JP2005276038A - 収支明細リスト自動作成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 あらゆる収入及び支出を網羅し、正確な収支明細リストを作成することを可能にする。
【解決手段】 家計簿作成装置3は、現金決済に関するデータを携帯電話機2から、銀行口座の入出金に関するデータを銀行口座出納システム1Aから、クレジットカードによる支払いに関するデータをクレジットカード収支システム1Bから、電子マネーによる支払いに関するデータを電子ウォレット決済システム1Cから、携帯電話機による決済に関するデータを携帯電話機決済システム1Dからそれぞれ受信し、それらのデータに基づいて、家計簿その他の収支明細リストを作成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 家計簿作成装置3は、現金決済に関するデータを携帯電話機2から、銀行口座の入出金に関するデータを銀行口座出納システム1Aから、クレジットカードによる支払いに関するデータをクレジットカード収支システム1Bから、電子マネーによる支払いに関するデータを電子ウォレット決済システム1Cから、携帯電話機による決済に関するデータを携帯電話機決済システム1Dからそれぞれ受信し、それらのデータに基づいて、家計簿その他の収支明細リストを作成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、家計簿に代表される収支明細リストの自動作成システムに関する。
従来、家計簿は、収入項目と支出項目とをそれぞれ帳簿に転記し、一定期間(例えば、一ヶ月)毎に集計を行うことにより作成されていた。これらの転記及び集計作業は全て手作業で行われていたため、家計簿の作成には多大な時間及び労力を費やさざるを得なかった。
家計簿作成に要する時間及び労力を軽減するため、家計簿作成用ソフトウェアが提供されているが、このような家計簿作成用ソフトウェアを用いたとしても、データ入力は手作業で行う必要があるため、依然として、家計簿作成に必要な時間及び労力は少なくなかった。
家計簿作成に必要な時間及び労力を大幅に軽減するため、例えば、特開2001−306798号公報(特許文献1)は、家計簿データ作成装置と、銀行その他の金融機関に設置されるホストコンピュータと、各世帯に設置される情報処理装置と、これらを相互に接続するネットワークと、からなる家計簿データ作成システムを提案している。
この家計簿データ作成システムにおいては、家計簿データ作成装置はネットワークを介してホストコンピュータから世帯毎の口座入金及び口座出金データを取得し、世帯毎に家計簿データを作成する。作成された家計簿データは各世帯に設置されている情報処理装置に送られる。各世帯の情報処理装置は、受信した家計簿データに基づいて、一定期間(例えば、一ヶ月)毎に家計簿を作成し、作成した家計簿を出力する。すなわち、作成した家計簿は情報処理装置の表示画面に表示され、あるいは、印刷される。
特開2001−306798号公報(第3−5頁、図1)
家計簿は各世帯のあらゆる収入及び支出を網羅するものでなければならない。
近年では、支出の形態は多岐にわたっており、現金決済の他に、銀行振込または銀行引き落としによる決済、クレジットカードによる決済、電子マネーによる決済、あるいは、携帯電話機に代表される移動通信端末装置による電子決済など様々な決済が行われる状況になっている。
しかるに、特許文献1に記載の家計簿データ作成システムは、上述の各種決済のうち、銀行口座を介しての決済、具体的には、銀行振込または銀行引き落としによる決済のみしかカバーできず、必ずしも、全ての決済に伴う収入及び支出を網羅できるものではなかった。このため、特許文献1に記載の家計簿データ作成システムによっては、必ずしも正確な家計簿を作成することができるとは限らなかった。例えば、特許文献1に記載の家計簿データ作成システムによっては、現金決済による支出をカバーすることは不可能であった。このため、正確な家計簿を作成するためには、銀行口座を介しての決済以外の決済を各世帯において手作業で情報処理装置に入力しなければならず、依然として、手作業による時間及び労力の大幅な軽減は達成されていなかった。
以上、家計簿を例にとって説明したが、上記の問題は家計簿以外の収支明細リストに共通の問題である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、あらゆる収入及び支出を網羅し、正確な収支明細リストを作成することを可能にする収支明細リスト自動作成システムを提供することを目的とする。
以下に、「発明の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「特許請求の範囲」の記載と「発明の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「特許請求の範囲」に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
本発明は、ユーザーの収入に関するデータ及び支出に関するデータを収集し、自動的に前記ユーザーの収支明細リストを作成する収支明細リスト自動作成システムであって、それぞれが前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)と、前記ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能な移動通信端末装置(2)と、前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々及び前記移動通信端末装置(2)から前記ユーザーの収入及び支出のデータを受信し、当該データに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する収支明細リスト作成装置(3)と、前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々、前記移動通信端末装置(2)及び前記収支明細リスト作成装置(3)を相互に通信可能に接続するネットワーク(9)と、からなり、前記移動通信端末装置(2)は、前記収支明細リスト作成装置(3)から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを表示する表示装置(25)を有している収支明細リスト自動作成システムを提供する。
本収支明細リスト自動作成システムは、前記ネットワーク(9)に接続されたファックス装置(4)をさらに備えることができる。前記ファックス装置(4)は、前記収支明細リスト作成装置(3)から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを印刷するものであることを特徴とする。
あるいは、本収支明細リスト自動作成システムは、前記ネットワーク(9)に接続された情報処理装置(5)をさらに備えており、前記情報処理装置(5)は、前記収支明細リスト作成装置(3)から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを表示するものであることを特徴とする。
前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)は、前記ユーザーの銀行口座における出入金を管理する銀行口座出納システム(1A)と、前記ユーザーのクレジットカードによる決済を管理するクレジットカード収支システム(1B)、前記ユーザーの電子マネーの出入金を管理する電子ウォレット決済システム(1C)及び前記移動通信端末装置(2)による決済を管理する移動通信端末装置決済システム(1D)のうちの少なくともいずれか一つと、を含むものであることを特徴とする。
前記移動通信端末装置(2)は、撮像ユニット(27)と、前記撮像ユニット(27)により撮像した画像から文字を読み込む文字読み込み装置(28)と、を有していることが好ましい。
前記移動通信端末装置(2)は赤外線通信機能(29)を有しており、赤外線通信機能を有する端末機(60)との間で赤外線通信によるデータの送受信を行い、前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが好ましい。
前記移動通信端末装置は、例えば、携帯電話機(2)からなるものとすることができる。
本発明は、さらに、それぞれがユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)と、ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能な移動通信端末装置(2)と、前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々及び前記移動通信端末装置(2)を相互に通信可能に接続するネットワーク(9)と、からなる収支明細リスト自動作成システムにおけるサーバー(3)であって、前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々及び前記移動通信端末装置(2)から前記ユーザーの収入及び支出のデータを受信し、当該データに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成し、作成した収支明細リストを前記移動通信端末装置(2)に送信するサーバーを提供する。
前記収支明細リスト自動作成システムが、前記ネットワーク(9)に接続されたファックス装置(4)と前記ネットワーク(9)に接続された情報処理装置(5)とをさらに備えている場合、前記サーバー(3)は、要求に応じて、前記移動通信端末装置(2)、前記ファックス装置(4)及び前記情報処理装置(5)の少なくともいずれか一つに前記収支明細リストを送信するように構成することができる。
本発明は、さらに、それぞれがユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)と、前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々から前記ユーザーの収入及び支出のデータを受信し、当該データに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する収支明細リスト作成装置(3)と、前記複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々及び前記収支明細リスト作成装置(3)を相互に通信可能に接続するネットワーク(9)と、からなる収支明細リスト自動作成システムにおいて用いられる移動通信端末装置(2)であって、ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能であり、前記移動通信端末装置(2)は、前記ネットワーク(9)に接続されており、前記収支明細リスト作成装置(3)から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを表示する表示装置(25)を有している移動通信端末装置(2)を提供する。
本移動通信端末装置(2)は、撮像ユニット(27)と、前記撮像ユニット(27)により撮像した画像から文字を読み込む文字読み込み装置(28)と、を有していることが好ましい。
本移動通信端末装置(2)は、赤外線通信機能(29)を有しており、赤外線通信機能を有する端末機(60)との間で赤外線通信によるデータの送受信を行い、前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力するものであることが好ましい。
本移動通信端末装置(2)は、例えば、携帯電話機(2)として構成される。
本発明は、さらに、複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々において処理したユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを収支明細リスト作成装置(3)に送信する第一の過程と、ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを移動通信端末装置(2)に入力する第二の過程と、前記移動通信端末装置(2)に入力された前記データを前記収支明細リスト作成装置(3)に送信する第三の過程と、前記収支明細リスト作成装置(3)において、受信したデータに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する第四の過程と、前記収支明細リストを前記収支明細リスト作成装置(3)から前記移動通信端末装置(2)に送信する第五の過程と、を備える収支明細リスト自動作成方法を提供する。
前記第五の過程において、前記収支明細リストを前記収支明細リスト作成装置(3)から前記ユーザーが指定する装置(2、4、5)に送信するものとすることができる。
前記第二の過程は、前記移動通信端末装置(2)が備える撮像ユニット(27)により撮像した画像から文字を読み込む過程からなるものとすることができる。
前記第二の過程は、前記移動通信端末装置(2)が有する赤外線通信機能(29)により、赤外線通信機能を有する端末機(60)との間で赤外線通信によるデータの送受信を行い、前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力する過程からなるものとすることができる。
さらに、本発明は、ユーザーの収入に関するデータ及び支出に関するデータを収集し、自動的に前記ユーザーの収支明細リストを作成する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記プログラムが行う処理は、複数の収支システム(1A、1B、1C、1D)の各々において処理したユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを受信する第一の処理と、ユーザー自身が移動通信端末装置(2)に入力した収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを前記移動通信端末装置(2)から受信する第二の処理と、受信したデータに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する第三の処理と、前記収支明細リストを前記移動通信端末装置(2)に送信する第四の処理と、からなるものであるプログラムを提供する。
前記第四の過程においては、前記収支明細リストを前記ユーザーが指定する装置(2、4、5)に送信するものとすることができる。
本発明によれば、以下のような効果を奏する。
第一に、従来の家計簿作成システムによれば家計簿に反映できなかったデータ(特に、現金決済に関するデータ)をユーザー自身が携帯電話機に入力し、そのデータが家計簿作成装置に送信されるため、従来の家計簿作成システムでは扱うことができなかったデータも含めた正確な家計簿を作成することができる。
第二に、携帯電話機は、ユーザーが日常的に携行するものであるため、特別な設備を用意することなく、日常の買い物における現金決済データを家計簿に反映させることが可能である。特に、常に携行している携帯電話機を用いることにより、ユーザーは現金決済時に即座にデータ入力を行うことが可能である。
(第一の実施形態)
図1は、ユーザーの収入に関するデータ及び支出に関するデータを収集し、自動的にユーザーの収支明細リストを作成する本発明の第一の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100の構造を示すブロック図である。
図1は、ユーザーの収入に関するデータ及び支出に関するデータを収集し、自動的にユーザーの収支明細リストを作成する本発明の第一の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100の構造を示すブロック図である。
なお、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100は、一例として、各世帯の家計簿を作成するものとする。
本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100は、ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する収支システム1と、ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能な移動通信端末装置としての携帯電話機2と、収支システム1及び携帯電話機2からユーザーの収入及び支出のデータを受信し、これらのデータに基づいて、ユーザーの家計簿(収支明細リスト)を作成する家計簿作成装置3と、ユーザーの家に配置されたファックス装置4と、ユーザーの情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ5と、携帯電話機2に接続された携帯電話回線網6と、ファックス装置4に接続された有線電話回線網7と、パーソナルコンピュータ5に接続され、パーソナルコンピュータ5をインターネットに接続する機能を有するインターネットサービスプロバイダ(ISP)8と、収支システム1と家計簿作成装置3と携帯電話回線網6と有線電話回線網7とインターネットサービスプロバイダ(ISP)8と相互に通信可能に接続するネットワーク9と、から構成されている。
収支システム1は複数の収支システムから構成されている。具体的には、本実施形態における収支システム1は、銀行口座出納システム1Aと、クレジットカード収支システム1B、電子ウォレット決済システム1Cと、携帯電話機2による決済を管理する携帯電話機決済システム1Dを備えている。
銀行口座出納システム1Aは、ユーザーの銀行口座における出入金を管理するシステムであり、例えば、公共料金の自動引き落としや、他の口座への振込み、他者からの入金などのユーザーの収入及び支出に関するデータを管理している。
クレジットカード収支システム1Bは、ユーザーのクレジットカードによる支払いに関するデータを管理している。
電子ウォレット決済システム1Cは、インターネットを利用した電子マネーの出入金に関するデータを管理している。
携帯電話機決済システム1Dは、ユーザーによる携帯電話機2を利用した決済に関するデータを管理している。
図2は、家計簿作成装置3の構造を示すブロック図である。
家計簿作成装置3は、例えば、サーバーとして構成される。図2に示すように、家計簿作成装置3は、所定の制御プログラムに従って他の構成要素を制御する中央処理装置(CPU)31と、各種プログラムが記憶される第1メモリ32と、第2メモリ33と、所定のプロトコルに従って、ネットワーク9を介して、収支システム1、携帯電話機2、ファックス装置4及びパーソナルコンピュータ5とデータ通信を行う通信装置34と、を備えている。
第1メモリ32及び第2メモリ33の各々は、ROM、RAM、ICメモリカードその他の半導体メモリ、あるいは、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスクその他の記憶装置から構成されている。
第1メモリ32は、中央処理装置(CPU)31が実行する家計簿作成処理プログラムを格納している。
この家計簿作成処理プログラムは、データ収集処理プログラムと、データ蓄積処理プログラムと、集計処理プログラムと、編集処理プログラムと、送信処理プログラムと、から構成されている。
データ収集処理プログラムは、一定期間毎に通信装置34を介して収支システム1及び携帯電話機2からユーザーの収入及び支出に関するデータを収集し、収集したデータを一時的に第2メモリ33に記憶させる。
データ蓄積処理プログラムは、収集されたデータを取引明細毎に区分し、日付や番号その他の書誌的データを附加して取引明細データを作成し、この取引明細データを第2メモリ33に記憶させる。図6は、データ蓄積処理プログラムにより作成された取引明細データの一例を示す。図6に示すように、取引明細データにおいては、収入及び支出の各々について、取引年月日、金額、収支の別、明細項目、取引相手、収支システム1A、1B、1C、1Dのうちのいずれのシステムを利用したかを示すシステム番号が示される。
データ蓄積処理プログラムは、各取引明細データを収支システム1A、1B、1C、1D毎に集計した集計データを作成し、この集計データを第2メモリ33に記憶させる。図7は、データ蓄積処理プログラムにより作成された集計データの一例を示す。図7に示すように、集計データにおいては、収入及び支出の各々について、収支システム1A、1B、1C、1D毎に集計が行われる。
編集処理プログラムは、集計データを編集し、所定の形式を有する一定期間分(例えば、一ヶ月)の家計簿を作成し、この家計簿を第2メモリ33に記憶させる。図8は、編集処理プログラムにより作成された家計簿の一例を示す。図8に示すように、編集処理プログラムにより作成された家計簿においては、一定期間分(例えば、一ヶ月)のユーザーの収入及び支出が、収入または支出毎に費目及び明細項目毎に区分されて表示される。
送信処理プログラムは、編集処理プログラムにより作成された家計簿を携帯電話機2に送信する。ユーザーが送信先として携帯電話機2以外にファックス装置4またはパーソナルコンピュータ5を指定している場合には、送信処理プログラムは家計簿をファックス装置4またはパーソナルコンピュータ5に送信する。
第2メモリ33は、通信装置34を介して、収支システム1及び携帯電話機2から入力されたデータの他に、上記の取引明細データ、集計データ、家計簿を記憶する。
図3は、第2メモリ33の内部構造を示すブロック図である。
図3に示すように、第2メモリ33は、通信装置34を介して、収支システム1及び携帯電話機2から入力されたデータを記憶する収集データ記憶領域331と、取引明細データを記憶する取引明細データ記憶領域332と、集計データを記憶する集計データ記憶領域333と、家計簿を記憶する家計簿記憶領域334と、を有している。
中央処理装置(CPU)31は、第1メモリ32に記憶された上記の家計簿作成処理プログラムを実行し、図8に示したような家計簿を作成する。
通信装置34は、中央処理装置(CPU)31の制御の下に、収支システム1及び携帯電話機2からユーザーの収入及び支出に関するデータを受信するとともに、ユーザーの要求に応じて、作成された家計簿を携帯電話機2、ファックス装置4またはパーソナルコンピュータ5に送信する。
図4は、各収支システム1A、1B、1C、1Dの構造を示すブロック図である。各収支システム1A、1B、1C、1Dは相互に同一の構造を有している。
図4に示すように、各収支システム1A、1B、1C、1Dは、所定の制御プログラムに従って他の構成要素を制御する中央処理装置(CPU)11と、各種プログラムが記憶される第1メモリ12と、第2メモリ13と、所定のプロトコルに従って、ネットワーク9を介して、家計簿作成装置3とデータ通信を行う通信装置14と、を備えている。
第1メモリ12及び第2メモリ13の各々は、ROM、RAM、ICメモリカードその他の半導体メモリ、あるいは、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスクその他の記憶装置から構成されている。
第1メモリ12は、中央処理装置(CPU)11が実行する取引データ送信プログラムを格納している。
銀行口座出納システム1A、クレジットカード収支システム1B、電子ウォレット決済システム1C及び携帯電話機決済システム1Dにおける第2メモリ13は、それぞれ、ユーザーの銀行口座の入出金状況に関するデータ、ユーザーのクレジットカードによる支払い状況に関するデータ、インターネットを利用した電子マネーの入出金状況に関するデータ及びユーザーによる携帯電話機2を利用した決済に関するデータを記憶している。
中央処理装置(CPU)11は、第1メモリ12に格納されている取引データ送信プログラムを実行することにより、通信装置14を介して、それらのデータをネットワーク9を介して家計簿作成装置3に送信する。
図5は、携帯電話機2の構造を示すブロック図である。
携帯電話機2は、キー部21と、電源部22と、無線部23と、記憶部24と、表示部25と、制御部26と、から構成されている。
キー部21は複数のキーから構成されており、ユーザーはこれらのキーを介して所望のデータを携帯電話機2に入力することができる。
電源部22は充電可能なリチウム電池から構成されており、制御部26を介して、他の構成要素に電力を供給する。
無線部23は、無線信号を変調して送信するとともに、携帯電話機2において受信される無線信号を復調し、制御部26の制御の下に、携帯電話機2と他の無線通信装置との間のデータ通信を行う。後述するように、ユーザーがキー部21を介して入力した収入及び支出に関するデータは無線部23を介して携帯電話回線網6及びネットワーク9を経て家計簿作成装置3に送信される。
記憶部24は、ユーザーがキー部21を介して入力したデータ、家計簿作成装置3から送信されてきた電子データとしての家計簿その他のデータを記憶する。
表示部25は液晶表示装置(LCD)からなり、ユーザーがキー部21を介して入力したデータ、家計簿作成装置3から送信されてきた家計簿その他のデータを表示する。
制御部26は中央処理装置(CPU)からなり、携帯電話機2の動作、すなわち、キー部21、電源部22、無線部23、記憶部24及び表示部25の各動作を制御する。
携帯電話回線網6は、携帯電話機2を介しての電子メールの送受信や携帯電話機2によるインターネットのホームページ閲覧を可能にする。
有線電話回線網7は、ファックス装置4に対してファックスデータを送信し、かつ、ファックス装置4からファックスデータを受信する回線網である。
ファックス装置4は、家計簿作成装置3から送信された電子データとしての家計簿を受信し、プリントアウトする機能を有する。
ISP(インターネットサービスプロバイダ)8は、パーソナルコンピュータ5をネットワーク9を介してインターネットに接続する機能を有する。
パーソナルコンピュータ5はISP8に接続され、家計簿作成装置3から送信された電子データとしての家計簿を受信し、その家計簿を保存するとともに、その家計簿を表示する機能を有する。
図9は、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100の動作を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100により家計簿が作成される過程を説明する。
例えば、ユーザーが現金決済による買い物をした場合、ユーザーはその内容をキー部21を介して携帯電話機2に入力する。
携帯電話機2には予め現金決済データ入力用プログラムが格納されており、キー部21の所定のキーを付勢すると、その現金決済データ入力用プログラムが始動する。ユーザーはその現金決済データ入力用プログラムに従って所定の項目をキー部21を介して入力する(ステップS100)。
所定の項目としては、例えば、購買物、個数、単価が含まれる。例えば、ユーザーが1本100円の大根を2本買ったような場合には、現金決済データ入力用プログラムに従って、購買物(大根)、個数(2)、単価(100)の順に現金決済データを入力する。
携帯電話機2の制御部26はユーザーが入力した現金決済データを記憶部24に記憶した後、現金決済データを携帯電話回線網6及びネットワーク9を介して家計簿作成装置3に送信する。
家計簿作成装置3は、携帯電話機2から受信した現金決済データを第2メモリ33に記憶する(ステップS110)。
次いで、家計簿作成装置3は、予め登録してある時期(例えば、毎月の末日)に、ネットワーク9を介して、収支システム1A、1B、1C及び1Dの各々に対して、収支システム1A、1B、1C及び1Dの各々が保持しているユーザーの収入及び支出に関するデータの送信を要求する(ステップS120)。
収支システム1A、1B、1C及び1Dの各々は第2メモリ13においてユーザーの収入及び支出に関するデータを記憶している(ステップS130)。
収支システム1A、1B、1C及び1Dの各々のCPU11は家計簿作成装置3からデータ送信要求を受信すると(ステップS140)、通信装置14を介して、要求されたデータをネットワーク9を介して家計簿作成装置3に送信する(ステップS150)。
収支システム1A、1B、1C及び1Dの各々からデータを受信した家計簿作成装置3のCPU31は、受信したデータを第2メモリ33に格納する(ステップS160)。
この後、家計簿作成装置3のCPU31は、図6に示したような取引明細データ及び図7に示したような集計データを作成した後、図8に示したような家計簿を作成する(ステップS170)。
なお、この場合、家計簿作成装置3のCPU31は、銀行口座出納システム1Aからの入出金データと他の各収支システム1B、1C及び1Dからの入出金データとが重複していないか否かのチェックを行う。例えば、ユーザーの銀行口座からの引き落としが、クレジットカード収支システム1Bにおけるクレジットカード使用によるものである場合、あるいは、電子ウォレット決済システム1Cや携帯電話機決済システム1Dの引き落とし先になっている場合には、いずれか一方を優先する。
家計簿を作成した後、家計簿作成装置3のCPU31は通信装置34を介してネットワーク9を経て携帯電話機2に家計簿作成完了の通知を送信する(ステップS180)。
図10は、ユーザーが家計簿作成装置3から家計簿作成完了の通知を受信した場合に、実際に電子データとしての家計簿を受け取るまでの過程を示すフローチャートである。
ユーザーは、携帯電話機2において家計簿作成装置3から家計簿作成完了の通知を受信すると(ステップS200)、作成された家計簿の送信先を携帯電話回線網6及びネットワーク9を介して家計簿作成装置3に送信する(ステップS210)。家計簿の送信先は携帯電話機2、ファックス装置4及びパーソナルコンピュータ5の中から少なくとも一つが選択される。
家計簿の送信先を受信すると、家計簿作成装置3は指定された送信先に電子データとしての家計簿を送信する(ステップS220)。例えば、家計簿の送信先としてパーソナルコンピュータ5が指定された場合には、家計簿作成装置3は電子データとしての家計簿をパーソナルコンピュータ5に送信する。
ユーザーはパーソナルコンピュータ5の表示画面において家計簿の内容を確認することができるとともに(ステップS230)、プリンターを用いて家計簿をプリントアウトすることができる。
以上のように、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100は、以下に記載するような効果を奏する。
第一に、従来の家計簿作成システムによれば家計簿に反映できなかったデータ(特に、現金決済に関するデータ)を携帯電話機2から家計簿作成装置3に送信することにより、そのデータも含めた正確な家計簿を作成することができる。
第二に、携帯電話機2は、日常的に携行するものであるため、特別な設備を用意することなく、日常の買い物における現金決済データを家計簿に反映させることが可能である。特に、常に携行している携帯電話機2を用いることにより、現金決済時に即座にデータ入力を行うことが可能である。
本実施形態においては、収支システム1は4つのシステム1A、1B、1C、1Dを備えるものとして構成されているが、収支システム1の構造は本実施形態における構造には限定されない。収支システム1は4つのシステム1A、1B、1C、1Dのうちのいずれか一つまたは複数のシステムを備えるものとして構成することが可能であり、あるいは、本実施形態において示したシステム1A、1B、1C、1D以外の決済システムを備えることも可能である。金銭の出入額に関するデータを情報システムにより管理しており、ネットワーク9を介してそのデータを取り出すことができるシステムであれば、収支システム1に加えることが可能である。
また、移動通信端末装置としては、携帯電話機2の他に、PDA(Personal Digital Assistant)その他の携帯型通信装置を用いることもできる。
なお、本実施形態においては、収支明細リスト自動作成システム100の作成対象として家計簿を選定したが、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100により、家計簿以外の金銭出納に関する収支明細リストを作成することも可能である。
(第二の実施形態)
図11は、第二の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムにおいて使用される携帯電話機2Aの構造を示すブロック図である。
図11は、第二の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムにおいて使用される携帯電話機2Aの構造を示すブロック図である。
第二の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムは、第一の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100と比較して、携帯電話機2に代えて携帯電話機2Aを用いる点を除いて、同一の構造を有している。
図11に示すように、携帯電話機2Aは、携帯電話機2と比較して、撮像ユニットとしてのカメラ27と、カメラ27により撮像した画像から文字(数字を含む)を読み込む文字読み込み部28とを追加的に備えている。
第一の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100においては、ユーザーは携帯電話機2のキー部21を介してデータを入力していたが、第二の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムにおいては、ユーザーは携帯電話機2Aのカメラ27を用いてデータ入力を行うことが可能である。
例えば、ユーザーが現金決済による買い物を済ませた後、その買い物のレシートをカメラ27で撮影し、文字読み込み部28が、撮影された画像から文字及び数字を認識することにより、購買物及びその金額を記憶部24に記憶させることが可能である。その後、制御部26は記憶部24に記憶されたデータを無線部23を介して携帯電話回線網6及びネットワーク9を経て家計簿作成装置3に送信する。
このようなカメラを用いた文字識別技術は、例えば、本願出願人が2002年10月17日に出願した特願2002−302798に開示されている。
以上のように、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムによれば、ユーザーは現金決済に関するデータを手作業で入力する必要がなくなり、家計簿作成に必要な労力をさらに軽減することができる。
(第三の実施形態)
図12は、第三の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムにおいて使用される携帯電話機2Bの構造を示すブロック図である。
図12は、第三の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムにおいて使用される携帯電話機2Bの構造を示すブロック図である。
第三の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムは、第一の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システム100と比較して、携帯電話機2に代えて携帯電話機2Bを用いる点を除いて、同一の構造を有している。
図12に示すように、携帯電話機2Bは、携帯電話機2と比較して、他の通信装置と赤外線による通信を行うための赤外線通信部29を追加的に備えている。
図13は、携帯電話機2Bの使用状況を示す概略図である。
例えば、ユーザーが、赤外線通信装置60を備えたキャッシュレジスタ61を介して、現金決済による買い物をした場合を想定する。
この場合、ユーザーは、携帯電話機2Bをキャッシュレジスタ61の赤外線通信装置60に近づけて、赤外線通信部29の作動を開始させる所定のキーを付勢すると、赤外線通信部29が赤外線通信装置60と赤外線通信を行い、携帯電話機2Bは、ユーザーが行った現金決済に関するデータをキャッシュレジスタ61から受信する。データを受信すると、制御部26はそのデータを記憶部24に記憶させる。その後、制御部26は記憶部24に記憶されたデータを無線部23を介して携帯電話回線網6及びネットワーク9を経て家計簿作成装置3に送信する。
以上のように、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムによれば、ユーザーは現金決済に関するデータを手作業で入力する必要がなくなり、上述の第二の実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムと比較して、家計簿作成に必要な労力をさらに軽減することができる。
なお、本実施形態に係る収支明細リスト自動作成システムにおいては、赤外線通信を用いたが、それに代えて、例えば、ブルーテュース(Blue−tooth)を用いた通信を行うことも可能である。
1 収支システム
1A 銀行口座出納システム
1B クレジットカード収支システム
1C 電子ウォレット決済システム
1D 携帯電話機決済システム
2 携帯電話機
3 家計簿作成装置
4 ファックス装置
5 パーソナルコンピュータ
6 携帯電話回線網
7 有線電話回線網
8 ISP
9 ネットワーク
21 キー部
22 電源部
23 無線部
24 記憶部
25 表示部
26 制御部
27 カメラ
28 文字読み込み部
29 赤外線通信部
11、31 中央処理装置(CPU)
12、32 第1メモリ
13、33 第2メモリ
14、34 通信装置
60 赤外線通信装
61 キャッシュレジスタ
1A 銀行口座出納システム
1B クレジットカード収支システム
1C 電子ウォレット決済システム
1D 携帯電話機決済システム
2 携帯電話機
3 家計簿作成装置
4 ファックス装置
5 パーソナルコンピュータ
6 携帯電話回線網
7 有線電話回線網
8 ISP
9 ネットワーク
21 キー部
22 電源部
23 無線部
24 記憶部
25 表示部
26 制御部
27 カメラ
28 文字読み込み部
29 赤外線通信部
11、31 中央処理装置(CPU)
12、32 第1メモリ
13、33 第2メモリ
14、34 通信装置
60 赤外線通信装
61 キャッシュレジスタ
Claims (19)
- ユーザーの収入に関するデータ及び支出に関するデータを収集し、自動的に前記ユーザーの収支明細リストを作成する収支明細リスト自動作成システムであって、
それぞれが前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する複数の収支システムと、
前記ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能な移動通信端末装置と、
前記複数の収支システムの各々及び前記移動通信端末装置から前記ユーザーの収入及び支出のデータを受信し、当該データに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する収支明細リスト作成装置と、
前記複数の収支システムの各々、前記移動通信端末装置及び前記収支明細リスト作成装置を相互に通信可能に接続するネットワークと、
からなり、
前記移動通信端末装置は、前記収支明細リスト作成装置から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを表示する表示装置を有している収支明細リスト自動作成システム。 - 前記ネットワークに接続されたファックス装置をさらに備えており、前記ファックス装置は、前記収支明細リスト作成装置から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを印刷するものであることを特徴とする請求項1に記載の収支明細リスト自動作成システム。
- 前記ネットワークに接続された情報処理装置をさらに備えており、前記情報処理装置は、前記収支明細リスト作成装置から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを表示するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の収支明細リスト自動作成システム。
- 前記複数の収支システムは、前記ユーザーの銀行口座における出入金を管理する銀行口座出納システムと、前記ユーザーのクレジットカードによる決済を管理するクレジットカード収支システム、前記ユーザーの電子マネーの出入金を管理する電子ウォレット決済システム及び前記移動通信端末装置による決済を管理する移動通信端末装置決済システムのうちの少なくともいずれか一つと、を含むものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の収支明細リスト自動作成システム。
- 前記移動通信端末装置は、撮像ユニットと、前記撮像ユニットにより撮像した画像から文字を読み込む文字読み込み装置と、を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の収支明細リスト自動作成システム。
- 前記移動通信端末装置は赤外線通信機能を有しており、赤外線通信機能を有する端末機との間で赤外線通信によるデータの送受信を行い、前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の収支明細リスト自動作成システム。
- 前記移動通信端末装置は携帯電話機からなるものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の収支明細リスト自動作成システム。
- それぞれがユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する複数の収支システムと、
ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能な移動通信端末装置と、
前記複数の収支システムの各々及び前記移動通信端末装置を相互に通信可能に接続するネットワークと、
からなる収支明細リスト自動作成システムにおけるサーバーであって、
前記複数の収支システムの各々及び前記移動通信端末装置から前記ユーザーの収入及び支出のデータを受信し、当該データに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成し、作成した収支明細リストを前記移動通信端末装置に送信するサーバー。 - 前記収支明細リスト自動作成システムは、前記ネットワークに接続されたファックス装置と前記ネットワークに接続された情報処理装置とをさらに備えており、前記サーバーは、要求に応じて、前記移動通信端末装置、前記ファックス装置及び前記情報処理装置の少なくともいずれか一つに前記収支明細リストを送信することを特徴とする請求項8に記載のサーバー。
- それぞれがユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方を処理する複数の収支システムと、
前記複数の収支システムの各々から前記ユーザーの収入及び支出のデータを受信し、当該データに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する収支明細リスト作成装置と、
前記複数の収支システムの各々及び前記収支明細リスト作成装置を相互に通信可能に接続するネットワークと、
からなる収支明細リスト自動作成システムにおいて用いられる移動通信端末装置であって、
ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することが可能であり、前記移動通信端末装置は、前記ネットワークに接続されており、前記収支明細リスト作成装置から前記収支明細リストを受信し、受信した前記収支明細リストを表示する表示装置を有している移動通信端末装置。 - 撮像ユニットと、前記撮像ユニットにより撮像した画像から文字を読み込む文字読み込み装置と、を有していることを特徴とする請求項10に記載の移動通信端末装置。
- 赤外線通信機能を有しており、赤外線通信機能を有する端末機との間で赤外線通信によるデータの送受信を行い、前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力することを特徴とする請求項10または11に記載の移動通信端末装置。
- 携帯電話機からなるものであることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の移動通信端末装置。
- 複数の収支システムの各々において処理したユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを収支明細リスト作成装置に送信する第一の過程と、
ユーザー自身が収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを移動通信端末装置に入力する第二の過程と、
前記移動通信端末装置に入力された前記データを前記収支明細リスト作成装置に送信する第三の過程と、
前記収支明細リスト作成装置において、受信したデータに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する第四の過程と、
前記収支明細リストを前記収支明細リスト作成装置から前記移動通信端末装置に送信する第五の過程と、
を備える収支明細リスト自動作成方法。 - 前記第五の過程において、前記収支明細リストを前記収支明細リスト作成装置から前記ユーザーが指定する装置に送信することを特徴とする請求項14に記載の収支明細リスト自動作成方法。
- 前記第二の過程は、前記移動通信端末装置が備える撮像ユニットにより撮像した画像から文字を読み込む過程からなるものであることを特徴とする請求項14または15に記載の収支明細リスト自動作成方法。
- 前記第二の過程は、前記移動通信端末装置が有する赤外線通信機能により、赤外線通信機能を有する端末機との間で赤外線通信によるデータの送受信を行い、前記ユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを入力する過程からなるものであることを特徴とする請求項14または15に記載の収支明細リスト自動作成方法。
- ユーザーの収入に関するデータ及び支出に関するデータを収集し、自動的に前記ユーザーの収支明細リストを作成する方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記プログラムが行う処理は、
複数の収支システムの各々において処理したユーザーの収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを受信する第一の処理と、
ユーザー自身が移動通信端末装置に入力した収入及び支出の少なくともいずれか一方のデータを前記移動通信端末装置から受信する第二の処理と、
受信したデータに基づいて前記ユーザーの収支明細リストを作成する第三の処理と、
前記収支明細リストを前記移動通信端末装置に送信する第四の処理と、
からなるものであるプログラム。 - 前記第四の過程において、前記収支明細リストを前記ユーザーが指定する装置に送信することを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004091291A JP2005276038A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 収支明細リスト自動作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004091291A JP2005276038A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 収支明細リスト自動作成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=35175618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004091291A Pending JP2005276038A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | 収支明細リスト自動作成システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005276038A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4964345B1 (ja) * | 2011-07-26 | 2012-06-27 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 精算サーバ及び精算制御方法 |
JP5023251B1 (ja) * | 2012-05-10 | 2012-09-12 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 精算サーバ及び精算制御方法 |
JP2015032053A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 東芝テック株式会社 | 電子レシート管理サーバ、電子レシートシステムおよびプログラム |
JP2020115243A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 日本電気株式会社 | 支払履歴管理システム、情報処理装置、支払履歴管理方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-03-26 JP JP2004091291A patent/JP2005276038A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4964345B1 (ja) * | 2011-07-26 | 2012-06-27 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 精算サーバ及び精算制御方法 |
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JP2020115243A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 日本電気株式会社 | 支払履歴管理システム、情報処理装置、支払履歴管理方法及びプログラム |
JP7440165B2 (ja) | 2019-01-17 | 2024-02-28 | 日本電気株式会社 | 支払履歴管理システム、情報処理装置、支払履歴管理方法及びプログラム |
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