JP2005270826A - プローブの洗浄機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液を吐出しても洗浄液が容器外へ飛び散ることのないプローブ洗浄機構を提供すること。
【解決手段】洗浄液が供給され、排出される洗浄容器6と、洗浄液に先端を侵入させて洗浄液を吸引し、排出することによって洗浄されるプローブ2とを備えたプローブの洗浄機構。洗浄容器6は、底面6cに突部6eが設けられ、プローブ2は、突部に向かって洗浄液を吐出する。突部6eは、プローブ2から吐出された洗浄液を反射することなく、二方向の流線に分けて表面に沿って流し、洗浄液が洗浄容器6の外へ飛び散ることはない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プローブの洗浄機構に関するものである。
従来、生化学分析装置や免疫分析装置では、試薬や検体をプローブによって吸引し、反応容器へ吐出しており、吐出の都度プローブを洗浄液で洗浄しているものがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、図14に示すように、容器Cの上方にプローブPbが配置され、容器C内に供給された洗浄液中にプローブPb先端を侵入させて洗浄液を吸引する。そして、吸引した洗浄液を再度容器C内へ吐出することによってプローブPbを洗浄しており、洗浄液の吸引・吐出を複数回繰り返していた。
特開平9−304243号公報
ところで、洗浄液は、プローブの洗浄効率等を考慮すると所定圧力で吐出する必要がある。このため、図14に示す従来の洗浄機構では、プローブから洗浄液を吐出したときに、洗浄液Lが底面で反射して容器の外部へ飛び散ってしまい、飛び散った洗浄液の処理のためのメンテナンスが煩雑であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、洗浄液を吐出しても洗浄液が容器外へ飛び散ることのないプローブ洗浄機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に係るプローブ洗浄機構は、洗浄液が供給され、排出される洗浄容器と、前記洗浄液に先端を侵入させて洗浄液を吸引し、排出することによって洗浄されるプローブとを備えたプローブの洗浄機構であって、前記洗浄容器は、底面に突部が設けられ、前記プローブは、前記突部に向かって洗浄液を吐出することを特徴とする。
請求項1のプローブ洗浄機構によれば、洗浄液を洗浄容器に吐出しても洗浄液が突部に沿って流れ、洗浄液が洗浄容器の外へ飛び散ることがない。
また、請求項2に係るプローブ洗浄機構は、上記の発明において、前記突部は、球面に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に係るプローブ洗浄機構は、上記の発明において、前記突部は、円錐、非球面の湾曲面、半円筒或いは回転楕円体の半割体のいずれか一つによって形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に係るプローブ洗浄機構は、上記の発明において、前記プローブは、洗浄液の吐出軸が前記突部の中心を通る鉛直軸に対して変位していることを特徴とする。
また、請求項5に係るプローブ洗浄機構は、上記の発明において、前記洗浄容器は、底面に洗浄液の排出口が設けられ、底面が排出口に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする。
本発明にかかるプローブ洗浄機構は、洗浄液を吐出しても洗浄液が容器外へ飛び散ることを防止することができるという効果を奏する。
以下に、本発明のプローブ洗浄機構にかかる実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明のプローブ洗浄機構にかかる実施の形態1の概略構成を示す図である。図2は、プローブの移動順序を示す説明図である。図3は、図1のプローブ洗浄機構におけるプローブと突部の配置を示す断面図である。
プローブ洗浄機構1は、生化学分析等を行う分析装置に組み込んで使用され、例えば、図1に示すように、プローブ2と、パルスモータ4と、洗浄容器6と、制御装置10を備えている。
プローブ2は、アーム3に支持されて洗浄容器6の直上方に配置され、洗浄容器6に供給される洗浄液によって洗浄される。プローブ2は、図示しないシリンジポンプ等の吸引・吐出手段を備え、図示しない移動手段によって移動される。プローブ2は、図2に示すように、吸引位置において試薬や検体を吸引した後、吐出位置に移動されて試薬や検体を反応容器へ吐出し、吐出後、洗浄位置に移動されてプローブ洗浄機構によって洗浄される。
パルスモータ4は、アーム3を介してプローブ2を上下動させ、プローブ2の先端が洗浄容器6中の洗浄液に侵入した位置で停止させる。なお、プローブ2を吸引位置、吐出位置、洗浄位置に移動させるために、図示しない駆動機構によってアーム3自体を搖動させている。
洗浄容器6は、図1に示すように、洗浄液Lを貯留した供給タンク7とパイプ8で接続され、洗浄の都度パイプ8に設けたポンプ9によって側壁6aに設けた供給口6bから洗浄液Lが供給される。洗浄容器6は、円筒状に成形され、図3に示すように、底面6cに排出口6dと突部6eが設けられている。このとき、洗浄容器6は、底面6cが排出口6dに向かって低くなるように、水平面に対して傾斜している。また、突部6eは、点Ctを中心とする球面に成形されている。このとき、プローブ2は、突部6e上方であって、洗浄液の吐出軸Aと突部6eの中心Ctが交差するように配置されている。
制御装置10は、パルスモータ4及びポンプ9の作動を制御するECU等の制御手段である。制御装置10は、プローブ2の先端が洗浄容器6内の洗浄液に侵入した位置で停止するようにパルスモータ4の作動を制御したり、プローブ2の洗浄時に洗浄容器6へ供給タンク7から洗浄液を供給するようにポンプ9の作動を制御したりする。
プローブ洗浄機構1は、プローブ2を洗浄するとき、制御装置10がポンプ9に作動信号を出力し、図1に示すように、供給タンク7から洗浄容器6へ洗浄液Lを供給させる。次に、パルスモータ4が、制御装置10による制御の下に作動し、アーム3を下降させる。そして、制御装置10は、プローブ2の先端が洗浄容器6内の洗浄液に侵入した位置でパルスモータ4を停止させる。
次いで、プローブ2は、洗浄液を所定量吸引した後、吸引した洗浄液を洗浄容器6内に吐出する。これにより、プローブ2は、洗浄液によって洗浄され、引き続く新たな試薬や検体の吸引動作に移行する。ここで、プローブ2は、キャリーオーバーを避けるうえで、洗浄液の吸引・吐出を複数回繰り返す。
このとき、洗浄容器6は、図3に示すように、底面6cに突部6eが設けられ、突部6eの中心Ctとプローブ2の洗浄液の吐出軸Aとが交差するように配置されている。このため、プローブ2から洗浄液を突部6eに向けて吐出すると、吐出された洗浄液は、突部6eに衝突しても反射することがなく、図4に示すように、流線Sが二方向に分かれて突部6eの表面に沿って流れる。また、洗浄容器6は、底面6cが排出口6dに向かって低くなるように傾斜しているので、突部6eの表面に沿って流れた洗浄液は、傾斜した底面6cに案内されて排出口6dから排出される。従って、プローブ洗浄機構1は、洗浄容器6の底面6cに突部6eを設けたことで、プローブ2の洗浄に際してプローブ2から洗浄液を洗浄容器6に吐出しても洗浄液が洗浄容器6の外へ飛び散ることがなくなり、メンテナンスが容易になる。
ここで、洗浄容器6は、底面6cに設ける突部として、例えば、図5に示すように、円錐からなる突部6fや、図6に示すように、非球面の湾曲面、例えば、回転放物面からなる突部6gとしても、プローブ2から吐出された洗浄液が、突部6f,6gの表面で反射することなく、突部6f,6gの表面に沿って流れる効果が得られる。また、洗浄容器6は、底面6cに設ける突部として、図7に示すように、半円筒からなる突部6hや、図8及び図9に示すように、回転楕円体の半割体からなる突部6jとしても、上述の効果が得られる。
(実施の形態2)
次に、本発明のプローブ洗浄機構にかかる実施の形態2について説明する。図10は、実施の形態2のプローブ洗浄機構概におけるプローブと突部の配置を示す断面図である。図11は、突部表面における洗浄液の流れを示す平面図である。図12は、突部表面における洗浄液の流れを示す断面正面図である。ここで、以下の各実施の形態においては、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。
実施の形態2のプローブ洗浄機構は、図10に示すように、プローブ2から吐出される洗浄液の吐出軸Aが突部6eの中心Ctを通る鉛直軸Apに対して変位されている。このため、プローブ2から洗浄液を突部6eに向けて吐出すると、吐出された洗浄液は、図11に示すように、突部6eとの衝突点Pcにおいて反射することなく、2つの流線S1,S2に分かれ、突部6eの表面に沿って流れる。
この結果、図12に示すように、排出口6d側に流れた一方の流線S1を有する洗浄液は、直ちに排出口6dから排出される。これに対して、排出口6dの反対側に流れた他方の流線S2を有する洗浄液は、図12に示すように、突部6eを廻り込んで手前側に流れ、傾斜した底面6cに案内されて排出口6dから排出される。従って、実施の形態2のプローブ洗浄機構は、プローブ2の洗浄に際してプローブ2から洗浄液を洗浄容器6に吐出しても洗浄液が洗浄容器6の外へ飛び散ることがないので、メンテナンスが容易になる。
(実施の形態3)
次に、本発明のプローブ洗浄機構にかかる実施の形態3について説明する。図13は、実施の形態3のプローブ洗浄機構概におけるプローブと突部の配置を示す断面図である。
実施の形態3のプローブ洗浄機構は、図13に示すように、プローブ2から吐出される洗浄液の吐出軸Aが突部6eの中心Ctを通る鉛直軸Apに対して角度θだけ傾斜させて配置されている。このため、プローブ2から洗浄液を突部6eに向けて吐出すると、実施の形態2の場合と同様に、吐出された洗浄液は、突部6eに衝突すると、反射することなく、2つの流線に分かれ、突部6eの表面に沿って流れる。従って、実施の形態3のプローブ洗浄機構は、実施の形態2のプローブ洗浄機構と同様に、プローブ2の洗浄に際して洗浄液が洗浄容器6の外へ飛び散ることがないので、メンテナンスが容易になる。
以上のように、本発明にかかるプローブ洗浄機構は、プローブの洗浄に際して洗浄液が容器外へ飛び散ることを防止するのに有用であり、特に、生化学分析等を行う分析装置に適している。
本発明のプローブ洗浄機構にかかる実施の形態1の概略構成を示す図である。 プローブの移動順序を示す説明図である。 図1のプローブ洗浄機構におけるプローブと突部の配置を示す断面図である。 プローブから吐出された洗浄液が、突部によって二方向の流線に分かれ、突部の表面に沿って流れる様子を示す拡大図である。 底面に設ける突部が円錐からなる洗浄容器の断面図である。 底面に設ける突部が非球面の湾曲面である回転放物面からなる洗浄容器の断面図である。 洗浄容器の底面に設ける半円筒の突部を示す斜視図である。 底面に設ける突部が回転楕円体の半割体からなる洗浄容器の断面図である。 図8のC1−C1線に沿った断面図である。 実施の形態2のプローブ洗浄機構概におけるプローブと突部の配置を示す断面図である。 突部表面における洗浄液の流れを示す平面図である。 突部表面における洗浄液の流れを示す断面正面図である。 実施の形態3のプローブ洗浄機構概におけるプローブと突部の配置を示す断面図である。 従来の洗浄容器におけるプローブから吐出された洗浄液が飛び散る様子を示す断面図である。
符号の説明
1 プローブ洗浄機構
2 プローブ
3 アーム
4 パルスモータ
6 洗浄容器
6c 底面
6e 突部
6f,6g 突部
6h,6j 突部
7 供給タンク
8 パイプ
9 ポンプ
10 制御装置
A 吐出軸
Ap 鉛直軸
Ct 中心
L 洗浄液
S 流線
S1,S2 流線

Claims (5)

  1. 洗浄液が供給され、排出される洗浄容器と、前記洗浄液に先端を侵入させて洗浄液を吸引し、排出することによって洗浄されるプローブとを備えたプローブの洗浄機構であって、
    前記洗浄容器は、底面に突部が設けられ、前記プローブは、前記突部に向かって洗浄液を吐出することを特徴とするプローブの洗浄機構。
  2. 前記突部は、球面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブの洗浄機構。
  3. 前記突部は、円錐、非球面の湾曲面、半円筒或いは回転楕円体の半割体のいずれか一つによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブの洗浄機構。
  4. 前記プローブは、洗浄液の吐出軸が前記突部の中心を通る鉛直軸に対して変位していることを特徴とする請求項1に記載のプローブの洗浄機構。
  5. 前記洗浄容器は、底面に洗浄液の排出口が設けられ、底面が排出口に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のプローブの洗浄機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010194458A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toyota Motor Corp 洗浄機のノズル狙い位置調整装置およびその方法
CN112587742A (zh) * 2020-10-29 2021-04-02 王丹 一种阴道清洗设备

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