JP2005277999A - 携帯情報端末及び携帯情報端末の音声出力調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯情報端末の使用状態が変化した場合でも、適切な音量・音質で通話や映像視聴等を行えるようにする。
【解決手段】 イヤホンマイク1と端末本体10とは、無線により接続される。ユーザは、音量設定部15と音質設定部16とを介して、端末内部で管理される所定の使用状態毎に、それぞれ適切と判断する音量や音質を予め設定することができる。内部的な使用状態が変化して、遷移後の使用状態が取得されると、この使用状態に関連付けられた音量設定情報32と音質設定情報33とがメモリから読み出される。本体マイク11,本体スピーカ12,外部マイク2,イヤホン3のそれぞれについて、音量や音質がそれぞれ個別に調節される。これにより、ユーザが携帯情報端末を使用中に、その内部の使用状態が変化した場合でも、適切な音量や音質に自動的に調節可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 イヤホンマイク1と端末本体10とは、無線により接続される。ユーザは、音量設定部15と音質設定部16とを介して、端末内部で管理される所定の使用状態毎に、それぞれ適切と判断する音量や音質を予め設定することができる。内部的な使用状態が変化して、遷移後の使用状態が取得されると、この使用状態に関連付けられた音量設定情報32と音質設定情報33とがメモリから読み出される。本体マイク11,本体スピーカ12,外部マイク2,イヤホン3のそれぞれについて、音量や音質がそれぞれ個別に調節される。これにより、ユーザが携帯情報端末を使用中に、その内部の使用状態が変化した場合でも、適切な音量や音質に自動的に調節可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、携帯情報端末及び携帯情報端末の音声出力調整方法に関する。
近年では、例えば、携帯電話や個人情報管理端末(Personal Digital Assistant)、ハンドヘルドコンピュータのような携帯情報端末が広く普及している。そして、携帯情報端末の中には、例えば、携帯電話に代表されるように、音声通話に加えて映像視聴ができる製品も存在する。映像視聴とは、例えば、通信網を介して配信されたテレビ番組の視聴、相手方の映像を見ながらの通話(テレビ電話)、端末内に保存された動画像データの再生等である。
例えば、ユーザが携帯情報端末で映像を視聴しているときに、外部からの着信があり、音声通話が開始されたような場合を考える。ユーザは、着信を無視して映像視聴を続行することも可能であるが、呼び出しに応えて音声通話を開始する場合、映像再生に伴う音声が騒音と化し、会話の邪魔をする。従って、ユーザは、映像再生の音量を低下させたり、映像再生を中断させてから、音声通話を行うことになる。
なお、携帯情報端末の開閉操作に応じて音量を調整したり(特許文献1)、時刻や場所等から着信時の状況をカテゴリ分けして音量を調整する技術(特許文献2)は、知られている。
特開平8−237158号公報
特開2002−261878号公報
上記特許文献に記載されているように、携帯情報端末の音量を自動的に調整することは可能である。しかし、従来技術では、携帯情報端末の内部使用状態の変化に基づいて、音量調節を行う点について実質的に考慮されていない。従来技術では、単に、端末の使用が開始された否かといった外形的な状態変化のみに基づいて音量調整を行っており、ある内部使用状態から別の内部使用状態へ変化に基づいて音量調整を行うものではない。
映像視聴状態から音声通話状態への移行等のように、携帯情報端末の内部状態は、ユーザの使用に応じて種々変化する。携帯情報端末の多機能化が進むほど、端末の内部状態の種類も増加し、各内部状態間での遷移も頻繁に発生するようになる。従来技術では、ユーザは、この内部状態の変化に応じて、そのたびに音量の調整を行う必要があり、使い勝手が悪い。
また、近年では、高齢化社会の到来に伴って、携帯情報端末と補聴器との併用が増加している。補聴器と携帯情報端末とを併用する場合、携帯情報端末の内部的な使用状態が変化すると、補聴器の聞こえ方も変化する。従って、円滑な会話や視聴等を行うためには、携帯情報端末や補聴器の音量調整がそれぞれ必要となる。このような場合も、ユーザは、それぞれの音量調整を行わなければならず、使い勝手が低い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、携帯情報端末の内部的な使用状態の変化に応じて、音量や音質を適切に調整可能とした携帯情報端末及び携帯情報端末の音声出力調整方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う携帯情報端末は、少なくとも音声入力部及び音声出力部を有する携帯情報端末本体と、この携帯情報端末本体に接続され、少なくとも他の音声入力部及び他の音声出力部を有する外部装置とを備えている。そして、端末内部で管理される所定の内部使用状態毎に予め登録される調整用情報をそれぞれ記憶する記憶部と、端末内部で管理される内部使用状態の変化を取得する使用状態取得部と、取得された内部使用状態が所定の内部使用状態である場合に、この所定の内部使用状態に対応する調整用情報を記憶部から読出し、この調整用情報に基づいて、各音声入力部の入力状態または各音声出力部の出力状態の少なくともいずれか一方または両方を調整する調整部と、を備えている。
音声入力部とは、人の音声に限らず、音を入力するための音入力部である。音声入力部としては、例えば、マイクロフォン(本明細書では「マイク」と略称)等を用いることができる。音声出力部とは、人の音声に限らず、音を出力するための音出力部である。音声出力部としては、例えば、スピーカやイヤホン等を用いることができる。外部装置とは、携帯情報端末本体の外部に設けられ、携帯情報端末と接続される音声入出力装置であって、例えば、ヘッドセットやイヤホンマイクとして構成することができる。外部装置と携帯情報端末本体とは、例えば、近距離無線通信や光通信等の無線を介して、携帯情報端末本体に接続される。
記憶部は、例えば、携帯情報端末本体の内部に固定的に取り付けられる半導体メモリやハードディスク装置等として構成することができる。あるいは、いわゆるメモリカード等のように、携帯情報端末本体に着脱可能な記憶媒体として構成することもできる。
記憶部には、所定の内部使用状態毎に、調整用情報が予め記憶されている。内部使用状態とは、携帯情報端末の内部で管理される使用状態を意味し、ある内部使用状態から別の内部使用状態に遷移するときに通過する中間的な状態も含まれる。所定の内部使用情報とは、複数の内部使用状態のうち予め設定された内部使用状態を意味する。所定の内部使用状態としては、例えば、待受状態、音声通話状態、映像視聴状態、音声通話かつ映像視聴状態等を挙げることができる。
調整用情報とは、所定の内部使用状態において、音量または音質あるいはその両方を調整するために使用する制御情報である。各調整用情報には、各音声出力部の出力系統毎にそれぞれ設けられる調整用設定値をそれぞれ含ませて構成することができる。つまり、各音声出力部毎にそれぞれ個別に調整可能である。
使用状態取得部は、内部使用状態の変化を取得する。例えば、内部使用状態の変化を検出する状態変化検出部を設けることにより、使用状態取得部は、内部状態が変化した後の内部使用状態を取得することができる。
所定の内部使用状態が取得されると、この所定の内部使用状態に応じた調整用情報が記憶部から読み出される。調整部は、この調整用情報に基づいて、複数の音声入力部の入力状態や複数の音声出力部の出力状態をそれぞれ個別に調整する。例えば、調整部は、音声入力部の入力や音声出力部の出力をそれぞれ完全に停止させることもできるし、あるいは、音声出力部から最大出力で音声を出力させることもできる。調整部は、携帯情報端末本体と外部装置の両方に設けることができる。
例えば、記憶部に各調整用情報をそれぞれ登録させるための登録部を備えることにより、ユーザは、自己の聴力やライフスタイル(携帯情報端末の使用方法等)にあわせて、調整用情報を登録することができる。
このように、本発明では、携帯情報端末の内部使用状態が変化した場合に、この内部使用状態の変化に応じて、複数系統の音声入出力をそれぞれ個別に調整するため、使い勝手が向上する。
調整部は、音量及び音質の両方をそれぞれ個別に調整可能である。音量のみを調整することもできるし、音質のみを調整することもできる。また、調整部は、音量と音質の両方を調整することもできる。なお、例えば、音声出力を完全に停止させるような場合(音量0)は、音質調整は不要である。
本発明の他の観点に従う携帯情報端末の音声出力調整方法は、携帯情報端末本体及びこの携帯情報端末本体に無線を介して接続される外部装置を備え、同時に使用可能な複数の音声出力系統を有する携帯情報端末の音声出力を調整するための音声出力調整方法であって、端末内部で管理される所定の内部使用状態毎に、調整用情報をそれぞれ登録するステップと、各登録された調整用情報を記憶部にそれぞれ記憶させるステップと、端末内部で管理される内部使用状態の変化を検出するステップと、検出された内部使用状態の変化に基づいて、変化後の内部使用状態を取得するステップと、取得された内部使用状態が所定の内部使用状態であるか否かを判定するステップと、所定の内部使用状態であると判定された場合は、この所定の内部使用状態に対応する調整用情報を記憶部から読出すステップと、読み出された調整用情報に基づいて、複数の音声出力系統の音声出力をそれぞれ個別に調整するステップと、を含んでいる。
なお、本発明は、調整用情報を記憶部に登録させるための機能(登録機能)、内部使用状態の変化を取得する機能(内部使用状態取得機能)、所定の内部使用状態に応じて調整用情報を読出し、入力または出力の少なくともいずれか一方または両方を個別に調整可能な機能(調整機能)等を、携帯情報端末のコンピュータに実現させるためのプログラムとして構成することもできる。また、本発明は、上記の音声出力調整方法を携帯情報端末のコンピュータに実行させるためのプログラムとして構成することもできる。そして、本発明に関わるプログラムは、例えば、半導体メモリや光ディスク等の種々の記憶媒体に固定して配布することができる。あるいは、本発明に関わるプログラムは、例えば、インターネット等の通信媒体を介して送信することもできる。
以下、図1〜図11に基づいて、本発明の実施形態を説明する。本実施の形態では、以下に詳述するように、本体マイク11及び本体スピーカ12を備えた携帯情報端末本体(以下、「端末本体」)10と、マイク2及びイヤホン3を備えたイヤホンマイク1とを無線で接続する。そして、携帯情報端末の内部で管理される使用状態が変化した場合は、この内部的な使用状態の遷移に基づいて、複数系統の音声入出力をそれぞれ個別に自動調整する。
図1は、本実施例による携帯情報端末の機能構成を示す機能ブロック図である。「外部装置」の一例であるイヤホンマイク1は、主要な機能として、外部マイク2と、イヤホン3と、設定部4と、通信部5とを備えている。イヤホンマイク1は、例えば、ユーザの頭部に装着される。
外部マイク2は、端末本体10が備える本体マイク11と区別されるもので、例えば、ユーザの口元の近傍に位置する。外部マイク2を骨伝導マイクとして構成する場合は、イヤホン3と一体化させることもできる。
設定部4は、外部マイク2への音声入力状態(感度)とイヤホン3からの音声出力状態とをそれぞれ個別に調節するものである。通信部5は、アンテナ6を介して、端末本体10との間で無線通信を行うものである。通信部5は、例えば、数十センチ〜十数メートル程度の近距離無線通信により、端末本体10と交信する。数十センチ未満の交信能力または十数メートル以上の交信能力でもよい。なお、イヤホン3には、例えば、ディスプレイ等を設けることもできる。
端末本体10は、本体マイク11と、本体スピーカ12と、通信部13及びアンテナ14と、音量設定部15及び音質設定部16と、状態変化検知部17と、使用状態取得部18と、音量設定情報取得部19及び音質設定情報取得部20と、設定部21と、メモリ30とを備えている。
本体マイク11は、例えば、端末本体10をユーザが使用する場合に、ユーザの口元近傍に位置するようにして設けられる。本体スピーカ12は、本体マイク11から離れた別の位置で端末本体10に設けられる。通信部13は、アンテナ14を介して、イヤホンマイク1と交信を行う。
音量設定部15は、内部的な使用状態のそれぞれについて、各音声入出力系統の音量をそれぞれ個別に設定可能なものである。音量設定部15により設定された情報は、音量設定情報32としてメモリ30に記憶される。音量設定情報32については、図4と共にさらに後述する。
音質設定部16は、内部的な使用状態のそれぞれについて、各音声入出力系統の音質をそれぞれ個別に設定可能なものである。音質設定部16により設定された情報は、音質設定情報33としてメモリ30に記憶される。音質設定情報については、図5と共にさらに後述する。
音量設定部15と音質設定部16は、「登録部」の一例を構成する。これらの設定部15,16は、端末本体10のユーザインターフェース上に実現される。具体例は、さらに後述する。
状態変化検知部17は、端末本体10の内部で管理される使用状態の変化を検知するものである。内部で管理される使用状態としては、例えば、待受状態、発呼状態、着呼状態、音声通話状態、映像視聴状態等を挙げることができる。使用状態取得部18は、状態変化検知部17によって使用状態の変化が検出されると、この変化後の使用状態が何であるかを取得するものである。
音量設定情報取得部19は、使用状態取得部18によって内部的な使用状態の変化が取得されると、この使用状態に応じた音量設定情報32をメモリ30から読み出して取得するものである。同様に、音質設定情報取得部20は、使用状態に応じた音質設定情報をメモリ30から読み出して取得するものである。
設定部21には、音量設定情報取得部19から音量設定情報32が入力される。また、設定部21には、音質設定情報取得部20から音質設定情報33が入力される。設定部21は、これらの音量設定情報32及び音質設定情報33に基づいて、本体マイク11及び本体スピーカ12の入出力状態をそれぞれ個別に調整する。また、設定部21は、音量設定情報32及び音質設定情報33のうち外部マイク2またはイヤホン3の設定に関する情報を、通信部13を介してイヤホンマイク1に送信させる。
メモリ30は、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリとして構成可能である。メモリ30には、使用状態一覧情報31と、音量設定情報32と、音質設定情報33と、サンプルデータ34とがそれぞれ記憶されている。ここで、サンプルデータとは、音量や音質の調整(フィッティング)を行うために用いられるデータである。サンプルデータは、例えば、音声通話状態用サンプルデータ、映像視聴用サンプルデータ等のように、使用状態毎にそれぞれ用意することができる。または、一つまたは少数のサンプルデータを各使用状態でそれぞれ共通に使用することもできる。
図2は、携帯情報端末の具体的なハードウェア構成の概略を示すブロック図である。例えば、イヤホンマイク100は、外部マイク101と、イヤホン102と、アンプ103と、制御回路104と、RF回路105と、アンテナ106とを備えて構成することができる。ここで、制御回路104は、図1中の設定部4に対応する。RF回路105及びアンテナ106は、図1中の通信部5及びアンテナ6にそれぞれ対応する。なお、イヤホンマイク100には、電池及び電源回路も設けることができるが、図2では省略する。
端末本体200は、本体マイク201と、本体スピーカ202と、RF回路203と、アンテナ204と、LCD205と、LED206と、スイッチ207と、CCD208と、電源回路209と、電池210と、インターフェース回路(I/F)211と、アンプ212,213と、コントローラ220と、記憶媒体230とを備えて構成することができる。
ここで、本体マイク201は、図1中の本体マイク11に対応する。本体スピーカ202は、図1中の本体スピーカ12に対応する。RF回路203及びアンテナ204は、図1中の通信部13及びアンテナ14にそれぞれ対応する。図1中に示す各設定部15,16と、各設定情報取得部19,20と、状態変化検知部17及び使用状態取得部18と、設定部21とは、主としてコントローラ220により実現することができる。
LCD(Liquid Crystal Display)205は、表示部としての一例であって、液晶ディスプレイに限らず、例えば、プラズマディスプレイ等の他の表示装置を用いてもよい。LED206は、携帯情報端末の状態(着呼状態、電源オン状態等)を表示するために用いられる。なお、これらの状態表示をLCD205で行う場合、LED206は省略することができる。
スイッチ207は、例えば、テンキーボードスイッチや電源スイッチ等から構成される押釦スイッチ群として構成される。なお、LCD205を介して情報を入力する場合や音声指示で情報を入力するような場合は、スイッチ群207の一部または全部を省略することができる。
CCD208は、撮像部の一例であって、CCD(Charge Coupled Device)素子を使用する場合に限らず、例えば、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)素子等の他の素子を使用してもよい。CCD208は、ユーザが自画像や外部の風景を撮影するのに使用される。また、CCD208を利用して、ユーザは、いわゆるテレビ電話を行うことができる。
電源回路209は、電池210の電源電圧に基づいて所定の電圧を生成し、コントローラ220等の各部に電力を供給する。なお、電源としては、電池210に限らず、例えば、光電変換回路(太陽電池)や熱電変換回路等を利用することもできる。
I/F211は、外部の記憶媒体230とのデータ授受を行うためのものである。記憶媒体230は、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリや小型ハードディスク装置あるいは小型光ディスク装置等から構成される。
コントローラ220は、携帯情報端末の各種通信処理や制御を行うものである。コントローラ220は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)221と、MCU(Micro Control Unit、あるいはMPU(Micro Processing Unit))222と、プログラムメモリ223と、データメモリ224とを備えて構成することができる。これら各部は、バス225を介して相互に接続される。
MCU222は、プログラムメモリ223に格納されているマイクロコードを読み出して実行することにより、端末内の制御処理の一部または全部を実行する。データメモリ224は、ワークエリアとして使用されるほかに、ユーザデータ(画像ファイルやアドレス帳データ等)が格納される。
図1中に示したメモリ30は、データメモリ224として構成するができる。または、メモリ30を外部の記憶媒体230として構成することもできる。あるいは、メモリ30を、データメモリ224及び記憶媒体230から構成することもできる。例えば、音量設定情報32及び音質設定情報33を記憶媒体230に格納させることにより、ユーザが携帯情報端末の機種を変更したような場合でも、音量設定情報32等を新しい携帯情報端末に簡単に引き継がせることができる。
なお、ヘッドフォン240は、携帯情報端末に有線接続されるもので、イヤホンマイク100とは別の製品である。
図3は、使用状態一覧情報31に登録される所定の使用状態を示す説明図である。図3(a)に示すように、携帯情報端末の内部的な所定の使用状態としては、例えば、待受状態U1と、音声通話状態U2と、映像視聴状態U3と、音声通話かつ映像視聴状態U4とを挙げることができる。
図3(b)は、各状態U1〜U4の状態遷移図である。待受状態U1とは、移動体通信網による音声通話等が行われていない待機状態である。
待受状態U1にある場合に、外部から着信されて通話が開始されると、待受状態U1から音声通話状態U2に遷移する。通話が切断された場合は、音声通話状態U2から待受状態U1に遷移する。
待受状態U1にある場合に、外部から着信されて通話が開始されると、待受状態U1から音声通話状態U2に遷移する。通話が切断された場合は、音声通話状態U2から待受状態U1に遷移する。
待受状態U1にある場合に、ユーザが映像の視聴を開始すると、待受状態U1から映像視聴状態U3に遷移する。例えば、待受状態U1から、ユーザが地上波デジタルテレビを視聴したり、端末本体10内に保存されている動画像を再生したような場合に、映像視聴状態U3に移行する。映像視聴が終了すると、映像視聴状態U3から待受状態U1に遷移する。
映像視聴中(U3)に外部からの着呼に応じて音声通話を開始したり、あるいは、音声通話中(U2)に映像の視聴を始めたりした場合は、音声通話かつ映像視聴状態U4に遷移する。つまり、音声通話かつ映像視聴状態U4とは、例えば、移動体通信網を利用した音声通話と、地上波デジタルテレビ等の映像視聴とをそれぞれ実行する状態である。
なお、映像と音声とを同時に出力するテレビ電話の場合は、音声通話状態U2に分類することができる。映像視聴に伴う音声出力と音声通話による音声出力とがそれぞれ別々に行われる場合に、音声通話かつ映像視聴状態U4となる。
音声通話かつ映像視聴状態U4にある場合に、通話が切断されると、映像視聴状態U3に遷移する。また、音声通話かつ映像視聴状態U4にある場合に、映像視聴が終了すると、音声通話状態U2に遷移する。
図4は、音量設定情報32の構成例を示す説明図である。音量設定情報32は、所定の各使用状態毎にそれぞれ設定可能である。即ち、音量設定情報32は、待受状態U1用の音量設定情報321と、音声通話状態U2用の音量設定情報322と、映像視聴状態U3用の音量設定情323と、音声通話かつ映像視聴状態U4用の音量設定情報324とから構成することができる。
ここで、例えば、「V11」とは、第1の使用状態(U1)における第1のデバイスの設定値を示す。「V23」は、第2の使用状態(U2)における第3のデバイスの設定値である。図4中では、説明の便宜上、外部マイク2を第1のデバイス、本体マイク11を第2のデバイス、イヤホン3を第3のデバイス、本体スピーカ12を第4のデバイスとしている。なお、音声入力デバイスと音声出力デバイスとに分類する場合は、例えば、外部マイク2を第1の入力デバイス、本体マイク11を第2の入力デバイス、イヤホン3を第1の出力デバイス、本体スピーカ12を第2の出力デバイスと呼ぶこともできる。なお、第1,第2の順序は変えることができる。
ここで、音声出力デバイスであるイヤホン3及び本体スピーカ12には、それぞれ音声通話からの音声と、映像視聴に伴う音声との2種類の音声が出力されうる。つまり、音声出力デバイスには、複数系統の音声が出力されるので、各系統毎にそれぞれ個別に設定値をセットできるようにしている。例えば、「V13A」は、第1の使用状態(U1)において、第3のデバイス(イヤホン3)から出力される音声通話の音量を調整するための情報である。「V13B」は、第1の使用状態(U1)において、第3のデバイス(イヤホン3)から出力される映像視聴の音声を調整するための情報である。
図5は、音質設定情報33の構成例を示す説明図である。音質設定情報33も、所定の各使用状態U1〜U4のそれぞれについて用意することができる。即ち、音質設定情報33は、待受状態U1用の音質設定情報331と、音声通話状態U2用の音質設定情報332と、映像視聴状態U3用の音質設定情報333と、音声通話かつ映像視聴状態U4用の音質設定情報334とから構成することができる。
なお、音量設定情報32の場合も同様であるが、各使用状態U1〜U4の全てについて設定情報32,33をそれぞれ用意する必要は必ずしもなく、ユーザは、自分に必要な範囲内で設定することができる。また、例えば、初期設定用の音量設定情報32と音質設定情報33とを予め用意してもよい。本実施例において、音量設定情報32及び音質設定情報33をまとめて聴力フィッティングデータと呼ぶ場合がある。
音質設定情報33では、例えば、低音領域(L)と、中音領域(M)と、高音領域(H)のように、可聴周波数を複数の領域に分けて、それぞれの周波数領域に設定値を格納を格納している。例えば、「Q12L」は、第1の使用状態(U1)において、第2のデバイス(本体マイク11)の低音領域用の設定値であることを示す。例えば、「Q23HA」は、第2の使用状態(U2)において、第3のデバイス(イヤホン3)からA系統(例えば、音声通話)の音声を出力する場合の高音領域用の設定値であることを示す。
図6は、音量設定情報32及び音質設定情報33を端末本体10のメモリ30に登録させるための設定画面例を示す説明図である。この画面は、音量設定部15及び音質設定部16に対応する。
設定画面には、例えば、使用状態選択部M1と、調節デバイス選択部M2と、調節音声選択部M3と、調節内容選択部M4と、設定値選択部M5との複数の選択メニューを表示させることができる。また、設定画面には、サンプル音声を再生させるためのサンプル音声再生ボタンB1と、設定完了を指示するための設定完了ボタンB2とを設けることができる。
使用状態選択部M1は、予め用意されている複数の使用状態U1〜U4のうち、ユーザが音量や音質の設定を希望する使用状態をいずれか1つ選択するためのものである。ユーザは、プルダウンメニューボタンB3を操作することにより、選択可能な使用状態を一覧表示させることができ、一覧表示された中から所望の使用状態を1つだけ選択することができる。
調節デバイス選択部M2は、予め用意されている調節対象デバイス(外部マイク2,イヤホン3,本体マイク11,本体スピーカ12)の中から、音量や音質の調節を希望するデバイスをいずれか1つ選択するためのものである。
調節音声選択部M3は、予め用意されている音声系統(映像音声、音声通話)の中から、音量や音質の調節を希望する音声系統をいずれか1つ選択するためのものである。
調節内容選択部M4は、予め用意されている調節内容(音量、音質)の中から、いずれか1つを選択するためのものである。
設定値選択部M5は、予め用意されている設定値(例えば、0〜5等のレベル)の中からいずれか1つの値を設定するためのものである。
図6に示す例では、音声通話かつ映像視聴状態(U4)において、本体スピーカ12から出力される映像音声の音量をレベル2に設定する様子が示されている。設定を行う際に、ユーザは、サンプル音声再生ボタンB1を操作してサンプルデータ34を再生させることにより、所望のレベルを選択することができるようになっている。
図7〜図9に基づいて、携帯情報端末の音声入出力調整方法(聴力フィッティング方法)の一例を説明する。
図7は、聴力フィッティング処理の全体を示す概略フローチャートである。まず、聴力フィッティングモードが起動されると、図示せぬ所定の初期化処理等を行った後で、聴力フィッティングデータ登録モードに移行するか否かが判定される(S1)。
図7は、聴力フィッティング処理の全体を示す概略フローチャートである。まず、聴力フィッティングモードが起動されると、図示せぬ所定の初期化処理等を行った後で、聴力フィッティングデータ登録モードに移行するか否かが判定される(S1)。
聴力フィッティングデータ登録モードとは、音量設定部15や音質設定部16による音量設定情報32や音質設定情報33の登録を行うモードである。ユーザは、所定の操作を行うことにより、登録モードに移行することができる(S1:YES)。ユーザが登録モードを選択した場合は、聴力フィッティングデータの登録処理(S2)が行われる。この処理は別図と共に詳述する。
ユーザが、聴力フィッティングデータ登録モードを選択しない場合(S1:NO)、登録済の聴力フィッティングデータに基づいて、聴力フィッティング連動処理(S3)が開始される。この処理の詳細はさらに後述する。
図8は、聴力フィッティングデータ登録処理の概略を示すフローチャートである。まず、端末本体10は、メモリ30から使用状態一覧情報31を読込み(S11)、図6で示したような設定画面(登録メニューM1〜M5)を表示させる(S12)。
ユーザが使用状態U1〜U4のいずれか1つを選択すると(S13)、端末本体10は、この選択された使用状態に関して登録されている音量設定情報32及び音質設定情報33を、メモリ30から読み込む(S14)。
次に、端末本体10は、ユーザがサンプルデータ34の再生を希望する場合に、サンプルデータ34をメモリ30から読み込んで再生する(S15,S16)。ユーザは、サンプルデータ34を確認しながら、自分にあった音量や音質に調整する(S18)。所望のフィッティングデータが得られた場合、即ち、聞こえやすい音量レベルや音質レベルの選択が完了した場合(S17:YES)、このデータが音量設定情報32や音質設定情報33として、メモリ30に記憶される(S19)。
図9は、聴力フィッティング連動処理の概要を示すフローチャートである。まず、端末本体10は、端末内部の使用状態が変化したか否かを随時監視している(S21)。端末内部の使用状態が変化すると(S21:YES)、端末本体10は、遷移後の使用状態を取得する(S22)。
端末本体10は、メモリ30から使用状態一覧情報31を読込み(S23)、S22で取得した使用状態が使用状態一覧情報31に登録されている所定の使用状態であるか否かを判定する(S24)。
使用状態一覧情報31に登録されていない使用状態である場合(S24:NO)、聴力フィッティング処理の対象外であるため、S21に戻る。S22で取得された使用状態が使用状態一覧情報31に登録されている場合(S24:YES)、端末本体10は、この取得された使用状態に対応する音量設定情報32及び音質設定情報33をメモリ30からそれぞれ読込む(S25)。
次に、端末本体10は、メモリ30から読み出された音量設定情報32と音質設定情報33のうち、端末本体10の外部に設けられているイヤホンマイク1に関する設定情報を選別する(S26)。
端末本体10の本体マイク11及び本体スピーカ12に関する設定情報の場合(S26:NO)、この設定情報に基づいて、本体マイク11と本体スピーカ12の音量や音質をそれぞれ個別に調節する(S27)。
一方、イヤホンマイク1に関する設定情報の場合(S26:YES)、端末本体10は、イヤホンマイク1に関する設定情報を、通信部13等を介して、イヤホンマイク1に送信させる(S28)。イヤホンマイク1は、受信した設定情報に基づいて、外部マイク2及びイヤホン3の音量や音質をそれぞれ個別に調節する(S29)。
このように、携帯情報端末の内部的な使用状態が所定の使用状態U1〜U4間で遷移した場合は、遷移後の使用状態に応じて、複数系統の音声出力及び音声入力の音量と音質がそれぞれ個別に調節されるようになっている。
図10は、音量設定情報32の具体的な設定例を示す説明図である。図4に示す表現と図10に示す表現とは相違するが、両者の実質的な構造は等しい。
図10に示す例では、音声通話状態U2において、本体マイク11の入力レベルを「3」に設定すると共に、本体スピーカ12からの音声通話の出力レベルを「3」に設定し、それ以外の音声入力及び音声出力を「0」に設定している。また、映像視聴状態U3では、本体スピーカ12からの映像音声の出力レベルを「1」に、イヤホン3からの映像音声の出力レベルを「3」にそれぞれ設定し、それ以外の音声入力及び音声出力を「0」に設定している。さらに、音声通話かつ映像視聴状態U4では、外部マイク2の入力レベルを「3」に、本体マイク11の出力レベルを「0」にそれぞれ設定し、本体スピーカ12からの映像音声の出力レベルを「2」に、イヤホン3からの映像音声の出力レベルを「1」にそれぞれ設定している。また、イヤホン3からの音声通話の出力レベルを「3」に設定し、本体スピーカ12からの音声通話の出力レベルを「0」に設定している。
図10に示す例では、音声通話状態U2において、本体マイク11の入力レベルを「3」に設定すると共に、本体スピーカ12からの音声通話の出力レベルを「3」に設定し、それ以外の音声入力及び音声出力を「0」に設定している。また、映像視聴状態U3では、本体スピーカ12からの映像音声の出力レベルを「1」に、イヤホン3からの映像音声の出力レベルを「3」にそれぞれ設定し、それ以外の音声入力及び音声出力を「0」に設定している。さらに、音声通話かつ映像視聴状態U4では、外部マイク2の入力レベルを「3」に、本体マイク11の出力レベルを「0」にそれぞれ設定し、本体スピーカ12からの映像音声の出力レベルを「2」に、イヤホン3からの映像音声の出力レベルを「1」にそれぞれ設定している。また、イヤホン3からの音声通話の出力レベルを「3」に設定し、本体スピーカ12からの音声通話の出力レベルを「0」に設定している。
音声通話かつ映像視聴状態U4における上記設定を実行する様子を、図11の模式図に示す。音声通話と映像視聴とを同時に行う場合、イヤホン3からは、音声通話が音量「3」のレベルで出力されると共に、映像音声が音量「1」のレベルで出力される。本体スピーカ12からは、映像音声のみが音量「2」のレベルで出力される。そして、外部マイク2の音声入力レベルは音量「3」に設定され、本体マイク11は切られている。
このように、図10に示す設定例では、音声通話と映像視聴とを同時に行う場合、イヤホンマイク1による音声通話を主とし、映像視聴を従に設定している。ユーザは、音声通話に重点を置きながらも、音声通話の背景として聞こえる映像音声や、本体スピーカ12から聞こえてくる映像音声により、映像視聴を続けることができる。なお、図10,図11に示す例とは逆に、映像視聴を主とし、音声通話を従とする設定でもよい。どのような設定にするかは、ユーザが自由に選択することができる。
本実施例は上述のように構成されるので、以下の効果を奏する。本実施例では、携帯情報端末が内部で管理する使用状態に基づいて、音声入出力の音量や音質を自動的に調節できる構成とした。従って、内部の使用状態が遷移した場合でも、遷移後の使用状態に適した音量や音質に自動的に調節でき、手動でいちいち調節する手間を省くことができる。これにより、使い勝手が向上する。さらに、ユーザが携帯情報端末を使用している最中に、内部の使用状態が種々遷移した場合でも、ユーザの利用環境が低下するのを抑制して、携帯情報端末の使用を継続させることができる。
特に、携帯電話等の携帯情報端末では、年々新たな機能が追加されるが、機能が多くなればなるほど、端末内部の使用状態の種類も増加する。携帯情報端末の新たな使用方法が提案されるほど、内部の使用状態は、様々にかつ頻繁に遷移する可能性がある。このような場合でも、本実施例によれば、ユーザの使い方に応じて、適切な音量や音質を自動的に設定することができ、使い勝手が向上する。
本実施例では、複数系統の音声入力及び音声出力のそれぞれを個別に調整できる構成とした。従って、例えば、イヤホンマイク1と端末本体10とで、それぞれ音声入出力の音量レベルを調節することにより、ユーザの使い方や好み等に応じた適切な音環境を実現することが可能である。
特に、イヤホンマイク1と端末本体10とを無線で接続するような場合、ユーザは、端末本体1をそこに残したまま、イヤホンマイク1を装着して比較的自由に移動することができる。ユーザが移動すると、ユーザと端末本体10との間の距離や角度等が変化するため、端末本体10からの音声の聞こえ方も種々変化する。端末本体10を残したままイヤホンマイク1だけを装着して移動するような使い方が多い場合、イヤホンマイク1の音声入出力に重点をおいて音量や音質を設定することができる。このように、端末本体10から分離された別の音声入出力系統(外部マイク2,イヤホン3)を有する携帯情報端末の場合、使い勝手が向上する。
あるいは、例えば、親子や友人同士によって端末本体10とイヤホンマイク1とがそれぞれ別々に使用されるような場合に、イヤホンマイク1では音声通話のみを行い、端末本体10では映像視聴のみを行うこともできる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、携帯情報端末の主要な機能を端末本体10に搭載する場合を示したが、これに限らず、イヤホンマイク1に主要な機能を搭載する構成でもよい。例えば、イヤホンマイク1にコントローラやメモリ等を搭載し、再生された映像データ等をイヤホンマイク1から端末本体10に転送して再生させる構成としてもよい。
例えば、地上波デジタルテレビを視聴している最中に、テレビ電話が開始されたような場合は、音量や音質を自動調節すると共に、ディスプレイに表示されるテレビ画像と相手方話者の画像の表示サイズや表示位置、透過率等を自動的に調節してもよい。
内部的な使用状態として、待受状態、音声通話状態、映像視聴状態、音声通話かつ映像視聴状態の4つを例示したが、本発明はこれに限らず、例えば、内蔵カメラによる撮影状態やラジオ聴取状態、ゲームプログラムのプレイ状態等のように、他の内部的な使用状態の遷移に基づいて音量等を自動調節することもできる。
1…イヤホンマイク、2…外部マイク、3…イヤホン、4…設定部、5…通信部、6…アンテナ、10…端末本体、11…本体マイク、12…本体スピーカ、13…通信部、14…アンテナ、15…音量設定部、16…音質設定部、17…状態変化検知部、18…使用状態取得部、19…音量設定情報取得部、20…音質設定情報取得部、21…設定部、30…メモリ、31…使用状態一覧情報、32…音量設定情報、33…音質設定情報、34…サンプルデータ、100…イヤホンマイク、101…外部マイク、102…イヤホン、103…アンプ、104…制御回路、105…RF回路、106…アンテナ、200…端末本体、201…本体マイク、202…本体スピーカ、203…RF回路、204…アンテナ、205…LCD、206…LED、207…スイッチ、208…CCD、209…電源回路、210…電池、212,213…アンプ、220…コントローラ、221…DSP、222…MCU、223…プログラムメモリ、224…データメモリ、225…バス、230…記憶媒体、B1…サンプル音声再生ボタン、B2…設定完了ボタン、B3…プルダウンメニューボタン、M1…使用状態選択部、M2…調節デバイス選択部、M3…調節音声選択部、M4…調節内容選択部、M5…設定値選択部、U1…待受状態、U2…音声通話状態、U3…映像視聴状態、U4…映像視聴状態
Claims (12)
- 少なくとも音声入力部及び音声出力部を有する携帯情報端末本体と、この携帯情報端末本体に接続され、少なくとも他の音声入力部及び他の音声出力部を有する外部装置とを備えた携帯情報端末において、
端末内部で管理される所定の内部使用状態毎に予め登録される調整用情報をそれぞれ記憶する記憶部と、
前記端末内部で管理される内部使用状態の変化を取得する使用状態取得部と、
前記取得された内部使用状態が前記所定の内部使用状態である場合に、この所定の内部使用状態に対応する前記調整用情報を前記記憶部から読出し、この調整用情報に基づいて、前記各音声入力部の入力状態または前記各音声出力部の出力状態の少なくともいずれか一方または両方を調整する調整部と、
を備えたことを特徴とする携帯情報端末。 - 前記調整部は、音量及び音質の両方をそれぞれ個別に調整可能である請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記各調整用情報には、前記各音声出力部の出力系統毎にそれぞれ設けられる調整用設定値がそれぞれ含まれている請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記調整部は、前記各音声入力部及び前記各音声出力部をそれぞれ個別に調整可能である請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記調整部は、前記携帯情報端末本体と前記外部装置との両方にそれぞれ設けられている請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記内部使用状態の変化を検出する状態変化検出部を設け、前記使用状態取得部は、前記状態変化検出部により前記内部使用状態の変化が検出された場合に、変化後の前記内部使用状態を取得する請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記記憶部に前記各調整用情報を登録させるための登録部を備えた請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記所定の内部使用状態には、少なくとも待受状態及び音声通話状態のいずれもが含まれている請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記携帯情報端末本体には、画像出力部をさらに設け、
前記所定の内部使用状態には、少なくとも待受状態、音声通話状態、映像視聴状態、音声通話かつ映像視聴状態のうちいずれか複数の状態が含まれている請求項1に記載の携帯情報端末。 - 前記記憶部は、前記携帯情報端末本体に着脱可能に設けられている請求項1に記載の携帯情報端末。
- 前記外部装置は、ヘッドセットまたはイヤホンマイクとして構成される請求項1に記載の携帯情報端末。
- 携帯情報端末本体及びこの携帯情報端末本体に無線を介して接続される外部装置を備え、同時に使用可能な複数の音声出力系統を有する携帯情報端末の音声出力を調整するための音声出力調整方法であって、
端末内部で管理される所定の内部使用状態毎に、調整用情報をそれぞれ登録するステップと、
前記各登録された調整用情報を記憶部にそれぞれ記憶させるステップと、
前記端末内部で管理される内部使用状態の変化を検出するステップと、
前記検出された内部使用状態の変化に基づいて、変化後の内部使用状態を取得するステップと、
前記取得された内部使用状態が前記所定の内部使用状態であるか否かを判定するステップと、
前記所定の内部使用状態であると判定された場合は、この所定の内部使用状態に対応する前記調整用情報を前記記憶部から読出すステップと、
前記読み出された調整用情報に基づいて、前記複数の音声出力系統の音声出力をそれぞれ個別に調整するステップと、
を含んだ携帯情報端末の音声出力調整方法。
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