JP2005274993A - 楽曲送信装置、楽曲格納再生装置および楽曲一覧メニュー提供方法、楽曲認識用情報表示方法 - Google Patents

楽曲送信装置、楽曲格納再生装置および楽曲一覧メニュー提供方法、楽曲認識用情報表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005274993A
JP2005274993A JP2004088325A JP2004088325A JP2005274993A JP 2005274993 A JP2005274993 A JP 2005274993A JP 2004088325 A JP2004088325 A JP 2004088325A JP 2004088325 A JP2004088325 A JP 2004088325A JP 2005274993 A JP2005274993 A JP 2005274993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music
display
information
attribute information
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004088325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4449526B2 (ja
Inventor
Taka Murakoshi
象 村越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004088325A priority Critical patent/JP4449526B2/ja
Publication of JP2005274993A publication Critical patent/JP2005274993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4449526B2 publication Critical patent/JP4449526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

【課題】楽曲を再生しなくても、ユーザが楽曲の内容的な特徴を容易に推測できるようにすることを可能にする装置および方法を提供する。
【解決手段】複数の楽曲のデータを格納する楽曲データ格納部208と、表示部楽曲データ格納部に格納されている楽曲の属性情報を、楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する楽曲属性情報記憶部212とを備える。表示情報生成手段216は、表示要求入力を受け付けたときに、楽曲属性情報記憶部に記憶されている楽曲の属性情報に基づき、楽曲を認識するための文字情報と楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む一覧表示情報を生成し、生成した一覧表示情報を、表示部26の表示画面に表示する。
【選択図】図5

Description

この発明は、例えばインターネットを通じて楽曲データの配信を受ける場合に、当該配信の際に、どのような楽曲データの配信が可能であるかをユーザに知らせるようにする楽曲送信装置および楽曲一覧メニュー提供方法に関する。また、この発明は、楽曲データ格納部に、どのような楽曲のデータが格納されているかを、ユーザが把握させるようにする機能を備える楽曲格納再生装置および楽曲認識用情報表示方法に関する。
最近、ハードディスク装置の記憶容量の大容量化が進んだことに伴い、このハードディスク装置に、多数の楽曲のデータを記憶しておき、ユーザの再生指示に従って、再生指示された楽曲のデータを、ハードディスク装置から読み出して再生することができるようになっている。
この場合において、ハードディスク装置に格納されている楽曲のうちから、どの楽曲を選択して再生するかの選択資料として、従来は、楽曲名、アルバム名、アーティスト名などの文字情報からなる楽曲識別用情報の一覧を液晶ディスプレイなどの表示画面に表示することが行われている。ユーザは、この文字情報からなる楽曲識別用情報の一覧を参照し、表示されている楽曲名に対応する楽曲がどのような楽曲であったかを自分の記憶を頼りに判断したり、または推測したりして、再生を希望する楽曲を選択するようにする。
すなわち、ユーザは、楽曲の選択に先立ち、その楽曲の再生情報を、さまざまな情報発信手段(インターネットのホームページ、テレビ放送、新聞、ラジオ放送、うわさ、店内BGM(バックグラウンドミュージック)など)により聴取して、それを楽曲名などの楽曲識別用情報と対応させて記憶しておく。そして、その記憶を頼りに、前記楽曲識別用情報の一覧から購入する楽曲の選択をするようにしている。
一方、上述のような大容量のハードディスク装置などの記憶装置を備える携帯型装置に、楽曲のデータを取り込む方法として、USB(Universal Serial Bus)規格やIEEE(The Institute Electrical and Electronics Engineers, Inc.)1394規格などの通信インターフェースを用いて、楽曲データの格納部を備えるパーソナルコンピュータと接続し、パーソナルコンピュータから希望する楽曲のデータを送信してもらう方法がある。
また、大容量のハードディスク装置などの記憶装置を備えるパーソナルコンピュータが、インターネットを通じて楽曲配信サーバ装置に接続して、当該楽曲配信サーバ装置から、ユーザが選択した楽曲のデータをダウンロードしてもらう方法もある。
このような場合にも、通常は、送信可能あるいは配信可能な楽曲の一覧メニューとして、楽曲名、アルバム名、アーティスト名などの文字情報からなる楽曲情報一覧メニューが、パーソナルコンピュータや配信サーバから送られてきて、クライアント端末の表示部に表示されるので、ユーザは、それを頼りに、上述の場合と同様にして、配信してもらいたい楽曲の選択を行なうようにする。
上述したように、ユーザが、楽曲の再生情報と、その楽曲名やアーティスト名などの楽曲識別用情報との対応を記憶している場合には、楽曲名などの楽曲識別用情報の一覧を参照することにより、その記憶を頼りに、その楽曲の内容を推測して、楽曲の選択が容易にできる。
しかし、ユーザが、上述のような楽曲の再生情報をユーザが記憶しておらず、あるいは忘れてしまった楽曲については、楽曲名やアーティスト名などの文字情報のみを参照しても、その楽曲の内容がどのようなものであるかを把握できなくなってしまう。
そのような場合、従来は、携帯型装置やパーソナルコンピュータにおける楽曲データ格納部からの選択の際には、イントロ再生や、サビ部分の再生などを繰り返し行なって、楽曲の内容を把握して選択の判断材料にする。
また、楽曲配信サーバ装置からのダウンロードによる楽曲のデータの配信においても、例えば特許文献1(特開2001−331182号公報)に示されるように、希望する情報の一部のみをダウンロードして再生を行ない、それが希望する楽曲であるかどうか判断し、希望する楽曲であれば楽曲全体のデータのダウンロードを実行させるようにするなどの処理を繰り返し行なって、楽曲の内容を把握あるいは推測してから、実際のダウンロードを実行するようにしている。
上記の特許文献は、次の通りである。
特開2001−331182号公報
上述したように、再生しようとする楽曲を選択したり、配信を受けようとする楽曲を選択したりする場合に、従来は、楽曲名などの文字情報のみを頼りに選択するようにしているので、選択を行なおうとしているユーザは、楽曲名で示される楽曲の内容について、頭の中に記憶が留まっている場合には、その記憶を辿ることにより、その楽曲がどのような内容のものであるかを推測して楽曲を選定することができるが、頭の中に記憶が留まっていない場合には、楽曲のイントロやサビ部分などを再生を行なって、確かめるしか手立てがなかった。
このため、ユーザが希望する楽曲を、的確に選択するのには、複数の楽曲のイントロやサビ部分などを繰り返し再生する必要が生じ、選択に非常な手間がかかるという問題がある。
この発明は、以上の点にかんがみ、楽曲を再生しなくても、ユーザが楽曲の内容的な特徴を容易に推測できるようにすることを可能にする装置および方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、
楽曲受信端末に対して、通信路を通じて、楽曲のデータを送信するようにする楽曲送信装置において、
複数の楽曲のデータを格納する楽曲データ格納部と、
前記楽曲データ格納部に格納されている前記楽曲の属性情報を、前記楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する楽曲属性情報記憶部と、
前記送信が可能な楽曲のそれぞれについて、前記楽曲を認識するための文字情報と、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む楽曲一覧メニュー情報を生成する楽曲一覧メニュー生成手段と、
前記楽曲一覧メニュー情報を、前記楽曲のデータの送信に先立ち、前記楽曲受信端末に前記通信路を通じて送出する手段と
を備えることを特徴とする楽曲送信装置を提供する。
ここで、この明細書において、楽曲の属性情報とは、例えば、テンポ、曲調、ビート数など、楽曲のデータから特徴量として直接に算出される直接的属性情報と、ジャンルなど、楽曲のデータに付属されていて、楽曲がどのようなものであるかを間接的に示す間接的属性情報との両方を含み、楽曲の内容をユーザが認識するときの判断材料となる情報を意味するものとする。
また、楽曲の再生日時、楽曲を好むか、好まないかなどの情報を、楽曲と対応付けて記憶することがあるが、これらの情報は楽曲に関連付けられて記憶される情報であるので、この明細書では、楽曲の関連情報と称することとする。
楽曲の関連情報としては、再生履歴のほか、使われているコマーシャルや、楽曲がディスクなどの記録媒体に記録されている場合に、対象となる楽曲とは異なる楽曲(例えばレコードのB面のコンテンツ)も、楽曲の関連情報とすることができる。
上述の請求項1の発明によれば、楽曲受信端末には、楽曲一覧メニュー情報に基づく楽曲認識用表示情報が表示画面に表示される。この楽曲認識用表示情報には、楽曲名などの文字情報の他に、楽曲の属性情報、例えばジャンルやテンポなどが、図形の形状、大きさ、色、色のぼかし、グラデエーションなどにより、表わされた図形が同時に表示される。
したがって、ユーザは、楽曲名などの楽曲識別用文字情報のみでは、その内容を推測できなくても、図形に反映されて表わされたジャンルや、テンポなどの楽曲の属性情報から、楽曲の内容を、自分が希望しているものに合致するものであるかどうかを容易に判断できる。また、楽曲名のみでは呼び起こせなかった記憶を、その図形に反映されて表わされている楽曲の属性情報から呼び起こす可能性があるので、ユーザは、当該図形を参照することにより、楽曲の内容的特徴を推測し易くなり、希望する楽曲の選択が容易になる。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の楽曲送信装置において、
前記楽曲一覧メニュー生成手段は、前記楽曲のそれぞれについての複数の属性情報を、図形の異なる表示属性のそれぞれに対応させた前記図形として生成する
ことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、楽曲認識用表示情報に含まれる1個の図形には、楽曲の複数の属性情報が同時に反映されているため、ユーザは、楽曲の内容的特徴を、より推測し易くなるものである。
また、請求項5の発明は、
複数の楽曲のデータを格納する楽曲データ格納部と、
表示部と、
前記楽曲データ格納部から読み出された前記楽曲のデータを再生して、前記楽曲を音響再生する再生手段と、
前記楽曲データ格納部に格納されている前記楽曲の属性情報を、前記楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する楽曲属性情報記憶部と、
前記楽曲データ格納部に格納されている複数の前記楽曲を認識ための表示情報の表示要求入力を受け付ける入力受け付け手段と、
前記入力受け付け手段で前記表示要求入力を受け付けたときに、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報に基づき、前記楽曲を認識するための文字情報と前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む一覧表示情報を生成する表示情報生成手段と、
前記表示情報生成手段で生成された前記一覧表示情報を、前記表示部の表示画面に表示するようにする表示制御手段と、
前記表示部の表示画面での表示に関連する指示入力により指示された前記楽曲認識用表示情報に対応する楽曲のデータを、前記楽曲データ格納部から読み出して、前記再生手段に転送する読み出し手段と
を備えることを特徴とする楽曲格納再生装置を提供する。
この請求項5の発明によれば、表示画面には、楽曲名などの文字情報の他に、楽曲の属性情報を、図形の形状、大きさ、色、色のぼかし、グラデエーションなどにより、反映させた図形を含む一覧表示情報を表示するようにするので、ユーザは、当該図形を参照することにより、楽曲の内容的特徴を推測し易くなるため、再生を希望する楽曲の選択が容易になる。
この発明によれば、表示画面には、楽曲名などの文字情報の他に、楽曲の属性情報、例えばジャンルやテンポなどが、図形の形状、大きさ、色、色のぼかし、グラデエーションなどにより、表わされた図形が同時に表示されるので、ユーザは、当該図形を参照することにより、楽曲の内容的特徴を推測し易くなるため、希望する楽曲の選択が容易になる。
以下、この発明による楽曲送信装置および楽曲格納再生装置の実施形態のそれぞれを、楽曲配信システムにおける楽曲配信サーバ装置および楽曲受信端末のそれぞれに適用した場合を例にとって、図を参照しながら説明する。
[実施形態の楽曲配信システムの概要]
図1は、実施形態の楽曲配信システムの概要を示すもので、この実施形態では、楽曲配信サーバ装置1と、楽曲受信端末2とが、インターネットなどのネットワーク3を通じて接続可能にされて構成されている。楽曲配信サーバ装置1は、楽曲送信装置の実施形態であり、また、楽曲受信端末2は、楽曲格納再生装置の実施形態である。楽曲受信装置2は、この例では、パーソナルコンピュータで構成される。
図1において、楽曲受信端末2から、ネットワークを通じて楽曲配信サーバ装置1に楽曲配信要求のアクセスが送られると、楽曲配信サーバ装置1は、先ず、配信可能な楽曲を紹介する楽曲一覧メニュー表示情報を、配信要求してきた楽曲受信端末2に送る。この楽曲一覧メニュー表示情報は、後述するように、それぞれの楽曲を認識するための楽曲認識用表示情報として、楽曲名と楽曲の属性情報を反映させた図形とを表示するようにする。
楽曲受信端末2では、この楽曲一覧メニュー表示情報の、各楽曲についての楽曲認識用表示情報を参照して、楽曲データのダウンロードを実際に要求する楽曲を選択する。この場合に、楽曲一覧メニュー表示情報には、楽曲識別情報(以下、楽曲ID(Identification)という)に対応付けられた楽曲認識用表示情報として、楽曲名やアーティスト名などの文字情報の他に、楽曲の属性情報が反映された図形が表示されているので、楽曲受信端末2のユーザは、楽曲名を知らない楽曲であっても、図形から楽曲のジャンルやテンポなどの楽曲の内容的特徴を知ることができる。
そして、楽曲受信端末2のユーザは、楽曲一覧メニュー表示情報から、楽曲データのダウンロードを希望する楽曲を選択する。すると、楽曲受信端末2は、自端末の識別情報と、その選択された楽曲の楽曲IDとを含む楽曲ダウンロード要求を楽曲配信サーバ装置1に送る。
楽曲配信サーバ装置1は、この楽曲ダウンロード要求に含まれる楽曲IDから、ダウンロードすべき楽曲を認識し、その楽曲のデータをデータ格納部から読み出して、楽曲受信端末2へのダウンロードを実行する。このとき、この実施形態では、楽曲の属性情報も、楽曲データに付加して、楽曲受信端末2に送信するようにする。
楽曲受信端末2は、ダウンロードされてきた楽曲のデータを受信して、楽曲IDと対応付けて楽曲データ格納部に格納すると共に、受信した楽曲の属性情報を、楽曲IDに対応付けることにより楽曲に対応付けて、楽曲属性情報記憶部に書き込むようにする。
楽曲受信端末2は、この例では、CD(Compact Disc)プレーヤ機能を備えると共に、CDに記録されている楽曲データを取り込んで、楽曲IDと対応付けて楽曲データ格納部に格納する機能も備えている。また、CDから、楽曲に付属している属性情報が入力される場合には、その属性情報も、楽曲IDに対応付けて楽曲属性情報記憶部に書き込む機能を備えている。
さらに、この実施形態の楽曲受信端末2は、CDから取り込んだ楽曲のデータから、例えばテンポなどの楽曲特徴量を抽出し、抽出した楽曲特徴量を、楽曲IDと対応付けて楽曲属性情報記憶部に書き込む機能も備えている。
そして、この実施形態の楽曲受信端末2は、ユーザが楽曲データ格納部に格納されている楽曲を再生希望する際には、楽曲データ格納部に格納されている楽曲の一覧表示情報を生成して、ユーザに呈示し、ユーザが当該一覧表示情報から再生希望する楽曲の選択ができるようにしている。
この場合に、楽曲受信端末2は、その一覧表示情報のそれぞれの楽曲の認識用表示情報には、前述の楽曲配信サーバ装置から提供される楽曲一覧メニュー表示情報と同様に、楽曲名などの文字情報に加えて、楽曲の属性情報を反映させた図形を表示するようにする。
また、楽曲受信端末2は、過去の楽曲毎の再生履歴を反映させた図形も、一覧表示情報のそれぞれの楽曲の認識用表示情報に含めるようにする。例えば、再生履歴から、朝方によく聴く楽曲については朝を連想させる図形を、日中によく聴く楽曲には、日中を連想させる図形を、夜間によく聴く楽曲には、夜を連想させる図形を、当該楽曲の認識用情報に含めるようにする。
これにより、ユーザは、楽曲名のみでなく、図形からどのような楽曲であるかを容易に推測することが可能であり、楽曲の選択作業が容易になる
[楽曲配信サーバ装置のハードウエア構成例]
図2は、この実施形態における楽曲配信サーバ装置1のハードウエア構成例を示すブロック図である。
この実施形態の楽曲配信サーバ装置1は、システムバス100に対して、CPU(Central Processing Unit)101と、プログラムROM(Read Only Memory)102と、ワークエリア用RAM(Random Access Memory)103とが接続されて成るコンピュータにより、処理動作が制御される構成とされている。
そして、システムバス100に対して、配信用楽曲データ格納部104と、通信インターフェース105と、受信データ処理部106と、送信データ生成部107と、楽曲一覧メニュー生成部108と、楽曲属性情報記憶部109と、楽曲特徴量算出部110と、課金処理部111とが、さらに接続されている。
楽曲一覧メニュー生成部108、楽曲特徴量算出部110は、CPU101が、プログラムROM102のプログラムにしたがって、ワークエリア用RAM103を用いて行なうソフトウエア処理によって実現することもできる。
配信用楽曲データ格納部104には、予め、大量の配信用の楽曲のオーディオデータが、圧縮されて、あるいは圧縮されずに、その楽曲IDと対応付けられて記憶されている。
通信インターフェース105は、楽曲配信サーバ装置1を通信ネットワーク3に接続するためのものである。
受信データ処理部106は、通信ネットワーク3を通じて送られてくる楽曲受信装置2からの楽曲配信要求やダウンロード要求などを受信し、楽曲配信要求情報や、ダウンロード要求に含まれる楽曲IDや課金用情報などをシステムバス100に送出する。
送信データ生成部107は、楽曲受信端末2の配信要求に応じて、楽曲一覧メニュー表示情報やダウンロード要求された楽曲のデータを、配信要求してきた楽曲受信端末2に対して、通信インターフェース205および通信ネットワーク4を通じて送信するようにする。
楽曲属性情報記憶部109には、配信用楽曲データ格納部104に格納されている楽曲のそれぞれについての属性情報が、それぞれの楽曲に対応付けられて記憶されている。図3は、この楽曲属性情報記憶部109の記憶内容を説明するための図である。
すなわち、楽曲属性情報記憶部109には、配信用楽曲データ格納部104に格納されている楽曲の楽曲IDのそれぞれに対応して、楽曲名、アーティスト名、アルバム名などの間接的属性情報と、ジャンル、楽曲特徴量などの直接的属性情報が記憶されている。楽曲特徴量は、後述するように、楽曲特徴量算出部110で算出されるもので、この実施形態では、楽曲のテンポが楽曲特徴量として算出される。
楽曲一覧メニュー生成部108は、楽曲受信端末2からの配信要求に応じて、楽曲受信端末2のユーザに、配信可能な楽曲を知らせるための楽曲一覧メニュー表示情報を生成する。楽曲一覧メニュー生成部108は、楽曲属性情報記憶部109の各楽曲IDで識別される楽曲についての楽曲属性情報を参照して、楽曲一覧メニュー表示情報を生成する。
この場合に、図4に示すように、この実施形態では、楽曲一覧メニュー生成部108は、それぞれの楽曲についての認識用表示情報10を、配信用楽曲データ格納部104に格納されている楽曲の数分の複数個からなるものである。
楽曲認識用表示情報10のそれぞれは、楽曲属性情報記憶部109に記憶されている楽曲属性情報のうちの前記間接的属性情報である楽曲名を楽曲識別用文字情報として表示する表示部11と、直接的属性情報であるジャンルおよびテンポを図形の表示属性に反映させて表示する図形表示部12とからなる。
この実施形態では、楽曲のジャンルの違いに応じて、複数個の図形(以下、アイコンという)を予め用意する。例えば図4の例においては、稲妻のようなイガイガ形状のアイコンTKは、ジャンルがテクノポップの楽曲であることを示し、ハート形状のアイコンLSは、ジャンルがラブソングの楽曲であることを示し、ニコニコマークのアイコンHLは、ジャンルが癒し(ヒーリング)の楽曲であることを示している。
そして、楽曲特徴量としてのテンポは、アップテンポ、スローテンポ、いずれでもない通常テンポなどに区分けしておき、その楽曲特徴量を、ジャンル別の各アイコンの、例えば表示属性である色のグラデエーションとして反映させるようにする。例えば、通常テンポの楽曲の場合には、各アイコンTK、LS、HL・・・を、単色でかつ平坦(グラデエーション無し)に着色するようにし、スローテンポの楽曲の場合には、各アイコンTK、LS、HL・・・の色に対して、1段階のグラデエーションを施すようにし、また、アップテンポの楽曲の場合には、各アイコンTK、LS、HL・・・の色に対して、少なくとも2段階の複数段階のグラデエーションを施すようにする。
図4の例では、最上段の「楽曲名1」の楽曲は、ジャンルがテクノポップであって、アップテンポの楽曲であることを示し、2段目の「楽曲名2」の楽曲は、ジャンルがラブソングであって、スローテンポの楽曲であることを示し、3段目の「楽曲名3」の楽曲は、ジャンルがヒーリングであって、スローテンポの楽曲であることを示している。
また、4段目の「楽曲名4」の楽曲は、ジャンルがテクノポップであって、通常テンポの楽曲であることを示し、5段目の「楽曲名5」の楽曲は、ジャンルがラブソングであって、通常テンポの楽曲であることを示し、6段目の「楽曲名6」の楽曲は、ジャンルがヒーリングであって、通常テンポの楽曲であることを示している。
楽曲特徴量算出部110は、この実施形態では、楽曲のテンポを算出するもので、例えば、特開2002−116754号公報に記載の技術や、特願2003−94100号に記載の技術を用いることができる。楽曲のテンポの算出方法は、この発明の要旨ではないので、ここではその詳細な説明は省略する。
課金処理部111は、この実施形態では、配信要求のアクセスあるいはダウンロード要求の情報に含まれる購入要求してきた楽曲受信端末2のユーザの課金用情報(例えばユーザのクレジット番号情報や銀行口座情報等)を用いて、課金処理を実行する。
[楽曲受信端末(楽曲格納再生装置)2のハードウエア構成例]
図5は、楽曲受信端末2のハードウエア構成例を示すブロック図である。この実施形態の楽曲受信端末2は、システムバス200に対して、CPU201と、プログラムROM202と、ワークエリア用RAM203とが接続されて成るマイクロコンピュータにより、処理動作が制御される構成とされている。
そして、前述したように、この実施形態の楽曲受信端末2は、楽曲配信サーバ装置1に対する楽曲配信要求機能と、楽曲データ格納部に格納されている楽曲データをユーザに認識させるための楽曲認識用表示情報の一覧提供機能と、楽曲データ格納部に格納されている楽曲データを音響再生出力する機能と、CDから取り込んだ楽曲データを音響再生出力する機能と、CDから取り込んだ楽曲データを記録する機能と、楽曲データについて楽曲特徴量を算出する機能とを備え、これらの機能を実現するための構成部分を備えている。
システムバス200には、操作部21が操作部インターフェース204を通じて接続されている。操作部21は、前述したような配信要求指示のための操作キー、楽曲データ格納部に格納されている楽曲データの再生を指示するための操作キーと、CDの再生あるいはCDからの楽曲データの記録を指示する操作キーなどを含む。
なお、操作部21の代わりに、リモコン送信機(リモートコマンダ)と、リモコン受信部を設け、リモートコマンダに上述した操作部21と同様のキーを設けるようにしてもよい。また、ディスプレイ26に表示されたアイコンボタンと、操作部21に設けられた当該アイコンボタンを操作するようにする手段とからなるソフトウエアキーを、種々の操作キーとして用いることもできる。
また、この実施形態の楽曲受信端末2では、楽曲配信要求機能を実現するために、送信データ生成部205と、受信データ処理部206と、通信インターフェース207とが、システムバス200に接続されている。
送信データ生成部205には、楽曲受信端末を識別する端末識別情報あるいはユーザIDと、課金用情報などを記憶する記憶部を内蔵している。通信インターフェース207は、楽曲受信端末2を通信ネットワーク3に接続するためのものである。
送信データ生成部205に内蔵されている記憶部には、楽曲配信サーバ装置1の通信ネットワーク3上のアドレスと、自装置の通信ネットワーク3上のアドレスと、自装置の識別情報や、ユーザの氏名、住所、クレジット番号等の課金用情報などが記憶されている。
楽曲受信端末2に取り込んだ楽曲データを記録するために、楽曲データ格納部208および記録エンコード/再生デコード部209がシステムバス200に接続されている。楽曲データ格納部208は、例えば大容量のハードディスク装置により構成され、大量の楽曲のデータが格納可能である。
記録エンコード/再生デコード部209は、楽曲データを楽曲データ格納部208に書き込む際に、楽曲データをデータ格納部207に格納するための形式の信号に変換し、また、楽曲データ格納部208から楽曲データを読み出して再生するときに、データ格納部207に格納するための形式の信号とされている楽曲データを、元の形式のデータにデコードする機能を備える。
取り込みデータは、前述した楽曲配信サーバ装置1からダウンロードされた楽曲データのみでなく、CD22からの楽曲データもその対象としている。CD22からの楽曲データを取り込むために、光ディスクドライバ210が接続されている。
楽曲データ格納部207に、楽曲データが格納されるとき、この実施形態の楽曲受信端末2では、通信インターフェース207を通じて取り込んだ楽曲データあるいはCD22から光ディスクドライバ210を通じて取り込んだ楽曲データは、記録エンコード/再生デコード部208で、データ格納部207に格納するための形式の信号に変換されて、楽曲データ格納部207に格納される。この場合に、記録エンコード処理として、楽曲データをデータ圧縮して、楽曲データ格納部207に格納するようにしても良い。
楽曲データ格納部207に格納されている楽曲データや、CDから光ディスクドライバ210を通じて取り込まれた楽曲データを音響再生するために、I/Oポート211がシステムバス200に接続されている。そして、I/Oポート211から出力されるデジタルオーディオ信号は、D/A(Digital−to−Analog)変換器23でアナログオーディオ信号に変換され、オーディオ出力アンプ24を通じてスピーカ25に供給され、音響再生出力される。
さらに、システムバス200には、楽曲属性情報記憶部212と、楽曲特徴量算出部213と、ディスプレイインターフェース214と、再生履歴記憶部215と、表示情報生成部216とが接続されている。ディスプレイインターフェース214には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなるディスプレイ26が接続されている。
楽曲属性情報記憶部212は、楽曲配信サーバ装置1の楽曲属性情報記憶部109と同様のもので、この楽曲属性情報記憶部212には、楽曲配信サーバ装置1からダウンロードされてくる楽曲データと共に送られてくる楽曲属性情報を書き込んで記憶する。また、CD22から光ディスクドライブ210を通じて取り込んだ楽曲データを、楽曲データ格納部208に格納したときに、CD22から、各楽曲の楽曲属性情報が得られるときには、その楽曲属性情報も、この楽曲属性情報記憶部212に書き込んで記憶する。
さらに、楽曲属性情報記憶部212には、楽曲特徴量算出部213で算出された、例えばテンポなどの楽曲特徴量が、楽曲IDに対応して記憶されている。
楽曲特徴量算出部213は、この実施形態では、楽曲配信サーバ装置1の楽曲特徴量算出部110と同様に、楽曲特徴量として楽曲のテンポを算出する。この実施形態では、楽曲特徴量算出部213は、CPU201からの制御指示に従って、楽曲データ格納部208に格納されている楽曲データについて、楽曲特徴量が楽曲属性情報記憶部212に記憶されていないときと、CD22から読み出した楽曲データを再生しているときと、CD22から読み出した楽曲データを再生せずに、楽曲データ格納部208に記録するときに、楽曲特徴量の算出を行なって、その算出結果の楽曲特徴量を楽曲属性情報記憶部212に楽曲IDに対応付けて記憶するようにする。
なお、CD22からの読み出した楽曲データを再生しているときに算出した楽曲特徴量は、バッファメモリに一次格納しておき、その後、当該楽曲データの楽曲データ格納部208への格納要求(記録要求)があったときに、楽曲属性情報記憶部212に楽曲IDに対応付けて記憶するようにする。
再生履歴記憶部215には、楽曲データ格納部208に格納されている楽曲データや、CDから読み出された楽曲データが再生された年月日および時刻が、楽曲IDに対応付けられて記憶される。
表示情報生成部216は、この実施形態では、ユーザが楽曲データ格納部208に、どのような楽曲が格納されているかの問い合わせとなる、楽曲認識用表示情報の表示要求入力操作をすると、CPU201により起動されて、楽曲認識用表示情報を生成する。
この実施形態では、この表示情報生成部216は、楽曲属性情報記憶部212の記憶情報に基づいて、前述した楽曲配信サーバ装置1からの楽曲一覧メニュー表示情報と同様の楽曲認識用表示情報の一覧情報を生成する。この実施形態では、楽曲について再生履歴情報が、再生履歴記憶部215に記憶されているときには、その再生履歴に基づいた情報も表示するようにする。生成された楽曲認識用表示情報の一覧情報はディスプレイインターフェース214を通じてディスプレイ26に供給されることで、ディスプレイ26の画面には、前述の図4に示した楽曲一覧メニューと同様の形式で、図6に示すような楽曲認識用表示情報の一覧が表示される。
すなわち、この例では、楽曲認識用表示情報の一覧は、図6に示すように、楽曲毎の楽曲認識用表示情報30の複数個からなるものであり、楽曲認識用表示情報30のそれぞれは、楽曲属性情報記憶部212に記憶されている楽曲属性情報のうちの前記間接的属性情報である楽曲名などを楽曲識別用文字情報として表示する表示部31と、直接的属性情報であるジャンルおよびテンポを図形の表示属性に反映させて表示する第1の図形表示部32と、再生履歴を図形の表示属性に反映させて表示する第2の図形表示部33とからなる。
図6の例では、楽曲認識用表示情報の一覧は、楽曲配信サーバ装置1から楽曲一覧メニュー表示情報と同様の表示内容とされており、前述したように、楽曲のジャンルの違いに応じて、複数個の図形(以下、アイコンという)が予め用意される。そして、図4の例と同様に、図6の例においても、稲妻のようなイガイガ形状のアイコンTKは、ジャンルがテクノポップの楽曲であることを示し、ハート形状のアイコンLSは、ジャンルがラブソングの楽曲であることを示し、ニコニコマークのアイコンHLは、ジャンルが癒し(ヒーリング)の楽曲であることを示している。
この場合において、第1の図形表示部32に表示するアイコンは、楽曲配信サーバ装置1から送られてくる楽曲毎のアイコンの表示情報を、楽曲属性情報記憶部212に格納しておき、それを表示情報に用いることも考えられるが、そのようにすると、記憶容量の増大を招くと共に、ユーザが、楽曲の属性情報をアイコンの図形の表示属性に対してどのように対応させるかを自分で選択することができなくなってしまう。
そこで、この実施形態では、楽曲受信端末2で、ユーザがアイコンの図形を自分で選択することができるようにするため、表示情報生成部216には描画機能を持たせ、第1の図形表示部32および第2の図形表示部33に表示するアイコンは、表示情報生成部216での当該描画機能を用いて描画するようにしている。
第1の図形表示部32および第2の図形表示部33に表示するアイコンの候補は、図示を省略したアイコン候補記憶部に予め用意したり、あるいは、ユーザが独自に作成して、アイコン候補記憶部に記憶させたりしておくことができるようにされている。そして、ユーザは、操作部21を通じた選択指示操作により、どのアイコンをどの属性に対応させるかを指示することができるようにされている。
第2の図形表示部33に表示される再生履歴を反映させるアイコンとしては、図6においては、例えば、再生時刻が、朝、昼、夜のどの時間帯に多いかにより異なるアイコンが表示される。
図6の例では、「楽曲名1」の楽曲は、再生履歴から日中に再生されることが多いと判別されたことに基づいて、日中を示すアイコンDYが第2の図形表示部33に表示され、また、「楽曲名2」の楽曲は、再生履歴から夜に再生されることが多いと判別されたことに基づいて、夜を示すアイコンNTが第2の図形表示部33に表示され、「楽曲名3」の楽曲は、再生履歴から朝に再生されることが多いと判別されたことに基づいて、朝を示すアイコンMOが第2の図形表示部33に表示される。
ユーザは、図6の楽曲認識用表示情報の一覧において、楽曲名と共に、第1および第2の図形表示部32および33のアイコンを参照することにより、楽曲内容を忘れてしまっていても、記憶を呼び覚ますことが容易にできると共に、楽曲内容を全く知らなくても、ある程度、どのような楽曲内容であるかを推測することができるので、再生する楽曲の選択が容易になる。
[楽曲データ配信動作の説明]
次に、楽曲受信端末2からの楽曲配信要求が楽曲配信サーバ装置1に対してなされたときの処理動作について説明する。
図7は、このときの楽曲受信端末2の処理動作を説明するためのフローチャートを示すもので、各処理ステップは、CPU201がROM202のプログラムにしたがってRAM203をワークエリアとして用いて実行される。また、図8および図9は、このときの楽曲配信サーバ装置1の処理動作を説明するためのフローチャートを示すもので、各処理ステップは、CPU101がROM102のプログラムにしたがってRAM103をワークエリアとして用いて実行される。
先ず、楽曲受信端末2で、ユーザが操作部21を通じて楽曲配信要求の操作をすると、楽曲受信端末2のCPU201は、送信データ生成部205を制御して、楽曲配信サーバ装置1に対して、配信要求のアクセスをする(図7のステップS1)。
楽曲配信サーバ装置1のCPU101は、配信要求のアクセスの受信を常時監視しており(図8のステップS11)、当該配信要求のアクセスの受信を確認すると、楽曲一覧メニュー生成部108を制御して、図2に示したような、配信可能である楽曲一覧メニュー表示情報を生成させるようにする(ステップS12)。
そして、CPU101は、楽曲一覧メニュー生成部108で生成された楽曲一覧メニュー表示情報を、当該楽曲一覧メニュー表示情報のそれぞれの楽曲の認識用表示情報10と楽曲IDとを対応付けて、楽曲受信端末2に送信する(ステップS13)。
楽曲受信端末2のCPU201は、この楽曲一覧メニュー表示情報を通信インターフェース207および受信データ処理206を通じて受信し、ディスプレイ26の表示画面に図2に示したようにして、一覧表示するようにする(ステップS2)。
そして、楽曲受信端末2のCPU101は、操作部21を通じて、前記楽曲一覧メニューのどの楽曲の認識用表示情報10が選択決定操作されたかを監視し(ステップS3)、選択決定操作がなされていないと判別したときには、操作部21を通じて終了操作がなされたか否か判別する(ステップS4)。
そして、ステップS4で、終了操作がなされたと判別したときには、CPU201は、楽曲配信サーバ装置1との通信路を切断して(ステップS7)、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS4で、終了操作がなされていないと判別したときには、CPU201は、ステップS3の処理に戻り、楽曲の認識用表示情報10の選択決定操作がなされたか否か判別する。そして、ステップS3で、楽曲の認識用表示情報10の選択決定操作がなされたと判別したときには、CPU201は、当該選択決定操作により選択決定された楽曲の楽曲IDを含むダウンロード要求を、楽曲配信サーバ装置1に送信する(ステップS5)。
一方、楽曲配信サーバ装置1では、楽曲受信端末2からのダウンロード要求の受信を監視する(ステップS14)。そして、ダウンロード要求を受信していないと判別したときには、CPU101は、楽曲受信端末2で終了操作されたか否かを判別し(ステップS15)、終了操作がなされたと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS14で、楽曲受信端末2からのダウンロード要求を受信したと判別したときには、CPU101は、当該ダウンロード要求に含まれる楽曲IDから、ダウンロード要求された楽曲を特定する。そして、当該特定した楽曲のデータを配信用楽曲データ格納部104から読み出すと共に、当該楽曲の属性情報を、楽曲属性情報記憶部109から読み出して、ダウンロード要求してきた楽曲受信端末2にダウンロードする(ステップS16)。
そして、CPU101は、楽曲受信端末2からのダウンロードデータの受信完了通知を受け取ったかどうかにより受信完了を確認し(ステップS17)、受信完了を確認したら、配信要求あるいはダウンロード要求に含まれる課金用情報に基づいた課金処理を、課金処理部111で実行させるようにする(ステップS18)。以上で、楽曲配信サーバ装置1での処理ルーチンを終了する。
一方、ステップS5でダウンロード要求を送出した楽曲受信端末2のCPU201は、楽曲配信サーバ装置1からダウンロードされてくる、選択指定した楽曲データを受信して、楽曲データ格納部208に、その楽曲IDと対応付けて格納すると共に、楽曲配信サーバ装置1からの楽曲の属性情報を受信して、楽曲属性情報記憶部109に、楽曲IDと対応付けて記憶する(ステップS6)。
前述したように、ここで受信されて記憶された楽曲の属性情報は、楽曲受信端末2において、後で、再生要求されるときの一覧メニューの表示情報を生成する際に利用される。
そして、CPU201は、ダウンロードデータの受信を完了したか否か判別し(ステップS7)、受信完了でないと判別したときには、CPU201は、ステップS6に戻り、受信完了までステップS6の処理を継続する。
ステップS7でダウンロードデータの受信完了を判別すると(ステップS7)、CPU201は、ダウンロードデータの受信完了通知を、楽曲配信サーバ装置1に送り(ステップS8)、その後、楽曲配信サーバ装置1との通信路を切断して(ステップS9)、この処理ルーチンを終了する。
次に、図8のステップS12の楽曲一覧メニューの生成処理について図9を参照して説明する。
CPU101は、先ず、楽曲属性情報記憶部109を参照して(ステップS21)、配信可能な楽曲の楽曲名の情報を読み出し、その文字表示情報を生成する(ステップS22)。次に、CPU101は、楽曲属性情報記憶部109から各楽曲のジャンル情報を読み出し、ジャンルの違いに応じて異なる複数のアイコンから、それぞれの楽曲のジャンルに応じたアイコンを選択する(ステップS23)。
次に、楽曲属性情報記憶部109から楽曲特徴量の例としてのテンポ情報を読み出し、前述したように、当該テンポ情報により、楽曲がアップテンポか、スローテンポか、どちらでもないか、により、ジャンルの違いに応じて選択されたアイコンの着色グラデエーションをどのようにするかを決定する(ステップS24)。
次に、CPU101は、ステップS22で生成した文字表示情報と、ステップS23およびステップS24で定めたアイコンの情報にしたがって、楽曲一覧メニュー表示情報を描画生成する(ステップS25)。
以上のようにして、この例の楽曲配信システムにおいては、楽曲受信端末2では、図2のような楽曲一覧メニューがディスプレイ画面に表示されるので、ユーザは、楽曲名のみでなく、アイコンTK,LS,HLを参照することにより、配信要求したい楽曲を選択決定することが容易にできる。
[楽曲受信端末2における楽曲データ格納部208に格納されている楽曲の再生]
楽曲受信端末2において、操作部21を通じて楽曲データ格納部208に格納されている楽曲データの再生モードの選択指示を受け付けると、楽曲受信端末2のCPU201は、図10の処理ルーチンを開始する。
先ず、CPU201は、楽曲データ格納部208に格納されているすべての楽曲についての、表示情報生成部216を制御して、楽曲認識用表示情報の一覧の表示情報を生成し、生成した楽曲認識用表示情報の一覧を、ディスプレイ26の表示画面に表示するようにする(ステップS31)。
図11は、このステップS31での処理の詳細を示すフローチャートである。すなわち、CPU201は、楽曲属性情報記憶部212を参照して(ステップS51)、楽曲データ格納部208に格納されていて、再生可能な楽曲の楽曲名の情報を読み出し、その文字表示情報を生成する(ステップS52)。次に、CPU201は、楽曲属性情報記憶部212から各楽曲のジャンル情報を読み出し、ジャンルの違いに応じて異なる複数のアイコンから、それぞれの楽曲のジャンルに応じたアイコンを選択する(ステップS53)。
次に、楽曲属性情報記憶部212から楽曲特徴量の例としてのテンポ情報を読み出し、前述したように、当該テンポ情報により、楽曲がアップテンポか、スローテンポか、どちらでもないか、により、ジャンルの違いに応じて選択されたアイコンの着色グラデエーションをどのようにするかを決定する(ステップS54)。
次に、CPU201は、再生履歴記憶部215を参照して、認識用表示情報を作成しようとしている楽曲についての再生履歴があるかどうかチェックする(ステップS55)。そして、ステップS55で、再生履歴がないと判別したときには、CPU201は、ステップS52で生成した文字表示情報と、ステップS53およびステップS54で定めたアイコンの情報にしたがって、図4に示したものと同様に楽曲属性情報が反映されたアイコンを含む、楽曲の認識用表示情報の一覧を描画生成して、ディスプレイ26の表示画面に表示する(ステップS57)。
ステップS55で、再生履歴があると判別したときには、CPU201は、再生履歴の特徴、この例では、朝、昼、夜のいずれの時間帯に頻繁に再生されているかを判別し、その判別結果に応じたアイコンを選択するようにする(ステップS56)。そして、ステップS57に進み、CPU201は、ステップS52で生成した文字表示情報と、ステップS53およびステップS54で定めたアイコンの情報と、ステップS56で定めたアイコンの情報にしたがって、図6に示したような、楽曲属性情報が反映されたアイコンと、再生履歴を反映したアイコンとを含む、楽曲の認識用表示情報の一覧を描画生成して、ディスプレイ26の表示画面に表示する(ステップS57)。
そして、楽曲受信端末2のCPU101は、操作部21を通じて、前記楽曲の認識用表示情報の一覧中のどの楽曲の認識用表示情報が選択決定操作されたかを監視し(図10のステップS32)、選択決定操作がなされていないと判別したときには、操作部21を通じてキャンセル操作がなされたか否か判別する(ステップS33)。そして、ステップS33で、キャンセル操作がなされたと判別したときには、CPU201は、この処理ルーチンを終了する。
また、ステップS33で、キャンセル操作がなされていないと判別したときには、CPU201は、ステップS32の処理に戻り、どの楽曲の認識用表示情報の選択決定操作がなされたかを判別する。
そして、ステップS32で、楽曲の認識用表示情報の選択決定操作がなされたと判別したときには、CPU201は、再生対象の楽曲について、楽曲属性情報記憶部212に、楽曲特徴量が記憶されているか否か判別する(ステップS34)。
ステップS34で、既に楽曲特徴量が記憶されていると判別したときには、当該選択決定操作により選択決定された楽曲の楽曲IDを認識し、当該楽曲IDの楽曲を、楽曲データ格納部208から読み出して再生を実行する(ステップS35)。すなわち、楽曲データ格納部208から読み出された楽曲データは、記録エンコード/再生デコード部209で、デジタルオーディオ信号に変換され、当該デジタルオーディオ信号が、I/Oポート211から出力される。そして、I/Oポート211から出力されたデジタルオーディオ信号は、D/A変換器23でアナログオーディオ信号に変換され、アンプ24を通じてスピーカ25に供給され、音響再生される。
次に、CPU201は、再生対象の楽曲の再生を停止する操作がなされたか、あるいは、楽曲の再生が終了したか否かを判別する(ステップS36)。このステップS36で、再生対象の楽曲の再生を停止する操作がなされていない、あるいは楽曲の再生が終了してはいないと判別したときには、CPU201は、ステップS35に戻り、当該楽曲の再生を継続する。
また、ステップS36で、再生対象の楽曲の再生を停止する操作がなされた、あるいは楽曲の再生が終了したと判別したときには、CPU201は、再生モードの終了操作(他のモードへの変更操作)がなされたか否か判別し(ステップS41)、再生モードの終了操作がなされた判別したときには、この再生モードの処理ルーチンを終了する。
また、ステップS41で、再生モードの終了操作がなされていないと判別したときには、CPU201は、ディスプレイ26の画面に表示されている楽曲の認識用表示情報の一覧を通じた次の楽曲の再生指示を受け付けたか否かを判別する。
ステップS34で、楽曲特徴量が記憶されてはいないと判別したときには、当該選択決定操作により選択決定された楽曲の楽曲IDを認識し、当該楽曲IDの楽曲を、楽曲データ格納部208から読み出して再生を実行する(ステップS37)。
そして、CPU201は、再生中の楽曲データについて、楽曲特徴量算出部213を制御して、楽曲特徴量の算出処理を行なわせる(ステップS38)。
次に、CPU201は、再生対象の楽曲の再生を停止する操作がなされたか、あるいは、楽曲の再生が終了したか否かを判別する(ステップS39)。
ステップS39で、再生対象の楽曲の再生を停止する操作がなされていない、あるいは楽曲の再生が終了してはいないと判別したときには、CPU201は、ステップS37に戻り、当該楽曲の再生を継続する。
また、ステップS39で、再生対象の楽曲の再生を停止する操作がなされた、あるいは楽曲の再生が終了したと判別したときには、CPU201は、楽曲特徴量算出部213で算出した楽曲特徴量を、楽曲IDに対応付けて、楽曲属性情報記憶部212に書き込んで記憶させる(ステップ40)。記憶された楽曲特徴量は、次に、楽曲の再生選択が行なわれる際の認識用表示情報の一覧のアイコンの表示に反映されることになる。
次に、CPU201は、再生モードの終了操作(他のモードへの変更操作)がなされたか否か判別し(ステップS41)、再生モードの終了操作がなされた判別したときには、この再生モードの処理ルーチンを終了する。
また、ステップS41で、再生モードの終了操作がなされていないと判別したときには、CPU201は、ステップS32に戻って、ディスプレイ26の画面に表示されている楽曲の認識用表示情報の一覧を通じた次の楽曲の再生指示を受け付けたか否かを判別し、再生指示を受け付けたときには、上述の処理を繰り返す。
[CD22からの再生および楽曲データの記録処理]
この実施形態では、CD22からの楽曲データの再生においても、CD22に、楽曲属性情報が楽曲データに付随して記録されている場合には、その楽曲属性情報を用いて、CD22に記録されている楽曲の一覧メニューを、上述と同様にして、表示するようにする。
また、CD22からの楽曲データの再生時には、楽曲特徴量算出部213で、各楽曲の楽曲特徴量を算出して、楽曲IDと対応して楽曲属性情報記憶部212に記憶しておくようにする。そして、次回からの当該CD22の再生時には、CD22の記録されている楽曲の一覧メニューとして、楽曲属性情報記憶部212に記憶されている楽曲特徴量をアイコンに反映させたものを表示するようにする。
また、CD22からの楽曲データを楽曲データ格納部208に格納して記録するようにする場合においても、その記録の際に、楽曲IDと、ジャンルやアーティスト名などの属性情報を取り込み、楽曲属性情報記憶部212に書き込むと共に、楽曲特徴量算出部213で楽曲特徴量の算出を行ない、算出した楽曲特徴量を楽曲属性情報記憶部212に書き込むようにする。
したがって、CD22からの楽曲データについても、楽曲配信サーバ装置1からダウンロードした楽曲データと同様に、認識用表示情報の一覧において、楽曲名などの文字情報に加えて、アイコンの表示を行なうことができ、再生したい楽曲を選択するときに、利用される。
なお、CD22からの楽曲データを楽曲データ格納部208に格納する場合において、CD22から、楽曲IDは得られるが、ジャンル情報等の属性情報が得られない場合には、例えば、インターネットを通じて、楽曲IDを検索子として、属性情報の提供サービスを行なうサーバ装置に問い合わせをし、当該サーバ装置から前記属性情報を取得して、楽曲属性情報記憶部212に書き込んで記憶するようにすることもできる。
[他の実施形態]
上述の実施形態は、楽曲受信端末2としてのパーソナルコンピュータが楽曲配信サーバ装置1からの楽曲データのダウンロードを受けるシステムの形態であったが、この発明は、ハードディスク装置内蔵の携帯型の楽曲格納再生装置と、当該楽曲格納再生装置に、楽曲データを転送するようにするパーソナルコンピュータとからなるシステムの形態にも適用できる。その場合には、パーソナルコンピュータが前記楽曲送信装置に対応するものとなる。
そして、楽曲送信装置としてのパーソナルコンピュータと携帯型の楽曲格納再生装置とは、USBやIEEE1394規格の通信インターフェースを通じて接続される点が、前述の実施形態と異なるだけで、そのシステムにおいても、上述と同様の作用効果が得られるものである。
また、上述の実施形態では、楽曲特徴量算出部213は、テンポを楽曲の楽曲特徴量として算出するようにしたが、算出する楽曲特徴量としては、テンポに限られるものではない。例えば、MFCC(Mel−Frequency Cepstrum Coefficient;メル周波数ケプストラム係数)を用いて、楽曲の特徴量を求めるようにしてもよい。
ここで、Mel−Frequency(メル周波数)は、「人間が音を聴く感度」に合わせて作られた値であり、その音がどれくらい人間の耳によく聴こえるのかを表わすときに使われる。また、Cepstrum(ケプストラム)とは、原波形のパワースペクトルの対数を波形と見なして行なわれる逆フーリエ変換の結果である。
すなわち、
・音声波形のデータの「一定時間毎の振幅」をとり、
・ハミング窓を利用して必要な部分のみを切り出し、
・離散フーリエ変換を行なう
・その離散フーリエ変換の結果を対数表現に変換し、
・その対数表現に変換したものを逆離散フーリエ変換する
・逆フーリエ変換でできた波形を一定時間毎に取り出す
という処理を行ない、取り出したデータの順番を1次元、2次元、3次元・・・と数えてゆくものがMFCCである。
この場合に、時間軸上で音楽信号から抽出される特徴量としてのMFCCは、時間軸に沿って変化するため、長時間の信号では膨大な特徴量が発生するので、楽曲特徴量算出部213は、混合正規分布モデル(GSM(Gaussian Mixture Modelling)で、MFCCを用いる特徴量を時間軸方向に圧縮したものを、楽曲特徴量として出力するようにするとよい。
なお、上述の実施形態では、1つの図形(アイコン)には、2種類の属性情報を反映させた例を説明したが、3種類以上の属性情報を、1つの図形の表示属性に反映させるようにすることもできる。
また、図形の表示属性としては、上述の実施形態では、色およびそのグラデエーションを例に説明したが、図形の大きさ、図形の形状の変化、表示画面上での図形の振動など、その他の表示属性を用いることも勿論できる。
この発明による楽曲送信装置および楽曲格納再生装置の実施形態から構成されるシステムの概要を説明するための図である。 この発明による楽曲送信装置の実施形態としての楽曲配信サーバ装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態の楽曲送信装置の楽曲属性情報記憶部の記憶内容の一例を説明するための図である。 実施形態の楽曲送信装置が送信する楽曲一覧メニューの表示情報を説明するための図である。 この発明による楽曲格納再生装置の実施形態としての楽曲受信端末の構成例を示すブロック図である。 実施形態の楽曲格納再生装置が表示する楽曲認識用表示情報の一例を説明するための図である。 図5の楽曲受信端末の処理動作を説明するためのフローチャートである。 図2の楽曲配信サーバ装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 図2の楽曲配信サーバ装置の処理動作を説明するためのフローチャートである。 図5の楽曲受信端末の処理動作を説明するためのフローチャートである。 図5の楽曲受信端末の処理動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…楽曲配信サーバ装置、2…楽曲受信端末、104…配信用楽曲データ格納部、108…楽曲一覧メニュー生成部、109,212…楽曲属性情報記憶部、110,213…楽曲特徴量算出部、208…楽曲データ格納部、215…再生履歴記憶部、216…表示情報生成部

Claims (19)

  1. 楽曲受信端末に対して、通信路を通じて、楽曲のデータを送信するようにする楽曲送信装置において、
    複数の楽曲のデータを格納する楽曲データ格納部と、
    前記楽曲データ格納部に格納されている前記楽曲の属性情報を、前記楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する楽曲属性情報記憶部と、
    前記送信が可能な楽曲のそれぞれについて、前記楽曲を認識するための文字情報と、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む楽曲一覧メニュー情報を生成する楽曲一覧メニュー生成手段と、
    前記楽曲一覧メニュー情報を、前記楽曲のデータの送信に先立ち、前記楽曲受信端末に前記通信路を通じて送出する手段と
    を備えることを特徴とする楽曲送信装置。
  2. 請求項1に記載の楽曲送信装置において、
    前記楽曲のデータから楽曲特徴量を抽出する楽曲特徴量抽出手段を備え、
    前記楽曲特徴量抽出手段で抽出した前記楽曲特徴量を前記楽曲の属性情報として前記楽曲属性情報記憶部に記憶すると共に、
    前記楽曲一覧メニュー生成手段は、少なくとも前記楽曲特徴量を前記図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲送信装置。
  3. 請求項1に記載の楽曲送信装置において、
    前記楽曲一覧メニュー生成手段は、前記楽曲のそれぞれについての複数の属性情報を、図形の異なる表示属性のそれぞれに対応させた前記図形として生成する
    ことを特徴とする楽曲送信装置。
  4. 請求項1に記載の楽曲送信装置において、
    前記楽曲の特定の属性情報の違いに応じて互いに異なる複数個の図形が予め設定されており、
    前記楽曲一覧メニュー生成手段は、前記楽曲のそれぞれについて、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の特定の属性情報により、前記設定されている前記複数個の図形の中から、対応する図形を選定すると共に、前記特定の属性情報以外の他の属性情報を、前記選定した図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲送信装置。
  5. 複数の楽曲のデータを格納する楽曲データ格納部と、
    表示部と、
    前記楽曲データ格納部から読み出された前記楽曲のデータを再生して、前記楽曲を音響再生する再生手段と、
    前記楽曲データ格納部に格納されている前記楽曲の属性情報を、前記楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する楽曲属性情報記憶部と、
    前記楽曲データ格納部に格納されている複数の前記楽曲を認識するための表示情報の表示要求入力を受け付ける入力受け付け手段と、
    前記入力受け付け手段で前記表示要求入力を受け付けたときに、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報に基づき、前記楽曲を認識するための文字情報と前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む一覧表示情報を生成する表示情報生成手段と、
    前記表示情報生成手段で生成された前記一覧表示情報を、前記表示部の表示画面に表示するようにする表示制御手段と、
    前記表示部の表示画面での表示に関連する指示入力により指示された前記楽曲認識用表示情報に対応する楽曲のデータを、前記楽曲データ格納部から読み出して、前記再生手段に転送する読み出し手段と
    を備えることを特徴とする楽曲格納再生装置。
  6. 請求項5に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記再生手段により前記楽曲のデータを再生しているときに、前記楽曲のデータから楽曲特徴量を抽出する楽曲特徴量抽出手段を備え、
    前記楽曲特徴量抽出手段で抽出した前記楽曲特徴量を前記楽曲の属性情報として前記楽曲属性情報記憶部に記憶すると共に、
    前記表示情報生成手段は、少なくとも前記楽曲特徴量を前記図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  7. 請求項5に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記表示情報生成手段は、前記楽曲のそれぞれについての複数の属性情報を、図形の異なる表示属性のそれぞれに対応させた前記図形として生成する
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  8. 請求項5に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記楽曲の特定の属性情報の違いに応じて互いに異なる複数個の図形が予め設定されており、
    前記表示情報生成手段は、前記楽曲のそれぞれについて、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の特定の属性情報により、前記設定されている前記複数個の図形の中から、対応する図形を選定すると共に、前記特定の属性情報以外の他の属性情報を、前記選定した図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  9. 請求項5に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記楽曲属性情報記憶部には、前記楽曲の属性情報と共に、前記楽曲に関連付けられて記憶される関連情報が記憶されており、
    前記表示情報生成手段は、前記楽曲の属性情報を表示属性に反映させた図形と、前記関連情報を表示属性に反映させた図形とを、楽曲認識用表示情報に含めて生成する
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  10. 複数の楽曲のデータを格納するための楽曲データ格納部と、
    表示部と、
    外部から楽曲のデータを取り込む取り込み手段と、
    前記取り込み手段により取り込んだ前記楽曲のデータを、前記楽曲データ格納部に格納する楽曲データ書き込み手段と、
    前記楽曲データ格納部から読み出された前記楽曲のデータを再生して、前記楽曲を音響再生する再生手段と、
    前記楽曲のデータと共に取り込んだ前記楽曲のそれぞれについての属性情報を、前記楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する楽曲属性情報記憶部と、
    前記楽曲データ格納部に格納されている複数の前記楽曲を認識ための表示情報の表示要求入力を受け付ける入力受け付け手段と、
    前記入力受け付け手段で前記表示要求入力を受け付けたときに、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報に基づき、前記楽曲を認識するための文字情報と前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む一覧表示情報を生成する表示情報生成手段と、
    前記表示情報生成手段で生成された前記一覧表示情報を、前記表示部の表示画面に表示するようにする表示制御手段と、
    前記表示部の表示画面での表示に関連する指示入力により指示された前記楽曲認識用表示情報に対応する楽曲のデータを、前記楽曲データ格納部から読み出して、前記再生手段に転送する読み出し手段と、
    を備えることを特徴とする楽曲格納再生装置。
  11. 請求項10に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記楽曲データ書き込み手段により前記取り込んだ楽曲のデータを書き込みながら、前記楽曲のデータから楽曲特徴量を抽出する楽曲特徴量抽出手段を備え、
    前記楽曲特徴量抽出手段で抽出した前記楽曲特徴量を前記楽曲の属性情報として前記楽曲属性情報記憶部に記憶すると共に、
    前記表示情報生成手段は、少なくとも前記楽曲特徴量を前記図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  12. 請求項10に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記表示情報生成手段は、前記楽曲のそれぞれについての複数の属性情報を、図形の異なる表示属性のそれぞれに対応させて前記図形として生成する
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  13. 請求項10に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記楽曲の特定の属性情報の違いに応じて互いに異なる複数個の図形が予め設定されており、
    前記表示情報生成手段は、前記楽曲のそれぞれについて、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の特定の属性情報により、前記設定されている前記複数個の図形の中から、対応する図形を選定すると共に、前記特定の属性情報以外の他の属性情報を、前記選定した図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  14. 請求項10に記載の楽曲格納再生装置において、
    前記楽曲属性情報記憶部には、前記楽曲の属性情報と共に、前記楽曲に関連付けられて記憶される関連情報が記憶されており、
    前記表示情報生成手段は、前記楽曲の属性情報を表示属性に反映させた図形と、前記関連情報を表示属性に反映させた図形とを、楽曲認識用表示情報に含めて生成する
    ことを特徴とする楽曲格納再生装置。
  15. 楽曲配信サーバ装置からネットワークを通じて、楽曲受信端末に対して、楽曲のデータをダウンロードするに先立ち、配信が可能な楽曲の一覧メニュー表示情報を提供する方法であって、
    複数の楽曲のデータを楽曲データ格納部に格納する工程と、
    前記データ格納部に格納されている前記楽曲の属性情報を、楽曲属性情報格納部に、前記楽曲のそれぞれと対応付けて記憶する工程と、
    前記楽曲受信端末からの前記楽曲のデータの配信要求を受け付ける工程と、
    前記配信要求を受け付けたときに、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報に基づき、前記配信が可能な楽曲のそれぞれについて、前記楽曲を認識するための文字情報と前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む楽曲一覧メニュー表示情報を生成する楽曲一覧メニュー生成手段と、
    楽曲一覧メニュー情報を、前記楽曲受信端末に前記ネットワークを通じて送出する工程と、
    を備えることを特徴とする楽曲一覧メニュー提供方法。
  16. 楽曲データ格納部に格納されている複数の楽曲が、どのような楽曲であるかを認識するための楽曲認識用表示情報を表示画面に表示する方法であって、
    前記楽曲データ格納部に格納されている前記楽曲の属性情報を、前記楽曲のそれぞれと対応付けて楽曲属性情報記憶部に記憶する工程と、
    前記楽曲データ格納部に格納されている複数の前記楽曲を認識するための表示情報の表示要求入力を受け付ける入力受け付け手段と、
    前記入力受け付け工程で前記表示要求入力を受け付けたときに、前記楽曲属性情報記憶部に記憶されている前記楽曲の属性情報に基づき、前記楽曲を認識するための文字情報と前記楽曲の属性情報を図形の表示属性に対応させた図形とからなる楽曲認識用表示情報を含む一覧表示情報を生成する表示情報生成工程と、
    前記表示情報生成工程で生成された前記一覧表示情報を、表示画面に表示するようにする表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする楽曲認識用情報表示方法。
  17. 請求項16に記載の楽曲認識用情報表示方法において、
    前記楽曲のデータから楽曲特徴量を抽出し、当該抽出した前記楽曲特徴量を前記楽曲の属性情報として前記楽曲関連情報記憶部に記憶する楽曲特徴量抽出記憶工程を備え、
    前記表示情報生成工程では、少なくとも前記楽曲特徴量を前記図形の表示属性に反映させるようにする
    ことを特徴とする楽曲認識用情報表示方法。
  18. 請求項17に記載の楽曲認識用情報表示方法において、
    前記楽曲特徴量の抽出は、前記楽曲のデータの再生時に行なう
    ことを特徴とする楽曲認識用情報表示方法。
  19. 請求項17に記載の楽曲認識用情報表示方法において、
    前記楽曲特徴量の抽出は、前記楽曲のデータの外部からの取り込み時に行なう
    ことを特徴とする楽曲認識用情報表示方法。
JP2004088325A 2004-03-25 2004-03-25 楽曲格納再生装置および楽曲認識用情報表示方法 Expired - Fee Related JP4449526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088325A JP4449526B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 楽曲格納再生装置および楽曲認識用情報表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088325A JP4449526B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 楽曲格納再生装置および楽曲認識用情報表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005274993A true JP2005274993A (ja) 2005-10-06
JP4449526B2 JP4449526B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=35174736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004088325A Expired - Fee Related JP4449526B2 (ja) 2004-03-25 2004-03-25 楽曲格納再生装置および楽曲認識用情報表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4449526B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335058A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Alpine Electronics Inc オーディオ装置
JP2008070650A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Sharp Corp 楽曲分類方法、楽曲分類装置及びコンピュータプログラム
JP2008257052A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Denso Corp 音データ検索支援装置、音データ再生装置、プログラム
JP2008287125A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Sony Corp コンテンツの表示方法、コンテンツの表示装置、記録媒体、およびサーバ装置
JP2010169866A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Yamaha Corp 電子楽器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335058A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Alpine Electronics Inc オーディオ装置
JP2008070650A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Sharp Corp 楽曲分類方法、楽曲分類装置及びコンピュータプログラム
JP2008257052A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Denso Corp 音データ検索支援装置、音データ再生装置、プログラム
JP4561766B2 (ja) * 2007-04-06 2010-10-13 株式会社デンソー 音データ検索支援装置、音データ再生装置、プログラム
JP2008287125A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Sony Corp コンテンツの表示方法、コンテンツの表示装置、記録媒体、およびサーバ装置
US8402389B2 (en) 2007-05-21 2013-03-19 Sony Corporation Methods and apparatus for displaying contents using icon images
JP2010169866A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Yamaha Corp 電子楽器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4449526B2 (ja) 2010-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7099826B2 (en) Text-to-speech synthesis system
US7547841B2 (en) Music composition instruction system
US20030003431A1 (en) Music delivery system
JPH09244900A (ja) 通信カラオケ装置、通信カラオケ用ホストコンピュータ及び通信カラオケシステム
JP3956411B2 (ja) カラオケ装置
US20040255761A1 (en) Music selection apparatus and music delivery system
JP4449526B2 (ja) 楽曲格納再生装置および楽曲認識用情報表示方法
JP5029644B2 (ja) カラオケネットワークシステム
JP4645653B2 (ja) 携帯端末を用いた音楽検索システム、音楽検索方法、および購入方法
JPS6083090A (ja) 音楽伝送方式
JP4120672B2 (ja) カラオケ装置
JP2002215632A (ja) 携帯端末を用いた音楽検索システム、音楽検索方法、および購入方法
JP2005274992A (ja) 楽曲識別用情報検索システム、楽曲購入システム、楽曲識別用情報取得方法、楽曲購入方法、オーディオ信号処理装置およびサーバ装置
JP2003280669A (ja) 音楽作品提供方法および装置
JP4651317B2 (ja) 楽曲選択装置
JP5943390B2 (ja) 楽曲配信システム
JP2005285285A (ja) コンテンツ読出装置及び楽曲再生装置
JP3403717B2 (ja) ネットワークを介したコンテンツ提供方法及び装置
KR200170756Y1 (ko) 인터넷을 이용한 노래방시스템
JP2003066975A (ja) カラオケ装置
JP4297206B2 (ja) 楽曲情報配信装置及び楽曲情報配信プログラム
JP2007311020A (ja) 再生装置、再生方法、及び車載用再生装置
KR100923095B1 (ko) 멀티미디어 패키지 파일이 저장된 저장매체 및 휴대용단말기, 멀티미디어 패키지 파일 제공 시스템, 멀티미디어제공방법 및 단말기의 멀티미디어 패키지 파일의 재생방법
JP2006259089A (ja) 楽曲再生装置、サーバおよび楽曲配信システム
KR20010090669A (ko) 인터넷을 통한 다중모드음악 시스템 및 그 판매방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090413

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090924

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4449526

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees