係止できる環状形状の嵌合フック部32,33を形成し、伸縮ケース部15の伸長時に、各短円筒8の嵌合フック部32,33が係止して互いの短円筒8を連結するようにしてもよい。この例の場合も短円筒8どうしの連結箇所(嵌合係止箇所30)から雨水が漏れ出すのを確実に防止することができる。
なお、石突3の下部寄りの外周面には環状の係止凹部または係止凸部(図示省略)の係止部が形成され、最石突側の短円筒8bには、内周面の両端近傍に、前記石突3の係止凹部または係止凸部(図示省略)に嵌合係止する環状の係止凸部または係止凹部(図示省略)の係止部が形成されていて、伸縮ケース部15の石突3側への収縮時には短円筒8bの下端側の係止部が石突3の係止部に嵌合係止する。また、伸縮ケース部15を伸長させた時には短円筒8bの上端側の係止部が石突3の係止部に嵌合係止することになる。
1傘用伸縮ケース
2 傘
3 石突
4 把持部
8(8a) 短円筒
9 傘地
15 伸縮ケース部
16 キャップ
18 嵌合係止部
25 係止用凸部
29,31 外嵌係止部
34 内嵌係止部
33 嵌合フック部
2 傘
3 石突
4 把持部
8(8a) 短円筒
9 傘地
15 伸縮ケース部
16 キャップ
18 嵌合係止部
25 係止用凸部
29,31 外嵌係止部
34 内嵌係止部
33 嵌合フック部
Claims (3)
- 段階的に僅かに直径の異なる複数の短円筒を順次嵌め合わせ伸縮自在に構成して折り畳んだ傘に外嵌するように設け、この傘の展開時に前記各短円筒を傘の石突側に収縮させて傘を展開し、傘を折り畳んだ時に石突側に収縮させていた前記各短円筒を傘の把持部側に引き伸ばして伸長させ、折り畳んだ傘の傘地を前記各短円筒で被覆することができる伸縮ケース部と、
前記傘を折り畳んだ時に伸長させた伸縮ケース部の最把持部側の短円筒に傘の把持部を被った状態で係止でき、且つ前記傘の展開時に前記石突側に収縮させた伸縮筒部を石突とともに被うために前記最把持部4側の短円筒から外して石突側に被せることができるキャップとからなり、
前記キャップの開口端近傍の内周面には、円周上に所定間隔を以って係止用凸部が形成されており、
前記伸縮ケース部の最把持部側の短円筒の外周面には、前記キャップを最把持部側の短円筒に外嵌して回わすことによって前記係止用凸部を着脱自在に係止できる嵌合係止部が形成させている構成を特徴とする傘用伸縮ケース。 - 短円筒どうしの嵌合係止箇所には、一方の短円筒の端部の外周面に複数の凹凸からなる外嵌係止部を形成し、他方の短円筒の端部の内周面に前記の外嵌係止部に嵌合係止する複数の凹凸からなる内嵌係止部を形成し、伸縮ケース部の伸長時に、各短円筒の外嵌係止部と内嵌係止部が係止して互いの短円筒を連結するようにした請求項1記載の傘用伸縮ケース。
- 短円筒どうしの嵌合係止箇所には、それぞれの短円筒の端部に嵌合フック部を形成し、伸縮ケース部の伸長時に、各短円筒の嵌合フック部が係止して互いの短円筒を連結するようにした請求項1記載の傘用伸縮ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104615A JP2005287649A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 傘用伸縮ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104615A JP2005287649A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 傘用伸縮ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005287649A true JP2005287649A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35321265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004104615A Pending JP2005287649A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 傘用伸縮ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005287649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233386A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社ウインクル | 雨傘用カバー |
CN107326966A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-07 | 青岛华水节能环保科技有限公司 | 密闭式可伸缩蓄水容器 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004104615A patent/JP2005287649A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014233386A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社ウインクル | 雨傘用カバー |
CN107326966A (zh) * | 2017-06-28 | 2017-11-07 | 青岛华水节能环保科技有限公司 | 密闭式可伸缩蓄水容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5927768Y2 (ja) | 濡損を防止した折畳み洋傘 | |
JP6216912B2 (ja) | 傘カバー装置及び傘 | |
KR100647075B1 (ko) | 빗물 낙수방지용 우산커버 | |
JP2005287649A (ja) | 傘用伸縮ケース | |
JP2015223328A (ja) | 傘及び傘カバー装置 | |
US5425388A (en) | Telescopic safety umbrella case | |
JP3195744U (ja) | 折り畳み傘用の収納カバー | |
JP2007167189A (ja) | 傘用伸縮ケース | |
JP7398762B2 (ja) | 傘ケース | |
FR2936684A1 (fr) | Anorak transformable en duvet. | |
KR200271435Y1 (ko) | 우산 | |
JP3118052U (ja) | 自転車用サドルカバー | |
KR200271436Y1 (ko) | 우산 | |
EP1005804A1 (en) | Improved umbrella | |
JP2005102774A (ja) | 傘用伸縮ケース | |
JP2016102276A (ja) | 頭部被覆部材 | |
JP2014233386A (ja) | 雨傘用カバー | |
KR200331177Y1 (ko) | 우산 | |
JP3072597U (ja) | 水抜き装置を有する傘カバー | |
EP1030570B1 (en) | Device for protecting umbrellas with a ferruled tip | |
JP3039998U (ja) | カバー付き傘 | |
JP3090166U (ja) | 傘カバー | |
KR200244612Y1 (ko) | 우산 주머니 | |
KR200351611Y1 (ko) | 신축우산커버 | |
JP3065476U (ja) | 雨傘用カバ― |