JP2005270597A - マグネットボタン - Google Patents

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Kenichi Iida
憲一 飯田
Satoru Yoshinari
哲 吉成
Kenichi Hatazawa
賢一 畑沢
Yasuhiro Nakajima
康博 中島
Masaki Kawamichi
昌樹 川道
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WORLD WORK KK
Hokkaido Prefecture
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WORLD WORK KK
Hokkaido Prefecture
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Abstract

【課題】マグネットボタンの着脱を繰り返し行っても、マグネットボタン係止部の布地の破れや糸切れがないマグネットボタンを提供することを目的とする。
【解決手段】リング形状の永久磁石1と、該永久磁石1を保持可能な有底筒形状の金属からなるマグネットホルダー2とを備えたマグネットボタンにおいて、前記マグネットホルダー2の底面に凹部3を形成すると共に、該凹部3に円盤形状の裏留め用力ボタン4が線接触するように配設し、マグネットホルダー凹部3壁面と力ボタン4角部で布地6を挟持するように、マグネットボタン12を糸7で布地6に取り付けるものである。
【選択図】 図3

Description

発明の詳細な説明
本発明は衣類の合わせ目などを留めるために用いる留め具及びその製造方法に関するものである。
従来の一般的なボタンは、衣類の合わせ目などにおいて、樹脂や金属などの円盤状のボタンを糸で係止し、該ボタンを合わせ目の他方に設けたボタンホールに潜らせることによって留めるものである。しかし、手の不自由な障害者や高齢者、幼児などが上記のようなボタンの着脱を行うのは非常に困難であった。
このような不都合を低減するために永久磁石を利用したマグネットボタンがある。(例えば、特許文献1参照。)以下、図5〜図7により従来のマグネットボタンについて説明する。このマグネットボタン12は、有底筒形状の金属からなるマグネットホルダー2にリング形状の永久磁石1を装着したもので、衣類の合わせ目に相反する磁性(N極とS極)の永久磁石を備えた一対のマグネットボタン12が糸7で係止され、この一対のボタンが引き合う力により衣類の合わせ目を留めるものである。そのため、マグネットボタン12を引き離す際に、マグネットボタン12係止部の布地6に掛かる力は、上述の一般的なボタンに比べ大きく、係止部の布地6が破れるなどの不都合が生じていた。その対策としては、ボタン係止部の布地6を保護することを目的に、一般的なボタンに使用されている力ボタン4を布地6の裏に配設し、マグネットホルダー2と力ボタン4で布地6を挟持するように、糸7で布地6に取付ける方法がある。しかし、一対のマグネットボタン12を引き離す際には略鉛直方向の力10以外に略水平方向の力11が生ずる。そのため、布地6とマグネットホルダー2または力ボタン4との間8にすべりが生じ、布地6が破れたり、糸7切れなどが起こることがあった。
実開昭53−110001
マグネットボタンは一般的なボタンに比べ、着脱が簡易で確実に行えるなどの効果はあるものの、マグネットボタン係止部の布地が破れたり、糸切れなどの不都合が生じるため、普及しなかった。
本発明は、以上のような従来のマグネットボタンにおける課題を解決し、マグネットボタンの着脱を繰り返し行っても、係止部の布地破れや糸切れがない、マグネットボタンを提供することを目的とする。
この課題を解決するための本発明の手段として請求項1記載の発明は、リング形状の永久磁石と、該永久磁石を保持可能な有底筒形状の金属からなるマグネットホルダーとを備えたマグネットボタンにおいて、前記マグネットホルダーの底面に凹部を形成すると共に、該凹部に円盤形状の裏留め用力ボタンが線接触するように配設したことを特徴とするマグネットボタンである。
以下に上述の手段に対する作用について説明する。請求項1に記載のマグネットボタンによれば、衣類の合わせ目に相反する磁性(N極とS極)の永久磁石を備えた一対のマグネットボタンが糸で係止され、この一方のボタンを他方に近づけるだけで両者が結合する方向に永久磁石の引き付ける力が働き、簡単に衣類の合わせ目を留めることができる。さらに、マグネットホルダー底面の凹部に、円盤形状の力ボタンが線接触するように配設し、マグネットホルダー凹部壁面と力ボタン角部で布地を挟持するように、マグネットボタンを糸で布地に取り付ける。このように、布地とマグネットホルダー、力ボタンが一体化される構造により、一対のマグネットボタンを引き離す際に略鉛直方向の力あるいは略水平方向の力が生じても、布地や糸に掛かる力が局所に集中することはないため、布地の破れや糸切れを防止できる。
図1〜図4、図7に発明の実施について一形態を示す。図1は本発明のマグネットボタンの平面図で、図2は図1のマグネットボタンを示すX−X断面図で、図3は図1のマグネットボタンと力ボタンを布地に取り付けた時の断面図で、図4は一対のマグネットボタンを引き離す際の断面図で、図7はマグネットボタンを衣類に取り付けた時の平面図である。
当該マグネットボタンは図1、図2に示すように有底筒形状の金属からなるマグネットホルダー2にリング形状の永久磁石1を装着したものである。マグネットホルダー2は、図1、図2に示すように、底面に凹部3を形成すると共に、該凹部3にボタン固定用の貫通針穴9を設けものである。なお、図1では貫通針穴9が4個の場合を示してあるが、2個やそれ以外でも良い。図3に示すように当該マグネットボタン12(マグネットホルダー2に永久磁石1を装着したもの)は、ボタン取付部の布地6を保護することを目的に裏留め用力ボタン4とともに用いる。具体的には、マグネットホルダー2底面の凹部3に、円盤形状の力ボタン4が線接触5するように配設し、マグネットホルダー凹部3壁面と力ボタン4角部で布地6を挟持するように、マグネットボタン12を糸7で布地6に取り付ける。図4に示すように、布地6とマグネットホルダー2、力ボタン4が一体化される構造により、一対のマグネットボタン12を引き離す際に略鉛直方向の力10あるいは略水平方向の力11が生じても、布地や糸に掛かる力が局所に集中することはないため、布地6の破れや糸7切れを防止できる。
このようなマグネットボタンは、図7に示すように、衣類の合わせ目に用いられる。具体的には、相反する磁性(N極とS極)の永久磁石を備えた一対のマグネットボタン12が布地6に糸7で係止され、この一方のボタンを他方に近づけるだけで両者が結合する方向に永久磁石の引き付ける力が働き、簡単に衣類の合わせ目を留めることができる。
以上、実施の一形態を紹介したが、本発明に係わるマグネットボタンの実施はこれに限るものではない。例えば、布地6の破れ保護のために用いた力ボタン4の代わりに、インベル芯やフェルト裏地などによる補強材料を布地6に用いることも可能である。
発明の効果
請求項1記載のマグネットボタンによれば、永久磁石を備えた一対のボタンが衣類の合わせ目を留めることから、従来の一般的なボタンに比べ簡単に着脱可能となり、手の不自由な障害者や高齢者、幼児なども自分で着脱可能となる。また、マグネットホルダー凹部壁面と力ボタン角部で布地を挟持するように、マグネットボタンを糸で布地に取り付けることにより、マグネットボタンを繰り返し着脱しても、布地の破れや糸切れが起こりにくい。さらに、当該マグネットボタンは意匠の面でも違和感がなく、従来の一般的なボタンを代替することができる。
本発明のマグネットボタンの平面図である。 図1のマグネットボタンを示すX−X断面図である。 図1のマグネットボタンと力ボタンを布地に取り付けた時の断面図である。 一対の図1のマグネットボタンを引き離す際の断面図である。 従来のマグネットボタンと力ボタンを衣類に取り付けた時の断面図である。 一対の従来のマグネットボタンを引き離す際の断面図である。 マグネットボタンを衣類に取り付けた時の平面図である。
符号の説明
1 永久磁石
2 マグネットホルダー
3 凹部
4 力ボタン
5 線接触
6 布地
7 糸
8 マグネットボタン
9 貫通針穴
10 略鉛直方向の力
11 略水平方向の力
12 マグネットボタン

Claims (1)

  1. リング形状の永久磁石と、該永久磁石を保持可能な有底筒形状の金属からなるマグネットホルダーとを備えたマグネットボタンにおいて、前記マグネットホルダーの底面に凹部を形成すると共に、該凹部に円盤形状の裏留め用力ボタンが線接触するように配設したことを特徴とするマグネットボタン。
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