JP2006100980A - Tv電話機能付き携帯電話端末、及びその映像及び音声のon/off制御方法 - Google Patents

Tv電話機能付き携帯電話端末、及びその映像及び音声のon/off制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】TV電話中に、ワンタッチで、自分から相手、または相手から自分への音声音声及び映像のON/OFFのモードを変更可能とする。
【解決手段】TV電話機能付き携帯電話端末は、映像と音声のON/OFFの設定をひとつの組(モード)とし、各設定の組に、テンキーの1つずつを割当てている。例えば、自分から相手への送信の場合、設定1は、映像及び音声ともにON(送信)とし、「7」キーを割当てる。設定2は、映像はON、音声はOFF(送信停止)とし、「8」キーを割当てる。設定3は、映像はOFF、音声はONとし、「9」キーを割当てる。TV電話中に、7〜9キーを押下することにより、ワンタッチで設定を切替えることができる。相手から自分への映像と音声のON/OFFの設定も同様にすることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、TV電話機能の付いた携帯電話端末と、そのTV電話中の映像情報と音声情報とに対するON(所定の処理の実行)/OFF(所定の処理の不実行)の制御方法とに関するものである。
従来のTV(テレビ)電話機能付き携帯電話端末では、TV電話を行うときに自分の映像を相手方に見せたくないときには画像を出さない設定にしたり、代替えの画像を流す設定としていた(例えば、特許文献1参照)。
また、音声については、相手の声を大きくしたくなかったら通話中に音量調整を行ったり、クイックサイレントモードの設定としていた(例えば、特許文献2参照)。
しかし、映像については、上述した制御(自分から相手方への画像を見せる、見せないの選択)とは逆方向の制御(相手方から自分へ送られてくる画像を見る、見ないの選択)を行うものはなかった。ただし、使用者の操作でなく、タイマー制御により、TV電話開始後に一定時間経過すると、相手方から自分へ送られてくる画像を見ないようにするものはあった(例えば、特許文献3参照)。
また、音声についても、上述した制御(相手方から自分への音量の調整、消音)とは逆方向の制御(自分から相手への音声のコントロール)を行うものはなかった。
特開2003−333556号公報(第2頁、図1) 特開2003−110666号公報(第2頁、図1) 特開2002−27145号公報(第2頁、図2)
上述した従来のTV電話機能付き携帯電話端末では、映像設定をあらかじめ、きめておかなければならなかったり、設定が面倒であったりしていた。また、音声と映像の設定をそれぞれ独立に行わなければいけない構成となっていた。さらに映像については、相手方から自分へ送られてくる画像は見る、見ないの選択ができなかった。また音声については、自分から相手への音声はコントロールできない構成になっていた。
すなわち、従来のTV電話機能付き携帯電話端末は、TV電話中に相手方で自分にとって嫌なものを映し出したりした場合には、映像表示自体をすぐに停止(OFF)にするといった機能がなく、他の回避策も設定が深い階層まで入らなければいけなかったり、画面選択があったりしていた。また、電話であるため自分から相手への音を消すといった設定もなかったため、TV電話中に相手に聞かせてたくない声、音が入ってしまうことも考えられる(音声のみの電話であれば気にならないものも、映像と音が入るとリアリティが増すものである)。
映像、音声ともに表示を消したり、音量を調節する機能はあったものの、それぞれ独立して設定を行っていたため、映像、音声ともに同時に設定変更したい場合などは、非常に煩わしかった。
なお、映像と音声とを同時に停止する方法として、TV電話自体を保留状態にすることが考えられる。しかし、この方法では、自分から相手へ、及び相手から自分への映像と音声とが同時に停止してしまう。
本発明の目的は、TV電話中の映像、音声に対するON(所定の処理の実行)/OFF(所定の処理の不実行)の設定変更を、使用者の意思により効率的に行うことを可能とし、上記煩わしさを軽減させるTV電話機能付き携帯電話端末、及びその映像及び音声のON/OFF制御方法を提供することにある
本発明の請求項1に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、移動通信網を含む網を介して相手の端末と接続され、TV電話のための映像情報及び音声情報を送受信するTV電話機能付き携帯電話端末において、前記映像情報に対しONまたはOFFのいずれが設定されているか判定し、ONならば当該映像情報に対する所定の処理を実行し、OFFならば当該映像情報に対する所定の処理を実行しない手段と、前記音声情報に対しONまたはOFFのいずれが設定されているか判定し、ONならば当該音声情報に対する所定の処理を実行し、OFFならば当該音声情報に対する所定の処理を実行しない手段と、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との複数の組合わせを、それぞれ対応する複数の設定種別として登録する手段と、前記複数の設定種別のうちのいずれか1つの設定種別を指定する入力情報を受け付ける手段と、前記入力情報により指定された設定種別に基づいて、前記映像情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定と、前記音声情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定とを同時に行う手段とを備える。
本発明の請求項2に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、請求項1に係るTV電話機能付き携帯電話端末において、前記複数の設定種別の各々と、互いに異なるテンキーのうちのいずれか1つのキーとの対応情報を登録する手段を備え、前記登録されたテンキーのうちのいずれか1つのキーが押下されたことを検出すると、当該キー情報を前記設定種別を指定する入力情報とする構成を有する。
本発明の請求項3に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、請求項1、または2に係るTV電話機能付き携帯電話端末において、前記映像情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への映像情報の送信処理であり、前記音声情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への音声情報の送信処理である構成を有する。
本発明の請求項4に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、請求項1、または2に係るTV電話機能付き携帯電話端末において、前記映像情報に対する所定の処理は、相手端末から自端末へ送信された映像情報の可視表示処理であり、前記音声情報に対する所定の処理は、相手端末から自端末へ送信された音声情報の可聴出力処理である構成を有する。
本発明の請求項5に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、請求項1、または2に係るTV電話機能付き携帯電話端末において、前記映像情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への映像情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された映像情報の可視表示処理とであるとともに、前記音声情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への音声情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された音声情報の可聴出力処理とであり、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定を、自端末から相手端末への映像情報と、相手端末から自端末への映像情報とでそれぞれ別々に設定するとともに、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定とを、自端末から相手端末への音声情報と、相手端末から自端末への音声情報とでそれぞれ別々に設定する構成を有する。
本発明の請求項6に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、請求項2に係るTV電話機能付き携帯電話端末において、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との全組合せのうちのいずれの組合わせを前記設定種別として登録するかの指定、及び前記登録対象の設定種別にいずれのキーを対応させるかの指定のうち、少なくともいずれか一方の指定を含む入力情報を受け付ける手段を有する。
本発明の請求項7に係るTV電話機能付き携帯電話端末は、請求項3、4、または5に係るTV電話機能付き携帯電話端末において、前記OFF設定された映像情報及び前記音声情報を、再生処理可能な記憶手段に記憶させる手段を有する。
本発明の請求項8に係る映像及び音声のON/OFF制御方法は、移動通信網を含む網を介して相手の端末と接続され、TV電話のための映像情報及び音声情報を送受信するTV電話機能付き携帯電話端末における、映像情報及び音声情報とに対する所定の処理の実行/不実行を制御する方法であり、設定種別を指定する入力情報を受け付け、あらかじめ登録された、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との複数の組合わせにそれぞれ対応する複数の設定種別を、前記指定された設定種別で検索し、前記指定された設定種別に対応する、前記映像情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定と、前記音声情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定とを同時に行い、前記映像情報に対し、ON設定していれば、当該映像情報に対する所定の処理を実行し、OFF設定していれば、当該映像情報に対する所定の処理を実行せず、前記音声情報に対し、ON設定していれば、当該音声情報に対する所定の処理を実行し、OFF設定していれば、当該音声情報に対する所定の処理を実行しない工程を有する。
本発明の請求項9に係る映像及び音声のON/OFF制御方法は、請求項8に係る映像及び音声のON/OFF制御方法において、テンキーのうちのいずれかのキーが押下されたことを検出し、あらかじめ登録された、前記複数の設定種別にそれぞれ対応するテンキーを、前記押下されたキーで検索し、前記押下されたキーに対応する設定種別を、前記入力情報で指定された設定種別とする工程を有する。
本発明の請求項10に係る映像及び音声のON/OFF制御方法は、請求項8、または9に係る映像及び音声のON/OFF制御方法において、前記映像情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への映像情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された映像情報の可視表示処理とであるとともに、前記音声情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への音声情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された音声情報の可聴出力処理とであり、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定を、自端末から相手端末への映像情報と、相手端末から自端末への映像情報とでそれぞれ別々に設定するとともに、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定とを、自端末から相手端末への音声情報と、相手端末から自端末への音声情報とでそれぞれ別々に設定する工程を有する。
本発明の請求項11に係る映像及び音声のON/OFF制御方法は、請求項9に係る映像及び音声のON/OFF制御方法において、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との全組合せのうちのいずれの組合わせを前記設定種別として登録するかの指定、及び前記登録対象の設定種別にいずれのキーを対応させるかの指定のうち、少なくともいずれか一方の指定を含む入力情報を受け付ける工程を有する。
本発明の請求項12に係る映像及び音声のON/OFF制御方法は、請求項10に係る映像及び音声のON/OFF制御方法において、前記OFF設定された映像情報及び前記音声情報を、再生処理可能な記憶手段に記憶させる工程を有する。
本発明では、映像情報と、音声情報との両方に対するON設定(所定の処理の実行)/OFF設定(所定の処理の不実行)の各組合わせを複数の設定種別に対応付け、組合わせ(設定種別)ごとに、ひとつずつテンキーのいずれかのキー入力などの入力情報に対応付けている。このため、操作性が改善され、使用者の意思により瞬間的に、映像情報と、音声情報との両方同時の設定切り替えが可能となる。
本発明の概要を説明する。最近の携帯電話の発展は目覚しく、動画撮影機能やTV(テレビ)機能を有する携帯電話端末も開発されている。さらに、IP(インターネット・プロトコル)パケット網などを利用してTV電話通信を行うTV電話機能付き携帯電話端末もある。本発明は、TV電話機能付き携帯電話端末によるTV電話中に、使用者(携帯者)の意思により、ワンタッチで自分から相手方、または、相手方から自分への音声および映像のON(オン)/OFF(オフ)の設定(モード)を変更できる機能を提供する。
なお、ONとは、所定の処理の実行指定、OFFとは、所定の処理の不実行指定を示す。自分から相手方への映像ONとは、自分の映像を相手に送る状態、自分から相手方への音声ONとは、自分の音声を相手に送る状態である。自分から相手方への映像OFFとは、自分の映像を相手に送らない状態、自分から相手方への音声OFFとは、自分の音声を相手に送らない状態である。また、相手方から自分への映像ONとは、相手の映像を可視表示している状態、相手方から自分への音声ONとは、相手の音声を可聴出力している状態である。相手方から自分への映像OFFとは、相手の映像を可視表示していない状態、相手方から自分への音声OFFとは、相手の音声を可聴出力していない状態である。
上述の機能を実現するために、本発明のTV電話機能付き携帯電話端末では、下記手段を有している。第1の手段として、映像と音声の両方のON/OFFの設定ごとに1つの組(設定種別、モード)とし、組の個数分の複数の設定種別を登録した手段を有している。これにより映像と音声を別々に設定する煩わしさを軽減できる。第2の手段として、第1の手段として設定したもの(各設定種別)をテンキーの1つずつに割り当てる構成としている。これによりTV電話中であっても、使用者(携帯者)の意思により、すばやくワンタッチで切り替えることができる。第3の手段としては、自分から相手への設定と相手から自分への設定をそれぞれに設定できる手段を有している。これにより、TV電話中での瞬間的なモード切り替え要求に対応してすぐに通話設定を切り替えることができ、相手の姿を見たくない場合や自分側の音を相手方に知られたくないようなときも迅速な対応が可能になった。
次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施例(実施例1)を示すブロック構成図である。
図1において、本例のTV電話機能付き携帯電話端末1は、全体の制御を行う制御部12と、図示していない移動通信システム(網)の基地局との間で無線信号により送受信を行う無線部11とを有している。移動通信網には、インターネット等の他の網も接続可能である。TV電話機能付き携帯電話端末1は、これらの網を介して、他のTV電話機能付き電話端末(携帯電話端末)との間で通常の電話通信や、TV電話通信を行うことができる。
本携帯電話端末1による通話時には、マイク(マイクロフォン:送話器)14及びレシーバ(受話器)13を用いる。すなわち、携帯者(使用者)からの送話音声は、マイク14により音声信号に変換され、制御部12を介して音声データ化され、無線部11で無線信号に変調され、網を介して通信相手先に向けて送信される。無線部11で受信、復調された通信相手先からの信号(音声データ)は、制御部12を介し、音声信号に変換された後、レシーバ13から携帯者への受話音声として出力される。
レシーバ13としては、携帯電話端末本体に直接取り付けられたスピーカや、本体にコネクタ接続され携帯者の耳に装着されるイヤホンなどがある。イヤホンを接続すると、スピーカからの音声出力は切断される。なお、スピーカを使用するときは、マイク14を介したループ(ハウリング)を防止するための手段を制御部12に組み込んでおく。
携帯者が電話番号を入力する時や、メールを作成、送付する時、他の機能を選択する時は、制御部12の制御の下、テンキー・スイッチ(以下、テンキーと略記)16や、各機能毎に割り振られたスイッチ(SW)15を操作することで行う。
制御部12はまた、携帯者への表示情報を、表示用駆動制御部(表示DRIV)21を介して、表示部22に表示する。表示部22は、LCD(液晶ディスプレイ)で構成される。
制御部12は、メッセージ情報や、電話番号情報(電話帳)などを、メモリ17に記憶する。なお、制御部12は、自身の動作に直接必要なデータは、メモリ17に記憶するようにしてもよいが、通常は内蔵する書換え可能な不揮発性メモリに記憶する。
また、本携帯電話端末1は、付加機能としてTV電話機能を有しており、本体前面に携帯者を撮影するための前面カメラ18を有しており、本体背面にも風景や、他の被写体を撮影するための背面カメラ19を有している。またマイクとしても、上述した音声通話のためのマイク14を本体前面に有しているが、本体背面にも、背面カメラ19により風景や、他の被写体を撮影する時に集音するための背面マイク20を有している。
制御部12は、前面カメラ18及び背面カメラ19によりTV電話として撮影された画像を画像データに変換し、マイク14及び背面マイク20によりTV電話として集音された音声を音声データに変換する。制御部12はまた、前面カメラ18及び背面カメラ19によりTV電話として撮影された画像を、表示DRIV21を介し表示部22に画面表示(モニタ表示)することができる。
制御部12で作成された画像データ、及び音声データはともに、無線部11から網に送出される。網では、相手のTV電話機能付き電話端末(携帯電話端末)へ、これらの画像データと音声データとを送り、相手方とのTV電話通話を可能とする。
相手のTV電話機能付き電話端末からの画像データと音声データとは、網を介して無線部11に入力される。制御部12は、無線部11から受信した画像データ及び音声データに基づき、表示DRIV21を介して表示部22に画面表示させ、レシーバ13から音声出力させる。
本発明の特徴の1つは、制御部12にTV電話映像/音声制御部121を有している点である。TV電話映像/音声制御部121は、携帯者によるテンキー16押下により、あらかじめ決められた設定に基づいて、TV電話通話時の、映像のON/OFFおよび音声のON/OFFの切り替え設定を行う。
なお、映像のONとは、自分から相手への映像に関する場合は、カメラ撮影による画像データの送信処理を行うこと、相手から自分への映像に関する場合は、受信した画像データの表示部への画面表示処理を行うことを意味する。逆に、映像のOFFとは、自分から相手への映像に関する場合は、カメラ撮影による画像データの送信処理を行わないこと、相手から自分への映像に関する場合は、受信した画像データの表示部への画面表示処理を行わないことを意味する。
また、音声のONとは、自分から相手への音声に関する場合は、マイク入力による音声データの送信処理を行うこと、相手から自分への音声に関する場合は、受信した音声データのレシーバへの音声出力処理を行うことを意味する。逆に、音声のOFFとは、自分から相手への音声に関する場合は、マイク入力による音声データの送信処理を行わないこと、相手から自分への音声に関する場合は、受信した音声データのレシーバへの音声出力処理を行わないことを意味する。
図2は、本例のTV電話機能付き携帯電話端末1の外観構成例を示す模式図であり、折畳型携帯電話端末に適用した例を示す。図2の分図(A)は、折畳型携帯電話端末の前面、分図(B)は、同端末の背面を示す。
図2において、TV電話機能付き携帯電話端末1は、ヒンジ接続された、上側筐体2と、下側筐体3とから成る。上側筐体2の前面には、レシーバ13と、前面カメラ18と、表示部22とが配置されている。上側筐体2の背面には、背面カメラ19と、背面マイク20とが配置されている。下側筐体3の前面には、マイク14と、テンキー16と、各種スイッチ(各SW15)とが配置されている。
テンキー16は、「0」〜「9」の各数字キーと、「*」キーと、「#」キーとから成る。
次に、本例のTV電話機能付き携帯電話端末1における、映像、音声のON/OFFの設定(モード)と、テンキー16中の特定キーへの割り当てとを、図6を参照して説明する。なお、これら設定(モード)の内容と、特定キーへの割り当て情報とは、TV電話映像/音声制御部121に格納されている。格納方法としては、あらかじめ外部から書き込む方法や、後に説明する携帯者が任意に書き込む方法などがある。
まず、設定1(モード1)においては、映像ON、音声ONの設定となっており、この場合、自分の携帯電話端末から相手の携帯電話端末へは、映像も音声も通常に送られる状態となっている。この状態への設定はテンキー16のうち、「7」キーが割り当てられている。つまり、映像ON、音声ON以外の設定の時に、TV電話中に「7」キーを押下することでこのモードへ切り替えることができる。
次に、設定2(モード2)においては、映像ON、音声OFFの設定となっており、この場合、自分の携帯電話端末から相手の携帯電話端末へは、映像は通常に送られるが、音声は送られない状態となっている。この状態への設定はテンキー16のうち、「8」キーが割り当てられている。
最後に、設定3(モード3)においては、映像OFF、音声ONの設定となっており、この場合、自分の携帯電話端末から相手の携帯電話端末へは、音声は通常に送られるが、映像は送られない状態となっている(音声のみの通話状態)。この状態への設定はテンキー16のうち、「9」キーが割り当てられている。
また、映像OFF、音声OFFの状態は、何も接続されていない状態なので本実施例では設定から除外している。
図5は、本例のTV電話機能付き携帯電話端末1における、TV電話中の設定切り替えの状態遷移図である。
図5において、TV電話の通話状態として、状態S401、状態S402、状態S403の3つの状態がある。その他に、待ち受け状態S400がある。
状態S401は、設定1の状態であり、映像ON、音声ONの状態である。状態S402は、設定2の状態であり、映像ON、音声OFFの状態である。状態S403は、設定3の状態であり、映像OFF、音声ONの状態である。
今、映像ON、音声ON(状態S401)だったとすると、設定切り替えはTV電話終了→待ちうけ復帰も含めて3種類の遷移が考えられる。すなわち、テンキー16の「8」キー押下による映像ON、音声OFF(状態S402)への遷移と、テンキー16の「9」キー押下による映像OFF、音声ON(状態S403)への遷移とがある。また、TV電話を終了し待ちうけ状態(状態S400)へ戻る遷移がある。
同様にして、映像ON、音声OFF(状態S402)を起点とすると、設定切り替えは、テンキー16の「「7」キー押下による映像ON、音声ON(状態S401)への遷移と、「9」キー押下による映像OFF、音声ON(状態S403)への遷移とがある。また、TV電話を終了し待ちうけ状態(状態S400)へ戻る遷移がある。
さらに同様にして、映像OFF、音声ON(状態S403)を起点とすると、設定切り替えは、「7」キー押下による映像ON、音声ON(状態S401)への遷移と、「8」キー押下による映像ON、音声OFF(状態S402)への遷移とがある。また、TV電話を終了し待ちうけ状態(状態S400)へ戻る遷移がある。
次に、図1,2,5,6とともに、図3,4のフローチャートを参照して、本例のTV電話機能付き携帯電話端末1の動作について説明する。なお、図3の出力コネクタA,B,Cはそれぞれ、図4の入力コネクタA,B,Cに接続される。図4の出力コネクタDは、図3の入力コネクタDに接続される。
本発明の携帯者の操作によるTV電話通話時の映像および音声の切り替え設定を、以下の動作により行う。
スタート時点から、携帯電話端末は、TV電話で通話状態にあるとする(ステップS101)。この状態のとき、TV電話による通話を続ける場合は(ステップS102のY側)、ステップS103の処理へ進む。通話を終了する場合は(ステップS102のN側→ステップS161のY側)、スイッチ操作を行い、待ちうけ状態に戻る(ステップS162)。
TV電話での通話を行っている時の映像及び音声のON/OFF設定は、以下のような組合せがある。
自分から相手先のTV電話付き携帯電話に対して、映像ON、音声ONであれば(ステップS103のY側)、通常の状態(映像ON、音声ON)でTV電話による通話を行っている(ステップS104)。上述したように、ここで言う映像ONとは、自分の映像を相手の携帯電話に送っている状態、音声ONとは、自分の音声を相手の携帯電話に送っている状態である。
また、現状の状態が、映像ON、音声OFFでTV電話を行っていることや(ステップS121のY側→ステップS122)、映像OFF、音声ONでTV電話を行っていることもある(ステップS121のN側→ステップS141)。
今、映像ON、音声ONでTV電話通話を行っているが(ステップS104)、携帯者が何らかの理由により設定(モード)を変更しようとする要望があれば(ステップS105のY側)、テンキー16の押下により他のモードへの切り替えを行う。
例えば、映像ON、音声OFFに変更する場合は(ステップS106のY側)、テンキー16のうちの「8」キーを押下する(ステップS211)。テンキー「8」が押下されると、TV電話映像/音声制御部121へ信号が送出され、TV電話映像/音声制御部121では、映像ON、音声OFFの設定に変更する(ステップS212)。変更された後は、変更後のモードでのTV電話通話状態となる(ステップS101)。
一方、ステップS106の処理で、映像OFF、音声ONに変更しようとした場合は(ステップS106のN側→ステップS111)、テンキーのうちの「9」キーを押下する(ステップS221)。テンキー「9」が押下されると、TV電話映像/音声制御部121へ信号が送出され、TV電話映像/音声制御部121では、映像OFF、音声ONの設定に変更する(ステップS222)。変更された後は、変更後のモードでのTV電話通話状態となる(ステップS101)。
ここまで説明したのは、現状が映像ON、音声ONのときに他の設定に切り替える動作である。同様にして次は、現状が映像ON、音声OFFの場合を説明する。
今、映像ON、音声OFFでTV電話通話を行っているが(ステップS122)、携帯者が何らかの理由により設定(モード)を変更しようとする要望があれば(ステップS123のY側)、テンキー16の押下により他のモードへの切り替えを行う。
例えば、映像OFF、音声ONに変更する場合は(ステップS124のY側)、テンキー16のうちの「9」キーを押下する(ステップS221)。テンキー「9」が押下されると、TV電話映像/音声制御部121へ信号が送出され、TV電話映像/音声制御部121では、映像OFF、音声ONの設定に変更する(ステップS222)。変更された後は、変更後のモードでのTV電話通話状態となる(ステップS101)。
一方、ステップS124の処理で、映像ON、音声ONに変更しようとした場合(は(ステップS124のN側→ステップS131)、テンキー16のうちの「7」キーを押下する(ステップS201)。テンキー「7」が押下されると、TV電話映像/音声制御部121へ信号が送出され、TV電話映像/音声制御部121では、映像ON、音声ONの設定に変更する(ステップS202)。変更された後は、変更後のモードでのTV電話通話状態となる(ステップS101)。
最後にこれも同様であるが、現状が映像OFF、音声ONの場合を説明する。
今、映像OFF、音声ONでTV電話通話を行っているが、(ステップS141)、携帯者が何らかの理由により設定(モード)を変更しようとする要望があれば(ステップS123のY側)、テンキー16の押下により他のモードへの切り替えを行う。
例えば、映像ON、音声ONに変更する場合は(ステップS143のY側)、テンキー16のうちの「7」キーを押下する(ステップS201)。テンキー「7」が押下されると、TV電話映像/音声制御部121へ信号が送出され、TV電話映像/音声制御部121では、映像ON、音声ONの設定に変更する(ステップS202)。変更された後は、変更後のモードでのTV電話通話状態となる(ステップS101)。
一方、ステップS143の処理で、映像ON、音声OFFに変更しようとした場合は(ステップS143のN側→ステップS151)、テンキーのうちの「8」キーを押下する(ステップS211)。テンキー「8」が押下されると、TV電話映像/音声制御部121へ信号が送出され、TV電話映像/音声制御部121では、映像ON、音声OFFの設定に変更する(ステップS212)。変更された後は、変更後のモードでのTV電話通話状態となる(ステップS101)。
以上説明したように、本実施例では、自分から相手への映像及び音声のON/OFFの組合せごとにモードを設定し、特定の1つのキー(テンキーの1つ)を割り当てているので、キーの操作に手間がかからず、瞬間的にモードを切り替えることができる。このため、相手に見せたくない映像や聞かせたくない音声など不具合が発生した時点で、送信したくない情報のみを正確に、迅速且つ容易に送信を停止することができる。また、これら不具合が解消した時点でも、迅速且つ容易に送信を再開することができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
上述した実施例1のTV電話機能付き携帯電話端末は、自分から相手に送信する映像と音声とについてのみ、ON/OFF制御の対象としている。しかし、本実施例2のTV電話機能付き携帯電話端末は、相手から自分に送信されてくる映像と音声とについても、ON/OFF制御の対象としている。すなわち、本例のTV電話機能付き携帯電話端末は、自端末から相手端末への映像及び音声の送信ON/OFFを設定できる他に、相手端末から自端末への映像及び音声の受信ON/OFFを設定できる手段(TV電話映像/音声制御部121)を有している。その他の構成や、機能は、実施例1のものと同様である。
実施例2における映像及び音声に対するON/OFF制御の機能設定は、実施例1におけるそれと同様である。すなわち、図6に示す各機能設定(設定1(モード1)〜設定3(モード3))における、テンキー割り当て、映像及び音声のON/OFFの値はそのままに、動作内容に、相手から自分への映像及び音声に対する処理を追加する。これらの処理はTV電話映像/音声制御部121の制御により行われる。
例えば、設定1の場合は、「7」キー押下で状態遷移され、相手は自分の映像、音声ともに確認可能であるとともに、自分も相手の映像、音声ともに確認できる(通常のTV電話通信)。設定2の場合は、「8」キー押下で状態遷移され、相手は自分の映像のみ見れるとともに、自分も相手の映像のみ見れる。設定3の場合は、「9」キー押下で状態遷移され、相手は自分の音声のみ聞けるとともに、自分も相手の音声のみ聞ける。
上述した実施例2のTV電話機能付き携帯電話端末では、自分から相手への映像及び音声のON/OFF制御を行うテンキーと、相手から自分への映像及び音声のON/OFF制御を行うテンキーとを同一のキーとしている。しかし、本実施例3のTV電話機能付き携帯電話端末は、自分から相手への映像及び音声のON/OFF制御を行うテンキーと、相手から自分への映像及び音声のON/OFF制御を行うテンキーとを別々のキーとしている。
図7は、本例のTV電話機能付き携帯電話端末における、映像及び音声に対するON/OFF制御の機能設定例を示す。図7において、設定1(モード1)〜設定3(モード3)は、自分の携帯電話端末から相手の携帯電話端末への映像、音声の送信ON/OFFの設定を示し、実施例1のものと同一である。設定4(モード4)〜設定6(モード6)は、相手の携帯電話端末から送られてくる映像、音声を自分の携帯電話端末で表示あるいは音声として出力するかを制御する受信ON/OFF設定である。この設定4〜設定6が、実施例3の特徴点である。
設定1〜設定3の自分から相手への映像、音声の送信ON/OFF設定は、上述した実施例1と同じなので説明を省略する。設定4〜設定6の相手から自分へ送られてくる映像、音声を自分の携帯電話端末で出力する処理について説明する。これらの処理はTV電話映像/音声制御部121の制御により行われる。
設定4(モード4)においては、映像ON、音声ONの設定となっている。この場合、相手の携帯電話端末から自分の携帯電話端末へは、映像も音声も通常に送られ、両者とも使用できる状態となっている。この状態への設定(遷移)はテンキー16のうちの「4」キーが割り当てられている。つまり、TV電話中にテンキー「4」を押下することでこのモードに切り替えることができる。
次に、設定5(モード5)においては、映像ON、音声OFFの設定となっている。この場合、相手の携帯電話端末から自分の携帯電話端末へは、映像、音声データともに通常に送られるが、自分の携帯電話で音声は出力しない状態となっている(映像は表示)。この状態への設定(遷移)はテンキー16のうちの「5」キーが割り当てられている。
最後に、設定6(モード6)においては、映像OFF、音声ONの設定となっている。この場合、相手の携帯電話端末から自分の携帯電話端末へは、映像、音声データともに通常に送られるが、自分の携帯電話端末で映像は表示部へ表示しない状態となっている(音声は出力)。この状態への設定(遷移)はテンキーのうちの「6」キーが割り当てられている。
本実施例に拠れば、自分から相手、相手から自分への各方向において、それぞれ独立して、映像及び音声のON/OFF制御ができる。例えば、相手が自分の見たくないものを映した場合や、自分のほうで聞かれたくない声、音が入った場合、瞬間的に見ないようにできたり、相手に音を聞かれないように設定することができる。
また、他人が近くにいないと思って相手からの映像や音声を自分の携帯端末装置に出力しているときに、見られたり聞かれたりする虞のある背後の通行人に気がついた場合など、あわてることなく切り替えが可能になる。
なお、上述の場合のように、相手からの映像及び音声の受信ON/OFF制御のみで十分な場合は、設定1〜設定3を設けずに、設定4〜設定6だけを設けるようにすることができる。
上述した実施例1〜3においては、映像OFF、音声OFFの状態は、何も接続されていない状態として、設定からは除外している。しかし、瞬間的な保留を必要とするときや、録画及び録音機能を有するときは、映像OFF、音声OFFの設定(モード)を設けるようにすることができる。
ここで、実施例3のTV電話機能付き携帯電話端末に、この映像OFF、音声OFFの
モードを追加したものを実施例4として説明する。
設定7(モード7)として、自分から相手への映像及び音声ともにOFF(送信停止)とする設定を設ける。このモード7への設定(遷移)は、例えばテンキー16のうちの「0」キーを割当てる。
設定8(モード8)として、相手から自分への映像及び音声ともにOFF(可視出力及び可聴出力停止)とする設定を設ける。このモード8への設定(遷移)は、例えばテンキー16のうちの「1」キーを割当てる。
モード8(設定8)に設定した場合でも、相手の携帯電話端末から自分の携帯電話端末へは、映像データ、音声データともに通常に送られて来ている。そこで、適切な録画手段及び録音手段へこれらデータを記録しておくことができる。例えば、メモリ16を大容量なメモリで構成し、制御部12の制御の下、相手からの映像データ、音声データを保存する。他人に、見られたり、聞かれたりする虞がなくなった時点で、携帯者があらかじめ設定されたスイッチ(SW)15を操作し、保存データの再生を指定する。スイッチ15の操作を認識した制御部12は、メモリ16から映像データ、音声データを読み出し、表示部22に可視表示させ、レシーバ13に可聴出力させる。
なお、OFF設定時に、相手からの映像データや音声データを出力させずにメモリ16に保存しておくようにすることは、モード8に限らず、モード5,6においても行うようにすることができる。
さらに、自分から相手への映像及び音声のOFF設定を行う、モード2,3,7においても、同様の処理を行うようにすることができる。すなわち、OFF設定時に、映像データや音声データを、相手へ送信しないけれども、メモリ16に保存しておくようにすることができる。この場合、携帯者は、後に、保存したデータを再生してみて、本当に送信してはいけないかどうか判断し、送信してもかまわなければ、改めて送信するようにすることができる。
本発明のTV電話機能付き携帯電話端末に、図6,7に示すような上述の実施例1〜4で説明した映像及び音声のON/OFF制御の設定(モード)を登録する方法としては、製造時にあらかじめ登録しておく他に、次のような方法がある。すなわち、携帯者のキー入力操作により、任意に設定する方法である。
携帯者が、各スイッチ15のうち、モード登録のためにあらかじめ設定された特定のスイッチを押下する。制御部12は、この特定スイッチの押下を検出すると、表示部22に登録設定画面を表示し、携帯者からのキー操作入力を待つ。制御部12は、携帯者からのキー操作入力に応じて、設定を登録する。
ここで、各モード1〜8(設定1〜8)おける、映像及び音声の送信方向(自分から相手/相手から自分)、映像のON/OFF、音声のON/OFFとを、実施例4と同一とする。この場合の入力項目としては、モード番号(モード1〜モード8)の指定、当該モードを有効とするか否かの指定、当該モードのテンキー割り当て指定がある。他の入力項目としては、映像あるいは音声のOFF設定時に、対象データをメモリに記憶させるか否かの指定も考えられる。
本実施例によれば、携帯者からの指定により、モード1〜8(設定1〜8)ごとに、当該モードを有効か無効か選択し、有効な場合には、そのモードにするためのテンキーを任意に選択することができる。
本発明の一実施例のブロック構成を示す図である。 分図(A)及び(B)は、図1に示す実施例の外観構成を示す図である。 本発明の一実施例の動作フローを示す第1の図である。 本発明の一実施例の動作フローを示す第2の図である。 図3,4に示す設定切り替え動作時の状態遷移を示す図である。 本発明の一実施例の機能設定例を示す図である。 本発明の他の実施例の機能設定例を示す図である。
符号の説明
1 TV電話機能付き携帯電話端末
11 無線部
12 制御部
13 レシーバ
14 マイク
16 テンキー
15 スイッチ
18 前面カメラ
19 背面カメラ
20 背面マイク
21 表示用駆動制御部(表示DRIV)
22 表示部
121 TV電話映像/音声制御部

Claims (12)

  1. 移動通信網を含む網を介して相手の端末と接続され、TV電話のための映像情報及び音声情報を送受信するTV電話機能付き携帯電話端末において、
    前記映像情報に対しONまたはOFFのいずれが設定されているか判定し、ONならば当該映像情報に対する所定の処理を実行し、OFFならば当該映像情報に対する所定の処理を実行しない手段と、
    前記音声情報に対しONまたはOFFのいずれが設定されているか判定し、ONならば当該音声情報に対する所定の処理を実行し、OFFならば当該音声情報に対する所定の処理を実行しない手段と、
    前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との複数の組合わせを、それぞれ対応する複数の設定種別として登録する手段と、
    前記複数の設定種別のうちのいずれか1つの設定種別を指定する入力情報を受け付ける手段と、
    前記入力情報により指定された設定種別に基づいて、前記映像情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定と、前記音声情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定とを同時に行う手段とを備えることを特徴とするTV電話機能付き携帯電話端末。
  2. 前記複数の設定種別の各々と、互いに異なるテンキーのうちのいずれか1つのキーとの対応情報を登録する手段を備え、
    前記登録されたテンキーのうちのいずれか1つのキーが押下されたことを検出すると、当該キー情報を前記設定種別を指定する入力情報とすることを特徴とする請求項1記載のTV電話機能付き携帯電話端末。
  3. 前記映像情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への映像情報の送信処理であり、前記音声情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への音声情報の送信処理であることを特徴とする請求項1、または2記載のTV電話機能付き携帯電話端末。
  4. 前記映像情報に対する所定の処理は、相手端末から自端末へ送信された映像情報の可視表示処理であり、前記音声情報に対する所定の処理は、相手端末から自端末へ送信された音声情報の可聴出力処理であることを特徴とする請求項1、または2記載のTV電話機能付き携帯電話端末。
  5. 前記映像情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への映像情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された映像情報の可視表示処理とであるとともに、前記音声情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への音声情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された音声情報の可聴出力処理とであり、
    前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定を、自端末から相手端末への映像情報と、相手端末から自端末への映像情報とでそれぞれ別々に設定するとともに、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定とを、自端末から相手端末への音声情報と、相手端末から自端末への音声情報とでそれぞれ別々に設定することを特徴とする請求項1、または2記載のTV電話機能付き携帯電話端末。
  6. 前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との全組合せのうちのいずれの組合わせを前記設定種別として登録するかの指定、及び前記登録対象の設定種別にいずれのキーを対応させるかの指定のうち、少なくともいずれか一方の指定を含む入力情報を受け付ける手段を有することを特徴とする請求項2記載のTV電話機能付き携帯電話端末。
  7. 前記OFF設定された映像情報及び前記音声情報を、再生処理可能な記憶手段に記憶させる手段を有することを特徴とする請求項3、4、または5記載のTV電話機能付き携帯電話端末。
  8. 移動通信網を含む網を介して相手の端末と接続され、TV電話のための映像情報及び音声情報を送受信するTV電話機能付き携帯電話端末における、映像情報及び音声情報とに対する所定の処理の実行/不実行を制御する方法であり、
    設定種別を指定する入力情報を受け付け、
    あらかじめ登録された、前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との複数の組合わせにそれぞれ対応する複数の設定種別を、前記指定された設定種別で検索し、
    前記指定された設定種別に対応する、前記映像情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定と、前記音声情報に対するONまたはOFFのいずれかの設定とを同時に行い、
    前記映像情報に対し、ON設定していれば、当該映像情報に対する所定の処理を実行し、OFF設定していれば、当該映像情報に対する所定の処理を実行せず、
    前記音声情報に対し、ON設定していれば、当該音声情報に対する所定の処理を実行し、OFF設定していれば、当該音声情報に対する所定の処理を実行しないことを特徴とする映像及び音声のON/OFF制御方法。
  9. テンキーのうちのいずれかのキーが押下されたことを検出し、
    あらかじめ登録された、前記複数の設定種別にそれぞれ対応するテンキーを、前記押下されたキーで検索し、
    前記押下されたキーに対応する設定種別を、前記入力情報で指定された設定種別とすることを特徴とする請求項8記載の映像及び音声のON/OFF制御方法。
  10. 前記映像情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への映像情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された映像情報の可視表示処理とであるとともに、前記音声情報に対する所定の処理は、自端末から相手端末への音声情報の送信処理と、相手端末から自端末へ送信された音声情報の可聴出力処理とであり、
    前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定を、自端末から相手端末への映像情報と、相手端末から自端末への映像情報とでそれぞれ別々に設定するとともに、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定とを、自端末から相手端末への音声情報と、相手端末から自端末への音声情報とでそれぞれ別々に設定することを特徴とする請求項8、または9記載の映像及び音声のON/OFF制御方法。
  11. 前記映像情報に対するON設定、またはOFF設定と、前記音声情報に対するON設定、またはOFF設定との全組合せのうちのいずれの組合わせを前記設定種別として登録するかの指定、及び前記登録対象の設定種別にいずれのキーを対応させるかの指定のうち、少なくともいずれか一方の指定を含む入力情報を受け付けることを特徴とする請求項9記載の映像及び音声のON/OFF制御方法。
  12. 前記OFF設定された映像情報及び前記音声情報を、再生処理可能な記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項10記載の映像及び音声のON/OFF制御方法。
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