JP2005280898A - トラック入場管理システム - Google Patents

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英文 平沢
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Abstract

【課題】 コンテナターミナルにおけるコンテナの成りすまし盗難、誤搬出を防止する。
【解決手段】 入場ゲート26にはナンバープレート43を撮影するためのビデオカメラ44が設置されており、このビデオカメラ44によって撮影されたナンバープレート43の画像からトラックTのナンバーが、画像認識システム46によって文字情報に変換される。また、トラックマスターテーブル48には事前に登録されたトラックTのナンバーが記憶されている。ゲート受付処理プログラム52は、画像認識システム46によって認識されたナンバーが、トラックマスターテーブル48に記憶されているか否かを判定し、肯定されると遮断機51を上げてトラックTの入場を許可し、否定されると遮断機51を閉鎖状態に維持し、ブザー53から警報を発令する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、荷物の搬入、搬出が行われるターミナルへのトラックの入場の管理を行うトラック入場管理システムに関する。
コンテナターミナルのヤード内には、これから船積みされるコンテナ、及び船からヤードに揚げられたコンテナが蔵置されている。ヤードに揚げられたコンテナは、コンテナを搭載せずにコンテナターミナルに入場したトラックに搭載されてコンテナターミナルから搬出される。
ここで、トラックがコンテナターミナルへ入退場するゲートは、省人化、効率化のために受付装置が設置された無人ゲートとなっていることが多く、トラックのゲートでの受付処理は、受付装置で入力された予約番号等の情報をゲートから離れたオペレーションルームで受付けて帳票を発行する所謂ブースレスゲートシステムによって行われている(例えば、特許文献1参照)。
このため、予約番号を不正に知得した第三者が、コンテナの搬出を予約していた運送業者に成りすまして無人ゲートを通過してコンテナを盗難する成りすまし盗難や、別のコンテナの搬出を予約していた第三者によるコンテナの誤搬出等が発生するという問題があった。
特開2001−213522号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、コンテナの搬出を予約していない第三者、又は別のコンテナの搬出を予約していた第三者によるコンテナターミナルからのコンテナの誤搬出を防止することを目的とする。
請求項1に記載のトラック入場管理システムは、荷物の搬入、搬出が行われるターミナルへのトラックの入場の管理を行うトラック入場管理システムであって、入場ゲートからターミナルへ入場するトラックの車両識別情報を読取る車両識別情報読取り手段と、事前に登録されたトラックの車両識別情報を記憶する車両識別情報記憶手段と、前記車両識別情報読取り手段によって読取られたトラックの車両識別情報が、前記車両識別情報記憶手段に記憶されていなければ当該車両識別情報のトラックのターミナルへの入場を禁止する入場管理手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載のトラック入場管理システムでは、トラックが入場ゲートからターミナルへ入場する際、ナンバープレートに記されたトラックのナンバー等の車両識別情報が、撮影した画像の文字情報を認識する機能(所謂OCR機能)を備えるデジタルカメラ等の車両識別情報読取り手段によって読取られる。また、ターミナルへの入場を許可されたトラックの車両識別情報は事前に登録され、車両識別情報記憶手段によって記憶されている。
入場管理手段は、車両識別情報読取り手段によって読取られた車両識別情報が、車両識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されていなければゲートの閉鎖等でトラックのターミナルへの入場を禁止する。
これによって、ターミナルでコンテナ等の搬出の予約をしている運送業者から不正に予約番号等の情報を知得した第三者が、この不正に知得した予約番号等の情報を使って入場ゲートからターミナルへ入場しようとしても、ナンバーが登録されていないトラックではターミナルへ入場することができない。従って、予約番号を不正に知得した第三者が、コンテナ等の搬出を予約していた運送業者に成りすまして無人ゲートを通過してコンテナ等を盗難する成りすまし盗難を防止できる。
請求項2に記載のトラック入場管理システムは、請求項1に記載のトラック入場管理システムであって、事前に予約された予約者識別情報を記憶する予約者識別情報記憶手段と、入場ゲートで予約者識別情報を受付ける予約者識別情報受付手段と、を有し、前記車両識別情報記憶手段は、トラックの車両識別情報と共に事前に登録された当該トラックの所有者識別情報を記憶し、前記入場管理手段は、前記車両識別情報読取り手段によって読取られ、前記車両識別情報記憶手段によって記憶されている車両識別情報のトラックの所有者識別情報と、前記予約者識別情報受付手段によって受付けられ、前記予約者識別情報記憶手段に記憶されている予約者識別情報が、一致しなければ当該車両識別情報のトラックのターミナルへの入場を禁止することを特徴とする。
請求項2に記載のトラック入場管理システムでは、トラックの車両識別情報と共に運送業者等の当該トラックの所有者を識別するための所有者識別情報が、事前に登録され、車両識別情報記憶手段によって記憶されている。また、事前に荷物の搬出予約をした運送業者等を識別するための予約者識別情報が、予約者識別情報記憶手段に記憶されている。入場ゲートでは、予約者識別情報受付手段が、予約番号の受付等により予約者識別情報を受付ける。
上述したように、入場管理手段は、車両識別情報読取り手段によって読取られた車両識別情報が、車両識別情報記憶手段に記憶されていなければトラックのターミナルへの入場を禁止するが、記憶されていたとしても、車両識別情報記憶手段に記憶されている当該車両識別情報のトラックの所有者識別情報が、予約者識別情報受付手段によって受付けられ、予約者識別情報記憶手段に記憶されている予約者識別情報と一致しなければ、このトラックのターミナルへの入場を禁止する。
即ち、事前に登録された他のトラックの所有者識別情報が予約者識別情報受付手段によって受付けられたことになり、このままでは、他のトラックの所有者が搬出する予定のコンテナ等が誤って搬出されてしまう。このため、入場管理手段は、誤った予約者識別情報で受付を行ったトラックの入場を禁止する。これによって、コンテナ等の誤搬出を未然に防止することができる。
請求項3に記載のトラック入場管理システムは、荷物の搬入、搬出が行われるターミナルへのトラックの入場の管理を行うトラック入場管理システムであって、入場ゲートからターミナルへ入場するトラックの車両識別情報を読取る車両識別情報読取り手段と、事前に登録されたトラックの車両識別情報を記憶する車両識別情報記憶手段と、前記車両識別情報読取り手段によって読取られたトラックの車両識別情報が、前記車両識別情報記憶手段に記憶されていなければ警告する警告手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載のトラック入場管理システムでは、警告手段が、車両識別情報読取り手段によって読取られた車両識別情報が車両識別情報記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されていなければ警報を鳴らす等して当該トラックのドライバーに対して警告し、周囲の警備員等に知らせる。
これによって、ターミナルでコンテナ等の搬出の予約をしている運送業者から不正に予約番号等の情報を知得した第三者が、この不正に知得した予約番号等の情報を使って入場ゲートからターミナルへ入場しようとする行為を、警備員等に発見させることができる。従って、予約番号を不正に知得した第三者が、コンテナ等の搬出を予約していた運送業者に成りすまして無人ゲートを通過してコンテナ等を盗難する成りすまし盗難を防止できる。
請求項4に記載のトラック入場管理システムは、請求項3に記載のトラック入場管理システムであって、事前に予約された予約者識別情報を記憶する予約者識別情報記憶手段と、
入場ゲートで予約者識別情報を受付ける予約者識別情報受付手段と、を有し、前記車両識別情報記憶手段は、トラックの車両識別情報と共に事前に登録された当該トラックの所有者識別情報を記憶し、前記入場管理手段は、前記車両識別情報読取り手段によって読取られ、前記車両識別情報記憶手段によって記憶されている車両識別情報のトラックの所有者識別情報と、前記予約者識別情報受付手段によって受付けられ、前記予約者識別情報記憶手段に記憶されている予約者識別情報が、一致しなければ警告することを特徴とする。
請求項4に記載のトラック入場管理システムでは、警告手段が、車両識別情報読取り手段によって読取られた車両識別情報が車両識別情報記憶手段に記憶されていなければ、トラックのドライバーに対して警報を鳴らす等して警告するが、記憶されていたとしても、車両識別情報記憶手段に記憶されている当該車両識別情報のトラックの所有者識別情報が、予約者識別情報受付手段によって受付けられ、予約者識別情報記憶手段に記憶されている予約者識別情報と一致しなければ、このトラックのドライバーに対して警告し、周囲の警備員等に知らせる。
即ち、所有者識別情報によって事前に登録された他のトラックの所有者識別情報が受付けられたことになり、このままでは、他のトラックの所有者が搬出する予定のコンテナ等が誤って搬出されてしまうので、警告手段は、誤った予約者識別情報の受付を行ったトラックのドライバーに対して警告する。これによって、コンテナ等の誤搬出を未然に防止することができる。
請求項5に記載のトラック入場管理システムは、請求項1乃至4の何れかに記載のトラック入場管理システムであって、前記車両識別情報がトラックのナンバーであることを特徴とする。
請求項5に記載のトラック入場管理システムでは、車両識別情報としてトラックのナンバーが車両識別情報記憶手段によって記憶されており、車両識別情報読取り手段によってトラックのナンバーが読取られる。そして、入場管理手段又は警告手段が、車両識別情報読取り手段によって読取られたナンバーが車両識別情報記憶手段によって記憶されているか否か等を判定する。
即ち、既存のナンバープレートに記されているナンバーによって、ターミナルへの入場を許可されたトラックであるか否か等を判定するようにし、ターミナルへの入場を許可したトラックに無線タグ等を搭載する必要が無いので、コストを低減できる。
請求項6に記載のトラック入場管理システムは、請求項5に記載のトラック入場管理システムであって、前記車両識別情報読取り手段が、入場ゲートからターミナルへ入場するトラックのナンバーを撮影する撮影手段と、前記撮影手段によって撮影された画像からトラックのナンバーを認識するナンバー認識手段と、を有することを特徴とする。
請求項6に記載のトラック入場管理システムでは、トラックのナンバーが撮影手段によって撮影され、そして、ナンバー認識手段が、撮影手段によって撮影された画像からトラックのナンバーを文字情報として認識する。これによって、車両識別情報記憶手段に記憶されたナンバーと撮影手段によって撮影されたナンバーとの照合を行うことができる。
本発明は上記構成にしたので、コンテナの搬出を予約していない第三者、又は別のコンテナの搬出を予約していた第三者によるコンテナターミナルからのコンテナの誤搬出を防止できる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、コンテナターミナル管理システム10(図2、図3参照)によってコンテナCの管理が行われているコンテナターミナル12には、複数隻の船14が着岸できるようになっている。このコンテナターミナル12には、着岸した船14に沿って往復動可能とされた岸壁クレーン18が設置されており、この岸壁クレーン18が、コンテナCを船14へ船積みし、又はコンテナCを船14からコンテナターミナル12へ陸揚げする。
また、コンテナターミナル12では、コンテナターミナル10内を自由に動き回るストラドルキャリア20、トップリフター22、及びヤード16内でコンテナCを跨いで縦方向に移動するトランスファークレーン24によってコンテナCが移動されている。図2乃至図4に示すように、このストラドルキャリア20、トップリフター22、トランスファークレーン24、及び岸壁クレーン18には、車載端末25が設置されており、後述するヤード管理システム35からこの車載端末25へ作業指示が無線送信される。また、コンテナターミナル12には、コンテナを輸送するトラックTがコンテナターミナル12に出入する際に通過するゲート26が設置されている。
図2に示すように、このゲート26は、受付機28が設置されているだけの無人ゲートで、コンテナCを積んだトラックTは、この受付機28で受付処理を行ってからコンテナターミナル12へ入場する。
図3に示すように、コンテナターミナル管理システム10は、サーバ32に接続されコンテナターミナル管理システム10全体の制御を司るコントロールセンタ33、受付機28が接続されたブースレスゲートシステム36、ストラドルキャリア20等の荷役機器の車載端末25と無線LANで接続され車載端末25に作業指示を無線送信するヤード管理システム35、船14へのコンテナCの船積み計画を行う本船プランニングシステム40、船の運航会社15や運送会社42等とネットワークで接続されたオペレータシステム34がLAN37を介して接続されて構成されている。
ここで、コンテナCを搬入するトラックTの受付機28での受付処理について説明する。図2乃至図4に示すように、コンテナCをコンテナターミナル12から船積みするための予約情報が、予め船14の運航会社15等からオペレータシステム34へ送信されている。そして、オペレータシステム34によって付与された予約受付番号が、運航会社15等に送信され、そして、運航会社15等からコンテナCの送り主へ通知されている。トラックTのドライバーは、この予約受付番号とコンテナCのコンテナ番号を、受付機28のキーボード30によって入力する。
そして、受付機28に入力された予約受付番号とコンテナ番号が、ブースレスゲートシステム36へ送信される。また、ゲート26には、コンテナCの後部の扉に記されているコンテナ番号を撮影するビデオカメラ27、コンテナCの上部を撮影するビデオカメラ31、及びトラックTの前面、特にナンバープレート43(図8参照)を撮影するビデオカメラ44(図8参照)が設置されており、ビデオカメラ27、31、44によって撮影された画像が、その他受付に必要な情報と共にブースレスゲートシステム36のモニタに表示される。
ブースレスゲートシステム36のオペレータは、モニタに表示されているコンテナ番号と予約されているコンテナ番号が一致しているか、輸出許可証等の書類が揃っているか等を確認し、問題が無ければコンテナ搬入表やIRカード等を発行する。このIRカードには予めヤードプランニングシステム38によって決められているコンテナCのヤード16内での蔵置位置の番号が記載されており、ドライバーは、ヤード16の指定された蔵置位置の近くまでトラックTを移動させる。
また、トラックTの受付処理が終了すると、自動的にヤード管理システム35に接続された無線アンテナ39からストラドルキャリア20等の荷役機器に設置された車載端末25へ作業指示情報が無線送信される。
ここで、コンテナCのヤード16内での蔵置位置を計画するヤードプランニングシステム38、及びコンテナCの船内での蔵置位置を計画する本船プランニングシステム40について説明する。
ヤードプランニングシステム38では、図5に示すように、ヤード16内でのコンテナCの蔵置状況をリアルタイムでモニタに表示できるようになっている。コンテナターミナル12のヤード16には複数(本実施形態では12)の区画1A〜4Cが設けられており、各区画1A〜4Cにはそれぞれヤード番号(例えば、1A等)が付与されている。なお、本実施形態のコンテナターミナル12では、ヤード16が、縦4列、横3行の12の区画1A〜4Cに分けられているが、左側の2列が輸出用のヤード、右側の2列が輸入用のヤードとなっている。
また、各区画1A〜4Cはさらに複数(本実施形態では21)の小区画01−01〜07−03に分けられている。この小区画01−01〜07−03にコンテナCが1台、又は重ねて数台置かれる。
また、本船プランニングシステム40では、図6に示すように、コンテナCの船内での蔵置状況をリアルタイムでモニタに表示できるようになっている。本実施形態の船14の甲板には複数の区画14Aが設けられており、各区画14Aにはそれぞれ区画番号(例えば、1A等)が付与されている。また、各区画14Aはさらに複数の小区画14Bに分けられている。この小区画14BにコンテナCが1台、又は重ねて数台置かれる。
本船プランニングシステム40のオペレータは、船積み予約を受け付けると、輸送先等を考慮してコンテナCの船内での蔵置場所を計画する。ここで、本船プランニングシステム40には、重心計算、本船傾きシュミレーション、船形情報管理を行う機能が備えられており、これらの機能によってコンテナCの船内での最適な蔵置場所が決定される。
また、本船プランニングシステム40のオペレータは、船14からコンテナターミナル10に揚げるコンテナCのヤード16での蔵置場所の割付や、揚げる順番を決定する。そして、船積みされるコンテナCの船内での蔵置場所、船から揚げられるコンテナCのヤードでの蔵置場所、揚げる順番が決定されると、岸壁クレーン18の作業スケジューリングを行う。そして、荷役手順書、ベイプランシート等各種帳票を発行する。
また、図5に示すように、ヤードプランニングシステム38のオペレータは、船積み予約を受け付けると、コンテナCを船積みする船14が着岸する順番や、本船プランニングシステム40によって決定されたコンテナCの船内での蔵置場所等を考慮して、コンテナCのヤード16での蔵置場所を決定する。
ここで、コンテナCのヤード16での蔵置場所を決定する前に、予めヤード16の所定エリアに、例えば輸送先や積み込まれる船が同一である所定のコンテナCを蔵置することを予約しておくことができ、この場合、コンテナCの輸送先や積み込まれる船14の番号等を入力するだけで、コンテナCの蔵置場所が自動的に決定される。
また、ヤードプランニングシステム38のオペレータは、例えば、ヤード16の区画1Aの小区画01の列に蔵置されていたコンテナCが船積みされると、この区画に、区画1Cの小区画01の列に蔵置されていたコンテナCをシフトさせる等のコンテナシフトプランを行う。
さらに、ヤードプランニングシステム38のオペレータは、受付機28での受付処理を終了したトラックTによってコンテナターミナル10へ搬入されたコンテナC、又は岸壁クレーン18によって船14から揚げられたコンテナCを、ヤード16の指定された蔵置位置へシフトさせるために、ストラドルキャリア20、トップリフター22、トランスファークレーン24の作業指示管理を行う。
ここで、ヤード16内での作業の説明に戻る。図2乃至図4に示すように、ストラドルキャリア20、トップリフター22の車載端末25には、指定された区画1A〜4C(図5参照)の近くに置かれたコンテナCをトランスファークレーン24の可動領域まで移動させる等の指示が送信されており、ストラドルキャリア20、トップリフター22の作業者は、この指示に従って作業を行う。
そして、トランスファークレーン24の車載端末25には、指定された小区画01−01〜07−03(図5参照)にコンテナCを蔵置する旨の指示が送信されており、トランスファークレーン24の作業者は、この指示に従って作業を行う。そして、トランスファークレーン24の作業者が、作業終了を知らせるための押ボタン(図示省略)を押すと、コンテナCが小区画01−01〜07−03に蔵置されたことがヤードプランニングシステム38に記録され、図5に示す表示画面がリアルタイムで切替えられる。
そして、コンテナCを船積みする際の指示情報が、ヤード管理システム35からトランスファークレーン24の車載端末25へ送信されており、トランスファークレーン24の作業者は、この指示に従ってコンテナCを区画1A〜4Cの外まで運び出す。トランスファークレーン24の作業者が、作業を終了し、作業終了を知らせるための押ボタンを押すと、ヤードプランニングシステム38にコンテナCが小区画01−01〜07−03から運び出されたことが記録され、図5に示す表示画面がリアルタイムで切替えられる。
そして、ストラドルキャリア20、トップリフター22の車載端末25には、トランスファークレーン24によってヤード16から運び出されたコンテナCを岸壁クレーン18の下まで移動させる旨の指示がヤード管理システム35から送信されており、作業者はこの指示に従って作業を行う。
最後に、岸壁クレーン18の車載端末25には、ヤード管理システム35から作業指示が送信されており、岸壁クレーン18の作業者は、この指示に従ってコンテナCを船14に船積みする。この際、コンテナCの船14の甲板での蔵置位置が、本船プランニングシステム40によって決められており、岸壁クレーン18の作業者は、この決められた蔵置位置にコンテナCを蔵置する。
また、船14からコンテナターミナル12へコンテナCを揚げる場合も同様に、各荷役機器の車載端末25に作業指示が送信され、各荷役機器の作業者は、この作業指示に従って作業を行う。各荷役機器の作業者が、作業終了を知らせる押ボタンを押すと、コンテナCがヤード16の小区画01−01〜07−03に蔵置された日時、蔵置位置の番号、及びコンテナCがヤード16の小区画01−01〜07−03から運び出された日時がヤードプランニングシステム38に記録され、図5に示す表示画面がリアルタイムで切替えられる。
次に、コンテナCを搬出するトラックTのコンテナターミナル12への入場を管理するトラック入場管理システムについて説明する。
図7に示すように、船14からヤード16に揚げられたコンテナCは、コンテナCを搭載せずにゲート26からコンテナターミナル12へ入場したトラックTに搭載され、このトラックTによって物流センタ等に輸送される。
図8に示すように、コンテナCを引き取りに来たトラックTのドライバーは、まず、ゲート26の受付機28で受付処理を行う。図2乃至図4に示すように、コンテナCをコンテナターミナル12から搬出するための予約情報が、予め運送会社42等からオペレータシステム34へ送信されている。そして、オペレータシステム34によって付与された予約受付番号が、運送会社42等に送信されている。トラックTのドライバーは、この予約受付番号を、受付機28のキーボード30によって入力する。
図8に示すように、ブースレスゲートシステム36は、ゲート26に設置されトラックTの前面、特にナンバープレート43を撮影するビデオカメラ44、このビデオカメラ44が無線又は優先で接続された、所謂OCR機能を有する画像認識システム46を備える。ビデオカメラ44によって撮影されたナンバープレート43の画像は、画像認識システム46に送信され、画像認識システム46によってナンバープレート43に記されているナンバー等の文字情報が電子情報に変換される。
また、ブースレスゲートシステム36は、トラックマスターテーブル48を備える。運送会社42は、所有するトラックTのナンバーを予めコンテナターミナル12の運営会社に登録する義務を負っており、トラックマスターテーブル48には、登録されたトラックTのナンバーと、そのナンバーのトラックTの所有者である運送会社42の識別コードが記憶されている。また、ブースレスゲートシステム36は、予約受付番号や運送会社42の識別コード、及びコンテナ番号等の予約情報を記憶する予約情報テーブル50を備える。
また、ゲート26には、降りた状態でトラックTの入場を阻止し、上がった状態でトラックTの入場を可能とする開閉可能な遮断機51と、警報を発令するブザー53が備えられている。この遮断機51、ブザー53は、ブースレスゲートシステム36によって作動される。
ここから、ブースレスゲートシステム36によるコンテナCを搬出するトラックTの受付処理について図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、受付機28によってコンテナ搬出用の予約受付番号が受付けられると、ブースレスゲートシステム36のゲート受付処理プログラム52が作動され、本フローが開始される。まず、ステップ100では、現在ビデオカメラ44に映っているナンバープレート43の文字情報が、画像認識システム46によって電子情報に変換される。そして、ステップ101へ進む。
ステップ101では、画像認識システム46によって認識されたナンバーがトラックマスターテーブル48に記憶されているか否かが判定され、否定されるとステップ104へ進み、肯定されるとステップ102へ進む。ステップ104では、遮断機51を閉じた状態のままにしてトラックTの入場を禁止すると共に、ブザー53を作動させて警報を発令する。
これによって、正しい予約受付番号が受付機28によって受付けられてもナンバーが登録されていないトラックTであれば、ゲート26を通過することができない。即ち、予約受付番号を運送会社42から不正に入手した第三者が、運送会社42の所有ではないトラックTでコンテナターミナル12へ入場しようとした場合、遮断機51でゲート26の通過を阻止されると共に、ブザー53から警報が鳴らされるので、コンテナターミナル12の警備員や係員等に成りすまし盗難の未遂を気付かれてしまう。
そして、ステップ102では、受付機28によって受付けられ、予約情報テーブル50に記憶されている予約受付番号によって識別される運送会社42の識別コードと、トラックマスターテーブル48に記憶されているステップ100で認識されたナンバーのトラックTの所有者の識別コードとが同一であるか否かが判定され、肯定されるとステップ103へ進み、否定されると上述したステップ104へ進む。
ステップ104では同様に、遮断機51が降りたままの状態とされ、ブザー53から警報が鳴らされる。ここで、トラックTのドライバーが予約受付番号を誤って入力し、その誤入力された予約受付番号によって他の運送会社42が認識されたとしても、当該他の運送会社42と、実際にゲート26でビデオカメラ44に映っているトラックTの所有者が一致しないので、このトラックTはゲート26を通過することができない。これによって、コンテナCの誤搬出を未然に防止できる。
そして、ステップ103では、遮断機51を上げ、トラックTの入場を許可し、本フローを終了する。
以上、本実施形態では、コンテナターミナルへのトラックの入場を管理するシステムを例に取って説明したが、これに限らず、物流センターへのトラックの入場を管理するシステム等にも本発明を適用可能である。この場合、コンテナの中に積み込む荷物の成りすまし盗難、誤搬出を防止できる。
また、本実施形態では、トラックのナンバーを認識してコンテナターミナルへの入場を許可されたトラックであるか否か、トラックの所有者が一致するか否かを判断するシステムを例に取って説明したが、これに限らず、車両識別情報を記録した無線タグを搭載し、ゲートに設置された無線タグ読取り装置によって無線タグから車両識別情報を読取って、コンテナターミナルへの入場を許可されたトラックであるか否か、トラックの所有者が一致するか否かを判断するようにしても良い。
本実施形態のコンテナターミナルを示す斜視図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムの概略を示す図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムの概略を示す図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムの概略を示す図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムのヤードプランニングシステムによるコンテナ蔵置状況リアルタイム表示画面を示す図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムの本船プランニングシステムによる船への積みプランニング表示画面を示す図である。 本実施形態のコンテナターミナルからコンテナを搬出するトラックの入退場を示す斜視図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムのブースレスゲートシステムの概略を示す図である。 本実施形態のコンテナターミナル管理システムのブースレスゲートシステムによるコンテナを搬出するトラックTの受付処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
12 コンテナターミナル(ターミナル)
26 ゲート(入場ゲート)
28 受付機(所有者識別情報受付手段)
36 ブースレスゲートシステム(トラック入場管理システム)
44 ビデオカメラ(車両識別情報読取り手段、撮影手段)
46 画像認識システム(車両識別情報読取り手段、ナンバー認識手段)
48 トラックマスターテーブル(車両識別情報記憶手段)
50 予約情報テーブル(予約者識別情報記憶手段)
51 遮断機(入場管理手段)
52 ゲート受付処理プログラム(入場管理手段、警告手段)
53 ブザー(警告手段)
C コンテナ(荷物)
T トラック

Claims (6)

  1. 荷物の搬入、搬出が行われるターミナルへのトラックの入場の管理を行うトラック入場管理システムであって、
    入場ゲートからターミナルへ入場するトラックの車両識別情報を読取る車両識別情報読取り手段と、
    事前に登録されたトラックの車両識別情報を記憶する車両識別情報記憶手段と、
    前記車両識別情報読取り手段によって読取られたトラックの車両識別情報が、前記車両識別情報記憶手段に記憶されていなければ当該車両識別情報のトラックのターミナルへの入場を禁止する入場管理手段と、
    を有することを特徴とするトラック入場管理システム。
  2. 事前に予約された予約者識別情報を記憶する予約者識別情報記憶手段と、
    入場ゲートで予約者識別情報を受付ける予約者識別情報受付手段と、を有し、
    前記車両識別情報記憶手段は、トラックの車両識別情報と共に事前に登録された当該トラックの所有者識別情報を記憶し、
    前記入場管理手段は、
    前記車両識別情報読取り手段によって読取られ、前記車両識別情報記憶手段によって記憶されている車両識別情報のトラックの所有者識別情報と、
    前記予約者識別情報受付手段によって受付けられ、前記予約者識別情報記憶手段に記憶されている予約者識別情報が、
    一致しなければ当該車両識別情報のトラックのターミナルへの入場を禁止することを特徴とする請求項1に記載のトラック入場管理システム。
  3. 荷物の搬入、搬出が行われるターミナルへのトラックの入場の管理を行うトラック入場管理システムであって、
    入場ゲートからターミナルへ入場するトラックの車両識別情報を読取る車両識別情報読取り手段と、
    事前に登録されたトラックの車両識別情報を記憶する車両識別情報記憶手段と、
    前記車両識別情報読取り手段によって読取られたトラックの車両識別情報が、前記車両識別情報記憶手段に記憶されていなければ警告する警告手段と、
    を有することを特徴とするトラック入場管理システム。
  4. 事前に予約された予約者識別情報を記憶する予約者識別情報記憶手段と、
    入場ゲートで予約者識別情報を受付ける予約者識別情報受付手段と、を有し、
    前記車両識別情報記憶手段は、トラックの車両識別情報と共に事前に登録された当該トラックの所有者識別情報を記憶し、
    前記入場管理手段は、
    前記車両識別情報読取り手段によって読取られ、前記車両識別情報記憶手段によって記憶されている車両識別情報のトラックの所有者識別情報と、
    前記予約者識別情報受付手段によって受付けられ、前記予約者識別情報記憶手段に記憶されている予約者識別情報が、
    一致しなければ警告することを特徴とする請求項3に記載のトラック入場管理システム。
  5. 前記車両識別情報がトラックの車両ナンバーであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のトラック入場管理システム。
  6. 前記車両識別情報読取り手段が、
    入場ゲートからターミナルへ入場するトラックの車両ナンバーを撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影された画像からトラックの車両ナンバーを認識する車両ナンバー認識手段と、
    を有することを特徴とする請求項5に記載のトラック入場管理システム。
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