JP2005267560A - 課金情報管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 駐車違反の判定を行い、駐車違反の反則金を確実に課金する。
【解決手段】 登録番号特定手段502が、通信手段501を介して識別情報を受信し、識別情報に基づいて車両の登録番号を特定する。次に、位置情報取得手段504が、特定された登録番号が与えられた車両の位置情報を取得する。次に、位置判定手段507が、取得された位置情報で表される位置が駐車禁止エリアに該当するか否かを、駐車禁止エリアの位置を記憶した駐車禁止エリアDBを用いて判定する。そして、課金手段509が、車両10の位置が駐車禁止エリアであると判定された場合に、車両の所有者に反則金を課金するための処理を行う。
【選択図】 図4
【解決手段】 登録番号特定手段502が、通信手段501を介して識別情報を受信し、識別情報に基づいて車両の登録番号を特定する。次に、位置情報取得手段504が、特定された登録番号が与えられた車両の位置情報を取得する。次に、位置判定手段507が、取得された位置情報で表される位置が駐車禁止エリアに該当するか否かを、駐車禁止エリアの位置を記憶した駐車禁止エリアDBを用いて判定する。そして、課金手段509が、車両10の位置が駐車禁止エリアであると判定された場合に、車両の所有者に反則金を課金するための処理を行う。
【選択図】 図4
Description
本発明は、駐車違反の反則金を徴収する技術に関する。
駐車違反の反則金の徴収に関して、以下のような問題点が指摘されている。
従来、駐車違反の反則金は、違法駐車を行った運転者に対して課せられていた。ところが、会社の従業員が社用車で駐車違反を犯した場合、その社用車を誰が運転していたかを会社側が把握していなければ、運転者を特定できないため、反則金を課すことができない。
また、従来、反則切符はワイヤを用いて車両に取り付けられていた。しかし、ワイヤを切断して反則切符を車両から取り外してしまえば駐車違反の証拠が残らないため、やはり反則金を課すことができない。
従来、駐車違反の反則金は、違法駐車を行った運転者に対して課せられていた。ところが、会社の従業員が社用車で駐車違反を犯した場合、その社用車を誰が運転していたかを会社側が把握していなければ、運転者を特定できないため、反則金を課すことができない。
また、従来、反則切符はワイヤを用いて車両に取り付けられていた。しかし、ワイヤを切断して反則切符を車両から取り外してしまえば駐車違反の証拠が残らないため、やはり反則金を課すことができない。
ところで、駐車違反を減らすことを目的として種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載されている技術は、駐車禁止エリアに駐車された車両の所有者に車両を移動させることを促す警告メッセージを送信する技術である。車両の所有者は、警告サービスを提供するサービス会社のサーバに、車両の登録番号、ユーザ名、携帯電話番号、メールアドレスを予め登録しておく。違反車両を発見した警察官が携帯端末にその車両の登録番号を入力し、サーバに送信する。すると、サーバは、登録番号を検索キーとして、その車両の所有者の携帯電話番号を抽出し、違反車両の所有者の携帯電話機に警告メッセージを送信する。これによって、違反車両が放置されることの防止を図っている。
特開2002−203081号公報
特許文献1に記載の技術を用いれば、車両の所有者に反則金の請求を通知することが可能となるが、駐車違反の判定に誤りがあった場合に、車両の所有者が不当な請求を受けることになるという問題がある。
本発明は上述した背景の下になされたものであり、駐車違反の判定を行い、駐車違反の反則金を確実に課金することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は上述した背景の下になされたものであり、駐車違反の判定を行い、駐車違反の反則金を確実に課金することのできる技術を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、通信手段と、前記通信手段を介して識別情報を受信し、該識別情報に基づいて車両の登録番号を特定する登録番号特定手段と、前記登録番号特定手段で特定された登録番号が与えられた車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で取得された位置情報で表される位置が駐車禁止エリアに該当するか否かを、駐車禁止エリアの位置を記憶した駐車禁止エリアデータベースを用いて判定する位置判定手段と、前記位置判定手段により前記車両の位置が駐車禁止エリアであると判定された場合に、前記車両の所有者に反則金を課金するための処理を行う課金手段とを有する課金情報管理装置を提供する。
本発明によれば、まず、登録番号特定手段が、通信手段を介して識別情報を受信し、該識別情報に基づいて車両の登録番号を特定する。次に、位置情報取得手段が、前記登録番号特定手段で特定された登録番号が与えられた車両の位置情報を取得する。次に、位置判定手段が、前記位置情報取得手段で取得された位置情報で表される位置が駐車禁止エリアに該当するか否かを、駐車禁止エリアの位置を記憶した駐車禁止エリアデータベースを用いて判定する。そして、課金手段が、前記位置判定手段により前記車両の位置が駐車禁止エリアであると判定された場合に、前記車両の所有者に反則金を課金するための処理を行う。
本発明によれば、駐車違反の判定を行い、駐車違反の反則金を確実に課金することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[構成]
図1は本実施形態にかかるシステム全体の構成を示す図である。なお、実際には、移動機1、移動機2、移動機3、車両10およびGPS(Global Positioning System)衛星80は複数存在するが、複雑化を避けるため、各々1つのみ図示している。
[構成]
図1は本実施形態にかかるシステム全体の構成を示す図である。なお、実際には、移動機1、移動機2、移動機3、車両10およびGPS(Global Positioning System)衛星80は複数存在するが、複雑化を避けるため、各々1つのみ図示している。
移動機1は、違法駐車の反則金徴収を警察から委託された委託業者の巡回員が携帯する携帯電話機である。移動機1は、デジタルカメラを内蔵しており、デジタルカメラによって撮影された画像を表す画像データを外部に送信する機能を有している。移動機1は、移動通信網MN経由で課金情報管理装置50へ画像データを送信することができる。巡回員は、駐車されている車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであると判断した場合には、移動機1を用いてその車両10のナンバープレートを撮影して、画像データを課金情報管理装置50に送信する。
移動機2は、車両10の所有者が携帯する携帯電話機である。移動機3は、車両10の運転者が携帯する携帯電話機である。移動機2および3は、移動通信網MN経由で通信が可能となっている。なお、車両10の所有者が会社などの団体である場合には、移動機2の代わりに、車両10の管理を担当する部署の固定電話機あるいは通信機能を備えたコンピュータ装置を用いてもよい。
車両10は、位置情報端末11を備えている。位置情報端末11は、位置情報(GPS信号)の要求を表すリクエストを課金情報管理装置50から受信すると、GPS衛星80からGPS信号を受信し、受信したGPS信号を課金情報管理装置50へ送信する。
サーバ装置60には、駐車禁止エリアDB(データベース)61が格納されている。駐車禁止エリアDB61には、駐車禁止エリアの緯度・経度が記憶されている。サーバ装置60は、車両10の駐車位置の緯度・経度が内包された検索リクエストを課金情報管理装置50から受信すると、この緯度・経度を検索キーとして、駐車禁止エリアDB61を検索する。そして、この緯度・経度が駐車禁止エリアに該当するか否かを表す検索結果を課金情報感知装置50に送信する。
サーバ装置60には、駐車禁止エリアDB(データベース)61が格納されている。駐車禁止エリアDB61には、駐車禁止エリアの緯度・経度が記憶されている。サーバ装置60は、車両10の駐車位置の緯度・経度が内包された検索リクエストを課金情報管理装置50から受信すると、この緯度・経度を検索キーとして、駐車禁止エリアDB61を検索する。そして、この緯度・経度が駐車禁止エリアに該当するか否かを表す検索結果を課金情報感知装置50に送信する。
サーバ装置70は、運輸支局の管理下にあり、車検証DB71が格納されている。車検証DB71には、検査登録済みのすべての車両の車検証の記載内容が記憶されている。さらに、図2に示すように、車検証DB71には、車両10に搭載された位置情報端末11に割り当てられた車両通信アドレス、車両10の所有者の氏名、住所、携帯電話番号(所有者に割り当てられた通信アドレス)および電子メールアドレス(所有者に割り当てられた通信アドレス)が、車両10の登録番号に対応付けられて記憶されている。なお、車両10の所有者が会社などの団体である場合には、車両10の管理を担当する部署の電話番号あるいは電子メールアドレスが車検証DB71に記憶される。
サーバ装置70は、車両10の登録番号が内包された検索リクエストを課金情報管理装置50から受信すると、この登録番号を検索キーとして車検証DB71を検索し、この登録番号に対応付けて記憶されている車両通信アドレス、所有者の携帯電話番号、電子メールアドレスおよび住所を課金情報管理装置50に送信する。
図3は、課金情報管理装置50の構成を示す図である。課金情報管理装置50は、一般的なコンピュータ装置と同様に、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、不揮発性メモリ53、通信IF(インターフェイス)54を備えている。
不揮発性メモリ53には、プログラム531が書き込まれている。CPU51は、電源(図示省略)が投入されると、不揮発性メモリ53に書き込まれているプログラム531を読み出し、RAM52をワークエリアとして実行する。CPU51がプログラム531を実行することによって、課金情報管理装置50には、図4に示すモジュール群が仮想的に形成される。なお、外部の装置にプログラム531を記憶させておき、通信網を介してプログラム531をダウンロードして不揮発性メモリ53に記憶させることとしてもよい。
通信手段501は、課金情報管理装置50と外部の装置との通信を仲介する。通信手段501により、課金情報管理装置50は、移動通信網MN経由で移動機1、移動機2および車両10との間で通信可能となっている。また、課金情報管理装置50は、サーバ装置60およびサーバ装置70との間で通信可能となっている。
登録番号特定手段502は、文字認識手段を有しており、移動機1から受信した画像データを解析して、その画像データで表される画像に含まれている文字列を抽出する。本実施形態においては、この文字列は車両10のナンバープレートに書かれている登録番号である。
登録番号特定手段502は、文字認識手段を有しており、移動機1から受信した画像データを解析して、その画像データで表される画像に含まれている文字列を抽出する。本実施形態においては、この文字列は車両10のナンバープレートに書かれている登録番号である。
アドレス取得手段503は、車両10の車両通信アドレス、車両10の所有者の携帯電話番号、電子メールアドレスおよび住所を取得する。具体的には、アドレス取得手段503は、登録番号特定手段502により抽出された登録番号が内包された検索リクエストを通信手段501を介してサーバ装置70に送信する。そして、サーバ装置70から送信された車両通信アドレス、携帯電話番号、電子メールアドレスおよび住所を受信する。
位置情報取得手段504は、車両10から位置情報を取得する。ここで、位置情報とは、車両10がGPS衛星80から受信するGPS信号である。位置情報取得手段504は、GPS信号を要求するリクエストを通信手段501を介して車両10の車両通信アドレス宛で送信し、車両10から送信されたGPS信号を受信する。
位置算出手段505は、このGPS信号を用いて、車両10の緯度・経度を算出する。
位置記憶手段506は、位置算出手段505によって算出された車両10の緯度・経度を不揮発性メモリ53に記憶させる。
位置算出手段505は、このGPS信号を用いて、車両10の緯度・経度を算出する。
位置記憶手段506は、位置算出手段505によって算出された車両10の緯度・経度を不揮発性メモリ53に記憶させる。
位置判定手段507は、位置算出手段505で算出された緯度・経度が、駐車禁止エリアに該当するか否かを、サーバ装置60に問い合わせる。具体的には、位置判定手段507は、位置算出手段505で算出された緯度・経度が内包された検索リクエストをサーバ装置60に送信する。そして、この緯度・経度が駐車禁止エリアに該当するか否かを表す検索結果を受信する。
警告手段508は、サーバ装置60からの応答を受信し、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアである場合に、車両10の所有者の携帯電話番号あるいは電子メールアドレス宛で、警告メッセージを送信する。
警告手段508は、サーバ装置60からの応答を受信し、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアである場合に、車両10の所有者の携帯電話番号あるいは電子メールアドレス宛で、警告メッセージを送信する。
課金手段509は、警告メッセージが送信されてから所定の時間(例えば、10分)が経過した時点で、位置情報取得手段504を用いて車両10からGPS信号を受信する。そして、位置算出手段505によって車両10の位置を算出し、その時点の車両10の位置が不揮発性メモリ53に記憶されている10分前の車両10の位置と同一か否かを判定する。位置が同一である場合には、反則金の請求書を、課金情報管理装置50に接続されているプリンタ(図示省略)に印刷させる。印刷された請求書は、委託業者から車両10の所有者の住所に送付される。
[動作]
上記の構成による課金情報管理システムの動作について説明する。ただし、課金情報管理装置50は、ハードウェアがソフトウェアを用いることによって動作する装置であるから、以降の説明においては、動作の主体を、仮想的に形成されるモジュールではなく、ハードウェアとする。
ここでは、車両10の運転者は車両10の所有者と別の人物であるものとする。例えば、運転者が、自分の勤務する会社の所有する社用車を運転して客先を訪問する場合などがこれに相当する。
上記の構成による課金情報管理システムの動作について説明する。ただし、課金情報管理装置50は、ハードウェアがソフトウェアを用いることによって動作する装置であるから、以降の説明においては、動作の主体を、仮想的に形成されるモジュールではなく、ハードウェアとする。
ここでは、車両10の運転者は車両10の所有者と別の人物であるものとする。例えば、運転者が、自分の勤務する会社の所有する社用車を運転して客先を訪問する場合などがこれに相当する。
図5は、本実施形態における課金情報管理システムの動作を示す図である。ここで、課金情報管理装置50において、CPU51がプログラム531を実行中であるものとする。
まず、運転者が客先のビル付近の路上に車両10を駐車させる。この駐車位置は駐車禁止エリアである。そして、運転者が車両10を離れて客先のビルへ向かう。運転者が車両10から離れた後、委託会社の巡回員がこの車両10を発見し、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであると判断する。巡回員は、移動機1を用いて、車両10のナンバープレートを撮影する。そして、ナンバープレートの画像を表す画像データを課金情報管理装置50へ送信する(ステップB01)。
まず、運転者が客先のビル付近の路上に車両10を駐車させる。この駐車位置は駐車禁止エリアである。そして、運転者が車両10を離れて客先のビルへ向かう。運転者が車両10から離れた後、委託会社の巡回員がこの車両10を発見し、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであると判断する。巡回員は、移動機1を用いて、車両10のナンバープレートを撮影する。そして、ナンバープレートの画像を表す画像データを課金情報管理装置50へ送信する(ステップB01)。
移動機1から画像データが送信されると、CPU51はこの画像データを受信し、この画像データで表される画像に含まれている文字列を抽出する(ステップA01)。ここで文字列とは、車両10のナンバープレートに書かれている登録番号である。CPU51は、画像データを受信した時刻を不揮発性メモリ53に記憶させる。
次に、CPU51は、抽出された登録番号に対応する車両10の車両通信アドレス、車両10の所有者の携帯電話番号、電子メールアドレスおよび住所を取得する(ステップA02)。具体的には、CPU51は、抽出された登録番号を内包した検索リクエストをサーバ装置70に送信する(ステップB02)。サーバ装置70は、車検証DB71から、この登録番号に対応付けられて記憶されている車両10の車両通信アドレス、車両10の所有者の携帯電話番号、電子メールアドレスおよび住所を抽出して課金情報管理装置50へ送信する(ステップB03)。CPU51は、サーバ装置70から送信された車両10の車両通信アドレス、車両10の所有者の携帯電話番号、電子メールアドレスおよび住所を受信し、不揮発性メモリ53に記憶させる。
次に、CPU51は、車両10からGPS信号を受信し、車両10の位置を算出する(ステップA03)。具体的には、CPU51は、車両10が受信したGPS信号を要求するリクエストを車両10の車両通信アドレス宛で送信する(ステップB04)。車両10は、GPS衛星80からGPS信号を受信し。このGPS信号を課金情報管理装置50に送信する(ステップB05)。CPU51は、車両10からGPS信号を受信し、このGPS信号を用いて、車両10の緯度・経度を算出し、不揮発性メモリ53に記憶させる。
次に、CPU51は、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであるか否かをサーバ装置60に問い合わせる(ステップA04)。具体的には、CPU51は、算出された緯度・経度を内包した検索リクエストをサーバ装置60に送信する(ステップB06)。サーバ装置60は、駐車禁止エリアDB61を検索し、この緯度・経度で表される位置が駐車禁止エリアであることを表す検索結果を課金情報管理装置50に送信する(ステップB07)。CPU51は、サーバ装置60から送信された検索結果を受信する。
検索結果を受信したCPU51は、サーバ装置60から受信した検索結果に基づいて、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであるか否かを判定する(ステップA05)。ここでは、車両10の駐車位置は駐車禁止エリアであるから(ステップA05:YES)、車両10の所有者に対して警告メッセージを送信する(ステップA06)。具体的には、CPU51は、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであり、所定の時間(例えば、10分)以内に車両10を移動させなければ反則金を課す旨のメッセージを作成して、車両10の所有者の電子メールアドレス宛で送信する(ステップB08)。このメールは、移動機2によって受信される。
移動機2によってメールを受信した車両10の所有者は、車両10が駐車禁止エリアに駐車されていることを知る。そして、所有者は、移動機2を用いて、運転者の携帯する移動機3に電話し、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであり、車両10を移動しなければ反則金が徴収されることを運転者に伝える(ステップB09)。なお、所有者が移動機2を用いて、課金情報管理装置50から送信されたメールを移動機3に転送してもよい。
ここで、運転者は、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであることを知ったにも関わらず、車両10を放置したものとする。
ここで、運転者は、車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであることを知ったにも関わらず、車両10を放置したものとする。
次に、CPU51は、移動機1から画像データを受信してから所定の時間(例えば、10分)が経過したか否かを判定する(ステップA07)。画像データの受信時刻から10分が経過すると(ステップA07:YES)、CPU51は、車両10からGPS信号を受信し、車両10の位置を算出する(ステップA08)。具体的には、CPU51は、車両10が受信したGPS信号を要求するリクエストを車両10に送信する(ステップB10)。車両10は、GPS衛星80から受信したGPS信号を課金情報管理装置50に送信する(ステップB11)。CPU51は、車両10からGPS信号を受信すると、そのGPS信号を用いて車両10の緯度・経度を算出する。
次に、CPU51は、算出された緯度・経度が不揮発性メモリ53に記憶されている緯度・経度と同一か否かを判定する(ステップA09)。ここでは、車両10は移動されていないから、緯度・経度は同一であると判定される(ステップA09:YES)。そして、CPU51は、反則金の請求書を印刷させるための指示をプリンタ(図示省略)に送信する(ステップA10)。
委託業者は、印刷された請求書を車両10の所有者の住所に送付する。
委託業者は、印刷された請求書を車両10の所有者の住所に送付する。
以上説明したように、本実施形態によれば、駐車違反車両の所有者に対して反則金を確実に課金することができる。車両10の運転者が所有者と同一でない場合であっても、所有者は必ず車検証DB71に登録されているから、所有者に対して反則金を確実に課金することができる。
また、本実施形態によれば、駐車違反の警告を車両10の所有者宛に送信する。これによって、所有者は運転者に連絡して車両10を速やかに移動させることが可能となる。また、所有者自身が運転者である場合にも、車両10を速やかに移動させることができるのは言うまでもない。
また、本実施形態によれば、駐車違反の警告を車両10の所有者宛に送信する。これによって、所有者は運転者に連絡して車両10を速やかに移動させることが可能となる。また、所有者自身が運転者である場合にも、車両10を速やかに移動させることができるのは言うまでもない。
また、本実施形態によれば、車両10が駐車禁止エリアに駐車されているか否かを車両10の位置情報と駐車禁止エリアDB61とを用いて判定するから、駐車違反の判定を正確に行うことができる。また、巡回員の判断に間違いがあった場合でも、反則金の不当な請求を防止することができる。
また、本実施形態によれば、位置算出手段505によって、車両10から送信されたGPS信号を用いて車両10の緯度・経度を算出する。これによれば、車両10の位置情報端末11は、GPS信号の中継点に過ぎないから、緯度・経度が改竄されるおそれがない。
また、本実施形態によれば、位置算出手段505によって、車両10から送信されたGPS信号を用いて車両10の緯度・経度を算出する。これによれば、車両10の位置情報端末11は、GPS信号の中継点に過ぎないから、緯度・経度が改竄されるおそれがない。
[変形例]
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
駐車違反の警告メッセージを送信することなく、反則金の請求書を発行することとしてもよい。
車両の位置情報は、以下のようにして取得することとしてもよい。位置情報端末11がGPS衛星80から一定時間間隔でGPS信号を受信し、受信したGPS信号を課金情報管理装置50に送信する。課金情報管理装置50は、GPS信号を受信するたびに位置算出手段505によって車両10の位置を算出し、算出された位置を登録番号と対応付けて不揮発性メモリ53に記憶させる。
また、ASP(Application Service Provider)が運営する位置検索サービスによって提供される車両10の位置情報を取得して使用することとしてもよい。
また、移動通信網MNを構成する複数の基地局から受信した電波の強度と基地局の位置とを用いて、車両10の位置を算出することとしてもよい。
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
駐車違反の警告メッセージを送信することなく、反則金の請求書を発行することとしてもよい。
車両の位置情報は、以下のようにして取得することとしてもよい。位置情報端末11がGPS衛星80から一定時間間隔でGPS信号を受信し、受信したGPS信号を課金情報管理装置50に送信する。課金情報管理装置50は、GPS信号を受信するたびに位置算出手段505によって車両10の位置を算出し、算出された位置を登録番号と対応付けて不揮発性メモリ53に記憶させる。
また、ASP(Application Service Provider)が運営する位置検索サービスによって提供される車両10の位置情報を取得して使用することとしてもよい。
また、移動通信網MNを構成する複数の基地局から受信した電波の強度と基地局の位置とを用いて、車両10の位置を算出することとしてもよい。
車両10に搭載された位置情報端末11が位置算出手段を備えている場合には、位置情報端末11で算出された緯度・経度を課金情報管理装置50に送信することとしてもよい。
請求金額を通知する電子メールを車両10の所有者の携帯電話番号あるいは電子メールアドレス宛で送信することとしてもよい。
駐車禁止エリアDB61および車検証DB71は、課金情報管理装置50の不揮発性メモリ53に格納されていてもよい。
請求金額を通知する電子メールを車両10の所有者の携帯電話番号あるいは電子メールアドレス宛で送信することとしてもよい。
駐車禁止エリアDB61および車検証DB71は、課金情報管理装置50の不揮発性メモリ53に格納されていてもよい。
車両の登録番号の特定は、以下の方法を用いてもよい。車両10の窓ガラスなどに登録番号を表すバーコードを貼り付けておく。移動機1は、光学式のセンサを備えており、バーコードを読み取る機能を有している。車両10の駐車位置が駐車禁止エリアであると判断した巡回員は、移動機1を用いて、車両10に貼り付けられたバーコードを読み取り、バーコードデータを課金情報管理装置50へ送信する。登録番号特定手段502は、移動機1から送信されたバーコードデータを受信し、バーコードデータを登録番号に変換する。
あるいは、車両10の登録番号を記憶させたRFID(Radio Frequency Identification)タグを車両10に取り付けておき、RFIDタグに記憶されている登録番号を移動機1を用いて受信することとしてもよい。
あるいは、車両10の登録番号を記憶させたRFID(Radio Frequency Identification)タグを車両10に取り付けておき、RFIDタグに記憶されている登録番号を移動機1を用いて受信することとしてもよい。
1…移動機、2…移動機、3…移動機、10…車両、MN…移動通信網、50…課金情報管理装置、501…通信手段、502…登録番号特定手段、503…アドレス取得手段、504…位置情報取得手段、505…位置算出手段、506…位置記憶手段、507…位置判定手段、508…警告手段、509…課金手段、60…サーバ装置、61…駐車禁止エリアDB、70…サーバ装置、71…車検証DB、80…GPS衛星。
Claims (4)
- 通信手段と、
前記通信手段を介して識別情報を受信し、該識別情報に基づいて車両の登録番号を特定する登録番号特定手段と、
前記登録番号特定手段で特定された登録番号が与えられた車両の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段で取得された位置情報で表される位置が駐車禁止エリアに該当するか否かを、駐車禁止エリアの位置を記憶した駐車禁止エリアデータベースを用いて判定する位置判定手段と、
前記位置判定手段により前記車両の位置が駐車禁止エリアであると判定された場合に、前記車両の所有者に反則金を課金するための処理を行う課金手段と
を有する課金情報管理装置。 - 車両の所有者に割り当てられた通信アドレスを該車両の登録番号に対応付けて記憶した車検証データベースから、前記登録番号特定手段で特定された登録番号に対応付けられた前記通信アドレスを抽出するアドレス取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得された位置情報で表される位置を記憶する位置記憶手段と、
前記位置判定手段により前記車両の位置が駐車禁止エリアであると判定された場合に、前記通信アドレス宛で警告メッセージを送信する警告手段と
を有し、
前記課金手段は、前記警告メッセージが送信されてから所定の時間が経過した時点で前記車両の位置情報を取得し、該位置情報で表される位置が前記位置記憶手段により記憶されている位置と同一である場合に、前記車両の所有者に反則金を課金するための処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の課金情報管理装置。 - 前記位置情報取得手段により受信された位置情報を用いて前記車両の位置を算出する位置算出手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の課金情報管理装置。 - 画像データが表す画像に含まれている文字を認識する文字認識手段を有し、
前記登録番号特定手段は、前記通信手段を介して画像データを受信し、該画像データが表す画像に含まれている登録番号を前記文字認識手段を用いて特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の課金情報管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082993A JP2005267560A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 課金情報管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082993A JP2005267560A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 課金情報管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005267560A true JP2005267560A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35092007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004082993A Withdrawn JP2005267560A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 課金情報管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005267560A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512083A (ja) * | 2005-10-20 | 2009-03-19 | カータイム テクノロジーズ エー/エス | 交通関係料金の自動支払いおよび/または記録 |
-
2004
- 2004-03-22 JP JP2004082993A patent/JP2005267560A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009512083A (ja) * | 2005-10-20 | 2009-03-19 | カータイム テクノロジーズ エー/エス | 交通関係料金の自動支払いおよび/または記録 |
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