JP2005275852A - 建物の開閉体用スイッチ装置 - Google Patents

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康弘 坂井
Teruo Konoshima
照雄 此島
Hiromitsu Yamada
浩光 山田
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Abstract

【課題】外部電源を用いることなく建物の開閉体の不正な開閉状態を通信により外部へと知らしめることが可能な建物の開閉体用スイッチ装置を提供する。
【解決手段】建物に固定された枠に、窓やドア等の開閉体を開閉自在に取付け、前記枠或いは開閉体に取付けるスイッチ装置を、自己発電可能な圧電発電装置を有して構成し、該圧電発電装置は、少なくとも一の板状に形成された圧電セラミックス体と、該圧電セラミックス体の固有振動が他の構造体に伝達しにくい柔状態で保持するクッション材と、バネ材で形成された基部材と、該基部材の端部に固定された鋼球支持弾性体と、この鋼球支持弾性体の両端部に固定された鋼球と構成し、上記開閉体の閉時及び開時に、一方の開閉体に配設された押圧体を押圧することで、殴打体が上記鋼球の一方を殴打して振動させ、他方の鋼球がその共振作用によって往復振動を連続して繰り返すことで発電が行われるように構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、建物に固定された枠に、窓やドア等の開閉体を開閉自在に取付け、前記枠或いは開閉体に取り付けられるスイッチ装置に係り、特に、外部電源を用いることなく開閉体の開閉作動状態を通信により外部へと知らしめることが可能な建物の開閉体用スイッチ装置に関する。
近年、窓ガラスを壊し、ロック装置を開けて空き巣に入るピッキングと呼ばれる犯罪が多発しており、これを防ぐため各種のセキュリティ装置が提案されている。
このような窓やドア等に取り付けられる従来のセキュリティ装置は、一般的には、窓やドア等のロック部等に後付けされる方式のものが殆どであるため、外側から容易に発見されやすく、また、ガラスを壊す等して、その作動を故意に停止させることも可能である。しかも、サッシの開閉を利用したタイプのものにあっては、通信性能を確保するために、サッシの一部に切り欠きを開設しなければならず、かかる作業が非常に煩雑であり、また、この切り欠きにより外部から発見し易い、という課題を有していた。
さらに、従来のこの種のセキュリティ装置では、作動用電源の配線も後付けする必要であり、また、一家屋全部の窓やドアにこの従来のセキュリティ装置を取り付ける場合には、設備コスト及び工事コストが非常に高くなる他、全てのセキュリティ装置に、常時、電源を供給しておかなければならないため、ランニングコストも嵩む、という問題を有していた。
またさらに、上記従来のセキュリティ装置にあっては、同種のものを数多く取り付けなければならないため、開閉箇所の特定を瞬時に判断することが難しく、また、単体で機能するため、他のセキュリティシステムと複合させることが困難である等、実用上、非常に多くの解決しなければならない問題を有していた。
このような問題を解決するため、近年では、特許文献1に示す建物の開閉体が提案されている。
特開2004−046719号
この先の発明によれば、外部から発見することが非常に難しく、また、外部配線工事も不要な自己発電・自動送信機能付きの圧電発電装置を内蔵したロック装置が一体的に取り付けられた窓や扉等の建物用の開閉体とすることで、従来の開閉体自体の構造を変更することなく、非常に高いセキュリティ性能を簡単に得ることができると共に、従来のような専門の電気配線工事も不要となるので工事費を大幅にカットすることができ、しかも、発信器毎にIDを設定できるため、受信側で発信箇所を瞬時に特定することができて、従来の集中セキュリティシステムとも容易にジョイント可能であり、さらには、外部電源を必要としないので、外部電源が遮断された場合でも機能させることができ、ランニングコストもほとんど掛からない建物の開閉体が提供される。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、上記先の発明の作用・効果に加え、先の発明の数十倍の発電量を得ることができるように構成することで、セキュリティシステムを正確に作動させることができる建物の開閉体用ロック装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、この発明に係る建物の開閉体用スイッチ装置は、請求項1に記載したように、建物に固定された枠に、窓やドア等の開閉体を開閉自在に取付け、前記枠或いは開閉体に取付けるスイッチ装置を、自己発電可能な圧電発電装置を有して構成し、該圧電発電装置は、少なくとも一の板状に形成された圧電セラミックス体と、バネ材で形成された基部材と、該基部材の端部に固定された鋼球支持弾性体と、この鋼球支持弾性体の両端部にそれぞれ固定されて上記圧電セラミックス体を殴打して該圧電セラミックス体に衝撃を与える鋼球と、で構成し、上記開閉体の閉時及び開時に、一方の開閉体に配設された押圧体を押圧することで、圧電発電装置の殴打体が上記鋼球の一方を殴打して振動させ、他方の鋼球がその共振作用によって往復振動を連続して繰り返すように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明を技術的前提とし、前記鋼球支持弾性体は、基部材から同じ長さを有して同基部材に固定されていると共に、該基部材の両端部に固定される鋼球も、ほぼ同じ形状・重量で形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の建物の開閉体用スイッチ装置を技術的前提とし、前記押圧体は、スイッチ体と、このスイッチ体の係止片部と係合する回転リンク体と、この回転リンク体の端部に形成された殴打部と、上記回転リンク体を圧電発電装置の鋼球から離反する方向に付勢するバネ、とから構成されており、スイッチ体を押圧してスイッチ体の係止片部を回動させて回転リンク体の係合部を押圧し、該回転リンク体1をバネの付勢力に抗して上記鋼球に近づく方向に回動させることで、該回転リンク体の殴打部が鋼球を殴打し、自己発電が開始されるように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の建物の開閉体用スイッチ装置を技術的前提とし、前記押圧体は、スイッチ体と、このスイッチ体の係止片部と係合する回転リンク体と、この回転リンク体の端部に形成された殴打部と、上記回転リンク体を圧電発電装置の鋼球から離反する方向に付勢するバネと、上記回転リンク体の回転作動に同期して回動するように配設された従動リンク体と、上記回転リンク体と従動リンク体とを連結するロッドと、から構成されており、スイッチ体を押圧してスイッチ体の係止片部を回動させて回転リンク体の係合部を押圧し、該回転リンク体1をバネの付勢力に抗して上記鋼球に近づく方向に回動させることで、該回転リンク体及び従動リンク体の各殴打部が1対の鋼球を夫々殴打し、自己発電が開始されるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明にあっては、建物に固定された枠に、窓やドア等の開閉体を開閉自在に取付け、前記枠或いは開閉体に取付けるスイッチ装置を、自己発電可能な圧電発電装置を有して構成し、該圧電発電装置は、上記開閉体の閉時及び開時に上記圧電発電装置が連続的に振動して発電作動するように構成したので、一回の押圧動作で、従来の鋼球を用いた圧電発電装置で得られる電流出力よりも数十倍以上の発電量を、その共振作用により、鋼球による連続する圧電セラミックス体への殴打が繰り返されるので、確実に得ることができ、該スイッチ装置で組構されたセキュリティシステムを十分な電力で正確に作動させることができると共に、上記圧電発電装置は、自己発電方式であるため、バッテリーの交換等が不要でランニングコストもかからず、また、停電しても確実に作動させることができるので、保安性能も非常に高い。
請求項2に記載の発明にあっては、簡単でかつ安価な機構により各鋼球の打撃力を、簡単かつ小型の装置で連続的に繰り返して得ることができ、実用レベルの発電力が得られる、という効果が得られる。
請求項3に記載の発明にあっては、直線方向に押圧力を付与しても、この押圧力をリンク体の回転方向の力に変換して、この変換された力でリンク体を回動させることで、該リンク体の端部に形成された殴打部で圧電発電装置の鋼球を殴打するように構成したので、スイッチ装置を小型、かつ薄型に形成することができる。
請求項4に記載の発明にあっては、圧電発電装置を並列に並べて構成し、この圧電発電装置の各鋼球を、2つの協働するリンク体によって殴打するように構成したので、請求項3に記載のスイッチ装置で得られる発電量の2倍の電力を得ることができ、実用レベルの電力を簡単な構成で得ることができると共に、一方が故障したとしても、他方のもので十分な発電量を確保できるので、故障によるトラブルの心配も少なく、また、メンテナンスも容易となる。
以下、添付図面に示す発明の実施例に基づき、この発明を詳細に説明する。
図1乃至図6は、この発明の実施例1を示しており、該実施例1では、この発明を建物の窓開口Wに装着された開閉体としてのアルミサッシ製の窓1に本開閉体用スイッチ装置Sを取り付けた場合を示している。尚、上記実施例1では、窓1は上辺部を支点として上方向に回動する窓を例にとり説明するが、本発明にあってはこれに限定されるものではなく、例えば、下辺部を支点として下方向に回動する窓や、一方の側辺部を支点として側方向に回動する窓でも適用することができる。
本実施例1に係る窓1の基本的な形態は、建物に固定された枠としてのアルミサッシ製で略ロ字形窓枠2に、上ヒンジ(図示せず)を介してチルト開閉自在に軸支されており、本実施例1では、本開閉体用スイッチ装置Sが、上記窓1の開閉作動に連動して作動し、この窓1の開閉を検知するように配設されている。
本開閉体用スイッチ装置Sの基本的な構成は、上記窓枠2に取り付けられたスイッチケース31と、該スイッチケース31内に配設された自己発電可能で、かつ、送信機能を備えた圧電発電装置30と、押圧体である押圧スイッチ装置100を有して構成されている。
この押圧スイッチ装置100は、図2と図3に示すように、スイッチケース31に軸101を介して回動自在に軸支された断面が略く字状のスイッチ体102と、このスイッチ体102の係止片部103と係合する回転リンク体104と、この回転リンク体104の回動に同期して回動するように配設された従動リンク体105と、上記回転リンク体104と従動リンク体105とを連結するロッド106と、上記回転リンク体104の自由端部に形成された突起107がスライド自在に係合される長溝108を有するガイド体109と、から構成されており、上記回転リンク体104と従動リンク体105の各先端部に、圧電発電装置30の鋼球43,43Aを殴打する殴打部110,111が配設されて構成されている。尚、図中符号112は回転リンク体104の支軸を、符号113は従動リンク体105の支軸を、符号114は、回転リンク体104を常態において殴打体110から離反する方向に付勢するバネを、符号115はガイド体109の支軸を夫々示している。
このように構成された押圧スイッチ装置100は、窓Wを閉めるときに、該窓Wが上記スイッチ体102を押圧する。この押圧力(外力)Fによりスイッチ体102は回転し、これに伴いスイッチ体102の係止片部103が回動し、回転リンク体104の係合部104aが押圧されるので、該回転リンク体104は、バネ114の付勢力に抗して軸112を中心として図2反時計方向へと回動し、該回転リンク体104の殴打部110が鋼球43を殴打し、自己発電が開始される。勿論、この回転リンク体104の上記殴打作用と同期して、ロッド106で回転リンク体104と連結された従動リンク体105も、軸113を中心として図2反時計方向へと回動し、該従動リンク体105の殴打部111が鋼球43Aを殴打し、自己発電が開始される。
この自己発電を行う圧電発電装置30は、図2と図3に示すように、中空箱状のスイッチケース31と、該スイッチケース31に配設された圧電セラミックス体10と、該圧電セラミックス体10を該圧電セラミックス体10の固有振動が他の構造体に伝達しにくい柔状態で保持するクッション材13と、上記スイッチケース31の上面に固定されたL字状のバネ材で形成されてなる基部材40と、該基部材40の端部に固定された鋼球支持弾性体41,42と、この鋼球支持弾性体41,42の両端部にそれぞれ固定されてなる硬質の鋼球である鋼球43,44と、で構成されており、上記鋼球43に押圧による外力Fを付与することで、他方の鋼球44が共振作用によって往復振動を連続して繰り返し、上記圧電セラミックス体10を殴打して該圧電セラミックス体10に衝撃を与え発電させるように構成されている。
本実施例1では、上記圧電セラミックス体10とクッション材13及び基部材40と鋼球支持弾性体41,42及び鋼球43,44が一組として構成されたものを、図2に示すように、2組並列に配設して構成している。これにより、当該圧電発電装置30の発電量は、従来の圧電発電装置の20倍以上となり、実用レベルでも十分な発電量を得ることができると共に、一方が故障したとしても、他方のもので十分な発電量を確保できるので、故障によるトラブルの心配も少なく、また、メンテナンスも容易となる。尚、以下の説明では、上記各組の各部の構成が同一であるので、説明の煩雑さを避けるため、一方の組の各部の構成を例にとり説明し、他方の組の各部には同一の符号の後に「A」を付して、その詳細な説明をここでは省略する。
即ち、棒状ステンレス等の金属体で形成されてなる上記鋼球支持弾性体41は、上記基部材40の接続点l0から同じ長さl1,l2を有して溶接固定されている。
ここで、図2及び図3に示す鋼球43を0.6gの鋼球で形成し、鋼球支持弾性体41をφ0.6のステンレス棒材(sus304−WPB)で形成し、かつ、l1,l2間長さを70mmとし、ステンレス材(sus301:t=0.4)で形成された基部材40のl0寸法を15mmに設定した場合、鋼球43の往復振幅ストロークは14〜15mmであった。この構成からなる圧電発電装置30による発電量を、公知の構成からなる測定装置で電圧を測定した。その結果を、図4に示す。
図4に示すデータからも明らかなように、上記鋼球44に殴打部110(111)で殴打を1度与えると、鋼球43(43A)が振り子状に連続して振動を繰り返し、従来のような1回限りの殴打により得られる発電量の数十倍の発電が得られることが判る。即ち、この実施例1では、l1=l2,43=44として一方の固有振動数と他方の固有振動数とを同一に設定し、左右が共振するように構成されている。このように構成することで、一方の固有周波数(n・fo)を他方の固有周波数(fo)の整数倍にすることができ、その結果、右側の蓄積エネルギーを大きく(完成モーメントを大きく)することで、固有周波数は下がり、鋼球43(43A)の振動継続時間を長くすることができる。
また、この実施例1に係る圧電発電装置30によれば、部品点数を大幅に削減することができ、コストダウンと共に、装置を非常に小さくすることができる。
尚、上記実施例1では、前記鋼球支持弾性体41(41A),42(42A)と基部材40(40A)との連結を、溶接で行う場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、ねじ止めやかしめ止め、或は強力な接着剤を用い或はハンダ付け等の公知の手段で一体的に連結することもできる。
一方、上記圧電セラミックス体10は、同一材質、同一形状、同一厚さの2枚の板状の圧電セラミックス素子10a,10bを、各圧電セラミックス素子10a,10bの分極の極性を同一方向にし、かつ、該圧電セラミックス素子10a,10b間に、りん青銅や真鍮等の導電性金属で10μm〜50μmの厚さに形成された極薄の金属電極11を配置し、これら圧電セラミックス素子10a,10bと金属電極11を接合して構成されている。尚、この実施例1では、圧電セラミックス体10を2組配置して構成しているが、以下の説明では、各組の構成が同一であるので、説明の煩雑さを避けるため、一方の組の構成を例にとり説明する。
即ち、上記圧電セラミックス素子は、チタンジルコン酸亜鉛系の素材が用いられ、また、クッション材13としては、合成樹脂材、ゴム材或はこれらをスポンジ状に形成した軟質材料を用いることができ、具体的には、発泡ポリエチレンが好適である。さらに、この実施例1では、鋼球43,44を、圧電セラミックス体10が破壊されていない程度に重量が重く発電効率が良好なタングステンや鉄などを用いることができ、また、圧電セラミックス体10の鋼球衝突面部をプロテクトするプロテクタ14は、加工性に優れたリン青銅やステンレス等の硬い金属或は合成樹脂などを用いることができる。
ところで、上記金属電極11を上記極薄の厚さとすることで、該金属電極11による機械的な抵抗をごく僅かに抑えることができ、2つの圧電セラミックス素子10a,10bと金属電極11の接合面を中心(伸縮しない部位)にたわみ振動が発生したとしても、該たわみ振動の金属電極11による減衰を可及的に小さく抑えることができる。尚、この実施例1の構成では、一方の側の圧電セラミックス素子10aが伸長すれば他方の側の圧電セラミックス素子10bは収縮し、かつ出力電圧の電極は逆方向となり、両圧電セラミックス素子10a,10bは並列に接続された発電構成となる。
また、この実施例1では、上記たわみ振動が行われると、一方の圧電セラミックス素子10a(又は10b)で伸長と伸縮との両方の作用が行われて、分極が打ち消されるということがなく効率的に発電が行われる。発電された電気エネルギーとしての電流は、両圧電セラミックス素子10a,10b及び金属電極11に導電接続されたリード線を用いて取り出される。
尚、本実施例1では、2枚の圧電セラミックス素子10a,10bを、金属電極11を介装して積層した場合を例にとり説明したが、各圧電セラミックス素子10a(10b)自体を、それぞれ積層構造とすることができる。この積層構造では、複数枚の圧電セラミックス素子を接合(この場合は分極の極性も同一方向に)して、一方の圧電セラミックス素子10a(又は10b)を形成する。このように、圧電セラミックス素子10a(又は10b)自体を積層構造とし、これを例えば弾性特性を有する接着材により接合した場合には、この弾性効果により、材質的に強度に欠ける圧電セラミックス体10の曲がりが容易になって曲げ強度を維持することができる。尚、この発明において、圧電セラミックス体10の外形形状は特に限られるものではなく、円形、楕円形、三角形、四角形或いは多角形等、利用実施に対応させて適宜の形状のものを用いることができる。
また、この実施例1に用いられる前記クッション材13は、合成樹脂材、ゴム材、或いはこれらをスポンジ状にした軟質の材料で構成されている。このようなクッション材13を用い、しかも、このクッション材13の中央部のみ或いは両端部を接着材で圧電セラミックス体10を固着したのは、圧電セラミックス体10の振動を減衰させないためである。圧電セラミックス体10が振動する場合、この圧電セラミックス体10を支持する部材は圧電セラミックス体10の振動を減衰させる要因になり、この減衰要因を取り除くために、クッション材13を用いて極力圧電セラミックス体10を自由な状態におく。
この実施例1のように、圧電セラミックス体10の歪みは、圧電セラミックス自体が持つ固有振動となって暫くの間、継続する。この固有振動を長く継続させるためには、この固有振動を圧電セラミックス体10以外の他の構成体に伝えないことが重要である。圧電セラミックス体10の固有振動は、電気エネルギーとして変換されるが、その他の構造体の振動は全て機械的な抵抗となって固有振動エネルギーを吸収してしまい、電気エネルギーとして取り出すことができない。このため、この実施例1では、圧電セラミックス体10と他の構造体との間で上記固有振動が伝達しないような柔らかな接触を実現するための手段として上記クッション材13を用いることで、圧電セラミックス体10の固有振動を長く継続させることができ、発電効率が良くなる。勿論、このクッション材13は圧電セラミックス体10に加えられる衝撃を緩和する作用をも有する。尚、圧電セラミックス体10aの表面側に配設されるプロテクタ板14は、金属製或いは合成樹脂製等で形成されており、鋼球44の殴打から圧電セラミックス体10を保護する。
図5は、上記圧電発電装置30の発電部50で発電された電流を整流させる回路部60の一例を示しており、該回路部60の充電部61には、整流手段62と充電手段63と判定手段64と放電スイッチ手段65とが備えられている。整流手段62は、発電部50で出力された交流電力を整流して脈流にする手段である。充電手段63は、整流手段62により得られた脈流を直流として充電する手段である。判定手段64は、充電手段63の充電量を圧電素子10の発電のタイミングに応じて間欠的に監視し判定する手段である。この手段では、充電量は監視の際にごく少量消費されるが、間欠的に監視しているので監視による電力の消費を抑え、充電量への影響を低減させている。放電スイッチ手段65は、判定手段64により充電手段63の充電量が発信可能なレベルに達したことが判定されたときに、充電手段63の放電を開始させ、後段の発信部70に電力を供給する手段である。
発信部70には、通信制御手段71と信号スイッチ手段72と信号スイッチ手段73と放電停止手段74とが備えられている。通信制御手段71は、通信に必要な動作を行う手段であり、この手段は充電部61から電力が供給されることで開始される。この手段では、動作の開始により信号スイッチ手段72をONさせるように働くとともに、発信のためのデータを信号発生手段73に渡す。信号スイッチ手段72は、通信制御手段71によりONされて、信号スイッチ手段73に電力を供給する手段である。
信号スイッチ手段73は、通信制御手段71より受け取った発信のためのデータを信号に変換して発信する。放電停止手段74は、充電部61からの電力の供給を停止させるように放電スイッチ手段65を動作させる手段である。この手段は、通信制御手段71が発信のために必要なデータを全て信号スイッチ手段73に渡し終わったら、通信制御手段71により動作させられる。
図5及び図6を用いてさらに説明する。図5及び図6は連続した回路図であり、S点、+点、−点により接続される。整流手段62はダイオードD1〜D6により全波整流の回路が形成されており、発電部50から出力された交流電力をここで整流し脈流として後段に出力する。発電部50から取り出された4本のリード線のうち3本のリード線が結線され、3本のリード線が6個のダイオードD1〜D6に接続されている。
充電手段63は、コンデンサC1を備えている。このコンデンサC1は、充電電池に代替してもよい。整流手段62で整流された脈流は、コンデンサC1に直流として逐次充電され、鋼球44が圧電素子10に衝突して発電を繰り返すたびにコンデンサC1の両端の電圧が高くなる。
放電スイッチ手段65には、自己保持型電流スイッチが用いられている。本実施例では、相補トランジスタを用いており、PNPトランジスタTr1とNPNトランジスタTr2とを組み合わせている。この放電スイッチ手段65では、b点に、c点の電圧より約0.6V(Tr1により決まる値)低い電圧が印加されると、Tr1がONとなり、ほぼ同時にTr2がONとなる。このように放電スイッチ手段65がON状態となると、c点とd点の間はきわめて低いインピーダンスとなる。そして、充電手段63のコンデンサC1に貯めた電力を放電し、きわめて少ないロスで通信制御手段71に供給する。そして、このON状態は、自己保持状態となり放電停止するまで継続する。
判定手段64は、コンデンサC2,C3と抵抗R1,R2を備えている。C3は誤動作防止用に設けたものである。コンデンサC2と抵抗R1は、圧電素子10からの出力である図6中に示すa点と放電スイッチ手段65の図6中に示すb点との間に設けられている。そして、この時定数で充電量の判定の際にb点に電圧を印加する時間を決めている。a点には鋼球44が圧電素子10に衝突する度に交流電力が発生するが、この電圧は、コンデンサC1の両端の電圧にダイオードD6の上棟方向の電圧を加えた値である。そして、コンデンサC1が充電により電圧上昇するとともにa点の交流電圧も上昇する。つまり、a点ではコンデンサC1両端の直流電圧にほぼ比例した交流電圧が、鋼球44が衝突するたびに、すなわち間欠的に得られる。そしてこのa点での交流電圧は、抵抗R1とコンデンサC2の時定数で決めた短時間で印加される。b点の電圧は抵抗R1,R2の分配比により決められ、上述したようにb点の電圧がc点の電圧よりも約0.6V(Tr1により決まる値)低い電圧の値を超えると放電スイッチ手段65がONとなる。
ここでは、b点の電圧は
c点の電圧×(1−R2/(R1+R2))
で示されるため、このb点の電圧がc点の電圧よりも約0.6V低い電圧「c点の電圧−約0.6V」と等しくなったときが判定の閾値となり、これをもって充電量のレベルを判定する。
このため、R1とR2を調整することで放電を開始させる充電量を発信可能なレベルに調整することができる。このレベルは発信する信号に応じて任意に設定される。
通信制御手段71は、通信制御回路75とコンデンサC7と抵抗R8とFET1を備えている。コンデンサC7は動作安定用に設けたものである。抵抗R8とFET1は通信制御回路75と信号スイッチ手段72を低消費電力でインターフェースするためのレベル変換に設けたものである。充電部61からの放電により通信制御回路75に電力が供給されると、通信制御回路75の内部で発信に必要な手順が実行される。なお、通信制御回路75は消費電力の小さいものである。
信号スイッチ手段72は、PNPトランジスタTr4と抵抗R6,R7とコンデンサC6を備えている。信号発生手段73を構成する信号発生回路76が比較的大電力を必要とするために、この信号スイッチ手段72では大電力用トランジスタスイッチTr4を使って、信号発生回路76に電力を供給するよう構成している。信号スイッチ手段72では、通信制御回路75からの発信開始の指令がFET1と抵抗R7を通ってトランジスタTr4をONさせると、信号スイッチ手段73で発信を開始させるよう動作する。
信号発生手段73は、上記信号発生回路76とアンテナ77を備えており、信号スイッチ手段72から電力が供給されると、通信制御回路72から受け取った発信のためのデータを無線信号に変換してアンテナ77から発信する。
放電停止手段74は、PNPトランジスタTr3と抵抗R4,R5とコンデンサC4,C5とを備えている。コンデンサC4,C5は、誤動作防止用に設けている。この手段では、通信制御回路75が発信のために必要なデータを信号発生回路76に送出し終えたら、通信制御回路75から抵抗R4を通してトランジスタTr3をONさせる信号を出力する。トランジスタTr3がONとなると放電スイッチ手段65の自己保持は解除となり、コンデンサC5に貯まっていた電力の放電は停止して、発信動作は終了する。
図5に示すように、発電部50の出力が回路部60に取り出される。回路部60には、発電部50で発生した交流電力を整流して充電する充電部61と発信部70とが備えられている。そして、発信部70から発信された信号は、受信装置(中継装置)80の受信部81に受信され、警報部82が例えば集中セキュリティ管理装置等の表示部84にどの窓Wその他の開閉体に設置されたスイッチ装置Sが警報を発したのかを音や光により通知とともに、ネットワーク83を介してあらかじめ設定した外部(携帯電話等)にも通知する。
このように、本実施例1では、回路部60で、圧電素子10が発電するたびにその出力から交流電圧を取り出し、これを判定手段64に用いて充電量を判定している。このような充電量の間欠的な判定は、充電量が増加するタイミングで効率よく判定される。その上、判定のために無駄な電力を消費することが大幅に抑制されるので、発信に必要な電力を素早く充電して発信部70に供給できる。
尚、この実施例1における上記受信装置80は、圧電発電装置30が内蔵された本スイッチ装置Sが取り付けられた引戸1から離間した場所や住人が気付き易い任意の場所に設置されている。具体的には、一戸建ての家屋の場合には、居間や台所、就寝室等に設置し、ビル等の建物の場合には管理室、或は、契約警備会社若しくは協力が得られるならば警察等に設置することができる。勿論、屋内に設置する場合には、当該受信装置80にLED等を配置し、このLEDの点滅によって侵入箇所を迅速に視認することができるように構成するのが望ましい。さらに、家人の出入りの際や日常的な窓の開閉の際にも、侵入信号を発信するため、わずらわしい場合もあることから、メインスイッチやリモートコントローラまたは携帯電話等でその作動の要否をON・OFF制御できるように構成するのが望ましい。
次に、上記のように構成されてなるスイッチ装置Sの作動を説明する。
窓Wが完全に閉じており、かつ、圧電発電装置30も停止状態を保持している状態から、窓Wを閉めると、該窓Wが上記スイッチ体102を押圧し、この押圧力(外力)Fによりスイッチ体102が回動して該スイッチ体102の係止片部103が回動し、回転リンク体104の係合部104aが押圧されるので、該回転リンク体104は、バネ114の付勢力に抗して軸112を中心として図2反時計方向へと回動し、該回転リンク体104の殴打部110が鋼球43を殴打し、自己発電が開始される。勿論、この回転リンク体104の上記殴打作用と同期して、ロッド106で回転リンク体104と連結された従動リンク体105も、軸113を中心として図3反時計方向へと回動し、該従動リンク体105の殴打部111が鋼球43Aを殴打し、自己発電が開始される。
このようして上記鋼球43,43Aが殴打されると、他方の鋼球44,44Aが共振作用によって往復振動を連続して繰り返し、該鋼球44,44Aが上記圧電セラミックス体10,10を殴打して該圧電セラミックス体10,10に衝撃を与え連続的な発電を行なうので、1回の回動操作でも十分な電力を得ることができる。勿論、上記状態からバネ114の付勢力によってスイッチ装置102が反対方向、即ち、窓Wが開放される方向に移動する際にも同様な発電作動が行なわれる。
このように、この実施例1では、外部電源に頼ることなく、窓Wの開閉作動毎に、必要な電力を直ちに供給することができるように構成されているので、外部から発見しにくい。また、本実施例1に係るスイッチ装置Sは、外部配線工事も不要な自己発電・自動送信機能付きの圧電発電装置を内蔵して構成されているので、例えば、窓開口部に装着する、という従来の取付作業或は従来のスイッチ装置の取付作業と同様の簡単な作業で非常に高いセキュリティ性能を有するスイッチ装置Sを備えた窓Wを簡単に得ることができる。さらに、従来のような専門の電気配線工事も不要となるので工事費を大幅にカットすることができ、しかも、圧電発電装置30毎にIDを設定できるため、受信器31側で発信箇所を瞬時に特定することができて、従来の集中セキュリティシステムとも容易にジョイント可能であり、さらには、外部電源を必要としないので、外部電源が遮断された場合でも機能させることができ、ランニングコストもほとんど不要とすることができる。
この発明に係る建物の開閉体用スイッチ装置は、以上説明したように、開閉体が開閉作動された時点で、圧電発電作用が開始されるように構成したので、無電源であっても、実用レベルの電力を素早く得ることができ、不正な侵入を確実に検知してこれを通報することができる。
この発明の実施例1に係る建物の開閉体用スイッチ装置が組み込まれた窓の概略的な構成を示す断面図である。 同開閉体用スイッチ装置の内部構成を示す構成説明図である。 同開閉体用スイッチ装置の内部構成を示す断面図である。 測定装置により測定された本圧電発電装置の発電量を示すグラフである。 同圧電発電装置の回路構成を示すブロック図である。 本実施例1に用いられる受信器の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
S 開閉体用スイッチ装置
W 窓(建物の開閉体)
1 窓枠(枠)
10 圧電セラミックス体
13 クッション材
30 圧電発電装置
31 スイッチケース
40 基部材
41,41A,42,42A 鋼球支持弾性体
43,43A,44,44A 鋼球
50 発電部
60 回路部
61 充電部
62 整流手段
63 充電手段
64 判定手段
65 放電スイッチ手段
70 発信部
100 押圧スイッチ装置
102 スイッチ体
103 スイッチ体の係止片部
104 回転リンク体
105 従動リンク体
106 ロッド
109 ガイド体
110,111 殴打部

Claims (4)

  1. 建物に固定された枠に、窓やドア等の開閉体を開閉自在に取付け、前記枠或いは開閉体に取付けるスイッチ装置を、自己発電可能な圧電発電装置を有して構成し、該圧電発電装置は、少なくとも一の板状に形成された圧電セラミックス体と、バネ材で形成された基部材と、該基部材の端部に固定された鋼球支持弾性体と、この鋼球支持弾性体の両端部にそれぞれ固定されて上記圧電セラミックス体を殴打して該圧電セラミックス体に衝撃を与える鋼球と、で構成し、上記開閉体の閉時及び開時に、一方の開閉体に配設された押圧体を押圧することで、圧電発電装置の殴打体が上記鋼球の一方を殴打して振動させ、他方の鋼球がその共振作用によって往復振動を連続して繰り返すように構成したことを特徴とする建物の開閉体用スイッチ装置。
  2. 前記鋼球支持弾性体は、基部材から同じ長さを有して同基部材に固定されていると共に、該基部材の両端部に固定される鋼球も、ほぼ同じ形状・重量で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建物の開閉体用スイッチ装置。
  3. 前記押圧体は、スイッチ体と、このスイッチ体の係止片部と係合する回転リンク体と、この回転リンク体の端部に形成された殴打部と、上記回転リンク体を圧電発電装置の鋼球から離反する方向に付勢するバネ、とから構成されており、スイッチ体を押圧してスイッチ体の係止片部を回動させて回転リンク体の係合部を押圧し、該回転リンク体1をバネの付勢力に抗して上記鋼球に近づく方向に回動させることで、該回転リンク体の殴打部が鋼球を殴打し、自己発電が開始されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の建物の開閉体用スイッチ装置。
  4. 前記押圧体は、スイッチ体と、このスイッチ体の係止片部と係合する回転リンク体と、この回転リンク体の端部に形成された殴打部と、上記回転リンク体を圧電発電装置の鋼球から離反する方向に付勢するバネと、上記回転リンク体の回転作動に同期して回動するように配設された従動リンク体と、上記回転リンク体と従動リンク体とを連結するロッドと、から構成されており、スイッチ体を押圧してスイッチ体の係止片部を回動させて回転リンク体の係合部を押圧し、該回転リンク体1をバネの付勢力に抗して上記鋼球に近づく方向に回動させることで、該回転リンク体及び従動リンク体の各殴打部が1対の鋼球を夫々殴打し、自己発電が開始されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の建物の開閉体用スイッチ装置。
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