JP2005278619A - 簡易甘酒製造キット - Google Patents
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Abstract
【課題】一般家庭で米と米麹から作られる本格的甘酒を簡単に作れる甘酒製造キット
【解決手段】乾燥米(アルファ米等)および米麹、乳酸菌等を混合充填し、必要に応じて長期保存できるように乾燥剤、および脱酸素剤等を同封した小型定形容器およびその保温器。
【選択図】 なし
【解決手段】乾燥米(アルファ米等)および米麹、乳酸菌等を混合充填し、必要に応じて長期保存できるように乾燥剤、および脱酸素剤等を同封した小型定形容器およびその保温器。
【選択図】 なし
Description
本発明は一般家庭で簡便な製法にて有用微生物とアミノ酸の豊富な本格的甘酒を製造できるキット製品に関するものである。
従来、一般家庭においては、酒粕と砂糖にて作った代用甘酒を飲用したり、製品となった甘酒飲料を購入する以外、本格的な甘酒を飲用するには、時間も手間もかかるものであった。なぜなら、麹による米澱粉糖化作用は米澱粉を加熱にてベータ澱粉からアルファ澱粉に変換する作業をしなければ遅滞なく進行する糖化現象がおきないため、蒸米を使用し、かつまた、麹菌を植え付け蒸米である米麹と混合して微生物による糖化作用を温度管理して待たなければならなかったからである。そのため、現在では本格的甘酒を頻回に飲用する機会はない。しかしながら、甘酒は数々の有用微生物と豊富なアミノ酸の健康飲料であるため、江戸時代には夏季に夏ばて用の滋養飲料として大いに飲用されていた。さらに、現在、プロバイオティクスの研究の進歩から豊富な有用微生物との共存で人間の健康(免疫力)は維持されていることがわかってきた。過去においても甘酒飲料に対して様々な開発がなされている。例えば、特開平06−141829、特開平06−343435、特開平05−279485、特開平08−252081などがあるがいずれも甘酒を製品として一般家庭に提供する製品開発か保温器についての開発であった。一般家庭において簡便に本格的甘酒の製造が統合的にできる開発はなかった。しかしながら、本発明により簡便に有用微生物とアミノ酸の豊富な本格的甘酒が提供できることで、今後、この製品の普及により日本国民の健康に寄与できると考えられる。
従来、一般家庭では本格的甘酒を作るために多大な労力と時間と材料を要していたが、本発明はこれらの問題点を解決し、本格的甘酒を簡便に少量製造できるよう開発されたものである。
前記目的を達成するため、本発明は麹菌の糖化作用を遅滞なく促進させるアルファ澱粉として利用できる乾燥米(アルファ米)と米麹、また雑菌の繁殖を抑制するため乳酸菌等を小型定形容器に混入し、必要に応じて長期保存に耐えうるように乾燥剤、脱酸素剤等といっしょに密封した。一般家庭では同容器の蓋を開け、乾燥剤、脱酸素剤を取り出し、水(電子レンジ等で所定の温度に温めるかそのままでも可)あるいはお湯をいれ、保温器にて24時間保温すると翌日には麹菌のアルファ澱粉糖化作用により米粒が残った有用微生物とアミノ酸が豊富な本格的な甘酒が簡便に製造できる。
前述のように構成される本発明は、乾燥米(アルファ米等)、米麹、乳酸菌等からなる原料の充填された小型定形容器の甘酒製造キットである。また、必要に応じて長期保存に耐えられるように乾燥剤、脱酸素剤等を同封する場合もある。この甘酒製造キットにより一般家庭で毎日、少量づつ簡単に本格的甘酒が製造できる。古来より甘酒は有用微生物とアミノ酸の豊富な植物性ヨーグルトとして夏季の夏ばて防止として愛飲されていたこともあり、この製品の普及により家庭でも簡単に甘酒が製造できるようになり日本国民の健康増進にも大いに寄与するものと思われる。
以下に本発明の実施例を説明する。一口サイズで飲みきれるように、従来から使用されている、ワンカップ大関(商標登録)のような一合サイズのガラス容器に、乾燥米(アルファ米等)米麹、乳酸菌等を適量混入し、長期保存に耐えられるよう乾燥剤、脱酸素剤を入れ上蓋を固定し、封入する。上記の容器(図1)であれば多数の酒造工場で従来の製造ラインを大幅に変更することなく同発明品の生産ができる長所がある。また、透明ラミネートパック(図2)に充填することも可能であり、この場合は軽量のため、輸送コストの低減がはかれる。しかし、本発明は、以上述べた実施例に限定されるものではない。
[符号の説明]
1.容器蓋
2.定形容器
3.乾燥米、米麹、乳酸菌等混合原料
4.ラミネート容器
5.脱酸素剤
6.乾燥剤
7.乾燥米単包
8.米麹単包
9.乳酸菌単包
10.湯
11.保温容器
12.保温カバー
1.容器蓋
2.定形容器
3.乾燥米、米麹、乳酸菌等混合原料
4.ラミネート容器
5.脱酸素剤
6.乾燥剤
7.乾燥米単包
8.米麹単包
9.乳酸菌単包
10.湯
11.保温容器
12.保温カバー
Claims (1)
- 麹菌の糖化作用を遅滞なく促進できるようにベータ澱粉をアルファ澱粉に変化させた乾燥米(アルファ米)、米麹、乳酸菌等からなる原料を小型定形容器に混合充填あるいは個別に充填し、必要に応じて乾燥剤、脱酸素剤等を入れ長期保存に耐えうるものとしたk簡易甘酒製造キットおよびその保温器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004130467A JP2005278619A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 簡易甘酒製造キット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004130467A JP2005278619A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 簡易甘酒製造キット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005278619A true JP2005278619A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35177670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004130467A Pending JP2005278619A (ja) | 2004-03-29 | 2004-03-29 | 簡易甘酒製造キット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005278619A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009081833A1 (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-02 | Kaneka Corporation | 安定化された(ss)-s-アデノシル-l-メチオニンを含有する微生物乾燥菌体又は微生物エキス、及びその製造方法 |
WO2009096759A2 (ko) * | 2008-02-02 | 2009-08-06 | 필터백을 이용한 곡주 제조용 키트 | |
JP2010142214A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Fukui Prefecture | 米乳酸発酵飲食品及びその製造方法 |
-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004130467A patent/JP2005278619A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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