JP2005271930A - 易開封性のある連包袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物の保護性がよく、内容物を高速充填することができ、開封性に優れ、使用後の廃棄処理時のゴミ量が少ない易開封性のある連包袋を提供する。
【解決手段】袋本体フィルムのロールと、イージーピール性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部をフィルム流れ方向に設け、シール部に蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてヒートシールし、載置された内容物間の袋本体フィルムと蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部をヒートシールして包装袋を封袋し、所定数個の包装袋を直列に連ねて切断分離する。
【選択図】図1
【解決手段】袋本体フィルムのロールと、イージーピール性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部をフィルム流れ方向に設け、シール部に蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてヒートシールし、載置された内容物間の袋本体フィルムと蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部をヒートシールして包装袋を封袋し、所定数個の包装袋を直列に連ねて切断分離する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電池、歯ブラシなどの日用雑貨類、ソーセージ、笹蒲鉾、羊羹などの細長い食品類、スティック菓子類、シリンジ、アンプルなどの医療用具を収納する易開封性のある連包袋に関するものである。
従来、日用雑貨類、食品類、菓子類、医療用具などを収納する容器としては、真空や圧空成形されたプラスチック製容器に内容物を収納したのち、開口部をトップフィルムでヒートシールして密封した深絞り包装、内容物を載置する台紙に、容器フィルムを熱接着したブリスター包装、縦形製袋充填機で製袋し内容物が袋詰めされたピロー包装などが広く使用されていた。そして、これらの個包装したものは、流通時の取扱いや保管がし易いように所定数個ずつ纏めて一個の外装袋に入れられていた。
しかしながら、上述した深絞り包装やブリスター包装においては、加熱工程と成型工程があり、内容物の充填速度が遅く、成形品の角部などに肉厚が薄いところが生じて、包装のバリア性が低下することがあり、このバリア性の低下を防ぐために、厚いフィルムを使用すると、製造コストが高くなり、しかも使用後の廃棄処理時のごみの量が増加してしまうことがあった。また、ピロー包装においては、タイト性がなく内容物の保護性が劣り、開封するときの開封性が悪く、開封時の衝撃により内容物が包装袋から飛び出すことなどの問題があった。また、個包装したものを所定数個ずつ纏めて一個の外装袋に入れると、充填ラインが2ライン必要とし、使用後の廃棄処理時のゴミの量が多くなった。
本発明は、上述の従来の従来の深絞り包装、ブリスター包装、ピロー包装などの問題点を解決したものであり、内容物の保護性がよく、内容物を高速充填することができ、開封性に優れ、使用後の廃棄処理時のゴミ量が少ない易開封性のある連包袋を提供するものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、袋本体フィルムのロールと、イージーピール性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、前記袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、該凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、前記袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部をフィルム流れ方向に設け、該シール部に前記蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてヒートシールし、前記載置された内容物間の前記袋本体フィルムと前記蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部をヒートシールして包装袋を封袋し、所定数個の包装袋を直列に連ねて切断分離したことを特徴とする連包袋である。
そして、本発明の第2の発明は、前記袋本体フィルムが、ハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムであることを特徴とする請求項1記載の易開封性のある連包袋である。
本発明の易開封性のある包装袋は、袋本体フィルムのロールと蓋材フィルムのロールとを製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの両側側面に折り返しを入れて内容物収納部を形成し、この凹溝状の内容物収納部に内容物を載置して、蓋材フィルムと袋本体フィルムと
をヒートシールして包装袋を封袋し、所定数個の包装袋を連ねて切断分離するものであり、深絞り包装やブリスター包装のように、加熱工程を経て内容物収納部を真空成形や圧空成形などで成形するものでなく、側面に折り返しを入れるだけであるため、薄肉部分がなく、製袋における包装袋のバリア性の低下がなく、内容物の保護性が良好である。なお、包装袋に特にバリア性が要求される場合には、袋本体フィルムにハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムを使用することができる。
をヒートシールして包装袋を封袋し、所定数個の包装袋を連ねて切断分離するものであり、深絞り包装やブリスター包装のように、加熱工程を経て内容物収納部を真空成形や圧空成形などで成形するものでなく、側面に折り返しを入れるだけであるため、薄肉部分がなく、製袋における包装袋のバリア性の低下がなく、内容物の保護性が良好である。なお、包装袋に特にバリア性が要求される場合には、袋本体フィルムにハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムを使用することができる。
また、本発明の易開封性のある連包袋の内容物の充填は、製袋充填機上で連続的に形成される袋本体フィルム凹溝状の内容物収納部に、間欠的に連続して所定位置に内容物を載置して行くものであるので、内容物を高速充填することが可能である。
また、本発明の易開封性のある連包袋は、蓋材フィルムにイージーピール性を有する積層フィルムが使用されるものであり、使用時に包装袋を切断分離し、包装袋を開封するときに、包装袋の開封が容易であり、内容物が開封時の衝撃により包装袋から飛び出すようなことがない。
また、本発明の易開封性のある連包袋は、外包装を必要としないため、充填ラインは1ラインで済み、使用後の廃棄処理時のゴミ量も少ない。
次に、本発明の易開封性のある連包袋の一実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、本実施形態の易開封性のある連包袋の平面図であり、図1(b)は、そのA−A’断面図である。図2は、製袋充填機上の本実施形態の包装袋の封袋後の流れの状態を示す説明図である。
本実施形態の易開封性のある連包袋(10)は、図1(a)に示すように、3個の包装袋(100,100,100)を直列に連ねるものである。この包装袋は、図1(b)に示すように、袋本体フィルム(100)の両側側面に折り返し(111,111)を設けて内容物収納部(130)を形成し、この内容物収納部に内容物(200)を収納した袋本体フィルムの上方に、蓋材フィルム(120)を重ね合わせて、四方のシール部(101,101,102,102)をヒートシールして封袋するものである。
そして、連包袋の製袋、内容物の充填及び封袋は、袋本体フィルムのロールと、イージーピール性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、この凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、この袋本体フィルムに蓋材フィルムを重ね合わせて、図2に示すように、四方のシール部(101,102)をヒートシールして封袋し、次いで、3個の包装袋(100,100,100)を連ねて切断して、本実施形態の易開封性のある連包袋(10)を作製するものである。
なお、フィルムの構成としては、例えば、内容物がガスバリア性を必要とする場合には、無機化合物蒸着膜層/ナイロンフィルム層/無延伸ポリプロピレン層構成の袋本体フィルムとポリエチレンテレフタレートフィルム層/無機化合物蒸着膜層/イージーピールフィルム層構成の蓋材フィルムなどが使用でき、内容物がガスバリア性を必要としない場合には、ポリエチレンテレフタレートフィルム層/ナイロンフィルム層/無延伸ポリプロピレン層構成の袋本体フィルムと易引き裂き性ポリエチレンテレフタレートフィルム層/イージーピールフィルム層構成の蓋材フィルムなどが使用できる。
以下に、本発明の具体的実施例を説明する。
まず、ドライラミネーションにより、ポリエチレンテレフタレートフィルム層(12μm厚)/ガスバリア性フィルム層(12μm厚)/イージーピール性フィルム層(30μm厚)積層構成の蓋材フィルム並びにガスバリア性フィルム層(12μm厚)/ナイロンフィルム層(15μm厚)/無延伸ポリプロピレンフィルム層(60μm厚)積層構成の袋本体フィルムを作製した。なお、ガスバリア性フィルムとしては、特開平11−165369号公報に記載の樹脂と無機層状化合物とを含む複合皮膜が形成されているガスバリア性フィルムを使用した。
次に、上述の袋本体フィルムのロールと蓋材フィルムのロールとを、製袋充填機に装填し、袋本体フィルムの無延伸ポリプロピレンフィルム面側を内側にして、図1(b)に示すように、左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返し(111,111)を入れて凹溝状の内容物収納部(130)を形成し、この凹溝状の内容物収納部に、内容物(200)を間欠的に連続して所定位置に載置し、袋本体フィルム(110)の上に蓋材フィルム(120)を覆い被して、図2に示すように、流れ方向の両側端縁部のシール部(101)をヒートシールし、次いで、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向をシール部(102)ヒートシールして包装袋を封袋し、包装袋を3個ずつ直列に連ねて切断分離して、図1(a)に示す本実施例の易開封性のある連包袋(10)を作製した。
上述の本実施例の易開封性のある連包袋は、内容物の保護性がよく、内容物の高速充填することができ、包装袋の開封性に優れ、廃棄時のゴミ量も軽量であった。
10……連包袋
100……包装袋
101,102……シール部
110……袋本体フィルム
111……折り返し
120……蓋材フィルム
130……内容物収納部
200……内容物
100……包装袋
101,102……シール部
110……袋本体フィルム
111……折り返し
120……蓋材フィルム
130……内容物収納部
200……内容物
Claims (2)
- 袋本体フィルムのロールと、イージーピール性を有する蓋材フィルムのロールを、製袋充填機に装填し、前記袋本体フィルムの左右両側側面にフィルム流れ方向の折り返しを入れて凹溝状の内容物収納部を形成し、該凹溝状の内容物収納部に、内容物を間欠的に連続して所定位置に載置し、前記袋本体フィルムの上端左右両側縁部に、平面外向きのシール部をフィルム流れ方向に設け、該シール部に前記蓋材フィルムのフィルム流れ方向の左右両側端縁部を重ね合わせてヒートシールし、前記載置された内容物間の前記袋本体フィルムと前記蓋材フィルムとを、フィルム流れ方向の所定位置でフィルム流れ直角方向のシール部をヒートシールして包装袋を封袋し、所定数個の包装袋を直列に連ねて切断分離したことを特徴とする連包袋。
- 前記袋本体フィルムが、ハイバリア性フィルム層を含む積層フィルムであることを特徴とする請求項1記載の易開封性のある連包袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004084131A JP2005271930A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 易開封性のある連包袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004084131A JP2005271930A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 易開封性のある連包袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005271930A true JP2005271930A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35172001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004084131A Pending JP2005271930A (ja) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | 易開封性のある連包袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005271930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102133948A (zh) * | 2010-12-21 | 2011-07-27 | 余乐伦 | 一种物料小包装的制作工艺 |
-
2004
- 2004-03-23 JP JP2004084131A patent/JP2005271930A/ja active Pending
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CN102133948A (zh) * | 2010-12-21 | 2011-07-27 | 余乐伦 | 一种物料小包装的制作工艺 |
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