JP2005275922A - 時間報知システム及び方法、並びに時間報知装置及びそのコンピュータ・プログラム - Google Patents

時間報知システム及び方法、並びに時間報知装置及びそのコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 予約したサービスの提供当日に、対象ユーザに実際にサービス提供が開始される実予想時刻を、その対象ユーザに的確に報知する。
【解決手段】
サーバ4は、予約管理処理によって予め決定されたところの、病院における対象ユーザ(患者)への医療行為の提供開始予定日時R(0)が属する当日に、その対象ユーザに対する当該医療行為の提供開始が実際に予想される提供開始実予想時刻A(t)を算出する。そして、サーバ4は、その提供開始実予想時刻A(t)を表す情報を、現在時刻から同時刻A(t)までの待ち時間W(t)、或いは、同時刻A(t)と当初提供開始予定日時R(0)との差分を表す遅延時間M(t)によって当該対象ユーザに報知する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、予約システムの技術分野に関し、特に、予約システムによる予約後の実際のサービス提供時間をユーザに報知する技術に関する。
従来より、各種サービスの提供を効率よく受けるための予約システムが提案されている。
このような予約システムの代表的な適用分野としては、病院や歯科等の医療施設における診療予約が知られている。医療施設において予約システムが採用されれば、各患者は、都合の良いときに自宅のパーソナル・コンピュータ等を利用して、自分の都合の良い日時の診療を予約することができる(例えば、特許文献1参照)。従って、旧来のように、つながりにくい予約専用の電話窓口に連絡を行い、有人対応にて予約を採る場合と比較して利便性が高い。
ここで、特許文献1には、患者の所有するICカードを用いて病院の予約を行うシステムが提案されている。このシステムにおいて、患者(操作者)は、自分のICカードを差し込んだ電話機を利用して、そのICカードに記憶されている健康管理情報をホストコンピュータに送信する。この健康管理情報には、当該患者の病歴、通院状況、過去の診察記録等が含まれている。ホストコンピュータは、受信した健康管理情報を基に、個々の病院の診察科目、予約状況等が記憶されているデータベースを参照することにより、当該操作者が受診すべき病院の候補を選定する。選定した病院の候補は、当該電話機に表示される。そして、ホストコンピュータは、当該電話機において何れかの病院が選択されるのに応じて、その病院への予約手続きを行う。このとき当該電話機は、その予約に関する情報を当該ICカードに記憶する。
しかしながら、従来の予約システムにおいては、予約によって指定された日時に目的の診療科に出かけても、実際に自分が診察を受けられるまでには結局待たされる場合が多い。この場合、患者は、実際の待ち時間がどの程度なのか把握することが困難なため、煩わしい思いをすることになる。
そこで、このような背景から、近年においては以下のような提案がなされている。
即ち、特許文献2には、複数の診療科を受診する際の予約において、効率の良い巡回順序で予約することができる予約システムが提案されている。この予約システムにおいて、予約サーバは、各診療科から受信した診療の進行状況を参照すると共に、診察開始予想時刻、診療科間の移動に要する時間を考慮して、効率の良い巡回順序を算出する。
また、特許文献3には、患者が使用する端末において、病院における現在の診察待ちの順番を閲覧可能なシステムが提案されている。当該端末のユーザである患者は、このシステムを利用して自分が診察を受けるまでの順番待ちの状態を認識することができる。そこで、当該患者は、自分が受診できるであろう時間を自ら予測してから病院に出向く。
特開平10−149391号公報(段落番号0026乃至0032、図1) 特開2002−329002号公報(段落番号0057、0058、図1) 特開2002−132931号公報(段落番号0013、0014、図1)
従って、上記特許文献2及び3に記載の技術によれば、予約時に単に診察予定日時だけが設定されるシステムと比較して、診療の当日に効率良く診療を受けることができる。
しかしながら、上記特許文献2及び3によっても、患者は、当日に自分が診察を受けるまでの進捗状況が反映された診察開始予想時刻を知らされるわけではない。このため、患者は、実際の待ち時間がどの程度なのか把握することが困難である。従って、診察当日に病院等に出かける前に、そして、来院後に自分が診察を受ける前に、実際に予想される待ち時間を患者が把握可能なシステムが切望される。
そこで、本発明は、予約したサービスの提供当日に、対象ユーザに実際にサービス提供が開始される実予想時刻を、その対象ユーザに的確に報知する時間報知システム及び方法、並びに時間報知装置及びそのコンピュータ・プログラムの提供を目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係る時間報知システムは、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、対象ユーザが使用する情報端末(1,2)からの予約要求に応じて、施設(例えば、病院等の医療施設、遊園地、役所等)における該対象ユーザへのサービス(例えば、診察、検査等の受診、遊具の利用や遊戯施設への入場等)の提供開始予定日時(R(0))を決定すると共に、その提供開始予定日時を、予約情報として該対象ユーザに報知する予約手段と、
前記提供開始予定日時が属する当日に、前記対象ユーザに対する前記サービスの提供開始が実際に予想される提供開始実予想時刻(A(0))を算出すると共に、その提供開始実予想時刻を表す情報を、前記対象ユーザに報知する時間報知手段(4)と、
を備える。
好適な実施形態において、前記時間報知手段は、
前記当日に前記対象ユーザへのサービス提供に先立ってサービスが提供される他ユーザの人数(n(t))、過去の実績に基づくサービス提供1回あたりの平均所要時間(D)、並びに前記対象ユーザへのサービス提供に先立って行われたサービスの進捗状況を表す情報に基づいて、前記提供開始実予想時刻を算出すると良い。
上記のシステム構成において、前記進捗状況を表す情報は、例えば、
前記他ユーザのうち、現在時刻(T(t))に最も近いタイミングでサービス提供が完了した他ユーザに関して、予め決定された提供開始予定日時(R(0))と、実際のサービス提供開始時刻との差分情報である。
また、上記何れの構成においても、前記時間報知手段は、
前記提供開始実予想時刻を算出するに際して、前記提供開始予定日時が属する当日の季節、月日、曜日、並びに時間帯の少なくとも何れかに応じて、算出結果を補正すると良い。
好適な実施形態において、前記時間報知手段は、
前記提供開始実予想時刻を表す情報として、前記提供開始予定日時と前記提供開始実予想時刻との差分を表す時間情報を、前記情報端末に送信することにより、前記対象ユーザへの報知を行う。そしてこの場合、前記差分を表す時間情報は、例えば、前記提供開始予定日時から前記提供開始実予想時刻までの遅延時間(M(t))を表す。係る構成は、例えば、当日の施設への来訪登録前に対象ユーザが外部からサービス提供の遅延状況を確認する場合に好適である。
また、好適な他の実施形態において、前記時間報知手段は、
前記提供開始実予想時刻を表す情報として、現在時刻から前記提供開始実予想時刻までの待ち時間(W(t))を、前記対象ユーザに報知する。
そしてこの場合、前記時間報知手段は、
前記当日に前記施設における前記対象ユーザの来訪登録が完了している場合に、前記待ち時間を表す情報を、前記情報端末に送信することにより、前記対象ユーザへの報知を行うと良い。係る構成は、例えば、当日の施設への来訪登録後に対象ユーザが当該施設内において待ち時間を確認する場合に好適である。
尚、同目的は、上記の各構成の時間報知システムに対応する方法によっても達成される。
また、同目的は、上記各構成の時間報知システムを構成する一要素を構成する情報処理装置(時間報知装置)によっても達成される。更に、その情報処理装置を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、予約したサービスの提供当日に、対象ユーザに実際にサービス提供が開始される実予想時刻を、その対象ユーザに的確に報知する時間報知システム及び方法、並びに時間報知装置及びそのコンピュータ・プログラムの提供が実現する。
以下、本発明に係る時間報知システムを、代表的なサービス提供施設である病院の診察予約管理システムに適用した実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る時間報知システムのシステム構成を示すブロック図である。本実施形態に係る時間報知システムは、一例として、同図に示すハードウエア構成上において、各患者の診察予約の管理を行う診察予約管理システムと共に動作する。
図1に示すシステム構成は、大別して、患者(以下、「ユーザ」と称する場合がある)側のサブシステムと、病院(医療施設)側のサブシステムとからなる。係る病院では、提供されるサービスとして、診察(診療)、検査等の各種医療行為が行われる。
ユーザ側のサブシステムは、固定ユーザ端末1、携帯ユーザ端末2、並びにカードリーダ13によって構成される。固定ユーザ端末1は、一般的な有線通信手順により、公衆ネットワーク3を介して、病院側のサブシステムとの通信を行うことができる。また、携帯ユーザ端末2は、一般的な無線通信手順により、公衆ネットワーク3を介して病院側のサブシステムとの通信を行うことができる。
本実施形態において、固定ユーザ端末1には、外部装置との通信可能なパーソナル・コンピュータ等の一般的な情報処理装置を採用することができる。また、携帯ユーザ端末2には、外部装置との通信可能な、一般的な携帯電話機や携帯情報端末等の情報端末を採用することができる。このため、これらの装置についての詳細な説明は省略する。
一方、病院側のサブシステムは、サーバ・コンピュータ(以下、「サーバ」と称する)4、ユーザデータベース5、待ち時間確認端末6、院内端末7乃至9、来院登録端末10、呼び出し装置12、医療情報データベース14、無線機15、並びにカードリーダ16を備える。
サーバ4は、公衆ネットワーク3を介して、固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2と通信を行うことができる。また、サーバ4は、CPU(Central Processing Unit)41において各種ソフトウェア・プログラムを実行することにより、後述する予約管理処理(図2)及び時間報知処理(図6、図8)等を実行する。また、サーバ4は、年月日及び時刻を計時する機能を有する。
ユーザデータベース5は、各患者(ユーザ)に関して、連絡先等のユーザ情報、予約情報、来院状況等の情報を記憶している。更に、ユーザデータベース5は、当該病院において提供される各種医療行為に関して、処理時間の変動要因を表す変動要因情報を記憶している。
本実施形態において、予約情報には、ユーザが予約した診療科及び医療行為の識別情報、当初診察開始予定日時R(0)、診察所要時間D等が含まれる。
ここで、当初診察開始予定日時(サービス提供開始予定日時)R(0)は、予約した医療行為の提供開始が当初予定されている日時(即ち、年月日及び時刻)情報である。また、診察所要時間Dは、予約した当該医療行為を1回提供するのに要する平均的な所要時間であって、後述する予約管理処理(図2)によって医療情報データベース14から抽出した情報である。
医療情報データベース14は、当該病院で提供される医療行為毎に診察所要時間D、補正値AD、各患者のカルテ情報等を記憶する。ここで、医療行為毎に診察所要時間Dは、過去の実績に基づいて医療行為毎に予め設定した平均的な所要時間である。尚、補正値ADについては、時間報知処理(図6、図8)において後述する。
来院登録端末10は、予約当日(診療当日)に当該病院に患者(対象ユーザ)が来訪したことを、本システム(サーバ4)に登録するための情報端末である。即ち、来院登録端末10は、カードリーダ16を備えている。各患者は、来院時に自分用のICカード診察券11をカードリーダ16に挿入する。来院登録端末10は、当該ICカード診察券11の情報を、カードリーダ16を介して読み出す。読み出した情報は、来院登録端末10によってサーバ4に送信される。これにより、サーバ4は、患者(対象ユーザ)が来訪したことを認識する。
待ち時間確認端末6は、上記来院登録端末10によって来院登録を完了した患者(対象ユーザ)が、係る来院登録後に自己に対して実際に診察等の医療行為が開始されると予想される時刻(以下、「診察開始実予想時刻A(t)」または「診察開始実予想日時A(t)」と称する)までの待ち時間W(t)を確認するための情報端末である。尚、この場合における現在時刻(現在日時)T(t)は、対象ユーザが待ち時間確認端末6を利用して待ち時間W(t)の確認操作を行ったタイミングである。
ここで、診察開始実予想時刻(日時)A(t)は、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日に、自己に対して実際に診察等の医療行為が開始されると予想される時刻であって、この時刻は、当該当日の診察の進捗状況(一般的には遅延状態)が加味されたものである。
院内端末7乃至9は、順に、医師、検査、看護師が利用する情報端末である。医師、検査、看護師等の医療行為提供者(サービス提供者)は、これらの院内端末を利用して、患者及びその患者に提供すべき医療行為の確認、カルテ情報の参照、診療順番の確認等を行う。
また、これらの医療行為提供者は、院内端末7乃至9を利用して、各患者への医療行為の提供開始及び終了タイミングを、所定の操作(例えば診察開始時のカルテ情報の読み出し操作、診察終了時のカルテ情報の更新操作等)によって本システムに登録する。サーバ4は、提供開始及び終了タイミングを、そのタイミングの時刻情報として記憶する。
呼び出し装置12は、来院登録後であって診察開始実予想時刻A(t)の所定時間前に、対象患者(対象ユーザ)を表示や音声等によって呼び出すための装置である。
無線機15は、上述した待ち時間確認端末6及び呼び出し装置12による情報提供機能を、当該病院内において携帯ユーザ端末2のユーザに提供するための無線送信機である。この場合、携帯ユーザ端末2は、当該病院において来院登録後の各患者に貸与される院内専用の情報端末であっても良い。また、当該病院内においても公衆無線電話回線用の携帯ユーザ端末2をそのまま利用できる場合は、無線機15は必要ないことも想定される。
そして、上述したシステム構成において、サーバ4のCPU41は、予約管理処理(診察予約管理)と、時間報知処理とを制御する。
以下の説明では、まず、診察に先だって対象ユーザとの間で行われる予約管理処理(図2)について説明し、その後、時間報知処理(図6、図8)について説明する。
<予約管理処理>
本実施形態において、当該病院の患者(対象ユーザ)は、以下に説明する予約管理処理により、診察等の医療行為の提供を希望する場合に固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2を利用して、希望する診療科についての予約を行う。この予約行為により、対象ユーザは、希望する診療科において医療行為の提供開始が予定される日時(診察開始予定日時R(0))及びその医療行為に要する所要時間(診察所要時間D)等を取得する。
また、対象ユーザは、以下に説明する予約管理処理により、診察開始予定日時R(0)に対応する当日に来院登録を行うまでの間、固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2を利用することにより、自分のための予約内容(予約情報)の確認(以下、「予約確認」と称する)を行うことができる。
尚、対象ユーザは、後述する時間報知処理により、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日の診察時間帯であれば、来院登録を行っていなくても(即ち、病院に出かける前であっても)、当該当日の診察の進行状況を、遅延時間M(t)によって知ることができる(詳細は後述する)。
本実施形態において、当該病院の患者である固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2のユーザは、ICカード診察券11を所有している。ユーザは、当該病院における所望の診療科の予約または予約確認を行う場合、まず、固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2をカードリーダ13に適当な方法で接続する。そして、ユーザは、カードリーダ13に自分用のICカード診察券11を挿入すると共に、固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2を操作することにより、サーバ4にアクセスする。
即ち、固定ユーザ端末1及び携帯ユーザ端末2は、不図示のCPUにおいてインターネットのWebブラウザ・プログラムを実行することができる。ユーザは、係るWebブラウザ・プログラムにより実現される機能を利用して、目的とする病院のWebサイトにアクセスする。
図2は、本実施形態に係るサーバ4が実行する予約管理処理を示すフローチャートである。係るフローチャートは、サーバ4のCPU41が実行するソフトウェア・プログラムの処理手順を表す。
また、図3乃至図5は、予約管理処理(図2)の実行中に固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2に表示される表示画面を例示する図である。
CPU41は、対象ユーザの固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2(以下、「ユーザ端末」と総称する)からのアクセスを検出すると、そのユーザ端末を介して、ICカード診察券11に記録されている当該対象ユーザの情報を読み出す(ステップS1)。
更に、CPU41は、アクセス中のユーザ端末に、ユーザ情報入力画面(図3)を表示するための情報を送信する(ステップS2)。対象ユーザは、ユーザ端末に表示されたユーザ情報入力画面(図3)を利用して、ユーザ名及びユーザIDを入力する。更に、対象ユーザは、同画面において、「予約確認」を希望する場合にはソフトウェア・ボタン(以下、単に「ボタン」と称する)51を操作し、「予約登録」を希望する場合にはボタン52を操作する。
CPU41は、当該対象ユーザがユーザ情報入力画面においてボタン52(予約登録)を操作したか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、ステップS1にて読み出した情報と、対象ユーザがユーザ情報入力画面にて入力したユーザ名及びユーザIDとが一致し、且つユーザデータベース5内のユーザ情報に予め登録されている正当なユーザ(患者)に関する情報とも一致する場合に行われる。
ステップS3にて当該対象ユーザが予約確認を希望していると判断した場合、CPU41は、予約情報の提示処理を行う(ステップS4)。即ち、CPU4は、ユーザデータベース5を参照することにより、当該対象ユーザに関して先に行われた予約登録において格納した予約情報を読み出すと共に、読み出した予約情報をユーザ端末に送信する。
係る予約情報の提示処理(ステップS4)により、ユーザ端末には、当該対象ユーザが予約した診療科及び医療行為の識別情報、当初診察開始予定日時R(0)、診察所要時間D等が含まれる。
一方、ステップS3にて当該対象ユーザが予約登録を希望していると判断した場合、CPU41は、診療科選択画面(図4)と、担当医選択画面(図5)とを、ユーザ端末において表示する。対象ユーザは、これらの画面を利用して、所望の予約項目を選択する。
即ち、診療科選択画面(図4)において、対象ユーザは、受信を希望する診療科(内科、外科等)、診療の種類(投薬、検査等)、希望する受診日及び時間帯を選択すると共に、ボタン(「決定」)61を操作する。そして、CPU41は、ボタン61の操作に応じて、同画面にて選択された当該ユーザによる選択項目を表す情報をユーザ端末から受信する(ステップS6)。
更に、対象ユーザは、担当医選択画面(図5)において、担当医、症状(改善、悪化等)を選択する。また、担当医選択画面(図5)においては、検査の有無を設定することができる。係る検査の有無のチェック欄は、対象ユーザに対する前回の診療において、次回の受信時に診察に先立って検査を行うように指示された場合等に使用する。また、担当医選択画面(図5)には、病院側へのコメントを対象ユーザが入力可能なコメント欄が設けられている。そして、これらの選択及び入力項目の設定後、対象ユーザは、ボタン(「決定」)62を操作する。そして、CPU41は、ボタン62の操作に応じて、同画面にて選択された当該ユーザによる選択項目及び入力事項を表す情報をユーザ端末から受信する(ステップS6)。
ユーザデータベース5内には、既に予約が登録されている他の患者の予約情報(診療科及び医療行為の識別情報、当初診察開始予定日時R(0)、診察所要時間D等)が格納されている。そこで、CPU41は、ステップS7において、ユーザデータベース5に格納されている予約情報を読み出す(または読み出し準備を行う)。
また、医療情報データベース14には、当該病院の患者別の医療情報として、カルテ情報(病状、診察経緯等)が格納されている。そこで、CPU41は、ステップS8において、医療情報データベース14に格納されている当該対象ユーザ(対象患者)のカルテ情報を読み出す。
次に、CPU41は、ステップS7にて読み出した他の患者の予約情報と、ステップS8にて読み出した当該対象ユーザのカルテ情報とを参照しながら、ステップS6にて受信した対象ユーザ所望の診療科、日時、時間帯等の選択項目に合致する予約枠(即ち、空き時間帯)を検索する。CPU41は、この検索処理によって日時の異なる複数の選択候補を抽出し、抽出した複数の選択候補を、ユーザ端末に提示する。そして、CPU41は、この提示に応じてユーザ端末にて対象ユーザが選択した何れかの選択候補を、当初診察開始予定日時R(0)として決定する(ステップS9)。
ここで、ステップS9にて行われる当該選択項目に合致する予約枠の検索手順自体は、希望条件に合致する予約枠を検索する一般的な手順を採用することができる。このため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
CPU41は、ステップS6にて受信した選択項目によって特定される医療行為の診察所要時間Dを、医療情報データベース14から読み出す。そして、CPU41は、読み出した診察所要時間D、ステップS9にて決定した当初診察開始予定日時R(0)、予約した診療科及び医療行為の識別情報、並びに当該対象ユーザの識別番号等を関連付けることにより、新たな予約情報のレコードとしてユーザデータベース5に登録する(ステップS10)。
そして、CPU41は、当該対象ユーザの使用するユーザ端末に、ステップS11にて新たに登録した予約情報を提供する。
上述した予約管理処理によれば、サーバ4(CPU41)は、予約した診察等の医療行為が開始されるであろう日時(当初診察開始予定日時R(0))だけでなく、その医療行為に要する一般的な所要時間(診察所要時間D)をも対象ユーザに提供することができる。従って、対象ユーザは、当日に医療行為を受けた後のスケジュールを、容易且つ効率良く組むことができる。
<時間報知処理>
上述した予約管理処理の機能によれば、対象ユーザは、受診を希望する医療行為に関する予約情報として、当初診察開始予定日時R(0)を取得することができる。しかしながら、実際には、当日の諸般の都合によって診察等の進捗が当初のスケジュールから遅れてしまうことが多い。この場合、対象ユーザは、係る当初診察開始予定日時R(0)が示す時刻に直ちに医療行為を受けられない。
そこで、以下に説明する時間報知処理の機能を利用することにより、対象ユーザは、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日(応答日)に、自分に対して実際に診療が開始されると予想される時刻(診察開始実予想時刻A(t))を確認することができる。以下、時間報知処理について、図6乃至図8を参照して詳述する。
はじめに、図7を参照して、時間報知処理の特徴を説明する。図7は、本実施形態に係る時間報知処理を概念的に説明する図である。
本実施形態において、当該病院の患者(対象ユーザ)は、以下に説明する時間報知処理により、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日の診察時間帯であれば、来院登録を行うのに先だって、該当日の診察の進行状況を、遅延時間M(t)によって知ることができる。換言すれば、対象ユーザは、当該当日の病院の所定の診察時間帯であれば、病院に出かける前に自宅にて固定ユーザ端末1を利用して、或いは、外出先にて携帯ユーザ端末2を利用して、当該当日の診察の進行状況を、遅延時間M(t)によって知ることができる。
ここで、遅延時間M(t)は、診察開始実予想時刻A(t)と、当初診察開始予定日時R(0)との差分である。即ち、
診察開始実予想日時A(t)=当初診察開始予定日時R(0)+遅延時間M(t),
である。但し、当日の診察の進捗状況(例えば予約キャンセル等)によっては、診察開始実予想時刻A(t)の方が、当初診察開始予定日時R(0)より早期に到来する場合もある。
また、当該病院の患者(対象ユーザ)は、以下に説明する時間報知処理により、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日の来院登録の後、病院内に設置された待ち時間確認端末6等を利用して、診察開始実予想時刻A(t)が到来するまでの待ち時間W(t)を知ることができる。但し、この場合においても、報知の態様は、待ち時間W(t)ではなく、遅延時間M(t)によって行っても良い。
また、先に述べたように、診察開始実予想時刻(日時)A(t)は、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日に、自己に対して実際に診察等の医療行為が開始されると予想される時刻であって、この時刻は、当該当日の診察の進捗状況(一般的には遅延状態)が加味されたものである。
そして、待ち時間W(t)は、現在日時T(t)から診察開始実予想日時A(t)までの時間(即ち、W(t)=A(t)−T(t))である。
即ち、当初診察開始予定日時R(0)に対応する当日の診察時間帯前においては、その当日の医療行為が未だ提供されていない。このため、対象ユーザは、上述した予約管理処理を利用した「予約確認」行為により、自己の予約状況を確認することができる。これに対して、当日の診察時間帯が到来すると、診療等の医療行為が順次行われるのに伴って、当初のスケジュールからの差異が発生するのが一般的である。そこで、本時間報知処理では、係る診察時間帯において発生した差異を、当日の診察等の具体的な進捗状況を表す具体的な時間情報(遅延時間M(t)または待ち時間W(t))として、対象ユーザに提供する。
次に、上述した時間報知を実現すべく、サーバ4が行う具体的な処理手順について説明する。図6は、本実施形態に係るサーバ4が実行する時間報知処理を示すフローチャートである。係るフローチャートは、サーバ4のCPU41が実行するソフトウェア・プログラムの処理手順を表す。
CPU41は、対象ユーザの固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2(以下、「ユーザ端末」と総称する)からのアクセスを検出すると、そのアクセスが待ち時間の確認要求を示しているか否かを判断する(ステップS21)。
図7を参照して上述したように、待ち時間の報知は、診察等の医療行為の提供日当日に行うものである。そこで、ステップS21におけるアクセスが待ち時間の確認要求を示すと判断した場合、CPU41は、要求元の対象ユーザが本日(当日)診察等を受けるべき者であるかを確認する(ステップS22)。より具体的には、CPU41は、当該対象ユーザに関してユーザデータベース5に格納されているところの、予約情報に含まれる当初診察開始予定日時R(0)が、当該本日(当日)のためのレコードであるかを確認する。
次に、CPU41は、後述するステップS26にて利用するため、計数Cを算出する(ステップS23)。この係数Cは、ステップS26にて算出する待ち時間W(t)の確度(正確さ)を向上すべく、算出結果に、曜日、日時、季節、診察人数等の変動要因を考慮するための係数である。
より具体的に、本実施形態において、ユーザデータベース5には、過去の実績に基づく変動要因情報が、参照用テーブル(ルックアップテーブル)として記憶されている。この変動要因情報は、当該病院において提供される各種医療行為に関して、処理時間の変動要因を表す情報である。例えば、
・月曜日及び土曜日の診察所要時間は他の平日と比較して長い、
・一日の診察時間帯のうち夕方は遅れが生じる、
・冬季は夏期と比較して来院者が多い、
・診察人数がある人数を超えると、処理効率が低下する、
等の経験的な情報を、参照用テーブルとして数値化しておく。
次に、CPU41は、待ち時間W(t)を算出する(ステップS24)。待ち時間W(t)は、
W(t)=当日の診療人数n(t)×診察所要時間D(t)×係数C+補正値AD−現在日時T(t),
なる数式によって算出する。
ここで、当日の診療人数n(t)は、当日に自己(対象ユーザ)の診察前に診察が行われる他者の総数である。
また、補正値ADは、当該当日に自己(対象ユーザ)の診察前に診察が行われる他ユーザのうち、現在時刻T(t)に最も近いタイミングで受診(サービス提供)を完了した他ユーザに関しての、実際のサービス提供開始時刻と、当該他ユーザについて先に算出されていた当初診察開始予定日時R(0)との差分情報である。ここで、実際のサービス提供開始時刻は、係る他ユーザに関して算出された「診察開始実予想日時A(t)」とは結果として多少異なる。即ち、補正値ADは、当日提供されている医療行為(サービス)の進捗状況を表す情報(実遅延時間)として機能する。
また、待ち時間W(t)は、上記の数式の関係から、対象ユーザについての当初診察開始予定日時R(0)に対して現在時刻T(t)(即ち、対象ユーザによる確認要求の操作タイミング)が近いほど確度(正確さ)が高い、という実用性に優れた性質を持つ。
ここで、係る診察開始時刻は、上述したように、各患者への医療行為の提供開始及び終了タイミングにおける医療行為提供者による院内端末7乃至9の操作に応じて、サーバ4にて登録されている。
次に、CPU41は、診察開始実予想時刻A(t)を算出する(ステップS25)。この診察開始実予想時刻A(t)は、ステップS24にて算出した待ち時間W(t)を、現在日時T(t)を基準として時刻情報に変換することにより得られる。
そして、CPU41は、遅延時間M(t)を算出する(ステップS26)。この遅延時間M(t)は、診察開始実予想時刻A(t)と、当該対象ユーザに関して設定されている当初診察開始予定日時R(0)との差分を求めることにより得られる。
CPU41は、アクセス中の対象ユーザが、来院登録済みであるか否かを判断する(ステップS27)。先に説明したように、患者(対象ユーザ)は、予約当日(診療当日)に当該病院に来訪したことを、来院登録端末10を利用して登録する。そこで、ステップS27では、係る登録が既になされているか否かを判断すれば良い。
ステップS27にて来院登録が完了していると判断した場合、CPU41は、当該対象ユーザに対して、ステップS24にて算出した待ち時間W(t)を報知する(ステップS28)。即ち、ステップS28における当該対象ユーザへの具体的な報知は、当該対象ユーザが所持する携帯ユーザ端末2(または当該病院内にて貸与される専用の情報端末)、或いは、病院内に複数配置された待ち時間確認端末6に対して、待ち時間W(t)を送信することによってなされる(但し、遅延時間M(t)を報知しても良い)。
ステップS27にて来院登録が未だなされていないと判断した場合、CPU41は、当該対象ユーザに対して、ステップS26にて算出した遅延時間M(t)を報知する(ステップS29)。即ち、ステップS29における当該対象ユーザへの具体的な報知は、当該対象ユーザが所持する固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2に対して、遅延時間M(t)を送信することによってなされる。
ステップS29の報知処理により、当該対象ユーザは、自分への診察が実際には何時から開始されるかを、予約当初の時刻(即ち、当初診察開始予定日時R(0))から「何分遅れ」、或いは「何分前倒し」等の具体的な態様で確認できる。そして、この確認は、例えば自宅や外出先等の病院外からであっても確認できるので利便性が高い。
<患者招集用時間報知処理>
次に、来院登録を行った後、当該病院内に存在する対象ユーザを、診察開始実予想時刻A(t)の到来前の適当な時刻に、同時刻が到来することを予告することにより、窓口に招集する時間報知処理について説明する。
図8は、本実施形態に係るサーバ4が実行する患者招集用時間報知処理を示すフローチャートである。係るフローチャートは、サーバ4のCPU41が実行するソフトウェア・プログラムの処理手順を表す。この患者招集用時間報知処理は、診療当日に来院登録を行った各対象ユーザを対象として実行される。
同図において、CPU41は、上述したステップS24と同様な手順で、待ち時間W(t)を算出する(ステップS31)。
次に、CPU41は、ステップS31にて算出した待ち時間W(t)が、所定時間Tより小さいか否かを判断する(ステップS32)。ここで、所定時間Tは、院内の患者(対象ユーザ)が予約している医療行為を受けるための診療科窓口に移動することが可能な時間(例えば10分位)である。
そして、CPU41は、ステップS32にて待ち時間W(t)が所定時間Tより小さいと判断した場合、当該対象ユーザに対して招集を呼びかけるための報知を行う(ステップS33)。即ち、ステップS33における当該対象ユーザへの具体的な報知は、当該対象ユーザが所持する携帯ユーザ端末2(または当該病院内にて貸与される専用の情報端末)、或いは、病院内に配置された呼び出し表示装置12に対して、音、振動、ガイダンス表示等を適宜利用してなされる。これにより、対象ユーザは、診察開始実予想時刻A(t)の到来が近いことを認識することができる。従って、対象ユーザは、診療科窓口近くの待合室において長時間待機することなく、病院内またはその周辺で待ち時間を有効に利用することができるので利便性が高い。
以上説明した本実施形態によれば、予約したサービスの提供当日に、対象ユーザに実際にサービス提供が開始される実予想時刻を、その対象ユーザに的確に報知することができる。
尚、上述した各実施形態を例に説明した本発明は、上述したサーバ4に対して、その説明において参照したフローチャートの機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、その装置のCPUに読み出して実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能なメモリまたはハードディスク装置等の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等のように、現在では一般的な手順を採用することができる。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムのコード或いは記憶媒体によって構成される。
また、上述した本実施形態では、説明の便宜上から、予約管理処理(図2)と、時間報知処理(図6、図8)とが、単一のコンピュータであるサーバ4にて実行されるシステム構成を例に説明した。しかしながら、本実施形態は係るシステム構成に限られるものではない。即ち、これらの処理を実現するソフトウェア・プログラムは、通信ネットワークを介して接続された複数のコンピュータ上で分散的に実行されてもよい。また記憶媒体にプログラムコードが記憶されて各装置に提供されてもよいし、伝送媒体を介して各装置に伝送されてもよい。
上述した実施形態では、本発明を、対象ユーザである患者(来院者)が医療施設(病院等)において診療等の医療サービスを受ける場合を例に説明した。しかしながら、本発明は係る適用例に限られるものではない。
即ち、本発明は、対象ユーザがサービス提供を受けるのに先立って予約をするものの、当日実際にサービス提供を受けられるまでの待ち時間が不規則となりがちな様々な業種に適用可能である。より具体的には、例えば、遊園地等の遊戯施設(アミューズメント施設)において提供される遊具の利用や遊戯施設への入場等の待ち時間報知にも適用可能である。また、役所や金融機関等の窓口サービスや個別相談サービス等の待ち時間報知にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る時間報知システムのシステム構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るサーバ4が実行する予約管理処理を示すフローチャートである。 予約管理処理(図2)の実行中に固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2に表示される表示画面を例示する図である。 予約管理処理(図2)の実行中に固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2に表示される表示画面を例示する図である。 予約管理処理(図2)の実行中に固定ユーザ端末1または携帯ユーザ端末2に表示される表示画面を例示する図である。 本実施形態に係るサーバ4が実行する時間報知処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る時間報知処理を概念的に説明する図である。 本実施形態に係るサーバ4が実行する患者招集用時間報知処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 固定ユーザ端末
2 携帯ユーザ端末
3 公衆ネットワーク
4 サーバ(サーバ・コンピュータ)
5 ユーザデータベース
6 待ち時間確認端末
7 院内端末(医師用)
8 院内端末(検査用)
9 院内端末(看護師用)
10 来院登録端末
11 ICカード診察券
12 呼び出し装置
13,16 カードリーダ
14 医療情報データベース
15 無線機

Claims (29)

  1. 対象ユーザが使用する情報端末からの予約要求に応じて、施設における該対象ユーザへのサービスの提供開始予定日時を決定すると共に、その提供開始予定日時を、予約情報として該対象ユーザに報知する予約手段と、
    前記提供開始予定日時が属する当日に、前記対象ユーザに対する前記サービスの提供開始が実際に予想される提供開始実予想時刻を算出すると共に、その提供開始実予想時刻を表す情報を、前記対象ユーザに報知する時間報知手段と、
    を備えることを特徴とする時間報知システム。
  2. 前記時間報知手段は、
    前記当日に前記対象ユーザへのサービス提供に先立ってサービスが提供される他ユーザの人数、過去の実績に基づくサービス提供1回あたりの平均所要時間、並びに前記対象ユーザへのサービス提供に先立って行われたサービスの進捗状況を表す情報に基づいて、前記提供開始実予想時刻を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の時間報知システム。
  3. 前記進捗状況を表す情報は、
    前記他ユーザのうち、現在時刻に最も近いタイミングでサービス提供が完了した他ユーザに関して、予め決定された提供開始予定日時と、実際のサービス提供開始時刻との差分情報である
    ことを特徴とする請求項2記載の時間報知システム。
  4. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を算出するに際して、前記提供開始予定日時が属する当日の季節、月日、曜日、並びに時間帯の少なくとも何れかに応じて、算出結果を補正する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の時間報知システム。
  5. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を表す情報として、前記提供開始予定日時と前記提供開始実予想時刻との差分を表す時間情報を、前記情報端末に送信することにより、前記対象ユーザへの報知を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の時間報知システム。
  6. 前記差分を表す時間情報は、
    前記提供開始予定日時から前記提供開始実予想時刻までの遅延時間を表す
    ことを特徴とする請求項5記載の時間報知システム。
  7. 前記時間報知手段は、
    前記当日に前記施設における前記対象ユーザの来訪登録が行われていない場合に、前記差分を表す時間情報を、前記情報端末に送信する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の時間報知システム。
  8. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を表す情報として、現在時刻から前記提供開始実予想時刻までの待ち時間を、前記対象ユーザに報知する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の時間報知システム。
  9. 前記時間報知手段は、
    前記当日に前記施設における前記対象ユーザの来訪登録が完了している場合に、前記待ち時間を表す情報を、前記情報端末に送信することにより、前記対象ユーザへの報知を行う
    ことを特徴とする請求項8記載の時間報知システム。
  10. 前記待ち時間を、前記対象ユーザが認識可能な態様で、前記施設内において報知する待ち時間確認手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項8記載の時間報知システム。
  11. 前記待ち時間が所定時間より短くなった場合に、前記対象ユーザに対して、前記提供開始実予想時刻が到来することを予告する予告手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項8記載の時間報知システム。
  12. 前記施設は医療施設であって、前記サービスは、その医療施設において提供される医療行為である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れかに記載の時間報知システム。
  13. 対象ユーザが使用する情報端末からの予約要求に応じて、施設における該対象ユーザへのサービスの提供開始予定日時を決定すると共に、その提供開始予定日時を、予約情報として該対象ユーザに報知する予約工程と、
    前記提供開始予定日時が属する当日に、前記対象ユーザに対する前記サービスの提供開始が実際に予想される提供開始実予想時刻を算出すると共に、その提供開始実予想時刻を表す情報を、前記対象ユーザに報知する時間報知工程と、
    を備えることを特徴とする時間報知方法。
  14. 前記時間報知工程では、
    前記当日に前記対象ユーザへのサービス提供に先立ってサービスが提供される他ユーザの人数、過去の実績に基づくサービス提供1回あたりの平均所要時間、並びに前記対象ユーザへのサービス提供に先立って行われたサービスの進捗状況を表す情報に基づいて、前記提供開始実予想時刻を算出する
    ことを特徴とする請求項13記載の時間報知方法。
  15. 前記進捗状況を表す情報は、
    前記他ユーザのうち、現在時刻に最も近いタイミングでサービス提供が完了した他ユーザに関して、予め決定された提供開始予定日時と、実際のサービス提供開始時刻との差分情報である
    ことを特徴とする請求項14記載の時間報知方法。
  16. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を算出するに際して、前記提供開始予定日時が属する当日の季節、月日、曜日、並びに時間帯の少なくとも何れかに応じて、算出結果を補正する
    ことを特徴とする請求項14または請求項15記載の時間報知方法。
  17. 予め決定されたところの、施設における対象ユーザへのサービスの提供開始予定日時が属する当日に、その対象ユーザに対する該サービスの提供開始が実際に予想される提供開始実予想時刻を算出すると共に、その提供開始実予想時刻を表す情報を、該対象ユーザに報知する時間報知手段を備える
    ことを特徴とする時間報知装置。
  18. 前記時間報知手段は、
    前記当日に前記対象ユーザへのサービス提供に先立ってサービスが提供される他ユーザの人数、過去の実績に基づくサービス提供1回あたりの平均所要時間、並びに前記対象ユーザへのサービス提供に先立って行われたサービスの進捗状況を表す情報に基づいて、前記提供開始実予想時刻を算出する
    ことを特徴とする請求項17記載の時間報知装置。
  19. 前記進捗状況を表す情報は、
    前記他ユーザのうち、現在時刻に最も近いタイミングでサービス提供が完了した他ユーザに関して、予め決定された提供開始予定日時と、実際のサービス提供開始時刻との差分情報である
    ことを特徴とする請求項18記載の時間報知装置。
  20. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を算出するに際して、前記提供開始予定日時が属する当日の季節、月日、曜日、並びに時間帯の少なくとも何れかに応じて、算出結果を補正する
    ことを特徴とする請求項18または請求項19記載の時間報知装置。
  21. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を表す情報として、前記提供開始予定日時と前記提供開始実予想時刻との差分を表す時間によって報知する
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項20の何れかに記載の時間報知装置。
  22. 前記差分を表す時間は、
    前記提供開始予定日時から前記提供開始実予想時刻までの遅延時間である
    ことを特徴とする請求項21記載の時間報知装置。
  23. 前記時間報知手段は、
    前記当日に前記施設における前記対象ユーザの来訪登録が行われていない場合に、前記差異を表す時間を報知する
    ことを特徴とする請求項21または請求項22記載の時間報知装置。
  24. 前記時間報知手段は、
    前記提供開始実予想時刻を表す情報として、現在時刻から前記提供開始実予想時刻までの待ち時間を報知する
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項20の何れかに記載の時間報知装置。
  25. 前記時間報知手段は、
    前記当日に前記施設における前記対象ユーザの来訪登録が完了している場合に、前記待ち時間を報知する
    ことを特徴とする請求項24記載の時間報知装置。
  26. 前記提供開始予定日時を決定すると共に、その提供開始予定日時を、予約情報として前記対象ユーザに報知する予約手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項25の何れかに記載の時間報知装置。
  27. 前記施設は医療施設であって、前記サービスは、その医療施設において提供される医療行為である
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項26の何れかに記載の時間報知装置。
  28. 情報処理装置において実行するためのコンピュータ・プログラムであって、そのコンピュータ・プログラムを前記情報処理装置において実行することにより、
    予め決定されたところの、施設における対象ユーザへのサービスの提供開始予定日時が属する当日に、その対象ユーザに対する該サービスの提供開始が実際に予想される提供開始実予想時刻を算出すると共に、その提供開始実予想時刻を表す情報を、該対象ユーザに報知する時間報知機能を実現する
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  29. 前記提供開始予定日時を決定すると共に、その提供開始予定日時を、予約情報として前記対象ユーザに報知する予約機能を更に備える
    ことを特徴とする請求項28記載のコンピュータ・プログラム。
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