JP2005286686A - 画像再生装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一連の画像群を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像を特定できると共に、一連の画像群の再生終了時に当該リピート画像を再生できるようにする。
【解決手段】デジタルビデオカメラにおいて、CPU1は、動画像を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該動画像の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報12を生成して記憶保持しておき、動画像の再生終了時に当該リピート再生情報12に基づいてリピート画像を表示部6から再生出力させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、再生対象である一連の画像群を逐次再生する画像再生装置およびプログラムに関する。
従来、一連の画像群の中からダイジェスト画像を抽出する装置としては、例えば、番組を構成する動画シーンに優先度を割り当てると共に、ダイジェスト時間を任意に指定しておくと、この優先度以上のシーンの合計時間が指定時間となるように、優先度の閾値を決定し、この閾値以上の優先度を持つ動画シーンを検索することによって、当該指定時間分のダイジェストを生成するようにした動画像ダイジェスト自動生成方式が知られている(特許文献1参照)。また、撮影時に行われたカメラ操作を映像信号から推測し、カメラ操作の区切りを基に表示画像の選択方法や表示方法の決定を行うことによって撮影時におけるユーザの意図に合わせたダイジェストを表示するようにした動画像ダイジェスト自動表示方式が知られている(特許文献2参照)。
特開平3−90968号公報 特開平6−165107号公報
しかしながら、上述した各特許文献の技術にあっては、一連の画像群の中からダイジェスト画像を抽出するものであるが、元の画像群とダイジェスト画像とを独立して再生させることを前提としたもので、画像再生時に元の画像群とダイジェスト画像と相互に関連付ける技術ではなかった。
ところで、未編集の動画再生時においては、その最後に突然再生が終了してしまうため、素っ気なく面白みにかけるという問題があった。そこで、再生時の映像効果を高めるために、動画像を事前に編集することによってそのダイジェスト画像などを動画像の最後に付加するようにしている。このことは、一連の静止画を逐次再生する時でも同様であり、事前編集によってダイジェスト画像などを最後に付加するようにしているが、事前編集によって再生時の映像効果を高めるための作業には、相当の労力と時間を要し、ユーザに大きな負担をかける。
第1の発明の課題は、一連の画像群を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像を特定できると共に、一連の画像群の再生終了時に当該リピート画像を再生できるようにすることである。
第2の発明の課題は、一連の画像群を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像を特定できると共に、再生途中で中断した画像を後で鑑賞する場合に、その再開時に前回分のリピート画像を冒頭で閲覧できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、再生対象である一連の画像群を逐次再生する画像再生装置において、一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する生成手段と、この生成手段によって生成されたリピート再生情報を記憶保持する保持手段と、一連の画像群の再生終了時に前記保持手段内のリピート再生情報に基づいてリピート画像を再生するリピート再生手段とを具備したことを特徴とする。なお、「一連の画像群」とは、動画像あるいは複数の静止画像を意味している(以下同様)。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項12記載の発明)。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記生成手段は、一連の画像群の再生している最中に、任意のタイミングでリピート再生が指示される毎に、この指示操作に応答してリピート再生情報を生成する(請求項3記載の発明)。
前記一連の画像群の中からリピート画像を自動選択するための選択条件が予め設定されている状態において、前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に前記選択条件を参照し、当該条件に合致する画像を選択指定しながらリピート再生情報を生成する(請求項4記載の発明)。
この場合、前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に予め設定されている選択条件を参照し、一定時間毎にリピート再生情報を生成するようにしてもよい(請求項5記載の発明)。また、前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に予め設定されている選択条件を参照し、撮影区切り毎にリピート再生情報を生成するようにしてもよい(請求項6記載の発明)。更に、前記一連の画像群の中からリピート画像を自動選択するための選択条件は、予めユーザ操作によって任意に設定された情報であってもよい(請求項7記載の発明)。
画像鑑賞者の生体情報を検出する検出手段を設け、前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に、前記検出手段によって検出された生体情報に従ってリピート再生情報を生成する(請求項8記載の発明)。
前記生成手段は、リピート再生の開始タイミングおよび終了タイミングを示す情報をリピート再生情報として生成する(請求項9記載の発明)。
前記リピート再生を行っている最中に、元の一連の画像群への復帰を指示する指示操作を受け付けた際に、その時のリピート画像をジャンプ先として決定し、このジャンプ先から元の画像群の再生を開始する(請求項10記載の発明)。
前記リピート画像の再生後においても一連の画像群に対応付けて当該リピート再生情報を記憶管理する(請求項11記載の発明)。
請求項2記載の発明(第2の発明)は、再生対象である一連の画像群を逐次再生する画像再生装置において、一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する生成手段と、この生成手段によって生成されたリピート再生情報を記憶保持する保持手段と、この保持手段内のリピート再生情報に基づいてリピート画像を再生するリピート再生手段とを具備し、前記一連の画像群の再生を中断させた後にその再開が指示された際に、この中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に前記中断後の画像群の再生を引き続いて行うようにしたことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項2記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項13記載の発明)。
なお、請求項2記載の発明においても上述した請求項3〜11記載の発明のようにしてもよい。
請求項1記載の発明(第1の発明)によれば、一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成して記憶保持しておき、一連の画像群の再生終了時に当該リピート再生情報に基づいてリピート画像を再生するようにしたから、一連の画像群を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像を特定することができると共に、一連の画像群の再生終了時に当該リピート画像を再生することができる。従って、画像群の再生終了時にその映像効果を高めるための事前編集を行う必要がなくなり、ユーザの負担を大幅に軽減できる他、この画像群の再生終了時にその全体内容を容易に想起可能な画像を繰り返し再生することができ、操作性および映像効果の優れた画像再生装置を提供することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、一連の画像群の再生している最中に、任意のタイミングでリピート再生が指示される毎に、この指示操作に応答してリピート再生情報を生成するようにしたから、画像再生時に希望する場面が出現した際に、そのリピート再生を指示する操作を行うだけでよく、再生画像を鑑賞しながら映像効果を高めることが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、一連の画像群の中からリピート画像を自動選択するための選択条件が予め設定されている状態において、一連の画像群を再生している最中に選択条件を参照し、当該条件に合致する画像を選択指定しながらリピート再生情報を生成するようにしたから、事前編集は勿論のこと、再生中であっても特別な操作が不用となる。
この場合、「選択条件」として、例えば、一定時間毎にリピート画像を自動選択すべきことを設定したり(請求項5記載の発明)、撮影区切り毎にリピート画像を自動選択すべきことを設定するようにしてもよい(請求項6記載の発明)。また、一連の画像群の中からリピート画像を自動選択するための選択条件は、予めユーザ操作によって任意に設定された情報とすれば(請求項7記載の発明)、ユーザの意図や好みを反映させることができる。
請求項8記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、一連の画像群を再生している最中に、検出された画像鑑賞者の生体情報に従ってリピート再生情報を生成するようにしたから、再生時に特別な操作を行う必要もなく、鑑賞者の音声、心拍数、血圧等によって鑑賞者が興奮した状態などを検出することができ、その時の場面をリピート画像として自動特定することが可能となる。
請求項9記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、リピート再生の開始タイミングおよび終了タイミングを示す情報をリピート再生情報として生成するようにしたから、リピート画像を1コマ毎に選択する場合に限らず、希望する時間内の各画像を一度に選択することができる。
請求項10記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、リピート再生を行っている最中に、元の一連の画像群への復帰を指示する指示操作を受け付けた際に、その時のリピート画像をジャンプ先として決定し、このジャンプ先から元の画像群の再生を開始するようにしたから、リピート画像の再生途中であっても、このリピート画像に関連する元の画像をもう1度見たい場合、容易に元に戻すことができ、利便性を向上させることができる。
請求項11記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、リピート画像の再生後においても一連の画像群に対応付けて当該リピート再生情報を記憶管理するようにしたから、一連の画像群を再生する度にリピート再生が可能となる。
請求項2記載の発明(第2の発明) によれば、一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成して記憶保持しておき、一連の画像群の再生を中断させた後にその再開が指示された際に、この中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に中断後の画像群の再生を引き続いて行うようにしたから、再生途中で中断した画像を後で鑑賞する場合に、その再開時に前回分のリピート画像を冒頭で見ることができ、前回分を始めから再生しなくても、前回分の内容を素早く把握することができ、中断から再開までの時間が長いような場合でも分断再生による弊害を効果的に防止することが可能となる。
なお、この第2の発明においても上述した請求項3〜11記載の発明と同様の効果を有する。
(実施例1)
以下、図1〜図7を参照して本発明の第1実施例を説明する。
図1は、この実施例におけるデジタルビデオカメラの全体構成の概要を示したブロック図である。
このデジタルビデオカメラは、一連の画像群(動画像を構成する画像フレーム群)を表示画面上で逐次再生可能なもので、通常の再生機能の他、この実施例の特徴部分であるリピート再生機能が設けられている。この場合、デジタルビデオカメラは、リピート再生機能が作動可能な状態にセットされている状態において、動画像を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート部分が選択指定(手動指定/自動指定)されると、この動画像の再生終了時に当該リピート部分を再生するようにしている。
すなわち、このリピート再生機能は、再生対象である動画像を再生している最中において繰り返し再生するためのリピート画像が当該動画像の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成して記憶保持しておき、動画像の再生終了時に当該リピート再生情報に基づいてリピート画像を再生するようにした繰り返し再生機能である。なお、このリピート再生情報は、予め任意に設定されているリピート再生設定情報に基づいて生成された情報である。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
CPU1は、記憶部2内のオペレーティングシステムや各種アプリケーションソフトに従ってこのデジタルビデオカメラの全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、ハードディスク等の固定的なメモリであり、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有している。この記憶部2内のプログラム記憶領域には、後述する図4〜図7に示す動作手順に従って本実施例を実現する為のアプリケーションプログラムが格納され、また、データ記憶領域には、後述するリピート再生設定情報11、リピート再生情報12が格納されている。このプログラムやデータは、必要に応じてワークメモリ3にロードされたり、このワークメモリ3内のデータが記憶部2にセーブされる。なお、記録媒体4は、DVD等の着脱自在なメモリであり、記憶部2やワークメモリ3との間においてプログラムや画像データ等の受け渡しを行う。
一方、CPU1には、その入出力周辺デバイスである操作部5、表示部6、カメラ撮影部7、生体情報検出部(マイクロホーン)8がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムに従ってCPU1は、これらの入出力デバイスの動作制御を行う。
操作部5は、動画撮影の開始/停止を指示するスタート/ストップボタン、静止画撮影を指示するフォトボタン、ワイド/ズーム撮影を指示するズーム/ワイドボタン等の各種のファンクションボタンを有し、その操作信号はCPU1へ与えられる。表示部6は、例えば、タッチパネル付きの液晶表示部であり、モニタ画面/ファインダ画面/画像再生画面として使用される。
カメラ撮影部7は、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、CCDイメージセンサ等の撮像素子、その駆動系等を備え、撮影画像を画像メモリ9へ順次転送するもので、CPU1は、撮影方向やズーム機構を調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御したり、撮影画像の取り込みを行う。なお、この実施例のデジタルビデオカメラは、1秒間に20フレーム分の動画撮影を行うようにしている。生体情報検出部(マイクロホーン)8は、画像再生時に鑑賞者の音声を生体情報として入力するもので、CPU1は、この入力音声を解析することによって画像鑑賞時に発声される驚きの声などを検出する。なお、生体情報検出部8としては、音声入力部(マイクロホーン)に限らず、例えば、心拍数、血圧等などによって鑑賞者が興奮した状態などを検出するものであってもよい。
図2は、リピート再生設定情報11を説明するための図である。
リピート再生設定情報11は、リピート再生を行うために必要とされる各種の情報であり、予め任意に設定されたもので、「リピート画像特定モード」、「リピート手動」、「リピート自動」、「自動リピート時間」、「元画像へのジャンプ再生」、「リピート画像保存」の各項目を有している。この場合、動画像を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート部分を手動あるいは自動で特定するようにしているが、「リピート画像特定モード」は、この手動指定モード/自動指定モードを設定するための項目である。
ここで、動画像の再生中において手動指定モードは、ユーザ操作に応じてリピート部分の特定を行い、自動指定モードは、予め決められている条件に従ってリピート部分を自動的に特定するモードである。「リピート手動」は、手動指定モードにセットされている状態において、リピート部分を特定する際の開始タイミング(何秒前)を設定するための項目である。つまり、リピート画像の特定開始を指示する開始ボタン(図示せず)が操作された際に、例えば、その2秒前を開始タイミングとして決定するために設定された秒単位の時間情報である。
「リピート自動」は、自動指定モードにセットされている状態において、リピート部分を自動特定する際に、何を基準として特定するかを設定するための項目であり、「一定時間毎」、「撮影区切り毎」、「音声対応リピート」のうち、その1または複数の項目を特定基準として設定可能となっている。この場合、「一定時間毎」は、動画再生が開始されてから一定時間の経過が検出される毎に、リピート部分の開始位置を自動特定すべきことを示す特定基準であり、例えば、5分毎、10分毎のように任意の時間の設定も可能となっている。「撮影区切り毎」は、撮影時の操作状況に応じて区切られる撮影区切り部分が検出される毎に、リピート部分の開始位置を自動特定すべきことを示す特定基準であり、どのような操作状況を撮影区切りとするかの設定も任意に可能となっている。「音声対応リピート」は、画像鑑賞時に発声される驚きの声などが検出される毎に、リピート部分の開始位置を自動特定すべきことを示す特定基準であり、驚きの声なども併せて任意に設定可能となっている。
「自動リピート時間」は、自動指定モードにセットされている状態において、「一定時間毎」、「撮影区切り毎」、「音声対応リピート」によってリピート部分の開始位置が自動特定された際に、その開始位置からのリピート時間が設定される項目であり、例えば、「15秒」が設定されている場合には、開始位置から15秒経過した位置がリピート部分の終了位置として自動特定される。「元画像へのジャンプ再生」は、リピート再生を行っている最中に、元の動画像への再生復帰が指示された際に、その時のリピート画像をジャンプ先として決定し、このジャンプ先から元の動画像の再生を開始するようにしたジャンプ再生機能を作動させるか否かを設定するための項目である。「リピート画像保存」は、リピート再生後であっても、そのリピート画像を動画像に対応付けて記録保存するリピート保存機能を作動させるか否かを設定するための項目である。
図3は、リピート再生情報12を説明するための図である。
リピート再生情報12は、リピート再生設定情報11に基づいて生成された情報であり、手動指定モード/自動指定モードにセットされている状態においてリピート部分が特定される毎に生成されたリピート部分に関するインデックス情報が順次セットされるもので、CPU1は、リピート再生機能が作動可能な状態にセットされている際に、動画像の再生が開始されると、先ず、そのヘッダー情報の生成を行う。このヘッダー情報は、現在日時を示す「生成時刻」と、「元の動画像のファイル名」と、インデックス情報を生成する毎に更新される「インデックス数」の各項目を有している。「インデックス情報」は、リピート部分をアクセスするための情報であり、「開始位置」、「終了位置」、「再生時間」の各項目を有している。
次に、この第1実施例におけるデジタルビデオカメラの動作概念を図4〜図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図4は、リピート再生設定情報11を入力設定するためのリピート再生設定処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、手動指定モード/自動指定モードの切り換えが指示されると、指定モードへの切り換え設定を行う(ステップA1)。ここで、手動指定モード/自動指定モードの判別を行い(ステップA2)、手動指定モードに切り換えられた際には、開始タイミング(何秒前)の入力設定を行うが(ステップA3)、自動指定モードに切り換えられた際には、ステップA4に移り、特定基準の選択を受け付ける。
ここで、リピート部分を自動特定するための基準として、「一定時間毎」、「撮影区切り毎」、「音声対応リピート」の中から1または複数の項目が任意に選択されると、その選択項目に対応して入力されたデータ「一定時間」、「撮影区切り」、「特定音声」を取り込んでその入力設定を行うと共に(ステップA5)、「自動リピート時間」の入力を受け付けてその設定を行う(ステップA6)。次に、ジャンプ再生の切り換えが指定された際には(ステップA7でYES)、ジャンプ再生の機能のオン/オフを切り換え(ステップA8)、リピート画像の保存が指定された際には(ステップA9でYES)、保存機能のオン/オフの切り換えを行う(ステップA10)。
図5は、リピート再生機能が作動可能な状態にセットされている場合における動画再生処理の全体を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、動画選択メニューを表示させ、その中から任意に動画像が再生対象として選択された場合には(ステップB1)、選択された動画像の再生を開始させた後(ステップB2)、再生設定情報11を読み出しておく(ステップB3)。この状態において、ステップB4において当該動画像の再生終了が検出されるまで後述のリピート再生情報12を生成する処理が行われる(ステップB5)。ここで、動画像の再生終了が検出されると(ステップB4でYES)、後述のリピート画像再生処理が開始される(ステップB6)。
その後、リピート画像の保存機能のオン/オフ状態をチェックし(ステップB7)、保存機能がオンされている場合には、リピート再生情報12に基づいてリピート画像を動画像の中から抽出し、この抽出画像を当該動画像ファイルに対応付けて記録保存する処理が行われる(ステップB8)。この場合、リピート再生情報12の各「インデックス情報」をその先頭から順次読み出しながらその「開始位置」、「終了位置」で示されるリピート画像群を抽出する動作をインデックス数分繰り返し実行し、これによって抽出された各リピート画像を順次記録保存するようにしている。
図6は、上述のリピート再生情報生成処理を詳述したフローチャートである。
先ず、CPU1は、手動指定モード/自動指定モードの切り換え状態をチェックする(ステップC1)。いま、手動指定モードにセットされている状態において、動画像を再生している最中にその鑑賞者は、好みの場面などが出現した際に、それ以降の部分を後でリピート再生させるために開始ボタンを操作する。ここで、CPU1は、開始ボタンの操作を検出すると(ステップC2)、リピート再生設定情報11内の「リピート手動」をアクセスして、リピート部分を特定する際の開始タイミング(例えば、2秒前)を読み出すと共に、現在の再生位置から当該設定秒前に遡った位置をリピート部分の開始位置として特定すると共に、開始位置の特定が完了したことを示すために開始フラグ(図示せず)をセットしておく(ステップC3)。
なお、図6では図示省略したが、手動指定モードにおいて、最初に開始ボタンが操作された時点には、リピート再生情報12内のヘッダー情報として、現在の時刻を「生成時刻」としてセットすると共に、再生中の動画像のファイル名を「元画像ファイル名」としてセットするようにしている。また、動画像再生終了時には、リピート再生情報12内のヘッダー情報として、「インデックス数」を計数してセットするようにしている。
このことは、後述する自動指定モードにセットされている場合においても同様であり、最初のリピート開始直後には、リピート再生情報12内のヘッダー情報として「生成時刻」、「元画像ファイル名」をセットするための前処理を行い、また、動画像再生終了時には、「インデックス数」を計数してセットするための後処理を行うようにしている。
次に、ステップC4に移り、開始フラグのオン/オフ状態をチェックするが、いま、開始フラグはオンされているため、リピート部分の特定終了を指示する終了ボタンが操作されたか否かをチェックする(ステップC5)。ここで、終了ボタンが操作されなければ、ステップC7に移り、リピート部分の終了を示す終了位置が特定されているか否かをチェックする。この場合、開始ボタンの操作時点では終了位置は特定されていないので、そのことがステップC7で判別されてこのフローから抜け、図5のステップB4に戻り、以下、動画再生が全て終了するまで上述のステップB2〜B7が繰り返される。
ここで、鑑賞者は開始ボタンの操作後に好みの場面などが出現しなくなった時点で終了ボタンを操作する。すると、CPU1は開始フラグがオンされていることを条件に(ステップC4)、終了ボタンの操作に応答して(ステップC5)、現在の再生位置を終了位置として特定を行うと共に、開始フラグをオフする(ステップC6)。これによって終了位置が特定されると、ステップC7でそのことが判別されてステップC8に移り、上述の如く特定された開始位置、終了位置と共に、その各位置に基づいて算出した再生時間をインデックス情報としてリピート再生情報12にセットする。以下、開始ボタン、終了ボタンが操作される毎に上述の動作が繰り返される結果、リピート再生情報12には複数のインデックス情報が順次セットされる。
一方、自動指定モードにセットされている状態において、開始フラグのオン/オフ状態をチェックする(ステップC9)。最初の時点では開始フラグはオフされているので、リピート再生設定情報11内の「リピート自動」をアクセスし、その「一定時間毎」の自動機能がオン設定されているか否かをチェックする(ステップC10)。ここで、当該機能がオン設定されている場合には、リピート再生設定情報11内の「自動リピート時間」をアクセスし、動画像の再生を開始してから一定時間(例えば、15秒間)の経過直後を条件に(ステップC11でYES)、現在の再生位置をリピート部分の開始位置として特定すると共に、開始フラグをセットしておく(ステップC12)。その後、ステップC7に移り、終了位置の特定有無をチェックするが、この時点では、終了位置は特定されていないので、このフローから抜ける。
いま、一定時間毎の自動リピート機能において、上述の如く開始位置が特定されている状態では、開始フラグがセットされているので、ステップC9でそのことが検出されてステップC18に移り、リピート特定を開始してから一定時間(例えば、15秒間)が経過したかをチェックし、一定時間の経過を条件に、現在の再生位置を終了位置として特定すると共に、開始フラグをオフする(ステップC19)。これによって終了位置が特定されると、ステップC7でそのことが判別されてステップC8に移り、上述の如く特定された開始位置、終了位置と共に、その各位置に基づいて算出した再生時間をインデックス情報としてリピート再生情報12にセットする。以下、一定時間毎に上述の動作が繰り返される結果、リピート再生情報12には複数のインデックス情報が順次セットされる。
同様に、リピート再生設定情報11内の「リピート自動」をアクセスした結果、その「撮影区切り毎」の自動機能がオン設定されている場合には(ステップC13でYES)、現在再生中の画像を解析することによって撮影時の操作状況に応じて区切られた撮影区切り部分か否かをチェックする(ステップC14)。ここで、撮影区切り部分が検出されなければ、次のステップC15に移るが、撮影区切り部分が検出された場合には、現在の再生位置をリピート部分の開始位置として特定すると共に、開始フラグをセットしておく(ステップC12)。いま、撮影区切り毎の自動リピート機能がオンされている状態において、上述の如く開始位置が特定されている状態では、開始フラグがセットされているので、ステップC9でそのことが検出されてステップC18に移り、リピート特定を開始してから一定時間の経過を条件に、現在の位置を終了位置として特定すると共に、開始フラグをオフする(ステップC19)。そして、上述の如く特定された開始位置、終了位置と共に、その各位置に基づいて算出した再生時間をインデックス情報としてリピート再生情報12にセットする(ステップC8)。以下、撮影区切り毎に上述の動作が繰り返される結果、リピート再生情報12には複数のインデックス情報が順次セットされる。
他方、リピート再生設定情報11内の「リピート自動」をアクセスした結果、その「音声入力リピート」の自動機能がオン設定されている場合には(ステップC15でYES)、音声入力の有無をチェックし(ステップC16)、音声入力が無ければ、ステップC7に移るが、音声入力を検出すると、例えば、驚きの声などのように予め設定されている特定音声と入力音声を比較し、入力音声は特定音声かを調べる(ステップC17)。ここで、特定音声であれば、現在の再生位置をリピート部分の開始位置として特定すると共に、開始フラグをセットしておく(ステップC12)。その後、リピート特定を開始してから一定時間が経過した場合には(ステップC18)、現在の再生位置を終了位置として特定すると共に、開始フラグをオフする(ステップC19)。そして、開始位置、終了位置と共に、その各位置に基づいて算出した再生時間をインデックス情報としてリピート再生情報12にセットする(ステップC8)。以下、特定音声を検出する毎に上述の動作が繰り返される結果、リピート再生情報12には複数のインデックス情報が順次セットされる。
図7は、動画再生の終了後に実行開始されるリピート画像再生処理を詳述したフローチャートである。
先ず、CPU1は、リピート再生情報12をアクセスし、その先頭から1つの「インデックス情報」を読み出して(ステップD1)、リピート再生を行う(ステップD2)。この場合、「インデックス情報」内の「開始位置」に基づいて当該動画像(元の動画像)をアクセスすることによってこの開始位置からリピート再生を行う。ここで、ジャンプ再生機能がオンされている状態において、ジャンプ再生指示の有無をチェックする(ステップD3)。すなわち、リピート再生設定情報11内の「元画像へのジャンプ再生」をアクセスし、ジャンプ再生機能がオン設定されている状態において、鑑賞者からジャンプ再生が指示されたか否かをチェックし、指示されなければ(ステップD3でNO)、当該「インデックス情報」内の「終了位置」と現在のリピート再生位置とを比較し、終了位置までリピート再生が終わったかを調べる(ステップD4)。
ここで、「終了位置」に達するまでステップD2に戻ってリピート再生を継続するが、「終了位置」までリピート再生を行った後は(ステップD4でYES)、リピート再生情報12をアクセスし、他の未再生インデックス情報が残っているか否かを調べ(ステップD5)、未再生インデックス情報が有れば、ステップD1に戻り、次の未再生インデックス情報を読み出してリピート再生を繰り返す(ステップD1〜D5)。以下、リピート再生情報12からインデックス情報を1つずつ順次読み出しながらリピート再生を順次行うが、この場合、前回のリピート再生と今回のリピート再生とを時間的に区切らずに連続的に行うようにしている。
このようなリピート再生を行っている最中にジャンプ再生が指示された際には(ステップD3でYES)、その時のリピート画像(現在のリピート再生位置)をジャンプ先として決定し(ステップD6)、このジャンプ先の位置から元の動画像の再生を再開させる(ステップD7)。すなわち、ジャンプ再生が指示された際には、その時点でリピート再生を停止し、その位置から元画像の再生へジャンプさせる。以下、当該動画像の再生が終了するまで(ステップD8)、元画像の再生が行われる(ステップD7)。
以上のように、この第1実施例のデジタルビデオカメラにおいて、CPU1は、動画像を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該動画像の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報12を生成して記憶保持しておき、動画像の再生終了時に当該リピート再生情報12に基づいてリピート画像を再生するようにしたから、動画像を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像を特定することができると共に、動画像の再生終了時に当該リピート画像を再生することができる。従って、一連画像群の再生終了時にその映像効果を高めるための事前編集を行う必要がなくなり、ユーザの負担を大幅に軽減できる他、この画像群の再生終了時にその全体内容を容易に想起可能な画像を繰り返し再生することができ、操作性および映像効果の優れた画像再生装置を提供することが可能となる。
この場合、リピート再生設定情報11内の「リピート画像特定モード」が手動指定モードにセットされている状態において、動画像の再生している最中に開始ボタン、終了ボタンが操作される毎に、CPU1は、このボタン操作に応答してリピート再生情報12を生成するようにしたから、画像再生時に希望する場面が出現した際に、そのリピート再生を指示する操作を行うだけでよく、再生画像を鑑賞しながら映像効果を高めることが可能となる。
また、リピート再生設定情報11内の「リピート画像特定モード」が自動指定モードにセットされている状態において、「リピート自動」を参照し、当該「リピート自動」に合致する画像を選択指定しながらリピート再生情報12を自動生成するようにしたから、事前編集は勿論のこと、再生中であっても特別な操作が不用となる。この場合、「リピート自動」として、「一定時間毎」、「撮影区切り毎」、「特定音声が入力される毎」にリピート再生情報12を自動生成することができる。ここで、「特定音声が入力される毎」が設定されている場合には、鑑賞者が興奮した状態などを検出することができ、その時の場面をリピート画像として自動特定することが可能となる。
更に、「リピート自動」は、予めユーザ操作によって任意に設定するようにしたから、ユーザの意図や好みを反映させることができる。また、リピート再生情報12は、リピート再生の開始位置および終了位置を示すようにしたから、リピート画像を1コマ毎に選択する場合に限らず、希望する時間内の各画像を一度に選択することができる。更に、リピート再生情報12を構成する各インデックス情報を順次読み出しながら連続的にリピート再生を行うようにしたから、動画像の中から細切れに選択された各リピート画像であっても、映像効果を損なうことなく、それらを連続的に再生することができ、違和感の無い自然なリピート再生を実現することが可能となる。
CPU1は、リピート再生を行っている最中に、元の動画像への復帰を指示するジャンプ再生が指示された際に、その時のリピート位置をジャンプ先として決定し、このジャンプ先から元の動画像の再生を開始するようにしたから、リピート画像の再生途中であっても、このリピート画像に関連する元の動画像をもう1度見たい場合、容易に元に戻すことができ、利便性を向上させることができる。
また、リピート画像の再生後においてもリピート画像の保存機能がオンされている場合には、リピート再生情報12に基づいてリピート画像を動画像の中から抽出し、この抽出画像を当該動画像ファイルに対応付けて記録保存するようにしたから、動画像を再生する度にリピート画像の再生が可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、リピート再生情報12として、インデックス情報を生成するようにしたが、リピート部分として特定された画像をそのままコピーし、このコピー画像群をリピート再生情報として記憶保持するようにしてもよい。
また、上述した第1実施例において生体情報検出部8は、上述のように、音声情報を検出するようにしたが、画像再生時に鑑賞者が興奮した状態を心拍数、血圧等などによって検出するようにしてもよい。
また、リピート再生設定情報11内には、「一定時間毎」、「撮影区切り毎」、「音声対応リピート」に共通使用される「自動リピート時間」を設定するようにしたが、「一定時間毎」、「撮影区切り毎」、「音声対応リピート」毎に異なる「自動リピート時間」を設定するようにしてもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、一連の画像群を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する機能と、この生成手段によって生成されたリピート再生情報が記憶保持されている状態において、一連の画像群の再生終了時に当該リピート再生情報に基づいてリピート画像を再生する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、動画像を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像が当該動画像の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報12を生成して記憶保持しておき、動画像の再生終了時に当該リピート再生情報12に基づいてリピート画像を再生するようにしたが、この第2実施例においては、動画像の再生途中においてその再生が中断され、その後、当該動画像の再生の再開が指示された際に、この中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報12に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に中断後の動画像の再生を引き続いて行うようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図8は、この第2実施例において、動画像の再生を中断させた後にその再開が指示された際に実行開始される再生中断後の再開処理を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、動画像再生の再開が指示されると、当該動画像に対応付けてリピート再生情報12が記憶保存されているか否かを調べ(ステップE1)、リピート再生情報12が無ければ、通常と同様に中断後の元の動画像から再生を開始するが(ステップE3)、リピート再生情報12が有れば、上述した図7のリピート再生処理を実行する(ステップE2)。このリピート再生情報12は、当該動画像の再生が中断される前に生成されて記憶保持されたもので、その先頭から「インデックス情報」を順次読み出しながらリピート再生を行う。
このようにして中断前の内容がリピート再生された後は、中断後の動画像からその再生を開始する(ステップE3)。次に、第1実施例と同様、当該動画像の再生が再開された後、その再生終了が検出されるまでの間(ステップE4)、上述した図6のリピート再生情報生成処理が行われる(ステップE5)。そして、動画像の再生終了が検出されると(ステップE4でYES)、上述した図7のリピート再生処理が行われる(ステップE6)。この場合のリピート再生は、上述のステップE5で生成されたリピート再生情報に従って行われる。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、動画像を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報12を生成して記憶保持しておき、動画像の再生を中断させた後にその再開が指示された際に、この中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報12に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に中断後の動画像の再生を引き続いて行うようにしたから、再生途中で中断した画像を後で鑑賞する場合に、その再開時に前回分のリピート画像を冒頭で見ることができ、前回分を始めから再生しなくても、前回分の内容を素早く把握することができ、中断から再開までの時間が長いような場合でも分断再生による弊害を効果的に防止することが可能となる。
なお、上述した第2実施例において、中断後の動画像の再生終了後に中断後の内容のみをリピート再生するようにしたが、例えば、中断後の動画像の残り時間が極端に短いような場合には、中断前のリピート再生と中断後のリピート再生とを併せて行うようにしてもよい。また、リピート再生情報12は、インデックス情報を生成する場合に限らず、コピー画像をリピート再生情報としてもよい。
一方、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する機能と、生成されたリピート再生情報が記憶保持されている状態において、このリピート再生情報に基づいてリピート画像を再生する機能と、前記一連の画像群の再生を中断させた後にその再開が指示された際に、この中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に前記中断後の画像群の再生を引き続いて行う機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
なお、上述した第1および第2実施例においては、動画像再生の場合を例示したが、勿論、複数のスチル画像を逐次再生する場合にも同様に適用可能である。
また、上述した第1および第2実施例においては、デジタルビデオカメラに適用した場合を例示したが、その他に、デジタルスチルカメラ、DVDプレイヤ、HDレコーダ、各種のポータブル/モバイル型プレイヤなどにも勿論適用可能である。
デジタルビデオカメラの全体構成の概要を示したブロック図。 リピート再生設定情報11を説明するための図。 リピート再生情報12を説明するための図。 リピート再生設定情報11を入力設定するためのリピート再生設定処理を示したフローチャート。 リピート再生機能が作動可能な状態にセットされている場合における動画再生処理の全体を示したフローチャート。 リピート再生情報生成処理を詳述するためのフローチャート。 動画再生の終了後に実行開始されるリピート画像再処理を詳述するためのフローチャート。 第2実施例において、動画像の再生を中断させた後にその再開が指示された際に実行開始される再生中断後の再開処理を示したフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
4 記録媒体
5 操作部
6 表示部
7 カメラ撮影部
8 生体情報検出部(マイクロホーン)
11 リピート再生設定情報
12 リピート再生情報

Claims (13)

  1. 再生対象である一連の画像群を逐次再生する画像再生装置において、
    一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する生成手段と、
    この生成手段によって生成されたリピート再生情報を記憶保持する保持手段と、
    一連の画像群の再生終了時に前記保持手段内のリピート再生情報に基づいてリピート画像を再生するリピート再生手段と、
    を具備したことを特徴とする画像再生装置。
  2. 再生対象である一連の画像群を逐次再生する画像再生装置において、
    一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する生成手段と、
    この生成手段によって生成されたリピート再生情報を記憶保持する保持手段と、
    この保持手段内のリピート再生情報に基づいてリピート画像を再生するリピート再生手段と、
    を具備し、前記一連の画像群の再生を中断させた後にその再開が指示された際、中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に前記中断後の画像群の再生を引き続いて行う、
    ようにしたことを特徴とする画像再生装置。
  3. 前記生成手段は、一連の画像群の再生している最中に、任意のタイミングでリピート再生が指示される毎に、この指示操作に応答してリピート再生情報を生成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  4. 前記一連の画像群の中からリピート画像を自動選択するための選択条件が予め設定されている状態において、前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に前記選択条件を参照し、当該条件に合致する画像を選択指定しながらリピート再生情報を生成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の画像再生装置。
  5. 前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に予め設定されている選択条件を参照し、一定時間毎にリピート再生情報を生成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の画像再生装置。
  6. 前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に予め設定されている選択条件を参照し、撮影区切り毎にリピート再生情報を生成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の画像再生装置。
  7. 前記一連の画像群の中からリピート画像を自動選択するための選択条件は、予めユーザ操作によって任意に設定された情報であることを特徴とする請求項4記載の画像再生装置。
  8. 画像鑑賞者の生体情報を検出する検出手段を設け、
    前記生成手段は、一連の画像群を再生している最中に、前記検出手段によって検出された生体情報に従ってリピート再生情報を生成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の画像再生装置。
  9. 前記生成手段は、リピート再生の開始タイミングおよび終了タイミングを示す情報をリピート再生情報として生成する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の画像再生装置。
  10. 前記リピート再生を行っている最中に、元の一連の画像群への復帰を指示する指示操作を受け付けた際に、その時のリピート画像をジャンプ先として決定し、このジャンプ先から元の画像群の再生を開始する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の画像再生装置。
  11. 前記リピート画像の再生後においても一連の画像群に対応付けて当該リピート再生情報を記憶管理する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の画像再生装置。
  12. コンピュータに対して、
    一連の画像群を再生している最中に繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する機能と、
    この生成手段によって生成されたリピート再生情報が記憶保持されている状態において、一連の画像群の再生終了時に当該リピート再生情報に基づいてリピート画像を再生する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに対して、
    一連の画像群を再生している最中に、繰り返し再生するためのリピート画像が当該画像群の中から選択指定される毎に、その指定状態に応じてリピート再生情報を生成する機能と、
    生成されたリピート再生情報が記憶保持されている状態において、このリピート再生情報に基づいてリピート画像を再生する機能と、
    前記一連の画像群の再生を中断させた後にその再開が指示された際に、この中断前に生成されて記憶保持されているリピート再生情報に基づいてリピート再生を行い、このリピート再生の終了直後に前記中断後の画像群の再生を引き続いて行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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