JP2005268264A - 基板処理装置 - Google Patents

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大介 原
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春彦 深沢
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Abstract

【課題】
基板移載機によるウェーハの高速搬送を実現して基板処理装置のスループットの向上を図る。
【解決手段】
基板保持具71に保持された基板59を収納し、基板を処理する処理室78と、該処理室内を加熱する加熱手段77と、基板を水平移動可能な基板水平移動手段91と該基板水平移動手段を昇降する昇降手段65を備え前記基板保持具に基板を移載可能な基板移載装置64とを具備する基板処理装置であって、前記基板水平移動手段は一端が基板保持部に連結され、他端側が同軸上に配設される中空の第1の駆動軸と、第2の駆動軸とに連結された各々可動な節を1つ以上持つ第1のアーム及び第2のアームとに連結され、前記第1の駆動軸に前記第2の駆動軸を駆動させる駆動源が設けられ、減圧可能な移載室40に配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリコンウェーハ等の基板にIC等の半導体装置を製造する基板処理装置に関するものである。
基板処理装置としては、所要枚数を一度に処理するバッチ式の基板処理装置或は1枚或は複数枚を個別に処理する枚葉式の基板処理装置がある。例えば、縦型反応炉を具備した縦型基板処理装置に関するものとして、特許文献1に示すものがある。
特許文献1に示された基板処理装置について図6を基に略述する。
図6中、1は筐体であり、筐体の前面にゲート弁2を介して気密なカセット室3が設けられ、該カセット室3にゲート弁4を介して気密な移載室5が連設され、該移載室5に気密なロードロック室6が連設され、該ロードロック室6と前記移載室5とはゲート弁7を介して連通可能となっている。前記ロードロック室6の上面には反応炉8が立設されている。
前記カセット室3の内部には外部から搬入されたカセット9が収納され、前記移載室5内には基板移載機11が設けられ、前記ロードロック室6内には基板保持具(ボート)12が収納されると共に該ボート12を前記反応炉8に装入、引出しする昇降装置(ボートエレベータ)13が設けられている。前記ボート12は基板(ウェーハ)10を水平多段に保持するものであり、ウェーハ10は前記反応炉8内で前記ボート12に保持された状態で処理される。
前記反応炉8は気密な処理室14を画成する石英製の反応管15、該反応管15の周囲を囲繞するヒータ16等から構成され、前記処理室14と前記ロードロック室6間の炉口部はゲート弁17により気密に開閉される様になっている。又、前記処理室14には反応ガスが供給されると共に排気される様になっている。
ウェーハ10の処理について説明する。
未処理ウェーハ10が装填されたカセット9が前記ゲート弁2を介して前記カセット室3に搬入される。前記ゲート弁2が密閉され、前記ゲート弁4、前記ゲート弁7が開放され、前記基板移載機11は前記カセット室3のウェーハ10を前記ゲート弁4、前記ゲート弁7を介して所定枚数前記ボート12に移載する。前記ゲート弁7が閉じられ、前記ゲート弁17が開放され、前記ボートエレベータ13により前記ボート12が前記処理室14に装入される。前記ボート12を装入後、反応ガスが供給され、前記ヒータ16によりウェーハ10が加熱されることでウェーハ10に所要の処理がなされる。
処理が完了した処理済ウェーハ10は上記した逆の手順により、前記カセット室3のカセット9に装填され、前記ゲート弁2を介して搬出される。
上記した様に、前記カセット室3のカセット9と前記ロードロック室6の前記ボート12間のウェーハ10の移載は前記基板移載機11によって行われる。
従来の基板移載機としては、例えば特許文献2に示されるものがある。
基板移載機は、複数節のリンクアームを屈伸させウェーハ10を進退させるロボットアームを具備し、又ロボットアームを昇降させる昇降機構、ロボットアームを回転させる回転機構を具備し、ロボットアームの進退、昇降、回転の協働により、ウェーハ10の移載を行う様になっている。
図7、図8により、従来の基板移載機11の機構部の概略を説明する。
図中、20は前記移載室5の底板等の構造部材を示しており、該構造部材20に開口部21が穿設され、該開口部21と同心の円筒状の支持部材22が前記構造部材20の下面に設けられている。
前記支持部材22の下面にベローズ下フランジ23が気密に固着され、該ベローズ下フランジ23の下面に上ベースプレート24が固着され、該上ベースプレート24にガイドシャフト30を介して下ベースプレート25が支持されている。
前記上ベースプレート24と前記下ベースプレート25間にスクリューシャフト26が回転自在に設けられ、該スクリューシャフト26はギアボックス27を介して昇降モータ87に連結されている。昇降台28がナット(図示せず)を介して前記スクリューシャフト26に螺合すると共に前記ガイドシャフト30に摺動自在にガイドされ、前記スクリューシャフト26の回転で前記昇降台28が昇降可能となっている。
該昇降台28に支柱29が立設され、該支柱29の上端にロボットアーム31が水平方向に進退可能に設けられている。前記支柱29の上端部、前記ロボットアーム31の近傍にフランジ32が気密に固着され、該フランジ32にベローズ上フランジ33が気密に固着され、前記ベローズ下フランジ23と前記ベローズ上フランジ33間にはベローズ本体34が気密に設けられている。
前記フランジ32、前記ベローズ上フランジ33、前記ベローズ本体34はベローズ継手35を構成し、前記基板移載機11の駆動部を前記移載室5内部から離隔し、前記駆動部による前記移載室5内部の汚染を防止している。
又、前記ベローズ本体34は、前記基板移載機11の駆動部と前記移載室5内部とを気密に仕切る隔壁であり、減圧に耐え得る様ステンレス等の金属製となっている。
前記昇降モータ87により前記スクリューシャフト26が回転されることで、前記昇降台28が昇降し、前記ロボットアーム31の伸縮、回転との協働でウェーハ10の移載が行われる。尚、図中、矢印36は前記ロボットアーム31の伸縮方向である。
近年では、歩留りの向上等の理由からウェーハは益々大型化しており、前記基板移載機11の搬送荷重も増大している。ウェーハの大型化、搬送荷重の増大に伴い、基板移載機11の相対的な剛性も低下しており、振動等の理由から搬送速度が制限されている。前記基板移載機11によるウェーハの搬送速度、特にバッチ式のものにあってはウェーハの搬送時間がスループットに影響を及し、基板移載機11のウェーハの搬送速度の増大が望まれていた。
特公平7−101675号公報
特開平8−70033号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、基板移載機によるウェーハの高速搬送を実現して基板処理装置のスループットの向上を図るものである。
本発明は、基板保持具に保持された基板を収納し、基板を処理する処理室と、該処理室内を加熱する加熱手段と、基板を水平移動可能な基板水平移動手段と該基板水平移動手段を昇降する昇降手段を備え前記基板保持具に基板を移載可能な基板移載装置とを具備する基板処理装置であって、前記基板水平移動手段は一端が基板保持部に連結され、他端側が同軸上に配設される中空の第1の駆動軸と、第2の駆動軸とに連結された各々可動な節を1つ以上持つ第1のアーム及び第2のアームとに連結され、前記第1の駆動軸に前記第2の駆動軸を駆動させる駆動源が設けられ、減圧可能な移載室に配置される基板処理装置に係るものである。
本発明によれば、基板保持具に保持された基板を収納し、基板を処理する処理室と、該処理室内を加熱する加熱手段と、基板を水平移動可能な基板水平移動手段と該基板水平移動手段を昇降する昇降手段を備え前記基板保持具に基板を移載可能な基板移載装置とを具備する基板処理装置であって、前記基板水平移動手段は一端が基板保持部に連結され、他端側が同軸上に配設される中空の第1の駆動軸と、第2の駆動軸とに連結された各々可動な節を1つ以上持つ第1のアーム及び第2のアームとに連結され、前記第1の駆動軸に前記第2の駆動軸を駆動させる駆動源が設けられ、減圧可能な移載室に配置され、基板は2組のアームによって支持されるので、剛性が大きく振動、撓みが少ないので、基板移載機によるウェーハの高速搬送が可能であり、基板処理装置のスループットの向上が図れる等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
図1から図3は、基板処理装置の1つである、バッチ式の縦型拡散・CVD装置が示されており、ウェーハに不純物を拡散し、絶縁膜、金属膜を生成する等の基板処理を行うものである。又、該基板処理装置には、ウェーハ搬送用キャリアとして密閉容器であるFOUP(front opening unified pod、以下ポッドと称す)が使用されている。
前記基板処理装置の概略は、前方より大気圧での気密構造を有するポッド搬送室である第1筐体38、大気圧での気密構造を有するポッド開閉室である第2筐体39、移載室である耐圧気密構造の第3筐体40、ロードロック室である耐圧気密構造の第4筐体41、該第4筐体41の上側に処理室収納室である第5筐体42が連設された構成となっている。
前記第1筐体38の前面側にはポッド授受ステージ43が設けられ、該ポッド授受ステージ43に対し外部搬送装置によりポッド44が搬入搬出される様になっている。又、前記第1筐体38の内部後側にはポッド載置台45が設けられ、前記第1筐体38の中央にはポッド搬送装置46が設けられ、該ポッド搬送装置46はポッド搬送アーム47を具備し、該ポッド搬送アーム47は前記ポッド授受ステージ43の搬入出口48を通して前記ポッド授受ステージ43と前記ポッド載置台45間で前記ポッド44を搬送可能となっている。
前記第2筐体39は、前記ポッド載置台45上のポッド44の蓋を開閉するポッドオープナ49及び前記第3筐体40に設けられた第1移載口51を気密に開閉する第1ゲート弁52を収納している。又、前記第2筐体39と前記第3筐体40とは前記第1移載口51を介して連通しており、前記第3筐体40と前記第4筐体41とは第2移載口53を介して連通し、該第2移載口53は第2ゲート弁54により気密に開閉される様になっている。
前記第3筐体40内には複数(図示では2)の基板保管具55,56が側壁に沿って設けられ、該基板保管具55と基板保管具56間には熱遮蔽壁57が設けられている。
前記基板保管具55,56は少なくとも3本の支柱58を有し、該支柱58にはウェーハ59を保持する基板保持溝が所要間隔で刻設されている。前記基板保管具55,56に沿ってガス吹出し管61,62が立設され、該ガス吹出し管61,62は所要間隔で穿設されたガス吹出し孔を有し、該ガス吹出し孔は、例えば前記基板保持溝と同間隔で該基板保持溝の中間位置に設けられている。前記ガス吹出し管61,62は図示しない不活性ガス供給源に接続され、前記ガス吹出し管61,62からは窒素ガス等の不活性ガスが流出される様になっている。又、前記第3筐体40には排気管63が設けられ、該排気管63を介して図示しない排気装置に接続され、該排気装置は前記第3筐体40内を所定の負圧に維持可能である。
前記第1移載口51と前記第2移載口53との間に基板移載装置64が前記第3筐体40に設けられている。前記基板移載装置64は駆動機構部65が前記第3筐体40の下方外部に設けられ、ロボットアーム部91が前記第3筐体40に収納され、前記駆動機構部65の前記第3筐体40を貫通する部分には後述するベローズ継手92(図5参照)が設けられ、気密構造となっている。
前記第4筐体41はロードロック室として機能し、窒素ガス等のガスを供給するガス供給管84、前記第4筐体41内を排気し減圧する為の排気管85が接続されている。
前記第4筐体41内にはボートエレベータ66が設けられ、該ボートエレベータ66はエレベータアーム67を介してシールキャップ68を昇降可能としている。該シールキャップ68にはボート回転装置69が設けられており、基板保持具(以下、ボート)71は前記ボート回転装置69により鉛直軸心を中心に回転可能に支持されている。
前記ボート71は複数本の支柱72を有し、該支柱72には所要間隔で基板保持溝が刻設され、該溝にウェーハ59を水平姿勢で多段に保持する様になっている。
前記第4筐体41の天井部には炉口73が設けられ、前記第4筐体41の上面には前記炉口73と同心に炉口フランジ74が気密に取付けられ、該炉口フランジ74に上下両端が開放された内管75が立設され、有天筒状の外管76が前記炉口フランジ74の上端に前記内管75と同心に立設されている。該内管75の材料としては、石英又は炭化珪素が用いられ、前記外管76の材料としては石英又は炭化珪素が用いられる。該外管76の周囲を囲繞するヒータ77が前記外管76と同心に設けられ、前記ヒータ77は前記第5筐体42内に収納されている。
前記内管75内部に処理室78が画成され、前記内管75と前記外管76間には円筒状の空間79が形成される。前記炉口フランジ74の下方には前記空間79に連通するガス導入管(図示せず)が接続され、前記炉口フランジ74の上部には前記空間79に連通する排気管82が接続されている。図中、83は前記外管76内部の温度を検出する為の熱電対等の温度検出器である。
而して、前記内管75、前記外管76、前記ヒータ77等は前記処理室78に収納したウェーハ59を処理する熱処理炉を構成する。
前記ガス導入管(図示せず)からは反応ガス或はパージガスが導入され、前記排気管82は排気装置(図示せず)に接続され、前記外管76内部を真空排気する。前記処理室78に前記ボート71が装入され、該ボート71が装入された状態では、前記シールキャップ68により前記炉口73が気密に閉塞される様になっている。又、該炉口73は前記ボート71が降下した状態で、炉口シャッタ80により気密に閉塞される様になっている。
前記基板移載装置64について説明する。
該基板移載装置64は、駆動機構部65、ロボットアーム部91から構成され、前記駆動機構部65は前記第3筐体40の室外に設けられ、前記ロボットアーム部91は室内に設けられ、前記駆動機構部65は前記第3筐体40の室内に対して気密にシールされている。
前記ロボットアーム部91は、回転軸心93(図4参照)を共有し、基板が載置される基板保持部であるウェーハ載置アーム94(図4参照)を共有し、該ウェーハ載置アーム94に上下2組の多節リンクが連結されて構成され、該多節リンクは対称に構成され、該多節リンクが対称に屈伸することで、前記ウェーハ載置アーム94は直線上を進退する様になっており、又前記回転軸心93を中心に回転することで、前記ロボットアーム部91全体が回転する様になっている。
図4により、前記ロボットアーム部91について更に説明する。
尚、図4中では第1多節リンク95aと第2多節リンク95bが同一平面上に記載されているが、前記第1多節リンク95aと第2多節リンク95bとは上下に配設されている。
前記第1多節リンク95aは第1リンク96a、第2リンク97a、前記ウェーハ載置アーム94によって構成され、前記第2多節リンク95bは第1リンク96b、第2リンク97b、前記ウェーハ載置アーム94によって構成されており、前記第2リンク97a、第2リンク97bはそれぞれ前記第1リンク96a、第1リンク96bの回転に対して同期して反対方向に回転する様になっている。
前記第1リンク96aと第1リンク96bとを前記回転軸心93を中心に対称的に回転させると前記ウェーハ載置アーム94は直線上を進退する。例えば、図4(B)に示す様に、前記第1リンク96aを図中時計方向に、前記第1リンク96bを反時計方向に同じ角速度で回転させると、前記ウェーハ載置アーム94は図中右方に直線運動する。図4(A)は前記ロボットアーム部91を最も短縮させた状態であるが、この状態で前記回転軸心93を中心に全体を同じ方向に回転させると前記ロボットアーム部91は図中2点差線で示した範囲内で回転する。
上記した様に、該ロボットアーム部91は、同期して作動する上下2組の多節リンクにより構成されるので、前記ロボットアーム部91の剛性は大きく、前記ウェーハ59搬送時の振動が少なくなり、更にロボットアーム部91が伸長した場合の該ロボットアーム部91の撓みも小さくなる。従って、高速搬送が可能となる。
図5により、前記駆動機構部65について説明する。
前記第3筐体40の底面に孔98が穿設され、該孔98と同心に支持筒99が下方に向け気密に突設され、該支持筒99の下端に駆動部上基板101が固着され、該駆動部上基板101には前記孔98と同心に通孔102が穿設されている。
前記駆動部上基板101には下方に延びるガイドロッド103が設けられ、該ガイドロッド103の下端に駆動部下基板104が固着され、前記ガイドロッド103と平行なスクリューシャフト105が前記駆動部上基板101と前記駆動部下基板104間に回転自在に設けられ、前記スクリューシャフト105には上下動モータ106が連結されている。
前記ガイドロッド103にスライド軸受107を介して昇降自在にスライド基板108が嵌合され、該スライド基板108は図示しないナットを介して前記スクリューシャフト105に螺合している。
前記スライド基板108にはアーム第1モータ109が取付けられ、該アーム第1モータ109の出力軸に中空の外回転軸111が回転自在に前記ガイドロッド103と平行に設けられ、前記外回転軸111の上端部近傍には軸受112を介して軸受ホルダ113が外嵌され、該軸受ホルダ113と前記外回転軸111との間には磁気シール114が設けられ、前記外回転軸111と前記軸受ホルダ113とは気密にシールされている。前記外回転軸111の上端は前記軸受ホルダ113より上方に突出しており、前記ロボットアーム部91の例えば第1リンク96aが固着されている。
前記軸受ホルダ113は前記通孔102、前記孔98を貫通して上方に突出しており、前記軸受ホルダ113の上端と前記駆動部上基板101の上面間にはベローズ継手92が取付けられ、前記軸受ホルダ113と前記ベローズ継手92、前記駆動部上基板101と前記ベローズ継手92とは気密に固着されている。
前記外回転軸111の内部にはアーム第2モータ115が設けられ、該アーム第2モータ115の出力軸は前記外回転軸111と同心であり、更に内回転軸116が連結されている。該内回転軸116は前記外回転軸111に軸受117を介して回転自在に支持され、又磁気シール118により前記外回転軸111と前記内回転軸116間は気密にシールされている。該内回転軸116は前記外回転軸111より上方に突出しており、前記ロボットアーム部91の例えば第1リンク96bが連結されている。
而して、前記上下動モータ106を駆動して前記スクリューシャフト105を回転させると、前記スライド基板108が上下、即ち前記外回転軸111、前記内回転軸116を介して前記ロボットアーム部91が上下動し、前記アーム第1モータ109により前記外回転軸111が回転され、前記アーム第2モータ115により前記内回転軸116を逆方向に、前記外回転軸111の角回転の2倍の速度で回転させると、前記第1多節リンク95a、第2多節リンク95bは対称な伸縮をして前記ウェーハ載置アーム94を直線運動させることができる。又、前記アーム第2モータ115により前記内回転軸116を拘束しておいて前記アーム第1モータ109により前記外回転軸111を回転させると、前記ロボットアーム部91の全体が前記外回転軸111の回転方向に回転する。
以下、基板の処理等作動について説明する。
前記ポッド44に所定数、例えば25枚の未処理ウェーハ59が装填され、前記ポッド授受ステージ43に搬送される。前記ポッド搬送装置46により前記ポッド44が前記ポッド載置台45に搬送され、前記ポッドオープナ49により前記ポッド44の蓋が開けられる。
前記第1ゲート弁52が開放され、前記基板移載装置64により前記ロボットアーム部91が回転、進退、昇降されることで、ポッド載置台45上の前記ポッド44内のウェーハ59が前記基板保管具55に移載される。予定した移載枚数が25枚を超える場合は、空のポッド44とウェーハ59が装填されたポッド44が順次交換され、移載が繰返される。
予定した枚数のウェーハ59が前記基板保管具55に移載されると、前記第1ゲート弁52で前記第1移載口51が気密に閉鎖され、前記第3筐体40内部が減圧され、前記第4筐体41と同圧化され、前記第2ゲート弁54により前記第2移載口53が開放される。
前記第4筐体41内では前記ボート71が降下状態で待機しており、前記炉口73は前記炉口シャッタ80により閉塞されており、炉内の温度が前記第4筐体41内に影響を及さない様になっている。
前記基板移載装置64の前記ロボットアーム部91により、前記基板保管具55内のウェーハ59が前記ボート71に移載される。該ボート71への移載が完了すると、前記第2ゲート弁54により前記第2移載口53が気密に閉鎖される。前記第4筐体41内が前記排気管85を介して減圧され、前記処理室78と同圧化されると前記炉口73が開放され、前記ボートエレベータ66により前記ボート71が前記処理室78に装入され、前記シールキャップ68が前記炉口73を気密に閉鎖する。
前記処理室78は前記排気管82により排気され、所定の圧力に減圧され、前記ヒータ77により前記ウェーハ59が加熱され、前記ガス導入管(図示せず)から反応ガスが導入され、前記ウェーハ59に所要の成膜処理がなされる。
前記基板移載装置64により、前記ボート71へのウェーハ59の移載が完了すると、前記第2ゲート弁54により前記第2移載口53が閉じられ、前記第3筐体40内が窒素ガス等の不活性ガスによりガスパージされ、大気圧に同圧化される。該第3筐体40が前記ポッド44と同圧化されると、前記ポッドオープナ49により新たなポッド44の蓋が開けられ、前記基板移載装置64により前記基板保管具56へのウェーハ59の移載が行われる。
処理が完了すると、前記ボートエレベータ66により前記ボート71が降下され、前記炉口シャッタ80により前記炉口73が閉鎖される。前記第3筐体40が前記第4筐体41と同圧化され、前記第2ゲート弁54により前記第2移載口53が開放される。前記基板移載装置64により前記ボート71から処理済のウェーハ59が空となっている前記基板保管具55に払出される。
該基板保管具55と前記基板保管具56との間には前記熱遮蔽壁57が設けられているので、処理済の高温のウェーハの熱による基板保管具56に保持された未処理ウェーハに及す影響が抑制される。
処理済のウェーハ59が前記基板保管具55に全部払出されると、前記基板保管具56の未処理ウェーハ59が前記ボート71へ移載される。未処理ウェーハ59は前記ボート71に保持され前記処理室78に装入される。一方、処理済ウェーハ59は、未処理ウェーハ59が処理されている間に、前記ガス吹出し管61から吹出される不活性ガスにより酸化されることなく効果的に冷却される。
前記基板保管具55で所要の温度(例えば外気温度)迄冷却された後、前記基板移載装置64により、処理済ウェーハ59が前記ポッド載置台45上のポッド44に移載される。該ポッド44に所定枚数が移載されると前記ポッドオープナ49で前記ポッド44の蓋が閉塞され、外部搬送装置により該ポッド44が搬出され、代りに空のポッド44が前記ポッド載置台45に載置され、前記ポッドオープナ49で蓋が開けられる。
如上の如く、未処理ウェーハ59が装填されたポッド44が順次搬入され、処理済ウェーハ59が装填されたポッド44が順次搬出され、前記基板移載装置64によるウェーハ59の移載、前記ボートエレベータ66によるボート71の装入、引出し、前記熱処理炉での基板の処理が繰返し行われ、バッチ処理が継続される。
(付記)
尚、本発明は下記の実施の態様を含む。
(付記1)基板保持具に保持された基板を収納し、基板を処理する処理室と、該処理室内を加熱する加熱手段と、前記基板保持具に基板を移載可能であり、基板を水平移動可能な基板水平移動手段と該基板水平移動手段を昇降する昇降手段を備える基板移載装置とを具備し、前記基板水平移動手段が、一端を基板保持部に連結され各々可動な連結部を1つ以上持つ第1のアーム及び第2のアームの他端側に、同軸上に配設される中空の第1の駆動軸と、第2の駆動軸とが連結され、前記第1の駆動軸に、前記第2の駆動軸を駆動させる駆動源が固定され、減圧可能な移載室に配置される基板処理装置を用いる半導体の製造方法であって、前記基板保持具に前記基板移載装置により基板を移載する工程と、移載された基板を保持する前記基板保持具を前記処理室に収納する工程と、該処理室に収納された基板を処理する工程と、処理された基板を前記処理室から取出す工程と、取出された基板を前記基板保持具から前記基板移載装置により払出す工程とを有する半導体の製造方法。
本発明の実施の形態を示す概略側断面図である。 本発明の実施の形態を示す概略平面図である。 図2のA−A矢視図である。 (A)、(B)は、該実施の形態に於ける基板移載装置のロボットアーム部の説明図である。 前記基板移載装置の駆動機構部の断面図である。 従来例を示す概略側断面図である。 該従来例に於ける基板移載装置の概略構成図である。 図7のB−B矢視図である。
符号の説明
40 第3筐体
43 ポッド授受ステージ
44 ポッド
47 ポッド搬送アーム
49 ポッドオープナ
55,56 基板保管具
59 ウェーハ
64 基板移載装置
65 駆動機構部
66 ボートエレベータ
71 ボート
75 内管
76 外管
77 ヒータ
91 ロボットアーム部
92 ベローズ継手
104 駆動部下基板
105 スクリューシャフト
106 上下動モータ
108 スライド基板
109 アーム第1モータ
111 外回転軸
115 アーム第2モータ
116 内回転軸

Claims (1)

  1. 基板保持具に保持された基板を収納し、基板を処理する処理室と、該処理室内を加熱する加熱手段と、基板を水平移動可能な基板水平移動手段と該基板水平移動手段を昇降する昇降手段を備え前記基板保持具に基板を移載可能な基板移載装置とを具備する基板処理装置であって、前記基板水平移動手段は一端が基板保持部に連結され、他端側が同軸上に配設される中空の第1の駆動軸と、第2の駆動軸とに連結された各々可動な節を1つ以上持つ第1のアーム及び第2のアームとに連結され、前記第1の駆動軸に前記第2の駆動軸を駆動させる駆動源が設けられ、減圧可能な移載室に配置されることを特徴とする基板処理装置。
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