JP2005271865A - シフトレバーの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シフトレバー1の下部には球面部2が設けられ、該球面部2は支持部材3によって球面支持されており、該支持部材3の内周球面部6の下端63は径方向に撓んで拡開可能とされて、該シフトレバー1は該支持部材3の下側から押込み挿着可能とされているとともに、該シフトレバー1の下端部をハウジング8に当接させることによって、該シフトレバー1は該支持部材3の下側から抜け出るのを防止するシフトレバー1の支持構造を提供する。
【選択図】 図1
Description
上記シフトレバーの支持構造において、該シフトレバーが上方に引き上げられた場合には、該シフトレバーの球面部の上半部に当接しているシートがスナップリングによって抜け止めされ、該シフトレバーが上方に抜けるのが防止される。
そこで上記従来の課題を解決するために、図4に示すように、シートやスナップリングを使用することなく、シフトレバー(1A)の球面部(2A)の外周を上半部(21A) と下半部(22A) にわたって球面支持する支持ソケット(3A)を使用し、該支持ソケット(3A)の上端部(63A) から略中心まで切欠き部(7A)を形成して、該支持ソケット(3A)の上端部(63A) が径方向に撓んで拡開してシフトレバー(1A)を上側から押込み挿着可能とすることによって、部品点数を削減するとともに組付け性を向上させることも考えられる。しかし、この場合には、シフトレバー(1A)を上方から押し込んで該支持ソケット(3A)の上端部(63A) を拡開させて該シフトレバー(1A)の押込み挿着をすることが出来るものの、該シフトレバー(1A)を上方に引き上げた場合には、該支持ソケット(3A)の上端部(63A) が拡開して該シフトレバー(1A)が上方に抜けてしまうおそれがあるという問題があった。
該支持部材(3) の内周には該シフトレバー(1) の球面部(2) の外周形状に対応する内周球面部(6) が形成されて、該シフトレバー(1) の球面部(2) の外周は該支持部材(3) によって球面支持されており、該支持部材(3) の内周球面部(6) の一端からは軸方向に切欠き部(7) が形成され、該支持部材(3) の一端は径方向に撓んで拡開可能とされていることが望ましい。
また、該移動規制手段は、該シフトレバー(1) の球面部(2) の中心位置が該支持部材(3) の内周球面部(6) の一端に達することがないように該シフトレバー(1) の移動量を規制する手段であることが望ましい。
更に、該移動規制手段は、該シフトレバー(1) の所定箇所をハウジング(8) に当接させることによって、該シフトレバー(1) の移動量を規制する手段であることが望ましい。
また更に、該支持部材(3) の内周球面部(6) の下端(63)からは該内周球面部(6) の略中心まで複数個の切欠き部(7) が形成され、該支持部材(3) の内周球面部(6) の下端(63)は径方向に撓んで拡開可能とされて、該シフトレバー(1) は該支持部材(3) の下側から押込み挿着可能とされているとともに、該シフトレバー(1) の下端部をハウジング(8) に当接させることによって、該シフトレバー(1) の球面部(2) の中心位置が該支持部材(3) の内周球面部(6) の下端(63)に達することがないように該シフトレバー(1) の移動量を規制して、該シフトレバー(1) が該支持部材(3) の下側から抜け出ることが防止されているシフトレバー(1) の支持構造であることが望ましい。
この場合、該支持部材(3) の内周球面部(6) の一端から軸方向に切欠き部(7) が形成され、該支持部材(3) の一端が径方向に撓んで拡開可能とされていれば、該シフトレバー(1) を該支持部材(3) の一端側から押込んで挿着することが非常に容易になる。
また、該移動規制手段によって、該シフトレバー(1) の球面部(2) の中心位置が該支持部材(3) の内周球面部(6) の一端に達することがないように該シフトレバー(1) の移動量が規制されていれば、該シフトレバー(1) が抜け出しそうになった場合に、該径方向に撓んで拡径した支持部材(3) の弾性復元力によって該シフトレバー(1) の球面部(2) が中心位置に向けて復元力を受ける。そのため、該シフトレバー(1) に加えられた押圧力が取り除かれた場合に、該シフトレバー(1) の球面部(2) は中心位置に向かって移動して該支持部材(3) 内に再び収まる。
更に、該シフトレバー(1) の所定箇所をハウジング(8) に当接させることによって、該シフトレバー(1) の移動量を規制すれば、従来のようにシートやスナップリングを使用することなく、シフトレバー(1) が抜けるのを確実に防止することが出来る。
図1に示すように、自動車の変速機のシフトレバー(1) の下部には球面部(2) が設けられており、該球面部(2) は支持部材である樹脂製で円筒状の球面部支持ソケット(3) によって球面支持されている。
該球面部支持ソケット(3) はコントロールハウジング(4) 内に上下摺動可能に取り付けられており、該球面部支持ソケット(3) はコイルスプリング(5) の弾性付勢力によって上向きに付勢されている。
また、該球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) の下端(63)からは該内周球面部(6) の略中心まで複数個の切欠き部(7) が形成されており(図2参照)、該球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) の下端(63)は径方向に撓んで拡開可能とされている(図3参照)。
一方、シフトレバー(1) の下端部には根端接続部(12)が設けられており、該根端接続部(12)は根端部支持ソケット(13)を介してストライキングアーム(9) のシフトレバー接続孔(10)内に上下摺動可能に挿着されている。
このとき、球面部支持ソケット(3) は、シフトレバー(1) の球面部(2) を把持した状態でコントロールハウジング(4) 内を下方に摺動し、シフトレバー(1) の根端接続部(12)は、根端部支持ソケット(13)とともにストライキングアーム(9) のシフトレバー接続孔(10)内を下方に摺動する。
そのため、シフトレバー(1) に加えられた押圧力が取り除かれた場合、例えばシフトレバー(1) の上の大重量の荷物が撤去された場合等には、該シフトレバー(1) の球面部(2) は上方に移動して該球面部支持ソケット(3) 内に再び収まり、シフトレバー(1) が下方から抜けるのが防止される。
シフトレバー(1) が該球面部支持ソケット(3) の下側から抜け出ることが防止されているため、下側から挿着したシフトレバー(1) が抜けるのを確実に防止することが出来、更に、従来のようにシートやスナップリングを使用する必要がないので、部品点数を削減することが出来るとともに、組付け作業の工数を削減して組付け性を向上させることが可能となる。
また、該シフトレバー(1) の球面部(2) の中心位置が該球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) の下端(63)に達することがないように該シフトレバー(1) の全移動量cが規制されているので、該シフトレバー(1) が下側から抜け出しそうになった場合に、該径方向に撓んで拡径した球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) の弾性復元力によって、該シフトレバー(1) の球面部(2) が中心位置に向けて復元力を受け、そのため、該シフトレバー(1) に加えられた押圧力が取り除かれた場合に、該シフトレバー(1) の球面部(2) は中心位置に向かって移動して該球面部支持ソケット(3) 内に再び収まることとなる。
更に、該シフトレバー(1) の根端接続部(12)の下端をエクステンションハウジング(8) に当接させることによって、該シフトレバー(1) の全移動量cを規制することが出来るため、従来のようにシートやスナップリングを使用することなく、シフトレバー(1) が下側から抜けるのを確実に防止することが出来る。
例えば、本実施例のシフトレバー(1) の支持構造では、球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) に複数個の切欠き部(7) を形成することにより径方向に撓んで拡開可能としたが、本実施例以外、球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) が拡開可能とされ、シフトレバー(1) が押込み挿着可能とされていれば、球面部支持ソケット(3) の内周球面部(6) に形成される切欠き部(7)は1個であってもよい。
2 球面部
3 支持部材(球面部支持ソケット)
6 内周球面部
63 内周球面部の下端
7 切欠き部
8 ハウジング(エクステンションハウジング)
Claims (5)
- シフトレバーの下部には球面部が設けられ、該球面部は支持部材によって球面支持されており、該支持部材の一端は拡開可能とされて、該シフトレバーは該支持部材の一端側から押込み挿着可能とされているとともに、該シフトレバーは移動規制手段によって該支持部材の一端側から抜け出ることが防止されていることを特徴とするシフトレバーの支持構造。
- 該支持部材の内周には該シフトレバーの球面部の外周形状に対応する内周球面部が形成されて、該シフトレバーの球面部の外周は該支持部材によって球面支持されており、該支持部材の内周球面部の一端からは軸方向に切欠き部が形成され、該支持部材の一端は径方向に撓んで拡開可能とされている請求項1に記載のシフトレバーの支持構造。
- 該移動規制手段は、該シフトレバーの球面部の中心位置が該支持部材の内周球面部の一端に達することがないように該シフトレバーの移動量を規制する手段である請求項1または請求項2に記載のシフトレバーの支持構造。
- 該移動規制手段は、該シフトレバーの所定箇所をハウジングに当接させることによって、該シフトレバーの移動量を規制する手段である請求項1〜請求項3に記載のシフトレバーの支持構造。
- 該支持部材の内周球面部の下端からは該内周球面部の略中心まで複数個の切欠き部が形成され、該支持部材の内周球面部の下端は径方向に撓んで拡開可能とされて、該シフトレバーは該支持部材の下側から押込み挿着可能とされているとともに、該シフトレバーの下端部をハウジングに当接させることによって、該シフトレバーの球面部の中心位置が該支持部材の内周球面部の下端に達することがないように該シフトレバーの移動量を規制して、該シフトレバーが該支持部材の下側から抜け出ることが防止されている請求項1〜請求項4に記載のシフトレバーの支持構造。
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