JP2005276512A - ワイヤハーネス組立用余長吸収具及びそれを用いたワイヤハーネス - Google Patents

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Hideaki Hirai
秀明 平井
Katsuyoshi Hiratsuka
勝義 平塚
Minoru Asano
実 浅野
Megumi Saito
恵 齋藤
Koji Ikeda
幸治 池田
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Toyota Motor Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】
ある長さのサブハーネスを複数種類のワイヤハーネスに使用できるようにしてサブハーネスの種類を減らす。
【解決手段】
帯状体12の両側縁にリブ14A、14Bを形成し、これらのリブに、第一の弾性弧状片16Aと第二の弾性弧状片16Bとを、帯状体12の長手方向に所定の間隔をおいて交互に形成した余長吸収具10を用いる。余長吸収具10の一端側に第一組のサブハーネス20の一部を組み付け、他端側に第二組のサブハーネス22の一部を組み付けて、ワイヤハーネスの支線部W2、W3を形成し、前記余長吸収具10の中間から第一組、第二組のサブハーネス20、22を引き出して、ワイヤハーネスの幹線部W1を形成する。長さがワイヤハーネスの幹線部+支線部の長さより長いサブハーネス20については、当該サブハーネスを余長吸収具の一端からワイヤハーネスの分岐点Pを通り過ぎる位置まで組み付け、分岐点Pの先で折り返して分岐点Pに戻すことで該サブハーネス20の余長分を吸収する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスを組み立てる際に使用されるサブハーネスの余長吸収具に関するものである。
自動車用のワイヤハーネスは、各種装備の有無、バリエーションの組み合わせ等によって仕様が異なる。ワイヤハーネスは通常、複数のサブハーネスを組み合わせることにより組み立てられる(特許文献1参照)。
特開2003−59354号公報
従来は、要求仕様に応じてサブハーネス、ワイヤハーネスを設計、製造しているため、サブハーネス、ワイヤハーネスの種類が非常に多くなり、設計工数増大、製造工数増大、品番増加といった問題が生じている。
本発明の目的は、ある長さのサブハーネスを、複数種類のワイヤハーネスに使用できるようにするためのワイヤハーネス組立用余長吸収具と、それを用いたワイヤハーネスを提供することにある。
本発明に係るワイヤハーネス組立用余長吸収具は、帯状体の両側縁に同じ向きに立ち上がるリブを形成し、この両側縁のリブに、一端が一方のリブに固定され、他端が他方のリブ付近で解放されている第一の弾性弧状片と、一端が前記他方のリブに固定され、他端が前記一方のリブ付近で解放されている第二の弾性弧状片とを、帯状体の長手方向に所定の間隔をおいて、交互に形成したことを特徴とするものである。
本発明に係るワイヤハーネス組立用余長吸収具は、帯状体の両側縁に、一端が一方の側縁に固定され、他端が他方の側縁付近で解放されている第一の弾性弧状片と、一端が前記他方の側縁に固定され、他端が前記一方の側縁付近で解放されている第二の弾性弧状片とを、帯状体の長手方向に所定の間隔をおいて、交互に形成した構成としてもよい。
上記の余長吸収具を用いた本発明に係るワイヤハーネスは、余長吸収具の一端側に第一組のサブハーネスの、ワイヤハーネスの支線部となる部分を組み付け、他端側に第二組のサブハーネスの、ワイヤハーネスの支線部となる部分を組み付けて、ワイヤハーネスの支線部を形成し、前記余長吸収具の中間から第一組及び第二組のサブハーネスの、ワイヤハーネスの幹線部となる部分をまとめて引き出して、ワイヤハーネスの幹線部を形成し、
長さがワイヤハーネスの幹線部+支線部の長さより長いサブハーネスについては、当該サブハーネスを前記余長吸収具の一端又は他端からワイヤハーネスの分岐点を通り過ぎる位置まで組み付け、前記分岐点の先で折り返して分岐点に戻すことで当該サブハーネスの余長分を吸収したことを特徴とするものである。
サブハーネスの長さは、一般に、ワイヤハーネスの幹線部+支線部の長さで決まる。ワイヤハーネスの幹線部の長さと支線部の長さは、車種によって異なるため、従来は同じ電線サイズ、電線本数でも、長さが異なれば別のサブハーネスとなり、サブハーネスの種類が増える要因となっていた。本発明の余長吸収具を使用すると、サブハーネスを弾性弧状片の内側に組み付けて行って、サブハーネスの長さが必要長(ワイヤハーネスの幹線部+支線部の長さ)より長い場合には、余長吸収具への組み付け長さを長くすることで、サブハーネスの余長を吸収することができる。したがって、ある種類のワイヤハーネスに適合するように製造された、ある長さのサブハーネスを、それより長さの短いサブハーネスを必要とするワイヤハーネスにも使用することが可能となり、サブハーネスの種類を少なくすることができる。
〔実施形態1〕 図1は本発明の一実施形態を示す。この余長吸収具10は、細長い帯状体12を有している。帯状体12の両側縁には同じ向きに立ち上がるリブ14A、14Bが形成されている。このリブ14A、14Bには、一端が一方のリブ14Aに固定され、他端が他方のリブ14B付近で解放されている第一の弾性弧状片16Aと、一端が前記他方のリブ14Bに固定され、他端が前記一方のリブ14A付近で解放されている第二の弾性弧状片16Bとが、帯状体12の長手方向に所定の間隔をおいて、交互に形成されている。第一の弾性弧状片16Aの解放端は帯状体12の幅方向中央部とリブ14Bの中間に位置し、第二の弾性弧状片16Bの解放端は帯状体12の幅方向中央部とリブ14Aの中間に位置していることが好ましい。この余長吸収具10は全体がプラスチック成型品である。帯状体12には、弾性弧状片16A、16Bに対応する位置に開口18が形成されているが、この開口18は、余長吸収具10を金型で射出成型するときの型抜き穴であり、余長吸収具10の機能とは無関係である。
図2(A)、(B)はそれぞれ、上記のように構成された余長吸収具10の使用状態を示す。図において、W1はワイヤハーネスの幹線部、W2、W3はワイヤハーネスの支線部、Pはワイヤハーネスの幹線部W1から支線部W2、W3が分岐する分岐点、20は第一組のサブハーネス、22は第二組のサブハーネスである。図面では第一組のサブハーネス20が1本、第二組のサブハーネス22が1本の場合を示しているが、第一組のサブハーネス20が複数本、第二組のサブハーネス22が複数本の場合もある。各サブハーネス20、22の両端にはコネクタ24が取り付けられている。
余長吸収具10の一端側には、第一組のサブハーネス20の、ワイヤハーネスの一方の支線部W2となる部分が組み付けられ、他端側には、第二組のサブハーネス22の、ワイヤハーネスの他方の支線部W3となる部分が組み付けられる。余長吸収具10の中間からは、第一組及び第二組のサブハーネス20、22の、ワイヤハーネスの幹線部W1となる部分がまとめて引き出される。ワイヤハーネスの幹線部W1は結束部材26で結束される。余長吸収具10へのサブハーネス20、22の組み付けは、第一の弾性弧状片16Aと第二の弾性弧状片16Bを弾性変形させながら、それらの内側にサブハーネスを押し込んで行けばよいので、簡単である。また余長吸収具10の中間の任意の位置からワイヤハーネス20、22を引き出すのも簡単である。
図2(A)は、第一組のサブハーネス20の長さが、組み立てようとするワイヤハーネスの幹線部W1と支線部W2の合計長さと同じで、かつ第二組のサブハーネス20の長さが、組み立てようとするワイヤハーネスの幹線部W1と支線部W3の合計長さと同じ場合である。この場合は、サブハーネス20、22に余長分はないので、余長吸収の必要はない。したがって本来なら余長吸収具10を使用する必要はない。
図2(B)は、一方の支線部W2の長さが(A)の場合より短いワイヤハーネスを組み立てるのに、第一組のサブハーネス20として(A)で使用したのと同じ長さ(同じ種類)のものを使用する場合である。第二組のサブハーネス22の長さは、ワイヤハーネスの幹線部W1と支線部W3の合計長さと同じである。この場合は、第一組のサブハーネス20に余長が生じるので、サブハーネス20を余長吸収具10の一端からワイヤハーネスの分岐点Pを通り過ぎる位置まで組み付け、前記分岐点Pの先で折り返して分岐点Pに戻すことで当該サブハーネス20の余長分を吸収する。
図3は、両方の支線部W2、W3の長さが図2(A)の場合より短いワイヤハーネスを組み立てるのに、サブハーネス20、22として図2(A)で使用したのと同じ長さ(同じ種類)のものを使用する場合である。この場合は、両方のサブハーネス20、22に余長が生じるので、一方のサブハーネス20を余長吸収具10の一端から分岐点Pを通り過ぎる位置まで組み付け、分岐点Pの先で折り返して分岐点Pに戻すことで当該サブハーネス20の余長分を吸収し、かつ他方のサブハーネス22を余長吸収具10の他端から分岐点Pを通り過ぎる位置まで組み付け、分岐点Pの先で折り返して分岐点Pに戻すことで当該サブハーネス22の余長分を吸収する。
以上のように、余長吸収具10を使用すれば、1種類の(同じ長さの)サブハーネスを複数種類のワイヤハーネスに使用することができるので、サブハーネスの種類を少なくすることができる。
〔実施形態2〕 図4は本発明の他の実施形態を示す。この余長吸収具10は、帯状体12の両側縁にリブを設けずに、両側縁から直接、第一の弾性弧状片16Aと第二の弾性弧状片16Bを立ち上げたものである。それ以外の構成及び使用方法は実施形態1と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本発明に係るワイヤハーネス組立用余長吸収具の一実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は背面図、(E)は側面図、(F)は(B)のF−F線断面図、(G)は(B)のG−G線断面図。 (A)、(B)はそれぞれ、図1の余長吸収具を使用したワイヤハーネスを示す平面図。 図1の余長吸収具を使用したワイヤハーネスの他の例を示す平面図。 本発明に係るワイヤハーネス組立用余長吸収具の他の実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は背面図、(E)は側面図、(F)は(B)のF−F線断面図、(G)は(B)のG−G線断面図。
符号の説明
10:ワイヤハーネス組立用余長吸収具
12:帯状体
14A、14B:リブ
16A:第一の弾性弧状片
16B:第二の弾性弧状片
20:第一組のサブハーネス
22:第二組のサブハーネス
24:コネクタ
26:結束部材
1:ワイヤハーネスの幹線部
2、W3:ワイヤハーネスの支線部
P:ワイヤハーネスの分岐点

Claims (3)

  1. 帯状体の両側縁に同じ向きに立ち上がるリブを形成し、この両側縁のリブに、一端が一方のリブに固定され、他端が他方のリブ付近で解放されている第一の弾性弧状片と、一端が前記他方のリブに固定され、他端が前記一方のリブ付近で解放されている第二の弾性弧状片とを、帯状体の長手方向に所定の間隔をおいて、交互に形成したことを特徴とするワイヤハーネス組立用余長吸収具。
  2. 帯状体の両側縁に、一端が一方の側縁に固定され、他端が他方の側縁付近で解放されている第一の弾性弧状片と、一端が前記他方の側縁に固定され、他端が前記一方の側縁付近で解放されている第二の弾性弧状片とを、帯状体の長手方向に所定の間隔をおいて、交互に形成したことを特徴とするワイヤハーネス組立用余長吸収具。
  3. 請求項1又は2記載の余長吸収具の一端側に第一組のサブハーネスの、ワイヤハーネスの支線部となる部分を組み付け、他端側に第二組のサブハーネスの、ワイヤハーネスの支線部となる部分を組み付けて、ワイヤハーネスの支線部を形成し、前記余長吸収具の中間から第一組及び第二組のサブハーネスの、ワイヤハーネスの幹線部となる部分をまとめて引き出して、ワイヤハーネスの幹線部を形成し、
    長さがワイヤハーネスの幹線部+支線部の長さより長いサブハーネスについては、当該サブハーネスを前記余長吸収具の一端又は他端からワイヤハーネスの分岐点を通り過ぎる位置まで組み付け、前記分岐点の先で折り返して分岐点に戻すことで当該サブハーネスの余長分を吸収したことを特徴とするワイヤハーネス。
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