JP2005269541A - 通信端末および通信中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 着信への応答に先立って着信者が発信者の状況を直感的に把握することができる仕組みを提供する。
【解決手段】 記憶部15は、着信音を表す楽曲データDを記憶する。制御部11は、発信側の移動通信端末10aへの入力に応じたパラメータ指定データを取得する一方、この移動通信端末10aからの着信が発生すると、記憶部15に記憶された楽曲データDが表す着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の着信音を放音装置172から出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機などの通信端末に対する着信を利用者に報知する技術に関する。
他の通信端末からの着信を着信音の出力やバイブレータ(振動子)の振動などによって利用者に報知する通信端末が広く普及している。さらに、例えば特許文献1には、通信端末の利用者ごとに別個の着信音を出力する構成が開示されている。この構成によれば、着信を受けた通信端末の利用者(以下「着信者」という)は、発信してきた利用者(以下「発信者」という)が誰であるのかを着信音に応じて事前に推定することができる。
特開2004−64550号公報(段落0025)
ところで、利用者が電話を掛けるときの状況は様々である。例えば、それほど緊急性が高くない会話のために電話を掛ける場合もあれば、緊急性が高い連絡のために電話を掛ける場合もある。しかしながら、特許文献1に開示された構成を含む従来の技術のもとでは利用者ごとに着信音が割り当てられているに過ぎないから、同じ発信者からの着信に際しては常に同じ着信音が出力される。したがって、着信者は実際に電話に応答しなければ発信者の状況を知ることができない。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、着信への応答に先立って着信者が発信者の状況を直感的に把握することができる仕組みを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る通信端末の第1の特徴は、他の通信端末からの着信に着目すると、着信音を表す音データを記憶する記憶手段と、他の通信端末への入力に応じたパラメータ指定データを取得する取得手段と、当該他の通信端末からの着信が発生すると、記憶手段に記憶された音データが表す着信音のパラメータを取得手段により取得されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の着信音を放音装置から出力する制御手段とを具備することにある。また、他の通信端末への発信に着目すると、本発明に係る通信端末は、利用者による入力を受け付ける入力手段と、入力手段への入力に応じたパラメータ指定データを生成する生成手段と、着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて変更して当該変更後の着信音を出力する通信端末に対し、生成手段により生成されたパラメータ指定データを送信する送信手段とを具備する。
本発明によれば、放音装置から出力される着信音のパラメータが他の通信端末(発信側の通信端末)への入力に応じて変更されるから、着信者は着信音を聴くことによって発信者の状況を推定することができる。例えば、着信音のテンポを速めたり、着信音のピッチを上昇させたり、着信音の音量を増加させたりすることによって、発信者が緊急の状況にあることを直感的に着信者に把握させることができる。したがって、例えば、発信者が緊急の連絡のために電話を掛けているにも拘わらず着信者が応答しないといった場合を減らすことができる。
本発明の具体的な態様において、取得手段は、他の通信端末に入力された番号を受信する受信手段と、受信手段により受信された番号に対応するパラメータ指定データを生成する生成手段とを有する。この構成によれば、番号からパラメータ指定データを生成するときの規則(アルゴリズム)を通信端末ごとに別個に選定することが可能となる。
さらに他の態様において、取得手段は、他の通信端末に入力された番号を受信して当該番号に対応するパラメータ指定データを生成する通信中継装置から当該パラメータ指定データを受信する受信手段を有する。この態様によれば、番号に対応するパラメータ指定データを生成する仕組みを通信端末ごとに別個に設ける必要がないという利点がある。この通信中継装置は、利用者により入力された番号を送信する発信側の通信端末と、当該発信側の通信端末からの着信が発生すると着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて変更して当該変更後の着信音を出力する着信側の通信端末との通信を中継する装置であって、発信側の通信端末から番号を受信する受信手段と、受信手段により受信された番号に対応するパラメータ指定データを生成する生成手段と、生成手段により生成されたパラメータ指定データを着信側の通信端末に送信する送信手段とを具備する。
また、本発明に係る通信端末の第2の特徴は、着信音を表す音データを記憶する記憶手段と、他の通信端末からの着信の履歴を記憶する履歴記憶手段と、履歴記憶手段に記憶された他の通信端末からの着信の履歴に応じたパラメータ指定データを生成する生成手段と、当該他の通信端末からの着信が発生すると、記憶手段に記憶された音データが表す着信音のパラメータを生成手段により生成されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の着信音を放音装置から出力する制御手段とを具備することにある。
この構成によれば、他の通信端末からの着信の履歴に応じて生成されたパラメータ指定データに基づいて着信音のパラメータが変更されるから、着信者は着信音を聴くことによって発信者の状況を推定することができる。例えば、短い期間内に何度も着信があった場合と単に1回だけ着信があった場合とで発信者の緊急度は相違すると考えられるところ、本発明においては各々の場合において着信音のパラメータが相違するから、着信者は発信者の緊急度を推定することができる。
この発明の具体的な態様において、生成手段は、履歴記憶手段に記憶された他の通信端末からの着信の履歴が所定の条件を満たすか否かを判定し、この判定結果が肯定的である場合と否定的である場合とで異なるパラメータ指定データを生成する。所定の条件とは、例えば単位時間における他の通信端末からの着信の回数が所定の回数を超えることである。さらに他の態様において、生成手段は、履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて単位時間における他の通信端末からの着信の回数を特定し、この特定された回数に応じたパラメータ指定データを生成する。この態様によっても、着信者は着信音を聴くことによって発信者の状況を推定することができる。
上述した第1および第2の特徴は、着信音の出力のほか、バイブレータの振動や着信画像の表示などによって着信を報知する構成にも採用され得る。例えば、バイブレータの振動により着信を報知する構成に第1の特徴を適用した通信端末は、着信時におけるバイブレータの振動パターンを表すパターンデータを記憶する記憶手段と、他の通信端末への入力に応じたパラメータ指定データを取得する取得手段と、当該他の通信端末からの着信が発生すると、記憶手段に記憶されたパターンデータが表す振動パターンのパラメータを取得手段により取得されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の振動パターンにてバイブレータを振動させる制御手段とを具備する。また、着信画像の表示により着信を報知する構成に第1の特徴を適用した通信端末は、着信時に表示される着信画像を表す画像データを記憶する記憶手段と、他の通信端末への入力に応じたパラメータ指定データを取得する取得手段と、当該他の通信端末からの着信が発生すると、記憶手段に記憶された画像データが表す着信画像を表示するときのパラメータを取得手段により取得されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後のパラメータにて着信画像を表示装置に表示させる制御手段とを具備する。これらの構成によっても、本発明の第1の特徴について上述したのと同様の効果が得られる。
また、バイブレータの振動により着信を報知する構成に第2の特徴を適用した通信端末は、着信時におけるバイブレータの振動パターンを表すパターンデータを記憶する記憶手段と、他の通信端末からの着信の履歴を記憶する履歴記憶手段と、履歴記憶手段に記憶された他の通信端末からの着信の履歴に応じたパラメータ指定データを生成する生成手段と、当該他の通信端末からの着信が発生すると、記憶手段に記憶されたパターンデータが表す振動パターンのパラメータを生成手段により生成されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の振動パターンにてバイブレータを振動させる制御手段とを具備する。また、着信画像の表示により着信を報知する構成に第2の特徴を適用した通信端末は、着信時に表示される着信画像を表す画像データを記憶する記憶手段と、他の通信端末からの着信の履歴を記憶する履歴記憶手段と、履歴記憶手段に記憶された他の通信端末からの着信の履歴に応じたパラメータ指定データを生成する生成手段と、当該他の通信端末からの着信が発生すると、記憶手段に記憶された画像データが表す着信画像を表示するときのパラメータを前期生成手段により生成されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後のパラメータにて着信画像を表示装置に表示させる制御手段とを具備する。これらの構成によっても、本発明の第2の特徴について上述したのと同様の効果が得られる。
さらに、本発明は、上記第1または第2の特徴を有する通信端末の各手段をコンピュータに実現させるためのプログラムとしても特定される。この種のプログラムは、可搬型の記録媒体に格納された形態にて提供されてコンピュータにインストールされるほか、ネットワークを介した配信の形態にてサーバ装置から提供されてコンピュータにインストールされ得る。
以上に説明したように、本発明によれば、着信への応答に先立って着信者が発信者の状況を直感的に把握することができる。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、この通信システムは、移動通信網20と複数の移動通信端末10とを有する。移動通信網20は、移動通信端末10に対して音声通信サービスを提供するためのネットワークであり、複数の交換機と、各々が無線エリアを形成する複数の無線基地局とを含んでいる(何れも図示略)。一方、各移動通信端末10は、移動通信網20の無線基地局と無線にて通信する端末であり、例えば携帯電話機やPHS(登録商標)である。なお、図1においてはひとつの移動通信端末10の構成のみが詳細に図示されているが、他の移動通信端末10も同様の構成を有する。
移動通信端末10の制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、プログラムに従って演算処理や各部の制御を実行することによって種々の機能を実現する。操作部12は、複数の操作子を備え、利用者によって操作された操作子を識別するための信号を制御部11に出力する。表示装置13は、液晶表示パネルなどの表示デバイスを備え、制御部11による制御のもとに各種の画像を表示する。また、バイブレータ14は、移動通信端末10の筐体を振動させることにより利用者に着信を報知する手段である。
記憶部15は、制御部11によって実行されるプログラムを記憶するROM151と、制御部11によって作業領域として使用されるRAM152とを有する。ROM151には、移動通信端末10の各部の動作を管理するためのOSのほか、他の移動通信端末10からの着信が発生したときに着信音を放音するための着信処理プログラムP1が記憶されている。さらに、記憶部15は不揮発性メモリ153を有する。この不揮発性メモリ153は、各種のデータを書き換え可能に記憶するEEPROM(Electrically Erasable and Programable Read Only Memory)などのメモリである。不揮発性メモリ153には、着信音として再生される楽曲(いわゆる着信メロディ)を表す楽曲データDが記憶されている。この楽曲データDは、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に準拠したデータであり、楽音の発生や消去を指定するイベントデータと各イベントデータの出力タイミングを指定するタイムスタンプデータとからなる複数の組がシーケンシャルに配列されたデータである。楽曲データDは、移動通信網20を経由してダウンロードされたものであってもよいし、移動通信端末10の製造時に予め用意されたものであってもよい。
通信部16は、アンテナ161を備え、移動通信網20の無線基地局との間で無線による通信を行なう。すなわち、通信部16は、無線基地局から受信した信号を復調して制御部11に出力する一方、制御部11から供給される信号を復調して無線基地局に送信する。音入力部171は、他の移動通信端末10との音声通信に際して利用者が音声を入力するための手段であり、周囲の音に応じた電気信号を出力するマイクロホンと、この電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを含んでいる。一方、放音装置172は、音声や楽音といった種々の音を表す信号(以下「音信号」という)に基づいて放音する手段であり、例えばスピーカやイヤホンである。音処理部18は、制御部11による制御のもとに音信号を生成して放音装置172に出力する。すなわち、音処理部18は、他の移動通信端末10から受信したデジタルの音信号(例えば発信者から発せられた音声を表す音信号)をアナログに変換したうえで放音装置172に出力するD/A変換器を有する。さらに、音処理部18は、楽曲データDに含まれるイベントデータに基づいて音信号を生成する音源181を有する。音処理部18は、図示しないクロック発生器から供給されるクロック(以下「MIDIクロック」という)を計数する一方、楽曲データDのタイムスタンプデータが表す数値と当該計数値とが一致したタイミングにてイベントデータを音源181に出力する。このイベントデータに基づいて音源181が生成した音信号は、D/A変換器によってアナログの音信号に変換されたうえで放音装置172に出力される。こうして放音装置172から放音される着信音を聴くことにより、利用者は自身の所有する移動通信端末10に対して他の移動通信端末10からの着信があったことを認識する。
本実施形態においては、発信側の移動通信端末10の利用者が、着信側の移動通信端末10にて出力される着信音のパラメータ(音楽的な特徴量)を変更できるようになっている。さらに詳述すると、まず、他の移動通信端末10に発信しようとする利用者(発信者)は、操作部12を適宜に操作することによって任意の番号(以下「指示番号」という)を入力する。この指示番号を移動通信網20から通信部16によって受信すると、着信側の移動通信端末10の制御部11は、この指示番号に応じたパラメータを表すデータ(以下「パラメータ指定データ」という)を生成して音処理部18に出力する。そして、音処理部18は、楽曲データDが表す着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて変更したうえで放音装置172から出力させるのである。本実施形態においては、着信音に関する種々のパラメータのうちテンポが指示番号に応じて変更される場合を想定する。一方、発信側の移動通信端末10に指示番号が入力されていない場合、着信側の移動通信端末10においては楽曲データDが表す着信音がそのまま(すなわちパラメータが初期値とされたまま)放音装置172から出力される。
発信側の移動通信端末10から受信した指示番号からパラメータ指定データを生成するために、不揮発性メモリ153にはパラメータテーブルTBL1が記憶されている。図2に示されるように、このパラメータテーブルTBL1は、発信側の移動通信端末10にて入力され得る指示番号と、着信音のパラメータ(ここではテンポ)とが対応付けられたテーブルである。着信を受けた移動通信端末10の制御部11は、発信側の移動通信端末10から受信した指示番号に対応付けられたテンポをパラメータテーブルTBL1から読み出し、このテンポを表すパラメータ指定データを生成する。すなわち、図2の例においては、発信側の移動通信端末10から受信した指示番号が「1」であれば、着信側の移動通信端末10の制御部11はテンポ「60」を表すパラメータ指定データを生成する。パラメータテーブルTBL1の内容は、利用者が操作部12に与えた操作に応じて適宜に変更される。
次に、本実施形態の動作を説明する。なお、各移動通信端末10は他の移動通信端末10に発呼(発信)する機能と他の移動通信端末10からの着信を受ける機能とを兼ね備えているが、以下では説明の便宜のために、図1に示される移動通信端末10aから移動通信端末10bに対して発呼する場合を想定する。もっとも、発信側と着信側とを特に区別する必要がない場合には単に「移動通信端末10」と表記する。
まず、移動通信端末10bに電話を掛けようとする利用者は、自身の移動通信端末10aの操作部12を適宜に操作することにより、移動通信端末10bの電話番号を指定する。さらに、移動通信端末10bにおける着信音のパラメータを指定する場合、利用者は、電話番号に続けて任意の指定番号を入力する。この後に発信を指示する操作が実行されると、移動通信端末10aの制御部11は、発信データを通信部16から移動通信網20に送信する。この発信データは、移動通信端末10bとの回線接続を要求するためのデータであり、自端末10aの電話番号と着信先となる移動通信端末10bの電話番号とを含んでいる。さらに、利用者によって指示番号が入力された場合には、この指示番号も発信データに含められる。
一方、移動通信網20から通信部16を介して発信データを受信すると、着信側の移動通信端末10bの制御部11は、発信データに含まれる発信側の電話番号を表示装置13に表示させるとともにバイブレータ14を振動させたうえで、ROM151に記憶された着信処理プログラムP1にしたがって図3の処理を実行する。すなわち、まず、制御部11は、受信した発信データに指示番号が含まれているか否かを判定する(ステップSa1)。ここで指示番号が含まれていると判定した場合、制御部11は、不揮発性メモリ153に記憶されたパラメータテーブルTBL1を参照することにより、この指示番号に対応したパラメータを表すパラメータ指定データを生成して音処理部18に出力する(ステップSa2)。これに対し、発信データに指示番号が含まれていない場合、制御部11は、ステップSa2を経ることなく処理をステップSa3に移行する。
続くステップSa3において、制御部11は、着信音として指定された楽曲の楽曲データDを不揮発性メモリ153から読み出して順次に放音装置172に出力する。一方、音処理部18は、パラメータ指定データが供給されると、このパラメータ指定データにより指定されるテンポにて着信音が再生されるように楽曲データDを処理する。着信音のテンポを変更する方法は任意である。例えば、MIDIクロックの周期をパラメータ指定データに応じて適宜に変化させることによって各イベントデータの時間的な間隔が変化し、この結果としてパラメータ指定データに応じたテンポにて着信音が出力される。また、パラメータ指定データが音処理部18に供給されない場合(すなわち発信側にてパラメータが指定されなかった場合)、楽曲データDにより表される着信音がテンポを変更されることなく(すなわち初期値として定められたテンポにて)放音装置172から放音される。移動通信端末10bの利用者は、こうして出力された着信音を聴くことによって自身への着信を認識する。
次に、制御部11は、着信に応答するための操作が利用者によって実行されるまで楽曲データDの出力を繰り返す(ステップSa4)。一方、この操作が操作部12に与えられると、制御部11は、音処理部18に対して着信音の停止を指示するとともに(ステップSa5)、発信側の移動通信端末10との間に確立された通信回線を介して通話音声の音信号を授受する通話処理を実行する(ステップSa6)。
このように、本実施形態においては、着信音のパラメータが発信側の移動通信端末10aへの入力に応じて選定されるから、着信者は、これに対する応答に先立って発信者の状況を推定することができる。例えば、緊急性の高い連絡を行なうための発信に際しては着信音を速いテンポとし、それほど緊急性が高くない発信に際しては着信音を遅いテンポとすれば、着信者は発信側の緊急度を直感的に把握することができる。
さらに、本実施形態においては、発信側の移動通信端末10aに入力された指示番号がパラメータ指定データに変換されるから、着信音のパラメータそのものを発信者が認識する必要はない。したがって、発信側の移動通信端末10aに着信音のパラメータを直接に入力する構成と比較して発信者の負担が軽減される。もっとも、発信側の移動通信端末10aに着信音のパラメータそのものが入力され、そのパラメータを表すパラメータ指定データが発信データに含められる構成としてもよい。
<B:第2実施形態>
上記第1実施形態においては、指示番号からパラメータ指定データへの変換が着信側の移動通信端末10bにて実行される構成を例示した。これに対し、本実施形態においては、この変換が移動通信網20にて実行されるようになっている。なお、本実施形態を構成する要素のうち上記第1実施形態と同様の作用を営む部分については共通の符号を付してその説明を適宜に省略する。
図4は、本実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施形態における移動通信網20は、各移動通信端末10同士の通信を中継する通信中継装置30(センタ)を有する。この通信中継装置30は、装置の各部を制御するための制御部31と、移動通信網20の交換機と通信を行なう通信部32と、各種のデータを記憶する記憶部33とを有する。このうち記憶部33には、ある移動通信端末10から他の移動通信端末10への発信(発呼)が発生したときに実行される着信処理プログラムP2と、パラメータ指定データを生成するためのパラメータテーブルTBL1とが記憶されている。このパラメータテーブルTBL1は、図2に示したように、発信データに含められる指示番号と着信音のパラメータとが対応付けられたテーブルである。一方、各移動通信端末10の記憶部15にはパラメータテーブルTBL1が記憶されていない。
この構成のもと、通信中継装置30の制御部31は、発信側の移動通信端末10aから移動通信網20および通信部32を介して発信データを受信すると着信処理プログラムP2を実行する。すなわち、図5に示されるように、制御部31はまず、発信データに指示番号が含まれているか否かを判定する(ステップSb1)。ここで指示番号が含まれていると判定した場合、制御部31は、記憶部33に記憶されたパラメータテーブルTBL1に基づいて当該指示番号に対応したパラメータを特定し、このパラメータを表すパラメータ指定データを生成する(ステップSb2)。そして、制御部31は、発信データに含められていた指示番号をここで生成したパラメータ指定データに変更し、この変更後の発信データを通信部32から着信側の移動通信端末10bに送信する(ステップSb3)。これに対し、発信データに指示番号が含まれていない場合、制御部31は、移動通信端末10aから受信した発信データをそのままの内容にて通信部32から移動通信端末10bに送信する(ステップSb4)。この場合、発信データはパラメータ指定データを含まない。
一方、移動通信網20から発信データを受信すると、移動通信端末10bの制御部11は、この発信データに含まれるパラメータ指定データを音処理部18に出力するとともに楽曲データDを記憶部15から読み出して音処理部18に出力する。この結果、上記第1実施形態と同様に、パラメータ指定データに応じたテンポの着信音が放音装置172から放音されることになる。一方、発信データにパラメータ指定データが含まれていない場合、テンポが初期値とされた着信音が放音装置172から出力される。
このように、本実施形態においても着信音のパラメータが発信側の移動通信端末10aへの入力に応じて選定されるから、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。加えて、本実施形態においては、パラメータテーブルTBL1が通信中継装置30によって保持されているから、各移動通信端末10にパラメータテーブルTBL1を保持させる必要がなく、しかも指示番号からパラメータ指定データを生成するときの制御部11の処理負荷が軽減されるという利点がある。
<C:第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記実施形態においては、発信側の移動通信端末10aへの入力に応じて着信音のパラメータが制御される構成を例示した。これに対し、本実施形態においては、他の移動通信端末10からの着信の履歴に基づいて着信音のパラメータが制御されるようになっている。なお、本実施形態を構成する要素のうち上記第1実施形態と同様の作用を営む部分については共通の符号を付してその説明を適宜に省略する。
本実施形態における移動通信端末10の記憶部15には、他の移動通信端末10からの着信の履歴を示す着信履歴テーブルTBL2が記憶されている。この着信履歴テーブルTBL2は、図6に示されるように、他の移動通信端末10からの着信のたびに制御部11によって生成される複数のレコードを有する。各レコードは、その着信が発生した時刻(より厳密には発信データを受信した時刻)と、発信してきた移動通信端末10の電話番号と、その着信に対して応答したか否かを示すフラグ(以下「応答フラグ」という)とを含んでいる。
この構成のもと、移動通信端末10bの制御部11は、発信側の移動通信端末10aから移動通信網20および通信部16を介して発信データを受信すると着信処理プログラムを実行する。すなわち、図7に示されるように、制御部11はまず、現在から所定の時間(以下「単位時間」という)だけ過去に遡った期間における移動通信端末10aからの未応答着信(着信者が応答しなかった着信)の回数を特定する(ステップSc1)。さらに詳述すると、制御部11は、第1に、着信履歴テーブルTBL2に含まれる各レコードの着信時刻を参照することにより、時計(図示略)が示す現在の時刻から単位時間だけ過去の時点までにおける移動通信端末10aからの着信に対応したレコードを検索する。第2に、制御部11は、ここで検索したレコードのうち、応答フラグが「未応答」を示しているレコードを検索し、ここで検索されたレコードの個数を単位時間における未応答着信の回数として特定するのである。
次いで、制御部11は、ステップSc1にて特定した未応答着信の回数が予め定められたしきい値(例えば「3回」)を超えるか否かを判定する(ステップSc2)。ここでしきい値を超えると判定した場合、制御部11は、楽曲データDにて想定されているテンポの初期値よりも速いテンポ(例えば「120」)を指定するパラメータ指定データを生成して音処理部18に出力し(ステップSc3)、その後に楽曲データDを音処理部18に出力する。この場合には、テンポが初期値よりも速められた着信音が放音装置172から出力される。一方、未応答着信の回数がしきい値以下であると判定した場合、制御部11は、パラメータ指定データを出力することなく楽曲データDを音処理部18に出力する。この場合には、テンポが初期値に維持された着信音が放音装置172から出力される。ステップSc4からステップSc7までの処理は図3に示したステップSa3からステップSa6までの処理と同様である。
緊急性の高い連絡のために発信したにも拘わらず応答がない場合には、発信者がその直後に続けて発信を繰り返す場合が多いと考えられる。このような傾向に照らし、本実施形態においては、単位時間内の未応答着信の回数に応じて着信音のパラメータが制御されるから、着信者は着信音を聴くことによって発信者の緊急度を直感的に推測することができる。また、本実施形態においては、移動通信端末10aからの着信の履歴に基づいて着信音のパラメータが変化させられるようになっているから、上記各実施形態のように着信音のパラメータを指定するための発信者の動作を不要とすることができる。
<D:変形例>
上記各実施形態に対しては種々の変形が加えられ得る。具体的な変形の態様を例示すれば以下の通りである。なお、上記各実施形態や以下の各変形例を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上記各実施形態においては着信音のテンポが変更される構成を例示したが、これ以外のパラメータを変更する構成も採用され得る。例えば、着信音の音量やピッチ(音程)、リズムパターンなど楽音を特徴づける種々のパラメータが変更される構成としてもよい。さらに、上記実施形態においては楽曲が着信音とされた構成を例示したが、着信音が楽曲である必要は必ずしもない。例えば、所定の時間間隔にて出力される特定の音程の楽音(ビープ音)を着信音としてもよいし、予め記録された音声(例えば人間や動物の肉声)を着信音としてもよい。また、楽音の波形を表すWAVEデータなどの波形データ(すなわち楽音をサンプリングしたデータ)によって表される着信音を出力する構成も採用され得る。
(2)上記各実施形態においては、着信音を表す楽曲データDが各移動通信端末10に予め記憶された構成を例示したが、発信が発生するたびに楽曲データDが着信側の移動通信端末10に送信される構成としてもよい。すなわち、移動通信網20に接続された通信装置(例えば上記第2実施形態における通信中継装置30)に楽曲データDを記憶しておき、この通信装置が、発信側の移動通信端末10から受信した発信データに楽曲データDを付加して着信側の移動通信端末10に送信する構成としてもよい。このように、本発明における記憶手段とは、着信音を表すデータを記憶する手段であれば足り、そのデータの取得先や取得時期の如何は不問である。また、発信側となる移動通信端末10ごとに異なる着信音を対応づけておき、発信データを送信してきた移動通信端末10ごとに異なる着信音を再生する構成としてもよい。
(3)上記第1および第2実施形態においては、着信側の移動通信端末10および通信中継装置30においてパラメータ指定データが生成される構成を例示したが、発信側の移動通信端末10にてパラメータ指定データが生成される構成も採用される。この構成においては、発信側の移動通信端末10の制御部11が、利用者によって入力された指示番号に対応するパラメータ指定データをパラメータテーブルTBL1に基づいて生成し、このパラメータ指定データを含む発信データを通信部16から送信することになる。また、パラメータテーブルTBL1が通信中継装置30から移動通信端末10に送信され、このパラメータテーブルTBL1に基づいて発信側の移動通信端末10がパラメータ指定データを生成する構成としてもよい。あるいは、発信側の移動通信端末10に入力された指示番号そのものが着信音のパラメータとされてパラメータ指定データが生成される構成も採用され得る。このように、本発明における取得手段とは、パラメータ指定データを取得する手段であれば足り、その取得先や取得方法、あるいはパラメータ指定データが生成される過程の如何は不問である。
(4)上記各実施形態においては音声通信の着信に注目したが、これ以外の着信が発生したときの着信音にも本発明は同様に適用される。例えば、ある移動通信端末10から送信された電子メールを受信したときの着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて調整してもよい。このように、本発明における着信音とは、他の通信端末から送信されたデータの受信を利用者に報知するための音であれば足り、そのデータの内容や通信の目的の如何は不問である。また、上記各実施形態においては移動通信端末10間の通信を例示したが、公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)に接続された電話機(いわゆる固定電話)やインターネットに接続されたパーソナルコンピュータなど、移動通信端末10以外の通信端末と移動通信端末10との間の通信、またはこれらの通信端末同士の通信にも本発明は同様に適用される。
(5)上記第1および第2実施形態においては、パラメータテーブルTBL1に基づいて指示番号からパラメータ指定データを生成する構成を例示したが、指示番号に対応したパラメータを特定するための構成はこれに限られない。例えば、所定の演算式に指示番号を代入することによって着信音のパラメータを特定し、このパラメータを表すパラメータ指定データを生成する構成も採用され得る。
(6)上記第3実施形態においては単位時間における着信の回数がしきい値を超えるか否かに応じて異なるパラメータ指定データが生成される構成を例示したが、パラメータ指定データの内容を規定するための条件はこれに限られない。例えば、ある移動通信端末10から発生した着信の時間間隔としきい値との比較結果に応じて異なるパラメータ指定データが生成される構成としてもよい。着信(特に未応答着信)の時間間隔が短いほど発信者における緊急度が高い場合が多いから、例えば着信の時間間隔がしきい値を下回る場合の着信音を、しきい値を上回る場合の着信音よりも速いテンポにて再生する構成が好適に採用され得る。また、上記第3実施形態においては着信の回数としきい値との比較結果に応じたパラメータ指定データが生成される構成を例示したが、着信の回数に応じたパラメータ指定データが生成される構成も採用され得る。例えば、単位時間における着信の回数が「1回」である場合と「2回」である場合と「3回」である場合とで異なるパラメータを示すパラメータ指定データが生成されるといった具合である。この場合、単位時間における着信の回数とパラメータとが対応付けられたテーブルに基づいてパラメータ指定データが生成される構成としてもよいし、単位時間における着信の回数を所定の演算式に代入することによってパラメータを特定したうえでパラメータ指定データが生成される構成としてもよい。
(7)利用者に着信を報知するための手段は着信音の出力に限られない。例えば、上記第1実施形態に示したようにバイブレータ14により移動通信端末10の筐体を振動させてもよいし、発信側の移動通信端末10の電話番号などを含む画像(以下「着信画像」という)を表示装置13に表示させてもよい。バイブレータ14による振動や着信画像の表示などによる報知が実行される構成にも本発明は適用され得る。これらの具体的な態様を上記第1実施形態に即して詳述すると以下の通りである。
(7−1)第1の態様(バイブレータ14の振動により着信を報知する構成)
本態様においては、バイブレータ14の振動パターンを表すパターンデータが記憶部15に記憶される。このパターンデータは、例えば、バイブレータ14を間欠的に振動させるときの当該振動の時間間隔や、振動の周波数または振幅などを示すデータである。制御部11は、このパターンデータに基づいてバイブレータ14を振動させる。一方、本態様におけるパラメータテーブルTBL1は、指示番号に対して振動パターンのパラメータ(すなわち振動の時間間隔や振動の周波数または振幅)を対応づけるテーブルである。例えば、指示番号が大きいほど、振動の時間間隔が短く、振動の周波数が高く、あるいは振動の振幅が大きくなるように、パラメータテーブルTBL1の内容が定められる。この構成のもと、着信側の移動通信端末10の制御部11は、発信データに含まれる指示番号に対応するパラメータをパラメータテーブルTBL1に基づいて特定し、この特定したパラメータを示すパラメータ指定データを生成する。そして、制御部11は、振動パターンのパラメータがパラメータ指定データによって指定されるパラメータとなるようにバイブレータ14を駆動する。
(7−2)第2の態様(着信画像により着信を報知する構成)
本態様においては、着信画像を表す画像データが記憶部15に記憶される。一方、本態様におけるパラメータテーブルTBL1は、指示番号に対して着信画像のパラメータを対応づけるテーブルである。このパラメータとしては、例えば、着信画像の解像度や明度またはコントラストがある。あるいは、着信画像が複数の静止画像を配列してなる動画像である場合における各静止画像の表示の時間間隔(すなわち表示速度)をパラメータとしてもよい。例えば、指示番号が大きいほど表示速度が速くなるように(各静止画像の表示間隔が短くなるように)パラメータテーブルTBL1が定められるといった具合である。この構成のもと、着信側の移動通信端末10の制御部11は、発信データに含まれる指示番号に対応するパラメータをパラメータテーブルTBL1に基づいて特定し、この特定したパラメータを示すパラメータ指定データを生成する。そして、制御部11は、着信画像の表示に関するパラメータがパラメータ指定データによって指定されるパラメータとなるように着信画像を表示装置13に表示させる。
なお、上記第1および第2の態様においては、本変形例を上記第1実施形態に適用した場合を例示したが、パラメータテーブルTBL1が通信中継装置30に保持された第2実施形態や、着信の履歴に基づいてパラメータが制御される第3実施形態に対しても同様の態様が採用され得る。また、着信音の再生、バイブレータ14の振動および着信画像の表示について上述した各態様は適宜に組み合わされる。
本発明の第1実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 同通信システムにおけるパラメータテーブルTBL1の内容を示す図である。 同通信システムにおける着信側の移動通信端末の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 同通信システムにおける通信中継装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る通信システムにおける着信履歴テーブルTBL2の内容を示す図である。 同通信システムにおける着信側の移動通信端末の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10……移動通信端末(通信端末)、11……制御部(制御手段、取得手段、生成手段)、12……操作部(入力手段)、13……表示装置、14……バイブレータ、15……記憶部(記憶手段、履歴記憶手段)、16……通信部(受信手段、送信手段)、171……音入力部、172……放音装置、18……音処理部、181……音源、20……移動通信網、30……通信中継装置、31……制御部、32……通信部、33……記憶部、TBL1……パラメータテーブル、TBL2……着信履歴テーブル、P1,P2……着信処理プログラム、D……楽曲データ。

Claims (12)

  1. 着信音を表す音データを記憶する記憶手段と、
    他の通信端末への入力に応じたパラメータ指定データを取得する取得手段と、
    前記他の通信端末からの着信が発生すると、前記記憶手段に記憶された音データが表す着信音のパラメータを前記取得手段により取得されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の着信音を放音装置から出力させる制御手段と
    を具備する通信端末。
  2. 前記制御手段は、着信音のテンポ、ピッチおよび音量のうち少なくともひとつのパラメータを前記パラメータ指定データに基づいて変更する
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記取得手段は、前記他の通信端末に入力された番号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された番号に対応するパラメータ指定データを生成する生成手段とを有する
    請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記取得手段は、前記他の通信端末に入力された番号を受信して当該番号に対応するパラメータ指定データを生成する通信中継装置から当該パラメータ指定データを受信する受信手段を有する
    請求項1に記載の通信端末。
  5. 利用者による入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段への入力に応じたパラメータ指定データを生成する生成手段と、
    着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて変更して当該変更後の着信音を出力する通信端末に対し、前記生成手段により生成されたパラメータ指定データを送信する送信手段と
    を具備する通信端末。
  6. 着信時におけるバイブレータの振動パターンを表すパターンデータを記憶する記憶手段と、
    他の通信端末への入力に応じたパラメータ指定データを取得する取得手段と、
    前記他の通信端末からの着信が発生すると、前記記憶手段に記憶されたパターンデータが表す振動パターンのパラメータを前記取得手段により取得されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の振動パターンにて前記バイブレータを振動させる制御手段と
    を具備する通信端末。
  7. 着信時に表示される着信画像を表す画像データを記憶する記憶手段と、
    他の通信端末への入力に応じたパラメータ指定データを取得する取得手段と、
    前記他の通信端末からの着信が発生すると、前記記憶手段に記憶された画像データが表す着信画像を表示するときのパラメータを前記取得手段により取得されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後のパラメータにて前記着信画像を表示装置に表示させる制御手段と
    を具備する通信端末。
  8. 利用者により入力された番号を送信する発信側の通信端末と、当該発信側の通信端末からの着信が発生すると着信音のパラメータをパラメータ指定データに基づいて変更して当該変更後の着信音を出力する着信側の通信端末との通信を中継する装置であって、
    前記発信側の通信端末から前記番号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された番号に対応するパラメータ指定データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたパラメータ指定データを前記着信側の通信端末に送信する送信手段と
    を具備する通信中継装置。
  9. 着信音を表す音データを記憶する記憶手段と、
    他の通信端末からの着信の履歴を記憶する履歴記憶手段と、
    前記履歴記憶手段に記憶された前記他の通信端末からの着信の履歴に応じたパラメータ指定データを生成する生成手段と、
    前記他の通信端末からの着信が発生すると、前記記憶手段に記憶された音データが表す着信音のパラメータを前記生成手段により生成されたパラメータ指定データに基づいて変更し、この変更後の着信音を放音装置から出力する制御手段と
    を具備する通信端末。
  10. 前記生成手段は、前記履歴記憶手段に記憶された前記他の通信端末からの着信の履歴が所定の条件を満たすか否かを判定し、この判定結果が肯定的である場合と否定的である場合とで異なるパラメータ指定データを生成する
    請求項9に記載の通信端末。
  11. 前記所定の条件は、単位時間における前記他の通信端末からの着信の回数が所定の回数を超えることである
    請求項10に記載の通信端末。
  12. 前記生成手段は、前記履歴記憶手段に記憶された履歴に基づいて単位時間における前記他の通信端末からの着信の回数を特定し、この特定された回数に応じたパラメータ指定データを生成する
    請求項9に記載の通信端末。
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