JP2005285395A - 配線構造並びにそれを備えた表示装置用基板及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、配線構造並びにそれを備えた表示装置用基板及び表示装置に関し、輝度が高く表示品質の良好な表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ガラス基板10上に配置された複数の画素領域と、画素領域毎に配置されたTFTと、画素領域毎にITOで形成され、TFTのソース電極26に電気的に接続された陽極40と、陽極40上に形成された有機EL層42と、有機EL層42上に形成され、有機EL層からの光を透過させる陰極44とを備えた有機EL素子と、全体が陽極40に覆われて配置され、有機EL層42からの光を反射する反射板50とを有するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス表示装置や液晶表示装置などの表示装置、並びにそれに用いられる配線構造及び表示装置用基板に関する。
有機エレクトロルミネッセンス(EL;ElectroLuminescence)表示装置は、画素領域毎に形成され、画素駆動用の薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)のソース電極に接続された陽極と、画素電極上に形成された有機EL層(発光層)と、有機EL層上に形成された陰極とを有している。従来、有機EL表示装置では、発光層からの光を基板側(陽極側)に取り出すボトム・エミッション構造が主流であった。有機EL表示装置は電流駆動で動作するため、アクティブマトリクス型では1画素当たり2〜4個の画素駆動用TFTが必要になる。TFTの形成領域では光が透過しないため、1画素当たりのTFT数が多い分画素の開口率が低下する。このため、ボトム・エミッション構造では高輝度の有機EL表示装置を実現するのが困難であった。
そこで近年、発光層からの光を基板と反対側(陰極側)に取り出すトップ・エミッション構造の有機EL表示装置が開発されている。図6は、一般的なトップ・エミッション構造のアクティブマトリクス型有機EL表示装置の画素の断面構成を示している。図6に示すように、ガラス基板110上の全面には下地絶縁層130が形成されている。下地絶縁層130上には、ポリシリコン(p−Si)からなる所定形状の半導体層131が形成されている。半導体層131上の基板全面には、絶縁膜132が形成されている。絶縁膜132上にはゲート電極122が形成されている。半導体層131のうちゲート電極122直下の領域はチャネル領域131aになっている。半導体層131のうちチャネル領域131aの両側の領域は、ドレイン領域131b及びソース領域131cになっている。ゲート電極122上の基板全面には、層間絶縁膜134が形成されている。層間絶縁膜134上には、ドレイン電極124及びソース電極126が形成されている。ドレイン電極124は、層間絶縁膜134及び絶縁膜132が開口されたコンタクトホールを介してドレイン領域131bに接続されている。同様にソース電極126は、層間絶縁膜134及び絶縁膜132が開口されたコンタクトホールを介してソース領域131cに接続されている。ドレイン電極124及びソース電極126上の基板全面には、層間絶縁膜136が形成されている。
層間絶縁膜136上の画素領域毎には、モリブデン(Mo)からなる陽極140が形成されている。陽極140は、層間絶縁膜136が開口されたコンタクトホールを介してソース電極126に接続されている。陽極140上の基板全面には、有機EL層142が形成されている。有機EL層142上の全面には、光を透過させるように膜厚の極めて薄いアルミニウム(Al)からなる陰極144が形成されている。陰極144上の全面には透明電極146が形成されている。陰極144及び透明電極146は、画素領域毎に形成される陽極140とは異なり、全面に形成されて全ての画素に共通の電位を印加するようになっている。このため、陰極144及び透明電極146は共通電極ともよばれる。
有機EL層142から出る光には、陰極144及び透明電極146を直接透過して基板と反対側に射出する光(図6の矢印a)と、陽極140で反射してから基板と反対側に射出する光(図6の矢印b)とがある。トップ・エミッション構造では、1画素に複数配置されるTFT(図6では1つのみ示している)の上方にも陽極140を形成できるため、ボトム・エミッション構造と比較して開口率を向上できる。
有機EL表示装置の陽極には、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やMo、クロム(Cr)等の効率良く正孔を注入できる形成材料が用いられる。一方陰極には、Al等の効率良く電子を注入できる形成材料が用いられる。一般的なボトム・エミッション構造の有機EL表示装置では、ガラス基板110側から順に、ITOからなる透明な陽極と、有機EL層と、反射率の高いAlからなり、光を透過させないで反射させるように膜厚の厚い陰極とが配置される。基板側では、透明な陽極を直接透過する光と、Alからなる陰極で反射してから陽極を透過する光とが取り出される。
これに対してトップ・エミッション構造では、Alからなる陰極144を透過させて光を取り出す必要がある。また、反射率のあまり高くないITO、Mo、Cr等からなる陽極140を反射電極として用いる必要がある。このため、トップ・エミッション構造の有機EL表示装置は、画素の開口率が向上するものの、実際の総合的な光の取出し効率を高めることが困難であるという問題を有している。
ところで、非晶質シリコン(a−Si)をTFTの動作半導体層に用いたTFT基板には、ドライバICがTAB(Tape Automated Bonding)方式で実装される。一方、移動度の高いp−Siを動作半導体層に用いたTFT基板では、画素駆動用TFTだけでなく、ゲートドライバやデータドライバ等の周辺回路用TFTを表示領域周囲の額縁領域に形成できる。近年、このように画素駆動用TFT及び周辺回路用TFTを同一基板上に集積する周辺回路一体型の表示装置が普及しつつある。
周辺回路一体型の表示装置において狭額縁化を実現しつつ複雑な周辺回路を形成するためには、多層配線の技術が必要になる。例えば透過型液晶表示装置では、画素電極の形成材料としてITOが用いられる。ITOは他の金属に比べて抵抗が高いため、周辺回路の配線として用いるのは適当でない。このため配線として主に使用されるのは、ゲートバスラインやゲート電極等の形成材料と、ドレインバスラインや中間電極等の形成材料の2種類(2層)である。しかし、複雑な回路構成では3層以上の配線が必要になる場合もある。
さらに、上記の2種類のうちゲートバスライン等の形成材料には、後の工程で高温の熱処理(例えば半導体層に注入した不純物の活性化)に耐える必要があるため、高融点金属又は不純物を添加したp−Siが用いられることが多い。高融点金属やp−Siは比較的高抵抗であるため、比較的低抵抗の材料は、ドレインバスライン等の形成材料のみということになる。したがって、周辺回路内で低抵抗の配線同士を絶縁膜を介して立体交差させることはできないという問題がある。
周辺回路一体型でない表示装置では多層配線の技術は必要ないため、上記の問題は生じない。また、a−SiをTFTの動作半導体層に用いる表示装置では、高温の熱処理を行う工程がなく、融点の低いAl等の低抵抗金属をゲートバスラインの形成材料に用いることができるため、低抵抗の配線同士を立体交差させることができる。しかし、これらの表示装置であっても、パネルサイズの大型化により、ゲートバスライン等の低抵抗化が求められている。
特開昭56−116072号公報
本発明の目的は、輝度が高く表示品質の良好な表示装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、狭額縁化やパネルサイズの大型化が可能な配線構造並びにそれを備えた表示装置用基板及び表示装置を提供することにある。
上記目的は、基板上に配置された複数の画素領域と、前記画素領域毎に配置された薄膜トランジスタと、前記画素領域毎に透明導電材料で形成され、前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接続された陽極と、前記陽極上に形成された有機エレクトロルミネッセンス層と、前記有機エレクトロルミネッセンス層上に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンス層からの光を透過させる陰極とを備えた有機エレクトロルミネッセンス素子と、全体が前記陽極に覆われて配置され、前記有機エレクトロルミネッセンス層からの光を反射する反射板とを有することを特徴とする表示装置によって達成される。
本発明によれば、輝度が高く表示品質の良好な表示装置を実現できる。
また、本発明によれば、狭額縁化やパネルサイズの大型化が可能な表示装置を実現できる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態による表示装置について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態による表示装置としてトップ・エミッション構造の有機EL表示装置の画素の断面構成を示している。図1に示すように、絶縁性を有するガラス基板10上の全面には、例えば膜厚200nmのシリコン酸化膜(SiO2膜)からなる下地絶縁層30が形成されている。下地絶縁層30は、ガラス基板10からの不純物の拡散を防止するために設けられている。下地絶縁層30上には、例えば膜厚50nmのp−Si層からなる所定形状の半導体層31が形成されている。半導体層31上の基板全面には、例えば膜厚100nmのSiO2膜からなる絶縁膜32が形成されている。絶縁膜32上には、例えば膜厚400nmのMo層からなるゲート電極22が形成されている。ゲート電極22は、ゲート電極22と同一の形成材料で同時に形成されたゲートバスラインに接続されている。半導体層31のうちゲート電極22直下の領域はチャネル領域31aになっている。また、半導体層31のうちチャネル領域31aの両側の領域は、所定の不純物が注入されたドレイン領域31b及びソース領域31cになっている。ドレイン領域31b及びソース領域31cには、導電型がn型のn−chTFTではリン等のn型不純物が注入され、導電型がp型のp−chTFTではボロン等のp型不純物が注入されている。また、リーク電流による表示不良を低減するため、チャネル領域31aとドレイン領域31b及びソース領域31cとの間に低濃度不純物注入領域(LDD(Lightly Doped Drain)領域)を設けたLDD構造にすることも多い。
ゲート電極22上の基板全面には、例えば膜厚400nmのシリコン窒化膜(SiN膜)からなる層間絶縁膜34が形成されている。層間絶縁膜34上には、例えば膜厚50nmのチタン(Ti)層、膜厚150nmのAl層、及び膜厚50nmのTi層の積層からなるドレイン電極(ドレインバスライン)24及びソース電極(中間電極)26が形成されている。ドレイン電極24は、層間絶縁膜34及び絶縁膜32が開口されたコンタクトホール25を介してドレイン領域31bに接続されている。同様にソース電極26は、層間絶縁膜34及び絶縁膜32が開口されたコンタクトホール27を介してソース領域31cに接続されている。図1ではTFTを1つのみ示しているが、駆動方法によって1画素当たり2〜4個程度のTFTが必要になる。
ドレイン電極24及びソース電極26上の基板全面には、例えば樹脂膜からなる層間絶縁膜36が形成されている。層間絶縁膜36はソース電極26上で開口され、コンタクトホール38が形成されている。層間絶縁膜36上の画素領域には、例えば膜厚100nmのAl系金属(Al又はAlを主成分とする合金)層からなる反射板50が形成されている。Alを主成分とする合金としては、Al−NdやAl−Si等が用いられる。反射板50は、コンタクトホール38の形成領域には形成されていないため、ソース電極26には接続されていない。ここで、反射板50を形成するためにAl系金属層をエッチングする工程では、ソース電極26がコンタクトホール38を介して露出することになる。しかし、Al系金属層のエッチング液としてリン酸、酢酸及び硝酸の混合液を用いた場合には、ソース電極26の上層部のTi層はエッチングされないので、特に問題にはならない。反射板50は、少なくとも表面(光反射面)がAl系金属で形成されていれば、Ti、Mo、Cr等の他の金属層との積層膜により形成してもよい。
反射板50上には、例えば膜厚100nmのITO層(透明導電膜)からなる陽極40が形成されている。陽極40は、反射板50全体を覆って形成されている。陽極40と反射板50との間には層間絶縁膜は形成されておらず、互いに直接接触している。一般に、ITOとAl系金属との接触界面が現像液やエッチング液等に触れると、酸化還元反応によりAlが酸化されてITOが還元される現象(電蝕)が生じてしまう。本実施の形態の構成では、Al系金属からなる反射板50はITOからなる陽極40に全体が覆われているため、ITO層をパターニングする際に用いられる現像液やエッチング液(例えばシュウ酸)等に接触界面が触れることはなく、電蝕は生じないようになっている。Al系金属とITOとの接触抵抗は高いので、陽極40とソース電極26とはコンタクトホール38を介して直接接続されている。陽極40の形成された領域は画素領域となる。
陽極40上には有機EL層42が形成されている。例えば緑色発光の有機EL層42は、陽極40上に2−TNATA(4,4’,4”−トリス(2−ナフチルフェニルアミノ)トリフェニルアミン)を厚さ140nmに形成した正孔注入層と、正孔注入層上にα−NPD(N,N’−ジナフチル−N,N’−ジフェニル−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン)を厚さ10nmに形成した正孔輸送層と、正孔輸送層上にAlq3(トリス(8−ヒドロキシキノリナート)アルミニウム)を厚さ50nmに形成した発光層兼電子輸送層と、発光層兼電子輸送層上にフッ化リチウムを厚さ0.5nmに形成した電子注入層とを有している。
有機EL層42上の基板全面には、例えば膜厚15nmのAl層からなる陰極44が形成されている。陰極44は、有機EL層42からの光を透過させるように、極めて薄い膜厚に形成される。陰極44上の全面には、例えば膜厚100nmのITO層からなる透明電極46が形成されている。陰極44及び透明電極46は、画素領域毎に形成される陽極40とは異なり、基板全面に形成されて全ての画素に共通の電位を印加するようになっている。本例では、陽極40の形成材料にITOが用いられ、陰極44の形成材料にAlが用いられている。陽極40と有機EL層42と陰極44とにより画素領域毎に有機EL素子が形成されている。有機EL素子は、水分等からの保護のため、透明電極46上に配置された封止ガラス(図示せず)で封止されている。有機EL層42から出る光のうち、陰極44側に進む光(図1の矢印a)は陰極44及び透明電極46を直接透過してガラス基板10と反対側(図1の上方)に取り出される。一方、陽極40側に進む光(図1の矢印b)は陽極40を透過して反射板50で反射し、さらに陽極40、有機EL層42、陰極44及び透明電極46を透過して、ガラス基板10と反対側に取り出される。
本実施の形態では、陽極40を反射板として用いるのではなく、透明導電膜からなる陽極40の下層に、少なくとも表面がAl系金属で形成された反射板50が別途設けられている。従来のトップ・エミッション構造の有機EL表示装置で陽極として主に用いられるMoやCr等と比較すると、Al系金属は高い反射率を有している。例えばMoの反射率が約60%であるのに対し、Alの反射率はその1.5倍以上の90%以上である。本実施の形態によれば、反射率の高いAl系金属からなる反射板50を設けているため、光の取出し効率を高めることができ、輝度が高く表示品質の優れた有機EL表示装置が得られる。
また、Al系金属からなる反射板50とITOからなる陽極40とが直接接触しているが、陽極40は反射板50全体を覆うように配置されているため両金属の接触界面が現像液等に触れることはなく、電蝕は生じない。
なお、反射板50の表面が鏡面であると、外光の反射により視認性が低下する場合がある。これを防ぐため、層間絶縁膜36に凹凸を設けることにより反射板50に多数の凹凸を形成し、反射板50で外光を散乱反射させるようにすることももちろん可能である。例えば感光性樹脂からなる層間絶縁膜36では、表面にAr、P、B等のイオンを注入した後、150〜250℃程度の熱処理を行うことにより、多数の不規則な凹凸を形成できる。
また、反射板50は陽極として用いていないためソース電極26とは直接接続していないが、必要であればコンタクトホール38とは別のコンタクトホールを設けて反射板50とソース電極26とを直接接続してもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態による配線構造並びにそれを備えた表示装置用基板及び表示装置について図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施の形態による表示装置用基板として、透過型液晶表示装置用基板の画素の構成及び配線構造を示している。図3(a)は図2のA−A線で切断した液晶表示装置の断面構成を示し、図3(b)は図2のB−B線で切断した液晶表示装置の断面構成を示している。図2及び図3(a)、(b)に示すように、液晶表示装置は、TFT基板2と、ガラス基板11上にカラーフィルタ層60や共通電極62が形成された対向基板4と、両基板2、4間に封止された液晶6とを有している。
TFT基板2は、図2の左右方向に延びる複数のゲートバスライン(第1の配線)12を有している。ゲートバスライン12は、後工程で行われる熱処理に耐える必要があるため、Mo等の高融点金属で形成されている。また、層間絶縁膜34を介してゲートバスライン12に交差し、図2の上下方向に延びる複数のドレインバスライン14が形成されている。ドレインバスライン14は、例えばTi、Al、Tiの積層膜で形成されている。ゲートバスライン12及びドレインバスライン14の交差位置近傍には、第1の実施の形態と同様のTFTが形成されている。TFTのゲート電極22はゲートバスライン12に電気的に接続され、ドレインバスライン14の一部はTFTのドレイン電極24として機能している。各画素領域には、ITOからなる画素電極(透明電極)16が形成されている。画素電極16は、層間絶縁膜36を開口したコンタクトホール38を介してTFTのソース電極26に接続されている。
本実施の形態では、層間絶縁膜34、36を介してゲートバスライン12にほぼ重なって図2の左右方向に延びる第2の配線52が形成されている。配線52は、比較的低抵抗のAl系金属層(第1層)53と、Al系金属層53上に画素電極16と同一の形成材料で形成されたITO層(第2層)54とを有している。ITO層54は、Al系金属層53より大きくパターニングされ、Al系金属層53全体を覆うように形成されている。
配線52のAl系金属層53は、層間絶縁膜36が開口されたコンタクトホール57を介して中間電極55に直接接続されている。中間電極55はゲートバスライン12にほぼ重なってドレインバスライン14と同一の形成材料で形成され、例えば画素毎に設けられている。中間電極55は、層間絶縁膜34が開口されたコンタクトホール56を介して、ゲートバスライン12に接続されている。すなわち、配線52のAl系金属層53は、比較的高抵抗のITO層54を介さずにゲートバスライン12に電気的に接続されている。なお中間電極55を設けず、層間絶縁膜36、34を一括開口したコンタクトホールを介してAl系金属層53とゲートバスライン12とを接続するようにしてもよい。
一方画素電極16は、層間絶縁膜36が開口されたコンタクトホール38を介して、TFTのソース電極26に直接接続されている。ITOからなる画素電極16と、表面がTiからなるソース電極26とがAl系金属層を介さずに接続されているため、画素電極16とソース電極26との間の接触抵抗は低く抑えられる。
なお、図2及び図3では図示していないが、通常は画素毎の液晶容量に並列に蓄積容量が形成される。蓄積容量の一方の電極である蓄積容量バスラインは、ゲートバスライン12と同一の形成材料で形成される。他方の電極である蓄積容量電極はドレインバスライン14と同一の形成材料で形成され、画素電極16に電気的に接続される。また、TFT基板2の額縁領域には、例えば画素駆動用のTFTと同時に形成された周辺回路用TFTにより周辺回路が形成されている。
本実施の形態では、ゲートバスライン12と配線52(Al系金属層53及びITO層54)とは電気的に並列に接続され、実質的に2層化されたゲートバスライン(12,52)を構成している。したがって、ゲートバスライン12の形成材料であるMoはAl系金属と比較して3〜10倍程度の抵抗(比抵抗)を有しているものの、ゲートバスライン(12,52)の抵抗はAl系金属層53と同等以下に低くなる。本実施の形態は、パネルサイズの大型化によりゲートバスライン12の長さが長くなる構成に極めて有効である。また、蓄積容量バスラインを同様に2層化することにより、蓄積容量バスラインの抵抗を低くすることもできる。さらに本実施の形態では、ITO層54をパターニングする際に、ITO層54とAl系金属層53との接触界面が現像液やエッチング液に触れることがないため、電蝕の発生を防止できる。なお、本実施の形態では透過型の液晶表示装置を例に挙げたが、半透過型や反射型の液晶表示装置であればAl系金属層53を用いて反射電極を画素毎に形成してもよい。反射電極を覆うように画素電極16を形成することにより、上記と同様に電蝕の発生を防止できる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態による配線構造及びそれを備えた表示装置用基板について図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施の形態による表示装置用基板の周辺回路における端子部近傍の配線構造を示している。図5は、図4のC−C線で切断した表示装置用基板の断面構成を示している。図4及び図5に示すように、TFT基板2上には、図4の上下方向に延びる4本の配線71、72、73、74が左から順に並列配置されている。配線71、73、74は、表示領域のドレインバスライン14(図4及び図5では図示せず)等と同一の形成材料(例えばTi、Al、Tiの積層)で形成されている。配線72は、ゲートバスライン12(図4及び図5では図示せず)等と同一の形成材料(例えばMo)で形成されている。
また、層間絶縁膜36上には、図4の左右方向に延びる配線75が形成されている。配線75は、比較的低抵抗のAl系金属層76と、表示領域の画素電極16(図4及び図5では図示せず)と同一の形成材料(ITO)でAl系金属層76上に形成されたITO層77とを有している。例えば半透過型や反射型の液晶表示装置では、Al系金属層76と同一の形成材料で反射電極が形成される。ITO層77は、Al系金属層76より大きくパターニングされ、Al系金属層76全体を覆うように形成されている。配線75のAl系金属層76は、コンタクトホール81を介して配線71に直接接続され、コンタクトホール82を介して配線74に直接接続されている。ここで、配線75のITO層77と配線71、74とを別のコンタクトホールを介して接続するようにしてもよい。しかしその場合であっても、特に配線75の長さが長くなる場合には低抵抗のAl系金属層76に電流を流す必要があるため、Al系金属層76と配線71、74とを直接接続する。配線75は、配線72、73に層間絶縁膜36(及び34)を介して立体交差しているため、配線71と配線74とが、配線72、73に接続されずに互いに電気的に接続される。
配線74は、外部との接続に用いられる端子部80に接続されている。端子部80は、ドレインバスライン14等と同一の形成材料で配線74と一体的に形成された下部電極(下層部)78と、画素電極16と同一の形成材料で配線75のITO層77と一体的に形成された上部電極(上層部)79とを有している。上部電極79は外気に触れるため、Alのような金属ではなく腐食し難いITOで形成されている。また、端子部80はAl系金属層を有していない。このため上部電極79は、複数のコンタクトホール83を介して下部電極78に直接接続されている。下部電極78の上層部はTiで形成されているため、上部電極79及び下部電極78間の接触抵抗は比較的低くなる。したがって、AlとITOとの間の接触抵抗が高くても、配線71、74と上部電極79との間の信号の伝達には問題が生じない。
本実施の形態では、ゲートバスライン12等と同一の形成材料で形成された配線72や、ドレインバスライン14等と同一の形成材料で形成された配線71、73、74と異なる層に配線75が形成されている。配線75は低抵抗のAl系金属層76を有しているので、低抵抗の配線同士を立体交差させることができ、また多層配線の技術も実現できる。したがって、表示装置の狭額縁化を実現しつつ複雑な周辺回路を形成できる。
また本実施の形態では、ITO層77をパターニングする際に、ITO層77とAl系金属層76との接触界面が現像液やエッチング液に触れることがないため、電蝕の発生を防止できる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、p−Siを動作半導体層に用いたトップゲート型TFTを備えた表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、a−Siを動作半導体層に用いた逆スタガ型TFTを備えた表示装置にも適用できる。
また、上記第2及び第3の実施の形態では液晶表示装置を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、有機EL表示装置や他の表示装置にも適用できる。
以上説明した本実施の形態による配線構造並びにそれを備えた表示装置用基板及び表示装置は、以下のようにまとめられる。
(付記1)
基板上に配置された複数の画素領域と、
前記画素領域毎に配置された薄膜トランジスタと、
前記画素領域毎に透明導電材料で形成され、前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接続された陽極と、前記陽極上に形成された有機エレクトロルミネッセンス層と、前記有機エレクトロルミネッセンス層上に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンス層からの光を透過させる陰極とを備えた有機エレクトロルミネッセンス素子と、
全体が前記陽極に覆われて配置され、前記有機エレクトロルミネッセンス層からの光を反射する反射板と
を有することを特徴とする表示装置。
(付記2)
付記1記載の表示装置において、
前記陽極は、前記反射板を介さずに前記ソース電極に電気的に接続されていること
を特徴とする表示装置。
(付記3)
付記1又は2に記載の表示装置において、
前記陽極は、前記反射板より大きくパターニングされていること
を特徴とする表示装置。
(付記4)
付記1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置において、
前記反射板は、Al又はAlを主成分とする合金で形成された光反射面を有していること
を特徴とする表示装置。
(付記5)
第1の配線と、前記第1の配線上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された第1層と前記第1層上に形成された第2層とを備えた第2の配線とを有する配線構造であって、
前記第1層は、前記第2層の形成材料より低抵抗の材料で形成されて前記第1の配線に電気的に接続され、
前記第2層は、前記第1層の全体を覆って形成されていること
を特徴とする配線構造。
(付記6)
付記5記載の配線構造において、
前記第1層は、少なくとも一部がAl又はAlを主成分とする合金で形成されていること
を特徴とする配線構造。
(付記7)
付記5又は6に記載の配線構造において、
前記第1層は、前記第1の配線に直接接続されていること
を特徴とする配線構造。
(付記8)
付記5乃至7のいずれか1項に記載の配線構造において、
前記第2層は、前記第1層より大きくパターニングされていること
を特徴とする配線構造。
(付記9)
付記5乃至8のいずれか1項に記載の配線構造において、
前記第2層は、前記絶縁膜の他の開口部を介して前記第1の配線に直接接続されていること
を特徴とする配線構造。
(付記10)
複数のバスラインを備えた表示装置用基板であって、
前記バスラインの少なくとも一部は、付記5乃至9のいずれか1項に記載の配線構造を構成していること
を特徴とする表示装置用基板。
(付記11)
周辺回路を備えた表示装置用基板であって、
前記周辺回路の配線の少なくとも一部は、付記5乃至9のいずれか1項に記載の配線構造を構成していること
を特徴とする表示装置用基板。
(付記12)
付記10又は11に記載の表示装置用基板において、
外部との接続に用いられる端子部をさらに有し、
前記端子部は、少なくとも上層部が前記第2層と同一の形成材料で形成されていること
を特徴とする表示装置用基板。
(付記13)
少なくとも1枚の基板を備えた表示装置であって、
前記基板として、付記10乃至12のいずれか1項に記載の表示装置用基板が用いられていること
を特徴とする表示装置。
本発明の第1の実施の形態による有機EL表示装置の画素の断面構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による表示装置用基板の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態による表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態による配線構造を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による配線構造を示す図である。 一般的なトップ・エミッション構造の有機EL表示装置の画素の断面構成を示す図である。
符号の説明
2 TFT基板
4 対向基板
6 液晶
10、11 ガラス基板
12 ゲートバスライン
14 ドレインバスライン
16 画素電極
22 ゲート電極
24 ドレイン電極
25、27、38、56、57、81、82、83 コンタクトホール
26 ソース電極
30 下地絶縁層
31 半導体層
31a チャネル領域
31b ドレイン領域
31c ソース領域
32 絶縁膜
34、36 層間絶縁膜
40 陽極
42 有機EL層
44 陰極
46 透明電極
50 反射板
52、71、72、73、74、75 配線
53、76 Al系金属層
54、77 ITO層
55 中間電極
60 カラーフィルタ層
62 共通電極
78 下部電極
79 上部電極
80 端子部

Claims (8)

  1. 基板上に配置された複数の画素領域と、
    前記画素領域毎に配置された薄膜トランジスタと、
    前記画素領域毎に透明導電材料で形成され、前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接続された陽極と、前記陽極上に形成された有機エレクトロルミネッセンス層と、前記有機エレクトロルミネッセンス層上に形成され、前記有機エレクトロルミネッセンス層からの光を透過させる陰極とを備えた有機エレクトロルミネッセンス素子と、
    全体が前記陽極に覆われて配置され、前記有機エレクトロルミネッセンス層からの光を反射する反射板と
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置において、
    前記陽極は、前記反射板を介さずに前記ソース電極に電気的に接続されていること
    を特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示装置において、
    前記反射板は、Al又はAlを主成分とする合金で形成された光反射面を有していること
    を特徴とする表示装置。
  4. 第1の配線と、前記第1の配線上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された第1層と前記第1層上に形成された第2層とを備えた第2の配線とを有する配線構造であって、
    前記第1層は、前記第2層の形成材料より低抵抗の材料で形成されて前記第1の配線に電気的に接続され、
    前記第2層は、前記第1層の全体を覆って形成されていること
    を特徴とする配線構造。
  5. 請求項4記載の配線構造において、
    前記第1層は、少なくとも一部がAl又はAlを主成分とする合金で形成されていること
    を特徴とする配線構造。
  6. 複数のバスラインを備えた表示装置用基板であって、
    前記バスラインの少なくとも一部は、請求項4又は5に記載の配線構造を構成していること
    を特徴とする表示装置用基板。
  7. 周辺回路を備えた表示装置用基板であって、
    前記周辺回路の配線の少なくとも一部は、請求項4又は5に記載の配線構造を構成していること
    を特徴とする表示装置用基板。
  8. 少なくとも1枚の基板を備えた表示装置であって、
    前記基板として、請求項6又は7に記載の表示装置用基板が用いられていること
    を特徴とする表示装置。
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