JP2005269014A - 通信装置、通信用プログラム、記憶媒体及び通信方法 - Google Patents

通信装置、通信用プログラム、記憶媒体及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク上に帯域幅の異なるところが混在する状況下でも、ネットワーク上での他の通信に影響を及ぼすことなく、自己のIP通信を適正に行えるようにする。
【解決手段】 宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けてテーブルに登録しておき、細いネットワークに対応する宛先情報の場合には(S1のY)、その帯域速度を遅くなるように変更することで(S4〜S7)、パケットロス、遅延、通信不可等の通信障害を引き起こさず、他の通信にも悪影響を及ぼすことなく、パケット通信を適正に行わせることができるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、IPネットワークに接続されて通信を行うネットワークファクシミリ等の通信装置、当該通信装置が備えるコンピュータにインストールされた通信用プログラム、記憶媒体及び通信方法に関する。
現在、ブロードバンドネットワークが多くの企業、家庭に導入されている。その一つの形態として、IP(Internet Protocol=TCP/IPプロトコルの一つで、パケット交換方式でデータを転送するプロトコル)ネットワークを利用したリアルタイム型のインタネットファクシミリ通信システムがある(例えば、特許文献1,2等参照)。
特開2001−197249公報 特開2001−309112公報
しかしながら、このようなIPネットワークシステムを考えた場合、一つのネットワーク中でも、通信可能な帯域幅が太いネットワークだけでなく、ISDN等のように細いネットワークが混在している場合が多々ある。通信方向によって帯域幅が異なるADSLの場合もある。
このようなネットワーク状況下で、通信を行う際、太いネットワークでは問題とならないが、細いネットワークに大量のパケットを送信すると、パケットロス、遅延、通信不可等の通信障害を引き起こす可能性があり、問題である。特に、最近では、IP電話も普及しており、細いネットワーク上でIP電話を利用しているユーザが居る場合にその会話が途中で途切れてしまう等の迷惑を掛ける事態も生じ得る。
本発明の目的は、ネットワーク上に帯域幅の太いところと細いところとが混在しているような状況下であっても、ネットワーク上での他の通信に影響を及ぼすことなく、自己のIP通信を適正に行わせることができるようにすることである。
請求項1記載の発明の通信装置は、IPネットワークに接続されて通信を行う通信装置であって、発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更する変更手段を備える。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の通信装置において、宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを備え、前記変更手段は、発呼する宛先情報により前記テーブルを参照して前記帯域速度を変更する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の通信装置において、前記テーブルは、帯域速度の変更を要する宛先情報についてのみ登録する。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の通信装置において、前記宛先情報は、IPアドレスにより特定される。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の通信装置において、前記宛先情報は、IPアドレスにおけるサブネットアドレスにより特定される。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の通信装置において、前記宛先情報は、前記IPネットワークに接続されたアドレスを解決するサーバに登録された別名情報により特定される。
請求項7記載の発明は、請求項2ないし6の何れか一記載の通信装置において、受信履歴に基づきその通信における発信側のIPアドレス情報を取得するとともに、通信可能な帯域速度を算出し、当該IPアドレス情報と当該帯域速度とを関連付けてテーブルに登録する登録手段を備える。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか一記載の通信装置において、前記変更手段は、帯域速度を遅い方に変更する場合、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながら前記パケットの送出を制御する。
請求項9記載の発明の通信用プログラムは、IPネットワークに接続されて通信を行う通信装置が備えるコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更する変更機能を実行させる。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の通信用プログラムにおいて、前記変更機能は、宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを発呼する宛先情報により参照して前記帯域速度を変更する。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の通信用プログラムにおいて、帯域速度の変更を要する宛先情報についてのみ登録した前記テーブルを用いる。
請求項12記載の発明は、請求項9ないし11の何れか一記載の通信用プログラムにおいて、前記宛先情報は、IPアドレスにより特定される。
請求項13記載の発明は、請求項9ないし11の何れか一記載の通信用プログラムにおいて、前記宛先情報は、IPアドレスにおけるサブネットアドレスにより特定される。
請求項14記載の発明は、請求項9ないし11の何れか一記載の通信用プログラムにおいて、前記宛先情報は、前記IPネットワークに接続されたアドレスを解決するサーバに登録された別名情報により特定される。
請求項15記載の発明は、請求項9ないし14の何れか一記載の通信用プログラムにおいて、受信履歴に基づきその通信における発信側のIPアドレス情報を取得するとともに、通信可能な帯域速度を算出し、当該IPアドレス情報と当該帯域速度とを関連付けてテーブルに登録する登録機能を前記コンピュータに実行させる。
請求項16記載の発明は、請求項9ないし15の何れか一記載の通信用プログラムにおいて、前記変更機能は、帯域速度を遅い方に変更する場合、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながら前記パケットの送出を制御する。
請求項17記載の発明の記憶媒体は、IPネットワークに接続されて通信を行う通信装置が備えるコンピュータに読取り可能な記憶媒体であって、請求項9ないし16の何れか一記載の通信用プログラムを格納している。
請求項18記載の発明の通信方法は、IPネットワークに接続された通信装置を用いて通信を行う通信方法であって、発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更する変更工程を備える。
請求項19記載の発明は、請求項18記載の通信方法において、前記変更工程は、宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを発呼する宛先情報により参照して前記帯域速度を変更する。
請求項20記載の発明は、請求項18又は19記載の通信方法い6えw<前記変更工程は、帯域速度を遅い方に変更する場合、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながら前記パケットの送出を制御する。
請求項1,9,17,18記載の発明によれば、発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更するので、細いネットワークに対応する宛先情報の場合にはその帯域速度を遅くなるように変更することで、パケットロス、遅延、通信不可等の通信障害を引き起こさず、他の通信にも悪影響を及ぼすことなく、パケット通信を適正に行わせることができる。
請求項2,10,17,19によれば、宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを利用することにより、発呼する宛先情報に応じた帯域速度の変更を簡単かつ確実に行わせることができる。
請求項3,11,17記載の発明によれば、帯域速度の変更を要する宛先情報についてのみテーブルに登録するようにしたので、テーブル構成を簡略化させることができる。
IPネットワーク上において宛先を特定するためには宛先のIPアドレスを取得する必要があるが、請求項4,12,17記載の発明によれば、宛先情報がIPアドレスにより特定されるので、宛先情報を直接的に規定することができる。
請求項5,13,17記載の発明によれば、宛先情報がIPアドレスにおけるサブネットアドレスにより特定されるので、共通の帯域速度のネットワークに接続されている宛先群をグルーピングすることができ、全て個々にIPアドレスで登録する場合よりも、テーブル作成を容易化しそのメンテナンスも簡単にすることができる。
請求項6,14,17記載の発明によれば、宛先情報がゲートキーパ、DNSサーバ等のアドレス解決サーバに登録された電話番号(ファクス番号)、電子メールアドレス、ホスト名等による別名情報により特定されるので、ユーザにとって馴染みの薄いIPアドレスを使用する場合よりも、簡単にテーブルを作成し、IP通信に活用することができる。
請求項7,15,17記載の発明によれば、受信履歴情報に基づき自動的にIPアドレス情報と通信可能な帯域速度とを関連付けてテーブルに登録することができるので、テーブル作成がより簡単となる。
請求項8,16,17,20記載の発明によれば、帯域速度を遅い方に変更する場合には、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながらパケットの送出を制御するので、間隔を開けて順次送信する各パケット送信の単位時間毎での制御に比べて誤差が生じにくく、変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間に同期する形でパケットを送出させることができる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態は、IP(Internet Protocol=TCP/IPプロトコルの一つで、パケット交換方式でデータを転送するプロトコル)ネットワークシステムへの適用例であり、図1は当該ネットワークシステムの原理的構成例を極めて単純化して示す模式図である。
このシステムは、例えば3つの異なるIPネットワーク1,2,3が各々帯域幅の異なる方式により相互に接続されたネットワーク接続を主体に構築されており、各々のIPネットワーク1,2,3には、例えば、リアルタイム型の通信装置であるネットワークファクシミリ装置4,5,6が接続されている。また、IPネットワーク1上にはゲートキーパ7、DNSサーバ8等のアドレス解決サーバが接続されている。ファクシミリ装置4,5,6は、IPネットワーク1,2,3を介して相互のファクシミリ通信が可能であるとともに、IPネットワーク1上に接続されているゲートキーパ7及びDNSサーバ8とリアルタイム型インタネットファクシミリ通信が可能とされている。
ファクシミリ装置4,5,6は、IPネットワーク1,2,3、ゲートウェイ(図示せず)、公衆回線、G3ファクシミリ端末機能を介してG3FAXとの間で画情報をやり取りする機能、及び、同一機能を備えた相手端末(IAF)との間で、IPネットワーク1,2,3を介してITU−T勧告T.38手順を実行して情報をやり取りする機能を備える。
このようなファクシミリ装置4(5,6側も同様)のハードウェア構成例を図2に示す。概略的には、内部バス11にシステム制御部12、ROM13、RAM14、時計回路15、スキャナ16、プロッタ17、操作表示部18、符号化復号化部19、画像蓄積部20、網制御装置21、G3FAXモデム22、G3プロトコル情報生成部23、G3プロトコル情報取出部24等が接続されて構成されている。G3プロトコル情報生成部23、G3プロトコル情報取出部24にはTCP/IPパケット解析部25、TCP/IPパケット変換部26を介してインタネット通信制御部27が接続されている。
システム制御部12は、CPUを有し、ROM13に書き込まれた制御プログラムに従って、RAM14を作業領域として使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュータである。
ROM13は、システム制御部12が上記装置各部を制御するための制御プログラムが記憶されているメモリであり、装置の基本処理プログラムや通信用プログラム等の各種プログラムが格納されているとともに、これらの基本処理プログラム及び通信用プログラム等を実行するのに必要な各種データやシステムデータ等が格納されている。即ち、本実施の形態では、ROM13に後述するような各種機能を実現するための通信用プログラムが格納されており、このROM13が通信用プログラムを記憶した記憶媒体として機能している。このため、本実施の形態では、ROM13が例えばEEPROMやフラッシュメモリにより構成され、ROM13に記憶されている通信用プログラムが書換え自在とされている。なお、特に図示しないが、ネットワーク経由でプログラムをダウンロードさせる場合であれば、ネットワークインタフェースを付加すればよい。
RAM14は、システム制御部12の作業領域として使用されるメモリであり、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等に対応する相手先電話番号、相手先名称等の相手先情報等を記憶する。また、本実施の形態のRAM14は記憶手段として機能し、後述するような宛先情報と帯域速度とを関連付けたテーブルも備えている。なお、RAM14は、図示しないバックアップ用回路によりバックアップされており、装置電源遮断時にも記憶内容は保持される。
スキャナ16は、所定の解像度で原稿画像を読み取る。プロッタ17は、所定の解像度で画像を記録出力する。操作表示部18は、当該ファクシミリ装置4を操作するためのものであり、各種の操作キー及び各種表示器を備える。符号化復号化部19は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化する。画像蓄積部20は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものであり、いわゆる画像メモリに相当する。
網制御装置21は、当該ファクシミリ装置4を公衆回線(PSTN)に接続するためのものであり、自動発呼・着信機能を備えている。G3FAXモデム22は、G3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、低速モデム機能、高速モデム機能等を備えている。
インタネット通信制御部27は、当該ファクシミリ装置4をIPネットワーク1に接続し、ITU−T勧告T.38に準拠した通信プロトコルを使用し、IPネットワーク1を介して種々のデータをやり取りする。TCP/IPパケット解析部25はインタネット通信制御部27が受信したTCP/IPパケットを解析して受信情報を取り出す。G3プロトコル情報生成部23はリアルタイム伝送手順においてTCP/IPパケット解析部25から出力される受信情報を対応するG3伝送手順信号情報に変換する。
G3プロトコル情報取出部24はリアルタイム伝送手順において送信するG3ファクシミリ伝送制御手順を取り出す。TCP/IPパケット変換部26はG3プロトコル情報取出部24から出力されるG3ファクシミリ伝送手順情報をTCP/IPパケットに変換してインタネット通信制御部27に出力する。
なお、図1中に示したゲートキーパ7は、例えばIPネットワーク1上のH.323構成装置の一つであり、より具体的には、H.323v2準拠のマルチメディア通信が可能なものとされている。即ち、ファクシミリ装置4,5,6等のH.323端末はIPネットワーク1,2,3上にゲートキーパ7が設置されている環境を想定しており、このゲートキーパ7との通信メッセージとしてRAS(Registration,Admission and Status)メッセージを用いるようにしている。IPネットワーク1上に存在するゲートキーパ7は、基本的には、ファクス番号、MACアドレス、電子メールアドレス等のIPアドレス以外の別名情報の一種であるエイリアス(IPアドレスを検索するためのキーワード)をIPアドレスと対応付けてエイリアス登録しておき、宛先情報としてエイリアスが入力された場合に対応するIPアドレスに変換する等のアドレス変換、ネットワークのアクセス制御等を受け持つ。
また、図1中に示すDNSサーバ8は、基本的には、ファクシミリ装置4,5,6と同等の機能を備えるが、実際に原稿画像の取り込みや印刷出力を行なわないので、スキャナ16やプロッタ17を備えない点でファクシミリ装置4,5,6と異なり、IPネットワーク1上で代行受信等を受け持つ。また、このDNSサーバ8はIPネットワーク1,2,3上でのIPアドレスを別名情報の一種であるドメイン名(ホスト名等)と対応付けて記憶した対応表(図示せず)を有する。
このような構成において、例えば、図1に示すように、ファクシミリ装置4のIPアドレスは144.140.62.99であり、IPアドレス144.140.70系(サブネットアドレス)のIPネットワーク2のグループに属するファクシミリ装置5のIPアドレスは144.140.70.100であり、IPアドレス144.140.70系(サブネットアドレス)のIPネットワーク2のグループに属するファクシミリ装置6のIPアドレスは144.140.80.200であるものとする。また、IPネットワーク1,3間で通信可能な帯域幅は太く、例えば、帯域速度1440(144Kbps)で十分に通信可能であるのに対して、IPネットワーク1,2間で通信可能な帯域幅は細く、帯域速度1440(144Kbps)では通信障害を引き起こし得るが、例えば、帯域速度640(64Kbps)であれば十分に通信可能であるものとする。また、IPネットワーク1と他のIPネットワーク(図示せず)との間での通信可能な帯域幅として320(32Kbps)のような帯域速度もあるものとする。
このような条件下に、例えば、ファクシミリ装置4のRAM14中には、IPアドレスにより特定される宛先情報とその宛先への通信に使用するのに適した帯域速度とを関連付けて登録したテーブル31が設けられている(図3参照)。このテーブル31においては、例えば、ファクシミリ装置6にパケット送信する場合には帯域幅の制約を受けず帯域速度の変更を要しないためファクシミリ装置6の宛先情報(IPアドレス)については登録されておらず、帯域速度の変更を要するファクシミリ装置5や他のファクシミリ装置についてのIPアドレスについてのみ帯域速度が関連付けて登録されている。
このような構成において、例えば、当該ファクシミリ装置4からIPネットワークを利用して所定の宛先ファクシミリ装置にファクシミリ通信(パケット通信)する場合に、システム制御部12により実行される処理制御例を図4に示す概略フローチャートを参照して説明する。この通信は、宛先IPアドレスを入力することにより開始されるが、入力された宛先IPアドレスと一致するIPアドレスがテーブル31に存在するか否かを判断する(ステップS1)。例えば、入力されたIPアドレスが144.140.80.200であれば、テーブル31に存在しないため(S1のN)、パケット送信間隔を空けずにそのまま送信し(S2)、パケット送信が終了した時点で(S3のY)、処理を終える。即ち、帯域速度1440(144Kbps)のような速い速度でファクシミリ装置6に対してパケット送信される。
一方、入力されたIPアドレスが、例えば、144.140.70.100であれば、テーブル31に存在するため(S1のY)、パケットを送信するが(S4)、引き続き、IPアドレスと一緒にテーブル31に登録してある帯域速度640(64Kbps)を読出し、TAIIKI(bps)として設定する(S5)。そして、次に送信するパケット長PACKET LENを求める(S6)。引き続き、PACKET LEN÷TAIIKIなる演算を行ってパケット送信間隔を決定し(S7)、パケット送信が終了していなければ(S8のN)、当該パケット送信間隔を空けて次のパケットを送信する(S4)。以降、パケット送信が終了するまで(S8のY)、ステップS4〜S7の処理を繰返し、テーブル31に登録された帯域速度でのパケット送信処理を行う。即ち、ステップS1のY、S4〜S7、S8のNの処理が、変更手段、変更機能、変更工程として実行される。
よって、例えばファクシミリ装置4から帯域幅の狭いファクシミリ装置5へファクシミリ送信する場合、テーブル31を参照して、発呼するIPアドレスに応じてそのパケット通信に使用する帯域速度が遅くなるように変更することで、パケットロス、遅延、通信不可等の通信障害を引き起こさず、他の通信にも悪影響を及ぼすことなく、パケット通信を適正に行わせることができる。
ここで、この例のように、帯域速度を遅い方に変更する場合において、テーブル31に登録されている指定の帯域速度でパケットを送信させるための制御例を図5に示す模式図を参照して説明する。ここでは、一例として100byteずつパケット送信する例で示す。
図5(a)に第1パケットの送信時を示す。まず、第1パケット送信開始時の時刻t0を記録する。次に、この第1パケットを送信後(時刻t1)、パケット100byteを指定された帯域速度で送信する時に必要な帯域時間(t0〜t2)を算出する。そして、この帯域速度での送出タイミングと同期をとるために、帯域時間(t0〜t2)と実際のパケット送信に要した実送信時間(t0〜t1:通常は一瞬)との差分(ΔT1)をパケット間隔として算出しタスクsleepを使ってこの時間分だけパケット間隔を空けてから次の第2パケットを送出させる。
図5(b)に第2パケットの送信時を示す。第2パケットを送信後(時刻t3)、第1,2パケットの合計200byteを指定された帯域速度で送信する時に必要な帯域時間(t0〜t4)を算出する。そして、この帯域速度での送出タイミングと同期をとるために、帯域時間(t0〜t4)と実際のパケット送信に要した実送信時間(t0〜t3)との差分(ΔT2)をパケット間隔として算出しタスクsleepを使ってこの時間分だけパケット間隔を空けてから次の第3パケットを送出させる。即ち、第2パケットについても、送信後のパケット間隔は第1パケット送信開始時の時刻t0を基準に算出規定している。
第3パケット以降は、このような処理の繰返しとなる。即ち、第1パケット送信開始時の時刻t0から順次積算したパケット量を指定された帯域速度で送信する時に必要な帯域時間と、実際のパケット送信に要した実送信時間との差分をタスクsleepに入れることで、実際のパケット送出と同期を取るように制御する。
図6は、このような制御処理を表現を代えて示したフローチャートである。まず、通信開始時刻をS Timeとして記録する(S11)。そして、実際にパケットを送信し(S12)、そのパケット送信直後の時刻をC Timeとして記録する(S13)。次いで、送信したパケット長を加算(累積)する(S14)。加算されたパケット長を指定の帯域速度で除算することにより、必要な通信時間(帯域時間)を算出する(S15)。この結果を用いて、実際の通信時間(実送信時間)との誤差ΔTimeを算出する(S16)。この誤差ΔTimeが0であれば(S17のN)、パケット送信を継続する。一方、誤差ΔTimeが0より大きければ(S17のY)、次のパケットを送出する前にこの誤差ΔTime分だけsleepする(S18)。
即ち、パケット送信制御に関しては、第1パケット、第2パケット、第3パケット、…と各パケット単位時間内で各々のパケット間隔(sleep時間)を決定してもよいが、その場合には、送信側マシンのビジー状態等の影響で誤差が生じてしまう可能性があるが、本実施の形態のように、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながらパケットの送出を制御すれば、誤差が生じにくく、変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間に同期する形でパケットを送出させることができる。
ところで、図5等に示す例では、100byteずつ等分にパケット送信させる例で示したが、等分である必要は必ずしもなく、200byte等であってもよい。もっとも、帯域速度を遅くしてパケット送信する場合のパケット分割としては、各パケットの先頭に配置されるヘッダも帯域に含まれるため、このヘッダ数を減らすことが効率のよいパケット送信に役立つため、一つのヘッダで送信できる最大パケット長で等分に分割することが好ましい。より実際的な分割設定例としては、ECMの1ブロックサイズ(256byte)の整数倍であって、UDP規格により規定されているサイズ600byte未満を満たすようにすれば(例えば、512byte)、ヘッダを少なくすることができ、好適である。
なお、図3に示したテーブル31の登録例では、帯域速度の変更を要しない宛先情報については登録しないようにしたが、例えば、ファクシミリ装置6に関するIPアドレス及びその帯域速度を登録するようにしてもよい。この場合には、図4中に示したステップS1の処理内容を、テーブルに設定されている帯域速度に応じて判断する処理に変更すればよい。
図7に別のテーブル32の登録例を示す。この例は、個々のIPアドレス端末により宛先情報を特定させるのではなく、IPアドレスにおけるサブネットアドレス(IPアドレス中でその先頭から一部が一致するグループアドレス)により宛先情報を特定させるようにした例を示す。結果的に、ネットワーク2単位のような宛先情報の特定となっている。
このようなテーブル32を用いて、例えば、当該ファクシミリ装置4からIPネットワークを利用して所定の宛先ファクシミリ装置にファクシミリ通信(パケット通信)する場合に、システム制御部12により実行される処理制御例を図8に示す概略フローチャートを参照して説明する。この通信は、宛先IPアドレスを入力することにより開始されるが、入力された宛先IPアドレスに一致するサブネットアドレスがテーブル32に存在するか否かを判断する(ステップS1a)。例えば、入力されたIPアドレスが144.140.80.200であれば、テーブル32に存在しないため(S1aのN)、パケット送信間隔を空けずにそのまま送信し(S2)、パケット送信が終了した時点で(S3のY)、処理を終える。即ち、帯域速度1440(144Kbps)のような速い速度でファクシミリ装置6に対してパケット送信される。
一方、入力されたIPアドレスが、例えば、144.140.70.100であれば、そのサブネットアドレス144.140.70がテーブル32に存在するため(S1aのY)、パケットを送信するが(S4)、引き続き、サブネットアドレスと一緒にテーブル32に登録してある帯域速度640(64Kbps)を読出し、TAIIKI(bps)として設定する(S5a)。そして、次に送信するパケット長PACKET LENを求める(S6)。引き続き、PACKET LEN÷TAIIKIなる演算を行ってパケット送信間隔を決定し(S7)、パケット送信が終了していなければ(S8のN)、当該パケット送信間隔を空けて次のパケットを送信する(S4)。以降、パケット送信が終了するまで(S8のY)、ステップS4〜S7の処理を繰返し、テーブル32に登録された帯域速度でのパケット送信処理を行う。即ち、ステップS1aのY、S4〜S7、S8のNの処理が、変更手段、変更機能、変更工程として実行される。
このようなテーブル32を利用する方式によれば、宛先情報がIPアドレスにおけるサブネットアドレスにより特定されるので、共通の帯域速度のネットワークに接続されている宛先群をグルーピングすることができ、全て個々にIPアドレスで登録する場合よりも、テーブル作成を容易化しそのメンテナンスも簡単にすることができる。
図9に別のテーブル33の登録例を示す。この例は、個々のIPアドレスやそのサブネットアドレスにより宛先情報を特定させるのではなく、IPアドレス以外の別名情報により宛先情報を特定させるようにした例を示す。この別名情報は、IPネットワーク1に接続されたゲートキーパ7に登録されたエイリアス情報や、DNAサーバ8に登録されたホスト名などである。
即ち、IPネットワーク上において宛先端末を特定するためにはそのIPアドレスを取得する必要があるが、IPアドレスをユーザに直接入力させる方式はユーザがIPアドレスの指定に不慣れな場合があり、不便なことから考えられた宛先指定方式である。即ち、従来の公衆回線を用いたファクシミリ通信では宛先指定は電話番号(ファクス番号)の指定により行われていたため、ユーザは電話番号(ファクス番号)による宛先指定には慣れている。その他の宛先指定形態、例えば、MAC(Medium Access Control)アドレス、電子メールアドレス等にユーザが慣れていることも考えられる。
このようなことから、IPネットワーク上のH.323構成装置の一つとしてH.323v2準拠のマルチメディア通信が可能なゲートキーパ7を備えるシステム構成が標準化されている。即ち、ITU−T勧告T.38手順及びH323の規定に従う端末であるリアルタイム型のネットワークファクシミリ装置は、IPネットワーク上にゲートキーパが設置されている環境を想定しており、このゲートキーパ7との通信メッセージとしてRAS(Registration,Admission and Status)メッセージを用いるようにしている。IPネットワーク上に存在するゲートキーパ7は、基本的には、上述したようなファクス番号、MACアドレス、電子メールアドレス等の別名情報によるエイリアス(IPアドレスを検索するためのキーワード)をIPアドレスと対応付けてエイリアス登録しておき、宛先情報としてエイリアスが入力された場合に対応するIPアドレスに変換する等のアドレス変換、ネットワークのアクセス制御等を受け持つ。
また、前述したようにDNSサーバ8はIPネットワーク1上でのIPアドレスをドメイン名(ホスト名等)と対応付けて記憶した対応表(図示せず)を有するので、ホスト名でのIPアドレス指定も可能である。
このような前提の下に、図9のテーブル33はエイリアス情報として電話番号(ファクス番号)を宛先情報の特定に用いた例を示している。
このようなテーブル33を用いて、例えば、当該ファクシミリ装置4からIPネットワークを利用して所定の宛先ファクシミリ装置にファクシミリ通信(パケット通信)する場合に、システム制御部12により実行される処理制御例を図10に示す概略フローチャートを参照して説明する。この通信は、別名情報(ファクス番号)を入力することにより開始されるが、入力された別名情報に一致する別名情報がテーブル33に存在するか否かを判断する(ステップS1b)。入力されたファクス番号がテーブル33に存在しない場合(S1bのN)、パケット送信間隔を空けずにそのまま送信し(S2)、パケット送信が終了した時点で(S3のY)、処理を終える。即ち、帯域速度1440(144Kbps)のような速い速度でファクシミリ装置6に対してパケット送信される。
一方、入力された別名情報(ファクス番号)が、例えば、0351112222であれば、その別名情報(ファクス番号)がテーブル33に存在するため(S1bのY)、パケットを送信するが(S4)、引き続き、別名情報と一緒にテーブル33に登録してある帯域速度640(64Kbps)を読出し、TAIIKI(bps)として設定する(S5b)。そして、次に送信するパケット長PACKET LENを求める(S6)。引き続き、PACKET LEN÷TAIIKIなる演算を行ってパケット送信間隔を決定し(S7)、パケット送信が終了していなければ(S8のN)、当該パケット送信間隔を空けて次のパケットを送信する(S4)。以降、パケット送信が終了するまで(S8のY)、ステップS4〜S7の処理を繰返し、テーブル33に登録された帯域速度でのパケット送信処理を行う。即ち、ステップS1bのY、S4〜S7、S8のNの処理が、変更手段、変更機能、変更工程として実行される。
このようなテーブル33を利用する方式によれば、宛先情報がゲートキーパ7、DNSサーバ8等のアドレス解決サーバに登録された電話番号(ファクス番号)、電子メールアドレス、ホスト名等による別名情報により特定されるので、ユーザにとって馴染みの薄いIPアドレスを使用する場合よりも、簡単にテーブルを作成し、IP通信に活用することができる。
なお、これらのテーブル32,33の場合にも、例えば、ファクシミリ装置6に関するサブネットアドレスや別名情報とその帯域速度とを登録するようにしてもよい。この場合には、図8、図10中に示したステップS1a,S1bの処理内容を、テーブルに設定されている帯域速度に応じて判断する処理に変更すればよい。
また、これらのテーブル31〜33の例では、宛先情報が同一種別で統一されている例で示したが、図11に示すように、IPアドレス方式、電話番号方式等の如く、宛先種別の異なるものが混在する形態で登録したテーブル34としてもよい。なお、図11中の宛先情報における“*”は、ワイルドカード(任意の数でよいこと)を示す。即ち、図示例は、サブネットアドレス方式で宛先情報を特定しているケースを示している。
このテーブル34の場合の登録処理例を図12に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、宛先種別を入力する(S21)。その種別がIPアドレスであれば(S22のY)、宛先種別としてIPを登録する(S23)。電話番号(ファクス番号)であれば(S24のY)、宛先種別としてTelを登録する(S25)。ドメイン名(ホスト名)であれば(S26のY)、宛先種別としてSIP-URIを登録する(S27)。引き続き、宛先種別に対応して入力された宛先情報を登録し(S28)、さらに、その宛先情報について入力された通信可能な帯域速度を登録する(S29)。
ところで、例えばテーブル31に関する自動的な登録処理例を図13に示す概略フローチャートを参照して説明する。この処理は、自身が受信端末となったときにエラーが生じたか否かの受信履歴を自己が送信端末となる場合に活用し、その受信履歴に基づきその通信における発信側のIPアドレス情報を取得するとともに、通信可能な帯域速度を算出し、当該IPアドレス情報と当該帯域速度とを関連付けてテーブルに登録するようにしたものである。
まず、IP通信による受信があった場合、その発信側のIPアドレス情報を取得する(S31)。次いで、その通信が画情報に関するものであるか否かを判断する(S32)。IP電話通信等のように画情報の通信でない場合には(S32のN)、通信終了までジャンプする。ファクシミリ通信なる画情報の通信の場合には(S32のY)、1ページ分の受信が情報を積算し(S33)、さらに、1ページ分の画情報の受信時間を積算する(S34)。次いで、パケット抜けがあるか否かを判断し(S35)、抜けがあれば(S35のY)、パケット抜けフラグをONさせる(S36)。この処理を通信が終了するまで繰り返す(S37)。通信が終了した後(S37のY)、積算した結果を用いて、(1ページ分の画情報量)÷(1ページ分の画情報の受信時間)を演算することにより、送信側が使用した帯域速度Aを求める(S38)。そして、パケット抜けがあったかをパケット抜けフラグのON・OFFにより判断する(S39)。パケット抜けがあった場合、即ち、受信エラーがあった場合には(S39のY)、送信側が使用した帯域速度Aが速すぎる(大きすぎる)ものと判断し、2で除算することにより、半分にした帯域速度を新たな帯域速度Aとして算出する(S40)。そして、ステップS31で取得した相手IPアドレスに関連付けて送信側が使用した帯域速度Aをテーブル31に登録する(S41)。即ち、パケット抜けがなければステップS38で算出された帯域速度Aがそのまま登録されるが、パケット抜けエラーがあった場合にはステップS40の処理により半分に低減された帯域速度Aが登録される。つまり、図13に示す処理が登録手段、登録機能として実行される。
このような登録方式によれば、厳密さには欠けるものの、受信履歴情報に基づき自動的にIPアドレス情報と通信可能な帯域速度とを関連付けてテーブル31に登録することができるので、テーブル作成がより簡単となる。
本発明の一実施の形態のネットワークシステムの原理的構成例を含めて単純化して示す模式図である。 ファクシミリ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 IPアドレスと帯域速度とを関連付けたテーブル例を示す説明図である。 パケット送信時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 パケット送信時の動作制御例を示すタイミングチャートである。 その動作制御例を示す概略フローチャートである。 IPアドレスにおけるサブネットアドレスと帯域速度とを関連付けたテーブル例を示す説明図である。 パケット送信時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 別名情報と帯域速度とを関連付けたテーブル例を示す説明図である。 パケット送信時の処理制御例を示す概略フローチャートである。 宛先種別の混合されたテーブル例を示す説明図である。 テーブルへの登録処理例を示す概略フローチャートである。 テーブルの自動登録処理例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
1〜3 IPネットワーク
4〜6 通信装置
31〜34 テーブル

Claims (20)

  1. IPネットワークに接続されて通信を行う通信装置であって、
    発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更する変更手段を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを備え、
    前記変更手段は、発呼する宛先情報により前記テーブルを参照して前記帯域速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記テーブルは、帯域速度の変更を要する宛先情報についてのみ登録する、ことを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 前記宛先情報は、IPアドレスにより特定される、ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の通信装置。
  5. 前記宛先情報は、IPアドレスにおけるサブネットアドレスにより特定される、ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の通信装置。
  6. 前記宛先情報は、前記IPネットワークに接続されたアドレスを解決するサーバに登録された別名情報により特定される、ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の通信装置。
  7. 受信履歴に基づきその通信における発信側のIPアドレス情報を取得するとともに、通信可能な帯域速度を算出し、当該IPアドレス情報と当該帯域速度とを関連付けてテーブルに登録する登録手段を備える、ことを特徴とする請求項2ないし6の何れか一記載の通信装置。
  8. 前記変更手段は、帯域速度を遅い方に変更する場合、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながら前記パケットの送出を制御する、ことを特徴とする請求項1ないし7の何れか一記載の通信装置。
  9. IPネットワークに接続されて通信を行う通信装置が備えるコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更する変更機能を実行させることを特徴とする通信用プログラム。
  10. 前記変更機能は、宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを発呼する宛先情報により参照して前記帯域速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項9記載の通信用プログラム。
  11. 帯域速度の変更を要する宛先情報についてのみ登録した前記テーブルを用いる、ことを特徴とする請求項10記載の通信用プログラム。
  12. 前記宛先情報は、IPアドレスにより特定される、ことを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載の通信用プログラム。
  13. 前記宛先情報は、IPアドレスにおけるサブネットアドレスにより特定される、ことを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載の通信用プログラム。
  14. 前記宛先情報は、前記IPネットワークに接続されたアドレスを解決するサーバに登録された別名情報により特定される、ことを特徴とする請求項9ないし11の何れか一記載の通信用プログラム。
  15. 受信履歴に基づきその通信における発信側のIPアドレス情報を取得するとともに、通信可能な帯域速度を算出し、当該IPアドレス情報と当該帯域速度とを関連付けてテーブルに登録する登録機能を前記コンピュータに実行させる、ことを特徴とする請求項9ないし14の何れか一記載の通信用プログラム。
  16. 前記変更機能は、帯域速度を遅い方に変更する場合、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながら前記パケットの送出を制御する、ことを特徴とする請求項9ないし15の何れか一記載の通信用プログラム。
  17. IPネットワークに接続されて通信を行う通信装置が備えるコンピュータに読取り可能な記憶媒体であって、
    請求項9ないし16の何れか一記載の通信用プログラムを格納している、ことを特徴とする記憶媒体。
  18. IPネットワークに接続された通信装置を用いて通信を行う通信方法であって、
    発呼する宛先情報に応じてそのパケット通信に使用する帯域速度を変更する変更工程を備える、ことを特徴とする通信方法。
  19. 前記変更工程は、宛先情報と使用する帯域速度とを関連付けて登録したテーブルを発呼する宛先情報により参照して前記帯域速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項18記載の通信方法。
  20. 前記変更工程は、帯域速度を遅い方に変更する場合、パケット送信開始時からのパケット長を順次積算し、そのパケット長のパケットを変更指定された帯域速度で送信する時の帯域時間と実際のパケット送信に要した実送信時間とを比較してパケット間隔を調整しながら前記パケットの送出を制御する、ことを特徴とする請求項18又は19記載の通信方法。
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