JP2005279092A - 密閉容器 - Google Patents

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Kei Kumegawa
圭 久米川
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Abstract

【課題】蓋体の下面全体に鏡を配設することのできる密閉容器を提供する。
【解決手段】上面に化粧料収容凹部1aが形成された容器本体1と、上記容器本体1の全体を蓋する蓋体2と、閉蓋状態で上記化粧料収容凹部1aのみを気密状に蓋しうる蓋部15とを備えている。そして、この蓋部15を上記蓋体2の一側部に、上記化粧料収容凹部1aに対向させるようにして回動自在に取り付け、閉蓋状態では、上記化粧料収容凹部1aのみを気密状に蓋し、開蓋状態では、上記蓋部15を回動させて、上記化粧料収容凹部1aに対向する位置から上記蓋体2の外側位置に移動可能に構成している。
【選択図】図3

Description

本発明は、揮発性の高い化粧料等の内容物を収容するのに適した密閉容器に関するものである。
従来から、揮発性成分を含有する化粧料を収容する化粧料容器等の密閉容器として、その内部の気密性を保つために、図10に示すようなコンパクト容器が提案されている。このコンパクト容器は、容器本体31と、この容器本体31の後端部にヒンジ連結される蓋体32と、内部に化粧料33aが収容された化粧皿33とを備えており、上記容器本体31の上面前部に上記化粧皿33が配設されているとともに、上面後部に、パフ34aを収容するパフ収容部34が形成されている。また、上記蓋体32の下面前部に、上記化粧皿33の上面を蓋する化粧皿用蓋部35が設けられているとともに、下面後部に鏡36が貼着されている。そして、上記化粧皿用蓋部35の上面にパッキン37が貼着されており、閉蓋状態では、上記パッキン37で化粧皿33の内部を気密状に密封するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
実開平8−238123号公報
しかしながら、上記のコンパクト容器では、蓋体32の下面前部に化粧皿用蓋部35を設けているため、蓋体32の下面後部のスペースにしか鏡36を配設することができず、鏡36が小さくなる。したがって、使用時に、鏡36を見みても、顔等が見にくく(例えば、鏡36に顔等の全体が写らず、また、顔等の全体を鏡36に写すために、顔等から鏡36を遠くに離さないといけなくなる)、化粧がしにくいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、蓋体の下面全体に鏡を配設することのできる密閉容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の密閉容器は、上面に内容物収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体の全体を蓋する蓋体と、閉蓋状態で上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋しうる蓋部とを備え、この蓋部を上記蓋体の一側部に、上記内容物収容凹部に対向させるようにして回動自在に取り付け、閉蓋状態では、上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋し、開蓋状態では、上記蓋部を回動させて、上記内容物収容凹部に対向する位置から上記蓋体の外側位置に移動可能に構成したという構成をとる。
すなわち、本発明の密閉容器は、閉蓋状態で容器本体の内容物収容凹部のみを気密状に蓋しうる蓋部を、容器本体の全体を蓋する蓋体の一側部に、上記内容物収容凹部に対向させるようにして回動自在に取り付けている。そして、閉蓋状態では、上記蓋部で上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋し、開蓋状態では、上記蓋部を回動させて、上記内容物収容凹部に対向する位置から上記蓋体の外側位置に移動可能に構成している。したがって、不使用時には(閉蓋状態では)、内容物収容凹部を気密状に蓋することができる。一方、使用時には(すなわち、開蓋状態では)、上記蓋部を蓋体の外側位置に移動させることができ、これにより、上記蓋体の下面の、上記内容物収容凹部に対向する部分に、利用可能なスペースができる。したがって、このスペースを利用し、上記蓋体の下面全体に鏡を設けることで、鏡が大きくなり、鏡で顔等が見やすくなり、化粧がしやすくなる。
また、上記蓋部が、ゴム材料もしくは弾性を有する樹脂材料で一体成形され、蓋体の一側部に固定される固定部と、内容物収容凹部を気密状に蓋しうる蓋本体部と、この蓋本体部を上記固定部に回動自在に連結する連結部とからなると、固定部と蓋本体部と連結部とが一体化されるため、部品点数が少なくなり、在庫管理等の管理面が簡素化される。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1および図2は本発明の密閉容器の一実施の形態を示している。これらの図において、1は上面に化粧料収容凹部1aおよびパフ収容凹部1bが形成された合成樹脂製の容器本体で、2は上記容器本体1の上面全体を蓋する合成樹脂製の蓋体で、3は上記容器本体1の化粧料収容凹部1aの底面上に接着剤(図示せず)により接着,固定された金属製もしくは合成樹脂製の化粧皿であり、その内部に化粧料3aが収容されている。図1において、5は上記化粧料収容凹部1aの底壁に穿設された貫通孔であり、化粧料収容凹部1aから化粧皿3を取り外す際に利用される。
上記蓋体2には、その裏面の略全面(すなわち、化粧料収容凹部1aおよびパフ収容凹部1bに対向する部分)に、鏡6が接着剤(図示せず)により接着,固定されている。また、上記蓋体2には、その裏面の外周縁部(後縁部を除く)から外周側壁が下向きに突設されており、その左側壁14の下面の前後方向中央部分に凹部14a(図3および図4参照)が、上記左側壁14を左右に貫通する状態で切り欠き形成されている。そして、上記凹部14aに、上記蓋部15が接着剤(図示せず)により接着,固定されている。この蓋部15は、ゴム材料(例えば、シリコンゴム,ウレタンゴム)を用い、金型成形により一体成形されたものであり、上記蓋体2にインサート成形により一体成形されている。
また、上記蓋部15は、図5および図6に示すように、上記蓋体2の左側壁14の凹部14aの天井面に接着,固定される平板状の固定板部16と、この固定板部16に回動連結部17を介して(上記蓋体2の左側壁14に対し直交する方向に)回動自在に連結される係合部18と、この係合部18に連結部19を介して連結される平板状の蓋本体部20(この蓋本体部20は、図7に示すように、上記鏡6の略左側半分の前側に配設される)と、この蓋本体部20の裏面の外周縁部から下向きに突設される環状当接部21とで構成されており、閉蓋状態では、上記蓋本体部20で化粧料収容凹部1aの上面開口を蓋し、上記環状当接部21で化粧料収容凹部1a内を気密状態に保持するようにしている。また、上記係合部18には、その相対向する両側面(この実施の形態では、前後両側面)に前後一対の係合凸部18aが形成されており、これら両係合凸部18aが、上記凹部14aの相対向する両側面(この実施の形態では、前後両側面)に形成された前後一対の係合凹部14b(図4参照)に着脱自在に係合している。そして、開蓋したのち、上記係合を外し、上記蓋部15をその回動連結部17を中心に回動させて蓋体2の外側に移動させると、上記鏡6の全面が外部に露呈するようになる(図8および図9参照)。
また、上記蓋体2には、その前端部に係合爪部2aが下向きに突出形成されており、上記容器本体の(前端部に形成された)前側凹部11の奥壁面に形成された係合凸部11aに着脱自在に係合している(図1参照)。また、上記蓋体2の後端部から連結部2bが垂下しており、上記容器本体1の(後端部に形成された)後側凹部12にヒンジ軸4を介してヒンジ連結されている。図1において、7は上記容器本体1の前側凹部11に配設された開蓋用のフックピースである。また、図2において、8は上記パフ収容凹部1bに収容されるパフで、9は上記パフ収容凹部1bの底壁に穿設された多数の貫通孔である。
上記の構成において、不使用時には、容器本体1の上面開口を蓋体2で蓋することを行う。この閉蓋状態では、上記蓋部15の蓋本体部20の上面が鏡6の下面で下方に押圧されており、これにより、上記蓋本体部20で化粧料収容凹部1aの上面開口を蓋するとともに、環状当接部21の下面が化粧料収容凹部1aの外周側壁の上面に気密状に当接して化粧料収容凹部1a内を気密状態に保持することができる。一方、使用時には、蓋体2を後方に回動させて開蓋し、この開蓋状態で上記蓋部15の回動連結部17を中心に回動させて上記蓋部15を蓋体2の外側に移動させたのち、化粧等を行う。この状態では、上記鏡6の全面が外部に露呈しており、鏡6を見ての化粧がしやすい。
このように、上記実施の形態では、使用時には、開蓋状態で蓋部15を蓋体2の外側に移動させることができるため、上記蓋体2の全面に設けた鏡6で顔等を見ることができ、化粧がしやすい。
なお、上記実施の形態では、蓋体2を作製する際に、インサート成形により、蓋体2と蓋部15とを同時に一体化しているが、これに限定するものではなく、蓋体2と蓋部15とを別々に作製したのち、蓋体2に蓋部15を接着,固定等してもよい。また、蓋部15の環状当接部21として、蓋本体部20とは別体に作製したパッキン,環状弾性体等を用いてもよい。また、蓋部15の材料として、ゴム材料を用いているが、ゴム材料以外の弾性材料(例えば、気密性,弾性を有する樹脂材料,エラストマー)等を用いてもよい。
本発明の密閉容器の一実施の形態を示す断面図である。 上記密閉容器の要部の断面図である。 上記密閉容器の要部の断面図である。 蓋部の要部の断面図である。 上記蓋部の平面図である。 上記蓋部の側面図である。 上記蓋部の作用を示す平面図である。 上記蓋部の作用を示す平面図である。 上記蓋部の作用を示す断面図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 化粧料収容凹部
2 蓋体
15 蓋部

Claims (2)

  1. 上面に内容物収容凹部が形成された容器本体と、上記容器本体の全体を蓋する蓋体と、閉蓋状態で上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋しうる蓋部とを備え、この蓋部を上記蓋体の一側部に、上記内容物収容凹部に対向させるようにして回動自在に取り付け、閉蓋状態では、上記内容物収容凹部のみを気密状に蓋し、開蓋状態では、上記蓋部を回動させて、上記内容物収容凹部に対向する位置から上記蓋体の外側位置に移動可能に構成したことを特徴とする密閉容器。
  2. 上記蓋部が、ゴム材料もしくはゴム系樹脂材料で一体成形され、蓋体の一側部に固定される固定部と、内容物収容凹部を気密状に蓋しうる蓋本体部と、この蓋本体部を上記固定部に回動自在に連結する連結部とからなる請求項1記載の密閉容器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325912U (ja) * 1986-08-04 1988-02-20
JPH03128017U (ja) * 1990-04-05 1991-12-24
JP2001314227A (ja) * 2000-05-02 2001-11-13 Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd 粉体収納容器

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