JP2005273230A - 建造物の脚材定着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業工数を低減できる建造物の脚材定着方法の提供を課題とする。
【解決手段】本発明においては、コンクリート18がコンクリート拘束用の筒状部材である鋼管14における下端部付近まで打設された状態で、鋼管14内にコンクリート18が上昇するのを防止する内蓋22を設け、鋼管14の上側開口を外蓋28で塞ぎ、外蓋28上からコンクリート29を打設して、土留め用の筒状部材であるケーシング12と鋼管14との間にコンクリートを充填する。次に、ケーシング12及び外蓋28を撤去し、コンクリート29が硬化した後、内蓋22を撤去し、鋼管14内に脚材30を挿入して、鋼管14内にコンクリート31を打設する。
【選択図】図18

Description

本発明は、鉄塔、橋脚などの脚材を据え付ける際に好適な建造物の脚材定着方法に関する。
従来、鉄塔、橋脚などの脚材を据え付ける方法として、次に説明するように、地盤中に鋼管を埋設し、この鋼管内に脚材を挿入した後、鋼管内にコンクリートを打設して、脚材をコンクリートに定着する方法が知られている。
すなわち、従来の建造物の脚材定着方法では、図24に示すように、地盤50中に土留め用のケーシング52を挿入しつつ穴51を設ける。そして、ケーシング52内に、鉄筋籠53と鋼管54を挿入する。
鉄筋籠53と鋼管54は、溶接によって固定するか、又は鉄筋籠53の上端にフランジ部分(図示せず)を設け、このフランジ部分上に鋼管54を載置して固定する。
次に、図25に示すように、トレミー管(図示せず)などを用いてケーシング52内にコンクリート55を打設する。このコンクリート55は、鋼管54の下端部付近まで打設する。
次に、図26に示すように、コンクリート55の上側に浮いたスライムを含むコンクリート55を吸引除去し、コンクリート55の上面を鋼管54の下端に略一致させる。
次に、図27に示すように、ケーシング52を引き抜き、コンクリート55が硬化した後、鋼管54の周囲の地山を掘削して鋼管の周囲に凹部56を設ける。続いて、凹部56内において、鋼管54の周囲に型枠57を設置する。
凹部56内に地下水58が湧出するおそれがある場合は、図27中に波線で示すように、鋼管54の周囲に適宜な間隔をあけて矢板59を打ち込み、地下水が凹部56内に溜まるのを防ぐ。
次に、図28に示すように、型枠57と鋼管54間の空隙部分及び鋼管54内の脚材据え付け予定位置付近まで、コンクリート60を打設する。
次に、図29に示すように、コンクリート60の硬化後、型枠57を撤去し、鋼管54の周囲の凹部56を土砂61で埋め戻す。
次に、図30に示すように、鉄塔や橋桁などの建造物における脚材62を鋼管54内に挿入し、コンクリート55上に据え付ける。そして、鋼管54内にコンクリート63を打設する。これによって、脚材62の定着作業が終了する。
なお、脚材62は、その外周側に複数の支圧板65が互いに適宜な間隔をあけて突出して設けられている。これらの支圧板65がコンクリート63に係止されることにより、脚材62の定着力が増加する。
しかしながら、従来の建造物の脚材の定着方法では、型枠57を設置するために鋼管54の周囲に凹部56を設ける必要があり、更に作業終了時にはこの凹部56を土砂で埋め戻す必要があるため、作業工数が増大するという問題があった。
また、地下水位58が高い場合には、凹部56内に地下水58が湧出するため、これを防ぐために鋼管54の周囲に多数の矢板59を打ち込まなければならず、更に作業工数が増大するという問題があった。また、矢板59を仮設した場合には、これを撤去する時に矢板59の引き抜き後に空間が生じ、杭の引き抜き耐力の低下、水平変位の増大につながるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、作業工数を低減できる建造物の脚材定着方法の提供を課題とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、地盤中に土留め用の筒状部材を挿入しつつ前記地盤に穴を設け、前記筒状部材内の底部側に鉄筋を設け、前記鉄筋上にコンクリート拘束用の筒状部材を設け、前記コンクリート拘束用の筒状部材内に建造物の脚材を配置し、前記土留め用の筒状部材と前記コンクリート拘束用の筒状部材との間、及び前記コンクリート拘束用の筒状部材内にコンクリートを打設し、前記土留め用の筒状部材を撤去することにより、前記脚材を前記コンクリート拘束用の筒状部材内のコンクリートに定着させる建造物の脚材定着方法において、前記コンクリートを打設する際に、前記コンクリートが前記コンクリート拘束用の筒状部材における下端部付近まで打設された状態で、前記コンクリート拘束用の筒状部材内に前記コンクリートが上昇するのを防止する内蓋を設け、前記コンクリート拘束用の筒状部材の上側開口を外蓋で塞ぎ、前記外蓋上からコンクリートを打設して、前記土留め用の筒状部材と前記コンクリート拘束用の筒状部材との間にコンクリートを充填し、前記土留め用の筒状部材及び前記外蓋を撤去し、前記コンクリートが硬化した後、前記内蓋を撤去し、前記コンクリート拘束用の筒状部材内に前記脚材を挿入し、前記コンクリート拘束用の筒状部材内にコンクリートを打設することによって、前記脚材を前記コンクリート拘束用の筒状部材内における前記コンクリートに定着することを特徴とする。
本発明では、コンクリート拘束用の筒状部材の上側開口を外蓋で塞ぎ、その上からコンクリートを打設すると、コンクリートはコンクリート拘束用の筒状部材内には入らず、コンクリート拘束用の筒状部材と土留め用の筒状部材との隙間に流れ落ちる。
従って、コンクリート拘束用の筒状部材と土留め用の筒状部材との間の比較的狭い隙間にコンクリートを容易に且つ確実に充填できる。
ここで、前記コンクリートを前記外蓋の上側まで打設した後、前記土留め用の筒状部材を撤去することにより、前記土留め用の筒状部材の撤去によって生じた隙間を、前記ガイド部材となる外蓋の上側に打設された前記コンクリートによって充填できる。
この場合は、土留め用の筒状部材を撤去したことによって生じた隙間に、コンクリートを後打ちする必要がないので、作業工数を更に低減できる。
また、前記外蓋は円錐形状にするのが望ましい。この場合は、外蓋の上から打設されたコンクリートが、外蓋の傾斜面に沿って流れ落ちるので、コンクリートを土留め用の筒状部材とコンクリート拘束用の筒状部材間に確実に充填できる。
なお、上記の各構成は、本発明の趣旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可
能である。
以上説明したように、本発明によれば、脚材定着部への型枠、凹部及び地下水による凹部への矢板の設置を不要にすることができるので、作業工数を大幅に低減できる。
また、土留め用の筒状部材とコンクリート拘束用の筒状部材間の比較的狭い隙間に、コンクリートを容易に且つ確実に充填できるので、作業工数を大幅に低減できる。
以下、本発明の実施形態を添付した図1から図23に基づいて説明する。本発明に係る建造物の脚材定着方法においては、まず、図1に示すように、土留め用の筒状部材である鋼管製のケーシング12を地盤10に挿入しつつ、地盤10に穴11を設ける。
次に、ケーシング12内に、鉄筋、本例では鉄筋籠13及びコンクリート拘束用の筒状部材である鋼管14を挿入する。鉄筋籠13と鋼管14は、図2に示すように、予め外部で溶接部15によって溶接しておく。そして、鉄筋籠13と鋼管14を一体化した状態でケーシング12内に挿入する。鉄筋籠13に代えて適宜な鉄筋を使用しても良い。
鋼管14の内周面には、図3に示すように、リング状のコンクリート係止部材16が互いに適宜な間隔をあけて複数設けられている。
鋼管14内に据え付けられる脚材30(図21参照)に上方への荷重が作用した場合、脚材30の周囲に定着したコンクリート31が上側に引っ張られるが、この荷重は鋼管14のコンクリート係止部材16によって負担される。
なお、鉄筋籠13と鋼管14を上記のように溶接によって固定するのに代えて、図4に示すように、鉄筋籠13の上端部にフランジ部17を設け、このフランジ部17上に鋼管14を載置して固定することもできる。
この場合は、鉄筋籠13をケーシング12内に挿入した後、鋼管14をケーシング12内に挿入して鉄筋籠13のフランジ部17上に載置し、鉄筋籠13と鋼管14を接続する。
上記のように、鉄筋籠13及び鋼管14をケーシング12内に挿入した後、図6に示すように、トレミー管(図示せず)などを用いてケーシング12を少しずつ上げながら、ケーシング12内にコンクリート18を打設する。
コンクリート18は、図7に示すように、鋼管14の下端部付近、本例では下端部より少し上側まで充填するが、下端部より少し下側でも良い。そうすると、コンクリート18の上側にスライム19が発生する。そこで、図8に示すように、コンクリート18上に生じたスライム19を、パイプ20などを用いて吸引除去する。
なお、スライム19などの吸引時にパイプ20の先端を鋼管14の下端部より下側にすることによって、パイプ20の移動が容易になるので、スライム19などの吸引作業が容易になる。
また、鉄筋籠13のフランジ部17上に鋼管14を載置して接続する場合(図4参照)は、鉄筋籠13を穴11内に挿入した後、コンクリート18を鋼管14挿入の前に打設し、スライム19などを吸引除去してから鋼管14を挿入すれば、スライム19の吸引時に
パイプ20の移動が容易になるので、スライム19などの吸引除去作業が容易になる。
次に、図9に示すように、鋼管14内のコンクリート18上に、所定の高さまでコンクリート21を打設する。この後、図10に示すように、鋼管14内のコンクリート21上に内蓋22を載置し、これを鋼管14に固定する。
上記の内蓋22は、図11に示すように、円形の第1内蓋23及び第2内蓋24を有し、これらの第1及び第2内蓋23,24が、重ねて配置されている。
第1内蓋23は、例えば木材など圧縮力によって縮小可能な材料で形成されている。この第1内蓋23は、図12に示すように、半径線上に設けられた分割線23aによって複数に分割されている。
本例では、第1内蓋23が、4個のブロック25に4等分されている。また、また、第1内蓋23の直径は、鋼管14の内径より僅かに大きく形成されている。第1内蓋23の内面には、コンクリート剥離剤が塗布されている。これにより、第1内蓋23の撤去が容易になる。
この第1内蓋23は、図13に示すように、4個のブロック25を円形に揃えて鋼管14内に挿入する。そうすると、各ブロック25が鋼管14の内周面によって圧縮され、ブロック25同士及びブロック25と鋼管14が密着する。
第2内蓋24の外周側は、図14に示すように、複数の固定治具26が設けられている。これらの固定治具26は、図15に示すように、第2内蓋24の外周から出入り自在に構成されている。本例では、固定治具26としてネジ部材が用いられている。
この第2蓋24の直径は、鋼管14の内径より小さく形成されている。そして、第2蓋24を鋼管14内に固定する場合は、固定治具26を伸ばして鋼管14の内面に押しつける。なお、固定治具26は、鋼管14内に設けられたコンクリート係止部材16の下側に配置するのが好ましい。また、第2内蓋24の上面には、図16に示すように、吊り治具27が設けられている。
鋼管14内に内蓋22を取り付けた後、図17に示すように、鋼管14の上端に外蓋28を取り付けて鋼管14の上側開口を閉塞する。外蓋28は、略円錐形状であり、その外径は鋼管14の外径以上で、ケーシング12の内径より小さく形成されている。
本例では、外蓋28の外径が、鋼管14の外径と略同一である。また、外蓋28の外周側には、複数の吊り治具33が設けられている。
外蓋28を鋼管14の上端に取り付けた後、図18に示すように、外蓋28の上側からケーシング12内にコンクリート29を打設して、外蓋28の上側、本例では外蓋28の上端付近までコンクリート29を充填する。
そうすると、外蓋28上に打設されたコンクリート29が、外蓋28の傾斜面に沿って流れ落ち、鋼管14とケーシング12間の隙間に確実に充填される。また、鋼管14とケーシング12間に打設されたコンクリート29の重量が、鋼管14内のコンクリート18に作用するが、コンクリート18の上面が内蓋22によって封止されているので、コンクリート18が上昇するのを防止できる。
次に、図19に示すように、コンクリート29が硬化する前に、ケーシング12をゆっ
くりと引き上げて撤去する。このときには、ケーシング12の占めていた部分に隙間ができるが、この隙間には外蓋28より上側に充填されたコンクリート29が流れ込んで埋められる。
この後、図20に示すように、外蓋28を撤去して、コンクリート29の養生を行う。そして、コンクリート29が硬化した後、図21に示すように、内蓋22を撤去して鋼管14内に建造物の脚材30を挿入し、コンクリート18上に据え付ける。脚材30には支圧板34が設けられている。この後、図22に示すように、鋼管14内にコンクリート31を打設して充填する。
次に、図23に示すように、鋼管14の上端部に鋼管14の防食のため、フーチング32を設ける。これによって、脚材30の定着作業が終了する。このようにして脚材30を設置することにより、脚材30が地盤10内に強固に据え付けられるので、脚材30上に鉄塔や橋桁などの重量が大きな建造物を取り付けて確実に保持できる。
このように、本発明では、鋼管14の外周側にコンクリートを打設する際に、ケーシング12を残しておき、ケーシング12と鋼管14との間にコンクリートを打設するので、従来のように鋼管14の外側に型枠を設ける必要がない。従って、作業工数を低減できる。
また、型枠組み立て作業が不要になるので、鋼管14の周囲に型枠組み立て作業するための凹部を設ける必要がない。更に、地下水位が高い場合でも、鋼管14の周囲に矢板などによる止水壁を設ける必要がないので、作業工数を大幅に低減できる。
また、鋼管14の上側開口を略円錐形上の外蓋28で閉塞し、この外蓋28の上方からコンクリート29を打設するだけで、鋼管14とケーシング12との間の比較的狭い隙間にコンクリート29を確実に打設できるので、更に作業工数を低減できる。
更に、ケーシング12の撤去によって生じる隙間を、外蓋28より上側に打設したコンクリート29によって自動的に埋めることができるので、コンクリート後打ち作業を省略できる。
実施形態に係るケーシング、鉄筋籠及び鋼管の設置状態を示す断面図である。 実施形態に係る鉄筋籠と鋼管の結合方法を示す断面図である。 図2のA矢視図である。 実施形態に係る鉄筋籠と鋼管の別の結合方法を示す断面図である。 図4のB矢視図である。 実施形態に係るケーシング内にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。 実施形態に係るコンクリート上のスライムを示す断面図である。 実施形態に係るコンクリート上に生じたスライムを吸引除去する方法を示す断面図である。 実施形態に係る鋼管内のコンクリートの打設高さを示す断面図である。 実施形態に係る鋼管内に内蓋を設置した状態を示す断面図である。 実施形態に係る内蓋の設置状態を示す断面図である。 実施形態に係る内蓋を構成する第1内蓋を示す平面図である。 実施形態に係る第1内蓋と鋼管との密着状態を示す断面図である。 実施形態に係る内蓋を構成する第2内蓋を示す平面図である。 実施形態に係る第2内蓋を鋼管に固定した状態を示す断面図である。 実施形態に係る第2内蓋を示す側面図である。 実施形態に係る鋼管の上端部に外蓋を設置した状態を示す断面図である。 実施形態に係る外蓋の上方からケーシング内にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。 実施形態に係るケーシングの撤去方法を示す断面図である。 実施形態に係る鋼管の上端部から外蓋を取り外した状態を示す断面図である。 実施形態に係る鋼管内に建造物の脚部を配置した状態を示す断面図である。 実施形態に係る脚材の周囲にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。 実施形態に係る脚材の上部側に鋼管防食のためのフーチングを形成する方法を示す断面図である。 従来例に係る鋼管、鉄筋籠及びケーシングの設置方法を示す断面図である。 従来例に係るケーシング内にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。 従来例に係る鋼管内にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。 従来例に係る型枠の周囲に凹部を設ける方法を示す断面図である。 従来例に係る型枠と鋼管との間にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。 従来例に係る鋼管の周囲に設けられた凹部内に土砂を埋め戻す方法を示す断面図である。 従来例に係る脚部の周囲にコンクリートを打設する方法を示す断面図である。
符号の説明
10 地盤
11 穴
12 ケーシング
13 鉄筋籠
14 鋼管
16 コンクリート係止部材
15 溶接部
17 フランジ部
18,21,29,31,55,60,63 コンクリート
19 スライム
20 パイプ
22 内蓋
23 第1内蓋
24 第2内蓋
25 ブロック
26 固定治具
27 吊り治具
28 外蓋
30 脚材
32 フーチング
33 吊り治具
34 支圧板
50 地盤
51 穴
52 ケーシング
53 鉄筋籠
54 鋼管
56 凹部
57 型枠
58 地下水
59 矢板
61 土砂
62 脚材
65 支圧板

Claims (4)

  1. 地盤中に土留め用の筒状部材を挿入しつつ前記地盤に穴を設け、前記土留め用の筒状部材内の底部側に鉄筋を設け、前記鉄筋上にコンクリート拘束用の筒状部材を設け、前記コンクリート拘束用の筒状部材内に建造物の脚材を配置し、前記土留め用の筒状部材と前記コンクリート拘束用の筒状部材との間、及び前記コンクリート拘束用の筒状部材内にコンクリートを打設し、前記土留め用の筒状部材を撤去することにより、前記脚材を前記コンクリート拘束用の筒状部材内のコンクリートに定着させる建造物の脚材定着方法において、
    前記コンクリートを打設する際に、前記コンクリートが前記コンクリート拘束用の筒状部材における下端部付近まで打設された状態で、前記コンクリート拘束用の筒状部材内に前記コンクリートが上昇するのを防止する内蓋を設け、
    前記コンクリート拘束用の筒状部材の上側開口を外蓋で塞ぎ、
    前記外蓋上からコンクリートを打設して、前記土留め用の筒状部材と前記コンクリート拘束用の筒状部材との間にコンクリートを充填し、
    前記土留め用の筒状部材及び前記外蓋を撤去し、前記コンクリートが硬化した後、前記内蓋を撤去し、
    前記コンクリート拘束用の筒状部材内に前記脚材を挿入し、前記コンクリート拘束用の筒状部材内にコンクリートを打設することによって、前記脚材を前記コンクリート拘束用の筒状部材内における前記コンクリートに定着することを特徴とする建造物の脚材定着方法。
  2. 前記コンクリートを前記外蓋の上側まで打設した後、前記土留め用の筒状部材を撤去することにより、前記土留め用の筒状部材が撤去されたことによって生ずる隙間を、前記外蓋より上側に打設された前記コンクリートで埋めることを特徴とする請求項1に記載の建造物の脚材定着方法。
  3. 前記内蓋は円形蓋であり、コンクリート拘束用の筒状部材内における任意の位置に設置するための固定治具を有することを特徴とする請求項1または2に記載の建造物の脚材定着方法。
  4. 前記外蓋は略円錐形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の建造物の脚材定着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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