JP2005278939A - スタイレット - Google Patents

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Abstract

【課題】 カテーテルをスタイレットで案内して生体に挿管する際に、X線診断装置を用いることなく、スタイレットの観察を行えるようにする。
【解決手段】 カテーテル2内に挿入される金属製の棒材7と、この棒材7の先端側に取り付けられた先端側部材12とでスタイレット本体10を構成する。先端側部材12を弾性材で成形する。この先端側部材12の弾性材に、超音波造影装置から発せられた超音波を生体組織よりも強く反射する粒状の金属材13を多数混合する。カテーテル2内にスタイレット1を挿入した状態で生体内への挿管を行い、このときに超音波造影装置の超音波を生体表面に当てて、画面上でスタイレット1の先端側を観察する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、カテーテルの先端を生体内の所定位置に案内するためのスタイレットに関する。
従来より、例えば、人体などの生体に血胸や気胸が起こると、胸腔内にカテーテルを挿管して内部に溜まった血液等の体液や空気を外部に排出することが行われている。このようなカテーテルは、挿管後の生体への負担軽減を図る必要があることから一般には柔軟な材料で構成されているため、挿管の際にカテーテルが変形し易く所定位置に案内することが難しくなる。このことを回避するものとして、例えば特許文献1には、比較的剛性が高い棒状のスタイレットをカテーテルに挿入した後、この状態でカテーテルをスタイレットと一緒に生体内に挿管し、スタイレットを生体外から操作することにより、カテーテルの先端を所定位置に案内することが開示されている。
この特許文献1では、スタイレットを構成する材料に放射線不透過剤を添加しており、挿管の際に、X線診断装置によりスタイレットを観察することができるようになっている。これにより、スタイレットの先端が臓器などの生体組織を傷つけてしまうのを防止してカテーテルを安全に所定位置に挿管することができる。
また、一般に、上記X線診断装置は、防曝構造を有する大がかりなものであるため、例えば病院においては、処置室毎に設置することはできず、専用の部屋にのみ設置されている。
特開平10−216237公報(第3頁〜第5頁、図1)
ところで、カテーテルの挿管処置に緊急を要する場合があり、このような場合に、特許文献1のように放射線不透過剤を添加したスタイレットを用いた場合、カテーテルを挿管する際にX線診断装置が設置されている部屋まで行かなければならず、迅速な処置が行えない。
また、X線診断装置を用いてスタイレットを観察する場合には、カテーテルの挿管処置を行っている者やカテーテルが挿管される生体が、僅かながら被曝してしまうという問題もある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カテーテルをスタイレットで案内する際に、X線診断装置を用いることなく、スタイレットの観察を可能にすることで、スタイレットの挿管処置を安全にかつ迅速に行えるようにするとともに、被曝を回避することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、スタイレットの先端側を超音波造影装置ではっきりと観察できるようにした。
具体的には、生体内へ挿管されるカテーテル内に挿入され、該カテーテルの挿管の際に該カテーテルの先端を生体内の所定位置へ案内する棒状のスタイレット本体を備えたスタイレットを対象とする。
そして、上記スタイレット本体の先端側には、カテーテルの挿管の際に当てられた超音波を生体組織よりも強く反射する反射手段を設ける構成とする。
この構成によれば、スタイレットを用いてカテーテルを生体内で案内する際に、生体表面に超音波造影装置の超音波を当てると、該超音波が各生体組織の表面やスタイレットの表面で反射し、この反射した超音波の強弱に基づいて超音波造影装置に各生体組織やスタイレットが映し出される。このとき、スタイレット本体の先端側に設けた反射手段に当たった超音波は、生体組織に当たったものよりも強く反射されるので、スタイレット本体の先端側を各生体組織とは明確に区別して観察することが可能となり、カテーテルの挿管処置が安全に行える。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、反射手段が、スタイレット本体の先端側外周面に互いに間隔をあけて形成された複数の突起である構成とする。
この構成によれば、カテーテルの挿管の際にはスタイレット本体を動かすため、該スタイレット本体において超音波の当たる箇所が一定せず変わることとなるが、このスタイレット本体には複数の突起が互いに間隔をあけて設けられているので、いずれかの突起の外面に超音波が当たる。この突起に当たった超音波は、比較的平滑な面に当たったものよりも強く反射する。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、反射手段が、スタイレット本体の先端側に封入された封入体である構成とする。
この構成によれば、封入体が超音波を強く反射するため、スタイレット本体の外形状の設定が自由に行えるようになる。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、スタイレット本体の先端側には封入体を封入し、上記スタイレット本体の構成材料と上記封入体との境界面で反射手段を構成する。
この構成によれば、スタイレット本体の材料と封入体との境界面で超音波が強く反射するため、スタイレット本体の材料や外形状の設定が自由に行えるようになる。
請求項5の発明では、請求項1の発明において、スタイレット本体の先端側を非金属材料で構成し、反射手段が、上記スタイレット本体の先端側の材料に混合された金属材である構成とする。
この構成によれば、スタイレット本体の金属材が超音波を強く反射するため、スタイレット本体の外形状の設定が自由に行えるようになる。
請求項6の発明によれば、請求項1〜5のいずれか1つの発明において、スタイレット本体の先端側を、生体組織に接触した際に弾性変形する弾性材で構成する。
この構成によれば、カテーテルを挿管する際、スタイレット本体の先端側が生体組織に接触すると、該先端側が容易に変形する。
請求項1の発明によれば、スタイレット本体の先端側に、超音波造影装置の超音波を強く反射する反射手段を設けたので、X線診断装置に比べて小型で設置場所の自由度が高い超音波造影装置を用いながらカテーテルの挿管処置を安全に行うことができる。これにより、カテーテルを挿管する際に、X線診断装置が設置されている場所へ行く必要がなくなり、カテーテル挿管処置を迅速に行うことができ、さらに、カテーテルの挿管処置を行っている者及び生体が被曝するのを回避することができる。
請求項2の発明によれば、スタイレット本体の外周面に互いに間隔をあけて形成した複数の突起を反射手段としたので、カテーテルの挿管処置の間、スタイレット本体を動かしても該ステイレット本体の先端側を常に観察することができて、カテーテルの挿管処置をより安全に行うことができる。
請求項3の発明によれば、スタイレット本体の先端側に封入された封入体を反射手段としたので、スタイレット本体の外形状を自由に設定しながら、該スタイレット本体の先端側を明確に観察することができる。
請求項4の発明によれば、スタイレット本体の構成材料と封入体との境界面を反射手段としたので、スタイレット本体の材料や外形状を自由に設定しながら、該スタイレット本体の先端側を明確に観察することができる。
請求項5の発明によれば、スタイレット本体の先端側を構成する材料に混合した金属材を反射手段としたので、スタイレット本体の外形状を自由に設定しながら、該スタイレット本体の先端側を明確に観察することができる。
請求項6の発明によれば、スタイレット本体の先端側を弾性材で構成したので、カテーテルの挿管の際に生体組織が傷つくのを未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスタイレット1を示し、このスタイレット1は、図2に示すようなカテーテル2を生体内に挿管する際に該カテーテル2を所定位置に案内するものである。
まず、カテーテル2の構造について説明すると、このカテーテル2は、人体に血胸や気胸が起きた場合に胸腔(図示せず)内に挿管されて胸腔内に溜まった体液や空気を外部に排出するものであり、ポリ塩化ビニル製のパイプ材で構成されている。カテーテル2の胸腔に挿入される側である先端側には、比較的厚肉とされて内径が小さく設定された厚肉部3が形成され、この厚肉部3よりも基端側は該厚肉部3の内径よりも大きい内径を有するように形成されている。従って、上記厚肉部3と該厚肉部3よりも基端側との境界部分には、段差部4が形成されている。また、カテーテル2の基端側約1/3の部分は、内径及び外径共に基端側へ行くほど拡径するように形成されている。
上記カテーテル2の先端側の端部には面取りが施され、胸腔内への挿入の際に生体組織に引っ掛かり難くされている。また、カテーテル2の厚肉部3よりも基端側には、一対の貫通孔5が互いに離れて形成されている。そして、カテーテル2の基端には、図示しない吸引装置が接続されて、挿管後に、吸引装置により、上記貫通孔5や先端の開口を介して胸腔内の体液や空気等がカテーテル内に吸い込まれて外部に排出されるようになっている。
一方、スタイレット1は、図1に示すように、基端側を構成する中空丸棒状の棒材7及び該棒材7の先端に取り付けられた先端側部材12とからなるスタイレット本体10を備えている。さらに、該スタイレット本体10の基端には、樹脂材を球状に射出成形してなる握り部11が取り付けられており、この握り部11と上記スタイレット本体10とでスタイレット1が構成されている。
上記スタイレット本体10の棒材7は、アルミニウム合金、ステンレス鋼等の金属材を成形してなるものである。このスタイレット本体10の外径は、先端から基端に亘ってカテーテル2の基端側の内径よりも若干小さく設定されている。尚、この棒材7は、カテーテル2を構成するポリ塩化ビニルよりも硬質な樹脂材で構成してもよい。
また、上記スタイレット本体10の先端側部材12は、人体の体温である37℃近傍で臓器等の組織よりも柔らかく生体組織に接触した際に弾性変形する弾性材で構成されている。この先端側部材12を構成する弾性材としては、例えば、シリコーンゴム、天然ゴム、合成ゴム、ウレタンやポリ塩化ビニル等を用いることができ、また、これら材料を混合したもので先端側部材12を成形してもよい。
図4にも示すように、上記先端側部材12を構成する弾性材には、金属を小さい粒状に成形した金属材13が多数混合されている。この金属材13は、医療現場で診断用として広く用いられている超音波造影装置の超音波が当たると、その超音波を生体組織よりも強く反射するものであり、この金属材13により本発明の反射手段が構成されている。金属材13は、例えば、白金、銅、アルミニウム合金、鉄等で構成することができ、これらのものを用いることで、超音波の反射強度が十分に得られる。
上記先端側部材12は大略円柱状をなし、基端側には、棒材7の先端側に嵌入する嵌入部15が形成されていて、この嵌入部15を棒材7に嵌入することにより、先端側部材12が棒材7に組み付けられてスタイレット本体10が構成される。この先端側部材12の中心線方向中央部には大径部16が形成されている。この大径部16の外径は棒材7の外径と略同じに設定されていて、大径部16の外周面と棒材7の外周面とが連続するようになっている。また、大径部16の先端側外周縁は曲面状に形成されている。
上記先端側部材12の大径部16よりも先端側は、上記カテーテル2の厚肉部3の内径よりも若干小さい外径を有する小径部17が形成されていて、この小径部17が厚肉部3に挿入される。従って、図3に示すように、スタイレット1をカテーテル2に挿入すると、先端側部材12の大径部16がカテーテル2の段差部4に係合してスタイレット1のカテーテル2に対する挿入方向への移動が規制されるようになっている。
また、上記小径部17には、先端側に頂点を有する円錐部18が形成されている。上記小径部17の中心線方向の長さは厚肉部3の中心線方向の長さよりも長く設定されており、スタイレット1をカテーテル2に挿入すると、円錐部18がカテーテル2から突出する。また、この挿入した状態で、スタイレット1の握り部11がカテーテル2の基端に近接するように、棒材7の長さが設定されている。
以上のように構成されたスタイレット1を用いてカテーテル2を人体の胸腔に挿管する際には、まず、カテーテル2内にスタイレット1を挿入し、その後、スタイレット2の握り部11を持ってカテーテル2を先端側から胸腔内の所定位置へ挿入していく。このとき、生体表面に超音波造影装置のプローブから発せられた超音波を当てておくことで、超音波がスタイレット1の表面や各生体組織の表面で反射し、この反射した超音波がプローブの受信部で受信されて、超音波造影装置の本体に送られて処理され、反射強度の差に基づいて画面上に各生体組織の形状や位置、スタイレット1の形状や位置が表示される。このとき、スタイレット1の先端側部材12に混入している金属材13は、各生体組織や棒材7よりも超音波の反射強度が高いので、先端側部材12を各生体組織とは明確に区別して観察することが可能となる。
これにより、X線診断装置に比べて小型で設置場所の自由度が高い超音波造影装置を用いながら、カテーテル2の挿管処置を安全に行うことができる。その結果、カテーテル2を挿管する際に、X線診断装置が設置されている場所へ行く必要がなくなり、カテーテル2の挿管処置を迅速に行うことができ、さらに、カテーテル2の挿管処置を行っている者及び人体の被曝を回避することができる。加えて、カテーテル2の挿管の際に可搬性の超音波造影装置を用いることで、カテーテル2が挿管される人体を殆ど動かす必要がなくなり、より安全なカテーテル2挿管処置を行うことができる。
また、先端側部材12を構成する弾性材に金属材13を混合し、この金属材13を反射手段としたので、先端側部材12の形状を一般に用いられている形状としてしながら、スタイレット本体10の先端側を明確に観察することができる。加えて、金属材13が粒状で多数存在しているため、超音波造影装置の画面上で目立ちやすく、カテーテル2の挿管処置をより安全に行うことができる。
さらに、先端側部材12を弾性材で構成したので、カテーテル2の挿管の際に先端側部材12が生体組織に接触した場合には、該先端側部材12が容易に変形して、生体組織が傷つくのを未然に防止することができる。
尚、上記実施形態では、先端側部材12を構成する弾性材に金属材13を混合するようにしているが、金属以外の例えば炭素を粒状に成形して混合してもよい。
また、先端側部材12を構成する弾性材に金属材13等を混合することなく、例えば図5(a)に示す変形例1のように、小径部17の外周面に反射手段としての複数の突起20を形成するようにしてもよい。この変形例では、突起20の外面が半球面状をなしていて、これら突起20は、上記小径部17の周方向に互いに間隔をあけてかつ中心線方向に互いに間隔をあけて配置されている。また、突起20の形状としては、例えば図5(b)に示す変形例2のように、先端側部材12の基端側に開放したV字状に形成してもよい。この場合、V字の開き角度を40゜以上80゜以下とすることで超音波が強く反射する。また、突起20は上記した形状や配置に限られるものではなく、例えば、小径部17の外周面に螺旋状に延びるように形成してもよい。
これら変形例1、2のように先端側部材12の全体に複数の突起20を互いに間隔をあけて形成することで、カテーテル2の挿管の際にスタイレット本体10を動かして超音波がスタイレット本体10のどの箇所に当たっても、いずれかの突起20の外面に超音波が必ず当たることになる。そして、このとき突起20に当たった超音波は小径部17の他の部分、即ち比較的平滑な部分に当たった超音波よりも強く反射する。これにより、カテーテル2を挿管している間、スタイレット本体10を動かしても先端側部材12を常に観察することができて、カテーテル2の挿管処置をより安全に行うことができる。
また、図示しないが、先端側部材12の外周面に複数の凹部を互いに間隔をあけて形成するようにしてもよい。この場合には、凹部の内面に当たった超音波が強く反射するので、上記変形例と同様に、カテーテル2を挿管している間、先端側部材12を常に観察することができて、カテーテル2の挿管処置をより安全に行うことができる。
また、図6に示す変形例3のように、先端側部材12に中空部30を形成し、該中空部30に封入体31として例えば生理的食塩水を封入するようにしてもよい。これにより、超音波が先端側部材12を構成する材料と封入体31との境界面32で強く反射することとなり、この境界面32を反射手段とすることができる。上記封入体31は生理的食塩水に限られるものではなく、例えば生理的食塩水以外の液体やゲル状のものであってもよい。
このように先端側部材12と封入体31との境界面32で反射手段を構成することで、先端側部材12の材料や外形状を自由に設定しながら、先端側部材12を観察することができる。
また、図示しないが、変形例3のように先端側部材12に封入体31を封入する場合に、封入体を超音波の反射強度が高いもので構成してもよい。具体的には、金属材を混合した液体やゲル状のものを用いることができる。これにより、スタイレット本体10の外形状を自由に設定しながら、スタイレット本体10の先端側を明確に観察することができる。
また、上記実施形態では、棒材7と先端側部材12とでスタイレット本体10を構成しているが、これらを一体成形するようにしてもよい。
さらに、本発明のスタイレット1は人体の胸腔以外の箇所にカテーテル2を挿管する場合にも用いることができる。
以上説明したように、本発明に係るスタイレットは、例えば生体の胸腔にカテーテルを挿管するのに用いることができる。
本発明の実施形態に係るスタイレットの側面図である。 カテーテルの側面図である。 スタイレットをカテーテルに挿入した状態の側面図である。 スタイレット本体の先端側の断面図である。 (a)は実施形態の変形例1に係る先端側部材の側面図であり、(b)は変形例2に係る図5(a)相当図である。 実施形態の変形例3に係る先端側部材の断面図である。
符号の説明
1 スタイレット
2 カテーテル
10 スタイレット本体
13 金属材(反射手段)
20 突起(反射手段)
31 封入体(反射手段)
32 境界面(反射手段)

Claims (6)

  1. 生体内へ挿管されるカテーテル内に挿入され、該カテーテルの挿管の際に該カテーテルの先端を生体内の所定位置へ案内する棒状のスタイレット本体を備えたスタイレットであって、
    上記スタイレット本体の先端側には、カテーテルの挿管の際に当てられた超音波を生体組織よりも強く反射する反射手段が設けられていることを特徴とするスタイレット。
  2. 請求項1に記載のスタイレットにおいて、
    反射手段が、スタイレット本体の先端側外周面に互いに間隔をあけて形成された複数の突起であることを特徴とするスタイレット。
  3. 請求項1に記載のスタイレットにおいて、
    反射手段が、スタイレット本体の先端側に封入された封入体であることを特徴とするスタイレット。
  4. 請求項1に記載のスタイレットにおいて、
    スタイレット本体の先端側には封入体が封入され、
    上記スタイレット本体を構成する材料と上記封入体との境界面で反射手段が構成されていることを特徴とするスタイレット。
  5. 請求項1に記載のスタイレットにおいて、
    スタイレット本体の先端側が非金属材料で構成され、
    反射手段が、上記スタイレット本体の先端側の材料に混合された金属材であることを特徴とするスタイレット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載のスタイレットにおいて、
    スタイレット本体の先端側は、生体組織に接触した際に弾性変形する弾性材で構成されていることを特徴とするスタイレット。
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