JP2005281979A - 内装下地材 - Google Patents

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Morio Hayashi
守男 林
Tomoyoshi Kubota
智芳 久保田
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Abstract

【課題】 強度の弱い石膏ボードを補強することができて強度を高めることができ、しかもクロス等の表面材だけではなく腰壁等の固着具によって取付けられる表面材をも簡単且つ強固に取付けることができ、さらには優れた耐火性を有し尚且つ軽量で厚みが薄くコストの低い内装下地材を提供する。
【解決手段】 石膏ボード2の裏面に有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層3を積層する。繊維板の裏面に難燃塗料を塗布する。
【選択図】 図1

Description

本発明は石膏ボードの裏面に補強層を積層した内装下地材に関するものである。
従来から部屋の壁や天井等を形成するのに用いられる内装下地材としては、火災時にも耐え得るように耐火性に優れた難燃性を有する石膏ボードよりなる内装下地材が用いられており、例えば特許文献1には現場で釘打ちや接着にて胴縁のような木製下地材に取り付けられる石膏ボードよりなる内装下地材が開示されている。しかしこの石膏ボードよりなる内装下地材は内装下地材単体としての強度が弱く耐震性に問題があり、またこの石膏ボードよりなる内装下地材には釘等の固着具を打入しても固着具の先端部を内装下地材に強固に固着することができないといった問題があり、このため内装下地材の表面に腰壁や木質壁等の表面材を取付ける場合は、内装下地材の裏面側にある胴縁等の下地材を狙って内装下地材の表面側から固着具を打入しなければならず煩雑な施工が必要である。また上記表面材としては内装下地材の表面に接着により取付けられるクロス等の表面材も知られており、このものにあっては固着具を打入する必要がないので簡単に内装下地材に表面材を取付けることができるが、このように簡単に取付けることができる表面材がクロス等の貼着により取付けられるものに限られることは様々な表面材を利用したいという顧客のニーズに対応できないといった問題がある。
そこで本発明者は本発明に至る過程において石膏ボードの裏面に有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層を積層してなる内装下地材を想起した。このものは補強層により強度の弱い石膏ボードを補強して内装下地材単体としての強度を高めることができ、しかもこのものは石膏ボードの表面側から打入した固着具の先端部を確実に有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層に固着することが可能となるため、上記腰壁等の表面材を簡単に取付けることができないといった問題を解消できる。しかしながら上記石膏ボードの裏面を補強層にて補強してなる内装下地材にあっては、その表面側に限っては難燃性を有する石膏ボードを配しているため耐火性の問題はないが、裏面側には難燃性を有さない有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層が配されているため、耐火性に問題が生じる。また上記補強層の裏面に更に難燃性を有する板材を積層して耐火性に優れた内装下地材を形成することも考えられるがこの場合コストがかかりまた重量、厚みが大きくなるといった問題が生じる
特開2002−276127特開号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、強度の弱い石膏ボードを補強することができて強度を高めることができ、しかもクロス等の表面材だけではなく腰壁等の固着具によって取付けられる表面材をも簡単且つ強固に取付けることができ、さらには優れた耐火性を有し尚且つ軽量で厚みが薄くコストの低い内装下地材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る内装下地材1は、石膏ボード2の裏面に有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層3を積層し、繊維板の裏面に難燃塗料を塗布して成ることを特徴とする。
このように石膏ボード2の裏面に有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層3を積層することで、補強層3により強度の弱い石膏ボード2を補強して内装下地材1単体としての強度を高めることができ、しかも石膏ボード2の表面側から打入した固着具の先端部を有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層3に固着することが可能となるため、クロス等の表面材10だけではなく腰壁等の固着具によって取付けられる表面材をも簡単且つ強固に取付けることができ、さらには上記石膏ボード2を補強するための補強層3は有機質繊維により形成された繊維板からなるため難燃性を有していないが、この補強層3の表面は難燃性を有する石膏ボード2で覆われており、しかも裏面には難燃塗料を塗布してあるので、重量が大きくなったり大幅にコストアップすることがなく優れた耐火性を有する内装下地材1を形成できる。
また上記繊維板の一方の側面に雌実部5を形成すると共に他方の側面に前記雌実部5に実結合される雄実部6を形成し、石膏ボード2の表面と側端面によって形成される角部を面取りして面取り部7を形成することも好ましい。
内装下地材1を建物躯体に複数枚並べて施工する際に、隣接する内装下地材1の内、一方の内装下地材1の雄実部6を他方の内装下地材1の雌実部5に実結合することができて、複数枚の内装下地材1の施工を簡略化できるのは勿論、このように結合した際には隣接する内装下地材1の内、一方の内装下地材1の面取り部7と他方の内装下地材1の前記面取り部7に対向する箇所との間に継ぎ目溝8が形成されることとなり、該継ぎ目溝8に容易にパテ材9を埋めることができるようになり、これにより隣接する内装下地材1の表面同士をパテ材9の表面にて容易に平滑に連続させることができる。
本発明では、強度の弱い石膏ボードを補強することができて強度を高めることができ、しかもクロス等の表面材だけではなく腰壁等の固着具によって取付けられる表面材をも簡単且つ強固に取付けることができ、さらには優れた耐火性を有し尚且つ軽量で厚みが薄くコストの低い内装下地材を提供できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。本実施形態の内装下地材1は正面視矩形状(具体的には900mm×900mm又は900mm×1800mm)且つ板状の図1に示す加工前部材1aを工場にて図2に示すように加工してなるものであって、該加工前部材1aは、石膏ボード2と、石膏ボード2の部屋側とは反対の面である裏面に積層した補強層3、塗料層4との3層で構成されている。
石膏ボード2は従来から公知のものであって石膏からなる石膏板2aの表裏面両方に紙2bを貼着してなるものである。
補強層3は有機質繊維により形成された繊維板からなり、該繊維板としてはOSB、パーティクルボード、MDF、HDF、ケナフ、合板、古紙等が挙げられる。補強層3の石膏ボード2側の面である表面全部は石膏ボード2の裏面全部に接着剤により直接貼着されている。ここで接着剤としては、水性ビニルウレタン系接着剤、酢酸ビニル系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、ウレタン系接着剤、PUR接着剤等が挙げられる。
具体的に本実施形態では上記石膏ボード2の石膏板2aの厚みを4mmとし且つ補強層3の厚みを8mmとして約12mmの厚みを有する内装下地材1や、又石膏ボード2の石膏板2aの厚みを5mmとし且つ補強層3の厚みを10mmとして約15mmの厚みを有する内装下地材1を形成する。ここで上記石膏ボード1の石膏板2aの厚みとしては加工前部材1a(内装下地材1)全体の厚みに対して50%以下が好ましく、さらに好ましくは30%が良い。
上記補強層3の石膏ボード2とは反対側の面である裏面の全体には均一に難燃塗料を塗布しており(1〜3g/尺)、これにより補強層3の裏面に塗料層4を積層している。なお本実施形態では上記石膏ボード2の裏面全体に更に吸水防止剤を塗布したり、また吸水防止剤を混入した難燃塗料を塗布することで、前記塗料層4を形成しているものとする。
そして上記石膏ボード2及び補強層3及び塗料層4を一体に積層してなる平面視矩形状の加工前部材1aは工場にて以下のように加工されて内装下地材1が形成される。図2に示すように正面視矩形状の補強層3の対向する2辺の夫々を形成する側端面の内、一方の側端面には一体に雌実部5を形成してあり、他方の側端面には前記雌実部5に実結合される雄実部6を一体に形成している。ここで雌実部5は補強層3の一方の側端面の厚み方向中央部を内側に凹ませた凹部からなり、雄実部6は他方の側端面の厚み方向中央部を外側に突出させた凸部からなるものとする。
また石膏ボード2の表面と側端面とによって形成される角部は面取りしており、これにより平面視矩形状の石膏ボード2の4辺全てに面取り部7を形成している。ここで石膏ボード4の4辺夫々に形成した面取り部7は辺全長に亙って形成されているものとし、また4辺全ての面取り部7は同じ面取り寸法且つ同じ面取り角度で面取り加工してなるものとし、具体的には5C以下(図示例では3C)のC面取り加工により形成されているものとする。なお本実施形態では4辺全てに面取り部7を形成したが、対向する2辺にのみ面取り部7を形成しても良いものとする。
上記内装下地材1は石膏ボード2の裏面に補強層3を積層してあるので、補強層3により強度の弱い石膏ボード2を補強して内装下地材1単体としての強度を高めることができる。また有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層3は難燃性を有していないが、この補強層3の表面は難燃性を有する石膏ボード2で覆われており、また該石膏ボード2の裏面には難燃塗料を塗布してあるので、重量や厚みが大きくなったり大幅にコストアップすることなく優れた耐火性を有する内装下地材1を形成できる。
そして上記内装下地材1を建物に施工する場合は、内装下地材1を複数枚並べて配置すると共に、隣接する内装下地材1の内、一方の内装下地材1の雌実部5に他方の内装下地材1の雄実部6を嵌入して実結合し、同時に各内装下地材1を固着具等により胴縁等の下地材に取付ける。このように実結合により内装下地材1の端部同士を接続すると、隣接する内装下地材1間には図3に示すように一方の内装下地材1の面取り部7と該面取り部7に対向する他方の内装下自在の面取り部7によって内装下地材1の表面側に開口する継ぎ目溝8が形成されることとなる。
ところで上記のように建物に施工した複数枚の内装下地材1の表面(即ち石膏ボード1の表面)には隣接する内装下地材1に跨るように表面材が取付けられるのだが、上記のように実結合にて内装下地材1同士を連結した場合には、内装下地材1の寸法誤差等により隣接する内装下地材1の表面が完全には面一とならず、これにより隣接する内装下地材1間に段差ができてしまい、結果内装下地材1の表面にクロス等の表面材10を段差なく取付けられないといった問題が生じる。そこで例えばクロス等の表面材10を石膏ボード2の表面に取付ける場合には以下のようにして行う。即ち図3に示すように上記隣接する内装下地材1間に形成された継ぎ目溝8にパテ材9を埋め、これにより隣接する内装下地材1の表面同士を継ぎ目溝8に充填したパテ材9の表面にて平滑に連続させ、この後、クロス等の表面材10を接着により内装下地材1の表面に貼着する。これによりクロス等の表面材10を石膏ボード2の表面に段差なく取付けることができて見栄えが良くなる。この時継ぎ目溝8は内装下地材1の裏面側程溝幅が小さくなるように形成されるため、継ぎ目溝8に充填したパテ材9は継ぎ目溝8からはみ出にくく、従ってパテ材9を容易に継ぎ目溝8に充填することができる。
なお上記ではクロス等の表面材10を内装材1に取付けた例を示したが、腰壁等の固着具によって取付けられる表面材を内装下地材1に取り付けても良いものとする。即ちこの場合は、内装下地材1の表面に腰壁等の表面材を当接し、この後表面材の表面側(即ち部屋側)から釘等の固着具を石膏ボード2の表裏を貫通するように打入して、該固着具の先端部を補強層3に固着する。つまり上記した内装下地材1は石膏ボード2の裏面に補強層3を積層してあるので、該繊維板からなる補強層3に固着具の先端部を強固に固着できるのである。またこの場合、石膏ボード2の裏面には全体に補強層3を積層してあるので、従来例に示したように胴縁を狙って固着具を打入する必要がなく、石膏ボード2の表面側から打入した着具の先端部を確実に有機質繊維により形成された固着することが可能となり、従って容易且つ強固に腰壁等の表面材を内装下地材1に取り付けることができる。
なお本実施形態では上記平面視矩形状の加工前部材1aを図2に示すように加工したものを内装下地材1としたが、上記加工前部材1を加工せず該加工前部材1aをそのまま内装下地材1としても良いものとする。
本発明の実施の形態の一例を示し、図は内装下地材の断面図である。 同上の加工前部材を示す断面図である。 同上の内装下地材同士を接続した状態を示す断面図である。 同上の内装下地材の表面にクロスを貼着した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 内装下地材
2 石膏ボード
3 補強層
4 塗料層
5 雌実部
6 雄実部
7 面取り部

Claims (2)

  1. 石膏ボードの裏面に有機質繊維により形成された繊維板からなる補強層を積層し、繊維板の裏面に難燃塗料を塗布して成ることを特徴とする内装下地材。
  2. 上記繊維板の一方の側端面に雌実部を形成すると共に他方の側端面に前記雌実部に実結合される雄実部を形成し、石膏ボードの表面と側端面によって形成される角部を面取りして面取り部を形成して成ることを特徴とする請求項1記載の内装下地材。
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