JP2005283639A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製作が容易で安価なfθレンズを用いることができ、しかも調整精度を緩めることができる光走査装置を提供すること。
【解決手段】 収束光を走査線上に繰り返し走査するレーザ走査ユニット1であって、平行光束を射出するマルチビーム光源2と、マルチビーム光源2から射出された平行光束を副走査方向に集光する第1シリンドリカルレンズ3A、3B及び主走査方向に集光する第2シリンドリカルレンズ5A、5Bと、第1シリンドリカルレンズ3A、3B及び第2シリンドリカルレンズ5A、5Bにより集光された光束を主走査方向に偏向するポリゴンミラー6と、ポリゴンミラー6により偏向された光束を前記走査線上に収束させるfθレンズ10dとを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光走査装置に関する。特に、複数の光ビームを1つの光偏向手段で偏向した後、光路を分離して複数の被走査媒体上を走査するもの、例えばタンデム方式のカラー画像形成システムなどに好適な光走査装置に関する。
従来、プリンタ、デジタル複写機などの画像形成システムにおいて、光偏向手段により偏向されたビームを単玉プラスチックfθレンズを用いた結像光学系で走査する光走査装置が用いられている。
このような光走査装置として、光偏向手段の前段において光源を配置し易くするために、入射光束が主走査方向に平行である、いわゆる平行光束としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この光走査装置は、半導体レーザから射出した光束が、コリメートレンズによって平行光束とされ、シリンドリカルレンズによって球欠方向である副走査方向にのみ収束して光偏向手段として用いられる回転多面曲偏向器もしくはポリゴンミラーの付近に結像し、単玉の走査用レンズによって感光体ドラムの軸方向に等速走査されるように構成されている。
また、単玉プラスチックfθレンズの製作を容易にするために、光源から収束光束を射出することで単玉プラスチックfθレンズに必要なパワーを低減したものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この光走査装置は、光源から射出した光束を集光して光偏向手段の偏向面に設けられた偏向点に向けて出射する第1光学系と、1枚のレンズで構成されたfθレンズで構成された第2光学系を有する走査光学系を有している。これにより、量産コストの低いプラスチックレンズを採用することができると共にレンズの肉厚を薄くし、製作が容易であるレンズを採用することができる。
特許第2621838号公報(図1、図13) 特公平7−111501号公報(図1、3、4)
しかしながら、上記従来の光走査装置には、以下の問題が残されている。すなわち、前者の光走査装置では、単玉の走査用レンズのみによって主走査方向の結像に必要とするパワーが実現されているので、走査用レンズのパワーを大きくする必要がある。これにより、走査用レンズの形状が、中心で厚く、端部で薄い偏肉型となり、レンズ成形時に、内部歪が発生し易いという問題がある。
また、後者の光走査装置では、収束光をfθレンズに入射しており、レンズの成形性は上述した前者の光走査装置より良好だが、光源から感光体までの光路を長くすると、倍率が非常に大きくなるため、光源部の組み立て調整精度が厳しくなり、組み立ての生産性が劣化するという問題がある。また、コリメートレンズの外径を大きくする必要があることから、部品コストが高くなり、さらに温度変化などの環境変動に対する性能変化も大きくなるという問題がある。近年、タンデム方式カラープリンタ用走査光学系として、コストの高い偏向器を4ビーム共通にした安価な走査光学系が求められているが、偏向器を共通にした場合、4つのビームの光路を合成する光路合成部と、合成した4つの光路を再び分割する光路分割部とが必要となり、光路全長が長くなる傾向があり、後者の光走査装置では、採用が困難である。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、製作が容易で安価なfθレンズを用いることができ、しかも調整精度を緩めることができる光走査装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の光走査装置は、収束光を走査線上に繰り返し走査する光走査装置であって、平行光束を射出する光源と、該光源から射出された平行光束を副走査方向に集光する第1集光素子及び主走査方向に集光する第2集光素子と、該第1及び第2集光素子により集光された光束を主走査方向に偏向する光偏向手段と、該光偏向手段により偏向された光束を前記走査線上に収束させる単玉プラスチックfθレンズとを備えることを特徴とする。
この発明によれば、平行光束を主走査方向に収束することによって、単玉プラスチックfθレンズに必要なパワーが小さくなる。したがって、単玉プラスチックレンズの形状を均肉型とすることができ、偏肉型と比較して成形性が向上する。
また、光学系の倍率を小さくすることによって、物体側の調整精度を緩めることができ、組み立ての生産性が向上する。
さらに、副走査方向と主走査方向とで独立して集光する第1及び第2集光素子を用いることによって、副走査方向または主走査方向単独での走査方向に対する焦点位置の調整が容易となる。
なお、本発明において相対的な方向を簡潔に示すため、誤解の恐れのない場合には、慣用により副走査方向、主走査方向を広義の意味で用いる。
すなわち、副走査方向は、被走査面(記録媒体)上で走査線と直交する方向を意味する場合と、光路方向に直交する方向の1つであってこの光路に沿って走査線上に至るときに走査線と直交する方向を意味する場合とがある。
また、主走査方向は、走査線の方向を意味する場合と、光路方向に直交する方向において副走査方向と直交する方向を意味する場合と、光ビームが偏向される平面内で光学系の光軸と直交する方向を意味する場合とがある。
また、本発明の光走査装置は、前記第1集光素子がガラスレンズであると共に、前記第2集光素子がプラスチックレンズであることが好ましい。
この発明によれば、第2集光素子にプラスチックレンズを用いることでコストの低減が図れる。
また、本発明にかかる光走査装置では、前記光源は、半導体レーザ、コリメートレンズ及びこれらを保持する保持部材によって構成され、温度変化時において、前記半導体レーザの波長変化による焦点ずれ量と、前記保持部材の熱収縮による焦点ずれ量と、前記第2集光素子の焦点距離変化による焦点ずれ量と、前記単玉プラスチックfθレンズの焦点距離変化による焦点ずれ量とのすべてを加算した量が、±2mm以内であることが好ましい。
この発明によれば、プリンタに使用される光走査装置のスポット径は、通常60〜70μm程度であるが、焦点ずれ量が±2mm以内であれば、感光体上のスポット径変化を焦点深度内に収まり、性能上大きな問題とならない。
また、本発明にかかる光走査装置では、前記光偏向手段1つに対して、前記光源と、前記第1及び第2集光素子とがそれぞれ複数設けられることにより、複数光束を異なる走査線上に同時に走査することが好ましい。
この発明によれば、1つの光偏向手段に対して複数光源と第1及び第2集光素子とが複数設けられることによって、いわゆるタンデム型走査光学系の小型化及び低コスト化が図れる。
本発明の光走査装置によれば、平行光束を主走査方向に独立して収束することによって、単玉プラスチックfθレンズに求められるパワーが小さくなる。これにより、単玉プラスチックレンズの曲率半径を大きくすることができ、単玉プラスチックレンズの形状を均肉型とすることができ、偏肉型と比較して成形性が向上する。
また、光学系の倍率を小さくすることで物体側の調整誤差に対する許容量を大きくすることができ、光学系の組み立てが容易となって生産性が向上する。
さらに、第1及び第2集光素子が、副走査方向または主走査方向で独立して集光するので、副走査方向または主走査方向単独で走査方向に対する焦点位置の調整ができる。
以下に、本発明にかかる光走査装置の一実施形態を、図1及び図2を参照しながら説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態にかかる光走査装置の概略構成について説明するための平面視説明図である。また、図2(a)は、同じくその正面視説明図である。そして、図2(b)は、同じく副走査方向断面における光路の一部を説明するための模式説明図である。
本実施形態によるレーザ走査ユニット1(光走査装置)は、いわゆるタンデムカラープリンタに用いられる光走査光学系であって、複数のレーザビームをそれぞれ異なる走査線上で所定のスポット径に結像し、一定方向に反復走査するものである。
レーザ走査ユニット1は、平行光を射出するマルチビーム光源2と、マルチビーム光源2からの入射光を副走査方向に結像する第1シリンドリカルレンズ(第1集光素子)3A、3Bと、第1シリンドリカルレンズ3A、3Bの出射光を主走査方向に結像する第2シリンドリカルレンズ(第2集光素子)5A、5Bと、第1シリンドリカルレンズ3A、3B及び第2シリンドリカルレンズ5A、5Bの間に配置されて第1シリンドリカルレンズ3A、3Bの出射光を折り返してポリゴンミラー(光偏向手段)6に照射する光路を変更する光路変更手段7と、ポリゴンミラー6の出射光を分離する光路分離光学系8と、単玉プラスチックfθレンズ(以下、fθレンズと省略する)10a〜10dと、折り返しミラー11と、同期センサユニット12とを備えており、これらは筐体13内に配置されている。
また、後述するLDアレイ(半導体レーザアレイ)21A、21Bから放射されたレーザビーム15a〜15dは、筐体に設けられた保護ガラス16から出射し、フルカラー画像形成システム(図示略)におけるそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーで現像するための静電潜像が形成される感光体ドラム17a〜17dに照射されるように構成されている。
マルチビーム光源2は、LDアレイ21A、21Bと、LDアレイ21A、21Bを駆動するLD駆動回路基板22と、2つのコリメートレンズ23A、23Bと、アパーチャ25A、25Bと、これらを保持する保持部材27とを備えている。
LDアレイ21A、21Bは、2ビームのLDアレイ素子であり、それぞれ副走査方向に距離hだけ離間した2つの発光部を有している。そして、それぞれの発光部からレーザビーム15a、15b及びレーザビーム15c、15dを放射する。これらLDアレイ21A、21Bは、ベース26上に主走査方向に距離Wだけ離間して取り付けられている。
この距離Wは、LDアレイ21A21Bなどの配置スペースを確保し、相互に熱的影響を受けにくい距離とされる。
また、距離hは、本実施形態のようにフルカラー画像システムに用いる場合は、各部材の配置スペース、ポリゴンミラー6の反射面の大きさなどを考慮して、なるべく近接するように適宜決めればよい。一方、例えばマルチビーム走査に用いる場合には、走査線の副走査ピッチを正確な値とする必要があるので、走査線の副走査ピッチが所望の印字密度に一致するように、光学系の副走査方向の倍率に基づいて距離を決める。
ベース26は、熱伝導率の高い適宜の金属板からなり、LDアレイ21A、21Bの放熱が促進され、LDアレイ素子を高寿命化できるという利点がある。また、温度の均一化が測られるため、LDアレイ素子間で発光量が異なっても、温度特性による波長変化量にずれが生じ、各レーザビームごとの走査領域が変動する色収差による倍率ずれが生じず、画像形成システムに用いられた場合の画質劣化を防止できるようになっている。
LD駆動回路基板22は、LDアレイ21A、21Bと電気的に接続されており、LDアレイ21A、21Bのそれぞれの発光部に外部から入力される変調信号に基づいて変調駆動するための駆動回路が形成されている。
コリメートレンズ23A、23Bは、LDアレイ21A、21Bの発光部の前方に配置され、LDアレイ21A、21Bから放射されるレーザビーム15a〜15dを平行光束とするレンズまたはレンズ群である。
アパーチャ25A、25Bは、コリメートレンズ23A、23Bから出射した平行光束を所定の光束径に整形するための光規制部材であり、主走査方向に長径が延ばされたほぼ楕円形状の開口を有する金属板で構成されている。
保持部材27は、LDアレイ21A、21B、LD駆動回路基板22、コリメートレンズ23A、23B及びアパーチャ25A、25Bが搭載され、筐体13に対して着脱可能に取り付けられている。なお、LDアレイ21A、21B、LD駆動回路基板22、コリメートレンズ23A、23B及びアパーチャ25A、25Bは、必要に応じて各部材間の位置調整を施しておくことが好ましい。これにより、筐体13に精度よく設けられた取り付け面(図示略)などに取り付けた状態で、所定の位置、方向に所定の光束径に整形された4本の平行光束を射出することができる。そして、同様に調整された他の光源ユニットと無調整で交換することができる。
ここで、保持部材27の温度変化時の焦点ずれは、第2シリンドリカルレンズ5A、5B及びfθレンズ10a〜10dの温度変化時の焦点ずれとそのずれ方向が互いに異なるように構成されている。
なお、保持部材27は、ベース26と同一の材料で形成されてもよく、このようにすることで、部品点数を削減できる。
第1シリンドリカルレンズ3A、3Bは、副走査方向のみのパワーを有するガラスレンズであって、マルチビーム光源2から射出されたレーザビーム15a〜15dを副走査方向に結像し、それぞれ主走査方向に延びるほぼ線状の光束とする光学素子である。
第2シリンドリカルレンズ5A、5Bは、主走査方向のみのパワーを有するプラスチックレンズであって、レーザビーム15a〜15dを主走査方向に収束化し、それぞれスポット状の光束とする光学素子である。
ポリゴンミラー6は、レーザビーム15a〜15dを結像位置近傍において主走査方向に偏向するためのものであり、副走査方向と直交する平面内(以下、ビーム走査面とも称する)で、例えば、正8角形などとされた回転多面鏡である。そして、レーザ走査ユニット1の外部から駆動信号を受けて所定速度で回転するモータ(図示略)により、図1に示す矢印Z1方向に一定角速度で回転するものである。レーザビーム15a〜15dは、図2には副走査方向の幅を誇張して示しているが、主走査方向に延びるほぼ線状のスポットとされる。そして、副走査方向のピッチは、距離a、b、a(ここで、a+b=h)とされる。
光路変更手段7は、第1調整ミラー31A、31B及び第2調整ミラー32A、32Bによって構成されている。
第1調整ミラー31A、31B及び第2調整ミラー32A、32Bは、第1シリンドリカルレンズ3A、3Bを透過したレーザビーム15a〜15dをミラー面で反射して、主として主走査方向に沿う平面内でほぼZ字状に折りたたむためのミラーである。
これら第1調整ミラー31A、31B及び第2調整ミラー32A、32Bは、それぞれ例えば、付勢手段とミラー本体を押圧する調整ネジとの組み合わせなどから構成される2軸方向の傾斜角度調整手段(図示略)を備えている。これにより、それぞれのミラー面の姿勢が可変となる。
なお、本実施形態では、この2軸方向は、副走査方向軸回りの回動と、それに直交する主走査方向軸回りの回動とし、それぞれの回動中心を光学系の軸上主光線上に設ける。
そして、第1調整ミラー31A及び第2調整ミラー32A、並びに第1調整ミラー31B及び第2調整ミラー32Bは、それぞれの調整の中立位置において、第1シリンドリカルレンズ3A、3Bから結像位置に向かう軸上主光線を第2調整ミラー32A、32Bから結像位置までの間で、副走査方向に沿う平面上に整列させ、かつそれらが互いに平行となるような位置に配置されている。
光路分離光学系8は、ポリゴンミラー6により変更されるレーザビーム15a〜15dの光路を分離し、最終的に走査線がドラム間ピッチdで平行に走査されるようにする光学系であり、10箇所に設けられた分離反射ミラー40〜49によって構成されている。これら分離反射ミラー40〜49は、それぞれ主走査方向に所定の長さに延ばされ、副走査方向に対して傾斜角を有する表面反射ミラーで構成されている。
分離反射ミラー40は、レーザビーム15dをほぼ副走査方向に向けて折り返して、分離反射ミラー40とほぼ平行に配置された分離反射ミラー41に導くものである。そして、分離反射ミラー41は、レーザビーム15dが副走査方向と直交する平面内で走査されるように配置されている。
分離反射ミラー42は、レーザビーム15cをほぼ副走査方向に向けて折り返して、光路を副走査方向の断面でほぼ三角形状に折りたたむように配置された分離反射ミラー43、44に導き、この分離反射ミラー43、44によりレーザビーム15cがレーザビーム15dと平行な平面内で走査されるように配置されている。
分離反射ミラー45は、レーザビーム15bをほぼ副走査方向に向けて折り返して、光路を副走査方向の断面でほぼ三角形状に折りたたむように配置された分離反射ミラー46、47に導き、この分離反射ミラー46、47によりレーザビーム15bがレーザビーム15c、15dと平行な平面内で走査されるように配置されている。
分離反射ミラー48は、レーザビーム15aをほぼ副走査方向に向けて折り返して、分離反射ミラー48とほぼ平行に配置された分離反射ミラー49に導くものである。そして、分離反射ミラー49は、レーザビーム15aをレーザビーム15b〜15dと平行な平面内で走査されるように配置されている。
そして、分離反射ミラー40、42、45、48はそれぞれ同時に出射されたレーザビーム15a〜15dの光路をけることなく分離できるように光軸方向及び副走査方向に位置をずらして配置される。レーザビーム15a〜15dの副走査方向のピッチが近接しすぎて分離できない場合には、LDアレイ21A、21Bを回転調整して所定のピッチが得られるようにする。
fθレンズ10a〜10dは、単玉のプラスチックレンズであって、光路分離光学系8により互いに平行な平面内を走査されるレーザビーム15a〜15dをそれぞれ感光体ドラム17a〜17d上の走査線位置で所定の光束径となるように結像すると共に、主走査方向の走査速度をほぼ等速とするためのfθ特性を備えたレンズまたはレンズ群である。
そして、副走査方向において、fθレンズ10の結像位置と第1シリンドリカルレンズ3A、3B及び第2シリンドリカルレンズ5A、5Bの結像位置とは光学的に共役の関係となっている。それにより、ポリゴンミラー6の面倒れによる走査線の副走査方向のずれが著しく低減される面倒れ補正光学系を構成している。
折り返しミラー11は、ポリゴンミラー6で変更されたレーザビーム15a〜15dのうち、非画像領域の走査開始側の光束を光軸に交差する方向に折り曲げ、同期センサユニット12に導くための光学素子である。
同期センサユニット12は、光束を適宜形状に集光・整形して、光検知のS/N比を向上させる同期検知用レンズ51と、同期検知用レンズ51を透過して集光された光束を検知する水平同期センサ52とからなる。水平同期センサ52は、例えばPINフォトダイオードなどの光束応答性を有する光検出センサなどからなる。水平同期センサ52には、光検知出力の発生タイミングを信号化する電気回路を接続され、レーザ走査ユニット1の外部に水平同期信号を出力できるように構成されている。なお、このような電気回路はIC化され、水平同期センサ52の近傍に一体に形成されていてもよい。
次に、以上の構成からなる本実施形態の光走査装置の動作について説明する。
まず、レーザ走査ユニット1の外部からポリゴンミラー6を回転駆動する駆動信号を入力し、ポリゴンミラー6を等速回転する。そして、少なくともLDアレイ21Bにより、レーザビーム15dがDC点灯する。
そして、レーザビーム15dは、LDアレイ21Bから発散光として出射された後、コリメートレンズ23B、アパーチャ25Bと透過して、所定の光束径を有する平行光束となり、第1シリンドリカルレンズ3Bに入射する。
第1シリンドリカルレンズ3Bに入射したレーザビーム15dは、第1シリンドリカルレンズ3Bにより、副走査方向に集光され、第1調整ミラー31B、第2調整ミラー32Bにより光路をZ字状に折り返されて第2シリンドリカルレンズ5Bに入射する。
第2シリンドリカルレンズ5Bに入射したレーザビーム15dは、第2シリンドリカルレンズ5Bにより、主走査方向に集光され、ポリゴンミラー6の反射面近傍で副走査方向に結像され、主走査方向に延びるほぼ線状の光束となる。そして、ポリゴンミラー6により主走査方向に偏向される。
ポリゴンミラー6により偏向されたレーザビーム15dは、分離反射ミラー40、41により光路を折りたたまれてfθレンズ10dに入射する。fθレンズ10dに入射するとその結像作用により、感光体ドラム17dの走査線上に結像する。そして、偏向角が等速で増大すると共に、fθレンズ10dのfθ特性により、走査線上で図1の矢印Z2方向に等速で走査される。
ここで、レーザビーム15dは、走査開始側において折り返しミラー11により折り返されて同期センサユニット12に入射する。そして、同期センサユニット12は、所定の位置にレーザビーム15dが到達したとき、水平同期信号を出力すると共に、レーザビーム15dを一時的に消灯する。そして所定の遅延の後、この水平同期信号からLDアレイ21Bを変調する変調信号が入力され、レーザビーム15dはこの変調信号に従って変調される。
このようにして、ポリゴンミラー6の1反射面による偏向走査が終了すると、次の反射面で同一の走査が行われ、画像信号に応じて変調されたレーザビーム15dが走査線上に繰り返し走査される。一方、感光体ドラム17dは、副走査方向に一定線速で回転される。そのため、感光体ドラム17d上をレーザビーム15dが2次元スキャンすることになり、感光体ドラム17d上に潜像が形成される。
画像形成システムが、黒色印字を行うモードであれば、上記により作像が進められ、モノクロ画像が形成される。
一方、上述と同様にレーザビーム15a〜15cは、光路分離光学径8における光路が異なるだけでほぼ同様にして、感光体ドラム17a〜17c上を走査することができる。
そして、レーザビーム15a〜15cは、ポリゴンミラー6の反射面に入射する直前の光路が第1調整ミラー31A、31B及び第2調整ミラー32A、32Bの作用により、副走査方向に沿う平面上に平行に整列されるため、ポリゴンミラー6に対する入射角が同一となる。そして、fθレンズ10a〜10dに対する走査画角も同一となる。その結果、レーザビーム15a〜15cは、光路分離光学系8、fθレンズ10a〜10dなどの製作誤差、配置誤差などによる相違を除いてほぼ同一の走査特性、有効走査領域を備えるものとなる。
つまり、各レーザビーム15a〜15cの走査はほぼ同期しているので、例えばフルカラー画像を印字する場合にレーザビーム15dによる水平同期信号を基準としてレーザビーム15a〜15cの書き出しタイミングを正確に決めることができる。すなわち、書き出し開始信号の遅延時間を同一にしても、ポリゴンミラー6の分割精度などによる反射面固有の誤差は各レーザビーム15a〜15dに共通であるから、光路分離光学系8、fθレンズ10a〜10dなどに依存する装置固有の位置ずれが生じるだけである。そこで、本実施形態によれば、これは、これらレーザビーム15a〜15dごとに書き出し開始信号の遅延時間を微調整することで容易に補正できるものである。
このように構成されたレーザ走査ユニット1によれば、主走査方向にパワーを有し、LDアレイ21A、21Bから放射されるレーザビーム15a〜15dを主走査方向に収束する第2シリンドリカルレンズ5A、5Bをマルチビーム光源2とポリゴンミラー6との間に設けることによって、fθレンズ10a〜10dのパワーを小さくすることができる。したがって、fθレンズ10a〜10dの形状を均肉化することができるので、レンズ成形が容易になるとともにコストの低下が図れる。
また、第2シリンドリカルレンズ5A、5Bをマルチビーム光源2とポリゴンミラー6との間に設けることによって、光学系の主走査倍率が小さく抑えられている。したがって、走査装置の調整誤差や製造誤差の許容度を大きくすることができる。
また、第1シリンドリカルレンズ3A、3Bが副走査方向の光束を、第2シリンドリカルレンズ5A、5Bが主走査方向の光束をそれぞれ独立して結像させることにより、主走査方向、副走査方向のそれぞれの焦点位置を独立に調整することができる。
さらに、温度変化に対する保持部材27の焦点ずれ量と、第2シリンドリカルレンズ5A、5B及びfθレンズ10a〜10dの焦点ずれ量とが互いに打ち消しあうように構成されているので、環境変動時の性能変化を抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、フルカラー画像形成システムにおいて各色をマルチビーム走査するものに用いてもよく、8つの光源を用いて各色2ビームずつ走査するようにしてもよい。
次に、本発明にかかるレーザ走査ユニット1の温度変化に対する焦点ずれ量を、図3を用いた数値実施例により具体的に説明する。ここで、図3は、本実施例にかかるレーザ走査ユニット1の主走査方向における光路を説明するための説明図である。
以下に、数値実施例の、光学系の構成パラメータを示す。図3に表記されたr、n(iは整数)は、下記に示す光学系の構成パラメータのr、nにそれぞれ対応する。また、面間隔については25℃におけるものを表記しており、屈折率については波長783nmにおけるものを表記している。また、ポリゴンミラー6における入射角と反射角との和であるαは、65°としている。
面番号 曲率半径[mm] 面間隔[mm] 屈折率
1 r1 = ∞(光源)
2 r2 = 265 d1 = 18.87
3 非球面[1] d2 = 2 n23= 1.576
4 主走査方向r3a= ∞(平面) d3 = 22
副走査方向r3b= 103
5 r5= ∞(平面) d4 = 3 n3 = 1.511
6 主走査方向r6a= 211 d5 = 157
副走査方向r6b= ∞(平面)
7 r7= ∞(平面) d6 = 3 n5 = 1.503
8 r8= ∞(平面) d7 = 40.48
9 非球面[2] d8 = 144.52
10 非球面[3] d9 = 15 n10= 1.503
11 r11= ∞(平面) d10= 8
12 r12= ∞(平面) d11= 2 n16= 1.511
13 ∞(像面) d12= 156
ここで、本実施例における回転対称非球面を表現するための座標系と、曲面式について説明する。
座標系は、副走査方向をX軸、主走査方向をY軸、光の進行方向を正とした光軸(軸上主光線)をZ軸であり、右手直交座標系となっている。
そして、コリメートレンズ23Bの出射面である面番号3の非球面定義式は、式1に示すようになっている。
Figure 2005283639
上記式1において、Cは曲率半径の逆数、kはコーニック定数(円錐定数)であり、r=√(x+y)である。また、a、b、c、dはそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
また、fθレンズ10dの入射面及び出射面である面番号9、10の非球面定義式は、式2に示すようになっている。
Figure 2005283639
上記式2において、cは主走査方向の曲率半径の逆数、cは副走査方向の曲率半径の逆数であり、Y=√(y)である。また、ΣAは式3、ΣBは式4に示すようになっている。
Figure 2005283639
Figure 2005283639
非球面[1]
曲率半径 r3 = 12.075
k=-7.6722x10-1
a= 7.8967x10-6 b= 1.8077x10-8 c=-1.2414x10-9 d= 1.6923x10-11

非球面[2]
主走査方向
曲率半径 r9a= 160.449
y>0のとき
k = 0
A4 =-1.6004x10-6 A6 = 1.6687x10-9 A8 =-2.9158x10-13 A10=-7.9890x10-17
A3 =-6.9062x10-7 A5 = 1.5387x10-8 A7 =-3.5950x10-11 A9 = 1.2314x10-15
B4 = 0 B6 = 0 B8 = 0 B10= 0
B3 = 0 B5 = 0 B7 = 0 B9 = 0
y≦0のとき
k =0
A4 = 3.4929x10-7 A6 = 7.1298x10-10 A8 = 2.1438x10-13 A10= 3.0461x10-18
A3 =-9.6570x10-6 A5 =-2.6498x10-8 A7 =-1.5641x10-11 A9 =-1.4091x10-15
B4 = 0 B6 = 0 B8 = 0 B10= 0
B3 = 0 B5 = 0 B7 = 0 B9 = 0

副走査方向
曲率半径 r9b=-135.335

非球面[3]
主走査方向
曲率半径 r10a= 257
y>0のとき
k = 0
A4 =-1.5010x10-6 A6 = 2.0157x10-9 A8 =-2.0990x10-13 A10=-6.8089x10-17
A3 =-9.1236x10-7 A5 = 4.4772x10-9 A7 =-4.0528x10-11 A9 = 1.0677x10-14
B4 = 8.7154x10-8 B6 =-3.0748x10-10 B8 = 7.6960x10-14 B10= 1.0350x10-17
B3 =-3.8363x10-6 B5 = 6.2140x10-9 B7 = 2.8536x10-12 B9 =-1.7861x10-15
y≦0のとき
k = 0
A4 = 8.7154x10-8 A6 =-3.0748x10-10 A8 = 7.6960x10-14 A10= 1.0350x10-17
A3 =-3.8363x10-5 A5 = 6.2140x10-9 A7 = 2.8536x10-12 A9 =-1.7861x10-15
B4 = 8.6452x10-8 B6 =-1.5609x10-10 B8 = 8.6804x10-14 B10= 7.3001x10-18
B3 =-3.6210x10-6 B5 = 3.7587x10-9 B7 =-2.2218x10-13 B9 =-1.4269x10-15

副走査方向
曲率半径 r10b=-32.021
本実施例における、感光体ドラム17d上での像高に対するスポット径を図4に、感光体ドラム17dから+2mmずれた位置での像高に対するスポット径を図5に、感光体ドラム17dから−2mmずれた位置での像高に対するスポット径を図6にそれぞれ示す。この図4から図6より、±2mmの焦点ずれが発生した場合のスポット径の変化は、5μm以下であり、十分小さい値であることがわかる。
ここで、レーザ走査ユニット1の温度変化に対する焦点ずれ量は、4つの要素である、LDアレイ21Bの温度変化に対する波長変化量と、保持部材27の温度変化によるLDアレイ21Bの出射面及びコリメートレンズ23Bの距離の変化量と、第2シリンドリカルレンズ5Bの温度変化に対する焦点距離の変化量と、fθレンズ10dの温度変化に対する焦点距離変化量とを、それぞれ考慮している。また、各要素の変化量は、以下の表1に示すようになっている。
なお、第1シリンドリカルレンズ3Bは、ガラスレンズであるため、温度変化に対する焦点距離の変化量が無視できるものとしている。
Figure 2005283639
表1において、dは上述したLDアレイ21Bの出射面とコリメートレンズ23Bとの距離を、fは焦点距離を、nは屈折率を、dn/dtは屈折率の温度係数を、Δtは温度変化量を、αは熱膨張係数をそれぞれ示している。そして、第2シリンドリカルレンズ5B及びfθレンズ10dの焦点距離の変化量を示す第1項は屈折率変化に対する焦点距離のずれ量を、第2項は形状変化に対する焦点距離のずれ量をそれぞれ示している。
ここで、保持部材27の熱膨張係数を3.7×10−5とすると、LDアレイ21Bの出射面とコリメートレンズ23Bとの距離の変化量は、2.4×10−2[mm]となる。また、第2シリンドリカルレンズ5Bの主走査方向、fθレンズ10dの主走査方向及び副走査方向の数値データは、以下の表2に示すようになっている。
Figure 2005283639
ここで、f(25℃)は、25℃のときの焦点距離を、f(55℃)は55℃のときの焦点距離をそれぞれ示している。
以上より、LDアレイ21Bの波長変化による光学系全体の焦点ずれ量と、LDアレイ21Bの出射面及びコリメートレンズ23Bの距離変動による光学系全体の焦点ずれ量と、第2シリンドリカルレンズ5Bの焦点変動による光学系全体の焦点ずれ量と、fθレンズ10dの焦点変動による光学系全体の焦点ずれ量とは、それぞれ主走査方向及び副走査方向において以下の表3に示すようになった。
なお、各数値において、+は上述した軸上主光線であるZ軸の正方向と同じである。
Figure 2005283639
これより、fθレンズ10dの温度変化時の焦点ずれ量は、マルチビーム光源2の温度変化時の焦点ずれ量とそのずれ方向が互いに異なるように構成することで、25℃から55℃の温度変化に対する光学系の主走査方向及び副走査方向の焦点ずれ量がそれぞれ±2.0mmの範囲内であることを確認した。したがって、環境変動時の性能変化をより抑制できる。
本発明の一実施形態における光走査装置を示す概略平面説明図である。 本発明の一実施形態における光走査装置を示すもので、(a)は正面視説明図、(b)は副走査方向断面における光路の一部を説明するための模式説明図である。 本発明の実施例における光走査装置の主走査方向における光路を説明する説明図である。 本発明の実施例における光走査装置の感光体ドラム上での像高に対するスポット径を示すグラフである。 本発明の実施例における光走査装置の感光体ドラム上から+2mmずれた位置での像高に対するスポット径を示すグラフである。 本発明の実施例における光走査装置の感光体ドラム上から−2mmずれた位置での像高に対するスポット径を示すグラフである。
符号の説明
1 レーザ走査ユニット(光走査装置)
2 マルチビーム光源
3A、3B 第1シリンドリカルレンズ(第1集光素子)
5A、5B 第2シリンドリカルレンズ(第2集光素子)
6 ポリゴンミラー(光偏向手段)
10a〜10d fθレンズ(単玉プラスチックfθレンズ)
21A、21B LDアレイ(半導体レーザアレイ)
23A、23B コリメートレンズ
27 保持部材

Claims (4)

  1. 収束光を走査線上に繰り返し走査する光走査装置であって、
    平行光束を射出する光源と、
    該光源から射出された平行光束を副走査方向に集光する第1集光素子及び主走査方向に集光する第2集光素子と、
    該第1及び第2集光素子により集光された光束を主走査方向に偏向する光偏向手段と、
    該光偏向手段により偏向された光束を前記走査線上に収束させる単玉プラスチックfθレンズとを備えることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1集光素子がガラスレンズであると共に、前記第2集光素子がプラスチックレンズであることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記光源は、半導体レーザ、コリメートレンズ及びこれらを保持する保持部材によって構成され、
    温度変化時において、前記半導体レーザの波長変化による焦点ずれ量と、前記保持部材の熱収縮による焦点ずれ量と、前記第2集光素子の焦点距離変化による焦点ずれ量と、前記単玉プラスチックfθレンズの焦点距離変化による焦点ずれ量とのすべてを加算した量が、±2mm以内であることを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 前記光偏向手段1つに対して、前記光源と、前記第1及び第2集光素子とがそれぞれ複数設けられることにより、複数光束を異なる走査線上に同時に走査することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光走査装置。
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