JP2005275280A - ズームレンズを有する光学機器 - Google Patents

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栃木伸之
Takayuki Sugiyama
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Abstract

【課題】 撮像素子に対応しつつ光学系全体を非常に小型化にするため構成レンズ枚数を5枚以下としながらも高性能な光学性能が得られるズームレンズを有する光学機器を得ること。
【解決手段】 物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群を有し、全体で5枚以下のレンズより成り、各レンズ群の間隔を変化させて、ズーミングを行うズームレンズで、対角線長2Yの有効画面の撮像素子に像を形成する光学機器であって、広角端のズーム位置で該撮像素子の端部に結像する光線のうち主光線の入射角は35度以下であり、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
0.7<BF/Y<1.624
なる条件式を満足すること。
【選択図】図1

Description

本発明はズームレンズを有する光学機器に関し、特に小型の光学機器(例えばデジタルスチルカメラやビデオカメラや携帯電話やPDA等)に好適に用いられる超小型で高性能なズームレンズを有する光学機器に関するものである。
近年、携帯電話やPDA等の光学機器の携帯端末には単焦点の撮影レンズとCCDやCMOSといった固体撮像素子と組み合わせた撮像モジュールが搭載されている。
これらの光学機器では携帯に支障がでないように装置全体の薄型化が進んでおり、これに伴い撮像モジュールも薄型化が進んでいる。
このため撮像モジュール、特に携帯電話用の撮像モジュールでは薄型化が容易な比較的、構成レンズ枚数の少ない単焦点レンズが多く用いられている。
一方で、高画質化が進み1〜2メガピクセルの撮像素子を搭載した携帯電話も登場している。また一方でズームレンズへのニーズが出始めている。このような小型の光学機器の対応したズームレンズとしては、負、正、正の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズが知られている(特許文献1)。
ところで、近年は撮像素子の改良も進み、撮像素子表面にオンチップレンズを偏心させて配置したり、撮像素子内部に層内レンズを設けたりして、撮像素子への光束の入射角度が比較的大きくてもケラレが発生しにくい構造のものが知られている。このように射出瞳位置の比較的短いズームタイプとして、負、正、負の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズが知られている(特許文献2〜4)。
特開2003-177314号公報 特開平4-163512号公報 特開平5-323190号公報 米国特許5268792号
特許文献1では負、正、正の屈折力のレンズ群より成る3群構成であって、ズーミングに際して第1,第2レンズ群を移動させ、第3レンズ群が固定で各レンズ群が1枚のレンズからなるズームレンズが開示されている。
このように構成レンズ枚数を少なくすることによって、光学系の小型化を達成している。さらに第3レンズ群として固定の正の屈折力のレンズ群を用いることで、射出瞳を長くした小型のズームレンズを達成している。しかしながら引用文献1に開示されている実施例における撮影レンズの光学性能は前述のメガピクセル以上のセンサーへの対応には不十分である。
ところでこのような屈折力配置のズームタイプのズームレンズでは撮像素子への光線の入射角度が垂直入射から大きくずれて入射する。この為光線の撮像素子の表面から受光部までの構造物によるケラレを防いだ構成がとられている。
このようなズームタイプのズームレンズにおいては更に構成レンズ枚数を増やすことで光学性能の向上は図れる。しかしながら、撮像素子を用いる為に射出瞳位置を長くするとレンズの有効径が全体としてセンサー(撮像素子)のサイズに近くなる。その結果としてレンズの厚みをより厚くする必要が生じ、ひいてはレンズ全長が長くなりやすくなる。
特許文献2では負、正、負の屈折力のレンズ群から構成される3群ズームレンズにおいて各レンズ群間隔を変化させて全系の焦点距離を変化させる全体として5枚レンズ構成からなるズームレンズを開示している。
負、正、負の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズとしては構成レンズ枚数は少ないが、このズームレンズは第3レンズ群のパワーが弱く、第3レンズ群中の負レンズによるレンズ系全体への小型化への寄与が必ずしも十分でなかった。
また特許文献3では各レンズ群の間隔をそれぞれ変化させて焦点距離を変化させる3群ズームレンズにおいて第1レンズ群を1枚の負レンズから構成し、第2レンズ群を像側に比べ物体側に強い屈折力の凸面を向けた1枚のメニスカス形状の正のレンズから構成し、第3レンズ群を像側に比べ物体側に強い屈折力の凸面を向けた1枚のメニスカス形状の負レンズから構成されるズームレンズを開示している。このズームレンズでも第3レンズ群のパワーは非常に弱く、レンズ系全体の小型化が必ずしも十分でない。
また特許文献4では3枚から6枚のレンズで構成される負、正、負の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズを開示している。このズームレンズはビューファインダーカメラ用であり、バックフォーカスが短い。特に撮像素子用の撮像装置に適用した場合には十分なバックフォーカスを得ることが難しい。
本発明は、撮像素子に対応しつつ光学系全体を非常に小型化にするため構成レンズ枚数を5枚以下としながらも高い光学性能が得られるズームレンズを有する光学機器の提供を目的としている。
本発明のズームレンズを有する光学機器は、
物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群を有し、全体で5枚以下のレンズより成り、各レンズ群の間隔を変化させて、ズーミングを行うズームレンズで、対角線長2Yの有効画面の撮像素子に像を形成する光学機器であって、
◎広角端のズーム位置で該撮像素子の端部に結像する光線のうち主光線の入射角は35度以下であり、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
0.7<BF/Y<1.624
なる条件式を満足すること。
◎望遠端のズーム位置におけるレンズ前面からレンズ最終面までの長さが、広角端のズーム位置におけるそれよりも短くなり、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
0.7<BF/Y<2.5
なる条件式を満足すること。
等を特徴としている。
本発明によれば、撮像素子に対応しつつ光学系全体を非常に小型化にするため構成レンズ枚数を5枚以下としながらも高性能な光学性能が得られる。
以下、本発明のズームレンズを有する光学機器の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端のズーム位置におけるレンズ断面図、図2,図3はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
図4は本発明の実施例2のズームレンズの広角端のズーム位置におけるレンズ断面図、図5,図6はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
図7は本発明の実施例3のズームレンズの広角端のズーム位置におけるレンズ断面図、図8,図9はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
図10は本発明の実施例4のズームレンズの広角端のズーム位置におけるレンズ断面図、図11,図12はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
図13は本発明のズームレンズを有する光学機器の要部概略図であり、同図は携帯電話に適用した場合を示している。
各実施例のズームレンズは携帯電話やデジタルカメラ等の各種の光学機器に用いられる撮影レンズ系であり、レンズ断面図において、左方が被写体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、L1は負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群である。SPは開口絞りであり、第2レンズ群L2の物体側に位置している。
IPは像面であり、携帯電話やビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面が、銀塩フィルム用のカメラのときはフィルム面に相当する。
収差図において、d,gは各々d線及びg線、ΔM,ΔSはメリディオナル像面,サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。FnoはFナンバー、ωは半画角を示している。
各実施例において、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は、広角端のズーム位置から中間のズーム位置までは像側へ移動し、中間のズーム位置から望遠端のズーム位置までは物体側に移動する。即ち像側に凸状の軌跡の一部に沿って移動する。第2レンズ群L2は第1レンズ群L1との間隔が小さくなるように物体側へ移動し、第3レンズ群L3は第2レンズ群L2との間隔が小さくなるように物体側へ移動する。
各実施例においては第2レンズ群L2を移動させて主たる変倍を行い、第1レンズ群L1を移動させて変倍にともなう像面変動の補正を行い、第3レンズ群L3を移動させてフォーカスを行っている。望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は第3レンズ群L3を像側へ移動することによって行っている。尚第3レンズ群L3以外のレンズ群もしくはレンズ全体を動かしてフォーカスを行ってもよい。
以下は、像面位置に撮像素子を配置した光学機器を例にとり、説明する。
各実施例においては射出瞳位置が像面位置より近く、即ち像面から射出瞳位置までの距離が短い撮像素子の軸外への主光線の入射角が大きくなっているため、瞳面での軸外光束を十分にいれる必要が生じている。よって、絞りSP近傍のレンズでは光線束が太くなり少ないレンズ枚数の球面レンズでは収差補正が困難なため、絞りSPに最も近いレンズに非球面を導入している。
さらに第3レンズ群L3の負レンズにより軸外光線を跳ね上げているため、このときの軸外ハロやコマ収差が発生するのを補正するため第3レンズ群L3の負レンズにも非球面を導入している。
第1レンズ群L1は像側の面が凹形状の負の屈折力のレンズG11と、物体側の面が凸形状の正の屈折力のレンズG12より成っている。
第2レンズ群L2は、物体側と像側の面が凸形状の正の屈折力のレンズG21と物体側の面が凹形状の負の屈折力のレンズG22の2つのレンズが独立又は接合したレンズ、又は物体側と像側の面が凸形状の正の屈折力のレンズG21の1つのレンズより成っている。第3レンズ群L3は1つの負の屈折力のレンズG31より成っている。
次に各実施例の前述以外の特徴について説明する。
◎各実施例では全体として5枚以下のレンズより構成している。
広角端のズーム位置で撮像素子の端部に結像する光線のうち主光線の入射角は35度以下である。
撮像素子の中心から対角方向での撮像素子の端部までの長さをY、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
0.7<BF/Y<1.624 ・・・(1)
なる条件式を満足している。
このように負、正、負の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズとすることで、第3レンズ群L3の負の屈折力により第3レンズ群L3に入射した光束を跳ね上げることができ、第1、第2レンズ群L1,L2の小型化に寄与している。
さらにレンズの構成レンズ枚数を5枚以下とすることで、レンズの厚みによるレンズ全長の伸びを少なくしつつ、メガピクセルクラスの撮像素子に対応した性能を発揮できるようにしている。
さらに撮像素子へ入射する主光線のもっともきつくなる広角端のズーム位置における撮像素子の面法線と主光線がなす角を35度以下とすることで、画面の中央に対する画面周辺部の光量が少なくなりすぎないようにしている。
これ以上角度を大きくするとコサイン4乗則で決まる画面周辺の光量比が45%を割り込み、電気的な処理によりゲインアップしてもS/Nが悪くなってしまうため良くない。
更に好ましくは、条件式(1)の上限値を1.622とするのが良い。
又、望遠端のズーム位置におけるレンズ前面(第1レンズ面)からレンズ最終面までの長さが、広角端のズーム位置におけるそれよりも短くなるように各レンズ群が移動し、各レンズ群の間隔を変化させることで焦点距離を変化させている。即ちズーミングを行っている。
このとき撮像素子の中心から対角方向での撮像素子の端部までの長さをY、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
0.7<BF/Y<2.5 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
次に前述の条件式(1),(2)の技術的な意味について説明する。
条件式(1),(2)は撮像素子の大きさに対するバックフォーカスに関するものである。一般にCCDやCMOS等の撮像素子ではレンズ最終面から撮像素子面までの間に、ローパスフィルターや赤外カットフィルターや撮像素子のカバーガラスが存在する。このため、これらの部材が入るスペースをバックフォーカス中に確保する必要がある。そしてこれら部材は撮像素子が大きくなるに従い、強度等の問題で厚くなる傾向がある。
条件式(1),(2)の下限を超えてバックフォーカスBFが短くなりすぎると、フィルター等の光学部材を入れるスペースを確保できなくなる。さらに第3レンズ群L3でフォーカスを行った場合は第3レンズ群L3は無限遠物体から近距離物体へのフォーカス時に撮像素子側へ移動するため、このスペースが確保できなくなる。
逆に条件式(1),(2)の上限を超えてバックフォーカスが長くなると、レンズ系全体の小型化が困難になるので良くない。
ここで長さYは撮像素子のサイズを示しているが、より具体的に長さYの値は1.3mmから4.2mm程度にすることが好ましい。これより大きな長さYをとる場合、レンズ性能を確保するためには5枚程度のレンズ構成ではメガピクセル以上の高画質に要求される性能を確保するのが困難になってくる。
更に好ましくは条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.75<BF/Y<2.0 ・・・(2a)
特に条件式(2a)の上限値を1.622とするのが更に好ましい。
◎各実施例では第1レンズ面から像面までの距離のうち、ズーミングに際して最も長くなるときの長さをL、各レンズの光軸上の厚さの総和をDaとするとき
0.2<Da/L<0.5 ・・・(3)
なる条件式を満足している。
条件式(3)はレンズ全長に対するレンズの光軸上の厚さの総和の比に関するものである。これは収差を補正するのに必要なレンズの好ましい厚さとレンズ系全体の小型化のためのレンズの厚さをバランス良くするためのものである。
条件式(3)の下限を超えてレンズの厚みが確保できないと、収差の補正が困難になる。さらにレンズが加工できないような厚さになってしまう。逆に上限を越えてレンズの厚みが厚くなるとレンズ間隔が少なくなり、変倍のための移動量が確保できなくなったり、移動量を少なくするため各レンズ群の屈折力が強くなりすぎて収差補正が困難になる。
このようにレンズ系全体の小型化が進むとレンズの厚みが非常に問題となってくるため、5枚構成以下とすることでレンズの厚さと収差補正のバランスを取ることが良い。
更に好ましくは条件式(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.28<Da/L<0.44 ・・・(3a)
◎第iレンズ群の焦点距離をfi、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき
Figure 2005275280
なる条件式を満足している。
条件式(4)はレンズ全系の焦点距離可変範囲の中間焦点距離に対する第1レンズ群L1の焦点距離に関するものである。下限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が弱くなると所定の変倍比を得るのに第1レンズ群L1と第2レンズ群L2との間隔を大きくしなければならず、広角端のズーム位置でのレンズ全長が長くなってくる。逆に下限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が強くなると望遠側のズーム位置でのテレ比が大きくなり、望遠端のズーム位置でのレンズ全長が長くなってくる。
条件式(5)はレンズ全系の焦点距離可変範囲の中間焦点距離に対する第3レンズ群L3の焦点距離に関するものである。下限を超えて第3レンズ群L3の屈折力が弱くなると、負、正の屈折力のレンズ群よりなる2群ズームの特徴が現れてきて、バックフォーカスが長くなり、レンズ全長が大きくなってくるので良くない。逆に上限を超えて第3レンズ群L3の屈折力が強くなると正、負の屈折力のレンズ群よりなる2群ズームの特徴が現れてきて、バックフォーカスが短くなりフィルター等の配置スペースが不足してくるので良くない。
更に好ましくは条件式(4),(5)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
Figure 2005275280
以上のように各実施例によれば負、正、負の屈折力のレンズ群より成る3群ズームレンズで、前述のごとく各レンズ群の屈折力やバックフォーカス、レンズの厚さ等を設定することでレンズ系全体の小型化を図りつつメガピクセル以上の撮像素子にも対応可能な、良好な光学性能を達成している。
次に前述した各実施例のズームレンズを用いた光学機器の実施例を説明する。
図13において1は携帯電話本体、2は本発明に係るズームレンズ4が取り付けられた撮像モジュールであり、ズームレンズ4と撮像素子5から構成されている。
本実施例では撮像モジュールにて撮影された画像データを記録する記録手段を有している。7は撮影時及び再生時には撮影被写体の撮影像を表示するための液晶表示部である。
このように本発明に係るズームレンズを携帯電話等の機器に適用することにより、小型で、高画質の画像を提供できる携帯機器を実現している。
次に各実施例1〜4に各々対応する数値実施例1〜4の数値データを示す。各数値実施例においてiは物体側からの光学面の順序を示し、Riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、Diは第i面と第i面+1面との間の間隔、Niとνiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。
fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角である。またkを離心率、B,C,D,Eを4次、6次、8次、10次の非球面係数とし、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は
x=(h/R)/[1+[1−(1+K)(h/R)1/2]+Bh+Ch+Dh+Eh10
で表示される。
但しRは曲率半径である。「e−0X」は「×10−X」を意味している。又、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。
数値実施例1

f=3.75〜 7.50 Fno= 3.50 〜 5.33 2ω=65.8゜ 〜 33.0゜

R 1 = -20.728 D 1 = 0.70 N 1 = 1.850259 ν 1 = 32.3
R 2 = 2.492 D 2 = 0.51
R 3 = 3.802 D 3 = 1.00 N 2 = 1.846660 ν 2 = 23.8
R 4 = 26.327 D 4 = 可変
R 5 = 絞り D 5 = 0.20
R 6 = 1.556 D 6 = 1.28 N 3 = 1.516330 ν 3 = 64.1
R 7 = -4.073 D 7 = 0.15
R 8 = -3.645 D 8 = 0.80 N 4 = 1.805181 ν 4 = 25.4
R 9 = -57.738 D 9 = 可変
R10 = -3.415 D10 = 0.70 N 5 = 1.487490 ν 5 = 70.2
R11 = -23.281 D11 = 可変


\焦点距離 3.75 5.63 7.50
可変間隔\
D 4 3.12 1.27 0.40
D 9 1.74 1.49 1.23


非球面係数

R 2 k= 6.15859e-01 B=-1.12751e-02 C= 1.94893e-04 D=-7.13872e-04
E=-7.34767e-05

R 6 k=-3.00765e-01 B=-2.38858e-03 C= 7.94495e-03 D=-6.26392e-03
E= 2.41649e-03

R 9 k=-6.32321e+03 B= 3.72829e-02 C= 2.78916e-02 D=-1.14786e-02
E= 2.24396e-02

R10 k= 7.95886e-02 B=-4.54598e-03 C=-1.56848e-03 D= 4.30335e-03
E=-2.78740e-04
数値実施例2

f=3.00〜 6.00 Fno= 3.50 〜 5.31 2ω=65.6゜ 〜 33.2゜

R 1 = 108.633 D 1 = 0.70 N 1 = 1.873996 ν 1 = 35.3
R 2 = 1.909 D 2 = 0.43
R 3 = 2.566 D 3 = 0.73 N 2 = 1.846660 ν 2 = 23.8
R 4 = 6.783 D 4 = 可変
R 5 = 絞り D 5 = 0.15
R 6 = 1.553 D 6 = 1.34 N 3 = 1.603112 ν 3 = 60.6
R 7 = -2.259 D 7 = 0.80 N 4 = 1.805181 ν 4 = 25.4
R 8 = -8.467 D 8 = 可変
R 9 = -1.898 D 9 = 0.70 N 5 = 1.487490 ν 5 = 70.2
R10 = -7.405 D10 = 可変


\焦点距離 3.00 4.50 6.00
可変間隔\
D 4 2.45 1.06 0.40
D 8 1.20 1.06 0.90


非球面係数

R 2 k= 1.79344e-02 B=-7.87217e-03 C= 2.55592e-03 D=-2.42071e-03
E= 2.84231e-04

R 6 k=-1.75499e-01 B=-7.18406e-03 C= 1.51122e-02 D=-2.16180e-02
E= 1.44245e-02

R 8 k=-7.94122e+01 B= 2.65936e-02 C= 2.42874e-02 D= 1.39244e-02
E= 8.87210e-03

R 9 k= 3.39116e-01 B=-3.14878e-03 C=-1.83683e-02 D= 3.50371e-02
E=-1.68217e-02
数値実施例3

f=3.00〜 6.00 Fno= 3.50 〜 4.88 2ω=61.4゜ 〜 32.5゜

R 1 = 4.137 D 1 = 0.86 N 1 = 1.834000 ν 1 = 37.2
R 2 = 1.795 D 2 = 1.33
R 3 = 2.629 D 3 = 0.84 N 2 = 1.834000 ν 2 = 37.2
R 4 = 3.291 D 4 = 可変
R 5 = 絞り D 5 = 0.15
R 6 = 4.199 D 6 = 1.72 N 3 = 1.516330 ν 3 = 64.1
R 7 = -1.905 D 7 = 可変
R 8 = 12.863 D 8 = 0.70 N 4 = 1.846660 ν 4 = 23.8
R 9 = 3.006 D 9 = 可変


\焦点距離 3.00 4.54 6.00
可変間隔\
D 4 4.68 1.71 0.40
D 7 0.80 0.66 0.50


非球面係数

R 2 k=-4.52358e-01 B= 3.28894e-03 C= 1.73736e-03 D=-4.59457e-04
E= 1.40110e-04

R 6 k=-1.20121e+01 B=-2.05949e-02 C=-3.79608e-03 D=-5.14949e-03
E=-9.50668e-03

R 8 k=-4.57505e+01 B=-6.79952e-03 C=-3.53695e-04 D=-1.52241e-03
E= 1.62828e-03
数値実施例4

f=6.50〜 13.00 Fno= 2.80 〜 3.73 2ω=69.4゜ 〜 35.8゜

R 1 = 29.973 D 1 = 1.20 N 1 = 1.799516 ν 1 = 42.2
R 2 = 5.010 D 2 = 2.06
R 3 = 7.264 D 3 = 2.03 N 2 = 1.846660 ν 2 = 23.8
R 4 = 11.937 D 4 = 可変
R 5 = 絞り D 5 = 0.40
R 6 = 4.530 D 6 = 2.51 N 3 = 1.620411 ν 3 = 60.3
R 7 = -7.192 D 7 = 0.15
R 8 = -5.946 D 8 = 1.00 N 4 = 1.846660 ν 4 = 23.8
R 9 = -14.988 D 9 = 可変
R10 = -5.709 D10 = 2.18 N 5 = 1.846660 ν 5 = 23.8
R11 = -8.233 D11 = 可変


\焦点距離 6.50 9.63 13.00
可変間隔\
D 4 10.03 3.99 0.75
D 9 3.61 3.51 3.40


非球面係数

R 2 k=-1.22043e-01 B=-2.19086e-04 C=-5.77563e-06 D= 2.47266e-07
E=-3.48385e-08

R 6 k=-1.93085e-01 B=-1.62549e-04 C= 3.69014e-05 D=-4.78698e-06
E= 5.55334e-07

R10 k= 2.41558e-02 B=-5.87660e-03 C=-1.15508e-04 D=-7.54865e-05
E=-3.01453e-06

R11 k= 1.69678e+00 B=-1.58845e-03 C= 7.84828e-05 D=-1.61853e-05
E= 7.87157e-07
Figure 2005275280
本発明の数値実施例1のレンズ断面図 本発明の数値実施例1の広角端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例1の望遠端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例2のレンズ断面図 本発明の数値実施例2の広角端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例2の望遠端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例3のレンズ断面図 本発明の数値実施例3の広角端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例3の望遠端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例4のレンズ断面図 本発明の数値実施例4の広角端のズーム位置における諸収差図 本発明の数値実施例4の望遠端のズーム位置における諸収差図 本発明の光学機器の実施例の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
ΔS サジタル像面
ΔM メリディオナル像面

Claims (5)

  1. 物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群を有し、全体で5枚以下のレンズより成り、各レンズ群の間隔を変化させて、ズーミングを行うズームレンズで、対角線長2Yの有効画面の撮像素子に像を形成する光学機器であって、広角端のズーム位置で該撮像素子の端部に結像する光線のうち主光線の入射角は35度以下であり、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
    0.7<BF/Y<1.624
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズを有する光学機器。
  2. 物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群を有し、全体で5枚以下のレンズより成り、望遠端のズーム位置におけるレンズ前面からレンズ最終面までの長さが、広角端のズーム位置におけるそれよりも短くなるように各レンズ群が移動して、ズーミングを行うズームレンズで、対角線長2Yの有効画面内の撮像素子に像を形成する光学機器であって、広角端のズーム位置でのバックフォーカスをBFとするとき、
    0.7<BF/Y<2.5
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズを有する光学機器。
  3. 広角端から望遠端へのズーム位置へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側に略凸状の軌跡の一部に沿って移動させ、前記第2,第3レンズ群は像側から物体側へ移動することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズを有する光学機器。
  4. レンズ前面から像面までの距離のうち、ズーミングに際して最も長くなるときの長さをL、各レンズの光軸上の厚さの総和をDaとするとき、
    0.2<Da/L<0.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1,2又は3のズームレンズを有する光学機器。
  5. 前記第iレンズ群の焦点距離をfi、広角端と望遠端のズーム位置における全系の焦点距離を各々fw、ftとするとき、
    Figure 2005275280
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項3又は4に記載のズームレンズを有する光学機器。
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