JP2005286836A - インターホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部機器を接続可能として、増設親機を設けなくても居室親機或いは玄関子機との通信を可能とする。
【解決手段】 居室親機2の増設親機用インターフェイスにアダプタ3を接続し、アダプタ3に外部機器4を接続した。アダプタ3は、増設親機用インターフェイスに対応する居室親機用インターフェイスとしての幹線通信部31、アダプタ3の状態遷移を実施する状態遷移部32、アダプタ3自身の状態を監視する状態監視部33、状態監視部33からの状態の遷移情報に基づいて外部機器4と通信を行うための通信部34、接続された外部機器4からの信号を受けて増設親機が出力するボタン操作信号に相当する操作信号を居室親機2に出力する制御を行うボタンインターフェイス部35を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 居室親機2の増設親機用インターフェイスにアダプタ3を接続し、アダプタ3に外部機器4を接続した。アダプタ3は、増設親機用インターフェイスに対応する居室親機用インターフェイスとしての幹線通信部31、アダプタ3の状態遷移を実施する状態遷移部32、アダプタ3自身の状態を監視する状態監視部33、状態監視部33からの状態の遷移情報に基づいて外部機器4と通信を行うための通信部34、接続された外部機器4からの信号を受けて増設親機が出力するボタン操作信号に相当する操作信号を居室親機2に出力する制御を行うボタンインターフェイス部35を備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、玄関子機と居室親機とを有するインターホン装置に関し、特に居室親機に増設親機を接続するための増設親機用インターフェイスが設けられているインターホン装置に関する。
玄関子機と居室親機とを備えた従来のインターホン装置において、居室親機を設置した居室以外の場所からも玄関子機の呼出に応答可能とするために、居室親機に更に居室親機(増設親機)を接続可能としたものがある。これは、居室親機に増設親機を接続するための増設親機用インターフェイスを設けると共に、増設親機に居室親機に接続するための居室親機用インターフェイスを設けて、居室親機と同等の機能を備えた増設親機を容易に接続可能とし、玄関子機からの呼び出しに複数ヶ所から応答可能としている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−324541号公報
上述するように、居室親機に増設親機用インターフェイスを備えることで、居室親機を変更する事無く容易に増設親機を接続でき、居室親機を設置した居室以外の場所から玄関子機と通信することが可能となった。しかし、居室親機に接続できる機器は増設親機だけであり、増設親機用インターフェイスに対応した居室親機用インターフェイスを持たない機器を接続することはできない。そのため、増設親機以外の機器を用いて玄関子機と通信することはできなかったし、インターホン装置の状態、例えば来訪者が来ているかどうかを知ることすらできなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みて成されたもので、外部機器を接続可能として、増設親機を設けなくても居室親機或いは玄関子機との通信を可能とするインターホン装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みて成されたもので、外部機器を接続可能として、増設親機を設けなくても居室親機或いは玄関子機との通信を可能とするインターホン装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、玄関子機と、増設親機用インターフェイスを備えて増設親機が接続可能な居室親機とを有するインターホン装置において、居室親機には、増設親機用インターフェイスを介して外部機器を接続可能とするアダプタが接続され、アダプタは、増設親機用インターフェイスに対応する居室親機用インターフェイスと、アダプタ自身の状態を監視する状態監視部と、状態監視部の状態遷移情報に基づいて接続された外部機器と通信を行うための通信部と、外部機器からの信号を受けて増設親機が出力するボタン操作信号に相当する操作信号を居室親機に出力するボタンインターフェイス部とを備え、居室親機とアダプタを介して接続した外部機器との間で通信を可能とすることを特徴とする。
この構成により、アダプタは、接続した外部機器からの信号を受けて疑似ボタン操作信号を居室親機に出力する。そのため、居室親機は、あたかも増設親機が接続されているように外部機器と通信を実施することができ、増設親機を設けなくても居室親機以外の機器を用いて居室親機或いは玄関子機と通信を実施できる。
この構成により、アダプタは、接続した外部機器からの信号を受けて疑似ボタン操作信号を居室親機に出力する。そのため、居室親機は、あたかも増設親機が接続されているように外部機器と通信を実施することができ、増設親機を設けなくても居室親機以外の機器を用いて居室親機或いは玄関子機と通信を実施できる。
本発明によれば、アダプタを介することで外部機器と居室親機との間での通信が可能となり、増設親機を設けなくても居室親機以外の機器を用いて玄関子機と通信を実施できる。
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るインターホン装置の一例を示すブロック図であり、1は玄関に設置されて居住者を呼び出すための玄関子機、2は住戸内に設置されて玄関子機1からの呼び出しに応答するための居室親機、3はアダプタ、4は外部機器を示し、玄関子機1及びアダプタ3は夫々信号線5a,5bで居室親機2に接続されている。尚、外部機器4は、例えばバスルームに設置された通話機能を備えた風呂用テレビである。
玄関子機1は、居住者を呼び出す呼出ボタン11、来訪者を撮像するカメラ12、居住者と通話するためのマイク13及びスピーカ14を備え、居室親機2は、来訪者と通話するためのハンドセット21と、カメラ12の撮像映像を映し出すモニタ22を備えている。そして、この玄関子機1と居室親機2とで構成されるインターホン装置は、従来と同様の動作をする。即ち、来訪者が玄関子機1の呼出ボタン11を押下したら、居室親機2にて呼び出しが成される。この呼び出しにより、居住者がハンドセット21を取り上げたなら、玄関子機1との間で通話が可能となる。また、呼出ボタン11の押下操作により、カメラ12が撮像を開始し、居室親機2のモニタ22にその撮像映像が映しだされる。
アダプタ3は、居室親機2との通信を可能とする居室親機用インターフェイスとしての幹線通信部31、アダプタ3の状態を遷移させる状態遷移部32、アダプタ3の状態を監視する状態監視部33、状態の遷移に基づき外部機器4と通信を行う通信部34、外部機器4からの入力信号が予め設定された所定の信号であったらボタン操作と判断して増設親機のボタン操作信号と同等の信号を発生するボタンインターフェイス部35、玄関子機1からの映像を外部機器4へ出力する映像出力部36と、玄関子機1からの音声を外部機器4へ出力する音声出力部37と、外部機器4からの音声を入力する音声入力部38を備えている。
尚、居室親機2には増設親機の接続を可能とする増設親機用インターフェイス(図示せず)が設けられており、アダプタ3の幹線通信部31とこの増設親機用インターフェイスとが信号線5bで接続される。
尚、居室親機2には増設親機の接続を可能とする増設親機用インターフェイス(図示せず)が設けられており、アダプタ3の幹線通信部31とこの増設親機用インターフェイスとが信号線5bで接続される。
以下、上記構成のインターホン装置の動作を図2の通信シーケンス図に基づいて説明する。玄関子機1の呼出ボタン11が押下されると、呼出信号が居室親機2及びアダプタ3の幹線通信部31に送信(S1)される。幹線通信部31は、状態遷移部32へ呼出信号を出力し、状態遷移部32はアダプタ3の状態を待受から呼出待受に変更する。そして、状態監視部33は、状態が待受から呼出待受になったら通信部34より呼出信号を外部機器4へ出力(S2)させる。尚、玄関子機1の呼出ボタン11操作により玄関子機1のカメラ12は撮像を開始し、その撮像映像を居室親機2へ送信する。
状態が呼出待受時に、外部機器4よりボタン操作を行う旨の所定のボタン押下信号が通信部34に入力(S3)されると、ボタンインターフェイス部35は見掛け上のボタンの押下を行い、即ち増設親機のボタン操作信号と同等の信号を発生し、通話要求信号を居室親機2へ出力(S4)する。
状態が呼出待受時に、外部機器4よりボタン操作を行う旨の所定のボタン押下信号が通信部34に入力(S3)されると、ボタンインターフェイス部35は見掛け上のボタンの押下を行い、即ち増設親機のボタン操作信号と同等の信号を発生し、通話要求信号を居室親機2へ出力(S4)する。
居室親機2は、通話要求信号を受けてアダプタ3へ通話信号を出力(S5)する。アダプタ3は、幹線通信部31にてその通話信号を受けたら、状態遷移部32が通話状態へ移行する。この時、状態遷移監視部33は、状態が呼出待受から通話へ変化したことを検出し、通信部より外部機器へ通話信号を出力する。そして、カメラ12の撮像映像が映像出力部36より出力されると共に、玄関子機1から来訪者の音声が音声出力部37より出力可能(S6)となる。そして、居住者の音声が外部機器4を介して音声入力部38へ入力可能となり、居室親機2を通じて玄関子機1へ送信でき、通話路が開かれる。
その後、外部機器4からボタン操作を行う旨の操作信号が通信部34に入力(S7)されると、ボタンインターフェイス部35にて見掛け上ボタンの押下が行われ、状態遷移部32は状態を終話状態へ変化させ、終話要求信号を幹線通信部31を通じて居室親機2へ出力(S8)し、通話路を閉じる。この時、状態監視部33は、状態が通話から終話に変化したことを検出(S9)し、通信部34より外部機器4へ終話信号を出力(S10)する。
その後、外部機器4からボタン操作を行う旨の操作信号が通信部34に入力(S7)されると、ボタンインターフェイス部35にて見掛け上ボタンの押下が行われ、状態遷移部32は状態を終話状態へ変化させ、終話要求信号を幹線通信部31を通じて居室親機2へ出力(S8)し、通話路を閉じる。この時、状態監視部33は、状態が通話から終話に変化したことを検出(S9)し、通信部34より外部機器4へ終話信号を出力(S10)する。
このように、居室親機の増設親機用インターフェイスに、外部機器を見かけ上増設親機の如く動作させるアダプタを接続することで、接続した外部機器とインターホン装置との間で通話や映像情報の伝送等の通信が可能となる。そのため、増設親機を設けることなく居室親機以外の機器を用いて玄関子機と通信を実施できるし、居室親機との通信も可能となる。また、アダプタはモニタや通話回路等を必要としないので増設親機より簡易な構成で済むため、安価に構成できる。
尚、上記実施形態は、来訪者を撮像するカメラ12を備えたインターホン装置となっているが、勿論カメラの無いインターホン装置であっても、本発明は容易に適用でき、外部機器4を居室親機2に接続でき、通信を実施できる。但し、この場合アダプタ3に映像出力部36は必要無くなる。また、外部機器4はパーソナルコンピュータとすることも可能であり、そうすることで玄関子機1から送られてきた映像信号をパーソナルコンピュータのメモリに保存することができるし、定期的にカメラ12を動作させて録画することも可能となり、防犯性能を上げることができる。
1・・玄関子機、2・・居室親機、3・・アダプタ、4・・外部機器、5a,5b・・信号線、31・・幹線通信部(居室親機用インターフェイス)、33・・状態監視部、34・・通信部、35・・ボタンインターフェイス部。
Claims (1)
- 玄関子機と、増設親機用インターフェイスを備えて増設親機が接続可能な居室親機とを有するインターホン装置において、
前記居室親機には、前記増設親機用インターフェイスを介して外部機器を接続可能とするアダプタが接続され、
前記アダプタは、前記増設親機用インターフェイスに対応する居室親機用インターフェイスと、前記アダプタ自身の状態を監視する状態監視部と、前記状態監視部の状態遷移情報に基づいて接続される外部機器と通信を行うための通信部と、前記外部機器からの信号を受けて増設親機が出力するボタン操作信号に相当する操作信号を前記居室親機に出力するボタンインターフェイス部とを備え、前記居室親機と前記アダプタを介して接続した外部機器との間で通信を可能とすることを特徴とするインターホン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004099899A JP2005286836A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | インターホン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004099899A JP2005286836A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | インターホン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005286836A true JP2005286836A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35184734
Family Applications (1)
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JP2004099899A Pending JP2005286836A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | インターホン装置 |
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JP (1) | JP2005286836A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008034999A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 電話システム |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004099899A patent/JP2005286836A/ja active Pending
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