JP2005272730A - 炭化水素燃料油の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】FT合成により生成された重質なワックスを、担体としてゼオライトまたはシリカ−アルミナを用いた白金族系触媒を用いて、該担体の種類に応じた特定の反応条件で水素化処理して分解および異性化反応させる炭化水素燃料油の製造方法。
【選択図】 なし
Description
更に述べれば、本発明は、硫黄分を含まず、良好な低温流動性、例えば、JIS K2269に従って測定される流動点および曇り点、またはJIS K2288に従って測定される目詰まり点を有する炭化水素燃料油またはその基材、特に灯軽油相当留分の製造方法に関するものである。
従って、FT法で生成された生成物から、これら重質で灯軽油として使用できない留分を有効活用し、しかも低温流動性を損なわない燃料油を得る方法が必要となる。
(1)フィッシャー・トロプシュ合成により生成された炭素数が7〜100のノルマルパラフィンを50質量%以上含むワックスを、
ゼオライトを主成分とする担体に、白金族金属の少なくとも1種を、触媒基準で、金属換算で、0.01〜10質量%含有してなる触媒を用いて、
水素分圧を2〜20MPa、温度を200〜320℃、液空間速度を0.1〜2h-1、水素/オイル比を100〜2000L/Lとして、
ガス化率10質量%未満で、分解および異性化反応させ、炭素数9〜21の留分におけるイソパラフィン比率を70質量%以上とする、
ことを特徴とする炭化水素燃料油の製造方法(以下、本発明の「第1方法」という。)。
シリカ−アルミナを主成分とする担体に、白金族金属の少なくとも1種を、触媒基準で、金属換算で、0.01〜10質量%含有してなる触媒を用いて、
水素分圧を2〜20MPa、温度を350〜400℃、液空間速度を0.1〜2h-1、水素/オイル比を100〜2000L/Lとして、
ガス化率10質量%未満で、分解および異性化反応させ、炭素数9〜21の留分におけるイソパラフィン比率を70質量%以上とする、
ことを特徴とする炭化水素燃料油の製造方法(以下、本発明の「第2方法」という。)。
本発明では、上記のとおり、FT法によって生成された重質なワックスを、特定の担体を用いた白金族系の触媒で、用いた担体の種類に応じた特定の反応条件下で水素化処理することを特徴とする。
本発明で用いる触媒は、白金族金属の少なくとも1種を担体に含有させた白金族系触媒である。この白金族金属としては、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウムが挙げられ、白金が特に好ましい。これらは、単独で、あるいは2種以上を組み合せて使用することができる。本発明で用いる触媒における白金族金属の含有量は、触媒基準で、金属換算で、0.01〜10質量%である。但し、これらの白金族金属は、同一含有量でも金属種の違いによりワックス分解率が異なるため、所望の留分の収率を上げるためには、金属種毎に含有量を上記含有量の範囲内で最適化することが望ましい。例えば、白金を用いた場合に、炭素数9〜21の灯軽油留分の収率を上げるためには、触媒における白金の含有量は、触媒基準で、金属換算で、0.05〜5質量%が好ましく、0.1〜1質量%がより好ましい。
無機酸化物としては、例えば、シリカ、アルミナ、ボリア、マグネシア、チタニア、シリカ−マグネシア、シリカ−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベリリア、シリカ−チタニア、シリカ−ボリア、アルミナ−ジルコニア、アルミナ−チタニア、アルミナ−ボリア、アルミナ−クロミナ、チタニア−ジルコニア、シリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジルコニア、シリカ−アルミナ−マグネシア、シリカ−マグネシア−ジルコニアが挙げられ、中でもアルミナ、アルミナ−ボリア、アルミナ−チタニア、アルミナ−ジルコニアが好ましく、特にアルミナのうちのγ−アルミナが好ましい。また、無機結晶性化合物または粘土鉱物としては、モレキュラーシーブ、その他の無機結晶性化合物、または、モンモリロナイト、カオリン、ベントナイト、アダバルガイド、ボーキサイト、カオリナイト、ナクライト、アノーキサイト等の粘土鉱物が挙げられる。これらは、単独で、あるいは2種以上を組み合せて用いることができる。
また、シリカを含む担体を用いる触媒においては、異性化反応を促進して、イソパラフィン比率が高く、低温流動性の良好な燃料油を得る上で、シリカを20質量%以上含有する担体であることが好ましい。さらに、シリカ−アルミナ担体を用いる場合には、同様な理由で、担体中のシリカ/アルミナの質量比は1.5以上が望ましい。
その一つの方法としては、担体に、白金系金属の金属化合物を水、アルコール類、エーテル類、ケトン類等の溶媒に溶解させた溶液を、1回以上の含浸処理によって含有させる含浸法が挙げられる。含浸処理の後に乾燥・焼成が行われるが、含浸処理回数が複数にわたる場合、各含浸処理間に、乾燥・焼成を行ってもよい。
他の方法としては、担体に、白金系金属の金属化合物を溶解させた溶液を、噴霧する噴霧法、あるいは上記金属成分を化学的に蒸着させる化学蒸着法を挙げることができる。
さらに別の方法としては、成型前の担体成分に、白金系金属の金属成分の一部あるいは全部を含有させて成型する混練法、共沈法、アルコキシド法を挙げることができる。
また、第2方法では、水素分圧、液空間速度、および水素/オイル比は、第1方法と同様の範囲とし、温度は350〜400℃とする。
更にまた、上記ゼオライトおよびシリカ−アルミナ以外の他の担体を用いた触媒の場合は、水素分圧、液空間速度、および水素/オイル比は、上記第1方法および第2方法と概ね同様の範囲でよいが、温度を含め、用いた他の担体の種類に応じて最適範囲を採用することが好ましい。
温度は、第1方法の場合、200℃未満であると、触媒活性が低下しすぎ、320℃を超えると、分解が進行しすぎてガス化率が多くなってしまう。第1方法の場合、温度は好ましくは235〜320℃であり、更に好ましくは245〜315℃である。また、第2方法の場合、温度が350℃未満であると、触媒活性が低下しすぎ、400℃を超えると、分解が進行しすぎてガス化率が多くなってしまう。第2方法の場合、温度は好ましくは355〜390℃であり、更に好ましくは370〜380℃である。
液空間速度が0.1h-1未満であると、処理効率が低下してしまい、2h-1を超えると、触媒と原料油との接触時間が短くなりすぎて触媒活性が十分に発揮されない。液空間速度は好ましくは0.5〜1h-1である。
水素/オイル比が100L/L未満であると、ワックスの分解活性が低下しすぎ、2000L/Lを超えると、水素製造コストが上昇し、不経済である。水素/オイル比は好ましくは200〜1500L/Lであり、より好ましくは300〜1200L/Lである。
原料油としては、例えば、単一ロットで得られたもの単独で使用してもよいし、複数ロットで得られたものを複数混合して使用してもよい。また、一定の触媒、一定の反応条件で得られたものを単独で使用してもよいし、異なった触媒、異なった反応条件で得られた複数のものを複数混合して使用してもよい。
ただし、本発明では、イソパラフィン比率が70質量%未満で、流動点が所望の流動点より高い場合でも、より低温流動性に優れた基材と混合して、流動点を所望の流動点に調整することができる。その際の低温流動性に優れた基材としては、軽質な炭化水素または芳香族を多く含むものが考えられるが、軽質な炭化水素を混合する場合は、動粘度が低くなり過ぎないようにすることが望ましい。また、芳香族を多く含むものを混合する場合は、一般に芳香族を多く含む基材は、ディーゼル車の排出ガス中に浮遊粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)を増加させると言われているので、PMやNOxの過度な増加をきたさないようにすることが望ましい。
商業規模で実施に当たり、単独の反応器を使用してもよいし、連続した2つ以上の反応器を使用することもできる。2つ以上の反応器を用いて反応を多段で行い、各段の反応条件を緩やかな反応条件で行うことにより、所望の灯軽油留分の反応全体での収率を向上させることができる。
また、単独の反応器を使用する場合、反応器内に2つ以上の異なった触媒を充填して反応させることもできる。この際、触媒は反応器内を2層以上に分割し、各層に異なった触媒を分割して充填することもできるし、1層に触媒を混合して充填することもできる。更に、連続した2つ以上の反応器を使用する場合、それぞれの反応器に異なった触媒を使用することもできる。
更に、水素化処理した生成物を回収する場合に水素化分解した原料の少なくとも一部を分離処理した後に、それを単一操作で処理して水素を製造し、該水素を生成物として少なくとも部分的に回収することもできる。
表3に示したシリカ−アルミナ担体に、触媒基準で、金属換算で、白金0.5質量%を含有した白金族系触媒を、表1の条件で、表2および図1に示すワックス−1を原料として、反応温度360℃で水素化処理反応を実施し、活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
ここで、活性評価は次のようにして行った。すなわち、原料ワックスを直立した円筒状の固定床流通式反応装置にその頂部から下向きに供給した。反応装置のサイズは、内径12mm(厚さ3mm)で、触媒18mLを充填した。反応評価に先立って、水素流通下で反応装置に具備されているヒーターを使用して、300℃、2時間の前処理還元を施した。その際の水素流通量は150mL/min、水素分圧は3.0MPaである。反応はヒーターの設定で反応温度を、圧力調整弁で反応圧力を、マスフローコントローラーで水素/オイル比をそれぞれコントロールして行った。固定床流通式反応装置の下流には、反応生成物回収用のトラップが2段設けられており、1段目は200℃に加熱しており、2段目は氷水で冷却しており、それぞれ重質留分および軽質留分を回収した。
ガス化率は、活性評価で投入した原料の質量に対する回収した生成物の質量%で定義した。
灯軽油収率は、まず、活性評価で回収した生成物をガスクロマトグラフで分析し、炭素数9〜21の物質の合計質量%を求めた。その後、100質量%からガス化率を除いた質量%に炭素数9〜21の物質の合計質量%を掛け合わせて定義した。
灯軽油中のイソパラフィン比率は、ガスクロマトグラフで炭素数9〜21の物質を100質量%としたときの、その中のイソパラフィンの質量%で定義した。
反応温度を375℃とする以外は、実施例1と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
表3に示したUSY型ゼオライト1担体に、触媒基準で、金属換算で、白金0.5質量%を含有した白金族系触媒を、表1の条件で、表2および図1に示すワックス−1を原料として、反応温度230℃で水素化処理反応を実施し、活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を240℃とする以外は、実施例3と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を250℃とする以外は、実施例3と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
表3に示したY型ゼオライト担体に、触媒基準で、金属換算で、白金0.5質量%を含有した白金族系触媒を、表1の条件で、表2および図1に示すワックス−1を原料として、反応温度300℃で水素化処理反応を実施し、活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を310℃とする以外は、実施例6と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
表3に示したUSY型ゼオライト2担体に、触媒基準で、金属換算で、白金0.5質量%を含有した白金族系触媒を、液空間速度を1.0h-1、水素/オイル比を500L/Lとする以外は、表1の条件で、表2および図1に示すワックス−1を原料として、反応温度220℃で水素化処理反応を実施し、活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を350℃とする以外は、実施例1と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を400℃とする以外は、実施例1と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を410℃とする以外は、実施例1と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を260℃とする以外は、実施例3と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を280℃とする以外は、実施例6と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
反応温度を320℃とする以外は、実施例6と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
表3に示したUSY型ゼオライト2担体に、触媒基準で、金属換算で、白金0.5質量%を含有した白金族系触媒を、液空間速度を1.0h-1、水素/オイル比を500L/Lとする以外は、表1の条件で、表2および図1に示すワックス−1を原料として、反応温度240℃で水素化処理反応を実施し、活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
原料を表2および図1に示すワックス−2とする以外は、実施例8と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
ワックス−2は、表2にみられるように、炭素数21以下のノルマルパラフィンが30質量%を超えているため、実施例8と比較してガス化率が高く、また炭素数9〜21の灯軽油留分に分解されなかったノルマルパラフィンが残存するため、イソパラフィン比率が低くなってしまった。
反応温度を230℃とする以外は、比較例8と同様にして活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
ワックス−2を原料としているため、比較例8より10℃上げることにより、さらにガス化率が高くなってしまい、炭素数9〜21の灯軽油中のイソパラフィン比率は低かった。
表3に示したUSY型ゼオライト2担体に、触媒基準で、金属換算で、白金0.5質量%を含有した白金族系触媒を、表1の条件で、表2および図1に示すワックス−2を原料として、反応温度210℃で水素化処理反応を実施し、活性評価を行った。評価結果を表4に示す。
比較例8とガス化率は同等で、10質量%を下回ったものの、ワックス−2を原料としているため、灯軽油中のイソパラフィン比率は低かった。
実施例5で生成された油を、225℃〜250℃のカットレンジで蒸留して、低温流動性を評価した。この低温流動性の評価は、評価対象油を、ASTM−D2892に示された原油蒸留方法に準拠した装置にて、所定温度範囲のカットレンジで蒸留して得た留分について評価したものである。評価結果を表5に示した。
ここで、イソパラフィン比率は、ガスクロマトグラフで炭素数9〜21の物質を100質量%としたときの、その中のイソパラフィンの質量%で定義した。また、曇り点および流動点は、JIS K2269に従って測定した。さらに、所定温度範囲のカットレンジで蒸留して得た留分の、JIS K2254に示された蒸留試験方法で測定した10%留出温度、および90%留出温度も表5に示した。
蒸留のカットレンジを250℃〜275℃としたこと以外は、実施例9と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを275℃〜300℃としたこと以外は、実施例9と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを300℃〜325℃としたこと以外は、実施例9と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを325℃〜350℃としたこと以外は、実施例9と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
FT法では、ワックスの他にナフサ留分、灯油留分、軽油留分も同時に生成する。表2および図1に示すワックス−1と同時に生成されたこれら軽質留分を、珪藻土にニッケルを担持した触媒を用いて水素化処理をすることにより、オレフィンおよび含酸素化合物を除去し、225℃〜250℃のカットレンジで蒸留して、低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを250℃〜275℃としたこと以外は、比較例11と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを275℃〜300℃としたこと以外は、比較例11と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを300℃〜325℃としたこと以外は、比較例11と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
蒸留のカットレンジを325℃〜350℃としたこと以外は、比較例11と同様にして低温流動性を評価した。評価結果を表5に示す。
Claims (2)
- フィッシャー・トロプシュ合成により生成された炭素数が7〜100のノルマルパラフィンを50質量%以上含むワックスを、
ゼオライトを主成分とする担体に、白金族金属の少なくとも1種を、触媒基準で、金属換算で、0.01〜10質量%含有してなる触媒を用いて、
水素分圧を2〜20MPa、温度を200〜320℃、液空間速度を0.1〜2h-1、水素/オイル比を100〜2000L/Lとして、
ガス化率10質量%未満で、分解および異性化反応させ、炭素数9〜21の留分におけるイソパラフィン比率を70質量%以上とする、
ことを特徴とする炭化水素燃料油の製造方法。 - フィッシャー・トロプシュ合成により生成された炭素数が7〜100のノルマルパラフィンを50質量%以上含むワックスを、
シリカ−アルミナを主成分とする担体に、白金族金属の少なくとも1種を、触媒基準で、金属換算で、0.01〜10質量%含有してなる触媒を用いて、
水素分圧を2〜20MPa、温度を350〜400℃、液空間速度を0.1〜2h-1、水素/オイル比を100〜2000L/Lとして、
ガス化率10質量%未満で、分解および異性化反応させ、炭素数9〜21の留分におけるイソパラフィン比率を70質量%以上とする、
ことを特徴とする炭化水素燃料油の製造方法。
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