JP2005277537A - 無線ip通信端末及びip通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 設備コストを増大させることなく、ホットスポット間の移動に伴ってパケットデータの送受信が中断するのを抑制することができる無線IP通信端末及びIP通信制御方法を提供する。
【解決手段】 異なるエリアを通信エリアA1及びA2とする2以上の基地局5及び8と同時に無線通信可能な無線通信手段と、無線通信が可能となった基地局5及び8からIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段と、受信信号について基地局ごとに受信感度を検出する受信感度検出手段と、無線通信が可能となった各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク3上の相手方IP端末2とセッションを確立するとともに、相手方IP端末2との間で確立したセッションに関し、受信感度に基づいて当該基地局を介したセッションから他の基地局を介したセッションに切り替えるセッション制御手段により構成される。
【選択図】 図2
【解決手段】 異なるエリアを通信エリアA1及びA2とする2以上の基地局5及び8と同時に無線通信可能な無線通信手段と、無線通信が可能となった基地局5及び8からIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段と、受信信号について基地局ごとに受信感度を検出する受信感度検出手段と、無線通信が可能となった各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク3上の相手方IP端末2とセッションを確立するとともに、相手方IP端末2との間で確立したセッションに関し、受信感度に基づいて当該基地局を介したセッションから他の基地局を介したセッションに切り替えるセッション制御手段により構成される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、無線IP通信端末及びIP通信制御方法に係り、さらに詳しくは、無線LAN基地局などの基地局から割り当てられたIPアドレスに基づいて、IPネットワーク上の相手方IP端末との間でセッションを確立する無線IP通信端末の改良に関する。
近年、外出先でも無線LAN(Local Area Network)経由でインターネットへの接続を可能とする無線接続サービス、いわゆるホットスポット・サービスが話題となっている。このホットスポット・サービスでは、無線LAN基地局により通信エリア内の各通信端末にIP(InternetProtocol)アドレスが割り当てられ、基地局ごとに割り当てられるIPアドレスに基づいてパケットデータの送受信が行われる。通信端末としては、持ち運びができるIP通信可能なノート型パーソナルコンピュータやPDA(PersonalDigital Assistant)、携帯電話機などの無線IP通信端末が用いられ、電子メールの送受信や、音楽演奏及び動画映像のストリーミング、IP電話などの高速無線通信を行うことができる。
しかし、通信端末の移動に伴って無線通信可能な基地局が変わると、当該通信端末に対して新たなIPアドレスの割り当てを行わなければならないので、パケットデータの送受信が中断してしまうという問題があった。特に、ホットスポット(無線LAN基地局によるサブネットワーク)間の移動に伴って、音楽演奏及び動画映像のストリーミングやIP電話が中断してしまうという問題があった。
なお、通信端末がホットスポット間を移動しても同一のIPアドレスを用いることを可能とする技術としてモバイルIPがある(例えば、非特許文献1)。しかし、モバイルIPに対応するルータを新たに設置する必要があるなど、IP通信システムを構成する設備に要するコストが増大してしまうという問題があった。
福永 勇二、"モバイルIP"、[online]、2002年9月21日、[2003年12月18日検索]、インターネット<URL:http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/15mobileip/mip01.html>
福永 勇二、"モバイルIP"、[online]、2002年9月21日、[2003年12月18日検索]、インターネット<URL:http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/15mobileip/mip01.html>
上述した通り、従来の無線IP通信端末では、通信端末の移動に伴って無線通信可能な基地局が変わると、当該通信端末に対して新たなIPアドレスの割り当てを行わなければならないので、パケットデータの送受信が中断するという問題があった。また、ホットスポット間を移動しても同一のIPアドレスが利用できるようにすると、IP通信システムを構成する設備に要するコストが増大するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、設備コストを増大させることなく、移動に伴って無線通信が中断するのを抑制させた無線IP通信端末及びIP通信制御方法を提供することを目的としている。特に、ホットスポット間の移動に伴って無線通信可能な基地局が変わる場合であっても、音楽演奏及び動画映像のストリーミングやIP電話に係るパケットデータの送受信が中断するのを抑制させた無線IP通信端末を提供することを目的としている。
本発明による無線IP通信端末は、異なるエリアを通信エリアとする2以上の基地局と同時に無線通信可能な無線通信手段と、無線通信が可能となった上記基地局からIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段と、受信信号について上記基地局ごとに受信感度を検出する受信感度検出手段と、無線通信が可能となった上記各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク上の相手方IP端末とセッションを確立するとともに、上記相手方IP端末との間で確立したセッションに関し、受信感度に基づいて当該基地局を介したセッションから他の基地局を介したセッションに切り替えるセッション制御手段とを備えて構成される。
この様な構成によれば、無線通信が可能となった基地局からIPアドレスが取得され、IPネットワーク上の相手方IP端末とセッションが確立される。その際、2以上の基地局と同時に無線通信可能であるので、セッションを切断することなく、新たに無線通信可能となった基地局からもIPアドレスを取得することができる。そして、受信信号の受信感度に基づいて、相手方IP端末との間で確立したセッションから、新たに取得したIPアドレスに係る他の基地局を介したセッションへ自動的に切り替えられるので、無線IP通信端末の移動に伴って無線通信可能な基地局が変わる場合であっても、音楽演奏及び動画映像のストリーミングやIP電話に係るパケットデータの送受信が中断するのを抑制することができる。
本発明によるIP通信制御方法は、異なるエリアを通信エリアとする2以上の基地局と同時に無線通信を行う無線通信ステップと、無線通信が可能となった上記基地局からIPアドレスを取得するIPアドレス取得ステップと、受信信号について上記基地局ごとに受信感度を検出する受信感度検出ステップと、無線通信が可能となった上記各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク上の相手方IP端末とセッションを確立するセッション確立ステップと、上記相手方IP端末との間で確立したセッションに関し、受信感度に基づいて当該基地局を介したセッションから他の基地局を介したセッションに切り替えるセッション切り替えステップとからなる。
本発明による無線IP通信端末及びIP通信制御方法によれば、新たに無線通信可能となった基地局からもIPアドレスが取得されるので、相手方IP端末との間で確立したセッションから、新たに取得したIPアドレスに係る他の基地局を介したセッションへ自動的に切り替えることができる。従って、ホットスポット間の移動に伴って無線通信可能な基地局が変わる場合であっても、IP通信システムを構成する設備に要するコストを増大させることなく、無線通信が中断するのを抑制することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による無線IP通信端末を含むIP通信システムの概略構成の一例を示した図であり、基地局5の通信エリアA1内における無線IP通信端末6が相手方IP端末2とパケットデータの送受信を行うIP通信システム1の動作の様子が示されている。本実施の形態によるIP通信システム1は、相手方IP端末2、IPネットワーク3、ルータ4,7、基地局5,8及び無線IP通信端末6により構成され、基地局5の通信エリアA1内における無線IP通信端末6が相手方IP端末2とパケットデータの送受信を行っている。
図1は、本発明の実施の形態1による無線IP通信端末を含むIP通信システムの概略構成の一例を示した図であり、基地局5の通信エリアA1内における無線IP通信端末6が相手方IP端末2とパケットデータの送受信を行うIP通信システム1の動作の様子が示されている。本実施の形態によるIP通信システム1は、相手方IP端末2、IPネットワーク3、ルータ4,7、基地局5,8及び無線IP通信端末6により構成され、基地局5の通信エリアA1内における無線IP通信端末6が相手方IP端末2とパケットデータの送受信を行っている。
相手方IP端末(サーバー)2は、音楽演奏や動画映像のストリーミング用サーバーであり、IPネットワーク3に接続されている。なお、ストリーミング用サーバーに代えてIP電話用の通信端末を相手方IP端末として用いても良い。
IPネットワーク3は、パケットデータを伝送するための通信網であり、インターネットや通信事業者ごとのIP通信回線網を含んでいる。ルータ4及び7は、IPネットワーク3から伝送されるパケットデータを各基地局5及び8へ割り振るルーティング動作を行うとともに、基地局5及び8から伝送されるパケットデータをIPネットワーク3へ割り振るルーティング動作を行っている。
基地局5及び8は、パケットデータをルータ4及び7と無線IP通信端末6との間で中継する通信中継装置であり、サブネットワークを管理する無線LAN基地局を含んでいる。各基地局5及び8は、互いに異なるエリアを通信エリアA1及びA2とし、通信エリア内の無線IP通信端末との間で無線通信を行っている。この無線通信により各無線IP通信端末に対しIPアドレスの割り当てが行われる。各無線IP通信端末では、基地局から割り当てられたIPアドレスに基づいてパケットデータの送受信が行われる。IPアドレスは、通信エリア内で各端末を識別し、パケットデータを送受信するために基地局が割り当てる識別符号である。
無線IP通信端末6は、持ち運びができるIP通信可能な通信端末であり、2以上の基地局5及び8と同時に無線通信が可能となっている。この無線IP通信端末6には、2つの通信系(送受信アンテナ9及び10)が備わっており、無線通信可能な基地局ごとに無線通信を行うことができる。
無線IP通信端末6が基地局5の通信エリアA1内であって基地局8の通信エリアA2外に存在する場合、無線IP通信端末6は、一方の通信系(送受信アンテナ9)を用いて基地局5と無線通信を行い、当該基地局5からIPアドレスを取得する。相手方IP端末2とパケットデータを送受信する際には、基地局5を介したセッションが確立され、当該基地局5により割り当てられた上記IPアドレスに基づいて、パケットデータの送受信が行われる。
この無線IP通信端末6が通信エリアA1から通信エリアA2へ移動する場合には、受信信号の受信感度に基づいてセッションの切り替えが行われる。
図2及び図3は、図1のIP通信システムにおけるセッション切り替え動作の一例を示した状態遷移図であり、図2には、通信エリアA1及びA2が重複するエリア内であって基地局5からの受信感度が基地局8からの受信感度よりも高くなる位置に無線IP通信端末6が存在する場合が示され、図3には、重複エリア内であって基地局8からの受信感度が基地局5からの受信感度よりも高くなる位置に無線IP通信端末6が存在する場合が示されている。
無線IP通信端末6は、通信エリアA1内を移動し、通信エリアA1及びA2が重複するエリアに入ると、新たに無線通信が可能となった基地局8と他方の通信系(送受信アンテナ10)を用いて無線通信を行い、IPアドレスを取得する。この新たなIPアドレスの取得動作は、基地局5を介したセッションを継続させた状態で行われる。
無線IP通信端末6がさらに通信エリアA1内を基地局8側へ移動すると、セッションを切り替える動作が行われる。このセッション切り替え動作は、受信信号の受信感度に基づいて行われ、基地局8からの受信感度が基地局5からの受信感度よりも高くなると、実行される。ここでは、受信感度として、受信信号の信号強度や信号対雑音比を含むものとする。
また、無線IP通信端末6の移動や電波状態の変化により、セッション切り替え動作が頻繁に行われるのを防止するためには、相手方IP端末2との間で確立したセッションについての受信感度が所定の閾値B1以下となるとともに、セッション切り替え対象となる他の基地局を介したセッションについての受信感度が所定の閾値B2(B2>B1)以上となった場合に、切り替え動作を実行するようにするのが望ましい。具体的には、基地局5からの受信感度が閾値B1以下となり、基地局8からの受信感度が閾値B2以上となった場合に、基地局5を介したセッションから基地局8を介したセッションへ切り替えられる。このとき、基地局5との無線通信は、継続させた状態で保持される。
この様なセッション切り替えに際し、新たなIPアドレスを相手方IP端末2に通知するために、切り替え対象となる基地局8から取得したIPアドレスを含む切り替え要求が送信される。そして、相手方IP端末2からの切り替え応答に基づいてセッション切り替えが開始される。
無線IP通信端末6がさらに移動し、通信エリアA2内であって通信エリアA1外となった場合には、基地局5との無線通信を切断し、基地局5を介したセッションが開放される。
図4は、図1のIP通信システムにおける無線IP通信端末の一構成例を示したブロック図である。この無線IP通信端末6は、送受信アンテナ9,10、無線通信部11,12、主制御部13、IPアドレス取得制御部14、受信感度検出部15、セッション制御部16及び切り替え要求生成部17により構成される。
無線通信部11及び12は、各基地局5及び8との無線通信に関する送受信処理を行っている。送受信アンテナ9及び無線通信部11は、一方の通信系を構成し、送受信アンテナ10及び無線通信部12は、他方の通信系を構成する。これらの通信系により、2つの基地局5及び8と同時に無線通信が可能となっている。
IPアドレス取得制御部14は、無線通信が可能となった各基地局5及び8からIPアドレスを取得する制御を行っている。受信感度検出部15は、受信信号について受信感度の検出を行っている。この受信感度の検出は、基地局5及び8ごとに行われる。
切り替え要求生成部17は、セッション切り替え対象となる基地局8から取得したIPアドレスを含む切り替え要求の生成を行っている。この切り替え要求は、切り替え後のセッションに係る新たなIPアドレスを含んだパケットデータであり、切り替え前に張られたセッションを介して相手方IP端末2へ送信される。
セッション制御部16は、無線通信が可能となった各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク3上の相手方IP端末2とセッションを確立する制御を行っている。セッションの確立制御は、受信信号の受信感度に基づいて行われる。また、相手方IP端末2との間で確立したセッションについての受信感度が閾値B1以下となるとともに、セッション切り替え対象となる他の基地局を介したセッションについての受信感度が閾値B2(B2>B1)以上となった場合に、切り替え動作が実行される。
この切り替え動作は、切り替え要求の送信後、相手方IP端末2により生成される切り替え応答に基づいて開始される。
図5のステップS101〜S106は、図1のIP通信システムにおけるセッション切り替え動作の一例を示したフローチャートである。まず、IPアドレス取得制御部14は、新たに無線通信が可能となった基地局8からIPアドレスを取得する(ステップS101)。
セッション制御部16は、受信感度検出部15により検出された受信感度に基づいて、セッション切り替え動作を実行するか否かを判別する(ステップS102,S103)。このとき、基地局5を介したセッションについての受信感度が閾値B1以下となるとともに、セッション切り替え対象となる基地局8を介したセッションについての受信感度が閾値B2(B2>B1)以上となった場合、切り替え動作が実行される。一方、その他の場合には、切り替え動作は行われず、基地局5を介したセッションが継続される。
切り替え動作開始後、切り替え要求生成部17は、セッション制御部16の指示により、切り替え対象となる基地局8から取得したIPアドレスを含む切り替え要求を生成する(ステップS104)。次に、セッション制御部16は、IPネットワーク3上の相手方IP端末2からの切り替え応答に基づいて、基地局5を介したセッションから基地局8を介したセッションへの切り替えを行う(ステップS105)。
本実施の形態によれば、無線通信が可能となった基地局からIPアドレスが取得され、IPネットワーク3上の相手方IP端末2とセッションが確立される。その際、2以上の基地局と同時に無線通信可能であるので、セッションを切断することなく、新たに無線通信可能となった基地局からもIPアドレスを取得することができる。そして、受信信号の受信感度に基づいて、相手方IP端末2との間で確立したセッションから、新たに取得したIPアドレスに係る他の基地局を介したセッションへ自動的に切り替えられるので、無線IP通信端末6の移動に伴って無線通信可能な基地局が変わる場合であっても、音楽演奏及び動画映像のストリーミングやIP電話に係るパケットデータの送受信が中断するのを防止することができる。
また、基地局5及び8やルータ4及び7を含むネットワーク側の設備としては、新たな装置や仕組みを必要としないので、従来のものを用いることができ、IP通信システムを構成する設備に要するコストを増大させることなく無線通信が中断するのを防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、2つの通信系が備わっている場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、複数の通信系を共通化するようなものであっても良い。この場合、1つの通信系を用いて複数の基地局と同時に無線通信を行う制御が行われる。この様な構成によれば、通信系を簡素化することができるので、製造コストを低減させることができる。
実施の形態1では、2つの通信系が備わっている場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、複数の通信系を共通化するようなものであっても良い。この場合、1つの通信系を用いて複数の基地局と同時に無線通信を行う制御が行われる。この様な構成によれば、通信系を簡素化することができるので、製造コストを低減させることができる。
1 IP通信システム、2 相手方IP端末、3 IPネットワーク、4,7 ルータ、5,8 基地局、6 無線IP通信端末、9,10 送受信アンテナ、
11,12 無線通信部、13 主制御部、14 IPアドレス取得制御部、
15 受信感度検出部、16 セッション制御部、17 切り替え要求生成部、
A1,A2 通信エリア
11,12 無線通信部、13 主制御部、14 IPアドレス取得制御部、
15 受信感度検出部、16 セッション制御部、17 切り替え要求生成部、
A1,A2 通信エリア
Claims (4)
- 異なるエリアを通信エリアとする2以上の基地局と同時に無線通信可能な無線通信手段と、
無線通信が可能となった上記基地局からIPアドレスを取得するIPアドレス取得手段と、
受信信号について上記基地局ごとに受信感度を検出する受信感度検出手段と、
無線通信が可能となった上記各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク上の相手方IP端末とセッションを確立するとともに、上記相手方IP端末との間で確立したセッションに関し、受信感度に基づいて当該基地局を介したセッションから他の基地局を介したセッションに切り替えるセッション制御手段とを備えたことを特徴とする無線IP通信端末。 - 切り替え後のセッションに係る上記IPアドレスを含む切り替え要求を生成する切り替え要求生成手段を備え、
上記セッション制御手段は、上記相手方IP端末からの切り替え応答に基づいて、セッションの切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の無線IP通信端末。 - 上記セッション制御手段は、上記相手方IP端末との間で確立したセッションについての受信感度が所定の閾値以下となるとともに、上記他の基地局を介したセッションについての受信感度が所定の閾値以上となった場合に、セッションの切り替えを実行することを特徴とする請求項1に記載の無線IP通信端末。
- 異なるエリアを通信エリアとする2以上の基地局と同時に無線通信を行う無線通信ステップと、
無線通信が可能となった上記基地局からIPアドレスを取得するIPアドレス取得ステップと、
受信信号について上記基地局ごとに受信感度を検出する受信感度検出ステップと、
無線通信が可能となった上記各基地局のうち、いずれか1つの基地局を介してIPネットワーク上の相手方IP端末とセッションを確立するセッション確立ステップと、
上記相手方IP端末との間で確立したセッションに関し、受信感度に基づいて当該基地局を介したセッションから他の基地局を介したセッションに切り替えるセッション切り替えステップとからなることを特徴とするIP通信制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004084562A JP2005277537A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 無線ip通信端末及びip通信制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004084562A Pending JP2005277537A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 無線ip通信端末及びip通信制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-03-23 JP JP2004084562A patent/JP2005277537A/ja active Pending
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